JPH11165893A - シート材給送装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート材給送装置及び画像形成装置

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Publication number
JPH11165893A
JPH11165893A JP9334680A JP33468097A JPH11165893A JP H11165893 A JPH11165893 A JP H11165893A JP 9334680 A JP9334680 A JP 9334680A JP 33468097 A JP33468097 A JP 33468097A JP H11165893 A JPH11165893 A JP H11165893A
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JP
Japan
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sheet
sheet material
sheet feeding
feeding
image forming
Prior art date
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Pending
Application number
JP9334680A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Fujimoto
仁志 藤本
Mitsuhiro Mukasa
充浩 武笠
Goro Fujiwara
悟郎 藤原
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Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Canon Aptex Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の給紙部から高剛性のシート材も給送
できるようにする。複数の給紙部から大量のシート材
を給送できるようにする。この2つの要求を満たす画像
形成装置を得る。 【解決手段】 同一平面上に異なるシート材を給送する
複数の給紙装置(給紙部)203−1,203−2,2
03−3を分散して配置した。各給紙装置203−1,
203−2,203−3は矢印Y1,Y2方向に1列で
並んでおり、矢印Y1,Y2方向に移動可能になってい
る。この場合、各給紙装置203−1,203−2,2
03−3は同時に同方向に同距離だけ移動する。例え
ば、待機位置P2で待機している給紙装置203−1の
シート材が選択された場合には、同給紙装置203−1
を矢印Y2方向に移動させて給紙位置P1にセットす
る。また、待機位置P3で待機している給紙装置203
−3のシート材が選択された場合には、同給紙装置20
3−3を矢印Y1方向に移動させて給紙位置P1にセッ
トする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1枚ずつ給送され
たシート材(記録材)に対して画像を形成する画像形成
装置に備えられるシート材給送装置に関する。ここで言
う画像形成装置の代表的なものには、プリンタ、複写
機、ファクシミリ等がある。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置の中には、図6に示す画像
形成装置(複写機)100のように、セットされている
複数種類のシート材S1,S2,S3の中から所望とす
るシート材を選択的に給送できるようになっているもの
がある。このようにしているのは、いちいちシート材の
交換作業を行う手間を省いて、画像形成作業を能率的に
行えるようにするためである。
【0003】画像形成装置100では、画像形成部10
1(感光ドラム101−1と転写ローラ101−2等を
有する)の下方に、第1,第2,第3の給紙装置(給紙
部)102,103,104が積み重ねられた状態で配
設されている。これらの給紙装置102,103,10
4には異なる種類(例えば異なるサイズや異なる材質)
のシート材S1,S2,S3が積載収納されている。
【0004】各給紙装置102,103,104に積載
収納されているシート材S1,S2,S3は、1枚ずつ
繰り出されて画像形成部101へ送られる。この時、シ
ート材S1,S2,S3は各給紙パス105,106,
107を通り、合流パス108を通って画像形成部10
1に至る。給紙パス105,106,107は湾曲して
いるパスであり、合流パス108は湾曲部108−1を
有するパスである。
【0005】画像形成部101に到達したシート材(S
1,S2,S3)には、時計回り方向に回転している感
光ドラム101−1上のトナー画像が転写ローラ101
