JPH11166407A - 可変バルブ装置 - Google Patents

可変バルブ装置

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JPH11166407A
JPH11166407A JP33257797A JP33257797A JPH11166407A JP H11166407 A JPH11166407 A JP H11166407A JP 33257797 A JP33257797 A JP 33257797A JP 33257797 A JP33257797 A JP 33257797A JP H11166407 A JPH11166407 A JP H11166407A
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JP
Japan
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cylinder
piston
valve
pressure oil
cam
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Application number
JP33257797A
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English (en)
Inventor
Takeo Uehara
建生 上原
Chuichi Shiozaki
忠一 塩崎
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Hino Motors Ltd
Sanwa Seiki Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
Sanwa Seiki Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バルブリフト量及びバルブタイミングを変更
自在で、実用的な構造をした可変バルブ装置を実現す
る。 【解決手段】 第一のシリンダ4に軸方向に亙る変位自
在に嵌装したアウターピストン5の一端部に設けた第二
のシリンダ6に第一のインナーピストン7を、他端部に
設けた第三のシリンダ12内に第二のインナーピストン
14を、それぞれ嵌装する。切換弁18により、第二の
シリンダ6と第三のシリンダ12との一方に圧油を送り
込み、他方を大気に開放する。上記切換弁18の切り換
えに基づき、第一、第二のカム2、3の何れかのカムプ
ロフィルがプッシュロッド9に伝達される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明に係る可変バルブ装
置は、往復ピストンエンジンの吸気弁、排気弁を開閉す
る時期(タイミング)及び開放時の開放量(バルブリフ
ト量)を、エンジンの回転速度等に対応して変化させる
為に利用する。
【0002】
【従来の技術】エンジンの燃焼効率を改善して、燃費並
びに出力の向上、排出ガスの清浄化を図る為、吸気弁及
び排気弁の開閉時期及び開放量を、エンジンの回転速度
等に対応して変化させる可変バルブ装置が、従来から考
えられ、又、一部のエンジンで実施されている。従来か
ら知られている可変バルブ装置としては、次ののも
のがあった。 例えば特開平3−182612号公報に記載されて
いる様に、所定の回転速度で低速用のカムと高速用のカ
ムとを切り換え、図6に実線αで示す様に高速時のバル
ブリフト量を、同図に破線βで示した低速時のバルブリ
フト量よりも多くするもの。 ヘリカルスプラインによりクランクシャフトとカム
シャフトとの位相を変え、エンジンの回転数に応じて吸
気弁及び排気弁を開閉するタイミングを変化させるも
の。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来から知られている
可変バルブ装置のうち、上記のものはバルブリフト量
を変えるのみで、開閉のタイミングを変える事はできな
い為、必ずしも燃費並びに出力の向上と排出ガスの清浄
化とを有効に図る事ができない。又、上記のものは、
開閉のタイミングを変える事はできてもバルブリフト量
を変える事はできないので、やはり燃費並びに出力の向
上と排出ガスの清浄化とを有効に図る事が十分にできな
い場合がある。更に、上記のものは、1本のカムシャ
フトで吸気弁と排気弁とを駆動する動弁装置の場合、こ
れら吸気弁のタイミングと排気弁のタイミングとを別個
