JPH11161584A - 電子メールシステム及びその情報記憶媒体 - Google Patents

電子メールシステム及びその情報記憶媒体

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JPH11161584A
JPH11161584A JP33069597A JP33069597A JPH11161584A JP H11161584 A JPH11161584 A JP H11161584A JP 33069597 A JP33069597 A JP 33069597A JP 33069597 A JP33069597 A JP 33069597A JP H11161584 A JPH11161584 A JP H11161584A
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章子 宮田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子メールに記載されたURLの登録及び閲
覧に関する操作性、作業性及び信頼性が向上し、かつ、
URL情報を容易に再利用する。 【解決手段】 通信制御部2から制御部12までの構成
を有し、インタネット、イントラネット及びエキストラ
ネットにおいて、受信した電子メール1にURLが記載
されている場合、このURLを自動的に登録し、かつ、
URLをURLフレームに表示する。URLのディレク
トリ階層ごとにディレクトリを作成して階層的に表示
し、又は、非階層的に画面表示し、登録したURLのフ
ォルダ分類を自動的又は手動操作で行う。URLフレー
ムに表示されたURLの一つを選択した際にブラウザに
ホームページを表示する。更に、選択されたURLが記
載された電子メール1の全てを一覧表にして画面表示
し、この一つを選択した際に、選択された電子メール1
の内容を画面表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インタネット、イ
ントラネット及びエキストラネットなどを利用した電子
メールシステムに関し、特に、電子メールの制御プログ
ラム(ソフトウェア)を実行して受信した電子メール
に、ホームページのURL(Uniform Resource Locator)
が記載されている際に、このURLの一つを選択して、
そのURLが記載されている電子メールの一覧表及び本
文を画面表示する電子メールシステム及びその情報記憶
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インタネット、イントラネット及
びエキストラネットなどを利用した電子メールシステム
では、受信した電子メールに、ホームページのURLが
記載されている場合があり、このURLの一覧表を作成
して格納している。この場合、電子メールを受信するた
びに、電子メールの内容を表示し、この表示に記載され
たURLの部分をコピー及びペースト(割り付け)てU
RLの一覧表を作成している。この作成はキーボードや
マウスを操作して行う。このようにして受信した電子メ
ール中で記載されたURLを手動操作によって整理して
保管している。
【0003】また、電子メールを受信するたびに電子メ
ールを画面表示し、この表示画面に記載されたURL
を、ブラウザを起動してブックマークに登録する作業を
手動操作、すなわちキーボードやマウスを操作して行
う。また、このURLをブラウザのブックマークに登録
し、電子メールとは無関係のデータとして保管してい
る。この場合、ブラウザのブックマークに登録されたU
RLから、そのURLが記載された電子メールの内容は
参照できない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記従来
例の電子メールシステムでは、受信した電子メール中に
記載されたURLを整理して保管する際に、そのキーボ
ードやマウスを操作して行う手動操作の作業が面倒であ
り、保管作業の時間が多大になる。また、URLをブラ
ウザのブックマークに登録し、電子メールとは無関係の
データとして保管しているため、ブラウザのブックマー
クに登録されたURLから、そのURLが記載された電
子メールの内容は参照できない。
【0005】したがって、電子メールに記載されたUR
Lの登録及び閲覧に関する操作性が悪く、かつ、電子メ
ールに記載されたURLの登録作業が手作業であるた
め、URL登録の作業性及び信頼性が悪いとともに、U
RL情報の再利用が容易にできないという欠点があっ
た。
【0006】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、電子メールに記載されたU
