JPH11164946A - 遊技機制御装置、遊技機および遊技機制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

遊技機制御装置、遊技機および遊技機制御プログラムを記録した記録媒体

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JPH11164946A
JPH11164946A JP9333194A JP33319497A JPH11164946A JP H11164946 A JPH11164946 A JP H11164946A JP 9333194 A JP9333194 A JP 9333194A JP 33319497 A JP33319497 A JP 33319497A JP H11164946 A JPH11164946 A JP H11164946A
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JP
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JP9333194A
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Toshishige Oka
利成 岡
Eiji Saeki
英次 佐伯
Junichi Taniguchi
淳一 谷口
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Konami Group Corp
Original Assignee
Konami Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示手段および制御手段の構造を複雑化する
ことなく、いわゆるリーチの成立時に遊技者の興奮度を
効果的に増大させる。 【解決手段】 予め設定された複数の識別情報が可変表
示される複数個の表示部が設けられた表示手段2を備え
た遊技機において、上記各表示部に表示される識別情報
を変動させた後に停止させて特定する情報特定手段8
と、この情報特定手段8により一定の対応関係がある識
別情報が特定されて表示手段2の各表示部に表示された
場合に遊技形態を変更する遊技形態変更手段9と、上記
一定の対応関係がある識別情報を特定して各表示部に表
示させる際に、各識別情報を一定のリズムをもって段階
的に変動させた後に順次停止させるように制御する変動
態様制御部10とを備えた遊技機制御装置、遊技機およ
び遊技機制御プログラムを記録した記録媒体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予め設定された複
数の図柄からなる識別情報を可変表示し、その組合わせ
に応じて遊技形態を変更するパチンコゲーム機またはス
ロットマシンゲーム機等を制御する遊技機制御装置、遊
技機および遊技機制御プログラムを記録した記録媒体に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、特定の入賞口に玉が入った場合に
複数の図柄からなる識別情報を可変表示する複数個の表
示部を備えた表示手段を設け、この表示手段に表示され
た各識別情報に予め設定された一定の対応関係があるか
否かを判別し、その判別結果に応じて遊技形態を変更す
るように構成されたパチンコゲーム機等の遊技機におい
て、例えば特公平4−14996号公報に示されるよう
に、複数の表示部を有する表示列を表示手段に複数設
け、各表示列のうちの一つに一定の対応関係を有する識
別情報が表示された場合に、特別入賞口を開放する大当
り状態とすることにより、遊技者にとって有利なように
遊技形態を変化させるように構成された遊技機が知られ
ている。
【0003】そして、上記大当りの遊技形態を有する遊
技機において、相対応する一対の表示部が同一図柄とな
っていわゆるリーチが成立した時に、残りの表示部に表
示される識別情報の変動速度を遅くしてこの部分に遊技
者の興味を引き付けるようにすることが行われている。
また、上記リーチの成立時に、最後に特定される表示部
における識別情報の変動時間を通常より長くするいわゆ
るロングリーチや、通常とは異なるパターンで識別情報
を変動表示させるいわゆるスペシャルリーチなどの各種
のリーチパターンを設けることにより、遊技形態のバリ
