JPH11163745A - ワイヤレス発信器、携帯型ワイヤレス発信器及びカード型ワイヤレス発信器 - Google Patents

ワイヤレス発信器、携帯型ワイヤレス発信器及びカード型ワイヤレス発信器

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JPH11163745A
JPH11163745A JP9323644A JP32364497A JPH11163745A JP H11163745 A JPH11163745 A JP H11163745A JP 9323644 A JP9323644 A JP 9323644A JP 32364497 A JP32364497 A JP 32364497A JP H11163745 A JPH11163745 A JP H11163745A
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JP
Japan
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battery
wireless transmitter
transmitter
branch terminals
wireless
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Withdrawn
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JP9323644A
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English (en)
Inventor
Koichi Okumura
浩一 奥村
Fumiyoshi Mukoyama
文祥 向山
Seiji Murao
誠治 村尾
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)
  • Transmitters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】発信させるキャリア電波を選択設定できるよう
にした、ワイヤレス発信器を提供する。 【解決手段】複数のチャンネル判別ポートを有した制御
手段14を、発信器本体2の内部に収容された回路基板
17に実装し、電池収容部2aに収容される電池10の
一方の電極10bと、発信器本体2の内部に収容された
回路基板17上に実装され、制御手段14の複数のチャ
ンネル判別ポートの各々に接続された複数の導電部14
a、・・・とを接触保持させる複数の枝端子13a、・
・・を有したバネ電極13を設け、制御手段14が、バ
ネ電極13の複数の枝端子13a、・・・と、複数の導
電部14a、・・との通電組合せパターンによって、ワ
イヤレス発信器1より発信させるキャリア電波を選択設
定できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤレス発信
器、携帯型ワイヤレス発信器及びカード型ワイヤレス発
信器に関し、特に、発信させるキャリア電波を選択設定
できるようにした、ワイヤレス発信器、携帯型ワイヤレ
ス発信器及びカード型ワイヤレス発信器に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、微弱電波を伝送してチャイムや救
急受信器を無線方式で作動させるようにした、携帯型又
はカード型のワイヤレス発信器が、家庭内やオフィスな
どにおいて、幅広く使用されるようになっている。従来
のワイヤレス発信器は、ワイヤレス発信器を組み立てる
際に、発信させるキャリア電波の周波数を予め設定する
ようにし、組み立て後においては、発信させるキャリア
電波の周波数を変更することができないようにされてい
るものか、ワイヤレス発信器に設けられたディップスイ
ッチを操作すると、ワイヤレス受信器に発信するキャリ
ア電波の周波数を変えることができるようにされている
ものるものしかない。
【0003】また、薄型(厚さが5mm程度)のカード
型のワイヤレス発信器には、ディップスイッチのような
機構を採用できないため、本発明者等の知る限りにおい
て、薄型のカード型のワイヤレス発信器であって、ワイ
ヤレス受信器に発信するキャリア電波の周波数を変更で
きるようにしたものは、未だ、製品化されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のワイヤレス発信
器は、上述したように、ワイヤレス受信器に発信するキ
ャリア電波の周波数を変更できるようにされているもの
は、キャリア電波の周波数を変更するには、ディップス
イッチを操作しなければならないため、キャリア電波の
周波数を変更する変更作業が難しいという問題がある。
【0005】また、ワイヤレス発信器とワイヤレス受信
器とを組み合わせたワイヤレス呼出システムを施工する
場合、他の電波機器で既に使用している、使用済みの周
波数の電波とは違う周波数の電波で、ワイヤレス呼出シ
ステムを設置する必要がある場合や、妨害電波対策等の
理由から、薄型の携帯型又はカード型のワイヤレス発信
器であって、ワイヤレス受信器に発信するキャリア電波
の周波数を、施工業者やユーザー側で、容易且つ簡単に
