JPH11164381A - ディジタルワイヤレスマイク通信装置 - Google Patents

ディジタルワイヤレスマイク通信装置

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JPH11164381A
JPH11164381A JP34582197A JP34582197A JPH11164381A JP H11164381 A JPH11164381 A JP H11164381A JP 34582197 A JP34582197 A JP 34582197A JP 34582197 A JP34582197 A JP 34582197A JP H11164381 A JPH11164381 A JP H11164381A
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JP
Japan
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signal
adaptive array
wireless microphone
signals
array antenna
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Application number
JP34582197A
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English (en)
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Minako Takeishi
美奈子 武石
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Radio Relay Systems (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)
  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤレスマイク通信装置において、屋
内であっても遅延波を除去して通信品質を向上するこ
と。 【解決手段】 アンテナ21〜23に受信された直接波
及び遅延波の混在した信号は、それぞれ無線復調部24
〜26で復調され、希望波の推定・分離を行う信号処理
手段27に送られる。信号処理手段27では、LMSア
ルゴリズムにしたがって無線復調部24〜26からの復
調信号に最適の係数を乗算することにより、遅延波を除
去し、希望波を抽出して信号復号手段28に送る。信号
復号手段28では、信号処理手段27で抽出された信号
をもとにディジタル復号を行い、更に音声への復号を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋内外で使用する
ディジタルワイヤレスマイク通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、屋内外においてワイヤレスマ
イク通信装置が使用されている。このワイヤレスマイク
通信装置は、音声信号を送受信する送信機及び受信機か
ら主に構成される。従来のワイヤレスマイク通信装置に
おける受信機の構成の一例を図7に示す。
【0003】図7において、受信機70は、電波を受信
する選択ダイバーシチ用受信アンテナ71,72と、ア
ンテナ71,72から受信信号をそれぞれ復調する無線
復調部73,74と、復調された信号に対して選択ダイ
バーシチを行う選択ダイバーシチ回路75と、選択ダイ
バーシチが行われた信号をFM検波するFM検波回路7
6と、検波された音声信号を増幅する音声信号増幅アン
プ77と、その音声信号を出力する音声信号出力スピー
カ78とから主に構成されている。
【0004】上記構成を有する受信機においては、まず
アンテナ71,72で受信された信号が、それぞれ無線
復調部73,74に送られ、そこで復調され、更に選択
ダイバーシチ回路75に送られる。選択ダイバーシチ回
路75では、2つの信号の受信電力の大きさを比較し、
受信電力が大きいほうの復調信号を選択してFM検波回
路76に送る。FM検波回路76では、復調信号をFM
検波して音声信号を取り出して音声信号増幅アンプ77
に送る。音声信号増幅アンプ77で増幅された信号が音
声信号出力スピーカ78から出力される。
【0005】上記構成から分かるように、従来のワイヤ
レスマイク通信装置では、音声信号をそのままFM変調
するアナログ変復調装置を用いているため、フェージン
グや多重到来波による通信品質の劣化に対しては、空間
ダイバーシチによるパス選択を行うだけである。
【0006】現在、近年の移動通信システムのディジタ
ル化に伴い、ワイヤレスマイク通信装置においてもディ
ジタル化の検討が進められている。ディジタル化の検討