に制御する事ができず、やはり燃費並びに出力の向上と
排出ガスの清浄化とを有効に図る事ができない場合があ
る。本発明はこの様な事情に鑑みて、バルブリフト量と
開閉のタイミングとの両方を、吸気弁と排気弁とのそれ
ぞれに就いて別個に制御自在な可変バルブ装置を実現す
べく発明したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の可変バルブ装置
は、カムシャフトと、第一、第二のカムと、第一、第
二、第三のシリンダと、アウターピストンと、第一、第
二のインナーピストンと、伝達部材と、弾性部材と、圧
油給排手段とを備える。即ち、カムシャフトと、このカ
ムシャフトの中間部外周面に互いに隣接して固設した、
タイミング及びバルブリフト量に関して互いに異なるカ
ムプロフィルを有する第一、第二のカムと、上記カムシ
ャフトの周囲に存在する固定部分の内側に、上記カムシ
ャフトの断面の直径方向に亙って設けられ、その一端部
を上記第一、第二のカムに対向する部分に開口させた第
一のシリンダと、この第一のシリンダ内に軸方向に亙る
変位自在に嵌装され、その一端面を上記第一のカムの外
周面に対向させた、筒状のアウターピストンと、このア
ウターピストンの一端部内側に設けられてこのアウター
ピストンの一端面に開口した第二のシリンダと、この第
二のシリンダ内に軸方向に亙る変位自在に嵌装され、そ
の一端面を上記第二のカムの外周面に対向させた第一の
インナーピストンと、上記アウターピストンの他端部内
側に設けられてこのアウターピストンの他端面に開口し
た第三のシリンダと、この第三のシリンダ内に軸方向に
亙る変位自在に嵌装された第二のインナーピストンと、
この第二のインナーピストンの他端面にその一端部を突
き当てられ、この第二のインナーピストンの軸方向に亙
る変位に対応してバルブを開閉させる伝達部材と、この
伝達部材の一端部と上記カムシャフトの中心軸との距離
が一定距離以上の場合に、上記伝達部材に対して上記第
二のインナーピストンに向かう方向の弾力を付与する弾
性部材と、上記第二のシリンダと上記第三のシリンダと
のうち一方のシリンダに圧油を供給し、他方のシリンダ
の圧油を排出する機能を有する圧油給排手段とを備え、
上記一方のシリンダに供給される圧油の給油圧が、この
給油圧により上記伝達部材を上記弾性部材の弾力に抗し
て変位させる事のない程度に小さい事を特徴としてい
る。
【0005】更に、請求項2に記載した可変バルブ装置
は、第二、第三のシリンダ内にそれぞれ設けられ、これ
ら両シリンダを閉鎖する方向の弾力が付与される第一、
第二の逆止弁と、上記第二のシリンダと上記第三のシリ
ンダとの間に設けられた第四のシリンダ内に、軸方向に
亙る変位自在に嵌装されたリリースピストンと、このリ
リースピストンの軸方向両端部に形成され、上記第一、
第二の逆止弁と対向する状態で設けられた第一、第二の
押圧ピンとを備え、上記圧油給排手段の圧油の給排の切
り換えに伴って上記リリースピストンが軸方向に変位
し、上記第一、第二の押圧ピンのうち一方の押圧ピン
が、上記第一、第二の逆止弁のうち一方の逆止弁を開放
したままとし、上記第一、第二の押圧ピンのうち他方の
押圧ピンが、上記第一、第二の逆止弁のうち他方の逆止
弁と離隔したままとしてこの他方の逆止弁を作動自在と
している。
【0006】
【作用】上述の様に構成する本発明の可変バルブ装置に
よれば、第二、第三のシリンダ内への圧油の給排に基づ
き、伝達部材によるバルブの開閉を、第一のカムのカム
プロフィルによるか、或は第二のカムのカムプロフィル
によるかを変える。先ず、第二のシリンダ内の圧油を排
出し、第三のシリンダ内に圧油を供給した状態では、第
一のインナーピストンは第二のシリンダ内に、軸方向に
亙る摺動変位自在に嵌装された状態となる。この状態で
は、第二のカムの外周面の変位に対応して上記第一のイ
ンナーピストンが軸方向に変位した場合でも、この変位
が第二のインナーピストンにまでは伝達されない。従っ
て、この状態では、伝達部材が第二のカムのカムプロフ
ィルに応じて駆動される事はない。一方、上記第三のシ
リンダ内には圧油が供給されるので、上記第二のインナ
ーピストンが軸方向に、上記伝達部材の一端部に当接す
るまで変位する。又、同時に、上記アウターピストンの
一端面は第一のカムの外周面に当接する。即ち、上記第
二のシリンダ内に供給される圧油の給油圧は、この給油
圧により上記伝達部材を上記弾性部材の弾力に抗して変
位させる事のない程度に小さいので、上記圧油は上記第
三のシリンダ内にそれ以上は供給されない。この状態で
