JPH11163748A - トーン信号検出回路 - Google Patents

トーン信号検出回路

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JPH11163748A
JPH11163748A JP9340619A JP34061997A JPH11163748A JP H11163748 A JPH11163748 A JP H11163748A JP 9340619 A JP9340619 A JP 9340619A JP 34061997 A JP34061997 A JP 34061997A JP H11163748 A JPH11163748 A JP H11163748A
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tone signal
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Atsushi Shinpo
敦 新保
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Oki Electric Industry Co Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q1/00Details of selecting apparatus or arrangements
    • H04Q1/18Electrical details
    • H04Q1/30Signalling arrangements; Manipulation of signalling currents
    • H04Q1/44Signalling arrangements; Manipulation of signalling currents using alternate current

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信電界強度が低い場合でも、正確にトーン
信号の有無を検出する。 【解決手段】 第1のフィルタ1は、トーン信号+ノイ
ズを検出する。第2のフィルタ2は、トーン信号の周波
数近傍の周波数を通過させることにより、ノイズのみを
検出する。減算器6は、「トーン信号+ノイズ」から
「ノイズ」を減算し、トーン信号のみのレベルを出力す
る。判定回路5は、減算器6の出力したトーン信号のレ
ベルに基づき、トーン信号の有無を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノイズが重畳され
たトーン信号の検出を行う回路に関するものであり、特
に、FM受信機やFM方式を用いた携帯電話におけるト
ーン信号を検出するトーン信号検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、FM方式を用いた携帯電話等で
は、呼が成立しているかを判定するためトーン信号が用
いられており、このようなトーン信号を検出するために
トーン信号検出回路が設けられている。
【0003】図11は、一般的な従来のトーン信号検出
回路の構成図である。入力端801に入力された信号
(トーン+ノイズ)は、バンドパスフィルタ(BPF)
802で所望のトーン周波数帯域を通過させる。BPF
を通過したトーン信号は、レベル変換回路803により
振幅に応じたレベルに変換され、判定回路804にて予
め定められた閾値以上となった場合に「トーン信号有
り」と判定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の検出回路ではバンドパスフィルタの通過帯域付近に
ノイズ成分があった場合、ノイズとトーン信号を区別で
きず、誤検出してしまうという問題点があった。特に、
FM方式の受信機の場合、受信電界強度が低くなってく
ると、白色ノイズが増加し、信号(この場合はトーン)
は減少するという性質がある。従って、上記従来の検出
回路では、弱電界時に誤検出する問題点があった。
【0005】このような点から、たとえ受信電界強度が
低くなった場合でも、トーン信号の誤検出のないトーン
信号検出回路の実現が望まれていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題を
解決するため次の構成を採用する。 〈請求項1の構成〉予め決められた周波数のトーン信号
と、トーン信号の周波数を含む所定範囲の周波数で分布
するノイズとを検出する第1のフィルタと、トーン信号
の周波数近傍の周波数のノイズを検出する第2のフィル
タと、第1のフィルタの出力から第2のフィルタの出力
を減算する減算器と、減算器のレベルに基づき、トーン
