JPH11161540A - 情報端末装置及び情報閲覧プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

情報端末装置及び情報閲覧プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JPH11161540A
JPH11161540A JP9327843A JP32784397A JPH11161540A JP H11161540 A JPH11161540 A JP H11161540A JP 9327843 A JP9327843 A JP 9327843A JP 32784397 A JP32784397 A JP 32784397A JP H11161540 A JPH11161540 A JP H11161540A
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JP
Japan
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data
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JP9327843A
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Inventor
Sunao Hashimoto
直 橋元
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが過去に閲覧したデータを再閲覧する
ときに、再閲覧したデータに含まれるリンク先のデータ
を閲覧する場合も、過去に閲覧した状態と同じ状態での
データの閲覧を可能にする。 【解決手段】 時刻情報保持手段11は、入力された時
刻情報を保持する。要求手段12は、入力されたデータ
の名前に対応するデータにアクセスする場合に、時刻情
報保持手段11が時刻情報を保持していれば、データの
名前と時刻情報保持手段11が保持する時刻情報を指定
したデータ取得要求を出力する。また、要求手段12
は、表示装置15の画面に表示されたデータにリンクし
たデータにアクセスする場合に、時刻情報保持手段11
が時刻情報を保持していれば、リンク情報に対応するデ
ータの名前と時刻情報保持手段11が保持する時刻情報
とを指定したデータ取得要求を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ中継装置を介
してサーバ内のデータにアクセスする情報端末装置及び
そのようなアクセスをコンピュータに行わせるための情
報閲覧プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体に関し、特に、中継したデータを履歴情報と
して管理しているデータ中継装置を介したアクセスを行
う情報端末装置及びそのようなデータ中継装置を介した
アクセスをコンピュータに行わせるための情報閲覧プロ
グラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット上では、WWW(W
orld Wide Web)を利用した情報の送受信が盛んになって
きている。WWWを利用すると、ユーザは世界中の情報
に簡単にアクセスすることが可能になる。その場合、ユ
ーザはブラウザと呼ばれるソフトウェアを使用して、W
WWサーバ上のページデータを閲覧する。ブラウザでW
WW上の情報にアクセスするためには、データの位置を
あらわすURL(UniformResource Locator)と呼ばれる
識別子をブラウザに入力する。すると、そのURLに対
する要求が、ブラウザからWWWサーバに送信され、そ
のURLに対応したデータが返される。そして、そのデ
ータがブラウザ上に表示され、ユーザはデータの内容を
閲覧することができる。
【0003】ところで、WWW上の情報は常に変化して
いるので、同じURLのデータであっても、同じ内容が
常に閲覧できるとは限らない。例えば、新聞社のホーム
ページでは、データの内容は日に数回更新されていると
ころがほとんどである。そのため、閲覧したデータと同
じ内容のデータを後で再閲覧するためには、ユーザはそ
のデータを何らかの方法で保存する必要があった。例え
ば、好みのページに関する情報を、クライアントが実行
されているコンピュータ内に格納しておけば、もしWW
Wサーバ内のデータの内容が更新されていても、更新前
のデータを閲覧することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述のよう
に、単に過去にアクセスしたデータを保存するだけで
は、更新前のデータの内部に含まれるリンク情報を選択
すると、リンク先の最新のデータが読み出されてしまう
という問題点があった。
【0005】一般的に、WWW上の情報を閲覧する場
合、データに含まれるリンク情報を指定し、リンク先を
辿っていくことで一連の情報を参照することが多い。し
たがって、過去に閲覧したデータを再閲覧する場合にお
いても、リンク先のデータも含めた一連の情報が、過去
に閲覧したときと同じように再現される必要がある。
【0006】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、ユーザが過去に閲覧したデータを再閲覧する
ときに、再閲覧したデータに含まれるリンク先のデータ
を閲覧する場合も、過去に閲覧した状態と同じ状態での
データの閲覧を可能にした情報端末装置を提供すること
を目的とする。
【0007】また、本発明の他の目的は、ユーザが過去