RLの登録及び閲覧に関する操作性、作業性及び信頼性
が向上するとともに、URL情報の再利用が容易になる
電子メールシステム及びその情報記憶媒体の提供を目的
とする。
【0007】この詳細な目的として、受信した電子メー
ル中に記載されたホームぺージのURLを自動的に登録
できるとともに、URLフレームに階層構造として表示
し、かつ、登録されたホームぺージのURLの一つを選
択し、この選択したURLが記載された全ての電子メー
ルを内容を画面表示されるとともに、登録したURLか
らブラウザを起動してホームぺージを画面表示できる電
子メールシステム及びその情報記憶媒体の提供を目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項1記載の発明は、ネットワークを通じて電子
メールを送受信する電子メールシステムにおいて、電子
メールを受信した際に、電子メールの本文中に記載され
たホームぺージのアドレスを検索し、ホームぺージのア
ドレスが記載されている場合、このホームぺージのアド
レスを自動的に登録し、かつ、ホームぺージのアドレス
を、このホームぺージアドレスの画面表示領域に表示す
るホームページアドレス処理手段を備える構成としてあ
る。
【0009】請求項2記載の電子メールシステムは、前
記ホームぺージのアドレスを、URLとする構成として
ある。
【0010】請求項3記載の電子メールシステムは、前
記ホームぺージアドレスの画面表示領域をURLフレー
ムとする構成としてある。
【0011】請求項4記載の電子メールシステムは、前
記ホームぺージアドレスのURLフレームを画面表示す
る際に、ホームぺージアドレスのディレクトリ階層ごと
にディレクトリを作成して階層的に表示し、又は、非階
層的に画面表示する構成としてある。
【0012】請求項5記載の電子メールシステムは、前
記登録したホームぺージアドレスのURLのフォルダ分
類を、予めフォルダを作成し、かつ、自動的又は手動操
作の指示で行う構成としてある。
【0013】請求項6記載の電子メールシステムは、前
記ホームぺージアドレスの画面表示領域のURLフレー
ムに表示されたホームぺージアドレスのURLの一つを
選択した際に、ブラウザにホームページを表示する構成
としてある。
【0014】請求項7記載の電子メールシステムは、前
記ホームぺージアドレスの画面表示領域のURLフレー
ムに表示されたホームぺージアドレスのURLの一つを
選択した際に、この選択されたホームぺージアドレスの
URLが記載された電子メールの全てを一覧表に生成し
て画面表示する構成としてある。
【0015】請求項8記載の電子メールシステムは、前
記ホームぺージアドレスの画面表示領域のURLフレー
ムに表示されたホームぺージアドレスのURLの一つを
選択した際に、選択されたホームぺージアドレスのUR
Lが記載された電子メールの全てを一覧表に生成して画
面表示し、この少なくとも一つを選択した際に、選択さ
れた電子メールの内容を画面表示する構成としてある。
【0016】請求項9記載の電子メールシステムは、前
記ホームページアドレス処理手段として、電子メールの
送受信を制御する通信制御部と、ディレクトリの作成処
理を行うディレクトリ作成部と、電子メールを保管する
電子メール保管部と、電子メール保管部での少なくとも
URLの階層の整理のソートを実行するソート処理部
と、メールインデックス画面及びWEBインデックス画
面を表示する処理を実行するための表示処理部と、表示
処理部が処理した画像データを画面表示するディスプレ
イと、受信した電子メール中に記載されたホームぺージ
のURLを自動的に登録するための操作を行う操作部
と、受信した電子メール中に記載されたホームぺージの
URLを自動的に登録し、かつ、URLフレームに階層
構造として表示し、更に、登録されたホームぺージのU
RLの一つを選択し、この選択したURLが記載された
全ての電子メールを内容を画面表示するとともに、登録
したURLからブラウザを起動してホームぺージを画面
表示するそれぞれの制御行う制御部とを備える構成とし
てある。
【0017】請求項10記載の電子メールシステムは、
前記通信制御部が通信回線を通じて電子メールの送受信
を行う通信制御プログラムを格納した通信専用メモリ
と、ディレクトリ作成部がディレクトリの作成処理を行
う際の少なくとも処理プログラム及びワーキング記憶処
理を行うためのディレクトリ専用メモリと、ソート処理
部が処理を行う際の少なくとも処理プログラム及びワー
キング記憶処理を行うためのソート専用メモリとを更に
備える構成としてある。
【0018】請求項11記載の電子メールシステムは、
前記ネットワークを、インタネット、イントラネット及
