JPH11161567A - 情報処理装置及び方法及びシステム - Google Patents

情報処理装置及び方法及びシステム

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Publication number
JPH11161567A
JPH11161567A JP9328321A JP32832197A JPH11161567A JP H11161567 A JPH11161567 A JP H11161567A JP 9328321 A JP9328321 A JP 9328321A JP 32832197 A JP32832197 A JP 32832197A JP H11161567 A JPH11161567 A JP H11161567A
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JP
Japan
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voice
mail
transmission data
information processing
reply
Prior art date
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JP9328321A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Komori
康弘 小森
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPH11161567A publication Critical patent/JPH11161567A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電話機からでもメール送信を容易に行うことを
可能とする。 【解決手段】電子メール管理部106にて受信された電
子メールについて、音声合成部107が音声合成処理を
行う。得られた合成音声は、電話管理部105を介し
て、電話回線102に接続されている通話相手、即ち電
話機101に送出される。電話機101より、音声認識
部108は、電話回線102を介して受信した音声に対
して音声認識処理を行い、返信内容格納部110はその
認識結果を返信用データとして保持する。そして、電子
メール管理部106は、返信内容格納部110に格納さ
れた返信用データを、上記電子メールの送信元に対して
送信する。また、返信内容訂正部109は、電話機10
1からのデュアルトーンや音声入力に基づいて、返信内
容格納部110によって格納した返信データの訂正を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メールシステ
ムに適した情報処理装置及び方法及びシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子メールを合成音声によって
読み上げる電子メール電話読み上げシステムが知られて
いる。このようなシステムによれば、外出先からでも、
電話機によって電子メールの内容を知ることができ、便
利である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電話機
を用いるがゆえに、読み上げられた電子メールに対して
メールの返信を行なうことはできない。
【0004】本発明は上記の問題に鑑みてなされたもの
であり、電話機からでもメール送信を容易に行える情報
処理装置及び方法及びシステムを提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の一態様である情報処理装置は、例えば以下
のような構成を備えている。すなわち、受信された電子
メールデータについて音声合成処理を行い、得られた合
成音声を通信回線上の通話相手に対して送出する第1送
信手段と、前記通話相手より前記通信回線を介して受信
した音声に対して音声認識処理を行い、その認識結果を
送信データとして保持する保持手段と、前記電子メール
データの送信元に対して前記保持手段にて保持されてい
る送信データを返信メールとして送信する第2送信手段
とを備える。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の好適な実施形態を説明する。
【0007】図1は本実施形態による情報処理装置の構
成を示すブロック図である。図1において、11はCP
Uであり、情報処理装置104における各種制御を実行
する。12はROMであり、CPU11によって実行さ
れる各種制御プログラムやデータを格納する。13はR
AMであり、CPU11が各種制御を実行するに際して
のワーク領域を提供する。また、CPU11が各種アプ
リケーションを実行するにおいて、外部記憶装置14か
らRAM13にアプリケーションプログラムがロードさ
れ、CPU11によって実行される。14は外部記憶装
置であり、フロッピーディスクドライバやハードディス
クからなる。