にあたっては、先に延べた通信品質の維持向上、限られ
た周波数帯内でのチャネル数の増大等の技術的課題も多
い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ワイヤレスマイク通信
装置は、屋内外での使用が想定されており、特に屋内で
の使用の場合は、講堂やホール等のような大空間を考慮
する必要がある。こうした空間では、電波の反射等によ
る多数の遅延波の発生は避けられないことから、これら
多重到来波による通信品質の劣化という重大な課題が生
じる。
【0008】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、屋内であっても遅延波を除去して通信品質を向上
することができるワイヤレスマイク通信装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下の手段を講じた。請求項1に記載のデ
ィジタルワイヤレスマイク通信装置は、多重到来波を受
信するアダプティブアレイアンテナ、及びこのアダプテ
ィブアレイアンテナからの受信信号を用いて多重到来波
から希望波の推定・分離を行う信号処理手段を含む受信
機と、この受信機に対して音声信号を送信する送信機
と、を具備する構成を採る。
【0010】また、請求項3に記載のディジタルワイヤ
レスマイク受信機は、多重到来波を受信するアダプティ
ブアレイアンテナと、このアダプティブアレイアンテナ
からの受信信号を用いて多重到来波から希望波の推定・
分離を行う信号処理手段と、を具備する構成を採る。
【0011】また、請求項5に記載のディジタルワイヤ
レスマイク通信方法は、アダプティブアレイアンテナで
受信したディジタル受信信号から希望波を抽出し、抽出
された希望波の信号に基づいてディジタル復号を行って
音声信号を得る構成を採る。
【0012】これらの構成によれば、ディジタル信号処
理により、多重到来波から希望波を容易に抽出すること
ができる。これにより、屋内使用時に生じる多重到来波
による通信品質を向上させることが可能となる。
【0013】請求項2に記載のディジタルワイヤレスマ
イク通信装置は、多重到来波を受信する複数のアダプテ
ィブアレイアンテナ、それぞれのアダプティブアレイア
ンテナからの受信信号を用いて多重到来波から希望波の
推定・分離を行う複数の信号処理手段、これらの信号処
理手段からの信号の出力タイミングを合わせる補正手
段、及びタイミング補正された信号を合成する合成手段
を含む受信機と、この受信機に対して音声信号を送信す
る送信機と、を具備する構成を採る。
【0014】また、請求項4に記載のディジタルワイヤ
レスマイク受信機は、多重到来波を受信する複数のアダ
プティブアレイアンテナと、それぞれのアダプティブア
レイアンテナからの受信信号を用いて多重到来波から希
望波の推定・分離を行う複数の信号処理手段と、これら
の信号処理手段からの信号の出力タイミングを合わせる
補正手段と、タイミング補正された信号を合成する合成
手段と、を具備する構成を採る。
【0015】また、請求項6に記載のディジタルワイヤ
レスマイク通信方法は、アダプティブアレイアンテナで
受信したディジタル受信信号から希望波を抽出した複数
の信号の出力タイミングを合わせ、タイミング補正され
た複数の信号を合成し、この合成信号に基づいてディジ
タル復号を行って音声信号を得る構成を採る。
【0016】これらの構成によれば、複数箇所に設置し
た受信機からの希望波のみを合成して音声信号に再生す
るので、屋内使用時に生じる多重到来波による通信品質
をより高いレベルに向上させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を用いて詳細に説明する。 (実施の形態1)実施の形態1に係るディジタルワイヤ
レスマイク通信装置は、受信信号を複数素子で構成され
るアダプティブアレイアンテナで受信し、各アンテナ素
子からの受信復調信号に基づいて信号処理手段において
希望波及び遅延波を推定し、両者を分離し、希望波を抽
出し、その後、抽出された希望波を信号復号手段で復号
し、音声として再現するものである。
【0018】図1は本発明の実施の形態1に係るディジ
タルワイヤレスマイク通信装置の構成を示す概略図であ
る。ワイヤレスマイク通信装置は、送信機1と、受信機
2とから主に構成されている。送信機1は、音声入力端
子であるマイク11と、入力された音声をディジタル符
号化するコーデック部12と、コーデック部12からの
出力を無線データ伝送用にフレーム化する無線フレーム
作成部13と、フレーム化された信号を無線搬送波に変
調する無線変調部14と、無線変調信号を出力する送信
アンテナ15とを備える。
【0019】受信機2は、無線変調信号を受信する第1
〜第3のアンテナ21〜23と、第1〜第3のアンテナ
21〜23で受信した無線変調信号をそれぞれ復調する
第1〜第3の無線復調部24〜26と、第1〜第3の無