変更できるようにした、ワイヤレス発信器の開発が望ま
れている。
【0006】また、薄型(厚さが5mm程度)のカード
型のワイヤレス発信器であって、ワイヤレス受信器に発
信するキャリア電波の周波数を変更できるようにしたも
のも、その開発が望まれている。更に、携帯型ワイヤレ
ス発信器では、電池収容部を、発信器本体とは別体に設
けているため、携帯型ワイヤレス発信器を組み立てる際
には、電池収容部も別に組み立てて、これを携帯型ワイ
ヤレス発信器に組み込むといった、手間のかかる作業を
おこなわなければならず、より簡単に組み立てることが
できるようにした、携帯型ワイヤレス発信器の開発も望
まれている。
【0007】更にまた、薄型(厚さが5mm程度)のカ
ード型のワイヤレス発信器は、発信器本体と、発信器を
動作させる電子回路部品が実装された回路基板とを、ビ
ス等の固定具を用いて止めるようにし、電子回路部品を
駆動する電池も、回路基板の所定の位置に収容し、発信
器本体によって固定する構成となっているため、電池を
交換する際には、いちいち、発信器本体を回路基板から
取り外し、その後、電池の交換をしなければならない、
といった面倒な作業が必要となっている。
【0008】本発明は、以上のような問題を解決するた
めになされたものであって、発信させるキャリア電波の
周波数を容易に切り替えることができるようにした、ワ
イヤレス発信器、そのようなワイヤレス発信器であっ
て、組立が容易な携帯型ワイヤレス発信器、並びに、そ
のようなワイヤレス発信器であって、電池の交換が極め
て容易に行えるようにされた、カード型ワイヤレス発信
器を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のワイヤ
レス発信器は、電池を収容する電池収容部を有し、所定
のキャリア電波を発信させる電池駆動型のワイヤレス発
信器において、複数のチャンネル判別ポートを有した制
御手段を、発信器本体の内部に収容された回路基板に実
装し、電池収容部に収容される電池の一方の電極と、発
信器本体の内部に収容された回路基板上に実装され、制
御手段の複数のチャンネル判別ポートの各々に接続され
た複数の導電部とを接触保持させる、複数の枝端子を有
したバネ電極を設け、制御手段が、バネ電極の複数の枝
端子と、複数の導電部との通電組合せパターンによっ
て、ワイヤレス発信器より発信させるキャリア電波を選
択設定できるようにしたことを特徴とする。
【0010】このワイヤレス発信器では、電池収容部に
収容される電池の一方の電極と、発信器本体の内部に収
容される回路基板に形成された複数の導電部の各々と
が、バネ電極の複数の枝端子によって、制御手段の複数
のチャンネル判別ポートの各々に接続されるようになっ
ている。これにより、複数の枝端子と、電池の一方の電
極との通電組合せパターンを種々変更させることで、制
御手段のチャンネル判別ポートの各々の電圧レベルを変
更させることができる。
【0011】したがって、このワイヤレス発信器では、
複数の枝端子と、電池の電極との通電組合せパターンを
種々変更することによって、制御手段のチャンネル判別
ポートの電圧レベルの組合わせを変更し、これに基づい
て、発信するキャリア電波の周波数の切替えができる。
請求項2に記載のワイヤレス発信器は、請求項1に記載
のワイヤレス発信器の、複数の枝端子と、複数の導電部
との通電組合せパターンが、複数の枝端子と、電池収容
部に収容される電池の一方の電極との間に、複数の枝端
子に対応させた位置に設けた、所定のパターンを有する
窓孔を形成した絶縁シートを介在させて規定されるよう
にしたことを特徴とする。
【0012】このワイヤレス発信器では、絶縁シート
に、電極の枝端子に対応する位置に窓孔を形成している
ので、絶縁シートに設ける窓孔のパターンを種々変更す
れば、複数の枝端子と、電池の電極との通電組合せパタ
ーンを変更することができる。ここで、電極の枝端子の
数をnとすれば、複数の枝端子と、電池の電極との通電
組合せパターンとして、2(n-1)個の組合せパターンを
規定することができる。
【0013】請求項3に記載のワイヤレス発信器は、請
求項2に記載のワイヤレス発信器の、絶縁シートが、複
数の枝端子に剥離可能に貼付される粘着面を形成した絶
縁シールであることを特徴とする。このワイヤレス発信
器では、絶縁シートとして、複数の枝端子に剥離可能に
貼付される粘着面を形成した絶縁シールを用いているの
で、複数の枝端子と電池の一方の電極との間に介在させ
る絶縁シールを容易に貼り変えることができる。
【0014】したがって、複数の枝端子に、窓孔のパタ
ーンの異なる絶縁シートを貼り変えるという容易且つ簡
単な操作で、発信するキャリア電波の周波数の切り替え
ができる。請求項4に記載のワイヤレス発信器は、請求
項1〜3のいずれかに記載のワイヤレス発信器が、ワイ
ヤレス受信器と組み合わされて、ワイヤレス呼出システ
ムを構成するようにされている。
【0015】このワイヤレス発信器は、施工業者やユー
ザー側で、容易且つ簡単に、ワイヤレス受信器に発信す
るキャリア電波の周波数を変更できるので、ワイヤレス
呼出システムを施工する場合、他の電波機器で既に使用
している、使用済みの周波数の電波とは違う周波数の電
波で、ワイヤレス呼出システムを設置する必要がある場
合や、妨害電波対策等の理由から、ワイヤレス受信器に