【0008】15は入力部であり、キーボードやポイン
ティングデバイス(マウス等)を備え、各種情報の入力
を行うのに用いられる。16はディスプレイであり、C
PU11の制御によって種々の表示を行う。17はモデ
ムであり、電話回線との接続を行う。18は音声認識装
置でありモデム17を介して受信した音声信号に基づい
てテキストデータを生成する。19は音声合成装置であ
り、テキストデータに基づいて合成音声信号を生成す
る。20はバスであり、上記の各構成を接続する。
【0009】図2は本実施形態による情報処理装置の機
能構成例を示すブロック図である。図2に示される情報
処理装置104は、音声認識、返信機能付きの電子メー
ル電話読み上げシステムを構成している。
【0010】上述したように、情報処理装置104は、
電話機との入出力を行なうためにモデム17を有し、電
話機101と電話回線102を通じて接続される。ま
た、電子メールを受け付けたり、送ったりするためにイ
ンターネット103に接続される。なお、インターネッ
ト103への接続は、本例では電話回線(モデム17)
を介して行われるものとする。以下、情報処理装置10
4の機能構成を説明する。
【0011】105は電話管理部であり、モデム17に
よる電話回線102との接続を制御すると共に、電話機
101との通信を制御する。106は電子メール管理部
であり、インターネット103を介して自身宛の電子メ
ールをダウンロードし、外部記憶装置14に保存する。
なお、電子メールのダウンロードは電子メール管理部1
06によって自動的に行われる。107は音声合成部で
あり、提供されたテキストデータに基づいて、電話管理
部105を介して音声として電話機101へ送信するた
めの合成音声信号を生成する。なお、音声合成部107
による音声合成処理は音声規則合成によって行われる。
108は音声認識部であり、電話管理部105より提供
される音声信号(電話により入力された音声)に基づい
てテキストデータを生成する。
【0012】109は返信内容訂正部であり、返信用電
子メールの内容を訂正する処理を実行する。また、11
0は返信内容格納部であり、返信用電子メールの内容を
保持する。以上の各機能構成の機能は、以下の本実施形
態の動作説明によって更に明らかとなるであろう。
【0013】図3は、104音声認識返信機能付き電子
メール電話読み上げシステムの動作手順を示す図であ
る。以下、動作例を含め、図1〜図3を関連させて説明
する。
【0014】201)電話機101を用い、電話回線1
02を通じて電話をかける. 202)かかってきた電話を電話管理部105で受け
る. 203)電子メール管理部106はインターネット10
3で送られてきた電子メールを管理しており、電話をう
けつけたら、読まれていない電子メールあるいは読ませ
たい電子メールデータを音声合成部107にて合成音声
に変換し、電子メールを読みあげる。合成音声は、電話
管理部105を通じて、電話回線102に流し、電話機
101より電子メールの内容を音声化する。なお、電子
メールの読み上げは、識別番号と暗証番号等によってユ
ーザの認証が得られてから行われる。
【0015】204)電子メールを電話機101を通し
て聞く.まず、suzuki@xxx.xxx.co.jpよりの電子メール
から、「電子メールのテストです。鈴木」が読み上げら
れる。これは聞き流すものとする。次の電子メールに処
理を移す。ここで、例えば、次の電子メールに処理を移
す指令は、電話機101のプッシュボタンを操作して得
られるデュアルトーン(dual-tone)を用いて行う。
【0016】次に、tanaka@xxx.xxx.co.jpよりの電子メ
ールから、「XXの打ち合せは、いつ,どこへ行けば良
いのですか?,田中」が読み上げられたとする。本例で
はこのメールに対して返信メールを送信するものとす
る。
【0017】205)返信指令を出すと情報処理装置1
04はこれを受けつける。例えば、返信指令は電話機1
01のプッシュボタン操作で得られるデュアルトーンを
用いて行う. 206)返信指令により、システムは返信入力モードに
なる。
【0018】207)電話機101より返信内容を音声
入力する。本例では以下の入力を行ったものとする. −−入カ「8:30にA会議室で待っています。」 208)207の入力音声を108音声認識部で認識す
る。本例では以下のように認識されたとする. −−結果「1:30にA会議室で待っています。」 これは、8:30と入力された時間が1:30に誤認識
された例である。
【0019】209)音声認識結果である返信内容を返
信内容格納部110に未確定の状態で格納する. −−内容「1:30にA会議室で待っています。」 210)電話機101より確認指令を出すとシステムは
これを受けつける。例えば、確認指令は電話機のデュア
ルトーンで指令する. 211)確認指令を受けると、返信内容格納部110に
格納されている未確定の返信内容(テキストデータ)を
音声合成部107にて合成音声に変換する。得られた合
成音声は、電話管理部105を通じて電話回線102に
