JPH1116408A - 混光照明装置 - Google Patents

混光照明装置

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JPH1116408A
JPH1116408A JP16707597A JP16707597A JPH1116408A JP H1116408 A JPH1116408 A JP H1116408A JP 16707597 A JP16707597 A JP 16707597A JP 16707597 A JP16707597 A JP 16707597A JP H1116408 A JPH1116408 A JP H1116408A
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light
lamp
source lamp
mirror
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JP16707597A
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Tomohiko Nagai
智彦 長井
Akira Kataoka
明 片岡
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Kansai Electric Power Co Inc
Ushio U Tech Inc
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Kansai Electric Power Co Inc
Ushio U Tech Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 照明すべき対象物までの距離の大きさに関わ
らず、当該対象物に対して所期の波長特性を有する光を
照射することができ、しかも、安価で小型の混光照明装
置を提供すること。 【解決手段】 第1の光源ランプ11およびこの第1の光
源ランプ11からの光を光軸Pに沿って反射する第1のミ
ラー12よりなる第1の光源装置10と、発光部が前記第1
の光源装置10における第1の光源ランプ11の前方におい
て当該第1の光源装置10の光軸P上に位置するよう配置
された第2の光源ランプ21、およびこの第2の光源ラン
プ21からの光を前記光軸Pに沿って反射する第2のミラ
ー22よりなる第2の光源装置20とを具えてなることを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自然太陽光に類似
した波長特性を有する光や、混光による演色光を照射す
る混光照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、可視光線を放射する光源ランプと
しては、ハロゲン白熱ランプ、メタルハライドランプ、
キセノンランプ等の種々のものが知られている。これら
の中でも、キセノンランプは、自然太陽光に類似した波
長特性を有する光を放射することから、人工太陽光照明
装置の光源ランプとして利用されており、このようなキ
セノンランプを具えた人工太陽光照明装置は、主とし
て、太陽電池の特性試験、植物の人工栽培等に使用され
ている。而して、太陽光は人体の生理作用等に良好な影
響を与えることから、人工太陽光照明装置を、一般家
屋、ビル等における北向きの部屋、地下室等の自然太陽
光が照射されない場所や、病院などに使用される照明装
置として構成することができれば極めて有用である。
【0003】しかしながら、キセノンランプはそれ自体
が高価で寸法の大きいものであるため、このようなキセ
ノンランプを具えた人工太陽光照明装置においては、安
価で小型のものを構成することができない、という問題
がある。
【0004】一方、キセノンランプを用いずに人工太陽
光を得る手段としては、波長特性の異なる複数の光源ラ
ンプを用い、これらの光源ランプよりの光を混合する手
段が考えられる。図6は、波長特性の異なる2つのラン
プからの光を重畳して人工太陽光を照射する照明装置の
概略図である。この照明装置は、ランプ92およびこの
ランプ92からの光を光軸P1に沿って反射するミラー
93よりなる光源装置91と、ランプ96およびこのラ
ンプ96からの光を光軸P2に沿って反射するミラー9
7よりなる光源装置95とが、共通の灯具90内におい
て並列されて構成されている。このような照明装置によ
れば、光源装置91からの光と光源装置95からの光が
混合されることにより、自然太陽光に類似した波長特性
を有する人工太陽光が得られる。
【0005】しかしながら、上記の人工太陽光照明装置
においては、照明すべき対象物までの距離(以下、「照
射距離」ともいう。)の大きさが異なると、当該対象物
に照射される光の波長特性が変化する、という問題があ
る。具体的に説明すると、照明すべき対象物が設計照射
領域S上にある場合には、光源装置91の光軸P1と光
源装置95の光軸P2が交差するため、当該照射物に
は、所期の波長特性を有する光が照射される。然るに、
対象物が設計照射領域S以外の領域、例えば設計照射領