信号の有無を判定する判定回路とを備えたことを特徴と
するトーン信号検出回路である。
【0007】〈請求項1の説明〉請求項1の発明は、第
1のフィルタによって、トーン信号とノイズとを含んだ
成分を検出すると共に、第2のフィルタによって、トー
ン信号近傍のノイズ成分を検出し、減算器によって、第
1のフィルタの出力から第2のフィルタの出力を減算し
てトーン信号のみを検出するようにしたものである。こ
れにより、ノイズが重畳されたトーン信号でも正確に検
出することが可能となる。また、トーン信号検出回路を
適用する装置毎の個体差によってノイズレベルの絶対値
がばらつくことがあるが、請求項1の発明では、ノイズ
成分を除去してトーン信号の有無の判定を行うため、こ
のような個体差に影響されず安定した検出が可能である
という効果が得られる。
【0008】〈請求項2の構成〉請求項1記載のトーン
信号検出回路において、減算器の出力を平均化して判定
回路に出力するローパスフィルタを備えたことを特徴と
するトーン信号検出回路である。
【0009】〈請求項2の説明〉請求項2の発明は、減
算器の出力をローパスフィルタによって平均化し、その
レベルによってトーン信号の有無を判定するようにした
ものである。これにより、請求項1の効果に加えて、ト
ーン信号のレベルが非常に短い時間入力されなかった場
合(フェージング現象が発生した場合)でも、判定結果
が有/無とばたつくことが防止され、安定して検出する
ことが可能となる効果が得られる。
【0010】〈請求項3の構成〉請求項1記載のトーン
信号検出回路において、第1のフィルタの出力を平均化
して出力する第1のローパスフィルタと、第2のフィル
タの出力を平均化して出力する第2のローパスフィルタ
と、第1のローパスフィルタの出力から第2のローパス
フィルタの出力を減算する減算器とを備えたことを特徴
とするトーン信号検出回路である。
【0011】〈請求項3の説明〉請求項3の発明は、ロ
ーパスフィルタによって、第1のフィルタの出力と、第
2のフィルタの出力とを平均化し、これを減算器によっ
て減算するようにしたものである。これにより、請求項
1の発明の効果に加えて、請求項2の発明と同様に、フ
ェージング現象に対しても、判定結果が有/無とばたつ
くことが防止され、安定して検出することが可能とな
る。更に、「トーン信号+ノイズ」と「ノイズ」のそれ
ぞれに個別のローパスフィルタを持つことにより、トー
ン信号の変動とノイズの変動の性質が異なる場合におい
ても、最適なローパスフィルタを設計可能となり、より
検出精度の高い回路を実現することができる。
【0012】〈請求項4の構成〉請求項3記載のトーン
信号検出回路において、減算器の出力を平均化して判定
回路に出力する第3のローパスフィルタを備えたことを
特徴とするトーン信号検出回路である。
【0013】〈請求項4の説明〉請求項4の発明は、請
求項2の構成と請求項3の構成を備えたものである。こ
れにより、請求項2,3の発明の効果を奏する共に、第
1〜第3のローパスフィルタの時定数を調整することに
より、トーン信号の検出時間を設定できるようになり、
より検出精度の高い回路を実現することができる。
【0014】〈請求項5の構成〉請求項1〜4のいずれ
かに記載のトーン信号検出回路において、第1のフィル
タおよび第2のフィルタの前段側に、トーン信号の周波
数とは異なる帯域の信号を除去する第3のフィルタを設
けたことを特徴とするトーン信号検出回路である。
【0015】〈請求項5の説明〉請求項5の発明は、入
力信号を先ず第3のフィルタによってトーン信号とは異
なる周波数帯域の信号を除去し、その後、第1,第2の
フィルタの処理を行うようにしたものである。ここで、
トーン信号とは異なる周波数帯域の信号とは、例えば、
300〜3400Hz帯域の音声信号であるが、トーン
信号とは異なる周波数帯域であればどのような帯域の信
号も対象とする。
【0016】請求項5の発明は、このように構成されて
いることにより、請求項1〜4のいずれかの発明の効果
に加えて、他の信号の影響を取り除き安定してトーン信
号の検出を行うことができる効果が得られる。
【0017】〈請求項6の構成〉請求項3記載のトーン
信号検出回路において、トーン信号はFM方式における
予め決められた周波数の信号であり、ノイズは白色ノイ
ズであると共に、第1のフィルタおよび第2のフィルタ
の前段側に、トーン信号とは異なる音声周波数帯域の周
波数を除去する第3のフィルタを設けたことを特徴とす
るトーン信号検出回路である。
【0018】〈請求項6の説明〉請求項6の発明は、ト
ーン信号を例えば6000Hzといった周波数の信号と
し、ノイズは可聴周波数帯域全体に分布する白色ノイズ
としたものである。また、第3のフィルタで除去する信