に閲覧したデータを再閲覧するときに、再閲覧したデー
タに含まれるリンク先のデータを閲覧する場合も、過去
に閲覧した状態と同じ状態でのデータの閲覧が可能な情
報閲覧プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、サーバとの間でデータの中継を行うとと
もに、中継したデータ、データの名前及び時刻情報を対
応づけて履歴情報として管理しており、データの名前と
時刻情報とを含むデータ取得要求に応じて、履歴情報内
の該当するデータを検索し、検出されたデータを送り返
すデータ中継装置を経由して、ネットワークを介して接
続されたサーバ上のデータにアクセスする情報端末装置
において、入力された時刻情報を保持する時刻情報保持
手段と、入力されたデータの名前に対応するデータにア
クセスする場合に、前記時刻情報保持手段に時刻情報が
保持されていなければ、データの名前を指定したデータ
取得要求を前記データ中継装置に対して出力し、前記時
刻情報保持手段に時刻情報が保持されていれば、データ
の名前と前記時刻情報保持手段が保持する時刻情報とを
指定したデータ取得要求を出力し、表示装置の画面に表
示されたデータに含まれるリンク情報にアクセスする場
合に、前記時刻情報保持手段に時刻情報が保持されてい
なければ、リンク情報に対応するデータの名前を指定し
たデータ取得要求を前記データ中継装置に対して出力
し、前記時刻情報保持手段に時刻情報が保持されていれ
ば、リンク情報に対応するデータの名前と前記時刻情報
保持手段が保持する時刻情報とを指定したデータ取得要
求を出力する要求手段と、前記要求手段が出力したデー
タ取得要求に応じて前記データ中継装置から送られたデ
ータを受け取るデータ受付手段と、前記データ受付手段
が受け取ったデータを表示装置の画面に表示する表示手
段と、を有することを特徴とする情報端末装置が提供さ
れる。
【0009】このような情報端末装置によれば、ユーザ
が時刻情報を入力すると、その時刻情報が時刻情報保持
手段で保持される。この状態で、データの名前を指定す
れば、データ要求手段により、データの名前と時刻情報
保持手段が保持する時刻情報とを指定したデータ取得要
求がデータ中継装置に対して出力される。このデータ取
得要求に応じ、データ中継手段により、データの名前と
時刻情報に該当するデータが履歴情報内から取得され、
情報端末装置に送り返される。送り返されたデータはで
データ受付手段で受け取られ、表示手段により、表示装
置の画面に表示される。ここで、ユーザが表示装置に表
示されたデータ内のリンク情報を指定すると、時刻情報
保持手段に時刻情報が保持されたままになっているた
め、データ要求手段により、リンク情報に対応するデー
タの名前と時刻情報保持手段が保持する時刻情報とを指
定したデータ取得要求がデータ中継装置に対して出力さ
れる。このデータ取得要求に応じ、データ中継手段によ
り、データの名前と時刻情報に該当するデータが履歴情
報内から取得され、情報端末装置に送り返される。送り
返されたデータはデータ受付手段で受け取られ、表示手
段により、表示装置の画面に表示される。
【0010】このようにして、時刻情報を入力すれば、
データ中継装置が管理する履歴情報からデータを閲覧
し、さらに、そのデータにリンクされたデータの履歴情
報もリンク関係を辿ることで閲覧することができる。
【0011】また、サーバとの間でデータの中継を行う
とともに、中継したデータ、データの名前及び時刻情報
を対応づけて履歴情報として管理しており、データの名
前と時刻情報とを含むデータ取得要求に応じて,履歴情
報内の該当するデータを送り返すデータ中継装置を経由
して、ネットワークを介して接続されたサーバ上のデー
タにアクセスするための情報閲覧プログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体において、入力さ
れた時刻情報を保持する時刻情報保持手段、入力された
データの名前に対応するデータにアクセスする場合に、
前記時刻情報保持手段に時刻情報が保持されていなけれ
ば、データの名前を指定したデータ取得要求を前記デー
タ中継装置に対して出力し、前記時刻情報保持手段に時
刻情報が保持されていれば、データの名前と前記時刻情
報保持手段が保持する時刻情報を指定したデータ取得要
求を出力し、表示装置の画面に表示されたデータに含ま
れるリンク情報にアクセスする場合に、前記時刻情報保
持手段に時刻情報が保持されていなければ、リンク情報
に対応するデータの名前を指定したデータ取得要求を前
記データ中継装置に対して出力し、前記時刻情報保持手
段に時刻情報が保持されていれば、リンク情報に対応す
るデータの名前と前記時刻情報保持手段が保持する時刻
情報とを指定したデータ取得要求を出力する要求手段
と、前記要求手段が出力したデータ取得要求に応じて前
記データ中継装置から送られたデータを受け取るデータ
受付手段、前記データ受付手段が受け取ったデータを表
示装置の画面に表示する表示手段、としてコンピュータ
を機能させることを特徴とする情報閲覧プログラムを記
録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体が提供され
る。
【0012】この記録媒体に記録された情報閲覧プログ
ラムをコンピュータに実行させれば、上記本発明に係る
情報端末装置としての機能が、コンピュータ上で実現さ
れる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の原理構成図であ
る。本発明にかかる情報端末装置10は、データ中継装
置20を介してサーバ31,32に保持されているデー