線復調部24〜26からの受信復調信号に基づいてLM
Sアルゴリズムを用いて希望波の推定・分離を行う信号
処理手段27と、抽出された希望波を復号・音声化する
信号復号手段28と、音声化された信号を増幅する増幅
アンプ29と、音声化された信号を出力するスピーカ3
0とを備える。
【0020】信号処理手段27は、受信復調信号D1〜
D3にそれぞれ対応した係数W1〜W3を乗算する乗算
器31〜33と、乗算器31〜33に受信復調信号D1
〜D3にそれぞれ対応する係数を供給するウェイトコン
トロール部34と、乗算器31〜33の出力を加算(合
成)する第1の加算器35と、合成した信号を仮判定す
る仮判定回路37と、仮判定により生成した参照信号R
と乗算器31〜33の出力を加算した信号の極性反転値
とを加算する第2の加算器36とから構成されている。
【0021】次に、上記構成を有するディジタルワイヤ
レスマイク通信装置の動作について図3及び図4を参照
して説明する。図3はディジタルワイヤレスマイク通信
装置をホール3に設置した場合において、マイク11か
らの電波伝搬状況を模擬的に示した図である。
【0022】マイク11から入力された音声信号は、送
信機1内の音声コーデック部12でアナログ信号からデ
ィジタル符号化され、無線フレーム作成部13に送られ
る。無線フレーム作成部13では、符号化されたディジ
タル信号列と、通信装置内であらかじめ設定されている
無線伝送用情報信号(同期捕捉用信号や送信機ID等)
とを合わせて無線伝送フレームを作成する。
【0023】次に、無線伝送フレーム化された信号は、
無線変調部14に送られ、無線信号に変調され、アンテ
ナ15から送信される。このようにして送信機1から出
力された信号は、受信機2に受信されるときには直接波
aの他に、ホール3の壁に反射してそれぞれ入射角θ
b、θcで到来する遅延波b、cが存在する。これらの
3つの波は、混在した状態で第1〜第3のアンテナ21
〜23に受信される。
【0024】第1〜第3のアンテナ21〜23では、そ
れぞれ第1〜第3の無線復調部24〜26で受信信号を
復調し、この信号を希望波の推定・分離を行う信号処理
手段27に送る。信号処理手段27では、LMSアルゴ
リズムにしたがって第1〜第3の無線復調部24〜26
からの受信復調信号に最適な係数を乗算することによ
り、遅延波を除去し、希望波を抽出して信号復号手段2
8に送る。
【0025】信号処理手段27では、まず、乗算器31
〜33でそれぞれ第1〜第3の無線復調部24〜26か
らの受信復調信号D1〜D3にウェイトコントロール部
34から供給された係数W1〜W3を乗算する。この場
合、それぞれの係数W1〜W3は、受信復調信号D1〜
D3に対応して設定される。
【0026】次いで、乗算器31〜33からの出力を第
1の加算器35で加算・合成する。そして、合成した信
号を仮判定回路37に送り、そこで仮判定を行い、参照
信号Rを生成する。
【0027】この参照信号Rと先に求めた合成信号の極
性を反転させた信号を第2の加算器36において加算す
ることにより、参照信号Rと合成信号との間の誤差eを
求める。この誤差eの信号はウェイトコントロール部3
4に送られる。ウェイトコントロール部34では、この
誤差eを小さくするように、受信復調信号に乗算する係
数を更新する。したがって、信号処理手段27では、上
記一連の動作を繰り返して、誤差eを最小値に維持する
ようにする。
【0028】信号復号手段28では、信号処理手段27
で抽出された信号に基づいてディジタル復号を行い、更
に音声への復号を行う。復号された音声信号は、増幅ア
ンプ29で増幅されスピーカ30を通して出力される。
なお、この時のアダプティブアレイアンテナの指向性
は、それぞれθb、θcの到来方向にヌルをもつ図4の
ようになる。
【0029】上記構成によれば、アダプティブアレイア
ンテナの基本特性である、指向性に(素子数−1)の自
由度(ヌル)を持たせることができるという特徴を生か
し、3素子のアダプティブアレイアンテナを用いて2方
向にヌルを生成し、遅延波の除去を実現することができ
る。
【0030】なお、本実施の形態では、アダプティブア
レイアンテナでの希望波信号の推定・分離を行う信号処
理手段としてLMSアルゴリズムを用いた場合について
説明しているが、これに限定されず、遅延波を除去でき
る他のアダプティブアレイアンテナ制御アルゴリズムを
用いても良い。
【0031】(実施の形態2)実施の形態2に係るディ
ジタルワイヤレスマイク通信装置は、実施の形態1のア
ダプティブアレイアンテナを複数箇所設置し、アダプテ
ィブアレイアンテナ信号出力を合成して空間ダイバーシ
チ制御を行うものである。すなわち、複数箇所に設置し
たそれぞれのアダプティブアレイアンテナの各素子で信
号を受信し、その受信信号を無線復調部において復調
し、これを信号処理手段で各アンテナ素子からの復調信