号を例えば300〜3400Hzの音声信号としてい
る。即ち、FM方式の信号受信では、電界強度に応じて
ノイズ成分が増加し、信号成分が減少する性質を有して
いる。従って、「トーン信号+ノイズ」から「ノイズ」
を減算することにより、FM方式の受信機におけるトー
ン信号の検出を高精度に行うことができる。また、トー
ン信号の検出に音声信号の影響を除去することができる
ため、安定してトーン信号の検出を行うことができる効
果がある。
【0019】〈請求項7の構成〉請求項1〜6のいずれ
かに記載のトーン信号検出回路において、判定回路を、
減算器からの出力信号と、予め決められたレベルの第1
の閾値とを比較し、出力信号が第1の閾値以上であった
場合にオン信号を出力する第1の比較器と、第1の比較
器の出力するオン信号が所定時間連続して出力されるか
を監視し、そうであった場合に、トーン信号有りの判定
結果を出力する第1のカウンタと、減算器からの出力信
号と、第1の閾値より低いレベルの第2の閾値と比較
し、出力信号が第2の閾値以下であった場合にオフ信号
を出力する第2の比較器と、第2の比較器の出力するオ
フ信号が所定時間連続して出力されるかを監視し、そう
であった場合は、トーン信号無しの判定結果を出力する
第2のカウンタと、第1のカウンタがトーン信号有りの
判定結果を出力した場合は、減算器の出力信号が第2の
比較器に入力されるよう切替を行い、第2のカウンタが
トーン信号無しの判定結果を出力した場合は、減算器の
出力信号が第1の比較器に入力されるよう切替を行う切
替スイッチとで構成したことを特徴とするトーン信号検
出回路である。
【0020】〈請求項7の説明〉請求項7の発明は、ト
ーン信号の有無を判定する閾値を越えている時間が所定
時間経過した場合にトーン信号の有/無を決定するよう
にしたものである。即ち、トーン信号の有無判定にヒス
テリシスを持たせたものである。また、その閾値とし
て、二つの閾値を設けている。これにより、閾値を一つ
としてトーン信号の有無判定を行うのに比べて判定時間
を短くすることができる。即ち、閾値が一つの場合は、
その閾値を越えている時間を十分長くとらないと、判定
の精度を高くすることができないが、本発明のように、
二つの閾値を用いることにより、各閾値を越えている時
間を短くしても、高精度な判定が行える。従って、トー
ン信号の検出時間を短時間で行える回路を実現すること
ができる。
【0021】〈請求項8の構成〉請求項7に記載のトー
ン信号検出回路において、入力される電界強度に基づ
き、第1のフィルタおよび第2のフィルタの特性と、判
定回路の第1および第2の閾値と第1および第2のカウ
ンタにおける監視時間とを制御する電界強度検出回路を
備えたことを特徴とするトーン信号検出回路である。
【0022】〈請求項8の説明〉電界強度検出回路の制
御する第1,第2のフィルタの特性とは、例えば、フィ
ルタの時定数(Qの値)といった特性であるが、フィル
タの特性に関するものであればどのようなものであって
もよい。また、判定回路の特性の制御とは、例えば、電
界強度の強い場合はより短時間で判定結果を得るよう各
閾値を設定し、電界強度が弱い場合は判定精度を上げる
よう各閾値を設定するといった制御であるが、これもど
のような制御であってもよい。
【0023】請求項8の発明はこのように構成されてい
ることにより、電界強度に応じたフィルタ特性等を設定
することができるため、トーン信号の検出を安定かつ高
精度に行うことができる。
【0024】〈請求項9の構成〉請求項4に記載のトー
ン信号検出回路において、判定回路を、減算器からの出
力信号と、予め決められたレベルの第1の閾値とを比較
し、出力信号が第1の閾値以上であった場合にオン信号
を出力する第1の比較器と、第1の比較器の出力するオ
ン信号が所定時間連続して出力されるかを監視し、そう
であった場合に、トーン信号有りの判定結果を出力する
第1のカウンタと、減算器からの出力信号と、第1の閾
値より低いレベルの第2の閾値と比較し、出力信号が第
2の閾値以下であった場合にオフ信号を出力する第2の
比較器と、第2の比較器の出力するオフ信号が所定時間
連続して出力されるかを監視し、そうであった場合は、
トーン信号無しの判定結果を出力する第2のカウンタ
と、第1のカウンタがトーン信号有りの判定結果を出力
した場合は、減算器の出力信号が第2の比較器に入力さ
れるよう切替を行い、第2のカウンタがトーン信号無し
の判定結果を出力した場合は、減算器の出力信号が第1
の比較器に入力されるよう切替を行う切替スイッチとで
構成すると共に、入力される電界強度に基づき、第1お
よび第2のフィルタの特性と、第1、第2および第3の
ローパスフィルタの特性と、判定回路における第1およ