タにアクセスするものである。
【0014】情報端末装置10は、時刻情報保持手段1
1、要求手段12、データ受付手段13、及び表示手段
14を有している。時刻情報保持手段11は、入力され
た時刻情報を保持する。
【0015】要求手段12は、入力されたデータの名前
に対応するデータにアクセスする場合に、時刻情報保持
手段11に時刻情報が保持されていなければ、データの
名前を指定したデータ取得要求をデータ中継装置20に
対して出力する。また、入力されたデータの名前に対応
するデータにアクセスする場合に、時刻情報保持手段1
1が時刻情報を保持していれば、データの名前と時刻情
報保持手段11が保持する時刻情報を指定したデータ取
得要求を出力する。
【0016】さらに、要求手段12は、表示装置15の
画面に表示されたデータにリンクしたデータにアクセス
する場合に、時刻情報保持手段11が時刻情報を保持し
ていなければ、リンク情報に対応するデータの名前を指
定したデータ取得要求を出力する。表示装置15の画面
に表示されたデータにリンクしたデータにアクセスする
場合に、時刻情報保持手段11が時刻情報を保持してい
れば、リンク情報に対応するデータの名前と時刻情報保
持手段11が保持する時刻情報とを指定したデータ取得
要求を出力する。
【0017】データ受付手段13は、要求手段12が出
力したデータ取得要求に応じてデータ中継装置20から
送られたデータを受け取る。表示手段14は、データ受
付手段13が受け取ったデータを表示装置15の画面に
表示する。
【0018】データ中継装置20は、情報端末装置10
からデータ名のみを指定したデータ取得要求があれば、
該当するデータをサーバ31,32から取得し、情報端
末装置10へ送り返す。このようなデータの中継を行う
と、中継したデータを履歴情報21として保持する。こ
の履歴情報21は、データの名前、データ(データの内
容)及び時刻情報が対応づけられている。そして、デー
タ中継装置20は、データの名前と時刻情報とを含むデ
ータ取得要求が送られると、その要求に応じて履歴情報
21内の該当するデータを送り返す。
【0019】このような構成において、過去に、データ
31a(このデータの内容を「P1」とする)へのアク
セスと、データ31aからリンクを辿ることによるデー
タ32a(このデータの内容を「P2」とする)へのア
クセスが行われていれば、データ中継装置20には、そ
れらのデータ31a,32aに対する履歴情報21が保
持されている。このような状態で、ユーザが過去に閲覧
したデータ31aにアクセスする場合には、ユーザが、
過去にデータ31aを閲覧した時刻T11を時刻情報と
して入力する。すると、その時刻情報が時刻情報保持手
段11に保持される。次に、ユーザは、データ31aの
データの名前「url1」を入力する。すると、要求手
段12により、データの名前「url1」と時刻情報
「T11」とを指定したデータ取得要求を出力する。こ
のデータ取得要求に応じて、データ中継装置20から情
報端末装置10へデータ31aが送られてくる。送られ
てきたデータ31aは、データ受付手段13が受け取
る。そして、表示手段14により、データの内容が表示
装置15の画面に表示される。
【0020】ここで、データ31aからデータ32aへ
のリンクが張られているため、表示された情報の中に
は、データ32aへのリンク情報(アンカー)が含まれ
ている。ユーザが過去に閲覧したデータ32aを再度閲
覧するには、表示されているデータ内のリンク情報を指
定する。すると、要求手段12により、リンク情報に対
応するデータの名前「url2」と時刻情報保持手段1
1が保持する時刻情報「T11」とを指定したデータ取
得要求が出力される。データ中継装置20は、このデー
タ取得要求に対応するデータを、履歴情報21中から検
索する。このとき、データの名前が「url2」であ
り、時刻情報が「T11」に近いデータが抽出される。
すると、時刻「T12」にアクセスしたデータ32aが
抽出され、情報端末装置10へ送られる。そして、デー
タ32aが、情報端末装置10のデータ受付手段13で
受け取られ、表示手段14により、データ32aの内容
が表示装置15に表示される。
【0021】このように過去に閲覧したデータ31aに
アクセスし、そのデータ31aから過去に辿ったリンク
を同様に辿っていけば、過去に閲覧したリンク先のデー
タ32aにアクセスできる。したがって、過去に参照し
た情報を正確に再現することができる。
【0022】上記のような情報端末装置10の機能をW
WWブラウザに組み込めば、インターネットを介したデ
ータの閲覧が非常に便利になる。そこで、本発明をWW
Wブラウザに適用した場合を例にとって、本発明の実施
の形態を具体的に説明する。
【0023】図2は、本発明の実施の形態のシステム構
成図である。この図では、ホストコンピュータ(以下、
単に「ホスト」という)40,40aに導入されたWW
Wのブラウザであるクライアント41,40aaが、デ
ータ中継装置50を介してインターネット上に存在する
WWWサーバ61,63に格納されているHTML文書
を閲覧する場合の例を示している。
【0024】図において、複数のホスト40、40a
が、ネットワーク65を介してデータ中継装置50につ
ながっている。データ中継装置50は、インターネット
66を介して、複数のWWWサーバ61、63につなが
っている。WWWサーバ61、63は、それぞれデータ
62とデータ64とを保持している。
【0025】ここで、ホスト40の内部構成を説明す
る。ホスト40内部では、WWWのブラウザソフトを実
行することにより、クライアント41としての機能が実