号に基づいて希望波と遅延波とに推定し、両者を分離
し、希望波を抽出する。更に、各アダプティブアレイア
ンテナ毎に抽出した希望波信号のタイミングを合わせた
後、希望波信号を合成する。その後、合成された信号を
復号し、音声として再現する。
【0032】図5は本発明の実施の形態2に係るディジ
タルワイヤレスマイク通信装置の構成を示す概略図であ
る。受信機4は、各々3素子で構成され、無線変調部及
び信号処理回路を含む第1〜第4のアダプティブアレイ
アンテナ41〜44と、各アダプティブアレイアンテナ
の信号処理出力を伝送するケーブル45〜48と、各ア
ダプティブアレイアンテナの信号処理出力タイミングを
補正する補正手段49と、タイミング補正された各アダ
プティブアレイアンテナの信号処理出力を最大比合成す
る合成手段50と、合成手段からの出力信号を復号し、
音声化する信号復号手段51と、音声化された信号を増
幅する増幅アンプ52と、増幅された音声信号を出力す
るスピーカ53とを備える。
【0033】次に、上記構成を有するディジタルワイヤ
レスマイク通信装置の動作について図6を参照して説明
する。図6はディジタルワイヤレスマイク通信装置をホ
ール3に設置した場合において、マイク11からの電波
伝搬状況を模擬的に示した図である。
【0034】マイク11から入力された音声信号は、実
施の形態1と同様にして送信機1内の音声コーデック部
12でアナログ信号からディジタル符号化され、無線フ
レーム作成部13に送られ、符号化されたディジタル信
号列と、通信装置内であらかじめ設定されている無線伝
送用情報信号とを合わせて無線伝送フレームが作成さ
れ、無線変調部14で無線信号に変調され、アンテナ1
5から送信される。
【0035】図6から分かるように、送信された信号
は、受信機4の第1のアダプティブアレイアンテナ41
に受信されるときには、直接波d1の他に、ホール3の
壁に反射して到来する遅延波e1及びf1が存在し、3
つの波は混在したまま第1のアダプティブアレイアンテ
ナ41に受信される。
【0036】同様に、他のアダプティブアレイアンテナ
42〜44についても、それぞれ第2のアダプティブア
レイアンテナ42は直接波d2、遅延波e2及び遅延波
f2が混在したまま受信され、第3のアダプティブアレ
イアンテナ43は直接波d3、遅延波e3及び遅延波f
3が混在したまま受信され、第4のアダプティブアレイ
アンテナは直接波d4、遅延波e4及び遅延波f4が混
在したまま受信される。
【0037】第1のアダプティブアレイアンテナ41で
は、上述したLMSアルゴリズムにしたがって、受信復
調信号に最適の係数を乗算することにより、遅延波を除
去し、希望波を抽出してケーブル45を通して信号合成
手段49に送る。他のアダプティブアレイアンテナ42
〜44でも同様に、それぞれの受信信号から遅延波を除
去し、希望波を抽出してケーブル46〜48を通して信
号タイミング補正手段49に送る。
【0038】アンテナ設置位置により信号伝送時間が異
なるため、信号タイミング補正手段49では、あらかじ
め測定したそれぞれのケーブルの所要伝送時間をデータ
として保持し、信号合成時に全アンテナからの信号タイ
ミングが一致するよう補正をかける。信号タイミング補
正手段49でタイミングを合わせた後、信号合成手段5
0において、4つの入力信号の最大比合成を行う。
【0039】合成された信号は、信号復号手段51に送
られ、そこでディジタル復号され、更に音声信号に復号
される。復号された音声信号は、増幅アンプ52で増幅
され、スピーカ53を通して出力される。このときの各
アダプティブアレイアンテナ41〜44は、それぞれの
遅延波の到来方向にヌルをもつ指向性となる。これによ
り、遅延波の除去を行うことができ、複数箇所に設置し
た受信機からの希望波のみを合成して音声信号に再生す
るので、通信品質をより高いレベルに向上させることが
できる。
【0040】なお、本実施の形態では、アダプティブア
レイアンテナでの希望波信号の推定・分離を行う信号処
理手段としてLMSアルゴリズムを用いた場合について
説明しているが、これに限定されず、遅延波を除去でき
る他のアダプティブアレイアンテナ制御アルゴリズムを
用いても良い。
【0041】同様に、本実施の形態では、信号合成手段
50において最大比合成する場合について説明している
が、信号合成手段50において他の空間ダイバーシチで
の合成方法を用いても良い。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明のディジタル
ワイヤレスマイク通信装置は、受信機のアンテナにアダ
プティブアレイアンテナを用いて希望波及び遅延波を推
定し、両者を分離することにより、屋内使用時に生じる
多重到来波による通信品質の劣化を防ぐことが可能とな
る。また、複数のアダプティブアレイアンテナを用いる