送出され、電話機101によってユーザが確認する. −−確認「1:30にA会議室で待っています。」 212)返信内容を確認してOKであれば、当該返信内
容を確定状態として格納し、220の終了確認を行な
う。OKでない場合は、213訂正指令へ移る。なお、
OK指令/非OK指令は電話機101のデュアルトーン
で指令する。
【0020】本例ではOKではないので、213へ移
る. 213)返信内容の訂正指令を出す。例えば、訂正指令
は電話機101のデュアルトーンで指令する. 214)213による電話機より送出された返信内容の
訂正指令を受け、返信内容訂正モードになる. 215)返信訂正内容を音声入力する.本例では以下の
ように音声入力するものとする. −−訂正入力「1:30を8:30に訂正」 216)訂正入力を音声認識部108で認識し、認識結
果を得る. −−認識結果「1:30を8:30に訂正」 217)返信内容訂正部109は、上記認識結果に基づ
いて訂正対象である返信内容格納部110に格納された
返信内容の変更箇所を特定し、その部分を変更訂正す
る。本例では、「を」までの音声入力により訂正したい
箇所の指定(「1:30」)を行ない、さらにその内容
を「を」と「に訂正」で挟まれる内容(「8:30」)
に訂正することを示している。この結果、返信内容の
1:30が8:30に訂正される。
【0021】218)訂正箇所の部分あるいは全部を、
107音声合成部にて記号から音声に変換し、音声によ
り確認する。
【0022】 例その1:確認−「1:30」を「8:30」に訂正 例その2:確認−「8:30にA会議室で待っていま
す。」 219)確認した結果がOKならば、訂正内容を返信内
容格納部110に格納し、終了確認へ行く。OKでなけ
れば、214の返信内容訂正モードに戻り、さらに継続
する。なお、OK指令/非OK指令は、例えば電話機1
01のデュアルトーンで指令する。
【0023】220)電子メール読み上げシステム終了
ならばシステムを終了し、電話を切る。終了でなければ
204電子メールを開くモードに移る。このとき、返信
内容格納部110より電子メール管理部106に返信内
容が送られ、電子メール管理部106は当該返信内容を
インターネット103を経て電子メールとして返信す
る。本例では1つのモデム17から電話回線を通じて電
子メールの送信を行うので、電話機101との接続を切
ってから、電子メール管理部106が自動的に電話回線
を介してのインターネットとの接続を行い、電子メール
の送信を行う。ただし、例えばインターネット接続用の
回線が別個に設けられているのであれば、電話機101
との通話中であっても、219でOKが確認された時点
で当該返信内容を電子メールとして送信開始させること
ができる。
【0024】以上のような本実施形態の情報処理装置の
動作を更に図4〜図9のフローチャートを参照して説明
する。なお、図4〜図9で示される制御手順を格納する
制御プログラムは、外部記憶装置14に格納され、必要
に応じてRAM13にダウンロードされてCPU11に
より実行されるものとする。
【0025】図4は本実施形態における電子メール読み
上げ、返信処理の手順を説明するフローチャートであ
る。なお、図4で示される処理は、外部より電話がかか
り、ユーザの認証手続を終えた時点で起動されるものと
する。
【0026】ステップS11において、当該認証された
ユーザ宛の電子メールの1つを抽出する。ここで電子メ
ールが抽出されない場合は、読み上げるべき電子メール
が存在しないので本処理を終了する(ステップS1
2)。一方、電子メールが抽出されれば、ステップS1
3へ進み、音声合成部107がその電子メールのテキス
トデータに基づいて音声合成を行うことにより、メール
の読み上げが実行される。なお、生成された合成音声は
電話管理部105を介して電話機101へ送信される。
【0027】次に、ステップS14において、電話機1
01よりデュアルトーンによる指示入力が発生するのを
待つ。なお、この待ち状態において回線が切断された場
合は、そのまま本処理を終了するものとする。デュアル
トーンによる指示が入力されると、その指示の内容が解
析され、ステップS15〜S19によって処理の分岐が
行われる。
【0028】指示入力が次メールの読み上げ指示であっ
た場合は、ステップS15からステップS11へ戻り上
記の処理を繰り返す。指示入力が返信入力の指示であっ
た場合はステップS16からステップS20へ進み音声
入力による返信データの作成を行う。図5は返信データ
の作成処理を説明するフローチャートである。図5にお
いて、ステップS31で電話機101からの音声入力を
待つ。音声が入力されると、ステップS32で入力音声
に音声認識を施し、テキストデータを生成する。そし
て、ステップS33において、生成されたテキストデー
タを送信データとして送信内容格納部110が、未確定
送信データとして保持する。
【0029】再び、図4において、指示入力が返信内容
の確認であった場合は、ステップS17からステップS
21へ進み、返信データの読み上げを行う。ここで読み
上げられるのは、上記ステップS33で格納した、未確
定の返信データである。図6は本実施形態による返信デ