びエキストラネットとしている。
【0019】請求項12記載の情報記憶媒体は、受信し
た電子メール中に記載されたホームぺージのURLを自
動的に登録し、URLフレームに階層構造として表示
し、登録されたホームぺージのURLの一つを選択し、
この選択したURLが記載された全ての電子メールの内
容を画面表示し、登録したURLによってブラウザを起
動してホームぺージを画面表示するそれぞれの制御を実
行するための制御プログラムを記憶している。
【0020】このような構成の請求項1乃至3,9乃至
11記載の電子メールシステムは、インタネット、イン
トラネット及びエキストラネットにおいて、電子メール
を受信した際に、電子メールの本文中に記載されたホー
ムぺージアドレス(URL)を検索し、この検索でUR
Lが記載されている場合、このURLを自動的に登録す
る。また、URLを、このURLの画面表示領域(UR
Lフレーム)に表示している。この結果、電子メールに
記載されたURLの登録及び閲覧に関する操作性が向上
し、更に、作業性及び信頼性が向上するとともに、UR
L情報の再利用が容易になる。
【0021】請求項4,5記載の電子メールシステム
は、ホームぺージアドレス(URL)のディレクトリ階
層ごとにディレクトリを作成して階層的に表示し、又
は、非階層的に画面表示し、登録したURLのフォルダ
分類を自動的又は手動操作で行う。この結果、URL情
報の再利用が容易になり、かつ、URLの登録及び閲覧
に関する操作性の自由度が向上する。
【0022】請求項6乃至8記載の電子メールシステム
は、URLフレームに表示されたURLの一つを選択し
た際にブラウザにホームページを表示し、更に、選択し
たURLが記載された電子メールの全てを一覧表にして
画面表示している。また、この一つを選択した際に、選
択された電子メールの内容を画面表示する。この結果、
URL情報の再利用が容易になり、その自由度が向上す
る。
【0023】請求項12記載の情報記憶媒体は、電子メ
ールに記載されたURLの登録及び閲覧に関する操作
性、作業性及び信頼性を向上させ、かつ、URL情報を
容易に再利用するための制御をフロッピーディスク(F
D)や交換可能なEEPROMを用いてパッケージソフ
トウェア化している。この結果、電子メールシステムと
して、汎用の小型コンピュータシステム(パーソナルコ
ンピュータ)を用いる際に、上記の制御が容易にかつ汎
用的に適用できるようになる。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明の電子メールシステ
ムの実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図1
は本発明の電子メールシステム及びその情報記憶媒体の
実施形態における構成を示すブロック図である。この例
は、汎用の小型コンピュータ(パーソナルコンピュー
タ)などを用いており、次の機能ブロック構成を有して
いる。
【0025】図1のシステムは、ISDNなどの通信回
線を通じて電子メール1の送受信を制御する通信制御部
2と、この通信制御部2がISDNなどの通信回線を通
じて電子メール1の送受信を行うための通信制御プログ
ラムを格納した通信専用メモリ3とを有している。更
に、ディレクトリの作成処理を行うディレクトリ作成部
4と、このディレクトリ作成部4がディレクトリの作成
処理を行う際の処理プログラムやワーキング記憶処理な
どを行うためのディレクトリ専用メモリ5とを有してい
る。
【0026】また、このシステムは、電子メール1を連
続して保管する電子メール保管部6と、例えば、電子メ
ール保管部6のハードディスクなどにおけるファイルや
電子メールの一覧表示フレームのソート、特に、URL
(ホームぺージアドレス)の階層の整理のソートを実行
するソート処理部7と、このソート処理部7が処理を行
う際の処理プログラムやワーキング記憶処理などを行う
ためのソート専用メモリ8とを有している。
【0027】更に、このシステムは、各種の処理状態、
特に、メールインデックス画面及びWEBインデックス
画面を表示する処理を実行する表示処理部9と、この表
示処理部9が処理した画像データを画面表示するCRT
(ブラウン管)やLCD(液晶ディスプレイ)を用いた
ディスプレイ10と、電子メールの送受信や、特に、受
信した電子メール中に記載されたホームぺージのURL
を自動的に登録するための操作を行うキーボードやマウ
スを有する操作部11とを有している。
【0028】また、このシステムは、電子メールに記載
されたURLの登録及び閲覧に関する操作性、作業性及
び信頼性を向上させ、かつ、URL情報を容易に再利用
するための制御を行う制御部12を有している。