び第2の閾値と、第1および第2のカウンタの監視時間
とを制御する電界強度検出回路を備えたことを特徴とす
るトーン信号検出回路である。
【0025】〈請求項9の説明〉請求項9の発明は、第
1〜第3のローパスフィルタを備えたトーン信号検出回
路において、電界強度検出回路を設けたことを特徴とす
るものである。ここで、電界強度検出回路が制御する第
1〜第3のローパスフィルタの特性とは、例えば、平均
化の時定数であるがこれ以外の特性であってもよい。請
求項9の発明はこのように構成されていることにより、
更に、トーン信号の検出を安定かつ高精度に行うことが
できる効果が得られる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて詳細に説明する。 《具体例1》 〈構成〉図1は本発明のトーン信号検出回路の具体例1
を示す構成図である。図の回路は、第1のフィルタ1、
第2のフィルタ2、第1のレベル変換回路3、第2のレ
ベル変換回路4、判定回路5および減算器6からなる。
【0027】第1のフィルタ1は、予め決められた周波
数のトーン信号と、このトーン信号を含む所定範囲の周
波数で分布するノイズ、即ち、FM通信における白色ノ
イズとを検出するフィルタである。また、第2のフィル
タ2は、ノイズのみを検出するフィルタであり、トーン
信号の周波数近傍の周波数のみを通過させるよう構成さ
れている。第1のレベル変換回路3および第2のレベル
変換回路4は、それぞれ、第1のフィルタ1および第2
のフィルタ2の出力信号に対して、整流や自乗等を行う
ことにより、その振幅に応じたレベル信号に変換する回
路である。
【0028】判定回路5は、減算器6の出力レベルに基
づき、トーン信号の有無を判定する回路である。また、
減算器6は、第1のレベル変換回路3の出力から第2の
レベル変換回路4の出力を減算する回路である。また、
図中、7は、トーン信号やノイズを含んだ信号を入力す
る入力端、8は、トーン信号の判定結果を出力する出力
端を示している。
【0029】〈動作〉ノイズが重畳されたトーン信号
は、入力端7より、第1のフィルタ1および第2のフィ
ルタ2にそれぞれ入力される。ここで、例えば、第1の
フィルタ1は所望のトーン信号を通過させるバンドパス
フィルタであり、第2のフィルタ2は、このトーン信号
を除き、トーン信号近傍の周波数成分を通過させるバン
ドパスフィルタである。
【0030】図2は、このような各フィルタの特性を示
す説明図である。この例では、トーン信号は6000H
zの場合であり、第1のフィルタ1は6000Hzを中
心とした帯域を通過させる特性となっている。一方、第
2のフィルタ2は、6000Hz近傍の帯域を通過させ
る特性となっている。
【0031】このようなフィルタ構成によって、第1の
フィルタ1の出力は「トーン信号+ノイズ」、第2のフ
ィルタ2の出力は「ノイズ」となる。
【0032】第1のフィルタ1および第2のフィルタ2
の出力は、それぞれ第1のレベル変換回路3および第2
のレベル変換回路4にて、信号の振幅に応じたレベル信
号に変換される。そして、それぞれのレベル信号は、減
算器6にて、「第1のフィルタ1出力レベル−第2のフ
ィルタ2出力レベル」、即ち、「(トーン信号+ノイ
ズ)−(ノイズ)→(トーン信号)」が算出される。更
に、減算器6で算出されたトーン信号のレベルを判定回
路5で判定することでトーン信号を検出する。
【0033】図3は、本発明の動作を従来と比較して示
す図である。破線で示す曲線は、従来のバンドパスフィ
ルタ802の出力であり、実線で示す曲線が本具体例の
減算器6の出力を示している。図示のように、従来の場
合は、ノイズ領域でのフィルタ出力は強電界時の出力と
変わらず検出が困難であるが、本具体例では、ノイズ領
域と強電界時のレベルは大きく異なるため、強電界時と
ノイズ領域との区別も容易となる。
【0034】〈効果〉以上のように具体例1によれば、
ノイズレベルを差し引いた後のトーン信号レベルで判定
することができるため、ノイズが重畳されたトーン信号
でも正確に検出することが可能となる。また、FM受信
機の場合、装置毎の個体差によりノイズレベルがばらつ
くことがあるが、本具体例によれば、ノイズ成分を除去
するため、このような個体差に影響されず、安定した検
出が可能となる。
【0035】《具体例2》 〈構成〉図4は、具体例2の構成図である。具体例2
は、上記具体例1の回路に加えて、判定回路5の前段側
にローパスフィルタ9を設けたものである。このローパ
スフィルタ9は、減算器6の出力を平均化する機能を有
するものである。尚、ローパスフィルタ9における平均
化の時定数は、使用条件等によって適宜決定するものと
する。
【0036】〈動作〉減算器6で算出した「(トーン信
号+ノイズ)−(ノイズ)→(トーン信号)」をローパ