発信するキャリア電波の周波数を変える必要がある場合
に、好適に用いることができる。
【0016】請求項5に記載のワイヤレス発信器は、そ
の好ましい用途を提案するもので、請求項1〜3のいず
れかに記載のワイヤレス発信器が、出力端子に制御機器
を接続したワイヤレス受信器と組み合わされて、種々の
遠隔制御を行う構成にされている。このワイヤレス発信
器では、施工業者やユーザー側で、容易且つ簡単に、ワ
イヤレス受信器に発信するキャリア電波の周波数を変更
できるので、妨害電波等に煩わされることなく、種々の
遠隔制御を正確に行える。
【0017】請求項6に記載の携帯型ワイヤレス発信器
は、請求項1〜5のいずれかに記載のワイヤレス発信器
の発信器本体が、携帯可能になっており、電池収容部
が、携帯可能になっている発信器本体の適所に電池収容
穴を開口させるとともに、発信器本体に収容した回路基
板の、電池収容穴の開口に対応した箇所に、電池バネを
取り付けた構成となっていることを特徴とする。
【0018】この携帯型ワイヤレス発信器では、回路基
板を発信器本体に収容する工程で、電池収容部が組み立
てられるので、携帯型ワイヤレス発信器の組立が容易に
なる。請求項7に記載のカード型ワイヤレス発信器は、
請求項1〜5のいずれかに記載のワイヤレス発信器の発
信器本体が、携帯可能な薄いカード型になっており、電
池収容部が、携帯可能な薄いカード型になっている発信
器本体の適所に電池挿嵌穴を形成し、その電池挿嵌穴
に、電池を保持した電池ホルダ蓋を着脱可能に挿嵌させ
る構成となっていることを特徴とする。
【0019】このカード型ワイヤレス発信器でも、複数
の枝端子と、電池の一方の電極との通電組合せパターン
を種々変更することによって、制御手段のチャンネル判
別ポートの電圧レベルの組合わせを変更し、これに基づ
いて、発信するキャリア電波の周波数の切替えができ
る。しかも、カード型ワイヤレス発信器より発信させる
キャリア電波の周波数を選択設定は、薄い絶縁シートに
よって決定されるので、発信器を極めて薄くすることが
できるので、従来、製品化するのが難しかった、発信さ
せるキャリア電波の周波数を選択設定できる、薄型(厚
さが5mm程度)のカード型のワイヤレス発信器の製品
化が可能になる。
【0020】のみならず、発信器本体の適所に電池挿嵌
穴を形成し、その電池挿嵌穴に、電池を保持した電池ホ
ルダ蓋を着脱可能に挿嵌させる構成としたので、発信器
本体と回路基板とを取り外して電池の取り替えを行うと
いった面倒な作業が不要になる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明について、図面を参
照しながら更に詳しく説明する。 (発明の実施の形態1)図1は、本発明に係るワイヤレ
ス発信器の一例としての携帯型ワイヤレス発信器の構成
を概略的に示す分解斜視図であり、又、図2は、図1に
示す携帯型ワイヤレス発信器の構成を概略的に示すブロ
ック図である。
【0022】この携帯型ワイヤレス発信器1は、図2に
示すように、CPU等で構成された信号処理部3と、発
信ボタンのような押釦等を備える割り込み部4と、キャ
リア電波を発信させる無線発信部5と、発振制御を行う
PLL制御部6と、EEPROM等で構成されたID登
録部(図示せず)に、予め、個々に割り付けられるID
コードを書き込むID書き込み部7と、発信音を出力す
るスピーカや、ワイヤレス発信器1の動作を表示するラ
ンプ等を備える報知・表示部8と、無線発信部5から発
信されたキャリア電波をワイヤレス受信器(図示せず)
に発信するアンテナ9と、信号処理部3等に電力を供給
し、ワイヤレス発信器1を駆動させる電池10と、電池
10の電池の起電圧を検知する検知部を備え、検知部で
検出された電池の起電力が予め定められた所定の電圧値
を下回ったときに、電池切れと判断し、電池切れを報知
・表示部8に表示させる電池切れ検出部11とを備え
る。
【0023】この携帯型ワイヤレス発信器1では、図1
に示すように、樹脂等の絶縁部材で製された発信器本体
2を備え、このワイヤレス発信器1を動作させる電池1
0として、ボタン電池を使用している。電池10は、信
号処理部3等が実装された回路基板(図1、図4(a)
及び図4(b)に示す回路基板17)を収容する発信器
本体2に設けられた電池収容部2a内に、交換可能に収
容されるようになっている。
【0024】電池収容部2a内には、電池10の正極1
0aに電気的に接触する正極端子12と、負極10bに
電気的に接触する負極端子13とが設けられている。更
に、電池収容部2aに収容した電池10は、電池ケース
16内に収容され、電池収容部2a内に、保持されるよ
うになっている。より詳しく説明すると、この携帯型ワ
イヤレス発信器1では、発信器本体2が、携帯可能にな
っており、電池収容部2aが、携帯可能になっている発
信器本体2の適所に、発信器本体2を貫通するように電
池収容穴h1を開口させるとともに、発信器本体2に収
容した回路基板17の、電池収容穴h1の開口に対応し
た箇所に、負極端子13を取り付けた構成となってい
る。
【0025】そして、正極端子12は、金属で製されて
おり、電池収容部2aに電池10が収容されると、弾性
変形によって、電池10の正極10aを電気的且つ物理
的に保持できるように、電池10の正極10aの外周よ