上記第三のシリンダ内には圧油が封入され、上記アウタ
ーピストンと上記第二のインナーピストンとが一体に結
合された如き状態となる。従って、この第二のインナー
ピストンは上記第一のカムのカムプロフィルに対応して
軸方向に変位し、上記伝達部材がこの第一のカムのカム
プロフィルに応じて駆動される。
【0007】一方、第二のシリンダ内に圧油を供給し、
第三のシリンダ内の圧油を排出した状態では、第一のイ
ンナーピストンは第二のシリンダから突出したままの状
態に固定される。一方、第三のシリンダ内からは圧油が
排出される為、第二のインナーピストンは、第三のシリ
ンダの底部に当接する。そして、この状態では、第二の
カムの外周面の変位に対応して上記第一のインナーピス
トンが軸方向に変位し、更にこの第一のインナーピスト
ンの変位が、上記第二のシリンダ内の圧油を介して、第
二のインナーピストンにまで伝達される。従って、この
状態では、伝達部材が第二のカムのカムプロフィルに応
じて駆動される。一方、上記第一のインナーピストンが
上記アウターピストンの一端面から突出したままに固定
されるので、このアウターピストンの一端面は第一のカ
ムの外周面と当接しない。従って、上記アウターピスト
ンがこの第一のカムのカムプロフィルに対応して軸方向
に変位する事はない。この結果、本発明の可変バルブ装
置は、カムプロフィルの大きく異なる第一、第二のカム
のカムプロフィルに応じて、バルブを開閉させる事がで
きる。
【0008】更に、請求項2に記載した可変バルブ装置
によれば、上記圧油給排手段の圧油の給排の切り換えに
伴ってリリースピストンが軸方向に変位し、このリリー
スピンに設けた上記第一、第二の押圧ピンのうち一方の
押圧ピンが、上記第二、第三のシリンダに設けた第一、
第二の逆止弁のうち一方の逆止弁を開放したままとし、
上記第一、第二の押圧ピンのうち他方の押圧ピンが、上
記第一、第二の逆止弁のうち他方の逆止弁と離隔したま
まとしてこの他方の逆止弁を作動自在としている。従っ
て、上記圧油の給排の切り換えは、吸気弁又は排気弁が
閉鎖時のみ行なわれる。即ち、吸気弁又は排気弁が開放
している場合に、上記第二、第三のシリンダのうち一方
のシリンダ内に封入されている圧油には、伝達部材に付
与される弾力とカムシャフトの回転トルクとの両方が加
わり、上記圧油の油圧は高くなっている。この場合に圧
油の給排を切り換えても、上記リリースピストンを変位
させる方向に油圧を付与する圧油によっては、上記一方
のシリンダに設けられた逆止弁を開放する事ができな
い。この結果、吸気弁又は排気弁の開閉作動中に、圧油
の給排の切り換えに伴って生じる振動を発生する事がな
く、エンジンの信頼性を向上できると共に、エンジンの
回転を不安定にする事がない。
【0009】
【発明の実施の形態】図1〜5は、本発明の実施の形態
の1例を示している。図示の例は、大型車用4サイクル
ディーゼルエンジン等として広く使用されている、オー
バヘッドバルブ(OHV)型のエンジンに、本発明を適
用したものである。本発明の可変バルブ装置は、カムシ
ャフト1と、第一、第二のカム2、3と、第一、第二、
第三のシリンダ4、6、12と、アウターピストン5
と、第一、第二のインナーピストン7、14と、伝達部
材であるプッシュロッド9と、圧油給排手段8と、弾性
部材である図示しないバルブスプリングとを備える。
【0010】このうちのカムシャフト1は、エンジンの
クランクシャフトにより歯車等(図示せず)を介して駆
動され、上記クランクシャフトと同期して、図1〜2の
時計方向に回転する。上記第一、第二のカム2、3は、
この様なカムシャフト1の中間部外周面に、互いに隣接
して固設したもので、バルブリフト量並びに開閉タイミ
ングの何れに就いても互いに異なるカムプロフィル(外
周面形状)を有する。即ち、高速回転時用の第一のカム
2、2は、低速回転時用の第二のカム3に比べて外径差
を大きくすると共に回転方向(図1〜2の時計方向)前
側に偏らせた状態で形成している。又、上記第一のカム
2、2は、上記第二のカム3を軸方向両側から挟持する
状態で設けている。又、全体的に上記第一のカム2、2
の外周面を、上記第二のカム3の外周面よりも所定量h
だけ、直径方向外方に突出させている。
【0011】又、上記第一のシリンダ4は、アウターピ
ストン5を挿入する為の孔であり、エンジンのシリンダ
ブロック10等、上記カムシャフト1の周囲に存在する
固定部分の内側に、上記カムシャフト1の断面の直径方
向に亙り設けている。そして、上記第一のシリンダ4の
一端部(図1〜2の下端部)を、上記第一、第二のカム
