JPH11161901A - 回転子の磁極位置情報が記録された磁気ディスクとこれを採用した磁気ディスク装置及びモータの駆動方法 - Google Patents
回転子の磁極位置情報が記録された磁気ディスクとこれを採用した磁気ディスク装置及びモータの駆動方法Info
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- JPH11161901A JPH11161901A JP10170953A JP17095398A JPH11161901A JP H11161901 A JPH11161901 A JP H11161901A JP 10170953 A JP10170953 A JP 10170953A JP 17095398 A JP17095398 A JP 17095398A JP H11161901 A JPH11161901 A JP H11161901A
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- G11B5/02—Recording, reproducing, or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
- G11B5/09—Digital recording
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- G—PHYSICS
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- G11B19/00—Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
- G11B19/20—Driving; Starting; Stopping; Control thereof
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K29/00—Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices
- H02K29/06—Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with position sensing devices
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K7/00—Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
- H02K7/14—Structural association with mechanical loads, e.g. with hand-held machine tools or fans
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
- Rotational Drive Of Disk (AREA)
- Brushless Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 停止状態にあるブラシレスDCモータの磁極位
置検出を容易にできる磁気ディスクと、磁気ディスク装
置及びこれを用いたモータの駆動方法を提供すること。 【解決手段】 磁気ディスク１０の少なくとも一つの表
面に磁極情報記録領域２５を用意し、モータ磁極の位置
に関する情報を記録する。モータの初期起動時に、この
磁極情報記録領域２５に記録された磁極位置情報を読み
出してモータ磁極の位置を判断し、この情報をモータの
起動を司る回路に供給することによりモータを起動せし
める。また、モータが起動し、モータの速度が一定のレ
ベルに到達すると、モータの回転により発電される電圧
を検出してモータ磁極の位置を判断し、この情報を用い
てモータを駆動する。
置検出を容易にできる磁気ディスクと、磁気ディスク装
置及びこれを用いたモータの駆動方法を提供すること。 【解決手段】 磁気ディスク１０の少なくとも一つの表
面に磁極情報記録領域２５を用意し、モータ磁極の位置
に関する情報を記録する。モータの初期起動時に、この
磁極情報記録領域２５に記録された磁極位置情報を読み
出してモータ磁極の位置を判断し、この情報をモータの
起動を司る回路に供給することによりモータを起動せし
める。また、モータが起動し、モータの速度が一定のレ
ベルに到達すると、モータの回転により発電される電圧
を検出してモータ磁極の位置を判断し、この情報を用い
てモータを駆動する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気ディスクと、こ
れを採用した磁気ディスク装置及びモータの駆動方法に
係り、特に、ブラシレスDCモータの磁極位置情報が記録
された磁気ディスクと、これを採用した磁気ディスク装
置及びモータの駆動方法に関する。
れを採用した磁気ディスク装置及びモータの駆動方法に
係り、特に、ブラシレスDCモータの磁極位置情報が記録