りやや小さくなるように、電池収容部2aの中心方向に
曲げられている。また、負極端子13は、金属で製され
ており、別個独立した複数の枝端子13a、13b、1
3c、・・・を有し且つ複数の枝端子13a、13b、
13c、・・・の各々が、電池収容部2aに収容される
電池10方向に弾性変形可能に板バネ状にされたバネ電
極にされている。
【0026】この例では、電池ケース16は、その下端
に、係止爪16a、16a、16aを有しており、この
爪16a、16a、16aにより、電池ケース16内に
電池10を保持できるようになっており、電池10を収
容した電池ケース16を電池収容部2a内に押し込む
と、正極端子12が、電池10の正極10aに接触し
て、弾性変形し、元に戻ろうとする復元力によって、正
極端子12と電池10の正極10aとの電気的且つ物理
的な接触が確保されるようにしている。且つ、電池10
を収容した電池ケース16を電池収容部2a内に押し込
むと、負極端子13が、電池10の負極10bに接触
し、弾性変形し、元に戻ろうとする復元力によって、負
極端子13と電池10の負極10bとの電気的且つ物理
的な接触が確保されるようになっている。
【0027】信号処理部3は、複数のチャンネル判別ポ
ートを有した制御手段(図3に示す制御手段14)を有
しており、複数のチャンネル判別ポートを有した制御手
段14は、回路基板17に実装されている。この携帯型
ワイヤレス発信器1では、電池収容部2aに収容される
電池10の負極10bと、発信器本体2の内部に収容さ
れた回路基板17上に実装された制御手段14の複数の
チャンネル判別ポートの各々に接続された複数の導電部
(図3に示す複数の導電部14a、14b、14c、・
・・)との通電組合せパターンを変更することができる
ようにされている。
【0028】より詳しく説明すると、この例では、制御
手段14の複数のチャンネル判別ポートの入力端子側
(図示せず)が、電池収容部2a内に収容される電池1
0の正極10a側に接続され、複数のチャンネル判別ポ
ートの各々に接続された出力端子の各々が、別個独立し
た複数の枝端子13a、13b、13c、・・・に接続
されている。
【0029】且つ、この携帯型ワイヤレス発信器1に
は、複数の枝端子13a、13b、13c、・・・と、
電池収容部2aに収容される電池10の負極10bとの
間に、窓孔15aを有する絶縁シート15が設けられて
いる。絶縁シート15は、図1に示すように、負極端子
13より大きく形成されており、電池10の負極10b
の形状と概ね同一の形状とされている。また、窓孔15
aは、負極端子13を構成する複数の枝端子13a、1
3b、13c、・・・の位置に対応した位置に、所定の
パターンを有した形状になっている。
【0030】尚、この例では、絶縁シート15の交換を
容易に行えるようにするため、絶縁シート15として、
負極端子13に接する側の片面の、少なくとも、負極端
子13に接触する領域には、複数の枝端子13a、13
b、13c、・・・に剥離可能に貼付される粘着面を形
成された絶縁シールを用いている。そして、制御手段1
4が、絶縁シート15に設けられた窓孔15aのパター
ンにより、負極端子(バネ電極)13の複数の枝端子1
3a、13b、13c、・・・と、制御手段14の複数
のチャンネル判別ポート(図示せず)の各々に接続され
た複数の導電部14a、14b、14c、・・・との通
電組合せパターンを規定することによって、携帯型ワイ
ヤレス発信器1より発信させるキャリア電波の周波数を
選択設定できるようにしてある。
【0031】即ち、図4(a)に示すように、絶縁シー
ト15に設けられた窓孔15aが設けられた位置の枝端
子13bは、電池10の負極10bに電気的に接触する
ので、枝端子13bと電池10の負極10bとの間は、
導通状態になる。他方、図4(b)に示すように、絶縁
シート15の窓孔15aが設けられていない位置の枝端
子13aは、絶縁シート15を介して、電池10の負極
10bと物理的に接触するので、枝端子13aと電池1
0の負極10bとの間は、非導通状態になる。
【0032】したがって、この携帯型ワイヤレス発信器
1では、絶縁シート15に、負極端子(バネ電極)13
の複数の枝端子13a、13b、13c、・・・に対応
する位置に窓孔15aを形成しているので、絶縁シート
15に設ける窓孔15aのパターンを種々変更すれば、
複数の枝端子13a、13b、13c、・・・と、電池
10の負極10bとの通電組合せパターンを変更するこ
とができる。
【0033】これにより、複数の枝端子13a、13
b、13c、・・・と、電池10の負極10bとの通電
組合せパターンを種々変更させることで、制御手段14
のチャンネル判別ポートの各々の電圧レベルが変更させ
ることができる。したがって、この携帯型ワイヤレス発
信器1では、複数の枝端子13a、13b、13c、・
・・と、電池10の負極10bとの通電組合せパターン
を、異なる窓孔15aのパターンを有する絶縁シートに
交換することで、制御手段のチャンネル判別ポートの電
圧レベルの組合わせを変更し、これに基づいて、発信す
るキャリア電波の周波数の切替えができる。
【0034】尚、複数の枝端子13a、13b、13
c、・・・と、複数の導電部14a、14b、14c、
・・・との各々を接続するラインF1(13a−14