2、3に対向する部分に開口させている。
【0012】又、タペットとしての機能を有する上記ア
ウターピストン5を、上記第一のシリンダ4内に、この
第一のシリンダ4の軸方向(図1〜2の上下方向)に亙
る変位自在に嵌装している。上記アウターピストン5
は、全体を円筒状に形成したもので、その一端面(図1
〜2の下端面)は図3に示す様にラッパ状に開いた拡径
部11を形成して、上記第一のカム2、2の外周面に対
向させている。即ち、上記第一のカム2、2の外周面
は、この拡径部11の先端面の直径方向反対側2個所位
置に、それぞれ対向させている。
【0013】又、上記アウターピストン5の一端部(図
1〜2の下端部)内側には、このアウターピストン5の
一端面に開口する第二のシリンダ6を、他端部(図1〜
2の上端部)内側には、上記アウターピストン5の他端
面(図1〜2の上端面)に開口する第三のシリンダ12
を、それぞれ設けている。このうちの第二のシリンダ6
の開口部は、上記第二のカム3の外周面に対向してい
る。又、上記第三のシリンダ12を構成すべく、上記ア
ウターピストン5の内側には、有底円筒状のシリンダラ
イナ24を、螺合固定している。
【0014】この様な第二のシリンダ6内には前記第一
のインナーピストン7を、この第二のシリンダ6の軸方
向に亙る変位自在に嵌装している。そして、この第一の
インナーピストン7の一端面を、上記第二のカム3の外
周面に当接させている。図示の例では、上記第一のイン
ナーピストン7の一端部に、外向フランジ状の鍔部13
を形成し、この鍔部13の片面(図1〜2の下面)を上
記第二のカム3の外周面に当接させている。尚、上記鍔
部13の外径D13は、図3に示す様に、前記各第一のカ
ム2、2同士の間隔D2 よりも小さく(D13<D2 )し
て、図1に示す様に、上記各第一のカム2、2同士の間
に上記鍔部13を進入自在としている。又、この鍔部1
3は、上記アウターピストン5の一端部に形成した上記
拡径部11の内側に進入自在としている。
【0015】又、上記シリンダライナ24の内側に設け
た第三のシリンダ12内には第二のインナーピストン1
4を、軸方向に亙る変位自在に嵌装している。この様な
第二のインナーピストン14の他端面(図1〜2の上端
面)中央部には、球面状の受凹部15を形成している。
そして、この受凹部15に前記プッシュロッド9の一端
部を突き当てている。このプッシュロッド9は、上記第
二のインナーピストン14の軸方向に亙る変位に対応し
て軸方向に変位し、吸気弁又は排気弁を開閉させる。
又、上記プッシュロッド9には、上記吸気弁又は排気弁
を閉じる方向に付勢する為に、この吸気弁又は排気弁に
付設した、図示しないバルブスプリングにより、上記第
二のインナーピストン14に向かう方向の弾力を付与し
ている。但し、上記吸気弁又は排気弁が閉鎖した状態に
ある、上記プッシュロッド9の一端部と上記カムシャフ
ト1の中心軸との距離が一定距離にある場合には、上記
バルブスプリングはそれ以上に伸張する事がなく、上記
プッシュロッド9に上記弾力を付与しない。
【0016】又、前記圧油給排手段8は、前記第二のシ
リンダ6と上記第三のシリンダ12との内側に圧油を、
選択的に給排する。即ち、この圧油給排手段8は、上記
第二、第三のシリンダ6、12のうちの一方のシリンダ
12(又は6)に圧油を供給し、他方のシリンダ6(又
は12)内の圧油を排出する機能を有する。この様な圧
油給排手段8は、エンジンのオイルパン等の貯油層16
と、この貯油層16内の油(エンジンオイル)を吸引し
て加圧し、所定圧(例えば5〜8kgf/cm2 程度)の圧油
として吐出する給油ポンプ17と、この給油ポンプ17
から送られる圧油の流れ方向を切り換える電磁式の切換
弁18とを備える。又、上記所定圧は、上記一方のシリ
ンダ12(又は6)に供給される圧油の給油圧により、
上記プッシュロッド9を上記バルブスプリングの弾力に
抗して変位させる事のない程度に小さくしている。即
ち、図4に示す様に、上記給油圧をPとし、第三のシリ
ンダ12の断面積をA´とし、後述する第四のシリンダ
46の断面積をAとし、同じく後述する弁座34(又は
31)の形成に伴って形成される通孔47(又は48)
の断面積をaとし、上記バルブスプリングによる弾性力
をFとした場合に、 F>(A×A´×P)/a の関係が成り立つ様に上記給油圧Pを設定している。
【0017】一方、前記アウターピストン5の軸方向中
間部内側で、上記第二のシリンダ6と第三のシリンダ1
2との間に設けられた第四のシリンダ46内には、上記
切換弁18の切り換えに伴って軸方向に変位するリリー
