JPH11163838A - モデム装置のビットエラー測定装置及びそのビットエラー測定方法 - Google Patents

モデム装置のビットエラー測定装置及びそのビットエラー測定方法

Info

Publication number
JPH11163838A
JPH11163838A JP9324894A JP32489497A JPH11163838A JP H11163838 A JPH11163838 A JP H11163838A JP 9324894 A JP9324894 A JP 9324894A JP 32489497 A JP32489497 A JP 32489497A JP H11163838 A JPH11163838 A JP H11163838A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
test pattern
control code
bit
stop
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9324894A
Other languages
English (en)
Inventor
Morito Otani
盛人 大谷
Takao Suzuki
高男 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ando Electric Co Ltd
Original Assignee
Ando Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ando Electric Co Ltd filed Critical Ando Electric Co Ltd
Priority to JP9324894A priority Critical patent/JPH11163838A/ja
Priority to US09/198,249 priority patent/US6170069B1/en
Publication of JPH11163838A publication Critical patent/JPH11163838A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/31708Analysis of signal quality
    • G01R31/3171BER [Bit Error Rate] test
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/22Detection or location of defective computer hardware by testing during standby operation or during idle time, e.g. start-up testing
    • G06F11/24Marginal checking or other specified testing methods not covered by G06F11/26, e.g. race tests

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、モデム装置が挿入するフロー制御
コードであるD3コード(試験パターン停止要求コー
ド)またはD1コード(試験パターン送出要求コード)
を検出して、試験パターン信号の送出制御、及びフロー
制御コードをマスクしてビットエラー測定を行うモデム
装置のビットエラー測定装置及びそのビットエラー測定
方法を提供することである。 【解決手段】 モデム装置においてデータビット内にセ
ットされるフロー制御コード(D1コード、D3コー
ド)をフロー制御コード検出回路5で検出し、試験パタ
ーン信号2Aのストップビットをストップビット検出回
路4で検出し、クロック制御回路3では、試験パターン
停止要求であるD3コードが検出されたとき、その検出
されたストップビットに同期して試験パターン同期クロ
ック信号3Aの出力を停止させて、試験パターン信号2
Aの送出を停止させ、フロー制御コード検出回路5で
は、入力信号1Aにセットされたフロー制御コードをマ
スクしてビットエラー測定用信号5Bとしてビットエラ
ー測定回路1に出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、RS−232−C
コネクタを介してデータ処理装置と接続されるモデム装
置が挿入するフロー制御コードを検出し、試験パターン
の送出制御及びフロー制御コードをマスクしてビットエ
ラー測定を行うモデム装置のビットエラー測定装置及び
そのビットエラー測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のRS−232−Cコネクタを介し
てパソコン等のデータ処理装置と接続されるモデム装置
のビットエラー測定装置の構成を図4に示して説明す
