JPH1116403A - 投光装置 - Google Patents

投光装置

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JPH1116403A
JPH1116403A JP17029397A JP17029397A JPH1116403A JP H1116403 A JPH1116403 A JP H1116403A JP 17029397 A JP17029397 A JP 17029397A JP 17029397 A JP17029397 A JP 17029397A JP H1116403 A JPH1116403 A JP H1116403A
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JP
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secondary battery
lamp
commercial
power supply
circuit
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JP17029397A
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Hayao Katabami
速雄 方波見
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NIPPON SEIMITSU DENKI KK
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NIPPON SEIMITSU DENKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】商用交流電源と二次電池とを切換使用でき、使
い易さの向上を図れるとともに二次電池の保護も図れ、
非常用に適した投光装置を提供する。 【解決手段】二次電池2と、商用交流電源に接続される
入力端を備えるとともに交流出力端と直流出力端とを備
えた電源回路21と、この電源回路の直流出力端と二次
電池2との間に設けられて直流出力端の出力で二次電池
2を充電する過充電防止機能付き充電回路22と、商用
交流電源が正常の期間には電源回路21の交流出力端に
投光用のランプ11を接続して交流での点灯を可能と
し、商用交流電源が停電したときには二次電池2にラン
プ11を強制接続して直流で点灯させる切換回路23
と、二次電池2にランプ11を接続して点灯させている
ときに二次電池2の端子電圧が所定レベルまで低下した
時点でランプ11を二次電池2から切り離す過放電防止
回路24とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非常時や夜間工事
等において照明装置や表示装置として用いられる投光装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】非常時や夜間工事等において照明装置や
表示装置として用いられる投光装置には、可搬性を備え
ていること、電源の得られない場所でも使用できるこ
と、扱い易い構造であることなどの点が要望される。
【0003】このようなことから、従来のこの種の投光
装置は、二次電池を内蔵した可搬タイプに形成され、常
時、商用交流電源を電源として二次電池が充電されるよ
うに管理される。そして、非常時を含む必要時に、二次
電池の出力でランプを点灯させるようにしている。
【0004】しかしながら、上記のように構成された従
来の投光装置には次のような問題があった。すなわち、
従来の投光装置では、商用交流電源の使えない場所での
使用に重点をおき、二次電池の出力のみでランプを点灯
させる構成を採用している。このため、長時間に亘って
ランプを所定の明るさで点灯させることが困難で、使い
難いという問題があった。たとえば、非常事態発生を考
察してみても、多くの非常事態発生場所では、非常時に
おいても商用交流電源を使用できる。このような場所で
は、二次電池の出力でランプを点灯させるより、商用交
流電源を使ってランプを点灯させることが好ましい。し
かし、従来の投光装置では商用交流電源を使ってランプ
を点灯させることができないという不便さがあった。ま
た、従来の投光装置では、二次電池に対する保護も不十
分で、往々にして充電不能に陥らせるという問題もあっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来の投
光装置にあっては、使用条件が大幅に限定されているた
めに使い難く、また二次電池に対する保護も不十分であ
った。そこで本発明は、商用交流電源と二次電池とを切
換使用でき、使い易さの向上を図れるとともに二次電池
の保護も図れ、たとえば非常用に適した投光装置を提供
することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る投光装置は、投光用のランプと、二次
電池と、商用交流電源に接続される入力端を備えるとと