域Sよりも照射距離の短い領域S1上や設計照射領域S
よりも照射距離の長い領域S2上にある場合には、2つ
の光源装置の光軸が設計照射領域Sからの距離に比例し
て離隔するようになるため、当該対象物には、所期の波
長特性を有する光が照射されず、特に、対象物が設計照
射領域Sから相当に離れた領域にある場合には、いずれ
かの光源ランプからの光のみしか照射することができな
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な事情に基づいてなされたものであって、その目的は、
人工太陽光や混光による演色光を照射する混光照明装置
であって、照明すべき対象物までの距離の大きさに関わ
らず、当該対象物に対して所期の波長特性を有する光を
照射することができ、しかも、安価で小型の混光照明装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の混光照明装置
は、第1の光源ランプおよびこの第1の光源ランプから
の光を光軸に沿って反射する第1のミラーよりなる第1
の光源装置と、発光部が前記第1の光源装置における第
1の光源ランプの前方において当該第1の光源装置の光
軸上に位置するよう配置された第2の光源ランプ、およ
びこの第2の光源ランプからの光を前記光軸に沿って反
射する第2のミラーよりなる第2の光源装置とを具えて
なることを特徴とする。
【0008】本発明において、人工太陽光を照射する混
光照明装置を構成する場合には、前記第1の光源ランプ
および前記第2の光源ランプの一方がメタルハライドラ
ンプであり、他方がハロゲン白熱ランプであることが好
ましい。また、メタルハライドランプよりなる光源ラン
プは、その放電路が光軸に対して垂直な水平方向となる
よう配設されていることが好ましい。本発明の混光照明
装置においては、第1の光源ランプまたは第2の光源ラ
ンプの前方に、当該光源ランプよりの発光スペクトルに
おける所定波長領域の透過率を制御するフィルターが配
置されていることが好ましい。また、第1の光源ランプ
および第2の光源ランプのうち少なくとも一方の光源ラ
ンプの前方に、ランプ破裂防護部材が設けられているこ
とが好ましい。また、第1の光源ランプおよび第2の光
源ランプのうち少なくとも一方の光源ランプを調光する
調光機能を有する点灯装置が設けられていることが好ま
しい。本発明においては、人工太陽光を照射する混光照
明装置を構成する場合において、第1の光源ランプがメ
タルハライドランプであるときには、第1のミラーがコ
ールドミラーであることが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の混光照明装置につ
いて詳細に説明する。図1は、本発明の混光照明装置を
人工太陽光照明装置として実施した場合の一例における
構成を一部を破断して示す説明用平面図である。この人
工太陽光照明装置においては、ハロゲン白熱ランプより
なる第1の光源ランプ11を具えた第1の光源装置10
と、この第1の光源装置の前方に配置された、メタルハ
ライドランプよりなる第2の光源ランプ21を具えた第
2の光源装置20とが、共通の灯具1内に収納されてい
る。
【0010】第1の光源装置10においては、第1の光
源ランプ11よりの光を光軸Pに沿って反射する凹面鏡
よりなる第1のミラー12が、当該第1の光源ランプ1
1の発光部を取り囲むよう配置されている。具体的に
は、第1のミラー12の中央底部に、当該第1のミラー
12を貫通するランプ受容部13が形成されており、第
1の光源ランプ11は、その発光部が第1のミラーの焦
点もしくはその近傍に位置された状態で、第1のミラー
12のランプ受容部13に配置されている。第1のミラ
ー12としては、放物面鏡、部分楕円鏡あるいはこれら
を組み合わせたものを用いることができる。
【0011】第2の光源装置20においては、第2の光
源ランプ21からの光を第1の光源装置と同一の光軸P
に沿って反射する凹面鏡よりなる第2のミラー22が、
当該第2の光源ランプ21の発光部を取り囲むよう配置
されている。具体的に説明すると、第2のミラー22に
は、その一側面または両側面(図示の例では両側面)を
貫通するランプ受容部23が形成されており、このラン
プ受容部23に第2の光源ランプ21の両端が挿通され
ることにより、当該第2の光源ランプ21は、その発光
部が光軸P上における第2のミラー22の焦点もしくは
その近傍に位置された状態で、かつ、その放電路が光軸
Pに対して垂直な水平方向となる姿勢で配置されてい
る。このメタルハライドランプよりなる第2の光源ラン
プ21のガラスバルブ内には、発光物質として例えば水
銀とスズとハロゲンとが封入されている。第2のミラー
22の中央底部には、第1のミラー12の前端における
開口部の径と同等の内径を有する透光用貫通孔24が形
成されている。また、第2のミラー22としては、放物
面鏡、部分楕円鏡あるいはこれらを組み合わせたものを
用いることができる。
【0012】第2のミラー22の前端における開口部に
は、第1の光源ランプ11および第2の光源ランプ21
よりの発光スペクトルにおける所定波長領域の透過率を