【0029】次に、この実施形態の動作について説明す
る。図1において、通信制御部2が、制御部12の制御
及び通信専用メモリ3と連動してISDNなどの通信回
線を通じて電子メール1の送受信を制御する。受信した
電子メールに対してディレクトリ作成部4が制御部12
の制御及びディレクトリ専用メモリ5と連動してディレ
クトリの作成処理を行う。更に、制御部12の制御によ
って電子メール保管部6で受信した電子メールを保管す
る。また、ソート処理部7が制御部12の制御及びソー
ト専用メモリ8と連動して、例えば、電子メール保管部
6のハードディスクなどにおけるファイルや電子メール
の一覧表示フレームのソートを実行し、特に、URLの
階層の整理のソートを実行する。
【0030】更に、表示処理部9が制御部12の制御に
よって各種の処理状態、特に、メールインデックス画面
及びWEBインデックス画面を画面表示する処理を実行
し、この表示処理部9が処理した画像データをディスプ
レイ10で画面表示する。この場合、操作部11のキー
ボードやマウスによって、電子メールの送受信や、特
に、受信した電子メール中に記載されたホームぺージの
URLを自動的に登録するなどの操作が行われる。
【0031】また、制御部12が電子メールに記載され
たURLの登録及び閲覧に関する操作性、作業性及び信
頼性を向上させ、かつ、URL情報を容易に再利用する
ための制御を行う。このために制御部12は次の制御を
実行する。
【0032】(a)受信した電子メール中に記載された
ホームぺージのURLを自動的に登録する制御を行う。 (b)URLフレームに階層構造として表示する制御を
行う。 (c)登録されたホームぺージのURLの一つを選択
し、この選択したURLが記載された全ての電子メール
を内容を画面表示する制御を行う。 (d)登録したURLからブラウザを起動してホームぺ
ージを画面表示する制御を行う。
【0033】以下、ディスプレイ10で画面表示される
メールインデックス画面及びWEBインデックス画面を
用いて上記の電子メールに記載されたURLの登録及び
閲覧に関する操作性、作業性及び信頼性を向上させ、か
つ、URL情報を容易に再利用するための制御(上記の
(a)から(d)の記載内容)について説明する。
【0034】図2はこの処理に対応する動作の処理手順
を示すフローチャートであり、図3はメールインデック
ス画面を説明するための図である。また、図4はWEB
インデックス画面を説明するための図であり、図5はU
RLディレクトリ階層作成の処理状態を示す図である。
【0035】図3に示すメールインデックス画面は、メ
ニューフレームA1、フォルダフレームA2、電子メー
ル一覧表フレームA3及び電子メール内容フレームA4
とからなる。メニューフレームA1は、メニュー(SE
ARCH,CUT,COPY,PASTE,DELET
E、メール送信、メール返信、メール転送、メール受
信、バイナリ(G3方式のファクシミリ伝送手順)メー
ル復元、バイナリメール送信)の選択対象部がディスプ
レイ10に画面表示され、このいずれかが図1の操作部
11の操作(カーソル移動及びクリック操作)を通じて
選択される。フォルダフレームA2は、メニューフレー
ムA1、通知、質問、ソフトダウンロード、会議などが
ディスプレイ10に画面表示され、そのいずれかの選択
が操作部11の操作を通じて行われる。
【0036】また、電子メール一覧表フレームA3は、
日付ごとのフォルダフレームA2の質問に対する内容
(5 1997.○.12 ○○マニアル質問)が示さ
れている。更に、及び電子メール内容フレームA4は、
電子メール一覧表フレームA3で指示した電子メールの
内容(1997.○.12 ○○マニアル質問に対する
○○です。○○マニアルについての質問があります。以
下のアドレスと同じ内容のミラーサイトのアドレスを教
えてください。http://www.a.co.jp
/aaa/2html)が画面表示されている。
【0037】図4に示すWEBインデックス画面は、メ
ニューフレームB1,URLフレームB2、電子メール
一覧表フレームB3及び電子メール内容フレームB4を
有している。メニューフレームB1は、メールインデッ
クス画面と同様のメニュー(SEARCH,CUT,C
OPY,PASTE,DELETE)とともに、他のメ
ニュー(フォルダを閉じる、フォルダを挿入、フォルダ
名変更、URLへジャンプ URLを挿入、URL変
更、URLチェック)が画面表示されている。
【0038】また、URLフレームB2には、URLの
ディレクトリごとにディレクトリを作成し、URLを階
層に整理した内容、すなわち、URLフレームB2のフ
ォルダ「Folder−a」は、その階層下のディレク
トリ「www」とともに、更に、この下の「1.htm