された磁気ディスクと、これを採用した磁気ディスク装
置及びモータの駆動方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】ハード／フロッピーディスクドライブは
コンピュータの補助記憶装置の一つであって、磁気ヘッ
ドを用い、磁気ディスクに蓄積された情報を読出して再
生したり、磁気ディスクへ情報を記録する装置である。
かかるディスクドライブにおいて、ディスクを回転せし
めるためのモータとして主にブラシレスDCモータが使用
されている。このブラシレスDCモータは、固定されたス
テータと、一つ以上の永久磁石を有するロータとを備
え、このロータに対向するステータ極に電流を流して生
じる電力を利用し、モータを駆動せしめる。この時、ロ
ータの磁極に対向する電磁力が有効に作用するようにロ
ータ磁極の位置を検出する必要があり、このためにロー
タ軸に直接に固定された検出器が使用されている。検出
されたロータ磁極の位置に基づきトランジスタやサイリ
スタなどの半導体スイッチング素子のオン／オフが決定
され、通電状態が決定され、これによりモータを回転せ
しめるトルクが途切れずに生じる。
コンピュータの補助記憶装置の一つであって、磁気ヘッ
ドを用い、磁気ディスクに蓄積された情報を読出して再
生したり、磁気ディスクへ情報を記録する装置である。
かかるディスクドライブにおいて、ディスクを回転せし
めるためのモータとして主にブラシレスDCモータが使用
されている。このブラシレスDCモータは、固定されたス
テータと、一つ以上の永久磁石を有するロータとを備
え、このロータに対向するステータ極に電流を流して生
じる電力を利用し、モータを駆動せしめる。この時、ロ
ータの磁極に対向する電磁力が有効に作用するようにロ
ータ磁極の位置を検出する必要があり、このためにロー
タ軸に直接に固定された検出器が使用されている。検出
されたロータ磁極の位置に基づきトランジスタやサイリ
スタなどの半導体スイッチング素子のオン／オフが決定
され、通電状態が決定され、これによりモータを回転せ
しめるトルクが途切れずに生じる。
【０００３】ロータ磁極の位置を検出する種々の方法が
提案されており、中でも一番良く知られている方法は、
その寸法が小さく、また経済的なホールセンサを利用す
るものである。しかし、ホールセンサは温度特性が悪
く、トランジスタに比べ故障率が高いという欠点があ
る。したがって、現在はホールセンサを利用することな
く、モータから生じる逆起電力（以下back EMFと記す）
を直接あるいは間接的に検出して、ロータ磁極の位置を
決定する方法が広範に使用されている。かかるbackEMF
を利用する方法は、例えば、米国特許第5,382,889 号
（タイトル:Self-commutating 、 back-EMF sensing 、
brushless DC motor controller 、 Peters etal.）
や、米国特許第5,028,852 号（タイトル: Position det
ection for a brushless DC motor without hall effe
ct device using time defferential method、 Dunfiel
d et al.）に開示されている。
提案されており、中でも一番良く知られている方法は、
その寸法が小さく、また経済的なホールセンサを利用す
るものである。しかし、ホールセンサは温度特性が悪
く、トランジスタに比べ故障率が高いという欠点があ
る。したがって、現在はホールセンサを利用することな
く、モータから生じる逆起電力（以下back EMFと記す）
を直接あるいは間接的に検出して、ロータ磁極の位置を
決定する方法が広範に使用されている。かかるbackEMF
を利用する方法は、例えば、米国特許第5,382,889 号
（タイトル:Self-commutating 、 back-EMF sensing 、
brushless DC motor controller 、 Peters etal.）
や、米国特許第5,028,852 号（タイトル: Position det
ection for a brushless DC motor without hall effe
ct device using time defferential method、 Dunfiel
d et al.）に開示されている。
【０００４】これらの方法は、スピンドルモータの回転
時に発電される電圧を測定することでロータ磁極の位置
を推定し、この情報を用いてステータの巻線に電流が流
れるように導き、モータが一定の方向に向って回転する
ように制御する。
時に発電される電圧を測定することでロータ磁極の位置
を推定し、この情報を用いてステータの巻線に電流が流
れるように導き、モータが一定の方向に向って回転する
ように制御する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来の
方法では、停止状態でロータ磁極の位置に関する情報が
ほとんどないため、モータの初期起動時にモータを一定