制御する波長制御フィルター25が配置されている。こ
の波長制御フィルター25の光学特性は、目的とする混
光の波長特性に応じて設計されるが、その一例における
光透過率を示すと下記表1のとおりである。
【0013】
【表1】
【0014】第1の光源ランプ11と第2の光源ランプ
21との間の位置には、例えばアルミニウムまたはステ
ンレスよりなる板状または網状のランプ破裂防護部材3
0が設けられており、灯具1の前面に、光拡散フィルタ
ー2が配置されている。また、第1の光源ランプ11お
よび第2の光源ランプ21は、それぞれ電圧制御による
調光器を有する点灯装置(図示省略)に接続されてお
り、この点灯装置によって、第1の光源ランプ11およ
び第2の光源ランプ21の一方または両方を調光するこ
とにより、季節や、朝、昼、夕の時間帯によって変化す
る自然太陽光に類似した人工太陽光を照射することがで
きる。
【0015】このような人工太陽光照明装置において
は、白熱ハロゲンランプよりなる第1の光源ランプ11
からの光が光軸Pに沿って放射されると共に、メタルハ
ライドランプよりなる第2の光源ランプ21からの光が
光軸Pに沿って放射されることにより、第1の光源ラン
プ11からの光と第2の光源ランプ21からの光とが混
合され、更にこの混合光が波長制御フィルター25を通
過することにより、自然太陽光に類似した波長特性を有
する人工太陽光が得られる。具体的に説明すると、白熱
ハロゲンランプよりなる第1の光源ランプ11から、図
2の曲線(イ)に示すように、赤外線領域にピークを有
する波長特性を有する光が放射されると共に、メタルハ
ライドランプよりなる第2の光源ランプ21から、図2
の曲線(ロ)に示すように、可視光線領域において自然
太陽光に類似した波長特性を有する光が放射され、これ
らの光が混合されることにより、図3の曲線(ハ)に示
す波長特性を有する混合光が得られる。そして、この混
合光が波長制御フィルター25を通過することにより、
第2の光源ランプ21を構成するメタルハライドランプ
による輝線がカットされると共に、赤外線領域の光の強
度が制御され、その結果、可視光線領域から赤外線領域
にわたって自然太陽光の波長特性(図3の曲線(ホ)に
示す)に類似した、図3の曲線(ニ)に示す波長特性を
有する人工太陽光が得られる。
【0016】上記の人工太陽光照明装置によれば、図4
に示すように、第1の光源ランプ11からの光および第
2の光源ランプ21からの光は、同一の光軸Pに沿って
照射されるため、設計照射領域Sにおける第1の光源ラ
ンプ11からの光と第2の光源ランプ21からの光との
重畳状態が、当該設計照射領域S以外の領域、例えば設
計照射領域Sよりも照射距離の短い領域S1や設計照射
領域Sよりも照射距離の長い領域S2においても維持さ
れる。従って、照明すべき対象物までの距離の大きさに
関わらず、当該対象物に対して所期の波長特性を有する
光を照射することができる。また、光源ランプとして、
ハロゲン白熱ランプおよびメタルハライドランプを使用
することができるため、安価で小型の人工太陽光照明装
置を構成することができる。従って、一般家屋、ビル等
における北向きの部屋、地下室等の自然太陽光が照射さ
れない場所や、病院などに好適に使用することができ
る。
【0017】また、メタルハライドランプよりなる第2
の光源ランプ21は、その放電路が光軸Pに対して垂直
な水平方向となる姿勢で配設されているため、メタルハ
ライドランプが第2のミラー22内にコンパクトに配設
され、第2の光源装置20の小型化を図ることができ
る。
【0018】また、メタルハライドランプよりなる第2
の光源ランプ21の前方に、波長制御フィルター25が
配置されているため、第1の光源ランプ11からの光と
第2の光源ランプ21からの光との混合光が波長制御フ
ィルター25を通過することにより、第2の光源ランプ
21を構成するメタルハライドランプによる輝線がカッ
トされて刺激的な光がなくなると共に、赤外線領域の光
の強度が制御され、その結果、自然太陽光に類似した波
長特性を有する人工太陽光が得られる。また、第1の光
源ランプ11の前方に、ランプ破裂防護部材30が設け
られているため、第1の光源ランプ11が万一破裂した
ときには、その破片が前方に飛散することを防止するこ
とができる。また、第1の光源ランプ11および第2の
光源ランプ21は、それぞれ調光器を有する点灯装置に
接続されているため、第1の光源ランプ11および第2
の光源ランプのいずれか一方または両方を調光すること
により、季節や時間帯に応じた太陽光を再現することが
可能である。
【0019】図5は、本発明の混光照明装置を人工太陽
光照明装置として実施した場合の他の例における構成を
一部を破断して示す説明用平面図である。この人工太陽
光照明装置においては、例えば発光物質として水銀とス
ズとハロゲンとが封入されたメタルハライドランプより
なる第1の光源ランプ41を具えた第1の光源装置40
と、この第1の光源ランプ40の前方に配置されたハロ
ゲン白熱ランプよりなる第2の光源ランプ51を具えた
第2の光源装置50とが、共通の灯具1内に収納されて
いる。
【0020】第1の光源装置40においては、第1の光