現されている。クライアント41は、入力装置42から
の指令に基づいて、データ中継装置50へのデータの要
求と、要求したデータの受け付けとを行う。受け付けた
データは、クライアント41が表示装置43の画面に表
示する。
【0026】クライアント41内部は、時刻情報保持部
41a、要求部41b、データ受付部41c及びユーザ
インタフェース41dからなる。各構成要素の機能を以
下に説明する。
【0027】時刻情報保持部41aは、ユーザインタフ
ェース41dから入力された時刻情報を保持する。要求
部41bは、ユーザインタフェース41dからデータの
名前と、データを取得すべき旨の指令が入力されたら、
そのデータのデータ取得要求をデータ中継装置50に対
して出力する。このとき、時刻情報保持部41a内に時
刻情報が保持されていなければ、現在の時刻を「reques
t-time: 」としてデータ取得要求に含める。逆に、時刻
情報保持部41a内に時刻情報が保持されていれば、時
刻情報保持部41aに保持されている時刻情報を「vers
ion-time: 」としてデータ取得要求に含める。
【0028】また、要求部41bは、表示装置43に表
示されているデータのリンク情報が指定された場合にお
いて、時刻情報保持部41a内に時刻情報が保持されて
いなければ、現在の時刻を「request-time: 」としてデ
ータ取得要求に含める。逆に、時刻情報保持部41a内
に時刻情報が保持されていれば、時刻情報保持部41a
に保持されている時刻情報を「version-time: 」として
データ取得要求に含めるとともに、検索方法の指定もデ
ータ取得要求に含める。検索方法としては、例えば、指
定した時刻情報よりも後の時刻情報が付加されているデ
ータを検索すべき旨の指定をする。
【0029】データ受付部41cは、データ取得要求に
応じてデータ中継装置50から送られたデータを受け取
る。ユーザインタフェース41dは、ユーザがWWWサ
ーバ61,63等にアクセスするため画面を表示装置4
3に表示する。そして、入力装置42からの入力に応じ
た情報や指令を時刻情報保持部41aや要求部41bに
伝えるとともに、データ受付部41cが受け取ったデー
タの内容を表示装置43の画面に表示する。
【0030】データ中継装置50は、次のような要素か
ら構成されている。要求解析部51は、ホスト40から
のデータ取得要求がデータの中継要求か、履歴情報の取
得要求かを判断する。データ取得要求に「request-tim
e: 」による時刻情報が含まれていれば、それはデータ
の中継要求であり、データ取得要求に「version-time:
」による時刻情報が含まれていれば、それは履歴情報
の取得要求である。データ取得要求がデータの中継要求
であれば、データ取得要求からデータの名前と「reques
t-time: 」で指定された時刻情報とを抽出する。抽出し
たデータの名前はデータ要求部52と履歴管理部54と
に渡し、時刻情報は履歴管理部54に渡す。
【0031】また、データ取得要求が履歴情報の取得要
求であれば、要求解析部51は、データ取得要求からデ
ータの名前と「version-time: 」で指定された時刻情報
とを抽出する。この時、データ取得要求に検索方法の指
定情報が含まれていれば、その検索方法の指定情報も抽
出する。データ取得要求が履歴情報の取得要求の場合に
は、抽出した情報はすべて履歴管理部に渡す。
【0032】データ要求部52は、データ取得要求がデ
ータの中継要求の場合に、要求解析部51が抽出したデ
ータの名前を受け取る。データの名前が入力されると、
名前解析部53に対してデータの名前を入力する。そし
て、名前解析部53から返された識別子に対応するWW
Wサーバに対して要求解析部51が抽出したデータの名
前に対応するデータを要求し、サーバからのデータを受
け取る。受け取ったデータは、履歴管理部54に渡す。
【0033】名前解析部53は、データ要求部52から
入力されたデータの名前を解析して、その名前に対応す
るデータを要求すべきサーバの識別子(IPアドレス)
を返す。
【0034】履歴管理部54は、データ取得要求がデー
タの中継要求の場合には、データ要求部52が受け取っ
たデータを、データの名前、データの内容、及びデータ
取得要求に含まれていた時刻情報とを対応づけて、履歴
情報として履歴保持部55に格納する。そして、履歴管
理部54は、データ要求部52が受け取ったデータを出
力データとする。
【0035】また、履歴管理部54は、データ取得要求
が履歴情報の取得要求の場合は、履歴保持部55に保持
されているデータの中からデータ取得要求が示す、デー
タの名前と時刻情報とに適合する履歴情報を検索し、検
索結果を出力データとする。このとき、検索方法の指定
があれば、指定された検索方法によりデータを検索す
る。
【0036】履歴保持部55は、データ中継装置50が
中継したデータの名前、データの内容、及びデータ取得
要求とともにクライアント41から送られた時刻情報を
対応づけて履歴情報として保持する。
【0037】出力部56は、履歴管理部54が特定した
出力データの内容を、クライアントに出力する。WWW
サーバ61、63は、データ62,64を保持、管理し
ている。ここで、データ62,64の内容をそれぞれ
「P1」、「P2」とする。また、データ62の名前を
「url1」、データ64の名前を「url2」とす
る。
【0038】次に、このような構成のシステムにおい
て、ホスト40を使用するユーザが、WWWサーバ61
が保持している「url1」という名前のデータ62を
参照する場合について説明する。
【0039】最初に、ユーザがデータの名前に対応する