ータの読み上げ処理を説明するフローチャートである。
まず、ステップS40において未確定の送信データが送
信内容格納部110によって保持されているか判定す
る。未確定の送信データが保持されていれば、ステップ
S41において、保持されている未確定の返信データに
基づいて音声合成部107が音声合成を行う。そして、
ステップS42において、ステップS41で得られた合
成音声を電話管理部105を介して電話回線102上に
送出する。この結果、送信内容が電話機101によって
音声として出力される。なお、ステップS40で未確定
送信データが保持されていなければそのまま処理を終え
る。
【0030】再び図4において、指示入力が返信内容の
訂正であった場合は、ステップS18からステップS2
2へ進む。ステップS22では、返信データの訂正処理
が行われる。図7は返信データの訂正処理を説明するフ
ローチャートである。ステップS51において音声の入
力を待機する。音声が入力されると、音声認識部104
が音声認識を行って得られた結果から、図3の213〜
217で説明したように、訂正内容を取得する(ステッ
プS52)。そしてステップS53において、保持され
ている未確定の返信データに対して、ステップS52で
得られた訂正内容に従った訂正を行う。ステップS54
では、訂正された返信データの内容に従って音声合成を
行い、合成音声を出力する。
【0031】再び図4に戻り、指示入力が返信内容が
「OK」であることを表す場合、処理はステップS19
からステップS23へ進み、当該未確定の返信データを
メールデータとして登録する。図8は返信データの登録
処理を説明するフローチャートである。ステップS61
において、現在抽出されている電子メール(ステップS
11で抽出されたメール)から、当該電子メールの送信
元アドレスを獲得する。例えば、上記の図3で説明した
例で、「XXの打ち合せは、いつ,どこへ行けば良いの
ですか?、田中」というメールの送信元アドレスは、ta
naka@xxx.xxx.co.jpとして得られる。次に、ステップS
62において、保持されている未確定の返信データに、
上記取得した送信元アドレスを送信先アドレスとして付
加し、メールデータを生成する。ステップS63では、
こうして生成されたメールデータを返信内容格納部11
0が、未送信のメールデータとして外部記憶装置14に
保持する。
【0032】次に、返信データを電子メールとして送信
する処理を図9のフローチャートを参照して説明する。
電話機101との回線接続が切断されると、電子メール
管理部106が、未送信のメールデータが存在するかど
うかをチェックする(ステップS71)。未送信のメー
ルデータが存在する場合は、ステップS72からステッ
プS73へ進み、回線の接続を行う。なお、既にメール
送信のための回線が接続されている場合は、ステップS
73の処理はスキップされる。
【0033】ステップS74では、未送信のメールデー
タの抽出を行う。そして、ステップS75において、抽
出したメールデータから送信先アドレスと返信データ
(内容)をそれぞれ抽出し、ステップS76において当
該送信元アドレスに当該返信データを電子メールとして
送信する。また、ステップS72において未送信のメー
ルデータが存在しないと判断された場合は、ステップS
77へ進み、回線を切断する。
【0034】以上のような本実施形態によれば、電子メ
ールを電話で読み上げるシステムにおいては、従来は電
話であるがゆえ容易にメールの返信を行なうことができ
なかったが、返信内容の作成,返信内容の確認,返信内
容の訂正を容易に行なうことが可能となる。
【0035】また、読み上げられた電子メールに対する
返信メールを送信するする際には、当該電子メールに記
録されている送信元アドレスから送信先アドレスを得て
送信される。このため、自動的に送信先アドレスが設定
されことになり、操作性が向上する。
【0036】[他の実施形態] (1)上記実施形態では、各指令を電話機のデュアルト
ーンで指令する方法を示したが、これら全ての指令を音
声認識で行なっても問題ない。 (2)上記実施形態では、音声の出力に音声規則合成を
用いた例を示しているが、返信内容が限られている場合
には編集合成でも問題ない。 (3)上記実施形態では、図3の220において電話機
の接続を切ってから返信の操作を行なったが、212や
219においてOK指令が入力された際に返信を行なっ
ても問題ない。ただし、この場合は、電話機と接続する
回線の他に、インターネットと接続する別の回線が必要
となる。 (4)上記実施形態では、認識結果が第一位候補のみを
用いた説明になっているが第N位候補まで用いて、その
中から選択する方法でも問題ない。例えば、図3の20
9と211において、 −−入力:「8:30A会議室で待っています。」 −−認識結果:第一位候補「1:30A会議室で待って
います。」、第二位候補「7:30A会議室で待ってい
ます。」、第三位候補「8:30A会議室で待っていま
す。」の場合、これらの中から正しい候補を選択できる
ように構成することが可能である。この場合、候補選択