る。図4においてビットエラー測定装置は、ビットエラ
ー測定回路21、試験パターン送出回路22、及びクロ
ック制御回路23により構成されている。
【0003】ビットエラー測定回路21は、図外の図示
しないモデム装置から入力される入力信号21A(IT
U−T(国際電気通信連合−電気通信)勧告の疑似ラン
ダム信号)からビットエラーを測定する。試験パターン
送出回路22は、クロック制御回路23から入力される
試験パターン同期クロック信号23Aに同期させて試験
パターン信号22A(ITU−T勧告のランダム符号)
を外部に出力する。クロック制御回路23は、図5に示
すように、分周回路25により基本クロック信号を分周
して試験パターン同期クロック信号23Aを生成して試
験パターン送出回路22に出力する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の図4に示したビットエラー測定装置にあって
は、試験パターン送出回路22は、クロック制御回路2
3から入力される試験パターン同期クロック信号23A
に同期させて試験パターン信号22A(ITU−T勧告
のランダム符号)を外部に出力するようになっていた
が、モデム装置から出力されるフロー制御コードの検出
が行えないため、そのフロー制御コードに応じた試験パ
ターン信号の停止・再送制御が行えないという問題があ
った。
【0005】本発明の課題は、RS−232−Cコネク
タを介してデータ処理装置と接続されるモデム装置が挿
入するフロー制御コードであるD3コード(試験パター
ン停止要求コード)またはD1コード(試験パターン送
出要求コード)を検出して、試験パターン信号の送出制
御、及びフロー制御コードをマスクしてビットエラー測
定を行うことができるモデム装置のビットエラー測定装
置及びそのビットエラー測定方法を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
モデム装置におけるフロー制御実行時のビットエラーを
測定するビットエラー測定装置において、前記モデム装
置から入力される入力信号に設定されたフロー制御コー
ドを検出して、制御コード検出信号を出力するととも
に、当該入力信号に設定されたフロー制御コードをマス
クして出力する制御コード検出手段と、この制御コード
検出手段から出力されるフロー制御コードがマスクされ
た入力信号のビットエラーを測定するビットエラー測定
手段と、前記モデム装置におけるフロー制御実行時に試
験パターン信号を送出する試験パターン送出手段と、こ
の試験パターン送出手段から送出される試験パターン信
号からストップビットを検出してストップビット検出信
号を出力するストップビット検出手段と、このストップ
ビット検出手段から出力されるストップビット検出信号
と、前記制御コード検出手段から出力される制御コード
検出信号と、に基づいて前記試験パターン信号の送出/
停止を制御する試験パターン同期クロック信号を前記試
験パターン送出手段に出力するクロック制御手段と、を
備えたことにより、上記目的を達成している。
【0007】この請求項1記載の発明によれば、モデム
装置におけるフロー制御実行時のビットエラーを測定す
るビットエラー測定装置において、制御コード検出手段
により、前記モデム装置から入力される入力信号に設定
されたフロー制御コードを検出して、制御コード検出信
号を出力するとともに、当該入力信号に設定されたフロ
ー制御コードをマスクして出力し、この制御コード検出
手段から出力されるフロー制御コードがマスクされた入
力信号からビットエラー測定手段がビットエラーを測定
し、試験パターン送出手段により前記モデム装置におけ
るフロー制御実行時に試験パターン信号を送出すると、
この試験パターン送出手段から送出される試験パターン
信号からストップビット検出手段がストップビットを検
出してストップビット検出信号を出力し、このストップ
ビット検出手段から出力されるストップビット検出信号
と、前記制御コード検出手段から出力される制御コード
検出信号と、に基づいてクロック制御手段が前記試験パ
ターン信号の送出/停止を制御する試験パターン同期ク
ロック信号を前記試験パターン送出手段に出力する。
【0008】また、請求項3記載の発明は、モデム装置
におけるフロー制御実行時のビットエラーを測定するビ
ットエラー測定方法において、前記モデム装置から入力
される入力信号に設定されたフロー制御コードを検出し
て、制御コード検出信号を出力するとともに、当該入力
信号に設定されたフロー制御コードをマスクして出力
し、このフロー制御コードがマスクされた入力信号のビ
ットエラーを測定し、前記モデム装置におけるフロー制
御実行時に試験パターン信号を送出し、この試験パター
ン信号からストップビットを検出してストップビット検
出信号を生成し、このストップビット検出信号と、前記
制御コード検出信号と、に基づいて試験パターン同期ク
ロック信号を生成して前記試験パターン信号の出力/停