a)、F2(13b−14b)、・・・の中、一本のラ
インは、常に、電池10の負極10bに接続されている
必要があるので、ここで、電極の枝端子13a、13
b、13c、・・・の数をnとすれば、2(n-1)個の組
合せパターンを規定できる。
【0035】より具体的に、図1及び図3に示すよう
に、負極端子(バネ電極)13として、3個の枝端子1
3a、13b、13cを備えている場合を例にとって説
明すると、この例では、3個の枝端子13a、13b、
13cの各々は、制御手段14の複数のチャンネル判別
ポートの各々に接続された3個の導電部14a、14
b、14cに各々独立したラインにより接続されてい
る。
【0036】そして、この例では、絶縁シート15の窓
孔15aのパターンにより、電池10の負極10bと3
個の枝端子13a、13b、13cの各々との間の導
通、非導通の状態が決まることになる。この場合、3本
のラインF1(13a−14a)、F2(13b−14
b)、F0(13c−14c)の中、1本は、電池10
の負極10bに接続されている必要がある。
【0037】ここで、今、F0(13c−14c)をグ
ランド線とした場合、この例では、残り2本のラインF
1(13a−14a)、F2(13b−14b)を、絶
縁シート15の窓孔15aのパターンにより、端子13
aと電池10の負極10bとの間、端子13bと電池1
0の負極10bとの間を導通状態にするか否かで、図5
に示すように、2(3-1)=4通りの導電パターンを形成で
き、その結果、このワイヤレス発信器1では、窓孔15
aのパターンが異なる絶縁シート15を使用するだけ
で、4種類の異なる周波数のキャリア電波を発信でき
る。
【0038】この携帯型ワイヤレス発信器1では、発信
するキャリア電波の周波数の切り替えを、絶縁シート1
5に設ける窓孔15aのパターンによって行うようにし
ているため、周波数をディップスイッチで切り替えるよ
うにしている、従来のワイヤレス発信器に比べ、薄型
(5mm程度の厚さ)のワイヤレス発信器の製品化が可
能になる。
【0039】また、この例では、絶縁シート15を、異
なるパターンを有する絶縁シートに容易且つ簡単に貼り
変えることができるようにするため、絶縁シート15と
して、複数の枝端子13a、13b、13c、・・・に
剥離可能に貼付される粘着面を片面に形成した絶縁シー
ルを用いている。これにより、絶縁シート15を、異な
るパターンを有する絶縁シートに貼り変えるだけで、発
信するキャリア電波の周波数の切り替えることができる
ので、従来のデイップスイッチ機構が採用されたワイヤ
レス発信器に比べ、発信するキャリア電波の周波数の切
り替えを、容易且つ簡単に、行える。
【0040】更に、この携帯型ワイヤレス発信器1で
は、発信器本体2の適所に電池収容穴2aを開口させる
とともに、発信器本体2に収容した回路基板17の、電
池収容穴2aの開口に対応した箇所に、負極端子(バネ
電極)13を設ける構成としたので、回路基板14を発
信器本体2に収容する工程で、電池収容部2aが組み立
てられるので、携帯型ワイヤレス発信器1の組立を容易
に行える。
【0041】尚、絶縁シート15に設ける窓孔15a
は、図6(a)又は図6(b)に示すように、複数の枝
端子13a、13b、13c、・・・の各々の位置に対
応している限り、複数の枝端子13a、13b、13
c、・・・の各々に対応させて形成してもよく、また、
複数の枝端子13a、13b、13c、・・・の2以上
をまとめるようにして形成してもよい(図6(c)を参
照)。
【0042】更に、窓孔15aの形状は、図1に示すよ
うに、絶縁シート15を切り欠くように形成しても、図
7に示す絶縁シート15に形成した窓孔15aのように
形成するようにしてもよい。 (発明の実施の形態2)図7は、本発明に係るワイヤレ
ス発信器の他の一例としてのカード型ワイヤレス発信器
の構成を概略的に示す分解斜視図である。
【0043】尚、このカード型ワイヤレス発信器の構成
は、図2に示す携帯型ワイヤレス発信器1のブロック図
と同様であるので、ここでは、説明を容易とするため、
携帯型ワイヤレス発信器1に相当する部材装置について
は、相当する参照符号を付して説明する。このカード型
ワイヤレス発信器21は、携帯に便利なように薄いカー
ド型に形成されており、回路基板17上には、CPU等
で構成された信号処理部3を備え、信号処理部3は、複
数のチャンネル判別ポートを有した制御手段(図3に示
す制御手段14)を有している。
【0044】また、電池収容部2aが、携帯可能な薄い
カード型になっている発信器本体2の適所(この例で
は、側面の中央部)に電池挿嵌穴h2を形成し、この電
池挿嵌穴h2に、電池10を保持した電池ホルダ蓋26
を着脱可能に挿嵌させる構成となっている。電池挿嵌穴
h2には、正極端子(図示せず)が設けられ、電池10
を保持した電池ホルダ蓋26を電池挿嵌穴h2に挿嵌さ
せると、電池10の正極10aと正極端子(図示せず)
との電気的且つ物理的な接触が図れるようにしてある。
【0045】この正極端子(図示せず)は、制御手段
(図3に示す制御手段14)の複数のチャンネル判別ポ
ート(図示せず)の入力端子側にも接続されている。ま
た、電池ホルダ蓋26の底面26bには、負極端子(バ
ネ電極)13が取り付けられている。より詳しく説明す
ると、電池ホルダ蓋26の底面26bには、貫通穴h3