スピストン19と、このリリースピストン19を挟んで
このリリースピストン19の軸方向両側に設けられた第
一、第二の逆止弁20、21とを設けている。それぞれ
がボール弁式の逆止弁である、これら第一、第二の逆止
弁20、21は、上記リリースピストン19の非作動
時、即ち、上記第一の逆止弁20、又は第二の逆止弁2
1と、上記リリースピストン19とが離隔している時に
は、上記第一、第二の逆止弁20、21を作動自在とす
る。即ち、これら第一、第二の逆止弁20、21は、上
記リリースピストン19側の圧力が高い場合に開き、反
対にこのリリースピストン19側の圧力が低い場合に閉
じる機能を有する。但し、後述する様に、上記リリース
ピストン19が軸方向に変位した場合には、変位した側
に存在する逆止弁20(又は21)は、開放したままと
なる。又、上記切換弁18を構成する1対の給排ポート
にそれぞれの一端部を接続した第一、第二の給排路2
2、23のうち、第一の給排路22の他端部は、上記リ
リースピストン19と上記第一の逆止弁20との間部分
に、第二の給排路23の他端部は、上記リリースピスト
ン19と上記第二の逆止弁21との間部分に、それぞれ
通じさせている。
【0018】即ち、上記第一の給排路22の他端部は、
前記第一のシリンダ4の内周面に形成した第一の凹部2
5と、上記アウターピストン5の一部でこの第一の凹部
25と整合する部分に形成した第一の通孔26とを介し
て、上記リリースピストン19と上記第一の逆止弁20
との間部分に通じている。又、上記第二の給排路23の
他端部は、前記第一のシリンダ4の内周面に形成した第
二の凹部27と、上記アウターピストン5の一部でこの
第二の凹部27と整合する部分に形成した第二の通孔2
8と、上記アウターピストン5の内周面に形成した第三
の凹部29と、前記シリンダライナ24の底部外側面
(図1〜2の下面)に形成した凹溝30とを介して、上
記リリースピストン19と上記第二の逆止弁21との間
部分に通じている。
【0019】又、上記第一、第二の逆止弁20、21の
うち、第一の逆止弁20は、上記アウターピストン5の
中間部内周面に形成した内向フランジ状の第一の弁座3
1と、この第一の弁座31に関して上記リリースピスト
ン19と反対側に設けられた第一のボール32と、この
第一のボール32を上記第一の弁座31に向け弾性的に
押圧する第一のばね33とから成る。又、第二の逆止弁
21は、前記シリンダライナ24の底部に設けられた内
向フランジ状の第二の弁座34と、この第二の弁座34
に関して上記リリースピストン19と反対側に設けられ
た第二のボール35と、この第二のボール35を上記第
二の弁座34に向け弾性的に押圧する第二のばね36と
から成る。
【0020】又、前記リリースピストン19の軸方向両
端面中央部には、それぞれ第一、第二の押圧ピン37、
38を固設している。これら各押圧ピン37、38の長
さ(高さ)は、上記第一、第二の弁座31、34の厚さ
よりも大きくしている。従って、上記リリースピストン
19が軸方向に変位して第一の弁座31(又は第二の弁
座34)を形成した部分の反対側面に当接した場合に
は、上記第一の押圧ピン37(又は第二の押圧ピン3
8)が上記第一のボール32(又は第二のボール35)
を第一のばね33(又は第二のばね36)の弾性に抗し
て変位させ、上記第一の逆止弁20(又は第二の逆止弁
21)を開放したままにする。
【0021】更に、図示の例では、前記受凹部15とプ
ッシュロッド9の一端部との当接部の潤滑を図る為、或
はエンジンの低速回転時にも可変バルブ装置に送り込む
圧油の圧力を確保する為、次の様な機構を組み込んでい
る。先ず、上記受凹部15とプッシュロッド9の一端部
との当接部の潤滑を図る為、前記給油ポンプ17から吐
出された油を、給油路39と、前記第一のシリンダ4の
内周面に形成した第三の凹部40と、アウターピストン
5の一部でこの第三の凹部40と整合する部分に形成し
た第三の通孔41と、前記シリンダライナ24の一部に
形成した第四の通孔42と、前記第二のインナーピスト
ン14の内部に形成した潤滑油通路とを介して、上記受
凹部15の底部に供給自在としている。
【0022】一方、エンジンの始動時、上記給油ポンプ
17から吐出される油の圧力が低い場合にも、可変バル
ブ装置に送り込む圧油の圧力を確保する為、アキュムレ
ータ43内に必要とする圧力を有する圧油を貯溜自在と
している。このアキュムレータ43には、エンジンの中
高速運転時に上記給油ポンプ17から吐出する圧油を貯
溜する他、この給油ポンプ17から吐出する圧油だけで