ことにより、更なる通信品質の維持向上が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るディジタルワイヤ
レスマイク通信装置の構成を示すブロック図
【図2】上記実施の形態に係るディジタルワイヤレスマ
イク通信装置における受信機の信号処理手段を説明する
ためのブロック図
【図3】上記実施の形態に係るディジタルワイヤレスマ
イク通信装置をホールに設置した場合において、マイク
からの電波伝搬状況を模擬的に示した図
【図4】上記実施の形態に係るディジタルワイヤレスマ
イク通信装置において、アダプティブアレイアンテナ制
御による指向性を示すパターン図
【図5】本発明の実施の形態1に係るディジタルワイヤ
レスマイク通信装置の構成を示すブロック図
【図6】上記実施の形態に係るディジタルワイヤレスマ
イク通信装置をホールに設置した場合において、マイク
からの電波伝搬状況を模擬的に示した図
【図7】従来のワイヤレスマイク通信装置の構成を示す
ブロック図
【符号の説明】
1 送信機 2,4 受信機 3 ホール 21〜23 第1〜第3のアンテナ 24〜26 第1〜第3の無線復調部 27 信号処理手段 28,51 信号復号手段 29,52 増幅アンプ 30,53 スピーカ 31〜33 乗算器 34 ウェイトコントロール部 35 第1の加算器 36 第2の加算器 37 仮判定回路 41〜44 第1〜第4のアダプティブアレイアンテナ 45〜48 信号伝送用ケーブル 49 信号タイミング補正手段 50 信号合成手段 a,d1〜d4 直接波 b,c,e1〜e4、f1〜f4 遅延波

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多重到来波を受信するアダプティブアレ
    イアンテナ、及びこのアダプティブアレイアンテナから
    の受信信号を用いて多重到来波から希望波の推定・分離
    を行う信号処理手段を含む受信機と、この受信機に対し
    て音声信号を送信する送信機と、を具備することを特徴
    とするディジタルワイヤレスマイク通信装置。
  2. 【請求項2】 多重到来波を受信する複数のアダプティ
    ブアレイアンテナ、それぞれのアダプティブアレイアン
    テナからの受信信号を用いて多重到来波から希望波の推
    定・分離を行う複数の信号処理手段、これらの信号処理
    手段からの信号の出力タイミングを合わせる補正手段、
    及びタイミング補正された信号を合成する合成手段を含
    む受信機と、この受信機に対して音声信号を送信する送
    信機と、を具備することを特徴とするディジタルワイヤ
    レスマイク通信装置。
  3. 【請求項3】 多重到来波を受信するアダプティブアレ
    イアンテナと、このアダプティブアレイアンテナからの
    受信信号を用いて多重到来波から希望波の推定・分離を
    行う信号処理手段と、を具備することを特徴とするディ
    ジタルワイヤレスマイク受信機。
  4. 【請求項4】 多重到来波を受信する複数のアダプティ
    ブアレイアンテナと、それぞれのアダプティブアレイア
    ンテナからの受信信号を用いて多重到来波から希望波の
    推定・分離を行う複数の信号処理手段と、これらの信号
    処理手段からの信号の出力タイミングを合わせる補正手
    段と、タイミング補正された信号を合成する合成手段
    と、を具備することを特徴とするディジタルワイヤレス
    マイク受信機。
  5. 【請求項5】 アダプティブアレイアンテナで受信した
    ディジタル受信信号から希望波を抽出し、抽出された希
    望波の信号に基づいてディジタル復号を行って音声信号
    を得ることを特徴とするディジタルワイヤレスマイク通
    信方法。
  6. 【請求項6】 アダプティブアレイアンテナで受信した
    ディジタル受信信号から希望波を抽出した複数の信号の
    出力タイミングを合わせ、タイミング補正された複数の
    信号を合成し、この合成信号に基づいてディジタル復号
    を行って音声信号を得ることを特徴とするディジタルワ
    イヤレスマイク通信方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001028129A1 (fr) * 1999-10-08 2001-04-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Systeme de station de base radio, et procede d'emission radio
KR20030091544A (ko) * 2002-05-28 2003-12-03 주식회사 썬테크전자 듀얼 안테나를 이용한 무선마이크 수신장치

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