の方向に回転し難いといった問題がある。すなわち、モ
ータが回転する状態では発電される電圧が大きいため、
ロータ磁極の位置を検出し、モータを一定の方向に回転
せしめることが可能である。しかし、起動に際しては、
モータにより発電される電圧がほとんどないので、モー
タが正しい方向に回転するよう制御することが困難にな
る。
方法では、停止状態でロータ磁極の位置に関する情報が
ほとんどないため、モータの初期起動時にモータを一定
の方向に回転し難いといった問題がある。すなわち、モ
ータが回転する状態では発電される電圧が大きいため、
ロータ磁極の位置を検出し、モータを一定の方向に回転
せしめることが可能である。しかし、起動に際しては、
モータにより発電される電圧がほとんどないので、モー
タが正しい方向に回転するよう制御することが困難にな
る。
【０００６】磁気ディスクにおいて、モータ起動時に正
しい方向にディスクを回転せしめることは非常に大切で
ある。ディスクが逆方向に向って回転すると、ディスク
表面スクラッチを生じるばかりか、モータ起動時間も延
びてしまう。これは、逆回転が起こると、モータを止め
て正しい方向に回転するよう電圧を再印加しなければな
らないからである。従って、モータの起動時にロータ磁
極の位置を検出し、正しい回転方向を判断し得るように
モータ起動回路を構成せざるを得ない。今まで知られた
大部分のモータ起動回路は複雑に設計され、モータ駆動
ICの軽量化を妨げる最大の障害要因となっている。
しい方向にディスクを回転せしめることは非常に大切で
ある。ディスクが逆方向に向って回転すると、ディスク
表面スクラッチを生じるばかりか、モータ起動時間も延
びてしまう。これは、逆回転が起こると、モータを止め
て正しい方向に回転するよう電圧を再印加しなければな
らないからである。従って、モータの起動時にロータ磁
極の位置を検出し、正しい回転方向を判断し得るように
モータ起動回路を構成せざるを得ない。今まで知られた
大部分のモータ起動回路は複雑に設計され、モータ駆動
ICの軽量化を妨げる最大の障害要因となっている。
【０００７】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
その目的は、モータ起動情報をもつ磁気ディスクを提供
することにある。本発明の他の目的は、モータ起動情報
をもつ磁気ディスクを備えた磁気ディスク装置を提供す
ることにある。本発明の更に他の目的は、前記磁気ディ
スク装置を用いたモータの駆動方法を提供することにあ
る。
その目的は、モータ起動情報をもつ磁気ディスクを提供
することにある。本発明の他の目的は、モータ起動情報
をもつ磁気ディスクを備えた磁気ディスク装置を提供す
ることにある。本発明の更に他の目的は、前記磁気ディ
スク装置を用いたモータの駆動方法を提供することにあ
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明に係る磁気ディス
クは、第１面とこれとは逆の面である第２面のうちいず
れか一面に、ブラシレスDCモータ起動時にモータの回転
方向を通知するモータ磁極位置情報が記録された磁極情
報記録領域を有し、この磁極情報記録領域はデータ記録
領域と安全領域との間に用意される。前記第１面及び第
２面に位置する磁極情報記録領域には、前記各面に記録
された磁極位置情報を組み合わせて、ロータ磁極の四種
類の位置に対する情報が得られるように２進コードで磁
極位置情報を記録することができる。
クは、第１面とこれとは逆の面である第２面のうちいず
れか一面に、ブラシレスDCモータ起動時にモータの回転
方向を通知するモータ磁極位置情報が記録された磁極情
報記録領域を有し、この磁極情報記録領域はデータ記録
領域と安全領域との間に用意される。前記第１面及び第
２面に位置する磁極情報記録領域には、前記各面に記録
された磁極位置情報を組み合わせて、ロータ磁極の四種
類の位置に対する情報が得られるように２進コードで磁
極位置情報を記録することができる。
【０００９】本発明に係る磁気ディスク装置は、磁気ヘ
ッドと、第１面及びこの第１面と反対側に第２面を有
し、前記磁気ヘッドにより第１面及び第２面へデータが
記録されたり、記録されたデータが判読される少なくと
も一枚の磁気ディスクと、この磁気ディスクを回転せし
めるためのブラシレスDCモータとを備え、前記磁気ディ
スクは、データが蓄積されるデータ記録領域と安全領域
とを有し、前記データ記録領域と安全領域との間には、
モータの起動時に回転方向を通知するモータ磁極位置情
報が記録された磁極情報記録領域を有する。
ッドと、第１面及びこの第１面と反対側に第２面を有
し、前記磁気ヘッドにより第１面及び第２面へデータが
記録されたり、記録されたデータが判読される少なくと
も一枚の磁気ディスクと、この磁気ディスクを回転せし
めるためのブラシレスDCモータとを備え、前記磁気ディ
スクは、データが蓄積されるデータ記録領域と安全領域
とを有し、前記データ記録領域と安全領域との間には、
モータの起動時に回転方向を通知するモータ磁極位置情
報が記録された磁極情報記録領域を有する。
【００１０】本発明に係るモータの駆動方法は、モータ