現在のデータ62を閲覧する手順について説明する。ユ
ーザは、「url1」に対応するデータ62を閲覧する
ために、クライアント41から、データ取得要求をデー
タ中継装置50に送信する。それには、クライアント4
1のユーザインタフェース41dが表示する画面内でに
「url1」の入力を行う。
【0040】図3は、クライアントの画面例を示す図で
ある。この画面70の上部には、「url:」と表記さ
れたURL入力用のテキストボックス71と、「dat
e:」と表記された閲覧時刻入力用のテキストボックス
72とが設けられている。2つのテキストボックス7
1,72の右には「open」と表記されたボタン73
が用意されている。このボタン73を押すことで、テキ
ストボックス71で指定したデータを取得すべき旨の指
令を、要求部41bへ出力することができる。テキスト
ボックス72の下には、内容表示部74が設けられてお
り、データ中継装置50を介して取得したデータの内容
が表示される。
【0041】ここで、サーバ61に格納されているデー
タ62を閲覧しようとするユーザは、テキストボックス
71に「url1」と入力し、「open」のボタン7
3を押す。なお、ここでは過去のデータを再閲覧するの
ではなく、現在のデータを閲覧する手順を説明している
ので、「Date:」に対応するテキストボックス72
は空欄のままにしておく。
【0042】このような入力を行うことにより、ユーザ
インタフェース41dから要求部41bへ、「url
1」の名前のデータを取得すべき旨の指令が出される。
すると、要求部41bからデータ中継装置50に対して
データ取得要求が出力される。
【0043】図4は、現在のデータを取得するためのデ
ータ取得要求を示す図である。このデータ取得要求81
は、クライアント41がHTTP(Hyper Text Transfer
Protocol)によって送信するヘッダ情報である。このヘ
ッダ情報の1行目は、「url1」のデータをHTTP
のバージョン1.1によって取得する旨を示している。
2行目の「request-time: 」は、要求部41bがデータ
取得要求を送信した時刻「T11」を表している。
【0044】データ取得要求を受け取ったデータ中継装
置50では、要求解析部51がデータ取得要求の内容を
解析する。図4に示したように、今回のデータ取得要求
には「request-time: 」による時刻情報が含まれている
ため、データの中継要求であることがわかる。そこで、
データの名前「url1」がデータ要求部52と履歴管
理部54に渡され、時刻情報T11が履歴管理部54に
渡される。
【0045】データ要求部52は、受け取ったデータの
名前を名前解析部53に渡す。すると、名前解析部53
でデータの名前が解析され、そのデータを有しているW
WWサーバ61の識別子がデータ要求部52に返され
る。この識別子を用いて、データ要求部52からWWW
サーバ61に対してデータ62の要求が出力される。そ
の結果、WWWサーバ61からデータ62が返される。
【0046】図5は、サーバに格納されているデータの
例を示す図である。この例では、データ62はHTML
で記述されいる。このデータ62の中には、アンカータ
グ61aによって、リンク先が設定されている。そのリ
ンク先のURLは、「url2」である。
【0047】データ62を受け取ったデータ要求部52
は、そのデータ62を履歴管理部54に渡す。履歴管理
部54は、要求解析部51から受け取ったデータの名前
「url1」と時刻情報「T11」とに、データ要求部
52から受け取ったデータ62の内容「P1」を関連付
けて、履歴保持部55に格納する。そして、出力部56
がデータ62をクライアント41に返す。クライアント
41のデータ受付部41cがデータ中継装置50からの
データ62を受け取り、ユーザインタフェース41dに
渡す。ユーザインタフェース41dは、データ62の内
容を表示装置43の画面に表示する。
【0048】図6は、データが表示されたクライアント
の画面を示す図である。この時の画面70の内容表示部
74には、図5のデータ62の内容が表示されている。
この例では、「次のページ」と表示されたアンカー74
aにリンク先が定義されている。
【0049】そこで、データ62を閲覧したユーザは、
次にこのデータ62に含まれる「次のページ」と表示さ
れたアンカー74aを選択する。すると、ユーザインタ
フェース41dから要求部41bへ、アンカー74aに
対応したデータ64を取得すべき旨の指令が送られる。
すると、要求部41bがデータ64のデータ取得要求を
データ中継装置50に送信する。
【0050】図7は、リンク先を指定したデータ取得要
求を示す図である。このデータ取得要求82は、クライ
アント41がHTTPによって送信するヘッダ情報であ
る。このヘッダ情報の1行目は、「url2」のデータ
をHTTPによって取得する旨を示している。2行目の
「request-time: 」は、要求部41bがデータ取得要求
を送信した時刻「T12」を表す。
【0051】このデータ取得要求を受け取ったデータ中
継装置50は、「url2」に対応するデータ64をW
WWサーバ63から受け取り、受け取ったデータ64を
クライアント41へ返す。なお、この際のデータ中継装
置50での処理内容は、データ62を中継した場合と同
様である。データ中継装置50がデータ64を中継した
ことにより、履歴保持部55には、時刻情報「T1
2」、データの名前「url2」及びデータ64が関連
付けて保持される。
【0052】そして、データ62を取得した場合と同様
に、ユーザインタフェース41dにより、表示装置43