止を制御することにより、上記目的を達成している。
【0009】この請求項3記載の発明によれば、モデム
装置におけるフロー制御実行時のビットエラーを測定す
るビットエラー測定方法において、前記モデム装置から
入力される入力信号に設定されたフロー制御コードを検
出して、制御コード検出信号を出力するとともに、当該
入力信号に設定されたフロー制御コードをマスクして出
力し、このフロー制御コードがマスクされた入力信号の
ビットエラーを測定し、前記モデム装置におけるフロー
制御実行時に試験パターン信号を送出し、この試験パタ
ーン信号からストップビットを検出してストップビット
検出信号を生成し、このストップビット検出信号と、前
記制御コード検出信号と、に基づいて試験パターン同期
クロック信号を生成して前記試験パターン信号の出力/
停止を制御する。
【0010】したがって、試験パターン信号の送出先に
エラービットを送出させることなく、試験パターン信号
をストップビットの状態で停止、同期クロックに同期し
て再送させることができる。また、フロー制御コードを
エラービットとして測定することを回避することがで
き、フロー制御機能付きモデム装置のビットエラー測定
装置を提供することができる。その結果、ビットエラー
測定装置の高機能化と信頼性の向上を図ることができ
る。
【0011】この場合、上記目的は、例えば、請求項2
に記載するように、請求項1記載のモデム装置のビット
エラー測定装置において、前記クロック制御手段は、前
記試験パターン信号の送出/停止の各動作タイミングを
設定する基本クロック信号に基づいて前記制御コード検
出手段から出力される制御コード検出信号のスタートビ
ットを判定してスタートビット判定信号を出力するスタ
ート判定手段と、前記ストップビット検出手段から出力
されるストップビット検出信号と、前記制御コード検出
手段から出力される制御コード検出信号と、に基づいて
前記試験パターン送出手段における試験パターン信号の
送出を停止させるとともに、前記スタート判定手段から
出力されるスタート判定信号に基づいて当該試験パター
ン送出手段における試験パターン信号の送出を再開させ
るように前記試験パターン同期クロック信号を制御する
ストップ判定手段と、を更に備えることにより、送出さ
れる試験パターン信号を、モデム装置から入力される入
力信号にセットされるフロー制御コードである試験パタ
ーン停止要求で停止させ、その入力信号にセットされる
フロー制御コードである試験パターン送信要求で再送さ
せるエラービット測定装置を提供することができる。
【0012】また、上記目的は、例えば、請求項4に記
載するように、請求項3記載のモデム装置のビットエラ
ー測定方法において、前記試験パターン信号の出力/停
止の制御に際しては、前記試験パターン信号の送出/停
止の各動作タイミングを設定する基本クロック信号に基
づいて前記制御コード検出信号のスタートビットを判定
してスタートビット判定信号を出力し、前記ストップビ
ット検出信号と、前記制御コード検出信号と、に基づい
て前記試験パターン信号の送出を停止させるとともに、
前記出力されるスタート判定信号に基づいて当該試験パ
ターン信号の送出を再開させるように前記試験パターン
同期クロック信号を制御することにより、送出される試
験パターン信号を、モデム装置から入力される入力信号
にセットされるフロー制御コードである試験パターン停
止要求で停止させ、その入力信号にセットされるフロー
制御コードである試験パターン送信要求で再送させるエ
ラービット測定方法を提供することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。
【0014】図1〜図3は、本発明を適用したモデム装
置のビットエラー測定装置の一実施の形態を示す図であ
る。
【0015】まず、構成を説明する。
【0016】図1は、本実施の形態におけるビットエラ
ー測定装置の回路構成を示すブロック図である。この図
1において、ビットエラー測定装置は、ビットエラー測
定回路1、試験パターン送出回路2、クロック制御回路
3、ストップビット検出回路4、フロー制御コード検出
回路5、及びビットエラー検出回路6により構成されて
いる。
【0017】ビットエラー測定回路1は、図外の図示し
ないモデム装置からフロー制御回路5に入力される入力
信号1A(ITU−T(国際電気通信連合−電気通信)
勧告の疑似ランダム信号)が、フロー制御回路5により
フロー制御コードをマスクして入力されるビットエラー
測定用信号5Bからビットエラーを測定する。試験パタ
ーン送出回路2は、クロック制御回路3から入力される
試験パターン同期クロック信号3Aに同期させて試験パ
ターン信号2A(ITU−T勧告のランダム符号)を外
部とストップビット検出回路4に出力する。
【0018】クロック制御回路3は、図2に示すよう
に、分周回路7、ストップ判定検出回路8、スタート判
定検出回路9、及びゲート回路10、11により構成さ
れている。
【0019】分周回路7は、基本クロック信号を分周し