は不足する場合には、電動式の補助給油ポンプ44を適
宜駆動して、常に必要とする圧力を有する圧油を貯溜し
ておく。そして、バルブ切り換えの必要が生じたにも拘
らず、上記給油ポンプ17から吐出される油の圧力が低
いと考えられる場合には、第二の切換弁45を図示の状
態とは逆に切り換えて、上記アキュムレータ43内に貯
溜している圧油を、前記切換弁18を介して、前記第二
のシリンダ6と第三のシリンダ12とのうちの一方に送
り込む。
【0023】上述の様に構成する本発明の可変バルブ装
置によれば、上記切換弁18を適宜切り換えて、上記第
二のシリンダ6と第三のシリンダ12とへの圧油の給排
状態を変える事により、プッシュロッド9によるバルブ
の開閉を、第一のカム2のカムプロフィルによるか、或
は第二のカム3のカムプロフィルによるかを変える事が
できる。
【0024】先ず、エンジンが比較的高速で回転する場
合等、上記切換弁18を図1の状態に切り換えると、上
記給油ポンプ17から吐出された圧油は、第三のシリン
ダ12内に供給される。即ち、上記切換弁18の切り換
えに基づいて、前記リリースピストン19と第二の逆止
弁21との間部分が上記給油ポンプ17の吐出口に通
じ、上記リリースピストン19と前記第一の逆止弁20
との間部分は、前記貯油層16に通じる(大気に開放さ
れる)。この状態では、上記リリースピストン19が上
記第一の逆止弁20側に変位し、前記第一の押圧ピン3
7により第一のボール32を押圧して、上記第一の逆止
弁20を開放したままの状態とし、前記第一のインナー
ピストン7により一端開口を塞がれた第二のシリンダ6
内を大気に開放する。一方、前記第二の押圧ピン38
は、前記第二のボール35から離れたままの状態とし、
上記第二の逆止弁21を作動自在とする。
【0025】この結果、上記第二の逆止弁21を通じて
前記シリンダライナ24内に設けた第三のシリンダ12
内に圧油が供給され、この第三のシリンダ12内に嵌装
した前記第二のインナーピストン14を、この第三のシ
リンダ12から突出する方向に変位させる。この方向に
関する上記第二のインナーピストン14の変位は、プッ
シュロッド9の一端部と上記第二のインナーピストン1
4の凹部15との間に隙間が発生しない位置までであ
る。即ち、上記第三のシリンダ12内に供給される圧油
の給油圧は、この圧油の給油圧により上記プッシュロッ
ド9を前記バルブスプリングにより付与される弾力に抗
して変位させる事のない程度に小さい。従って、上記圧
油は上記第三のシリンダ12内に、上記第二のインナー
ピストン14の凹部15が上記プッシュロッド9に当接
した状態からそれ以上は供給されない。又、上記第三の
シリンダ12内への圧油の供給により、上記プッシュロ
ッド9の一端部と上記凹部15との間に隙間が発生する
事がなく、バルブリフト量を一定にする、所謂ラッシュ
アジャスタの機能を発揮する。そして、この状態で上記
第三のシリンダ12内には、非圧縮性流体である圧油が
封入され、上記シリンダライナ24と第二のインナーピ
ストン14とが、一体的に結合された如き状態となる。
【0026】又、上述の様に上記第二のインナーピスト
ン14が変位するのは、上記切換弁18の切り換え前に
於いて、上記第二のカム3のベースサークル上に上記第
一のインナーピストン7の一端面が当接している場合、
即ち吸気弁又は排気弁が閉鎖している場合のみである。
この理由は次の通りである。即ち、上記第二のカム3の
ベースサークルでない外周面上に上記第一のインナーピ
ストン7の一端面が当接している場合、即ち吸気弁又は
排気弁が開放している場合に、上記第二のシリンダ6内
に封入されている圧油には、上記プッシュロッド9に付
与される弾力と上記カムシャフト1の回転トルクとの両
方が加わり、上記圧油の油圧は高くなっている。この場
合に上記切換弁18を図1に示す状態に切り換えても、
上記リリースピストン19を変位させる方向に油圧を付
与する圧油は、上記第二のシリンダ6内に封入されてい
る圧油に比べて油圧が小さい。従って、上記切換弁18
を切り換えてもこの第二のシリンダ6内に設けられた第
一の逆止弁20を開放する事ができない。この結果、吸
気弁又は排気弁の開閉作動中に、圧油の給排の切り替え
に伴って生じる振動を発生する事がなく、エンジンの信
頼性を向上できると共に、エンジンの回転を不安定にす
る事がない。
【0027】一方、前記第二のシリンダ6内は、上述し
た様に大気に開放する為、前記第一のインナーピストン
7は第二のシリンダ6内に、軸方向に亙る摺動変位自在