の方法としては、認識結果の候補を一つひとつ第一位候
補から順々に出力し、確認しながらOK/非OK指令で
選択する方法や、候補を全て提示しその中からデュアル
トーンや音声認識などの入力で選択する方法等があげら
れる。
【0037】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0038】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0039】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0040】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0041】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0042】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電話機からでもメール送信を容易に行うことができる。
【0044】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態による情報処理装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本実施形態による情報処理装置の機能構成例を
示すブロック図である。
【図3】104音声認識返信機能付き電子メール電話読
み上げシステムの動作手順を示す図である。
【図4】本実施形態における電子メール読み上げ、返信
処理の手順を説明するフローチャートである。
【図5】返信データの作成処理を説明するフローチャー
トである。
【図6】本実施形態による返信データの読み上げ処理を
説明するフローチャートである。
【図7】返信データの訂正処理を説明するフローチャー
トである。
【図8】返信データの登録処理を説明するフローチャー
トである。
【図9】返信データを電子メールとして送信する処理を
説明するフローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04M 3/42 H04L 11/20 101B 11/00 303

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信された電子メールデータについて音
    声合成処理を行い、得られた合成音声を通信回線上の通
    話相手に対して送出する第1送信手段と、 前記通話相手より前記通信回線を介して受信した音声に
    対して音声認識処理を行い、その認識結果を送信データ
    として保持する保持手段と、 前記電子メールデータの送信元に対して前記保持手段に
    て保持されている送信データを返信メールとして送信す
    る第2送信手段とを備えることを特徴とする情報処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記保持手段にて保持された送信データ
    に音声合成処理を行い、得られた合成音声を前記通話相
    手に対して送出する第3送信手段と、 前記通話相手による変更指示入力に基づいて前記送信デ
    ータを変更する変更手段とを更に備えることを特徴とす
    る請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記変更手段は、前記通話相手からの所
    定のデュアルトーン信号を検出して変更指示の開始を認
    識し、その後に入力された該通話相手よりの音声に音声
    認識処理を行って変更内容を認識することを特徴とする
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記変更手段における前記通話相手より
    の音声入力が、前記送信データ中の訂正すべき部分の内
    容と当該部分の訂正後の内容を含み、 前記変更手段は、前記音声入力を音声認識し、該音声入
    力に含まれる前記訂正すべき部分を前記送信データから
    検索し、検索された部分を該音声入力に含まれる前記訂
    正後の内容で置き換えることを特徴とする請求項3に記
    載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記保持手段は、 前記音声認識処理の結果として複数の候補を保持する第
    1保持手段と、 これら複数の候補を順次音声合成して前記通話相手に提
    示する提示手段とを備え、 前記通話相手からの指示によって選択される一つの候補
    を前記送信データとして保持することを特徴とする請求
    項1に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記第2送信手段は、 前記電子メールデータに含まれる送信元アドレスを抽出
    する抽出手段を更に備え、 前記抽出手段にて抽出された送信元アドレスを送信先と
    して前記保持手段にて保持されている送信データを電子