の画面に「url2」に対応するデータ64の内容が表
示される。
【0053】図8は、リンク先のデータの内容を表示す
る画面を示す図である。この画面70では、「url:」に
対応するテキストボックス71には、このデータに対応
するデータの名前である「url2」が表示されてい
る。そして、内容表示部74に、データ64の内容が表
示されている。
【0054】これまで説明した手順を簡単にまとめる
と、以下のようになる。図9は、WWWサーバからのデ
ータ取得手順を示す図である。 [S1]ユーザがクライアント41へデータの名前を入
力すると、要求部41bにより、データ中継装置50に
対して、時刻情報「T11」とデータの名前「url
1」とが、要求として送られる。 [S2]データ中継装置50では、要求解析部51が受
け取ったデータの名前の内容を解析し、データの中継要
求であることがわかる。そこで、WWWサーバ61に対
してデータ62を要求する。 [S3]WWWサーバ61が、要求された「P1」の内
容のデータ62をデータ中継装置50へ返す。 [S4]データ中継装置50では、WWWサーバ61か
ら送られたデータ62をデータ要求部52が受け取り、
履歴管理部54に渡す。すると、履歴管理部54が、受
け取ったデータ62にデータの名前「url1」と時刻
情報「T11」とを対応づけ、履歴保持部55に格納す
る。 [S5]データ中継装置50の出力部56が、データ6
2を履歴管理部54から受け取り、そのデータ62をホ
スト40内のクライアント41へ供給する。供給された
データ62の内容は、クライアント41の画面に表示さ
れる。 [S6]クライアント41の画面70でアンカー74a
の部分が押されると、クライアント41からデータ中継
装置50に対して、時刻T12とデータの名前「url
2」とが、データ取得要求として送られる。 [S7]データ中継装置50において、要求解析部51
が受け取ったデータの名前の内容を解析し、データの中
継要求であることがわかる。そこで、WWWサーバ63
に対してデータ64を要求する。 [S8]WWWサーバ63が、要求された「P2」の内
容のデータ64をデータ中継装置50へ返す。 [S9]データ中継装置50では、WWWサーバ63か
ら送られたデータ64をデータ要求部52が受け取り、
履歴管理部54に渡す。すると、履歴管理部54は、受
け取ったデータ64に、データの名前「url2」と時
刻情報「T12」とを対応づけ、履歴保持部55に格納
する。 [S10]データ中継装置50の出力部56が、データ
64を履歴管理部54から受け取り、そのデータ64を
ホスト40内のクライアント41へ供給する。供給され
たデータ64の内容は、クライアント41の画面に表示
される。
【0055】以上のような処理が行われた時、履歴保持
部55に保持されるデータは以下のようになる。図10
は、履歴保持部55に保持されるデータを示す図であ
る。図に示すように、履歴保持部55には「データの名
前」、「データ」、及び「閲覧時刻」の欄が設けられて
いる。「データの名前」には、中継したデータの名前が
格納されている。「データ」には、中継したデータの内
容が、データの名前に対応づけて格納されている。「閲
覧時刻」には、データを中継した際にデータ取得要求に
含まれていた時刻情報が、データの名前に対応づけて格
納されている。
【0056】なお、本実施の形態では、クライアント4
1が送信した時刻情報を、データの名前やデータの内容
と関連付ける閲覧時刻として履歴保持部55で保持する
例について説明したが、他の時刻情報を履歴情報と関連
付けて保持するようにしても良い。
【0057】例えば、データ中継装置50がデータ中継
を行った時刻の時刻情報を閲覧時刻として保持するよう
にしても良い。また、WWWサーバ61,63から返さ
れる時刻情報を閲覧時刻として履歴情報と関連付けて保
持するようにしても良い。
【0058】次に、時刻「T12」より後の時刻「T2
1」において、ユーザが時刻「T11」に閲覧したデー
タ62を再閲覧する場合について説明する。ユーザは、
時刻「T11」に閲覧した「url1」に対応するデー
タ62を再閲覧するために、クライアント41から、履
歴情報のデータ取得要求をデータ中継装置50に送信す
る。この時のクライアント41の画面例を以下に示す。
【0059】図11は、履歴情報の取得要求入力時の画
面を示す図である。このとき、ユーザは、時刻「T1
1」に閲覧した「url1」に対応するデータ62を再
閲覧するために、「url:」に対応するテキストボックス
71にデータの名前「url1」を入力し、「date: 」
に対応するテキストボックス72に時刻情報「T11」
を入力する。テキストボックス72に入力された時刻情
報「T11」は、すぐに時刻情報保持部41aに送ら
れ、時刻情報保持部41aで保持される。ユーザはデー
タの名前「url1」と時刻情報「T11」とを入力し
た後、「open」のボタン73を押す。これにより、ユー
ザインタフェース41dから要求部41bへ、データの
名前が「url1」であるデータを取得すべき旨の指令
が出される。ここでは、時刻情報保持部41aに時刻情
報「T11」が保持されていることで、要求部41bは
ユーザが履歴情報の取得要求の送信を要求していること
がわかる。
【0060】このとき、要求部41bが送信する履歴情
報のデータ取得要求は、以下のものである。図12は、
履歴情報のデータ取得要求を示す図である。このデータ
取得要求83は、クライアントがHTTPによって送信
するヘッダ情報を表している。このヘッダ情報では、1
行目は図4と同じであるが、2行目では「version-tim