の起動時には、少なくとも一枚の磁気ディスクの磁極情
報記録領域に記録された磁極位置情報を読み取ってモー
タ磁極の位置を判断し、この情報をモータの起動を司る
回路に供給することによりモータを起動せしめ、モータ
が起動されモータの速度が一定のレベルに到達すると、
モータの回転により発電される電圧を検出し、モータ磁
極の位置を判断した上、この情報を以てモータを駆動す
る。
の起動時には、少なくとも一枚の磁気ディスクの磁極情
報記録領域に記録された磁極位置情報を読み取ってモー
タ磁極の位置を判断し、この情報をモータの起動を司る
回路に供給することによりモータを起動せしめ、モータ
が起動されモータの速度が一定のレベルに到達すると、
モータの回転により発電される電圧を検出し、モータ磁
極の位置を判断した上、この情報を以てモータを駆動す
る。
【００１１】以上のような本発明では、磁気ディスクの
少なくとも一つの表面にモータ磁極と一致する磁極位置
情報が記録された磁極情報記録領域が設けられている。
これにより、モータが止った状態においてもモータ磁極
の位置が簡単に判断されることから、モータの起動に際
して、モータを一定の方向に回転せしめることが容易に
なる。
少なくとも一つの表面にモータ磁極と一致する磁極位置
情報が記録された磁極情報記録領域が設けられている。
これにより、モータが止った状態においてもモータ磁極
の位置が簡単に判断されることから、モータの起動に際
して、モータを一定の方向に回転せしめることが容易に
なる。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づいて本
発明の好適な実施の形態につき説明する。各図面におい
て、同一の符号は同一部材を表す。図１は、本発明の一
実施形態に係る磁気ディスク10を概略的に示す平面図で
あって、データが蓄積されるデータ記録領域15と安全領
域（parking zone）20との間にモータ磁極の位置に関す
る情報が記録される磁極情報記録領域25が用意されてい
る。この磁極情報記録領域25には、安全領域20の近傍に
少なくとも一つのトラックが割り当てられ、磁気ディス
ク回転用ブラシレスＤＣモータを構成するロータ磁極の
位置に関する情報が記録されている。したがって、モー
タの起動時に磁気ヘッドを用いて、磁極情報記録領域25
に記録された起動情報を読み取ってモータ磁極の位置を
判断し、これをモータ駆動回路に供給して通電の状態を
決定することにより、モータを一定の方向に回転せしめ
ることができる。
発明の好適な実施の形態につき説明する。各図面におい
て、同一の符号は同一部材を表す。図１は、本発明の一
実施形態に係る磁気ディスク10を概略的に示す平面図で
あって、データが蓄積されるデータ記録領域15と安全領
域（parking zone）20との間にモータ磁極の位置に関す
る情報が記録される磁極情報記録領域25が用意されてい
る。この磁極情報記録領域25には、安全領域20の近傍に
少なくとも一つのトラックが割り当てられ、磁気ディス
ク回転用ブラシレスＤＣモータを構成するロータ磁極の
位置に関する情報が記録されている。したがって、モー
タの起動時に磁気ヘッドを用いて、磁極情報記録領域25
に記録された起動情報を読み取ってモータ磁極の位置を
判断し、これをモータ駆動回路に供給して通電の状態を
決定することにより、モータを一定の方向に回転せしめ
ることができる。
【００１３】図１に示す磁気ディスク10はコンピュータ
の外部記憶装置であって、円板、例えば、アルミニウム
またはプラスチック円板の第１面とこの第１面と反対側
の第２面に磁性体が塗られ記憶媒体として用いられるハ
ードディスクまたはフロッピーディスクである。本発明
に係る磁極情報記録領域25は前記第１面及び第２面の内
少なくとも何れか一面に設けられるもので、一詳細例が
図２（Ａ）及び図２（Ｂ）に示される。
の外部記憶装置であって、円板、例えば、アルミニウム
またはプラスチック円板の第１面とこの第１面と反対側
の第２面に磁性体が塗られ記憶媒体として用いられるハ
ードディスクまたはフロッピーディスクである。本発明
に係る磁極情報記録領域25は前記第１面及び第２面の内
少なくとも何れか一面に設けられるもので、一詳細例が
図２（Ａ）及び図２（Ｂ）に示される。
【００１４】図２（Ａ）及び図２（Ｂ）は、本発明の一
実施形態に係る磁気ディスクの第１面及び第２面に磁極
位置情報が記録された状態を示す図であり、便宜上Ｎ極
の情報には符号“1"を、Ｓ極の情報には符号“0"を付し
ている。図２（Ａ）に示す如く、磁気ディスクの第１面
に位置する第１の磁極情報記録領域25を水平面に沿って
２等分したとき、その上半円25U にはＮ極の情報が、そ
の下半円25B にはＳ極の情報が記録されている。また、
図２（Ｂ）に示す如く、前記磁気ディスクの第１面と反
対側の第２面に位置する第２の磁極情報記録領域25' を
垂直面に沿って２等分したとき、その左半円25'LにはＮ
極の情報が、その右半円25'RにはＳ極の情報が記録され
ている。このとき、上記の如く、第１及び第２の磁極情