エーションを増やして遊技者の興味を増大させるように
構成された遊技機が知られている。
【0004】特に、上記ロングリーチおよびスペシャル
リーチの成立時に、通常のリーチの発生時よりも高い確
率で大当りを発生させるように構成した場合には、上記
ロングリーチ等が成立すると、大当りが発生するのでは
ないかという強い期待感を遊技者に抱かせることができ
るため、遊技者の興奮度を効果的に高めることができる
とともに、遊技形態に変化をもたせることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように種々のリ
ーチパターンを設けて大当りに対する強い期待感を抱か
せるように構成した場合には、例えば上記ロングリーチ
が成立したことを遊技者に確実に認識させるため、この
ロングリーチの成立後に特定される識別情報の変動時間
を、通常時よりもかなり長く設定する必要があり、一回
当りの遊技時間が必要以上に長くなるという問題があ
る。
【0006】また、通常とは異なるパターンの識別情報
を変動表示させるいわゆるスペシャルリーチのモードを
設けた場合には、通常のリーチの成立時に、識別情報を
上下方向にスクロールさせるさせるためのデータと、ス
ペシャルリーチの成立時に、識別情報を水平方向に回転
させたり、通常時とは異なるパターンの識別情報を表示
させるためのデータとを制御手段に記憶させるととも
に、これらのデータを選択的に表示させる必要があるの
で、上記表示手段および制御手段の構造が複雑になると
いう問題があった。
【0007】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、表示手段および制御手段の構造を複雑化す
ることなく、いわゆるリーチの成立時に遊技者の興奮度
を効果的に高めることができる遊技機制御装置、遊技機
および遊技機制御プログラムを記録した記録媒体を提供
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、予め設定され
た複数の識別情報が可変表示される複数個の表示部が設
けられた表示手段を有する遊技機を制御する遊技機制御
装置であって、上記各表示部に表示される識別情報を変
動させた後に停止させて特定する情報特定手段と、この
情報特定手段により一定の対応関係がある識別情報が特
定されて各表示部に表示された場合に遊技形態を変更す
る遊技形態変更手段と、上記一定の対応関係がある識別
情報を特定して各表示部に表示させる際に、各識別情報
を一定のリズムをもって段階的に変動させた後に順次停
止させるように上記表示手段を制御する変動態様制御部
とを備えたものである。
【0009】上記構成によれば、識別情報特定手段によ
り一定の対応関係がある識別情報を特定して表示手段の
各表示部に表示させる際に、一定のリズムをもって各識
別情報を段階的に変動させた後に、順次停止して各表示
部に表示させる遊技機の制御が実行されることになる。
【0010】また、本発明は、予め設定された複数の識
別情報が可変表示される複数個の表示部が設けられた表
示手段と、上記各表示部に表示される識別情報を変動さ
せた後に停止させて特定する情報特定手段と、この情報
特定手段により一定の対応関係がある識別情報が特定さ
れて各表示部に表示された場合に遊技形態を変更する遊
技形態変更手段とを備えた遊技機であって、上記一定の
対応関係がある識別情報を特定して各表示部に表示させ
る際に、各識別情報を一定のリズムをもって段階的に変
動させた後に順次停止させるように上記表示手段を制御
する変動態様制御部を備えたものである。
【0011】上記構成によれば、識別情報特定手段によ
り一定の対応関係がある識別情報が特定されて表示手段
の各表示部に表示される際に、各識別情報が一定のリズ
ムをもって段階的に変動した後に、順次停止して各表示
部に表示されるとともに、各表示部に表示された識別情
報に基づいて遊技機の遊技形態を変更するか否かが判別
されることになる。
【0012】また、本発明は、予め設定された複数の識
別情報が可変表示される複数個の表示部が設けられた表
示手段と、上記各表示部に表示される識別情報を変動さ
せた後に停止させて特定する情報特定手段と、この情報
特定手段により一定の対応関係がある識別情報が特定さ
れて各表示部に表示された場合に遊技形態を変更する遊
技形態変更手段とを備えた遊技機を制御する遊技機制御
プログラムであって、上記一定の対応関係がある識別情