源ランプ41よりの光を光軸Pに沿って反射する凹面鏡
よりなる第1のミラー42が、当該第1の光源ランプ4
1の発光部を取り囲むよう配置されている。具体的に説
明すると、第1のミラー42には、その両側面を貫通す
るランプ受容部43が形成されており、このランプ受容
部43に第1の光源ランプ41の両端が挿通されること
により、当該第1の光源ランプ41は、その発光部が第
1のミラー42の焦点もしくはその近傍に位置された状
態で、かつ、その放電路が光軸Pに対して垂直な水平方
向となる姿勢で配置されている。また、第1のミラー4
2の前端における開口部には、第1の光源ランプ41よ
りの発光スペクトルにおける所定領域の透過率を制御す
る波長制御フィルター45が配置されている。また、こ
の例においては、第1のミラー42は、熱線透過性を有
するコールドミラーにより構成されている。
【0021】第2の光源装置50においては、第2の光
源ランプ51は、その発光部が第1の光源装置41の光
軸P上に位置された状態で配置され、第2の光源ランプ
51からの光を第1の光源装置40と同一の光軸Pに沿
って反射する第2のミラー52が、当該第2の光源ラン
プ51の発光部を取り囲むよう配置されている。また、
第2のミラー52の中央底部には、第1のミラー42の
前端における開口部の径と同等の内径を有する透光用貫
通孔53が形成されている。そして、これらの第1のミ
ラー42および第2のミラー52としては、放物面鏡、
部分楕円鏡あるいはこれらを組み合わせたものを用いる
ことができる。
【0022】第1の光源ランプ41と第2の光源ランプ
51との間の位置には、例えばアルミニウムまたはステ
ンレスよりなる板状または網状のランプ破裂防護部材3
0が設けられており、灯具1の前面に、光拡散フィルタ
ー2が配置されている。また、第1の光源ランプ41お
よび第2の光源ランプ51は、それぞれ電圧制御による
調光器を有する点灯装置(図示省略)に接続されてお
り、この点灯装置によって、第1の光源ランプ41およ
び第2の光源ランプ51の一方または両方を調光するこ
とにより、季節や、朝、昼、夕の時間帯によって変化す
る自然太陽光に類似した人工太陽光を照射することがで
きる。
【0023】このような人工太陽光照明装置によれば、
図1に示す構成の人工太陽光照明装置と同様の効果が得
られる。また、第1のミラー42は、熱線透過性を有す
るコールドミラーにより構成されているため、第1の光
源ランプ41が加熱されることが抑制され、その結果、
当該第1の光源ランプ41を構成するメタルハライドラ
ンプに長い使用寿命が得られる。
【0024】以上、本発明の混光照明装置を人工太陽光
照明装置として実施する場合について説明したが、本発
明は、人工太陽光照明装置に限定されず、その他の混光
による演色光を照明する混光照明装置として実施するこ
とができる。このような混光照明装置を構成する場合に
は、第1の光源ランプおよび第2の光源ランプは、それ
ぞれハロゲン白熱ランプおよびメタルハライドランプに
限られず、種々のランプを利用することができる。
【0025】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、第1の
光源ランプからの光および第2の光源ランプからの光
は、同一の光軸に沿って照射されるため、照明すべき対
象物までの距離の大きさに関わらず、当該対象物に対し
て所期の波長特性を有する混光を照射することができる
混光照明装置を提供することができる。
【0026】請求項2に記載の発明によれば、光源ラン
プとして、ハロゲン白熱ランプおよびメタルハライドラ
ンプを使用しているため、人工太陽光を照射する安価で
小型の混光照明装置を提供することができる。このよう
な混光照明装置は、一般家屋、ビル等における北向きの
部屋、地下室等の自然太陽光が照射されない場所や、病
院などに用いられる人工太陽光照明装置として好適であ
る。
【0027】請求項3に記載の発明によれば、メタルハ
ライドランプは、その放電路が光軸Pに対して垂直な水
平方向となる姿勢で配設されているため、メタルハライ
ドランプがミラー内にコンパクトに配設され、当該光源
装置の小型化を図ることができる。
【0028】請求項4に記載の発明によれば、第1の光
源ランプまたは第2の光源ランプの前方に、当該光源ラ
ンプよりの発光スペクトルにおける所定波長領域の透過
率を制御するフィルターが配置されているため、目的と
する混光、例えばメタルハライドランプによる輝線がカ
ットされて刺激的な光のない自然太陽光に類似した波長
特性を有する人工太陽光が得られる。
【0029】請求項5に記載の発明によれば、第1の光
源ランプおよび第2の光源ランプのうち少なくとも一方
の光源ランプの前方に、ランプ破裂防護板が設けられて
いるため、当該光源ランプが万一破裂したときには、そ
の破片が前方に飛散することを防止することができる。
【0030】請求項6に記載の発明によれば、第1の光
源ランプおよび第2の光源ランプの一方または両方の光
源ランプを調光する調光機能を有する点灯装置が設けら
れているため、当該光源ランプを調光することにより、