スフィルタ9で平均化し、判定回路5の入力とする。こ
のような動作により、例えば、トーン信号の瞬断が発生
した場合、その時間がきわめて短い場合には、ローパス
フィルタ9の出力レベルに大きな変化は発生しないこと
になる。これにより、トーン信号が瞬間的に入力されな
い場合に、判定回路5の判定結果が、瞬間的にトーン信
号無しになってしまうのを防止することができる。
【0037】〈効果〉以上のように具体例2によれば、
上記具体例1と同様に、ノイズに強いトーン信号の検出
が可能になる。また、特にFM方式の携帯電話などのよ
うに、移動しながら使用することが想定される場合、ト
ーン信号レベルも変動する(フェージング現象が発生す
る)が、このような場合でも、判定結果が、有/無とば
たつくことを防ぎ、安定して検出することが可能とな
る。
【0038】《具体例3》 〈構成〉図5は、具体例3の構成図である。具体例3
は、上述した具体例1における第1のレベル変換回路3
と第2のレベル変換回路4の出力に、それぞれ第1のロ
ーパスフィルタ10と第2のローパスフィルタ11を追
加した構成である。
【0039】第1のローパスフィルタ10および第2の
ローパスフィルタ11は、それぞれ第1のレベル変換回
路3の出力および第2のレベル変換回路4の出力を平均
化する機能を有するフィルタである。また、他の各構成
は、上記具体例1と同様であるため、その説明は省略す
る。
【0040】〈動作〉第1のレベル変換回路3の出力で
ある「トーン信号+ノイズレベル」および第2のレベル
変換回路4の出力である「ノイズレベル」に対して、そ
れぞれ個別の第1のローパスフィルタ10および第2の
ローパスフィルタ11でレベル平均を算出し、この平均
値を減算器6の入力とする。これにより、上記具体例2
と同様に、トーン信号が瞬間的に入力されない場合に、
判定回路5の判定結果が、瞬間的にトーン信号無しにな
ってしまうのを防止することができる。
【0041】〈効果〉以上のように、具体例3によれ
ば、上記具体例1、2と同様に、ノイズに強いトーン信
号の検出が可能になる。また、特にFM方式の携帯電話
などのように、移動しながら使用することが想定される
場合、トーン信号レベルも変動する(フェージング現象
が発生する)。このような場合でも、判定結果が、有/
無とばたつくことを防ぎ、安定して検出することが可能
となる。しかも、「トーン信号+ノイズ」と「ノイズ」
のそれぞれに個別の第1のローパスフィルタ10と第2
のローパスフィルタ11とを持つことにより、トーン信
号の変動とノイズの変動の性質が異なる場合において
も、最適なローパスフィルタを設計することが可能とな
り、より検出精度の高い回路を実現することができる。
【0042】《具体例4》 〈構成〉図6は、具体例4の構成図である。具体例4の
トーン信号検出回路は、上記具体例3の回路において、
判定回路5の前段側に第3のローパスフィルタ9aを設
けたものである。この第3のローパスフィルタ9aは、
具体例2におけるローパスフィルタ9と同様に、減算器
6出力を平均化する機能を有するもので、即ち、具体例
4の構成としては、具体例2と具体例3の両方の構成を
備えたものとなっている。
【0043】〈動作〉第1のレベル変換回路3の出力で
ある「トーン信号+ノイズレベル」および第2のレベル
変換回路4の出力である「ノイズレベル」に対して、そ
れぞれ個別の第1のローパスフィルタ10および第2の
ローパスフィルタ11でレベル平均を算出し、この平均
値を減算器6の入力とする。そして、減算器6の出力に
対して第3のローパスフィルタ9aによりそのレベル平
均を行い、判定回路5の入力とする。
【0044】〈効果〉以上のように、具体例4によれ
ば、上記具体例3の効果に加えて、第3のローパスフィ
ルタ9aの時定数も調整することができるため、トーン
信号の検出時間を設定できるようになり、より検出精度
の高い回路を実現することができる。
【0045】《具体例5》 〈構成〉図7は、具体例5の構成図である。具体例5
は、具体例1における入力端7の後にフィルタ12を追
加した構成である。このフィルタ12は、例えば、30
0〜3400Hz帯域の音声信号を制限するフィルタで
ある。これ以外の構成は、具体例1と同様であるため、
その説明は省略する。
【0046】〈動作〉入力端7から入力されたノイズを
含むトーン信号や音声信号に対して、フィルタ12で音
声信号の帯域制限を行い、この信号を第1のレベル変換
回路3および第1のレベル変換回路3に入力する。即
ち、FM方式の携帯電話などでは、300〜3400H
z帯域の音声信号に重畳して6000Hz付近のトーン
信号を伝送する。このような構成では、場合によって
は、トーン信号の検出に音声信号の影響がある場合があ