l」とディレクトリ「aaa」を有し、更に、その下の
「2.html」からなる。フォルダ「nec」につい
ても同様である。ただし、「www.nec.co.j
p/aaa/2.html」は、URLが一つもないた
め階層構造を一つにまとめて画面表示している。
【0039】また、電子メール一覧表フレームB3は、
電子メールの一覧内容、すなわち、電子メールフォルダ
「通知」の1番目に登録されている電子メールと、電子
メールフォルダ「通知」の5番目に登録されている電子
メールと、電子メールフォルダ「質問」の5番目に登録
されている電子メールと、電子メールフォルダ「質問」
の12番目に登録されている電子メールとが画面表示さ
れている。更に、電子メール内容フレームB4には、電
子メールフォルダ「通知」の5番目に登録されている電
子メールの内容が画面表示されている。
【0040】図2乃至図5において、まず、図3に示す
メールインデックス画面を通じて電子メールの受信を行
う(図2中のステップS1)。次に、受信した電子メー
ル中にURLが記載されているか否かを検索する(ステ
ップS2)。この検索でURLの記載がない場合(S
2:No)、URLの登録処理が終了し、URLが記載
されている場合(S2:Yes)、URLフレームB2
に同一のURLが存在するか否かを判断する(ステップ
S3)。
【0041】この判断でURLが存在する場合(S3:
Yes)、URLの登録処理が終了し、また、URLが
存在しない場合(S3:No)、図4中のURLフレー
ムB2におけるURLのディレクトリごとにディレクト
リを作成する(ステップS4)。すなわち、URLを階
層に整理してURLフレームB2に登録する(ステップ
S5,S6)。この後は、URLフレームB2に登録さ
れたURLを選択し(ステップS7)、この選択された
URLを含む電子メールを電子メール一覧表フレームB
3に画面表示する(ステップS8)。
【0042】次に、この実施形態の動作の要部を詳細に
説明する。図3に示すメールインデックス画面は、メニ
ューフレームA1におけるメール受信を操作して電子メ
ールの受信を行う。フォルダに電子メールを保管すると
同時に、この受信した電子メール中にURLが記載され
ているか否かを判断するための検索を行う。以下、ここ
では図4のURLフレームB2ではフォルダ「Fold
er−a」に「www.a.co.jp/1.htm
l」が登録されているものとして説明する。
【0043】受信した電子メール(電子メールフォルダ
「質問」の5番目に登録されている電子メール)の中か
ら「http://www.a.co.jp/aaa/
2.html」が検索された場合、URLフレームB2
中に同一のURL「www.a.co.jp/aaa/
2.html」が格納されていないため、フォルダ「F
older−a」の「www.a.co.jp/」のデ
ィレクトリ下に「aaa」2ィレクトリ「aaa」を作
成する。「aaa」ディレクトリ下に「2.html」
をURLフレームB2に画面表示する。
【0044】また、URLフレームB2に画面表示され
た「2.html」を選択すると、すべての電子メール
を検索し、「www.a.co.jp/aaa/2.h
tml」が記載されている電子メール(電子メールフォ
ルダ「通知」の1番目に登録されている電子メール、電
子メールフォルダ「通知」の5番目に登録されている電
子メール、電子メールフォルダ「質問」の5番目に登録
されている電子メール、電子メールフォルダ「質問」の
12番目に登録されている電子メール)の四つの見出し
の一覧表を電子メール一覧表フレームB3に画面表示す
る。更に、電子メールフォルダ「質問」の5番目に登録
されている電子メールを選択すると、電子メール内容フ
レームB4には電子メールフォルダ「質問」の5番目に
登録されている電子メールの内容が表示される。
【0045】URLフレームB2に登録されていた
「2.html」、すなわち、「www.a.co.j
p/aaa/2.html」を選択すると、ブラウザが
起動されて「http://www.a.co.jp/
aaa/2.html」のホームページが開かれて画面
表示される。
【0046】図4に示すWEBインデックス画面におい
て、URLフレームB2のURLを階層的に整理して登
録する際に、フォルダ「nec」にある「www.ne
c.co.jp」に対するURLの登録が一つであるた
め、特に階層構造にはせずに、その画面表示を行う。
【0047】なお、この図1に示す構成の電子メールシ
ステムとして、汎用の小型コンピュータシステム(パー
ソナルコンピュータ)を用いることが多い。したがっ
て、図1に示すようにフロッピーディスク(FD)や交
換可能なEEPROMに、制御部12が実行する制御プ