−2によって転写されて行く。
【0006】画像形成部101を通過した画像形成済み
のシート材(S1,S2,S3)は定着装置109へと
送られる。そして、同定着装置109の定着ニップNを
通過する過程で加熱及び加圧されて、未定着状態にあっ
たトナー画像がシート面に定着される。
【0007】定着装置109を通過した定着処理済みの
シート材(S1,S2,S3)は排出ローラ対110に
よって機外のソータ111内へ送り込まれ、同ソータ1
11の所定のビン111−1上へ排紙される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例の
画像形成装置100においては、次のような問題点があ
った。
【0009】すなわち、第1に、画像形成装置本体内に
設置されている第1,第2,第3の給紙装置102,1
03,104を用いていかなる材質のシート材の給送が
可能なわけではない。
【0010】これは、第1,第2,第3の給紙装置10
2,103,104から繰り出されたシート材は、湾曲
している給紙パス105,106,107を通り、湾曲
部108−1を有している合流パス108を通らなけれ
ば画像形成部101に到達しないことが原因している。
【0011】つまり、第1,第2,第3の給紙装置10
2,103,104からは、湾曲している給紙パス10
5,106,107と、湾曲部108−1を有している
合流パス108をスムーズに通ることの可能なシート材
を給送することはできるが、スムーズに通ることが難し
いシート材を給送することはできない。
【0012】湾曲している給紙パス105,106,1
07と湾曲部108−1を有している合流パス108を
スムーズに通ることができるのは普通紙等の低剛性のシ
ート材であり、スムーズに通ることが難しいのは厚紙や
プラスチックカード等の高剛性のシート材である。
【0013】このようなことから、従来例の画像形成装
置100には、第1,第2,第3の給紙装置102,1
03,104とは別に、高剛性のシート材をスムーズに
給送することの可能な手差し給紙装置112が備えられ
ている。この手差し給紙装置112から給送されたシー
ト材Sは湾曲しているパスを通らずに画像形成部101
に到達する。
【0014】しかし、このように、低剛性のシート材の
場合には第1,第2,第3の給紙装置102,103,
104からの給送を行い、高剛性のシート材の場合には
手差し給紙装置112からの給送を行わなければならな
い構成であると、複数種類のシート材の中より所望とす
るシート材を選択的に給送できるとした機能が半減して
しまう。また、オペレータが間違って第1,第2,第3
の給紙装置102,103,104から高剛性のシート
材を給送した場合には、ジャムが生じたり、シート材に
傷が付いたりすることがある。
【0015】第2に、第1,第2,第3の給紙装置10
2,103,104から1度に大量のシート材を給送す
ることができない。このため、大量画像形成を行うに
は、数回に亘ってシート材の補給を行わなければなら
ず、手間がかかり、オペレータの負担が大きい。
【0016】これは、画像形成装置本体の大きさが制約
されていることによるものであり、この制約の中で第
1,第2,第3の給紙装置102,103,104に大
量のシート材を積載することは不可能である。
【0017】そこで本発明は、上述の如き事情に鑑みて
なされたもので、複数種類のシート材の中より所望とす
るシート材を選択的に給送できるとした機能が半減する
ようなことがないばかりでなく、所望とするシート材を
1度に大量に給送することも可能になる画像形成装置を
提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の給紙部
の中より所望のシート材が収納されている給紙部を選択
し、選択された給紙部を画像形成装置の給紙位置にセッ
トして画像形成装置にシート材を供給するためのシート
材給送装置に係る。
【0019】そして、本発明は、上記目的を達成するた
め、前記各給紙部を同一平面上で移動可能に配置し、前
記各給紙部を選択的に前記給紙位置に移動させるための
移動手段を設けた、ことを特徴とする。
【0020】また、本発明は、上記目的を達成するた
め、前記各給紙部を高さ方向に重ねて一体的に高さ方向
に移動可能に配置し、前記各給紙部を選択的に前記給紙
位置に移動させるための移動手段を設けた、ことを特徴
とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0022】〈第1の実施の形態〉図1及び図2に、本
発明の第1の実施の形態による画像形成装置(インクジ
ェットプリンタ)の全体的な構成を示す。図1は縦断面
図であり、図2は横断面図である。
【0023】本画像形成装置200Aは、別体の、給紙
本体(シート給送装置)201と画像形成本体202と
からなる。給紙本体210は隣接する画像形成本体20
2内へ1枚ずつシート材を給送する。画像形成本体20