報を特定して各表示部に表示させる際に、各識別情報を
一定のリズムをもって段階的に変動させた後に順次停止
させるように上記表示手段を制御する変動態様制御機能
を有する遊技機制御プログラムが記録されたものであ
る。
【0013】上記構成によれば、識別情報特定手段によ
り一定の対応関係がある識別情報を特定して表示手段の
各表示部に表示させる際に、一定のリズムをもって各識
別情報を段階的に変動させた後に、順次停止して各表示
部に表示させる遊技機の制御が実行されることになる。
【0014】
【発明の実施の形態】図2は、本発明に係る遊技機制御
装置によって制御されるパチンコゲーム機からなる遊技
機の一例を示している。このパチンコゲーム機の盤面1
には、後述する識別情報の表示手段2と、パチンコ玉の
大当り入賞部3とが中央部の上下に配設されるととも
に、始動入賞口4が所定位置に配設されている。上記表
示手段2は、図3に示すように、予め設定された複数の
識別情報が可変表示される第1表示部L1および第2表
示部L2が左右に配設されるとともに、この第1,第2
表示部L1,L2の間に第3表示部L3が配設された回
転ドラム式表示器、CRTディスプレイまたは液晶表示
画面等からなっている。
【0015】上記表示手段2の各表示部L1〜L3に
は、それぞれ漢数字と、優勝カップ、柔道着、少女柔道
家または掛軸等の柔道に関係した図柄とからなる複数の
識別情報がスクロールされる等により変動表示されると
ともに、所定のタイミングで上記スクロールが停止され
ることにより、上記各識別情報のうちの一つが特定され
て表示されるようになっている。
【0016】また、上記パチンコゲーム機には、図1に
示すように、上記始動入賞口4に設けられたリミットス
イッチ等からなる入賞検出部5と、上記表示手段2およ
び特別入賞部3を制御する制御手段6とが設けられてい
る。この制御手段6は、基板上に形成された集積回路等
からなり、上記パチンコゲーム機の盤面1の裏側等に取
り付けられることによって遊技機制御装置を構成してい
る。
【0017】上記制御手段6には、上記入賞検出部5の
出力信号に応じて始動入賞口4に入った所定数のパチン
コ玉を保留玉として記憶する入賞玉記憶部7と、上記表
示手段2の各表示部L1〜L3に表示される識別情報を
特定する情報特定手段8と、この情報特定手段8によっ
て一定の対応関係がある識別情報が特定されて上記各表
示部L1〜L3に表示された場合に遊技機の遊技形態を
変更する遊技形態変更手段9と、所定時に上記第1〜第
3表示部L1〜L3に表示される各識別情報を一定のリ
ズムをもって段階的に変動させるように上記表示手段2
を制御する変動態様制御部10とが設けられている。
【0018】上記情報特定手段8は、入賞玉記憶部7か
ら出力される保留玉の記憶信号に応じ、上記各表示部L
1〜L3の識別情報をスクロールさせて変動させるとと
もに、タイマ等により設定された所定の時間差をもって
各表示部L1〜L3における識別情報のスクロールを順
次停止させることにより、各表示部L1〜L3に表示さ
れる識別情報を一定の順序で特定するように構成されて
いる。
【0019】また、遊技形態変更手段9は、上記情報特
定手段8によって特定された各識別情報がそれぞれ同一
図柄であるか否かを判定し、同一図柄であることが確認
された場合に、遊技機の大当りモードが発生したと判断
して大当り確定信号を上記大当り入賞部3に出力するよ
うに構成されている。そして、上記大当り確定信号を受
けて大当り入賞部3に設けられた開閉蓋が開放状態とな
り、パチンコ玉の入賞確率が通常時に比べて大幅に増大
して遊技者が有利となるように遊技機の遊技形態が変更
されることになる。
【0020】上記変動態様制御部10は、一定の対応関
係のある識別情報を各表示部L1〜L2に表示させる
際、つまり上記情報特定手段8によって特定される第
1,第2表示部L1,L2の識別情報が同一図柄となる
いわゆるリーチの成立時に、各表示部L1〜L3に表示
される各識別情報を一定のリズムをもって段階的に変動
させた後に、順次停止させるように構成されている。
【0021】例えば、図3の(a)に示すように、停止
状態にある各表示部L1〜L3の識別情報を、同(b)
に示すようにそれぞれ変動状態に移行させた後、まず表
示手段3の左側に位置する第1表示部L1において、同
(c)から同(e)に示すように、漢数字の五〜七等か
らなる識別情報を、三拍子のリズムをもって変動させて