    メールとして送信することを特徴とする請求項1に記載
    の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 受信された電子メールデータについて音
    声合成処理を行い、得られた合成音声を通信回線上の通
    話相手に対して送出する第1送信工程と、 前記通話相手より前記通信回線を介して受信した音声に
    対して音声認識処理を行い、その認識結果を送信データ
    としてメモリに保持する保持工程と、 前記電子メールデータの送信元に対して前記保持工程に
    おいて保持された送信データを返信メールとして送信す
    る第2送信工程とを備えることを特徴とする情報処理方
    法。
  8. 【請求項8】 前記保持工程にて保持された送信データ
    に音声合成処理を行い、得られた合成音声を前記通話相
    手に対して送出する第3送信工程と、 前記通話相手による変更指示入力に基づいて前記送信デ
    ータを変更する変更工程とを更に備えることを特徴とす
    る請求項7に記載の情報処理方法。
  9. 【請求項9】 前記変更工程は、前記通話相手からの所
    定のデュアルトーン信号を検出して変更指示の開始を認
    識し、その後に入力された該通話相手よりの音声に音声
    認識処理を行って変更内容を認識することを特徴とする
    請求項8に記載の情報処理方法。
  10. 【請求項10】 前記変更工程における前記通話相手よ
    りの音声入力が、前記送信データ中の訂正すべき部分の
    内容と当該部分の訂正後の内容を含み、 前記変更工程は、前記音声入力を音声認識し、該音声入
    力に含まれる前記訂正すべき部分を前記送信データから
    検索し、検索された部分を該音声入力に含まれる前記訂
    正後の内容で置き換えることを特徴とする請求項9に記
    載の情報処理方法。
  11. 【請求項11】 前記保持工程は、 前記音声認識処理の結果として複数の候補をメモリに保
    持する第1保持工程と、 これら複数の候補を順次音声合成して前記通話相手に提
    示する提示工程とを備え、 前記通話相手からの指示によって選択される一つの候補
    を前記送信データとして保持することを特徴とする請求
    項7に記載の情報処理方法。
  12. 【請求項12】 前記第2送信工程は、 前記電子メールデータに含まれる送信元アドレスを抽出
    する抽出工程を更に備え、 前記抽出工程にて抽出された送信元アドレスを送信先と
    して前記保持工程にてメモリに保持された送信データを
    電子メールとして送信することを特徴とする請求項7に
    記載の情報処理方法。
  13. 【請求項13】 通信回線と、該通信回線に接続され得
    る通話機と情報処理装置とで構成される情報処理システ
    ムであって、 前記通信回線に回線接続された通話機よりの呼に基づい
    て、該通話機と情報処理装置との間の回線接続を行う接
    続手段と、 受信された電子メールデータについて音声合成処理を行
    い、得られた合成音声を前記通話機に対して送出する第
    1送信手段と、 前記通話機より前記通信回線を介して受信した音声に対
    して音声認識処理を行い、その認識結果を送信データと
    して保持する保持手段と、 電子メールを送信するための通信回線との接続を行い、
    前記電子メールデータの送信元に対して前記保持手段に
    て保持されている送信データを返信メールとして送信す
    る第2送信手段とを備えることを特徴とする情報処理シ
    ステム。
  14. 【請求項14】 通信回線に接続された情報処理装置に
    おいて実行される制御プログラムを格納する記憶媒体で
    あって、 受信された電子メールデータについて音声合成処理を行
    い、得られた合成音声を通信回線上の通話相手に対して
    送出する第1送信工程のコードと、 前記通話相手より前記通信回線を介して受信した音声に
    対して音声認識処理を行い、その認識結果を送信データ
    としてメモリに保持する保持工程のコードと、 前記電子メールデータの送信元に対して前記保持工程に
    おいて保持された送信データを返信メールとして送信す
    る第2送信工程のコードとを備えることを特徴とする記
    憶媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100388777B1 (ko) * 2000-02-10 2003-06-25 아이티이 주식회사 통신망에서 음성 콘텐츠를 이용한 타겟 광고방법 및 그시스템
JP2010140506A (ja) * 2001-03-09 2010-06-24 Steven Spielberg 文書に注釈を付ける装置
WO2022195750A1 (ja) * 2021-03-17 2022-09-22 パイオニア株式会社 出力装置、出力方法及び出力プログラム

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