てクロック信号7Aを生成し、そのクロック信号7Aを
スタート判定回路9とゲート回路11に出力する。スト
ップ判定回路8は、ストップビット検出回路4から非反
転入力端子に入力されるストップビット検出信号4Aに
基づいて、フロー制御コード検出回路5から反転入力端
子に入力されるフロー制御コード検出信号5AからD3
コード(試験パターン停止要求コード)の有無を判定し
て、その判定結果をストップ判定信号8Aとしてゲート
回路11に出力する。また、ストップ判定回路8は、ゲ
ート回路10からリセット端子に入力されるリセット信
号10Aにより、そのストップ判定信号8Aのセット状
態をリセットして、ゲート回路11から出力される試験
パターン同期クロック信号3Aのクロック動作を再開さ
せる。
【0020】スタート判定回路9は、分周回路5から反
転入力端子に入力されるクロック信号7Aに基づいてフ
ロー制御コード検出回路5から非反転入力端子に入力さ
れるフロー制御コード検出信号5AからD1コード(試
験パターン送出要求コード)の有無を判定して、その判
定結果をスタート判定信号9Aとしてゲート回路10に
出力する。
【0021】ゲート回路10は、フロー制御コード検出
回路5から反転入力端子に入力されるフロー制御コード
検出信号5Aと、スタート判定回路9から非反転入力端
子に入力されるスタート判定信号9Aと、の論理和をと
ってストップ判定回路8のストップ判定信号9Aをセッ
ト/リセットするリセット信号9A(アクティブ“H
i”信号)をストップ判定回路6のリセット端子Rに出
力する。
【0022】ゲート回路11は、分周回路7から入力さ
れるクロック信号7Aと、ストップ判定回路8から入力
されるストップ判定信号8Aと、の論理和をとって試験
パターン同期クロック信号3Aを送出/停止する。
【0023】したがって、クロック制御回路3では、フ
ロー制御コード検出回路5から入力されるフロー制御コ
ード検出信号5Aにより、ストップビット検出回路4か
ら入力されるストップビット検出信号4Aに同期をかけ
て試験パターン同期クロック3Aの送出/停止を制御す
ることにより、試験パターン送出回路2から送出される
試験パターン信号2Aの送出/停止動作を、ストップビ
ットに同期させて制御することができる。
【0024】ストップビット検出回路4は、試験パター
ン送出回路2から出力される試験パターン信号2Aから
ストップビットを検出し、その検出結果をストップビッ
ト検出信号4Aとしてクロック制御回路3に出力する。
【0025】フロー制御コード検出回路5は、図外の図
示しないモデム装置から入力される入力信号1Aを1デ
ータ分蓄積するバッファ機能を有し、その蓄積した入力
信号1Aとビットエラー検出回路6から入力されるビッ
トエラー検出信号6Aと、からフロー制御コードを検出
し、その検出結果をフロー制御コード検出信号5Aとし
てクロック制御回路3に出力する。また、フロー制御コ
ード検出回路5は、バッファに蓄積した入力信号1Aに
含まれるフロー制御コードをマスクして生成するビット
エラー測定用信号5Bをビットエラー測定回路1に出力
する。
【0026】ビットエラー検出回路6は、図外の図示し
ないモデム装置から入力される入力信号1Aからビット
エラーを検出し、その検出結果をビットエラー検出信号
6Aとしてフロー制御コード検出回路5に出力する。
【0027】次に、本実施の形態の動作を説明する。
【0028】上記図1に示したビットエラー測定回路、
及び図2に示したクロック制御回路3における動作につ
いて図3に示す各部信号のタイミングチャートを参照し
て説明する。
【0029】図3において(a)〜(j)は、試験パタ
ーン同期クロック信号3Aのクロック動作を停止させる
動作に係る各部信号のタイミングチャートであり、同図
(a)は外部の図示しないモデム装置から当該ビットエ
ラー測定装置に入力される入力信号1Aであり、同図
(b)は図1のビットエラー検出回路6から出力される
ビットエラー検出信号6Aであり、同図(c)は図1の
フロー制御コード検出回路5から出力されるフロー制御
コード検出信号5Aであり、同図(d)は図1のストッ
プビット検出回路4から出力されるストップビット検出
信号4Aであり、同図(e)は図1のフロー制御コード
検出回路5から出力されるビットエラー測定用信号5B
であり、同図(f)は図2のゲート回路10から出力さ
れるリセット信号10Aであり、同図(g)は図2のス
トップ判定回路8から出力されるストップ判定回路8A
であり、同図(h)は図2の分周回路7から出力される
クロック信号7Aであり、同図(i)は図1のクロック
制御回路3から出力される試験パターン同期クロック信
号3Aであり、同図(j)は図1の試験パターン送出回
路2から出力される試験パターン信号2Aである。
【0030】さらに、図3において(k)〜(t)は、
試験パターン同期クロック信号3Aのクロック動作を再
開させる動作に係る各部信号のタイミングチャートであ