報記録領域25及び25' にはロータの磁極と同様の磁極位
置情報が記録される。
実施形態に係る磁気ディスクの第１面及び第２面に磁極
位置情報が記録された状態を示す図であり、便宜上Ｎ極
の情報には符号“1"を、Ｓ極の情報には符号“0"を付し
ている。図２（Ａ）に示す如く、磁気ディスクの第１面
に位置する第１の磁極情報記録領域25を水平面に沿って
２等分したとき、その上半円25U にはＮ極の情報が、そ
の下半円25B にはＳ極の情報が記録されている。また、
図２（Ｂ）に示す如く、前記磁気ディスクの第１面と反
対側の第２面に位置する第２の磁極情報記録領域25' を
垂直面に沿って２等分したとき、その左半円25'LにはＮ
極の情報が、その右半円25'RにはＳ極の情報が記録され
ている。このとき、上記の如く、第１及び第２の磁極情
報記録領域25及び25' にはロータの磁極と同様の磁極位
置情報が記録される。
【００１５】以上のように、ロータ磁極に関する情報が
記録された第１及び第２の磁極情報記録領域25及び25'
を読み取ると、ロータ磁極の四種類の位置に関する情報
が得られる。これを図３に示す。図３は、前記図２
（Ａ）及び図２（Ｂ）に示すような磁極位置情報を記録
した場合に読み取れる磁極位置情報を示す図であって、
便宜上磁極情報記録領域をＡ、Ｂ、Ｃ、Ｄセクタに区切
っている。例えば、第１及び第２の磁極情報記録領域25
及び25' に記録された情報が“11" と読まれる場合にロ
ータ磁極はＡセクタに位置し、“10" の場合にはＢセク
タ、“00" の場合にはＣセクタ、“01" の場合にはＤセ
クタにそれぞれ位置すると判断できる。
記録された第１及び第２の磁極情報記録領域25及び25'
を読み取ると、ロータ磁極の四種類の位置に関する情報
が得られる。これを図３に示す。図３は、前記図２
（Ａ）及び図２（Ｂ）に示すような磁極位置情報を記録
した場合に読み取れる磁極位置情報を示す図であって、
便宜上磁極情報記録領域をＡ、Ｂ、Ｃ、Ｄセクタに区切
っている。例えば、第１及び第２の磁極情報記録領域25
及び25' に記録された情報が“11" と読まれる場合にロ
ータ磁極はＡセクタに位置し、“10" の場合にはＢセク
タ、“00" の場合にはＣセクタ、“01" の場合にはＤセ
クタにそれぞれ位置すると判断できる。
【００１６】図４は、本発明の一実施形態に係る磁気デ
ィスク装置を示す概略的な構成図である。本発明に係る
磁気ディスク装置30は、磁気ヘッド35と、この磁気ヘッ
ド35によりその表面にデータが記録されたり、記録され
たデータが判読される少なくとも一枚の磁気ディスク10
と、この磁気ディスク10を回転せしめるためのブラシレ
スＤＣモータ40とを備える。
ィスク装置を示す概略的な構成図である。本発明に係る
磁気ディスク装置30は、磁気ヘッド35と、この磁気ヘッ
ド35によりその表面にデータが記録されたり、記録され
たデータが判読される少なくとも一枚の磁気ディスク10
と、この磁気ディスク10を回転せしめるためのブラシレ
スＤＣモータ40とを備える。
【００１７】前記磁気ディスク10は使用されるコンピュ
ータの容量に応じて使用される枚数が決まるが、本発明
によれば、使用される磁気ディスク10の枚数が多くなる
に従いモータ磁極の位置を正確に捉えられる。例えば、
二枚の磁気ディスクが使用される磁気ディスク装置の場
合、磁極位置情報を記録し得る四つの面が存在する。す
なわち、第１の磁気ディスクの第１面及び第２面、第２
の磁気ディスクの第１面及び第２面が存在し、各面に記
録された情報を組み合わせると、ロータ磁極の８つの位
置に関する情報を得ることができる。
ータの容量に応じて使用される枚数が決まるが、本発明
によれば、使用される磁気ディスク10の枚数が多くなる
に従いモータ磁極の位置を正確に捉えられる。例えば、
二枚の磁気ディスクが使用される磁気ディスク装置の場
合、磁極位置情報を記録し得る四つの面が存在する。す
なわち、第１の磁気ディスクの第１面及び第２面、第２
の磁気ディスクの第１面及び第２面が存在し、各面に記
録された情報を組み合わせると、ロータ磁極の８つの位
置に関する情報を得ることができる。
【００１８】前記磁気ディスク装置30を用いたモータ40
の駆動方法は以下の通りである。モータの初期起動時に
は磁気ヘッド35を用い、磁気ディスク10の磁極情報記録
領域に記録された磁極位置情報を読み出してモータ磁極
の位置を判断し、この情報をモータの起動を司る回路に
供給することによりモータを起動せしめる。また、モー
タが起動し、モータの速度が一定のレベルに到達する
と、モータの回転により発電される電圧を検出してモー
タ磁極の位置を判断し、この情報を以てモータを駆動す
る。
の駆動方法は以下の通りである。モータの初期起動時に
は磁気ヘッド35を用い、磁気ディスク10の磁極情報記録
領域に記録された磁極位置情報を読み出してモータ磁極
の位置を判断し、この情報をモータの起動を司る回路に
供給することによりモータを起動せしめる。また、モー
タが起動し、モータの速度が一定のレベルに到達する
と、モータの回転により発電される電圧を検出してモー