e: 」により履歴情報を指定するための時刻情報が表さ
れている。
【0061】このデータ取得要求を受け取ったデータ中
継装置50では、要求解析部51が、ヘッダ情報に「ve
rsion-time: 」が含まれていることから、履歴情報の取
得要求であると判断し、データの名前「url1」と時
刻情報「T11」を履歴管理部に渡す。履歴管理部54
では、履歴保持部55から、データの名前と閲覧時刻が
一致するデータ62を検索し、抽出する。抽出したデー
タ62を出力部56がクライアント41へ送信する。そ
のデータ62は、データ受付部41cで受け取られ、ユ
ーザインタフェース41dにより表示装置43の画面に
表示される。
【0062】なお、この例では、クライアント41が送
信した時刻情報に対応するデータを履歴保持部55が保
持する場合について説明したが、送信した時刻情報に対
応するデータを履歴保持部55が保持しない場合も考え
られる。その場合は、クライアント41が送信した時刻
情報に近いデータを返すようにしても良い。また、その
データを返すときに、そのデータとともにそのデータの
閲覧時刻として関連付けられている時刻情報をクライア
ント41に返すようにしても良い。この場合、時刻情報
を返されたクライアント41では、データ受付部41c
が、その時刻情報を時刻情報保持部41aに入力する。
この例では、「date: 」に対応するテキストボックス7
2にデータ中継装置50から返された閲覧時刻を表示す
るようにしても良い。
【0063】データ中継装置50から過去に閲覧したデ
ータを受け取ったときのクライアント41の画面例を以
下に示す。図13は、過去に閲覧したデータの再閲覧画
面を示す図である。この画面では、内容表示部74にデ
ータ62の内容が表示されている。そして、「date: 」
に対応するテキストボックス72に「T11」が表示さ
れているので、このページが過去の時刻T11に閲覧し
た内容であることがわかる。
【0064】次にユーザは、このデータに含まれる「次
のページ」というアンカー74aを選択する。このアン
カー74aには「url2」が対応している。そこでユ
ーザインタフェース41dから要求部41bにリンク先
のデータの名前「url2」と、リンク先のデータを取
得すべき旨の指令が送られる。要求部41bは、リンク
先のデータの取得であること、及び時刻情報保持部41
aに時刻情報「T11」が格納されていることから、時
刻情報と検索方法の指定とを含んだデータ取得要求をデ
ータ中継装置50に送信する。
【0065】図14は、再閲覧時のリンク先を指定した
データ取得要求を示す図である。このデータ取得要求8
4は、クライアント41がHTTPによって送信するヘ
ッダ情報である。ここで、「search-direction:forwar
d」は、「version-time: 」で指定した時刻情報より後
に閲覧したデータを検索することを表す。ここでは、時
刻情報保持部41aには時刻「T11」が保持されてい
るので、この要求では、「version-time: 」に「T1
1」が指定されている。時刻情報「T11」は、ユーザ
がデータの名前「url1」に対応するデータ62を閲
覧した時刻なので、検索方法を「search-direction:for
ward」と指定することにより、その時刻より後に閲覧し
た「url2」に対応するデータを履歴保持部55が保
持するデータから検索することになる。
【0066】この要求を受け取ったデータ中継装置50
は、要求解析部51が要求を解析し、履歴保持部55内
のデータの要求であると判断し、データの名前、時刻情
報、及び検索方法の指定内容を、履歴管理部54へ送
る。すると、履歴管理部54がデータの名前が「url
2」であるデータのかなで、時刻「T11」以降に閲覧
したデータを検索する。図10より時刻「T12」に閲
覧したデータ64が該当するので、出力部56がデータ
64をクライアント41に返す。
【0067】クライアント41では、データ受付部41
cがデータ64を受け取り、そのデータ64をユーザイ
ンタフェース41dが表示装置43の画面に表示する。
このようにして、再閲覧したデータに含まれるリンク先
のデータを閲覧する場合も、過去に閲覧した状態と同じ
状態でのデータの閲覧が可能になる。
【0068】なお、上記の処理機能は、コンピュータに
よって実現することができる。その場合、情報端末装置
として機能しているホストやデータ中継装置が有すべき
機能の処理内容は、コンピュータで読み取り可能な記録
媒体に記録されたプログラムに記述させておく。そし
て、このプログラムをコンピュータで実行することによ
り、上記処理がコンピュータで実現される。コンピュー
タで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置や
半導体メモリ等がある。市場を流通させる場合には、C
D−ROM(Compact Disk Read Only Memory) やフロッ
ピーディスク等の可搬型記録媒体にプログラムを格納し
て流通させたり、ネットワークを介して接続されたコン
ピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを通
じて他のコンピュータに転送することもできる。コンピ
ュータで実行する際には、コンピュータ内のハードディ
スク装置等にプログラムを格納しておき、メインメモリ
にロードして実行する。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように本発明の情報端末装
置では、時刻情報保持手段に時刻情報が保持されている
場合には、時刻情報保持手段に保持されている時刻情報