2は給紙本体201から給送されたシート材に対して所
定の画像を形成(印字)する。
【0024】まず、給紙本体201の構成について説明
する。
【0025】給紙本体201内には、複数の給紙装置
(給紙部)203−1,203−2,203−3が備え
られている。この各給紙装置203−1,203−2,
203−3は、図2に示すように、シート材搬送方向に
対して直交する方向、すなわち、矢印Y1,Y2方向に
1列となって所定の間隔を置いて配設されている。この
各給紙装置203−1,203−2,203−3は矢印
Y1,Y2方向への移動が可能になっている。この場
合、各給紙装置203−1,203−2,203−3は
同時に同方向に同距離だけ移動する。これについては後
述する。
【0026】図2は、給紙装置203−1,203−
2,203−3のうち中央部に配置されている給紙装置
203−2が給紙位置P1にセットされている状態を示
している。この時、他の給紙装置203−1,203−
3は待機位置P2,P3にて待機している。
【0027】この状態から給紙装置203−1,203
−2,203−3を矢印Y2方向に所定距離だけ移動さ
せれば、待機位置P2にあった給紙装置203−1を給
紙位置P1にセットすることができ、逆に矢印Y1方向
に所定距離だけ移動させれば、待機位置P3にあった給
紙装置203−3を給紙位置P1にセットすることがで
きる。
【0028】なお、このようにして、給紙装置203−
1を給紙位置P1にセットした場合には給紙装置203
−3が給紙本体201外に突き出し、給紙装置203−
3を給紙位置P1にセットした場合には給紙装置203
−1が給紙本体201外に突き出す。
【0029】給紙装置203−1,203−2,203
−3は、図1に示すように、多量のシート材Sを積載す
る積載台204と、同積載台204上に積載されている
最上位のシート材を所定位置で反時計回り方向に回転し
て繰り出す繰り出しローラ205と、同繰り出しローラ
205にて繰り出されたシート材を1枚ずつに分離する
分離ローラ対206等を備えてなる。
【0030】積載台204は昇降動可能であり、給紙時
には最上位のシート材が繰り出しローラ205に所定の
圧力で接触する位置まで上昇する。そして、繰り出しロ
ーラ205によるシート材の繰り出しが終ると初期位置
まで降下する。この動作はシート材を1枚給送する毎に
行われる。図1は積載台204が初期位置まで降下して
いる状態を示している。
【0031】積載台204の昇降動は、破線図示の初期
位置H1から破線図示の上限位置H2までの間を上下の
方向に移動可能な昇降用部材207によって行われる。
【0032】この昇降用部材207は給紙開始前には初
期位置H1にて待機している。そして、給紙開始と同時
に上方に所定の速度で移動して行き、実線図示の位置H
3に達した時点から積載台204を押し上げて行く。
【0033】実線図示の位置H3では昇降用部材207
側の突起207−1が積載台204側の凹部204−1
に嵌合して、昇降用部材207と積載台204は一体と
なる。
【0034】所定の位置まで上方に移動した昇降用部材
207が実線図示の位置H3まで下方に移動した時点、
すなわち積載台204が初期位置に到達した時点で昇降
用部材207は積載台204から離脱して破線図示の初
期位置H1まで移動する。初期位置まで降下した積載台
204は移動台208上に位置固定される。
【0035】移動台208は各給紙装置203−1,2
03−2,203−3に共通のものである。この移動台
208は、ラック209とピニオンギヤ210により、
矢印Y1,Y2方向に移動する。
【0036】ピニオンギヤ210には図示しない移動モ
ータ(ステッピングモータ)Mの駆動が伝えられ、同ピ
ニオンギヤ210は時計回り方向又は反時計回り方向に
回転する。これにより、各給紙装置203−1,203
−2,203−3を載せている移動台208は矢印Y1
方向又はY2方向に移動する。
【0037】なお、矢印Y1,Y2方向に移動する給紙
装置203−1,203−2,203−3はガイド部材
211,212によってガイドされる。
【0038】繰り出しローラ205によって繰り出され
たシート材Sは、シート材ガイド213−1,213−
2によって分離ローラ対206のニップへと導かれる。
そして、分離ローラ対206によって1枚ずつに分離さ
れた後、シート材搬送部214へ送られる。
【0039】シート材搬送部214は給紙本体201の
給紙位置P1に設けられている。このシート材搬送部2
14には、搬送基準壁214−1と、同搬送基準壁21
4−1にシート材Sの一側端を突き当てるようにして搬
送する複数の斜送ローラ対214−2,214−3と、
画像形成本体202内へとシート材Sを送り込む送り込
みローラ対214−4と、が備えられている。
【0040】本給紙本体201には、シート材搬送部2
14から手差しで1枚ずつシート材を給送するための手