に嵌装された状態となる。この状態では、前記第二のカ
ム3の外周面の変位に対応して上記第一のインナーピス
トン7が軸方向に変位した場合でも、この変位がアウタ
ーピストン5にまでは伝達されない。即ち、この様な図
1に示した状態でカムシャフト1が回転し、上記第二の
カム3の外周面と前記鍔部13の片側面とが摺接して
も、上記第一のインナーピストン7が上記第二のシリン
ダ6内で軸方向に摺動するのみで、上記第一のインナー
ピストン7の動きが上記アウターピストン5には伝わら
ず、前記プッシュロッド9が上記第二のカム3のカムプ
ロフィルに応じて駆動される事はない。
【0028】一方、上記アウターピストン5の一端部に
形成した前記拡径部11の先端面は、前記第一のカム
2、2の外周面と当接する。従って、上記アウターピス
トン5は、この第一のカム2、2のカムプロフィルに対
応して軸方向に変位し、プッシュロッド9がこの第一の
カム2のカムプロフィルに応じて駆動される。この状態
で前記吸気弁又は排気弁は、前記クランクシャフトの回
転に伴い、図5に実線α′で示す様な開度で開閉され
る。
【0029】次に、エンジンが比較的低速で回転してい
る場合等、前記切換弁18を図2の状態に切り換える
と、上述した高速回転時とは逆に、前記給油ポンプ17
から吐出された圧油は、第三のシリンダ12内には供給
されず、第二のシリンダ6内に供給される。この様に第
二のシリンダ6内に圧油を供給した状態では、上記第二
のシリンダ6内に封入された圧油の存在に基づき、上記
第一のインナーピストン7とアウターピストン5とが、
この第一のインナーピストン7の一端部がこのアウター
ピストン5の一端面から突出したまま、一体的に結合さ
れた如き状態となる。又、上記第一のインナーピストン
7の変位は上記プッシュロッド9の一端部と上記第二の
インナーピストン14の凹部15との間に隙間が発生し
ない位置までとなる。
【0030】一方、上記第三のシリンダ12内は大気に
開放されたままの状態となる為、上記第二のインナーピ
ストン14は、前記プッシュロッド9に付与されている
弾力に基づき、上記第三のシリンダ12の奥端部にまで
押し込まれた状態となる。この場合にも、上記第二のシ
リンダ6内に供給される圧油の量が規制され、前記ラッ
シュアジャスタの機能を発揮する。この様に、上記第一
のインナーピストン7の変位に拘らず、前記カムシャフ
ト1の中心と前記受凹部15との位置関係は(カムシャ
フト1が回転しない限り)変化しない。即ち、上記第二
のシリンダ6内での第一のインナーピストン7の変位に
より、上記アウターピストン5を駆動する第一、第二の
カム2、3を切り換えるのみで、上記第一のインナーピ
ストン7の変位自体がバルブリフト量の変化に繋がらな
い。又、この場合にも切換弁18を切り換えても、リリ
ースピストン19の変位は、吸気弁又は排気弁が閉鎖し
ている場合にのみなされ、その結果、エンジンの信頼性
を向上できると共に、エンジンの回転を不安定にする事
がない。
【0031】上述の様に、前記切換弁18を図2に示す
状態に切り換えた状態では、第二のカム3の外周面の変
位に対応して上記第一のインナーピストン7が軸方向に
変位し、更にこの第一のインナーピストン7の変位が、
上記第二のシリンダ6内の圧油を介して、アウターピス
トン5にまで伝達される。一方、上記第一のインナーピ
ストン7が上記アウターピストン5の一端面から突出し
たままに固定されるので、このアウターピストン5の一
端部に設けた拡径部11の先端面は上記第一のカム2、
2の外周面と離隔したまま当接しない。従って、この状
態では、プッシュロッド9が第二のカム3のカムプロフ
ィルに応じて駆動される。即ち、この状態で前記吸気弁
又は排気弁は、前記クランクシャフトの回転に伴い、図
5に破線β′で示す様な開度で開閉される。
【0032】
【発明の効果】本発明の可変バルブ装置は、以上に述べ
た通り構成され作用するので、エンジンの吸気弁及び排
気弁の開閉状況を、それぞれ最適に制御して、エンジン
の燃費並びに出力の向上、並びに排出ガスの清浄化を効
率良く図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1例の要部を、第一のカ
ムによりバルブの駆動を行なう状況で示す、要部断面図
及び油圧回路図。
【図2】同じく第二のカムによりバルブの駆動を行なう
状況で示す、図1と同様の図。
【図3】図1のA−A断面図。
【図4】図1のB部拡大図
【図5】本発明の可変バルブ装置によりバルブの開閉タ
イミングとバルブリフト量とを変える状況を示す線図。