もに交流出力端と直流出力端とを備えた電源回路と、こ
の電源回路の前記直流出力端と前記二次電池との間に設
けられて上記直流出力端の出力で上記二次電池を充電す
る過充電防止機能付き充電回路と、前記商用交流電源が
正常の期間には前記電源回路の前記交流出力端に前記ラ
ンプを接続して交流での点灯を可能とし、上記商用交流
電源が停電したときには前記二次電池に上記ランプを強
制接続して直流で点灯させる切換回路と、前記二次電池
に前記ランプを接続して直流で点灯させているときに上
記二次電池の端子電圧が所定レベルまで低下した時点で
上記ランプを上記二次電池から切り離す過放電防止回路
とを備えている。
【0007】なお、前記した各要素の全てをたえばば背
負ったり、手に持ったりして運べる携帯容器に搭載した
構成であるとより好ましい。上記のように構成された投
光装置では、商用交流電源が正常の期間には電源回路の
交流出力端に投光用のランプを接続し、このランプを交
流で点灯させることができる。このように、ランプを交
流で点灯させているとき、二次電池は充電回路を介して
充電される。そして、ランプを交流で点灯させていると
き、何らかの原因で商用交流電源が停電したときには、
切換回路が動作して二次電池にランプを強制接続し、直
流でランプを点灯させる。
【0008】したがって、この投光装置を非常事態発生
場所で使用する場合を例にとると、非常事態発生場所で
商用交流電源を使える間は、この商用交流電源でランプ
を点灯させることができ、商用交流電源が停電した時点
から二次電池を電源としてランプを点灯させることがで
きるので、従来の装置に比べて投光時間を大幅に長くで
きることになる。また、過充電防止手段および過放電防
止手段を設けているので、二次電池の保護を確実に図る
ことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら発明の
実施形態を説明する。図1には本発明の一実施形態に係
る投光装置を局部的に切開した正面図が示されている。
【0010】同図において、1は密閉防水構造に形成さ
れた箱体を示している。この箱体1は、図2に示すよう
に、人Aが背嚢等の背負い具Sに入れて自由に運ぶこと
ができる大きさに形成されている。そして、この箱体1
内に、充電可能な二次電池2や図3に示す点灯制御回路
20等が収容されている。
【0011】箱体1の左右両側には、図2に示すように
背負い状態で両肩上に突出させることが可能に上下方向
に伸縮自在な伸縮ポスト3,4が設けられている。これ
ら伸縮ポスト3,4は、箱体1の左右両側部にそれぞれ
止め金5で固定された外管3a,4aと、これら外管3
a,4a内に回転および上下動可能に嵌挿された内管3
b、4bとで構成されている。そして、外管3a,4a
の上端部には、内管3b、4bを任意の伸縮高さ位置に
締着固定するための止めネジ6が螺挿されている。
【0012】各伸縮ポスト3,4における内管3b、4
bの上端部には、俯仰角を調整できるヒンジ具7a,8
aを介して投光ライト7,8が固定されている。投光ラ
イト7,8は、投光カバー9を有する笠体10と、この
笠体10内に配置されたランプ11と、笠体10の前面
開口部にランプ11を覆うように嵌め込まれた投光レン
ズ12とから構成されている。
【0013】なお、図1中、13は後述する点灯制御回
路20を交流点灯モードに設定するためのスイッチを示
し、14は同じく点灯制御回路20の過放電防止回路を
動作状態に設定するためのスイッチを示し、15は投光
ライト7,8を2灯点灯状態に設定するためのスイッチ
を示し、16は箱体1に設けられた取っ手を示してい
る。
【0014】点灯制御回路20は、図3に示すように、
商用交流電源に接続される入力端を備えるとともに交流
出力端と直流出力端とを備えた電源回路21と、この電
源回路21の直流出力端と二次電池2との間に設けられ
て二次電池2を充電する過充電防止機能付き充電回路2
2と、商用交流電源が正常の期間には電源回路21の交
流出力端にランプ11を接続して交流での点灯を可能と
し、商用交流電源が停電したときには二次電池2にラン
プ11を強制接続して直流で点灯させる切換回路23
と、二次電池2にランプ11を接続して直流で点灯させ
ているときに二次電池2の端子電圧が所定レベルまで低
下した時点でランプ11を二次電池2から切り離す過放
電防止回路24とを含んで構成されている。
【0015】電源回路21はトランス31を備えてい
る。トランス31は、一次巻線32,二次巻線33およ
び三次巻線34を備えている。そして、一次巻線32の
両端はフューズ35、十分に長いケーブルおよび差込プ
ラグ36を介して通常の商用交流電源である100Vラ
インのコンセントに接続できるようになっている。な
お、前述した箱体1内には、ケーブルを自動巻取りする
機構が設けられている。また、二次巻線33の両端には
ダイオードをブリッジ結線して構成された全波整流回路
37の入力端が接続されている。
【0016】すなわち、この電源回路21は、全波整流
回路37の出力端が直流出力端を構成し、三次巻線34