が形成されており、貫通穴h3を通じて、負極端子(バ
ネ電極)13の複数の枝端子13a、13b、13c、
・・・が、電池10の負極10bに電気的且つ物理的に
接触するようになっている。
【0046】負極端子(バネ電極)13は、別個独立し
た複数の枝端子13a、13b、13c、・・・を有し
且つ複数の枝端子13a、13b、13c、・・・の各
々が、電池収容部2aに収容される電池10方向に弾性
変形可能に板バネ状にされている。また、複数の枝端子
13a、13b、13c、・・・下には、窓孔15aを
有する絶縁シート15が貼着されている。これにより、
電池ホルダ蓋26に電池10を収容すると、電池10が
負極端子(バネ電極)13に接触し、絶縁シート15に
設けられた窓孔15aのパターンによって、複数の枝端
子13a、13b、13c、・・・と、電池10の負極
10bとの通電組合せパターンが定まる。
【0047】より詳しく説明すると、複数の枝端子13
a、13b、13c、・・・の各々は、電池10の負極
10bに接触する部分が、枝端子支持台B13の表面上
に形成されるとともに、枝端子支持台B13に設けられ
た貫通孔(図8(a)及び図8(b)に示す貫通孔h
4)を通じて、枝端子支持台B13の裏面側にも導出さ
れている。
【0048】そして、例えば、窓孔15aが設けられた
位置に位置する枝端子を、枝端子13aとすると、枝端
子13aは、図8(a)に示すように、窓孔15aを介
して、回路基板17に設けられた配線(この例では、図
7に示す端子17a)に電気的に接触するので、導通状
態になる。他方、例えば、窓孔15aが設けられていな
い位置に位置する枝端子を、枝端子13bとすると、枝
端子13bと回路基板17に設けられた配線(この例で
は、図7に示す端子17b)との間には、図8(b)に
示すように、絶縁シート15が介在するので、枝端子1
3bは、非導通状態になる。
【0049】したがって、絶縁シート15の窓孔15a
のパターンを変えれば、複数の枝端子13a、13b、
13c、・・・と、電池10の負極10bとの通電組合
せパターンが定まる。また、回路基板17の所定の位置
には、制御手段(図3に示す制御手段14)の複数のチ
ャンネル判別ポートの各々に接続された出力端子(図示
せず)の各々が、別個独立して取り付けられており、電
池ホルダ蓋26を電池挿嵌穴h2に挿嵌させると、電池
ホルダ蓋26の複数の枝端子13a、13b、13c、
・・・の各々が、制御手段(図3に示す制御手段14)
の複数のチャンネル判別ポートの各々に接続された出力
端子(図示せず)の各々と電気的且つ物理的な接触が確
保される。
【0050】したがって、電池10を収容した電池ホル
ダ蓋26を電池挿嵌穴h2に挿嵌させると、絶縁シート
15に設けられた窓孔15aのパターンにより、制御手
段14の複数のチャンネル判別ポート(図示せず)の電
圧レベルが変更するので、絶縁シート15を、異なる窓
孔15aのパターンを有する絶縁シートに交換するだけ
で、カード型ワイヤレス発信器21より発信させるキャ
リア電波の周波数を選択設定できるようにしてある。
【0051】尚、図7中、22及び23で示す部材は、
カード型ワイヤレス発信器21の品番や機能使用方法な
どを示す銘板シールを、24で示す部材は、回路基板1
7に設けられた押釦を、25で示す部材は、発信器本体
2の上面に形成された孔部h3に設けられた、片持ち支
持構造の押釦キートップを、26で示す部材は、LED
等の動作表示灯を、27で示す部材は、発信器本体2と
回路基板17とを連結するビス等の固定具を、26aで
示す部材は、電池挿嵌穴h2から電池ホルダ蓋26が抜
け落ちるのを防止する係止爪を、又、28で示す部材
は、電池ホルダ蓋26に設けられた係止爪26aを係止
する係止凹部を、各々、示している。
【0052】このカード型ワイヤレス発信器21でも、
複数の枝端子13a、13b、13c、・・・と、電池
10の負極10bとの通電組合せパターンを種々変更す
ることによって、制御手段14のチャンネル判別ポート
の電圧レベルの組合わせを変更し、これに基づいて、発
信するキャリア電波の周波数の切替えができる。しか
も、カード型ワイヤレス発信器21より発信させるキャ
リア電波の周波数を選択設定は、薄い絶縁シート15に
よって決定されるので、発信器21を極めて薄くするこ
とができるので、従来、製品化するのが難しかった、発
信させるキャリア電波の周波数を選択設定できる、薄型
(厚さが5mm程度)のカード型のワイヤレス発信器の
製品化が可能になる。
【0053】のみならず、発信器本体2の適所に電池挿
嵌穴2aを形成し、その電池挿嵌穴2aに、電池10を
保持した電池ホルダ蓋26を着脱可能に挿嵌させる構成
としたので、従来のワイヤレス発信器のように発信器本
体を取り外して電池の取り替えを行うといった面倒な作
業が不要になる。以上、発明の実施の形態1、2では、
携帯型ワイヤレス発信器、カード型ワイヤレス発信器を
例にとって説明したが、これは、単に、好ましい例を例
示したに過ぎず、本発明に係るワイヤレス発信器は、携
帯型やカード型のワイヤレス発信器に限定されることは
ない。例えば、セキュリティ(防犯、防災)用の設置型
ワイヤレス発信器、卓上ワイヤレス発信器等の種々のワ
イヤレス発信器として、好適に用いることができる。