差し口215が設けられている。
【0041】次に、本給紙本体201の動作を簡単に説
明する。
【0042】まず、オペレータが図示しない操作部より
使用するシート材を指定する。
【0043】これに従い、図示しない制御装置が複数の
給紙装置203−1,203−2,203−3の中より
指定されたシート材を備えている給紙装置を選択する。
ここでは、仮に、給紙装置203−1が指定シート材を
備えているものとして説明する。
【0044】次に、指定シート材を給紙位置P1にセッ
トするための動作を行う。すなわち、移動モータMをオ
ンにして、移動台208を矢印Y2方向に所定量だけ移
動させる。
【0045】次に、給紙位置P1にセットされた給紙装
置203−1を給紙態勢にするための動作を行う。すな
わち、初期位置H1にある昇降用部材207を上方に移
動させることにより、積載台204を最上位のシートが
繰り出しローラ205に所定の圧力で接触する位置まで
上昇させる。
【0046】次に、給紙動作を行う。すなわち、繰り出
しローラ205を回転させてシート材Sを1枚ずつ繰り
出す。
【0047】繰り出しローラ205によって繰り出され
たシート材Sは分離ローラ対206によって1枚ずつに
分離され、シート材ガイド216−1,216−2に導
かれてシート材搬送部214に到達する。そして、シー
ト材搬送部214に到達したシート材Sは斜送ローラ対
214−1,214−2により搬送基準壁214−1に
突き当てられ、送り込みローラ対214−4によって画
像形成本体202内へと送り込まれる。
【0048】次に、画像形成本体202の構成について
説明する。
【0049】画像形成本体202内には、イエロー色の
インクを吐出するインクジェットヘッド217、マゼン
タ色のインクを吐出するインクジェットヘッド218、
シアン色のインクを吐出するインクジェットヘッド21
9、ブラック色のインクを吐出するインクジェットヘッ
ド220が、シート材搬送方向に所定の間隔を置いて順
次設置されている。
【0050】この各インクジェットヘッド217〜22
0下には、シート材Sを水平状態に搬送する搬送ベルト
221が設置されている。
【0051】給紙本体201より送り込まれたシート材
Sは搬送ベルト221によって搬送されて行く。この搬
送の過程で各インクジェットヘッド217〜220がシ
ート材S上に次々に各色の画像を印字して行き、最終の
インクジェットヘッド220を通過した時点でフルカラ
ーの画像が印字される。
【0052】フルカラーの印字を終えたシート材Sは、
機外の図示しない排紙トレイ上へ排出される。
【0053】本画像形成装置200Aの場合、給紙本体
201内の各給紙装置203−1,203−2,203
−3より1枚ずつ画像形成本体202内へ給送されるシ
ート材Sは湾曲したパスを通らずに画像形成部へ到達す
る。このために、各給紙装置203−1,203−2,
203−3からは低剛性のシート材のみならず、高剛性
のシート材の給送も可能となる。従って、各給紙装置2
03−1,203−2,203−3の中より所望のシー
ト材を選択して給送することができる(効果)。
【0054】これは、各給紙装置203−1,203−
2,203−3が同一平面上に分散して設置されている
ことによって可能となったことである。
【0055】また、本画像形成装置200Aの場合、制
約された大きさの中で各給紙装置203−1,203−
2,203−3の高さ方向のサイズを最大限大きくする
ことができる。このために、各給紙装置203−1,2
03−2,203−3には多量のシート材Sを積載する
ことができ、1度に大量の給送が可能になる(効果
)。
【0056】これは、各給紙装置203−1,203−
2,203−3が同一平面上に分散して設置されている
ことによって可能になったことである。
【0057】なお、ここでは、シート材搬送部214を
給紙位置P1に設置して各給紙装置203−1,203
−2,203−3に共通としているが、各給紙装置20
3−1,203−2,203−3にシート搬送部214
を個別に備えてもよい。
【0058】〈第2の実施の形態〉図3に、本発明の第
2の実施の形態による画像形成装置(インクジェットプ
リンタ)の全体的な構成を示す。
【0059】なお、本画像形成装置200Bの構成を説
明するに当たっては、図1及び図2に示す画像形成装置
200Aと同一の部材には同一符号を付すと共に、構成
的かつ機能的に変わらないものについては、その説明を
省略する。
【0060】本画像形成装置200Bの場合、給紙本体
201内には、矢印Y1、Y2方向に移動可能な2つの
給紙装置203−1,203−3と、矢印X1,X2方
向(シート材搬送方向)に移動可能な1つの給紙装置2
03−2と、が備えられている。これらの給紙装置20
3−1,203−2,203−3の基本的な構成は、図
1及び図2に示すものと同じである。
【0061】図3は、各給紙装置203−1,203−
2,203−3がそれぞれの待機位置P2,P3,P4