り、上記(a)〜(j)に示した各信号と同様の信号内
容を示している。
【0031】図1において、まず、図外のモデム装置か
ら入力される同図(a)に示す入力信号1Aは、で示
すスタートビットと、で示すデータビットと、で示
すストップビットとから構成されており、これら
が繰り返し入力される。また、同図(a)に示す入力信
号1A中のは、のデータビット部分にセットされた
D3コード(13HEX(16進コード))であり、こ
れはフロー制御コードの試験パターン停止要求である。
このD3コードは通常の入力信号1A内にデータビット
としてセットされるため、このD3コードを検出するた
めには、フロー制御コード検出回路5内で、同図(b)
のビットエラー検出信号6Aと照合する必要がある。
【0032】すなわち、フロー制御コード検出回路5で
は、外部のモデム装置から入力される図3(a)に示す
入力信号1Aが、ビットエラー検出回路6から入力され
る図3(b)に示すビットエラー検出信号6Aと照合さ
れて、その入力信号1A中のに示すように、データビ
ット内に“Hi”ビット(エラービット)が有る場合に
は、通常のデータビットではなくフロー制御コードであ
ると判定され、その“Hi”ビットが無い場合には通常
のデータビットであると判定される。
【0033】したがって、フロー制御コード検出回路5
では、入力信号1A中にD3コードがセットされている
ことを検出した場合には、クロック制御回路3に対し
て、図3(c)に示すフロー制御コード検出信号5Aが
“Lo”レベルとして出力されて、試験パターン同期ク
ロック信号3Aの停止要求が行われる。
【0034】また、フロー制御コード検出回路5では、
バッファ機能によりモデム装置から入力される入力信号
1Aのうち1データビット分が蓄積され、フロー制御
コードであるD3コード等がセットされていた場合に、
そのフロー制御コード部分が“Hi”ビットでマスクさ
れて、図3(m)に示すようにビットエラー測定用信号
5Bとしてビットエラー測定回路1に出力される。
【0035】ビットエラー測定回路1では、フロー制御
コード検出回路5から通常の1ビットデータ分のビット
エラー測定用信号5Bが入力されると、そのビットエラ
ーがカウントされるが、フロー制御コード検出回路5か
らフロー制御コード部分がマスクされたビットエラー測
定用信号5Bが入力されると、ストップビットが検出
されて、エラービットはカウントされない。
【0036】また、フロー制御コード検出回路5から出
力されるフロー制御コード検出信号5Aが“Lo”レベ
ルとして、試験パターン同期クロック信号3Aの停止要
求が入力されると、クロック制御回路3内では、ストッ
プビット検出回路4から入力される図3(d)のスター
トビット検出信号4Aがストップビット検出時の立ち上
がりタイミングで、ストップ判定回路8から出力される
同図(g)に示すストップビット判定信号8Aが“H
i”レベルとしてゲート回路11に出力されることによ
り、同図(i)に示す試験パターン同期クロック信号3
Aが“Hi”レベルに保持されてそのクロック動作が停
止される。
【0037】すなわち、この時、ゲート回路10から出
力される図3(f)に示すリセット信号10Aはストッ
プ判定回路8のリセット端子に入力されるが、同図
(c)のフロー制御コード検出信号5Aが“Lo”レベ
ルの時は“Hi”レベルとなり、ストップ判定回路8が
セットされて、同図(d)のストップビット検出信号4
Aの立ち上がりタイミングで、同図(g)のストップビ
ット判定信号8Aが“Hi”レベルとなり、ゲート回路
11により同図(i)の試験パターン同期クロック信号
3Aによるクロック動作がストップビットに同期して停
止される。
【0038】また、外部のモデム装置から入力される図
3(k)に示す入力信号1Aにおいて、で示すデータ
ビット部分はD1コード(11HEX)であり、これは
フロー制御コードの試験パターン送信要求である。しか
し、D1コードも通常の入力信号1Aのデータビットと
して存在するため、フロー制御コード検出回路5では、
上記D3コードと同じ方法で検出・マスクされる。フロ
ー制御コード検出回路5においてD1コードが検出され
ると、図3(n)に示すフロー制御コード検出信号5A
が“Hi”レベルにセットされ、スタート判定回路9か
ら出力されるスタートビット判定信号9Aは、分周回路
7から出力される同図(q)に示すクロック信号7Aの
立ち下がりで“Lo”レベルとなり、ゲート回路10か
ら出力される同図(o)のリセット信号10Aが“L
o”レベルとなり、ストップ判定回路8がリセットされ
て、同図(p)のストップ判定信号8Aが“Lo”レベ
ルとなり、ゲート回路11により同図(r)の試験パタ
ーン同期クロック信号3Aのクロック動作が復旧され
る。この復旧した試験パターン同期クロック信号3Aに
より、同図(t)の試験パターン信号2Aが試験パター
ンの再送が始められる。
【0039】以上のように、本実施の形態におけるビッ
トエラー測定装置では、モデム装置においてデータビッ