【0054】本発明に係るワイヤレス発信器は、ワイヤ
レス受信器と組み合わして、ワイヤレス呼出システムを
構成したり、また、出力端子に制御機器を接続したワイ
ヤレス受信器と組み合わして、種々の遠隔制御を行うワ
イヤレス呼出システム構成する、種々のワイヤレス発信
器として、好適に用いることができる。
【0055】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、請求項1
に記載のワイヤレス発信器では、電池収容部に収容され
る電池の一方の電極と、発信器本体の内部に収容される
回路基板に形成された複数の導電部の各々とが、バネ電
極の複数の枝端子によって、制御手段の複数のチャンネ
ル判別ポートの各々に接続されるようになっている。こ
れにより、複数の枝端子と、電池の一方の電極との通電
組合せパターンを種々変更させることで、制御手段のチ
ャンネル判別ポートの各々の電圧レベルを変更させるこ
とができる。したがって、このワイヤレス発信器では、
複数の枝端子と、電池の電極との通電組合せパターンを
種々変更することによって、制御手段のチャンネル判別
ポートの電圧レベルの組合わせを変更し、これに基づい
て、発信するキャリア電波の周波数の切替えができる。
【0056】請求項2に記載のワイヤレス発信器では、
絶縁シートに、電極の枝端子に対応する位置に窓孔を形
成しているので、絶縁シートに設ける窓孔のパターンを
種々変更するだけで、複数の枝端子と、電池の電極との
通電組合せパターンを変更することができる。これによ
り、制御手段のチャンネル判別ポートの電圧レベルの組
合わせを変更し、これに基づいて、発信するキャリア電
波の周波数の切替えを容易に行うことができる。
【0057】請求項3に記載のワイヤレス発信器では、
絶縁シートとして、複数の枝端子に剥離可能に貼付され
る粘着面を形成した絶縁シールを用いているので、複数
の枝端子と電池の一方の電極との間に介在させる絶縁シ
ールを容易に貼り変えることができる。したがって、複
数の枝端子に、窓孔のパターンの異なる絶縁シートを貼
り変えるという容易且つ簡単な操作で、発信するキャリ
ア電波の周波数の切替えができる。
【0058】請求項4に記載のワイヤレス発信器では、
施工業者やユーザー側で、容易且つ簡単に、ワイヤレス
受信器に発信するキャリア電波の周波数を変更できるの
で、ワイヤレス呼出システムを施工する場合、他の電波
機器で既に使用している、使用済みの周波数の電波とは
違う周波数の電波で、ワイヤレス呼出システムを設置す
る必要がある場合や、妨害電波対策等の理由から、ワイ
ヤレス受信器に発信するキャリア電波の周波数を変える
必要がある場合に、好適に用いることができる請求項5
に記載のワイヤレス発信器では、施工業者やユーザー側
で、容易且つ簡単に、ワイヤレス受信器に発信するキャ
リア電波の周波数を変更できるので、妨害電波等に煩わ
されることなく、種々の遠隔制御を正確に行える。これ
により、ワイヤレスセキュリティ(防犯、防災)システ
ムを容易且つ簡単に施工できる。
【0059】請求項6に記載の携帯型ワイヤレス発信器
では、電池収容部を、発信器本体の適所に電池収容穴を
開口させるとともに、発信器本体に収容した回路基板
の、電池収容穴の開口に対応した箇所に、電池バネを取
り付けた構成としたので、回路基板を発信器本体に収容
する工程で、電池収容部が組み立てられる。これによ
り、発信するキャリア電波の周波数の変更が可能な携帯
型ワイヤレス発信器を容易に組立たてることができる。
【0060】請求項7に記載のカード型ワイヤレス発信
器でも、複数の枝端子と、電池の一方の電極との通電組
合せパターンを種々変更することによって、制御手段の
チャンネル判別ポートの電圧レベルの組合わせを変更
し、これに基づいて、発信するキャリア電波の周波数の
切り替えができる。しかも、カード型ワイヤレス発信器
より発信させるキャリア電波の周波数を選択設定は、薄
い絶縁シートによって決定されるので、発信器を極めて
薄くすることができるので、従来、製品化するのが難し
かった、発信させるキャリア電波の周波数を選択設定で
きる、薄型(厚さが5mm程度)のカード型のワイヤレ
ス発信器の製品化が可能になる。のみならず、発信器本
体の適所に電池挿嵌穴を形成し、その電池挿嵌穴に、電
池を保持した電池ホルダ蓋を着脱可能に挿嵌させる構成
としたので、発信器本体を取り外して電池の取り替えを
行うといった面倒な作業が不要になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るワイヤレス発信器の一例としての
携帯型ワイヤレス発信器の構成を概略的に示す分解斜視
図である。
【図2】図1に示す携帯型ワイヤレス発信器の構成を概
略的に示すブロック図である。
【図3】図1に示す携帯型ワイヤレス発信器の構成を、
複数のチャンネル判別ポートを有した制御手段を中心に
して概略的に示す説明図である。
【図4】図1に示す携帯型ワイヤレス発信器の構成を、
負極端子を構成する枝端子と、電池の負極と、絶縁シー
トとの電気的な接続状態を模式的に説明する断面図であ
り、図4(a)は、枝端子と電池の負極との間が導通状
態になっている図を、また、図4(b)は、枝端子と電
池の負極との間が非導通状態になっている図を、各々、
示している。
【図5】制御手段の複数のチャンネル判別ポートの電圧