タ磁極の位置を判断し、この情報を以てモータを駆動す
る。
【００１９】図５に示す手順図を参照して、磁極情報記
録領域から得た情報を以て磁気ディスク回転用モータを
駆動する方法につき説明する。図５に示す如く、まず、
モータの回転により発電される逆起電力を検出し（段階
50）、検出される逆起電力が発電されるか否かを判断す
る（段階52）。逆起電力が検出されない場合にはモータ
が停止状態にあることを意味するので、磁気ディスクの
少なくとも一表面に位置する磁極情報記録領域（図１の
領域25）に記録された情報を読み取り、ロータ磁極の位
置情報を検出する（段階54）。そして、検出されたロー
タ磁極の位置情報を用いて、モータの通電状態を決定し
（段階56）、決定された通電状態によりモータを起動せ
しめる（段階58）。
録領域から得た情報を以て磁気ディスク回転用モータを
駆動する方法につき説明する。図５に示す如く、まず、
モータの回転により発電される逆起電力を検出し（段階
50）、検出される逆起電力が発電されるか否かを判断す
る（段階52）。逆起電力が検出されない場合にはモータ
が停止状態にあることを意味するので、磁気ディスクの
少なくとも一表面に位置する磁極情報記録領域（図１の
領域25）に記録された情報を読み取り、ロータ磁極の位
置情報を検出する（段階54）。そして、検出されたロー
タ磁極の位置情報を用いて、モータの通電状態を決定し
（段階56）、決定された通電状態によりモータを起動せ
しめる（段階58）。
【００２０】続いて、モータの回転により発電される逆
起電力を再検出し（段階60）、検出された逆起電力がモ
ータを制御するのに十分であるかを判断する（段階6
2）。そして、十分であると判断されれば、発電された
電圧を用いてロータ磁極の位置を判断し、モータの通電
状態を決定（段階64）した後に、モータを駆動する（段
階66）。もし検出された逆起電力がモータ制御に十分で
ないと判断されれば、磁気ディスクに記録されたロータ
磁極の位置情報を検出する段階54へ戻る。一方、逆起電
力が検出されるかを判断する段階52において逆起電力が
検出されれば、モータが回転していることを意味するの
で、検出された電圧がモータを制御するのに十分である
かを判断する段階62及びそれ以降の段階に進む。
起電力を再検出し（段階60）、検出された逆起電力がモ
ータを制御するのに十分であるかを判断する（段階6
2）。そして、十分であると判断されれば、発電された
電圧を用いてロータ磁極の位置を判断し、モータの通電
状態を決定（段階64）した後に、モータを駆動する（段
階66）。もし検出された逆起電力がモータ制御に十分で
ないと判断されれば、磁気ディスクに記録されたロータ
磁極の位置情報を検出する段階54へ戻る。一方、逆起電
力が検出されるかを判断する段階52において逆起電力が
検出されれば、モータが回転していることを意味するの
で、検出された電圧がモータを制御するのに十分である
かを判断する段階62及びそれ以降の段階に進む。
【００２１】以上のように本発明に係る磁気ディスク10
には、少なくとも一つの表面にモータ磁極と一致する磁
極位置情報が記録された磁極情報記録領域25が設けられ
ている。これにより、モータが止まった状態でもモータ
磁極の位置を判断できるため、モータの起動に際して一
定の方向にモータを回転せしめることが容易になり、モ
ータの起動に失敗する恐れがなくなる。また、モータの
起動時にモータ磁極の位置を判断するための回路を簡単
に構成することが可能となるから、モータの駆動に使用
される駆動ICの軽量化を図ることができる。
には、少なくとも一つの表面にモータ磁極と一致する磁
極位置情報が記録された磁極情報記録領域25が設けられ
ている。これにより、モータが止まった状態でもモータ
磁極の位置を判断できるため、モータの起動に際して一
定の方向にモータを回転せしめることが容易になり、モ
ータの起動に失敗する恐れがなくなる。また、モータの
起動時にモータ磁極の位置を判断するための回路を簡単
に構成することが可能となるから、モータの駆動に使用
される駆動ICの軽量化を図ることができる。
【００２２】なお、上記の一実施形態は一具体例にすぎ
ず、本発明はこれに限定されない。本発明は、本発明の
思想内で各種の変形が可能であることは明らかである。
ず、本発明はこれに限定されない。本発明は、本発明の
思想内で各種の変形が可能であることは明らかである。
【００２３】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、正確にモータを起動することができ、かつモータ駆
動ICの軽量化を図ることができる。
ば、正確にモータを起動することができ、かつモータ駆
動ICの軽量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態に係る磁気ディスクを概略
的に示す平面図。
的に示す平面図。
【図２】本発明の一実施形態に係る磁気ディスクの第１
面及び第２面に磁極位置情報が記録された状態を示す
図。
面及び第２面に磁極位置情報が記録された状態を示す
図。
【図３】図２に示すような磁極位置情報を記録した場合