ト内にセットされるフロー制御コード(D1コード、D
3コード)をフロー制御コード検出回路5で検出し、試
験パターン信号2Aのストップビットをストップビット
検出回路4で検出し、クロック制御回路3では、試験パ
ターン停止要求であるD3コードが検出されたとき、そ
の検出されたストップビットに同期して試験パターン同
期クロック信号3Aの出力を停止させて、試験パターン
信号2Aの送出を停止させるため、試験パターン信号2
Aの送出先にエラービットを送出させることなく、試験
パターン信号2Aをストップビットの状態で停止、同期
クロックに同期して再送させることができる。
【0040】また、フロー制御コード検出回路5では、
入力信号1Aにセットされたフロー制御コードをマスク
してビットエラー測定用信号5Bとしてビットエラー測
定回路1に出力されるため、フロー制御コードをエラー
ビットとして測定することを回避することができ、フロ
ー制御機能付きモデム装置のビットエラー測定装置を提
供することができる。その結果、ビットエラー測定装置
の高機能化と信頼性の向上を図ることができる。
【0041】
【発明の効果】請求項1記載の発明におけるモデム装置
のエラービット測定装置、及び請求項3記載の発明にお
けるモデム装置のエラービット測定方法によれば、試験
パターン信号の送出先にエラービットを送出させること
なく、試験パターン信号をストップビットの状態で停
止、同期クロックに同期して再送させることができる。
また、フロー制御コードをエラービットとして測定する
ことを回避することができ、フロー制御機能付きモデム
装置のビットエラー測定装置を提供することができる。
その結果、ビットエラー測定装置の高機能化と信頼性の
向上を図ることができる。
【0042】請求項2記載の発明におけるモデム装置の
エラービット測定装置によれば、請求項1記載のモデム
装置のビットエラー測定装置において、前記クロック制
御手段は、前記試験パターン信号の送出/停止の各動作
タイミングを設定する基本クロック信号に基づいて前記
制御コード検出手段から出力される制御コード検出信号
のスタートビットを判定してスタートビット判定信号を
出力するスタート判定手段と、前記ストップビット検出
手段から出力されるストップビット検出信号と、前記制
御コード検出手段から出力される制御コード検出信号
と、に基づいて前記試験パターン送出手段における試験
パターン信号の送出を停止させるとともに、前記スター
ト判定手段から出力されるスタート判定信号に基づいて
当該試験パターン送出手段における試験パターン信号の
送出を再開させるように前記試験パターン同期クロック
信号を制御するストップ判定手段と、を更に備えること
により、送出される試験パターン信号を、モデム装置か
ら入力される入力信号にセットされるフロー制御コード
である試験パターン停止要求で停止させ、その入力信号
にセットされるフロー制御コードである試験パターン送
信要求で再送させるエラービット測定装置を提供するこ
とができる。
【0043】請求項4記載の発明におけるモデム装置の
エラービット測定方法によれば、請求項3記載のモデム
装置のビットエラー測定方法において、前記試験パター
ン信号の出力/停止の制御に際しては、前記試験パター
ン信号の送出/停止の各動作タイミングを設定する基本
クロック信号に基づいて前記制御コード検出信号のスタ
ートビットを判定してスタートビット判定信号を出力
し、前記ストップビット検出信号と、前記制御コード検
出信号と、に基づいて前記試験パターン信号の送出を停
止させるとともに、前記出力されるスタート判定信号に
基づいて当該試験パターン信号の送出を再開させるよう
に前記試験パターン同期クロック信号を制御することに
より、送出される試験パターン信号を、モデム装置から
入力される入力信号にセットされるフロー制御コードで
ある試験パターン停止要求で停止させ、その入力信号に
セットされるフロー制御コードである試験パターン送信
要求で再送させるエラービット測定方法を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施の形態のモデム装置の
エラービット測定装置の回路構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1のクロック制御回路3内の回路構成を示す
ブロック図である。
【図3】図1のビットエラー測定装置内と図2のクロッ
ク制御回路3内における各部信号の動作を示すタイミン
グチャートである。
【図4】従来のビットエラー測定装置の回路構成を示す
ブロック図である。
【図5】図4のクロック制御回路13内の回路構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1 ビットエラー測定回路 2 試験パターン送出回路 3 クロック制御回路 4 ストップビット検出回路 5 フロー制御コード検出回路 6 ビットエラー検出回路 7 分周回路 8 ストップ判定回路 9 スタート判定回路 10、11 ゲート回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モデム装置におけるフロー制御実行時のビ