こま送りした後に停止させる。
【0022】次いで、表示手段3の右側に位置する第2
表示部L2において、図3の(f)から同(h)に示す
ように、上記第1表示部L1の表示タイミングに連動さ
せて同一の識別情報、つまり漢数字の五〜七等からなる
識別情報を、三拍子のリズムをもって変動させてこま送
りした後に停止させる。これによって左右の表示部L
1,L2に表示された識別情報が同一図柄となるいわゆ
るリーチが成立することになる。
【0023】その後、表示手段2の中央に位置する第3
表示部L3において、図4の(a)から同(g)に示す
ように、上記第1表示部L1の表示タイミングに連動さ
せて所定の識別情報を七拍子のリズムをもって変動させ
てこま送りした後に停止させる。これによって、上記第
1〜第3表示部L1〜L3において表示される各識別情
報が、三三七拍子のリズムをもって変動した後に順次停
止することになる。そして、上記第3表示部L3におい
て最終的に表示された識別情報が、上記第1,第2表示
部L1,L2に表示された識別情報と同じ(図例では漢
数字の七)であれば、大当りモードが発生したと判断し
て上記大当り入賞部3に設けられた開閉蓋を開放状態と
する。
【0024】このように、予め設定された複数の識別情
報が可変表示される複数個の表示部L1〜L3が設けら
れた表示手段2を備えた遊技機において、上記各表示部
L1〜L3に表示される識別情報を変動させた後に停止
させて特定する情報特定手段8と、この情報特定手段8
により一定の対応関係がある識別情報が特定されて各表
示部L1〜L3に表示された場合に遊技形態を変更する
遊技形態変更手段9と、上記一定の対応関係がある識別
情報を特定して各表示部L1〜L3に表示させる際に、
各識別情報を一定のリズムをもって段階的に変動させた
後に順次停止させるように上記表示手段2を制御する変
動態様制御部10とを設けたため、表示手段2および制
御手段6の構造を複雑化することなく、いわゆるリーチ
の成立時に遊技者の興奮度を効果的に高めることができ
る。
【0025】すなわち、上記第1,第2表示部L1,L
2に表示された識別情報が互いに異なる図柄となってい
わゆる外れモードとなったときには、各表示部L1〜L
3において変動表示された識別情報のスクロールが所定
の減速度で順次停止する。これに対して上記第1,第2
表示部L1,L2に表示された識別情報が互いに同一の
図柄となるいわゆるリーチの成立時には、各表示部L1
〜L3において変動表示された識別情報のスクロール
が、三三七拍子のリズムをもって変動した後に順次停止
し、この停止時の変動態様が上記外れモードのときとは
顕著に相違しているため、上記リーチが成立したことが
遊技者によって確実に認識され、その興奮度が効果的に
高められることになる。
【0026】特に、大当りの発生待ちとなるリーチの成
立時に、上記各表示部L1〜L3において変動表示され
る識別情報のスクロールを一定の減速度で減速させて停
止させるノーマルのリーチモードと、上記のように各表
示部L1〜L3において変動表示された識別情報のスク
ロールを三三七拍子のリズムをもって変動させた後に順
次停止させるスペシャルのリーチモードとを設け、この
スペシャルリーチの成立時に、大当りが発生する確率を
高く設定した場合には、上記三三七拍子のリズムをもっ
た識別情報の変動が開始した時点で、大当りが発生する
のではないかという強い期待感を遊技者に抱かせること
ができる。
【0027】しかも、上記のように識別情報のスクロー
ルを三三七拍子のリズムをもって変動した後に順次停止
させることにより、遊技者に特別リーチであることを迅
速かつ容易に認識させることができるため、最後に特定
される表示部における識別情報の変動時間を通常より長
くするいわゆるロングリーチのモードを設けた従来装置
に比べ、一回当りの遊技時間を短くして遊技機のスピー
ド感を向上させることができる。
【0028】また、通常時に縦スクロールする識別情報
を、水平方向に回転させたり、通常時とは異なる図柄の
識別情報を表示する等により、大当りが発生する可能性
が高いスペシャルリーチであることを遊技者に認識させ
るように構成された従来装置のように、各種のデータを
上記制御手段6に記憶させて選択的に表示手段2に表示
させる等の複雑な構造を採用する必要がないので、上記
表示手段2および制御手段6の構造を簡略化することが
できる。なお、上記特別リーチの成立時に、三三七拍子