【図6】従来の可変バルブ装置によりバルブの開閉タイ
ミングとバルブリフト量とを変える状況を示す線図。
【符号の説明】
1 カムシャフト 2 第一のカム 3 第二のカム 4 第一のシリンダ 5 アウターピストン 6 第二のシリンダ 7 第一のインナーピストン 8 圧油給排手段 9 プッシュロッド 10 シリンダブロック 11 拡径部 12 第三のシリンダ 13 鍔部 14 第二のインナーピストン 15 受凹部 16 貯油槽 17 給油ポンプ 18 切換弁 19 リリースピストン 20 第一の逆止弁 21 第二の逆止弁 22 第一の給排路 23 第二の給排路 24 シリンダライナ 25 第一の凹部 26 第一の通孔 27 第二の凹部 28 第二の通孔 29 第三の凹部 30 凹溝 31 第一の弁座 32 第一のボール 33 第一のばね 34 第二の弁座 35 第二のボール 36 第二のばね 37 第一の押圧ピン 38 第二の押圧ピン 39 給油路 40 第三の凹部 41 第三の通孔 42 第四の通孔 43 アキュムレータ 44 補助給油ポンプ 45 第二の切換弁 46 第四のシリンダ 47 通孔 48 通孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カムシャフトと、このカムシャフトの中
    間部外周面に互いに隣接して固設した、タイミング及び
    バルブリフト量に関して互いに異なるカムプロフィルを
    有する第一、第二のカムと、上記カムシャフトの周囲に
    存在する固定部分の内側に、上記カムシャフトの断面の
    直径方向に亙って設けられ、その一端部を上記第一、第
    二のカムに対向する部分に開口させた第一のシリンダ
    と、この第一のシリンダ内に軸方向に亙る変位自在に嵌
    装され、その一端面を上記第一のカムの外周面に対向さ
    せた、筒状のアウターピストンと、このアウターピスト
    ンの一端部内側に設けられてこのアウターピストンの一
    端面に開口した第二のシリンダと、この第二のシリンダ
    内に軸方向に亙る変位自在に嵌装され、その一端面を上
    記第二のカムの外周面に対向させた第一のインナーピス
    トンと、上記アウターピストンの他端部内側に設けられ
    てこのアウターピストンの他端面に開口した第三のシリ
    ンダと、この第三のシリンダ内に軸方向に亙る変位自在
    に嵌装された第二のインナーピストンと、この第二のイ
    ンナーピストンの他端面にその一端部を突き当てられ、
    この第二のインナーピストンの軸方向に亙る変位に対応
    してバルブを開閉させる伝達部材と、この伝達部材の一
    端部と上記カムシャフトの中心軸との距離が一定距離以
    上の場合に、上記伝達部材に対して上記第二のインナー
    ピストンに向かう方向の弾力を付与する弾性部材と、上
    記第二のシリンダと上記第三のシリンダとのうち一方の
    シリンダに圧油を供給し、他方のシリンダの圧油を排出
    する機能を有する圧油給排手段とを備え、上記一方のシ
    リンダに供給される圧油の給油圧が、この給油圧により
    上記伝達部材を上記弾性部材の弾力に抗して変位させる
    事のない程度に小さい可変バルブ装置。
  2. 【請求項2】 第二、第三のシリンダ内にそれぞれ設け
    られ、これら両シリンダを閉鎖する方向の弾力が付与さ
    れる第一、第二の逆止弁と、上記第二のシリンダと上記
    第三のシリンダとの間に設けられた第四のシリンダ内
    に、軸方向に亙る変位自在に嵌装されたリリースピスト
    ンと、このリリースピストンの軸方向両端部に形成さ
    れ、上記第一、第二の逆止弁と対向する状態で設けられ
    た第一、第二の押圧ピンとを備え、圧油給排手段の圧油
    の給排の切り換えに伴って、上記リリースピストンが軸
    方向に変位し、上記第一、第二の押圧ピンのうち一方の
    押圧ピンが、上記第一、第二の逆止弁のうち一方の逆止
    弁を開放したままとし、上記第一、第二の押圧ピンのう
    ち他方の押圧ピンが上記第一、第二の逆止弁のうち他方
    の逆止弁と離隔したままとしてこの他方の逆止弁を作動
    自在とした、請求項1に記載した可変バルブ装置。
JP33257797A 1997-12-03 1997-12-03 可変バルブ装置 Pending JPH11166407A (ja)

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