    ットエラーを測定するビットエラー測定装置において、 前記モデム装置から入力される入力信号に設定されたフ
    ロー制御コードを検出して、制御コード検出信号を出力
    するとともに、当該入力信号に設定されたフロー制御コ
    ードをマスクして出力する制御コード検出手段と、 この制御コード検出手段から出力されるフロー制御コー
    ドがマスクされた入力信号のビットエラーを測定するビ
    ットエラー測定手段と、 前記モデム装置におけるフロー制御実行時に試験パター
    ン信号を送出する試験パターン送出手段と、 この試験パターン送出手段から送出される試験パターン
    信号からストップビットを検出してストップビット検出
    信号を出力するストップビット検出手段と、 このストップビット検出手段から出力されるストップビ
    ット検出信号と、前記制御コード検出手段から出力され
    る制御コード検出信号と、に基づいて前記試験パターン
    信号の送出/停止を制御する試験パターン同期クロック
    信号を前記試験パターン送出手段に出力するクロック制
    御手段と、 を備えたことを特徴とするモデム装置のビットエラー測
    定装置。
  2. 【請求項2】前記クロック制御手段は、 前記試験パターン信号の送出/停止の各動作タイミング
    を設定する基本クロック信号に基づいて前記制御コード
    検出手段から出力される制御コード検出信号のスタート
    ビットを判定してスタートビット判定信号を出力するス
    タート判定手段と、 前記ストップビット検出手段から出力されるストップビ
    ット検出信号と、前記制御コード検出手段から出力され
    る制御コード検出信号と、に基づいて前記試験パターン
    送出手段における試験パターン信号の送出を停止させる
    とともに、前記スタート判定手段から出力されるスター
    ト判定信号に基づいて当該試験パターン送出手段におけ
    る試験パターン信号の送出を再開させるように前記試験
    パターン同期クロック信号を制御するストップ判定手段
    と、 を更に備えたことを特徴とする請求項1記載のモデム装
    置のビットエラー測定装置。
  3. 【請求項3】モデム装置におけるフロー制御実行時のビ
    ットエラーを測定するビットエラー測定方法において、 前記モデム装置から入力される入力信号に設定されたフ
    ロー制御コードを検出して、制御コード検出信号を出力
    するとともに、当該入力信号に設定されたフロー制御コ
    ードをマスクして出力し、 このフロー制御コードがマスクされた入力信号のビット
    エラーを測定し、 前記モデム装置におけるフロー制御実行時に試験パター
    ン信号を送出し、 この試験パターン信号からストップビットを検出してス
    トップビット検出信号を生成し、 このストップビット検出信号と、前記制御コード検出信
    号と、に基づいて試験パターン同期クロック信号を生成
    して前記試験パターン信号の出力/停止を制御すること
    を特徴とするモデム装置のビットエラー測定方法。
  4. 【請求項4】前記試験パターン信号の出力/停止の制御
    に際しては、 前記試験パターン信号の送出/停止の各動作タイミング
    を設定する基本クロック信号に基づいて前記制御コード
    検出信号のスタートビットを判定してスタートビット判
    定信号を出力し、 前記ストップビット検出信号と、前記制御コード検出信
    号と、に基づいて前記試験パターン信号の送出を停止さ
    せるとともに、前記出力されるスタート判定信号に基づ
    いて当該試験パターン信号の送出を再開させるように前
    記試験パターン同期クロック信号を制御することを特徴
    とする請求項3記載のモデム装置のビットエラー測定方
    法。
JP9324894A 1997-11-26 1997-11-26 モデム装置のビットエラー測定装置及びそのビットエラー測定方法 Pending JPH11163838A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9324894A JPH11163838A (ja) 1997-11-26 1997-11-26 モデム装置のビットエラー測定装置及びそのビットエラー測定方法
US09/198,249 US6170069B1 (en) 1997-11-26 1998-11-24 Bit error measuring device for modem device and bit error measuring method for the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9324894A JPH11163838A (ja) 1997-11-26 1997-11-26 モデム装置のビットエラー測定装置及びそのビットエラー測定方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11163838A true JPH11163838A (ja) 1999-06-18