に読み取れる磁極位置情報を示す図。
に読み取れる磁極位置情報を示す図。
【図４】本発明の一実施形態に係る磁気ディスク装置を
示す概略的な構成図。
示す概略的な構成図。
【図５】図１に示す磁極情報記録領域から得た情報を用
いて磁気ディスク回転用モータを駆動する方法を説明す
るためのフローチャート。
いて磁気ディスク回転用モータを駆動する方法を説明す
るためのフローチャート。
１０ 磁気ディスク １５ データ記録領域 ２０ 安全領域 ２５ 磁極情報記録領域
Claims (10)
- 【請求項１】 第１面及びこの第１面と反対側に第２面
を有し、これら第１面及び第２面の各々にデータが蓄積
されるデータ記録領域と安全領域とを備え、磁気ヘッド
により第１面及び第２面へデータが記録されたり、記録
されたデータが判読される磁気ディスクにおいて、 前記第１面及び第２面の内少なくとも一面に、ブラシレ
スDCモータ起動時にモータの回転方向を通知するモータ
磁極位置情報が記録された磁極情報記録領域を有し、こ
の磁極情報記録領域は前記データ記録領域と安全領域と
の間に用意されたことを特徴とする磁気ディスク。 - 【請求項２】 前記磁極情報記録領域には、安全領域近
傍に少なくとも一つのトラックが設けられ、モータの磁
極位置と一致する情報が記録されたことを特徴とする請
求項１に記載の磁気ディスク。 - 【請求項３】 前記磁極情報記録領域に記録された情報
は、２進コードで記録されたことを特徴とする請求項１
に記載の磁気ディスク。 - 【請求項４】 前記第１面及び第２面に位置する磁極情
報記録領域には、前記各面に記録された磁極位置情報を
組み合わせて、ロータ磁極の四種類の位置に対する情報
が得られるように磁極位置情報が記録されたことを特徴
とする請求項１に記載の磁気ディスク。 - 【請求項５】 磁気ヘッドと、 第１面及びこの第１面と反対側に第２面を有し、前記磁
気ヘッドにより第１面及び第２面へデータが記録された
り、記録されたデータが判読される少なくとも一枚の磁
気ディスクと、 この磁気ディスクを回転せしめるためのブラシレスDCモ
ータとを備えた磁気ディスク装置において、 前記磁気ディスクは、データが蓄積されるデータ記録領
域と安全領域とを有し、前記データ記録領域と安全領域
との間には、モータの起動時に回転方向を通知するモー
タ磁極位置情報が記録された磁極情報記録領域を備える
ことを特徴とする磁気ディスク装置。 - 【請求項６】 モータの起動時には、少なくとも一枚の
磁気ディスクの磁極情報記録領域に記録された磁極位置
情報を読み取ってモータ磁極の位置を判断し、この情報
をモータの起動を司る回路に供給することによりモータ
を起動せしめる段階と、 モータが起動されモータの速度が一定のレベルに到達す
ると、モータの回転により発電される電圧を検出し、モ
ータ磁極の位置を判断した上、この情報を以てモータを
駆動する段階とを備えることを特徴とするモータの駆動
方法。 - 【請求項７】 モータを起動せしめる前記段階は、 モータの回転により発電される逆起電力が検出されるか
を判断し、逆起電力が検出されない場合、磁気ディスク
の少なくとも一表面に位置する磁極情報記録領域に記録
されたモータの磁極位置情報を検出する段階と、 検出されたモータ磁極位置情報を以てモータの通電状態
を決定し、これによりモータを起動する段階とを有する
ことを特徴とする請求項６に記載のモータの駆動方法。 - 【請求項８】 モータを駆動する前記段階は、 モータの回転により発電される逆起電力を再検出し、再
検出された逆起電力がモータを駆動するのに十分である
かを判断する段階と、 再検出された逆起電力がモータを駆動するのに十分な場
合、再検出された逆起電力を以てモータ磁極の位置を判
断し、モータを駆動する段階とを有することを特徴とす
る請求項６に記載のモータの駆動方法。 - 【請求項９】 モータを駆動する前記段階は、 モータの回転により発電される逆起電力を再検出し、再
検出された逆起電力がモータを駆動するのに十分である
かを判断する段階と、 再検出された電圧がモータを駆動するのに十分でない場
合、磁気ディスクの少なくとも一表面に位置する磁極情
報記録領域に記録されたモータの磁極位置情報を検出す
る段階と、 検出されたモータの磁極位置情報を以てモータの通電状
態を決定し、これによりモータを起動する段階とを更に
有することを特徴とする請求項８に記載のモータの駆動
方法。 - 【請求項１０】 モータを起動する前記段階は、 モータの回転により発電される逆起電力が検出されるか
を判断し、逆起電力が検出される場合、検出された逆起
電力がモータを駆動するのに十分であるかを判断する段
階と、 検出された逆起電力がモータを駆動するのに十分な場
合、検出された逆起電力を以てモータ磁極の位置を判断
し、モータを駆動する段階とを更に有することを特徴と
する請求項７に記載のモータの駆動方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR1019970059412A KR100233374B1 (ko) | 1997-11-12 | 1997-11-12 | 회전자(rotor)의 자극 정보가 기록된 자기 디스크와 이를채용한 자기디스크 장치 및 모터 구동방법 |