のリズムに対応した音響を音響発生部において発生させ
るように構成した場合には、上記特別リーチが成立した
ことをより確実に認識させて遊技者の興奮度をさらに効
果的に高めることができる。
【0029】上記実施形態では、第1表示部L1におい
て三拍子のリズムをもって識別情報を変動表示させて停
止させた後、第2表示部L2において三拍子のリズムを
もって識別情報を変動表示させて停止させ、次に第3表
示部L3において七拍子のリズムをもって識別情報を変
動表示させて停止させるように構成した例について説明
したが、この識別情報の変動パターンは、上記実施形態
に限定されることなく種々の変形が可能である。例え
ば、第1表示部L1と第2表示部L2とにおいて識別情
報を三拍子のリズムをもって交互に変動表示させる制御
を2回繰り返して停止させた後、第3表示部L3におい
て識別情報を七拍子のリズムをもって変動表示させて停
止させることにより、全体として三三七拍子のリズムを
構成するようにしてもよい。また、上記識別情報の変動
パターンは、三三七拍子のリズムに限られず、遊技者が
認識可能な他のリズム、例えば有名な音楽の一フレーズ
等に対応させて識別情報を変動させるようにしてもよ
い。
【0030】なお、遊技形態のバリエーションを増やす
ため、一定の条件下で図5の(a)〜(c)に示すよう
に、表示手段2に少女柔道家からなるキャラクターを登
場させ、このキャラクターによって大当りとなる第3表
示部L3の識別情報を押さえ込むようにしてもよい。そ
して、図6の(a)〜(d)に示すように、上記識別情
報が所定時間に亘って保持された場合に、大当りを発生
させ、図7の(a)〜(d)に示すように、上記識別情
報を保持する動作が失敗した場合に、大当りを不成立と
するように構成した場合には、上記キャラクターに対し
て遊技者を効果的に感情移入させることができるため、
遊技者をより一層楽しませることができる。
【0031】また、上記表示手段2に設けられた各表示
部L1〜L3の個数、配列状態、識別情報の図柄、その
停止順序および識別情報の個数等は、上記実施形態に限
定されず種々の変形が可能であり、例えば4個以上の表
示部を表示手段2に配設した構造としてもよい。また、
上記実施形態では、表示手段2に設けられた各表示部L
1〜L3に表示される識別情報の図柄が等しい場合に、
この識別情報に一定の対応関係があると判断して所定の
処理を実行するように構成した例について説明したが、
上記各表示部に連続番号を有する識別情報が表示された
場合、あるいは類似の図柄が表示された場合等に、これ
らの識別情報の間に一定の対応関係があるとみなして上
記処理を実行するように構成してもよい。
【0032】さらに、上記実施形態では、本発明に係る
遊技機をパチンコゲーム機に適用した例について説明し
たが、コインが投入されることにより、表示手段におい
て識別情報が可変表示されるスロットマシンゲーム機ま
たはコイン等を使用した種々のゲーム機等、あるいはテ
レビゲーム機等についても、本発明の構成を採用するこ
とができる。
【0033】また、上記一定の対応関係がある識別情報
を特定して各表示部L1〜L3に表示させる際に、各識
別情報を三三七拍子等の一定のリズムをもって段階的に
変動させた後に順次停止させるように上記表示手段2を
制御する変動態様制御機能を備えた遊技機制御プログラ
ムを、カセット内の半導体チップあるいは光ディスク等
の記録媒体に記録し、これを上記遊技機の着脱自在に取
り付けるように構成してもよい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、予め設
定された複数の識別情報が可変表示される複数個の表示
部が設けられた表示手段と、上記各表示部に表示される
識別情報を変動させた後に停止させて特定する情報特定
手段と、この情報特定手段により一定の対応関係がある
識別情報が特定されて各表示部に表示された場合に遊技
形態を変更する遊技形態変更手段とを備えた遊技機にお
いて、上記一定の対応関係がある識別情報を特定して各
表示部に表示させる際に、各識別情報を一定のリズムを
もって段階的に変動させた後に順次停止させるように制
御するように構成したため、表示手段および制御手段の
構造を複雑化することなく、いわゆるリーチの成立時に
遊技者の興奮度を効果的に高めることができるととも
に、一回当りの遊技時間が必要以上に長くなるのを防止