り、従って、このような影響を除去するため、フィルタ
12によって音声信号の帯域制限を行う。これ以降の動
作は具体例1と同様である。
【0047】〈効果〉以上のように、具体例5によれ
ば、具体例1と同様に、ノイズに強いトーン信号の検出
が可能となると共に、特に、FM方式の携帯電話などの
ように、300〜3400Hz帯域の音声信号に重畳し
6000Hz近傍のトーン信号を伝送するシステムにお
いて、先ず、フィルタ12で音声信号帯域を除去するこ
とができるため、音声信号の影響を取り除き安定してト
ーン信号の検出を行うことができる。
【0048】《具体例6》 〈構成〉図8は、具体例6の構成図である。具体例6
は、上述した具体例1〜5の判定回路5の構成に関する
ものである。図示の判定回路5は、切替スイッチ51、
第1の比較器52、第1のカウンタ53、第2の比較器
54、第2のカウンタ55から構成されている。
【0049】第1の比較器52は、減算器6からの出力
信号と、予め決められたレベルの第1の閾値とを比較
し、減算器6からの出力信号が第1の閾値以上であった
場合にオン信号(=“1”)を出力する機能を有してい
る。第1のカウンタ53は、第1の比較器52の出力す
るオン信号が所定時間連続して出力されるかを第3の閾
値に基づいて監視し、そうであった場合に、トーン信号
有りの判定結果を出力する機能を有している。
【0050】また、第2の比較器54は、減算器6から
の出力信号と、上記第1の比較器52が用いる第1の閾
値より低いレベルの第2の閾値と比較し、減算器6の出
力信号が第2の閾値以下であった場合にオフ信号(=
“0”)を出力する機能を有している。第2のカウンタ
55は、第2の比較器54の出力するオフ信号が所定時
間連続して出力されるかを第4の閾値に基づいて監視
し、そうであった場合は、トーン信号無しの判定結果を
出力する機能を有している。
【0051】切替スイッチ51は、第1のカウンタ53
がトーン信号有りの判定結果を出力した場合は、減算器
6の出力信号が第2の比較器54に入力されるよう他方
の端子57側に切替を行い、第2のカウンタ55がトー
ン信号無しの判定結果を出力した場合は、減算器6の出
力信号が第1の比較器52に入力されるよう一方の端子
56側に切替を行うスイッチである。
【0052】図9は、第1の閾値と第2の閾値の説明図
である。図示のように、第1の閾値のレベルは、減算器
6の出力が受信電界強度におけるノイズ領域よりも十分
に高い値に設定され、第2の閾値はノイズ領域の上限付
近の減算器6の出力に相当するレベルに設定されてい
る。
【0053】このように、値の異なる二つの閾値を用
い、かつ、これら閾値を越える時間が所定時間経過した
場合に、トーン信号有り/無しを判定するようにしてい
るため、いわゆるヒステリシスを有する判定回路5とな
っている。
【0054】〈動作〉始めに、トーン信号未検出状態か
ら説明する。未検出状態では、切替スイッチ51は、一
方の端子56に接続されている。即ち、入力端に入力さ
れたトーンレベル信号は、第1の比較器52に入力さ
れ、所定時間毎に第1の閾値と比較される。第1の比較
器52では、トーンレベル信号が第1の閾値以上ある場
合は、“1”を出力し、第1の閾値以下の場合は“0”
を出力する。
【0055】第1のカウンタ53は、第1の比較器52
の出力の連続する“1”の数をカウントし、第3の閾値
以上であれば出力端にトーン信号有りの検出信号を出力
すると共に、切替スイッチ51を他方の端子57に接続
するよう制御する。
【0056】切替スイッチ51が減算器6のトーンレベ
ル信号を他方の端子57側に接続するよう切り替えられ
ることにより、判定回路5への入力トーンレベル信号
は、第2の比較器54に入力され、所定時間毎に第2の
閾値と比較される。その結果トーンレベル信号が第2の
閾値を上回っていた場合は、“1”を出力し、第2の閾
値以下であった場合は、“0”を出力する。
【0057】第2のカウンタ55は、第2の比較器54
の出力の連続する“0”の数をカウントし、第4の閾値
以上であれば出力端にトーン信号無しの検出信号を出力
すると共に、切替スイッチ51を一方の端子56に接続
するよう制御する。
【0058】このような動作を行うことにより、判定回
路5は、受信電界強度が十分強く、かつ、この強さが安
定している場合に「トーン信号有り」の判定結果を出力
する。また、この状態で、トーン信号がある一定時間継
続して入力されない場合に「トーン信号無し」の判定結
果を出力する。
【0059】〈効果〉以上のように具体例6によれば、
トーン信号検出のための第1の閾値およびその閾値以上
の継続時間と、トーン信号無しを判定するための第2の
閾値およびその閾値以下の継続時間をそれぞれ個別に設
定可能となるため、本具体例の判定回路5を、上記具体