レベルの組合わせを変更し、これに基づいて、発信する
キャリア電波の周波数の切替えができることを例示的に
示す説明図である。
【図6】絶縁シートに設ける窓孔のパターンを例示的に
説明する説明図であり、図6(a)〜図6(c)の各々
は、絶縁シートの上方から負極端子(バネ電極)を見た
状態を模式的に示す平面図である。
【図7】本発明に係るワイヤレス発信器の他の一例とし
てのカード型ワイヤレス発信器の構成を概略的に示す分
解斜視図である。
【図8】図7に示すカード型ワイヤレス発信器の構成
を、負極端子を構成する枝端子と、電池の負極と、絶縁
シートとの電気的な接続状態を模式的に説明する断面図
であり、図8(a)は、枝端子と電池の負極との間が導
通状態になっている図を、また、図8(b)は、枝端子
と電池の負極との間が非導通状態になっている図を、各
々、示している。
【符号の説明】
1 携帯型ワイヤレス発信器 2 発信器本体 2a 電池収容部 3 信号処理部 10 電池 10a 電池の正極 10b 電池の負極 12 正極端子 13 負極端子(バネ電極) 13a、13b、13c 枝端子 14 複数のチャンネル判別ポートを有する制御手段 14a、14b、14c 導電部 15 絶縁シート 15a 窓孔 16 電池ケース 17 回路基板 h1 電池収容穴 h2 電池挿嵌穴 21 カード型ワイヤレス発信器 26 電池ホルダ蓋

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電池を収容する電池収容部を有し、所定の
    キャリア電波を発信させる電池駆動型のワイヤレス発信
    器において、 複数のチャンネル判別ポートを有した制御手段を、発信
    器本体の内部に収容された回路基板に実装し、 前記電池収容部に収容される電池の一方の電極と、前記
    発信器本体の内部に収容された回路基板上に実装され、
    前記制御手段の複数のチャンネル判別ポートの各々に接
    続された複数の導電部とを接触保持させる複数の枝端子
    を有したバネ電極を設け、 前記制御手段が、前記バネ電極の複数の枝端子と、前記
    複数の導電部との通電組合せパターンによって、ワイヤ
    レス発信器より発信させるキャリア電波を選択設定でき
    るようにしたことを特徴とするワイヤレス発信器。
  2. 【請求項2】前記複数の枝端子と、前記複数の導電部と
    の通電組合せパターンが、 前記複数の枝端子と、前記電池収容部に収容される電池
    の一方の電極との間に、前記複数の枝端子に対応させた
    位置に設けた、所定のパターンを有する窓孔を形成した
    絶縁シートを介在させて規定されるようにしたことを特
    徴とする請求項1に記載のワイヤレス発信器。
  3. 【請求項3】前記絶縁シートが、前記複数の枝端子に剥
    離可能に貼付される粘着面を形成した絶縁シールである
    ことを特徴とする請求項2に記載のワイヤレス発信器。
  4. 【請求項4】ワイヤレス受信器と組み合わされて、ワイ
    ヤレス呼出システムを構成するようにされている請求項
    1〜3のいずれかに記載のワイヤレス発信器。
  5. 【請求項5】出力端子に制御機器を接続したワイヤレス
    受信器と組み合わされて、種々の遠隔制御を行う構成に
    されている請求項1〜3のいずれかに記載のワイヤレス
    発信器。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれかに記載のワイヤレ
    ス発信器の発信器本体が、携帯可能になっており、 前記電池収容部が、前記携帯可能になっている発信器本
    体の適所に電池収容穴を開口させるとともに、前記発信
    器本体に収容した回路基板の、前記電池収容穴の開口に
    対応した箇所に、前記電池バネを取り付けた構成となっ
    ていることを特徴とする携帯型ワイヤレス発信器。
  7. 【請求項7】請求項1〜5のいずれかに記載のワイヤレ
    ス発信器の発信器本体が、携帯可能な薄いカード型にな
    っており、 前記電池収容部が、前記携帯可能な薄いカード型になっ
    ている発信器本体の適所に電池挿嵌穴を形成し、その電
    池挿嵌穴に、電池を保持した電池ホルダ蓋を着脱可能に
    挿嵌させる構成となっていることを特徴とするカード型
    ワイヤレス発信器。
JP9323644A 1997-11-25 1997-11-25 ワイヤレス発信器、携帯型ワイヤレス発信器及びカード型ワイヤレス発信器 Withdrawn JPH11163745A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7378184B2 (en) * 2004-06-29 2008-05-27 High Tech Computer, Corp. Battery holder

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7378184B2 (en) * 2004-06-29 2008-05-27 High Tech Computer, Corp. Battery holder

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