Family

ID=18170822

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9324894A Pending JPH11163838A (ja) 1997-11-26 1997-11-26 モデム装置のビットエラー測定装置及びそのビットエラー測定方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6170069B1 (ja)
JP (1) JPH11163838A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100436145B1 (ko) * 2001-11-28 2004-06-14 삼성전자주식회사 직렬통신장치의 제어방법

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11163837A (ja) * 1997-11-26 1999-06-18 Ando Electric Co Ltd モデム装置のビットエラー測定装置及びそのビットエラー測定方法
KR100332407B1 (ko) * 1999-08-20 2002-04-13 서평원 전송 시스템의 비트에러율 측정 장치 및 그 방법
US6671848B1 (en) * 2001-03-20 2003-12-30 Advanced Micro Devices, Inc. Test circuit for exposing higher order speed paths
US9533233B2 (en) * 2012-03-12 2017-01-03 Mattel, Inc. Grappling apparatus and method of operation

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5994086A (ja) * 1982-11-19 1984-05-30 Advantest Corp 論理回路試験装置
JPH07225263A (ja) * 1994-02-09 1995-08-22 Advantest Corp ビット誤り測定器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100436145B1 (ko) * 2001-11-28 2004-06-14 삼성전자주식회사 직렬통신장치의 제어방법

Also Published As

Publication number Publication date
US6170069B1 (en) 2001-01-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11163838A (ja) モデム装置のビットエラー測定装置及びそのビットエラー測定方法
JPH11163837A (ja) モデム装置のビットエラー測定装置及びそのビットエラー測定方法
JPH08279803A (ja) バースト信号検出回路
KR960018927A (ko) 직렬식 입출력을 이용한 프로그램 다운 로딩 방법
JP2009118315A (ja) 通信システム、送信装置、受信装置、通信装置及び半導体装置並びに通信方式
JPH0310532A (ja) 回線品質診断装置
JPS62209628A (ja) プロセサバスにおけるバリテイチエツク回路
JPH07210340A (ja) 同期信号保証装置
JPH0216829A (ja) データ受信制御方式
JPS6347385B2 (ja)
JPS62131637A (ja) タイミングジツタ測定方式
JPH02268038A (ja) ビットエラー測定装置
KR100419253B1 (ko) 이 쓰리 데이터 프레임 펄스 위치 검출 장치
JPH01223521A (ja) 大規模集積回路
JPH01296838A (ja) 外部入力のノイズ信号検出装置
JPH10239460A (ja) 時刻発生装置
JPS58155447A (ja) 遠方監視制御装置
JPH0434180B2 (ja)
JPH0221281A (ja) モニタタイミング信号発生回路
JPH02245939A (ja) パリティ検査装置
JPH0548649B2 (ja)
JPS62169551A (ja) 通信制御装置における擬似障害発生方式
JPH05675B2 (ja)
JPH01300637A (ja) フレーム同期装置
JPS6361523A (ja) フレ−ムカウンタ回路