にて待機している状態を示している。
【0062】今、P2位置にて待機している給紙装置2
03−1のシート材が選択された場合には、この給紙装
置203−1は矢印Y2方向に所定量だけ移動して給紙
位置(図3において給紙装置203−1,203−2,
203−3に囲まれている空間)P1にセットされる。
【0063】また、P3位置にて待機している給紙装置
203−3のシート材が選択された場合には、この給紙
装置203−3は矢印Y2方向に所定量だけ移動して給
紙位置P1にセットされる。
【0064】また、P4位置にて待機している給紙装置
203−2のシート材が選択された場合には、この給紙
装置203−2は矢印X2方向に所定量だけ移動して給
紙装置P1にセットされる。
【0065】このようにして、給紙装置203−1,2
03−2,203−3が給紙位置P1に移動する時、給
紙位置P1に他の給紙装置(203−1,203−2,
203−3)がセットされている場合には、その給紙装
置は指定された給紙装置が給紙位置P1に移動する前に
給紙位置P1から待機位置(P2,P3,P4)まで戻
る。
【0066】ここでは、給紙装置203−1,203−
2,203−3を矢印Y1,Y2方向又は矢印X1,X
2方向に移動させるための構成については説明しない
が、給紙装置203−1,203−2,203−3を個
別に矢印Y1,Y2方向又は矢印X1,X2方向に移動
させることが可能な手段を用いる。
【0067】各給紙装置203−1,203−2,20
3−3は給紙位置P1にセットされた後、給紙態勢にな
り、給紙動作に入る。
【0068】上記構成以外、本画像形成装置200Bは
図1及び図2の画像形成装置200Aと何等変わるとこ
ろはない。
【0069】本画像形成装置200Bの場合にも、画像
形成装置200Aと同様の効果(効果,)が得られ
ることは言う迄もない。
【0070】〈第3の実施の形態〉図4に、本発明の第
3の実施の形態による画像形成装置(インクジェットプ
リンタ)の全体的な構成を示す。
【0071】なお、本画像形成装置200Cの構成を説
明するに当たっては、図1及び図2に示す画像形成装置
200Aと同一の部材には同一符号を付すと共に、構成
的かつ機能的に変わらないものについては、その説明を
省略する。
【0072】本画像形成装置200Cの場合、給紙本体
201内には、矢印Z1,Z2方向(高さ方向)に移動
可能な複数の給紙装置203−1,203−2,203
−3が備えられている。これらの給紙装置203−1,
203−2,203−3の基本的な構成は、図1及び図
2に示すものと同じである。ただし、ここで示す各給紙
装置203−1,203−2,203−3は積載台20
4を昇降動させるための手段を個別に備えている。
【0073】各給紙装置203−1,203−2,20
3−3は矢印Z1,Z2方向に重なる状態で連結されて
いる。そして、各給紙装置203−1,203−2,2
03−3は一体となって矢印Z1,Z2方向に移動する
ようになっている。
【0074】図4は、最上段の給紙装置203−1が給
紙位置P5にセットされており、他の給紙装置203−
2,203−3が待機位置P6,P7で待機している状
態を示している。この状態は、給紙装置203−1,2
03−2,203−3を使用しない時の状態である。こ
の状態で、手差し給紙が可能となる。
【0075】今、P6位置にて待機している給紙装置2
03−2のシート材が選択された場合には、給紙装置2
03−1,203−2,203−3は一体となって矢印
Z1方向に所定量だけ移動して指定の給紙装置203−
2を給紙位置P5にセットする。
【0076】P7位置にて待機している給紙装置203
−3のシート材が選択された場合も同様の要領で同給紙
装置203−3を給紙位置P5にセットする。
【0077】P5位置にセットされて所定の給紙を終え
た給紙装置203−2又は203−3は矢印Z2方向に
移動して待機位置P6又はP7に戻る。
【0078】ここでは、給紙装置203−1,203−
2,203−3を矢印Z1,Z2方向に一体的に移動さ
せるための構成については説明しないが、例えば、ラッ
クとピニオンギヤを用いた昇降装置等を用いる。
【0079】各給紙装置203−1,203−2,20
3−3は給紙位置P5にセットされた後、給紙態勢にな
り、給紙動作に入る。
【0080】上記構成以外、本画像形成装置200Cは
図1及び図2の画像形成装置200Aと何等変わるとこ
ろはない。
【0081】本画像形成装置200Cの場合にも、画像
形成装置200Aと同様の効果(効果,)が得られ
ることは言う迄もない。
【0082】本画像形成装置200Cの給紙本体201
のように複数の給紙装置203−1,203−2,20
3−3を高さ方向に重ねた構成の場合には給紙本体20
1の高さ方向のサイズが大きくなる。しかし、本画像形
成装置200Cの場合、画像形成本体202下にオプシ
ョンの外部給紙装置222を備えていて画像形成本体2