| KR1997P-59412 | 1997-11-12 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11161901A true JPH11161901A (ja) | 1999-06-18 |
Family
ID=19524568
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10170953A Pending JPH11161901A (ja) | 1997-11-12 | 1998-06-18 | 回転子の磁極位置情報が記録された磁気ディスクとこれを採用した磁気ディスク装置及びモータの駆動方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6023140A (ja) |
| JP (1) | JPH11161901A (ja) |
| KR (1) | KR100233374B1 (ja) |
| DE (1) | DE19810435A1 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6349796B1 (en) * | 1999-09-17 | 2002-02-26 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Starting drive control for elevator |
| JP3688986B2 (ja) * | 2000-09-11 | 2005-08-31 | ヒタチグローバルストレージテクノロジーズネザーランドビーブイ | 回転記憶装置およびその制御方法 |
| KR20050052493A (ko) * | 2002-09-11 | 2005-06-02 | 코닌클리케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. | 데이터 매체, 데이터를 처리하는 장치와, 모터의 정류를 위한 각도 정보를 검출하는 방법 |
| TW200540847A (en) * | 2004-06-08 | 2005-12-16 | Mediatek Inc | Method and device for detecting reset of optical pickup head of compact disk drive |
| WO2006129219A1 (en) * | 2005-06-02 | 2006-12-07 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Apparatus and method for controlling the rotation velocity of an optical disc |
| US7898198B2 (en) * | 2005-06-29 | 2011-03-01 | Drs Test & Energy Management, Llc | Torque controller in an electric motor |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS563467A (en) * | 1979-06-25 | 1981-01-14 | Japan Servo Co Ltd | Flexible disk driving device |
| JPS6464165A (en) * | 1987-09-04 | 1989-03-10 | Fuji Electric Co Ltd | Disk driving use spindle motor |
-
1997
- 1997-11-12 KR KR1019970059412A patent/KR100233374B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1998
- 1998-03-11 DE DE19810435A patent/DE19810435A1/de not_active Withdrawn
- 1998-06-18 JP JP10170953A patent/JPH11161901A/ja active Pending
- 1998-11-12 US US09/190,951 patent/US6023140A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR100233374B1 (ko) | 2000-01-15 |
| DE19810435A1 (de) | 1999-05-20 |
| KR19990039355A (ko) | 1999-06-05 |
| US6023140A (en) | 2000-02-08 |
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