ログラムを格納したパッケージソフトウェア化を行う。
この結果、上記の説明の制御部12が電子メールに記載
されたURLの登録及び閲覧に関する操作性、作業性及
び信頼性を向上させ、かつ、URL情報を容易に再利用
するための制御が容易に適用できるようになる。
【0048】すなわち、受信した電子メール中に記載さ
れたホームぺージのURLを自動的に登録し、また、U
RLフレームに階層構造として表示し、更に、登録され
たホームぺージのURLの一つを選択し、この選択した
URLが記載された全ての電子メールを内容を画面表示
する制御を実行する。また、登録したURLからブラウ
ザを起動してホームぺージを画面表示する制御を実行す
る。これらの制御プログラムを格納したパッケージソフ
トウェア化を行って汎用の小型コンピュータシステム
(パーソナルコンピュータ)での汎用的な適用を容易に
する。
【0049】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1乃至3,9乃至11記載の電子メールシステムによれ
ば、インタネット、イントラネット及びエキストラネッ
トなどにあって、受信した電子メールの本文中にURL
が記載されている場合、このURLを自動的登録し、か
つ、URLをURLフレームに表示している。
【0050】この結果、電子メールに記載されたURL
の登録及び閲覧に関する操作性が向上し、更に、作業性
及び信頼性が向上するとともに、URL情報の再利用が
容易に出来るようになる。
【0051】請求項4,5記載の電子メールシステムに
よれば、URLのディレクトリ階層ごとにディレクトリ
を作成して階層的に表示し、又は、非階層的に画面表示
し、登録したURLのフォルダ分類を自動的又は手動操
作で行う。この結果、URL情報の再利用が容易にな
り、かつ、URLの登録及び閲覧に関する操作性の自由
度が向上するようになる。
【0052】請求項6乃至8記載の電子メールシステム
によれば、URLフレームに表示されたURLの一つを
選択した際にブラウザにホームページを表示し、更に、
選択したURLが記載された電子メールの全てを一覧表
にして画面表示している。また、この一つを選択した際
に、選択された電子メールの内容を画面表示する。この
結果、URL情報の再利用が容易になり、その自由度が
向上するようになる。
【0053】請求項12記載の情報記憶媒体によれば、
電子メールに記載されたURLの登録及び閲覧に関する
操作性、作業性及び信頼性を向上させ、かつ、URL情
報を容易に再利用するための制御をフロッピーディスク
や交換可能なEEPROMを用いてパッケージソフトウ
ェア化している。
【0054】この結果、電子メールシステムとして、汎
用の小型コンピュータシステム(パーソナルコンピュー
タ)を用いる際に、上記の制御が容易かつ汎用的に適用
できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子メールシステム及びその情報記憶
媒体の実施形態における構成を示すブロック図である。
【図2】実施形態にあって各種処理に対応する動作の処
理手順を示すフローチャートである。
【図3】実施形態にあってメールインデックス画面を説
明するための図である。
【図4】実施形態にあってWEBインデックス画面を説
明するための図である。
【図5】実施形態にあってURLディレクトリ階層作成
の処理状態を示す図である。
【符号の説明】
1 電子メール 2 通信制御部 3 通信専用メモリ 4 ディレクトリ作成部 5 ディレクトリ専用メモリ 6 電子メール保管部 7 ソート処理部 8 ソート専用メモリ 9 表示処理部 10 ディスプレイ 11 操作部 12 制御部 A1,B1 メニューフレーム A2 フォルダフレーム B2 URLフレーム A3,B3 電子メール一覧表フレーム A4,B5 電子メール内容フレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04L 12/58 H04L 11/20 101B

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを通じて電子メールを送受
    信する電子メールシステムにおいて、 電子メールを受信した際に、電子メールの本文中に記載
    されたホームぺージのアドレスを検索し、ホームぺージ
    のアドレスが記載されている場合、このホームぺージの
    アドレスを自動的に登録し、かつ、ホームぺージのアド
    レスを、このホームぺージアドレスの画面表示領域に表
    示するホームページアドレス処理手段を備えることを特
    徴とする電子メールシステム。