所要の混光例えば季節や時間帯に応じた太陽光を再現す
ることが可能である。
【0031】請求項7に記載の発明によれば、第1の光
源ランプがメタルハライドランプであり、また、第1の
ミラーは、熱線透過性を有するコールドミラーにより構
成されているため、メタルハライドランプが加熱される
ことが抑制され、その結果、当該メタルハライドランプ
に長い使用寿命が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の混光照明装置を人工太陽光照明装置と
して実施した場合の一例における構成を一部を破断して
示す説明用平面図である。
【図2】図1に示す混光照明装置において、第1の光源
ランプおよび第2の光源ランプから放射される光の波長
特性を示す曲線図である。
【図3】図1に示す混光照明装置により得られる人工太
陽光および自然太陽光の波長特性を示す曲線図である。
【図4】図1に示す混光照明装置における第1の光源ラ
ンプの光と第2の光源ランプの光との重畳状態を示す説
明図である。
【図5】本発明の混光照明装置を人工太陽光照明装置と
して実施した場合の他の例における構成を一部を破断し
て示す説明用平面図である。
【図6】波長特性の異なる2つのランプからの光を重畳
して人工太陽光を照射する従来の混光照明装置の概略図
である。
【符号の説明】 1 灯具 2 光拡散フィルター 10 第1の光源装置 11 第1の光源ランプ 12 第1のミラー 13 ランプ受容部 20 第1の光源装置 21 第1の光源ランプ 22 第2のミラー 23 ランプ受容部 24 透光用貫通孔 25 波長制御フィルター 30 ランプ破裂防護部材 40 第1の光源装置 41 第1の光源ランプ 42 第1のミラー 43 ランプ受容部 45 波長制御フィルター 50 第1の光源装置 51 第1の光源ランプ 52 第2のミラー 53 透光用貫通孔 90 灯具 91,95 光源装置 91,96 光源ランプ 92,97 ミラー

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の光源ランプおよびこの第1の光源
    ランプからの光を光軸に沿って反射する第1のミラーよ
    りなる第1の光源装置と、 発光部が前記第1の光源装置における第1の光源ランプ
    の前方において当該第1の光源装置の光軸上に位置する
    よう配置された第2の光源ランプ、およびこの第2の光
    源ランプからの光を前記光軸に沿って反射する第2のミ
    ラーよりなる第2の光源装置とを具えてなることを特徴
    とする混光照明装置。
  2. 【請求項2】 第1の光源ランプおよび第2の光源ラン
    プの一方がメタルハライドランプであり、他方がハロゲ
    ン白熱ランプであることを特徴とする請求項1に記載の
    混光照明装置。
  3. 【請求項3】 メタルハライドランプよりなる光源ラン
    プは、その放電路が光軸に対して垂直な水平方向となる
    よう配設されていることを特徴とする請求項2に記載の
    混光照明装置。
  4. 【請求項4】 第1の光源ランプまたは第2の光源ラン
    プの前方に、当該光源ランプよりの発光スペクトルにお
    ける所定波長領域の透過率を制御するフィルターが配置
    されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のい
    ずれか一に記載の混光照明装置。
  5. 【請求項5】 第1の光源ランプおよび第2の光源ラン
    プのうち少なくとも一方の光源ランプの前方に、ランプ
    破裂防護部材が設けられていることを特徴とする請求項
    1乃至請求項4のいずれか一に記載の混光照明装置。
  6. 【請求項6】 第1の光源ランプおよび第2の光源ラン
    プの一方または両方の光源ランプを調光する調光機能を
    有する点灯装置が設けられていることを特徴とする請求
    項1乃至請求項5のいずれか一に記載の混光照明装置。
  7. 【請求項7】 第1の光源ランプがメタルハライドラン
    プであり、第1のミラーがコールドミラーであることを
    特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一に記載の
    混光照明装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008524792A (ja) * 2004-12-17 2008-07-10 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 多目的照明ユニット

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JP2008524792A (ja) * 2004-12-17 2008-07-10 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 多目的照明ユニット

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