例1〜5のいずれかの具体例に示した判定回路5に適用
することにより、検出閾値付近で揺らいでいるトーン信
号を最小の検出時間で安定して検出することができる。
【0060】《具体例7》 〈構成〉図10は、具体例7の構成図である。具体例7
は、上述した具体例4の回路に対して、電界強度検出回
路13を設けたものである。この電界強度検出回路13
は、入力される電界強度に基づき、第1のフィルタ1お
よび第2のフィルタ2の特性と、第1のローパスフィル
タ10、第2のローパスフィルタ11および第3のロー
パスフィルタ9aの特性、更に、判定回路5における第
1〜第4の閾値を制御する機能を有するものである。こ
れ以外の図面上の構成は、具体例4と同様であるため、
ここでの説明は省略する。
【0061】〈動作〉電界強度検出回路13は、電界強
度を監視しその値に基づき、第1,第2のフィルタ1,
2、第1〜第3のローパスフィルタ10,11,9a、
判定回路5の閾値を制御する。例えば、第1,第2のフ
ィルタ1,2に関しては、電界強度が弱い場合は、判定
精度を向上させるためにフィルタ特性(Q値)を鋭く
し、電界強度が強い場合は、フィルタ特性を緩やかにす
るといった制御を行う。また、第1のローパスフィルタ
10等のローパスフィルタでは、電界強度に応じて平均
化の時定数を制御したり、判定回路5では、電界強度の
強い場合は、より短時間で判定結果を得るよう各閾値を
設定し、電界強度が弱い場合は、判定精度を上げるよう
各閾値を設定するといった制御を行う。
【0062】〈効果〉以上のように、具体例7によれ
ば、FM方式の受信機においては、電界強度に応じてノ
イズ成分が増加し、信号成分が減少する性質を有してい
るため、電界強度に応じて各フィルタ係数や閾値を制御
することにより、高精度でかつ短時間でトーン検出を行
うことができる。
【0063】尚、上記各具体例では、特に言及しなかっ
たが、例えば具体例5におけるフィルタ12をいずれか
に具体例の構成に対して適用する等、各具体例の構成を
種々組み合わせた構成とすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトーン信号検出回路の具体例1の構成
図である。
【図2】本発明のトーン信号検出回路におけるフィルタ
の特性を示す説明図である。
【図3】本発明のトーン信号検出回路の動作を従来と比
較して示す説明図である。
【図4】本発明のトーン信号検出回路の具体例2の構成
図である。
【図5】本発明のトーン信号検出回路の具体例3の構成
図である。
【図6】本発明のトーン信号検出回路の具体例4の構成
図である。
【図7】本発明のトーン信号検出回路の具体例5の構成
図である。
【図8】本発明のトーン信号検出回路の具体例6の構成
図である。
【図9】本発明のトーン信号検出回路の具体例6におけ
る第1の閾値と第2の閾値の説明図である。
【図10】本発明のトーン信号検出回路の具体例7の構
成図である。
【図11】従来のトーン信号検出回路の構成図である。
【符号の説明】
1 第1のフィルタ 2 第2のフィルタ 3 第1のレベル変換回路 4 第2のレベル変換回路 5 判定回路 6 減算器 9 ローパスフィルタ 9a 第3のローパスフィルタ 10 第1のローパスフィルタ 11 第2のローパスフィルタ 12 フィルタ 13 電界強度検出回路

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め決められた周波数のトーン信号と、
    当該トーン信号の周波数を含む所定範囲の周波数で分布
    するノイズとを検出する第1のフィルタと、 前記トーン信号の周波数近傍の周波数のノイズを検出す
    る第2のフィルタと、 前記第1のフィルタの出力から前記第2のフィルタの出
    力を減算する減算器と、 前記減算器のレベルに基づき、トーン信号の有無を判定
    する判定回路とを備えたことを特徴とするトーン信号検
    出回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のトーン信号検出回路にお
    いて、 減算器の出力を平均化して判定回路に出力するローパス
    フィルタを備えたことを特徴とするトーン信号検出回
    路。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のトーン信号検出回路にお
    いて、 第1のフィルタの出力を平均化して出力する第1のロー
    パスフィルタと、 第2のフィルタの出力を平均化して出力する第2のロー
    パスフィルタと、 前記第1のローパスフィルタの出力から前記第2のロー
    パスフィルタの出力を減算する減算器とを備えたことを