できる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る遊技機の制御手段の具
体的構成を示すブロック図である。
【図2】上記遊技機の全体構成を示す説明図である。
【図3】表示手段の表示内容を示す説明図である。
【図4】表示手段の表示内容の別の例を示す説明図であ
る。
【図5】表示手段の表示内容のさらに別の例を示す説明
図である。
【図6】表示手段の表示内容のさらに別の例を示す説明
図である。
【図7】表示手段の表示内容のさらに別の例を示す説明
図である。
【符号の説明】
2 表示手段 L1〜L3 表示部 6 制御手段 8 情報特定手段 9 遊技形態変更手段 10 変動態様制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め設定された複数の識別情報が可変表
    示される複数個の表示部が設けられた表示手段を有する
    遊技機を制御する遊技機制御装置であって、上記各表示
    部に表示される識別情報を変動させた後に停止させて特
    定する情報特定手段と、この情報特定手段により一定の
    対応関係がある識別情報が特定されて各表示部に表示さ
    れた場合に遊技形態を変更する遊技形態変更手段と、上
    記一定の対応関係がある識別情報を特定して各表示部に
    表示させる際に、各識別情報を一定のリズムをもって段
    階的に変動させた後に順次停止させるように上記表示手
    段を制御する変動態様制御部とを備えたことを特徴とす
    る遊技機制御装置。
  2. 【請求項2】 上記識別情報を三三七拍子のリズムをも
    って変動させた後に順次停止させるように制御すること
    を特徴とする請求項1記載の遊技機制御装置。
  3. 【請求項3】 表示手段に第1〜第3表示部が設けられ
    た遊技機を制御する請求項2記載の遊技機制御装置にお
    いて、第1表示部および第2表示部に表示される第1,
    第2識別情報を順次三拍子のリズムをもって変動させた
    後に停止させるとともに、第3表示部に表示される第3
    識別情報を七拍子のリズムをもって変動させた後に停止
    させるように制御することを特徴とする遊技機制御装
    置。
  4. 【請求項4】 予め設定された複数の識別情報が可変表
    示される複数個の表示部が設けられた表示手段と、上記
    各表示部に表示される識別情報を変動させた後に停止さ
    せて特定する情報特定手段と、この情報特定手段により
    一定の対応関係がある識別情報が特定されて各表示部に
    表示された場合に遊技形態を変更する遊技形態変更手段
    とを備えた遊技機であって、上記一定の対応関係がある
    識別情報を特定して各表示部に表示させる際に、各識別
    情報を一定のリズムをもって段階的に変動させた後に順
    次停止させるように上記表示手段を制御する変動態様制
    御部を備えたことを特徴とする遊技機。
  5. 【請求項5】 予め設定された複数の識別情報が可変表
    示される複数個の表示部が設けられた表示手段と、上記
    各表示部に表示される識別情報を変動させた後に停止さ
    せて特定する情報特定手段と、この情報特定手段により
    一定の対応関係がある識別情報が特定されて各表示部に
    表示された場合に遊技形態を変更する遊技形態変更手段
    とを備えた遊技機を制御する遊技機制御プログラムであ
    って、上記一定の対応関係がある識別情報を特定して各
    表示部に表示させる際に、各識別情報を一定のリズムを
    もって段階的に変動させた後に順次停止させるように上
    記表示手段を制御する変動態様制御機能を有することを
    特徴とする遊技機制御プログラムを記録した記録媒体。
JP9333194A 1997-12-03 1997-12-03 遊技機制御装置、遊技機および遊技機制御プログラムを記録した記録媒体 Pending JPH11164946A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014210138A (ja) * 2013-03-30 2014-11-13 株式会社三洋物産 遊技機

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