02の高さ方向のサイズが大きくなっている。このため
に、給紙本体201の高さ方向のサイズは制約の範囲内
に納めることができる。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
同一平面上に分散して配置されている複数の給紙部又は
高さ方向に重ねて配置されている複数の給紙部を選択的
に給紙位置にセットするようにしたので、 各給紙部から高剛性のシート材の給送が可能になる。
よって、各給紙部の中より所望のシート材を選択的に給
送することができる。 各給紙部に多量のシート材が積載できる。よって、各
給紙部から1度に大量のシート材を給送することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による画像形成装置
(インクジェットプリンタ)の全体的な構成を示す縦断
面図。
【図2】図1の画像形成装置の横断面図。
【図3】本発明の第2の実施の形態による画像形成装置
(インクジェットプリンタ)の全体的な構成を示す横断
面図。
【図4】本発明の第3の実施の形態による画像形成装置
(インクジェットプリンタ)の全体的な構成を示す縦断
面図。
【図5】従来例の画像形成装置(複写機)の全体的な構
成を示す縦断面図。
【符号の説明】
201 給紙本体(シート給送装置) 203−1,203−2,203−3 給紙装置
(給紙部) 210 ピニオンギア(移動手段) 217,218,219,220 インクジェ
ットヘッド(画像形成手段) P1,P5 給紙位置 S シート材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年2月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 シート材給送装置及び画像形成装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の給紙部の中より所望のシート材が
    収納されている給紙部を選択し、選択された給紙部を画
    像形成装置の給紙位置にセットして画像形成装置にシー
    ト材を供給するためのシート材給送装置において、 前記各給紙部を同一平面上で移動可能に配置し、前記各
    給紙部を選択的に前記給紙位置に移動させるための移動
    手段を設けたことを特徴とするシート材給送装置。
  2. 【請求項2】 各給紙部はシート材搬送方向に対して直
    交する方向に1列に並んでおり、かつ、同方向に移動可
    能になっている、 ことを特徴とする請求項1に記載のシート材給送装置。
  3. 【請求項3】 前記各給紙部は同時に同方向に同距離だ
    け移動する、 ことを特徴とする請求項2に記載のシート材給送装置。
  4. 【請求項4】 各給紙部には、シート材搬送方向に移動
    可能なものと、シート材搬送方向に対して直交する方向
    に移動可能なものがある、 ことを特徴とする請求項1に記載のシート材給送装置。
  5. 【請求項5】 シート材搬送方向に対して直交する方向
    に移動可能な給紙部は、シート材搬送方向に移動可能な
    給紙部を挟む位置に配置されている、 ことを特徴とする請求項4に記載のシート材給送装置。
  6. 【請求項6】 各給紙部は個別に移動する、 ことを特徴とする請求項4又は5に記載のシート材給送
    装置。
  7. 【請求項7】 複数の給紙部の中より所望のシート材が
    収納されている給紙部を選択し、選択された給紙部を画
    像形成装置の給紙位置にセットして画像形成装置にシー
    ト材を供給するためのシート材給送装置において、 前記各給紙部を高さ方向に重ねて一体的に高さ方向に移
    動可能に配置し、前記各給紙部を選択的に前記給紙位置
    に移動させるための移動手段を設けたことを特徴とする
    シート材給送装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7に記載のいずれかのシ
    ート材給送装置と、 前記シート材給送装置から送り出されるシート材に画像
    を形成する画像形成手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
JP9334680A 1997-12-04 1997-12-04 シート材給送装置及び画像形成装置 Pending JPH11165893A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6748657B1 (en) 1999-07-27 2004-06-15 Canon Kabushiki Kaisha Method of manufacturing an ink jet recording head

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20040309