の両端が交流出力端を構成し、さらに全波整流回路37
の出力端子(-) と三次巻線34の一方の出力端子とを共
通に接続したものとなっている。
【0017】全波整流回路37の出力端子間には前述し
たスイッチ13を介してリレー38のコイル39が接続
されている。このリレー38の常開接点38a、常閉接
点38bおよび共通接点38cは、前述した切換回路2
3を構成している。すなわち、常開接点38aは三次巻
線34の他方の出力端子に接続されている。また、共通
接点38cは一方においては一方のランプ11を介して
全波整流回路37の出力端子(-) に接続されており、他
方においてはスイッチ15および他方のランプ11を介
して全波整流回路37の出力端子(-) に接続されてい
る。
【0018】全波整流回路37の出力端子間には、さら
に別のリレー40のコイル41が接続されており、また
直流出力が送出されているときだけ発光する発光ダイオ
ード42も接続されている。
【0019】リレー40の常開接点40a、常閉接点4
0bおよび共通接点40cは、前述した切換回路23の
機能の一部を分担し、商用交流電源が停電したとき、二
次電池2にランプ11を強制接続して直流で点灯させる
役目を果たすとともに後述するように過放電防止回路2
4の一部を構成している。
【0020】全波整流回路37の出力端子間には、前述
した過充電防止機能付き充電回路22を介して二次電池
2が接続されている。過充電防止機能付き充電回路22
は次のように構成されている。
【0021】すなわち、全波整流回路37の出力端子
(+) を抵抗44,サイリスタ45,二次電池2を直列に
介して全波整流回路37の出力端子(-) に接続してい
る。また、全波整流回路37の出力端子(+) を抵抗4
6,発光ダイオード47を介してサイリスタ45のアノ
ードに接続し、このアノードを抵抗48,ダイオード4
9を介してサイリスタ45のゲートに接続し、さらにダ
イオード49のアノードを抵抗50、サイリスタ51を
介して全波整流回路37の出力端子(-) に接続してい
る。一方、二次電池2の両端間に可変抵抗52,抵抗5
3,ツェナーダイオード54,抵抗55からなる直列回
路を接続し、ツェナーダイオード54のアノードをサイ
リスタ51のゲートに接続している。
【0022】上記構成から判るように、この過充電防止
機能付き充電回路22は、常時は、抵抗44,サイリス
タ45を介して二次電池2を充電する。そして、二次電
池2の端子電圧がツェナーダイオード54を導通させる
値まで上昇した時点でサイリスタ51を導通させ、この
導通に伴わせてサイリスタ45のゲート電位をターンオ
ンしないレベルまで低下させることによって充電を停
止、つまり過充電を防止するようにしている。
【0023】なお、サイリスタ51を導通させるレベル
は、可変抵抗52によって調整される。また、抵抗4
4,サイリスタ45からなる直列回路と並列に接続され
た抵抗56,ダイオード57からなる直列回路は、二次
電池2の漏洩損失分を補償するためのものである。
【0024】二次電池2のプラス端子は、リレー58の
常開接点58aおよび共通接点58c介して前述したリ
レー38の常閉接点38bに接続されている。リレー5
8は、前述したリレー40の常閉接点40bと二次電池
2のマイナス端子との間にスイッチ14を介して接続さ
れている。
【0025】リレー58の共通接点58cと二次電池2
のマイナス端子との間には、PNPトランジスタ59の
エミッタ・コレクタ,抵抗60,ダイオード61,コン
デンサ62からなる直列回路が接続されている。そし
て、トランジスタ59のベースは、抵抗63,ツェナー
ダイオード64を介して二次電池2のマイナス端子に接
続されている。
【0026】コンデンサ62は、後述するように、商用
交流電源が停電したときに二次電池2にランプ11を強
制接続して直流で点灯させるための切換に必要な初期エ
ネルギを供給するためのものである。また、ツェナーダ
イオード64は、二次電池2にランプ11を接続して直
流で点灯させているときに二次電池2の端子電圧が所定
レベルまで低下した時点でランプ11を二次電池2から
切り離して過放電を防止するためのトリガーを与えるも
のである。
【0027】なお、リレー40の常開接点40aは二次
電池2のプラス端子に接続されている。また、図3中6
5は二次電池2の端子電圧を視覚的に確認するための発
光ダイオードを示し、66はランプ11の端子電圧を確
認するための直流電圧計を示し、67はコードを介して
遠隔地に給電可能とするコンセントを示し、68はテス
ト用のスイッチを示している。
【0028】次に、上記のように構成された投光装置の
使用例、ここでは非常用の照明装置として用いる場合の
例を説明する。非常用の照明装置の場合、一般的には、
建屋内の特定の場所に何時でも持ち出すことができるよ
うに保管される。この例の場合、保管場所において、差
込プラグ36を商用交流電源である100Vラインのコ
ンセントに接続した状態で保管される。ここで、保管状
態においては、スイッチ13がオフ、スイッチ14がオ
ン、スイッチ15がオフに設定されているものとする。