  2. 【請求項2】 前記ホームぺージのアドレスがURL(U
    niform Resource Locator)であることを特徴とする請求
    項1記載の電子メールシステム。
  3. 【請求項3】 前記ホームぺージアドレスの画面表示領
    域がURLフレームであることを特徴とする請求項1記
    載の電子メールシステム。
  4. 【請求項4】 前記ホームぺージアドレスのURLフレ
    ームを画面表示する際に、ホームぺージアドレスのディ
    レクトリ階層ごとにディレクトリを作成して階層的に表
    示し、又は、非階層的に画面表示することを特徴とする
    請求項1記載の電子メールシステム。
  5. 【請求項5】 前記登録したホームぺージアドレスのU
    RLのフォルダ分類を、予めフォルダを作成し、かつ、
    自動的又は手動操作の指示で行うことを特徴とする請求
    項1記載の電子メールシステム。
  6. 【請求項6】 前記ホームぺージアドレスの画面表示領
    域のURLフレームに表示されたホームぺージアドレス
    のURLの一つを選択した際に、ブラウザにホームペー
    ジを表示することを特徴とする請求項1記載の電子メー
    ルシステム。
  7. 【請求項7】 前記ホームぺージアドレスの画面表示領
    域のURLフレームに表示されたホームぺージアドレス
    のURLの一つを選択した際に、この選択されたホーム
    ぺージアドレスのURLが記載された電子メールの全て
    を一覧表に生成して画面表示することを特徴とする請求
    項1記載の電子メールシステム。
  8. 【請求項8】 前記ホームぺージアドレスの画面表示領
    域のURLフレームに表示されたホームぺージアドレス
    のURLの一つを選択した際に、選択されたホームぺー
    ジアドレスのURLが記載された電子メールの全てを一
    覧表に生成して画面表示し、この少なくとも一つを選択
    した際に、選択された電子メールの内容を画面表示する
    ことを特徴とする請求項1記載の電子メールシステム。
  9. 【請求項9】 前記ホームページアドレス処理手段とし
    て、 電子メールの送受信を制御する通信制御部と、 ディレクトリの作成処理を行うディレクトリ作成部と、 電子メールを保管する電子メール保管部と、 前記電子メール保管部での少なくともURLの階層の整
    理のソートを実行するソート処理部と、 メールインデックス画面及びWEBインデックス画面を
    表示する処理を実行するための表示処理部と、 前記表示処理部が処理した画像データを画面表示するデ
    ィスプレイと、 受信した電子メール中に記載されたホームぺージのUR
    Lを自動的に登録するための操作を行う操作部と、 受信した電子メール中に記載されたホームぺージのUR
    Lを自動的に登録し、かつ、URLフレームに階層構造
    として表示し、更に、登録されたホームぺージのURL
    の一つを選択し、この選択したURLが記載された全て
    の電子メールを内容を画面表示するとともに、登録した
    URLからブラウザを起動してホームぺージを画面表示
    するそれぞれの制御行う制御部と、 を備えることを特徴とする請求項1記載の電子メールシ
    ステム。
  10. 【請求項10】 前記通信制御部が通信回線を通じて電
    子メールの送受信を行う通信制御プログラムを格納した
    通信専用メモリと、 ディレクトリ作成部がディレクトリの作成処理を行う際
    の少なくとも処理プログラム及びワーキング記憶処理を
    行うためのディレクトリ専用メモリと、 ソート処理部が処理を行う際の少なくとも処理プログラ
    ム及びワーキング記憶処理を行うためのソート専用メモ
    リと、 を更に備えることを特徴とする電子メールシステム。
  11. 【請求項11】 前記ネットワークが、 インタネット、イントラネット及びエキストラネットで
    あることを特徴とする請求項1記載の電子メールシステ
    ム。
  12. 【請求項12】 受信した電子メール中に記載されたホ
    ームぺージのURLを自動的に登録し、 URLフレームに階層構造として表示し、 登録されたホームぺージのURLの一つを選択し、 この選択したURLが記載された全ての電子メールの内
    容を画面表示し、 登録したURLによってブラウザを起動してホームぺー
    ジを画面表示するそれぞれの制御を実行するための制御
    プログラムを記憶したことを特徴とする情報記憶媒体。
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