    特徴とするトーン信号検出回路。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のトーン信号検出回路にお
    いて、 減算器の出力を平均化して判定回路に出力する第3のロ
    ーパスフィルタを備えたことを特徴とするトーン信号検
    出回路。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のトーン
    信号検出回路において、 第1のフィルタおよび第2のフィルタの前段側に、前記
    トーン信号の周波数とは異なる帯域の信号を除去する第
    3のフィルタを設けたことを特徴とするトーン信号検出
    回路。
  6. 【請求項6】 請求項3記載のトーン信号検出回路にお
    いて、 トーン信号はFM方式における予め決められた周波数の
    信号であり、ノイズは白色ノイズであると共に、 第1のフィルタおよび第2のフィルタの前段側に、トー
    ン信号とは異なる音声周波数帯域の周波数を除去する第
    3のフィルタを設けたことを特徴とするトーン信号検出
    回路。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載のトーン
    信号検出回路において、 判定回路を、 減算器からの出力信号と、予め決められたレベルの第1
    の閾値とを比較し、前記出力信号が第1の閾値以上であ
    った場合にオン信号を出力する第1の比較器と、 前記第1の比較器の出力するオン信号が所定時間連続し
    て出力されるかを監視し、そうであった場合に、トーン
    信号有りの判定結果を出力する第1のカウンタと、 前記減算器からの出力信号と、前記第1の閾値より低い
    レベルの第2の閾値と比較し、前記出力信号が第2の閾
    値以下であった場合にオフ信号を出力する第2の比較器
    と、 前記第2の比較器の出力するオフ信号が所定時間連続し
    て出力されるかを監視し、そうであった場合は、トーン
    信号無しの判定結果を出力する第2のカウンタと、 前記第1のカウンタがトーン信号有りの判定結果を出力
    した場合は、前記減算器の出力信号が第2の比較器に入
    力されるよう切替を行い、前記第2のカウンタがトーン
    信号無しの判定結果を出力した場合は、前記減算器の出
    力信号が前記第1の比較器に入力されるよう切替を行う
    切替スイッチとで構成したことを特徴とするトーン信号
    検出回路。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のトーン信号検出回路に
    おいて、 入力される電界強度に基づき、第1のフィルタおよび第
    2のフィルタの特性と、判定回路の第1および第2の閾
    値と第1および第2のカウンタにおける監視時間とを制
    御する電界強度検出回路を備えたことを特徴とするトー
    ン信号検出回路。
  9. 【請求項9】 請求項4に記載のトーン信号検出回路に
    おいて、 判定回路を、 減算器からの出力信号と、予め決められたレベルの第1
    の閾値とを比較し、前記出力信号が第1の閾値以上であ
    った場合にオン信号を出力する第1の比較器と、 前記第1の比較器の出力するオン信号が所定時間連続し
    て出力されるかを監視し、そうであった場合に、トーン
    信号有りの判定結果を出力する第1のカウンタと、 前記減算器からの出力信号と、前記第1の閾値より低い
    レベルの第2の閾値と比較し、前記出力信号が第2の閾
    値以下であった場合にオフ信号を出力する第2の比較器
    と、 前記第2の比較器の出力するオフ信号が所定時間連続し
    て出力されるかを監視し、そうであった場合は、トーン
    信号無しの判定結果を出力する第2のカウンタと、 前記第1のカウンタがトーン信号有りの判定結果を出力
    した場合は、前記減算器の出力信号が第2の比較器に入
    力されるよう切替を行い、前記第2のカウンタがトーン
    信号無しの判定結果を出力した場合は、前記減算器の出
    力信号が前記第1の比較器に入力されるよう切替を行う
    切替スイッチとで構成すると共に、 入力される電界強度に基づき、第1および第2のフィル
    タの特性と、第1、第2および第3のローパスフィルタ
    の特性と、前記判定回路における第1および第2の閾値
    と、第1および第2のカウンタの監視時間とを制御する
    電界強度検出回路を備えたことを特徴とするトーン信号
    検出回路。
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