【0029】商用交流電源への接続によって、トランス
31の二次巻線33および三次巻線34に交流電圧が現
れる。このため、全波整流回路37の出力端子間に直流
出力が現れる。この直流出力によって、まずリレー40
のコイル41が励磁される。この結果、共通接点40c
が常開接点40aに接続された状態となる。
【0030】一方、全波整流回路37の出力端子間に直
流出力が現れると、抵抗44,抵抗48を介してサイリ
スタ45にゲート電流が供給される。この結果、サイリ
スタ45がターンオンして二次電池2へ充電が開始され
る。また、コンデンサ62へも充電が開始される。この
とき、リレー58のコイルは励磁されていないので、共
通接点58cが常閉接点58bに接続されている状態に
ある。したがって、二次電池2は無負荷状態に保持され
ている。
【0031】充電開始時点からの時間経過にしたがって
二次電池2の端子電圧が徐々に上昇する。そして、二次
電池2の端子電圧がツェナーダイオード54を導通させ
る値まで上昇すると、サイリスタ51が導通する。この
導通によってサイリスタ45のゲート電位がターンオン
に必要なレベル以下まで低下し、この結果、二次電池2
への充電が停止する。したがって、過充電が防止され
る。
【0032】二次電池2やコンデンサ62の端子間に漏
洩電流が流れると、この漏洩分は抵抗56,ダイオード
57からなる回路を介して補充される。したがって、二
次電池2およびコンデンサ62の端子電圧はほぼ一定に
保たれる。
【0033】なお、二次電池2への充電状態の確認およ
びランプ11の断線チェックは次のようにして随時行う
ことができる。すなわち、テスト用のスイッチ68をオ
ン操作すると、リレー58のコイルが励磁され、この結
果、共通接点58cが常開接点58aに接続される。こ
のため、二次電池2が規定レベルに充電されているとき
には、発光ダイオード65が点灯して規定レベルに充電
されていることを知らせる。またこのとき、一方のラン
プ11が点灯するので、このランプの健全性をチェック
することができる。スイッチ15をオン操作すると、他
方のランプ11の健全性のチェックと直流電圧計66の
指針から二次電池2の正確な端子電圧を知ることができ
る。
【0034】このように、特定の場所に保管されている
ときには、二次電池2が一定レベルに充電され、待機状
態に保持される。なお、このような待機状態にあると
き、もしも商用交流電源が停電したときには次のように
動作する。すなわち、商用交流電源が停電すると、コイ
ル41の励磁が解かれるため、共通接点40cと常閉接
点40bとが接続状態となる。このため、コンデンサ6
2に貯えられていたエネルギでリレー58のコイルが励
磁され、その結果、共通接点58cが常開接点58aに
接続された状態となる。したがって、一方のランプ11
が二次電池2の両端に自動的に接続されて点灯すること
になり、特に夜間時に停電が発生した場合に自動的に必
要な照明が得られ、非常用としての機能を十分に発揮す
ることになる。
【0035】上記のように、二次電池2の出力でランプ
11を点灯させていると、二次電池2の端子電圧が徐々
に低下する。この端子電圧がツェナーダイオード64の
ツェナー電圧以下まで低下すると、ツェナーダイオード
64が非導通になるため、トランジスタ59がオフす
る。この結果、リレー58のコイルは励磁が解かれ、共
通接点58cが常閉接点58b側に切り換わる。このた
め、ランプ11が二次電池2から切り離され、過放電に
よる弊害の発生が未然に防止される。
【0036】前述した待機状態にあるとき、保管場所か
ら離れた場所において照明を必要とするような非常事態
が発生した場合には、コンセントから差込プラグ36を
引き抜き、図2に示すように、背負い具Sに入れて現場
へ運ぶ。
【0037】この場合、差込プラグ36をコンセントか
ら引き抜くと、商用交流電源が停電した場合と全く同じ
条件となるので、先に説明した場合と同様に一方のラン
プ11が二次電池2の両端に自動的に接続されて点灯す
る。したがって、現場へ行く着くまでに必要な照明を確
保できることになる。
【0038】現場に到着したとき、次の2つの選択が可
能である。すなわち、現場によっては商用交流電源が全
く使えない場所もあるし、商用交流電源が健在である場
所もある。前者では必然的に二次電池2の出力だけでラ
ンプ11を点灯させることになる。
【0039】一方、後者では、差込プラグ36を商用交
流電源のコンセントに差し込む。なお、商用交流電源が
健在か否かの判定は、差込プラグ36を商用交流電源の
コンセントに差し込み、発光ダイオード42の発光を確
認するだけで簡単に行える。
【0040】商用交流電源の健在が確認されたときに
は、まずスイッチ13をオン操作する。この操作によっ
てリレー38のコイル39が励磁され、その結果、共通
接点38cが常開接点38aに接続される。こうなる
と、ランプ11は、三次巻線34の出力、つまり交流出
力で点灯することになる。
【0041】このとき、リレー40のコイル41は励磁
されているので、共通接点40cと常開接点40aとが
接続状態にあり、またスイッチ14はオン状態にあるが
リレー58のコイルは非励磁状態にある。このため、二
次電池2およびコンデンサ62は、負荷が取り除かれた
状態で充電されている状態にある。
【0042】このように、商用交流電源が健在の現場で
は、この電源を有効に使用してランプ11を交流で点灯
させることができ、その間に二次電池2を充電すること
ができる。
【0043】上記のような状態において、もしも商用交
流電源が停電した場合には、コイル39の励磁が解かれ
るので、共通接点38cが常閉接点38bに接続された
状態に切り換わり、またコイル41の励磁が解かれるの
で、共通接点40cが常閉接点40bに接続された状態
に切り換わる。このため、コンデンサ62に貯えられて
いたエネルギでリレー58のコイルが励磁され、その結
果、共通接点58cが常開接点58aに接続された状態
となる。したがって、今度は、ランプ11が二次電池2
の両端に自動的に接続されて点灯することになる。
【0044】この点灯状態は過放電防止回路24が動作
するまで維持される。勿論、途中で商用交流電源が回復
すると、ランプ11を交流点灯させ、その間に二次電池
2を充電するモードに切り換わる。
【0045】このように、商用交流電源が健全の期間に
は電源回路21の交流出力端に投光用のランプ11を接
続し、このランプ11を交流で点灯させることができる
ようにしている。そして、ランプ11を交流で点灯させ
ているとき、二次電池2は充電回路22を介して充電さ
れる。ランプ11を交流で点灯させているとき、何らか
の原因で商用交流電源が停電したときには、切換回路2
3が動作して二次電池2にランプ11を強制接続し、二
次電池2の出力でランプ11を点灯させる。
【0046】したがって、非常事態発生場所で商用交流
電源を使える間は、この商用交流電源でランプ11を点
灯させることができ、また商用交流電源が停電した時点
から二次電池2を電源としてランプ11を点灯させるこ
とができるので、使用できる時間を大幅に長くできる。
さらに、二次電池2に対する過充電および過放電を防止
する回路を設けているので、二次電池2の寿命も向上さ
せることができる。
【0047】なお、上述した例では本発明に係る投光装
置を非常時における照明用として用いているが、夜間工
事における照明用などの非常時以外においても使用でき
ることは勿論であり、また表示用として利用することも
できる。さらに、背負って運ぶものに限らず、手に持っ
て運ぶものにも適用できることは勿論である。
【0048】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、商用交
流電源と二次電池とを切換使用できるので、使い易さの
向上を図れるとともに二次電池の保護も図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る投光装置を一部切欠
して示す正面図
【図2】同投光装置の使用形態の一例を説明するための
【図3】同投光装置に組み込まれた点灯制御回路の回路
【符号の説明】
1…箱体 2…二次電池 3,4…伸縮ポスト 7,8…投光ライト 11…ランプ 13,14,15…スイッチ 20…点灯制御回路 21…電源回路 22…過充電防止機能付き充電回路 23…切換回路 24…過放電防止回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】投光用のランプと、 二次電池と、 商用交流電源に接続される入力端を備えるとともに交流
    出力端と直流出力端とを備えた電源回路と、 この電源回路の前記直流出力端と前記二次電池との間に
    設けられて上記直流出力端の出力で上記二次電池を充電
    する過充電防止機能付き充電回路と、 前記商用交流電源が正常の期間には前記電源回路の前記
    交流出力端に前記ランプを接続して交流での点灯を可能
    とし、上記商用交流電源が停電したときには前記二次電
    池に上記ランプを強制接続して直流で点灯させる切換回
    路と、 前記二次電池に前記ランプを接続して直流で点灯させて
    いるときに上記二次電池の端子電圧が所定レベルまで低
    下した時点で上記ランプを上記二次電池から切り離す過
    放電防止回路とを具備してなることを特徴とする投光装
    置。
  2. 【請求項2】前記各要素の全てを携帯容器に搭載した構
    成であることを特徴とする請求項1に記載の投光装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013008553A (ja) * 2011-06-24 2013-01-10 Kiryu Kk 非常時対応可能の可搬蓄電照明装置
JP2013046512A (ja) * 2011-08-25 2013-03-04 Makita Corp 電源装置
JP2015039294A (ja) * 2014-11-11 2015-02-26 株式会社マキタ 電源装置

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