を指定したデータ取得要求を出力するようにしため、デ
ータ中継装置に格納されている履歴情報から取得したデ
ータを閲覧中に、そのデータ内のリンク情報を指定すれ
ば、閲覧しているデータを取得した際の時刻情報と同じ
時刻情報を付加して、リンク先のデータのデータ取得要
求を出力することができる。その結果、過去に閲覧した
ときと同じようにリンクを辿れば、リンク先のデータも
含めて、過去に閲覧したときと同じ情報を閲覧すること
がきる。
【0070】また、本発明の情報閲覧プログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体では、時刻情
報保持手段に時刻情報が保持されている場合には、時刻
情報保持手段に保持されている時刻情報を指定したデー
タ取得要求を出力するようなプログラムが記録されてい
るため、この情報閲覧プログラムをコンピュータに実行
させれば、データ中継装置に格納されている履歴情報か
ら取得したデータを閲覧中に、そのデータ内のリンク情
報を指定すれば、閲覧しているデータを取得した際の時
刻情報と同じ時刻情報を付加して、リンク先のデータの
データ取得要求を出力するような処理をコンピュータで
行うことができる。その結果、コンピュータを用いて、
過去に閲覧したときと同じようにリンクを辿れば、リン
ク先のデータも含めて、過去に閲覧したときと同じ情報
を閲覧することがきる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の実施の形態のシステム構成図である。
【図3】クライアントの画面例を示す図である。
【図4】現在のデータを取得するためのデータ取得要求
を示す図である。
【図5】サーバに格納されているデータの例を示す図で
ある。
【図6】データが表示されたクライアントの画面を示す
図である。
【図7】リンク先を指定したデータ取得要求を示す図で
ある。
【図8】リンク先のデータの内容を表示する画面を示す
図である。
【図9】WWWサーバからのデータ取得手順を示す図で
ある。
【図10】履歴保持部55に保持されるデータを示す図
である。
【図11】履歴情報の取得要求入力時の画面を示す図で
ある。
【図12】履歴情報のデータ取得要求を示す図である。
【図13】過去に閲覧したデータの再閲覧画面を示す図
である。
【図14】再閲覧時のリンク先を指定したデータ取得要
求を示す図である。
【符号の説明】
10 情報端末装置 11 時刻情報保持手段 12 要求手段 13 データ受付手段 14 表示手段 15 表示装置 20 データ中継手段 21 履歴情報

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバとの間でデータの中継を行うとと
    もに、中継したデータ、データの名前及び時刻情報を対
    応づけて履歴情報として管理しており、データの名前と
    時刻情報とを含むデータ取得要求に応じて、履歴情報内
    の該当するデータを検索し、検出されたデータを送り返
    すデータ中継装置を経由して、ネットワークを介して接
    続されたサーバ上のデータにアクセスする情報端末装置
    において、 入力された時刻情報を保持する時刻情報保持手段と、 入力されたデータの名前に対応するデータにアクセスす
    る場合に、前記時刻情報保持手段に時刻情報が保持され
    ていなければ、データの名前を指定したデータ取得要求
    を前記データ中継装置に対して出力し、前記時刻情報保
    持手段に時刻情報が保持されていれば、データの名前と
    前記時刻情報保持手段が保持する時刻情報とを指定した
    データ取得要求を出力し、表示装置の画面に表示された
    データに含まれるリンク情報にアクセスする場合に、前
    記時刻情報保持手段に時刻情報が保持されていなけれ
    ば、リンク情報に対応するデータの名前を指定したデー
    タ取得要求を前記データ中継装置に対して出力し、前記
    時刻情報保持手段に時刻情報が保持されていれば、リン
    ク情報に対応するデータの名前と前記時刻情報保持手段
    が保持する時刻情報とを指定したデータ取得要求を出力
    する要求手段と、 前記要求手段が出力したデータ取得要求に応じて前記デ
    ータ中継装置から送られたデータを受け取るデータ受付
    手段と、 前記データ受付手段が受け取ったデータを表示装置の画
    面に表示する表示手段と、 を有することを特徴とする情報端末装置。
  2. 【請求項2】 前記データ受付手段は、前記要求手段が
    データの名前と前記時刻情報保持手段が保持する時刻情
    報とを指定したデータ取得要求を出力した場合に、前記
    データ取得要求に応じて前記データ中継装置から送られ
    たデータに時刻情報が付加されていたら、前記データ中
    継装置から送られた時刻情報を前記時刻情報保持手段に
    入力することを特徴とする請求項1記載の情報端末装
    置。
  3. 【請求項3】 前記要求手段は、表示装置の画面に表示
    されたデータに含まれるリンク情報にアクセスする場合
    に、前記時刻情報保持手段に時刻情報が保持されていれ
    ば、リンク情報に対応するデータの名前、前記時刻情報
    保持手段が保持する時刻情報、及びデータの検索方法を
    指定したデータ取得要求を出力することを特徴とする請
    求項1記載の情報端末装置。
  4. 【請求項4】 前記要求手段は、前記データ取得要求に
    含ませるデータの検索方法として、データの名前が一致
    し、指定した時刻情報より遅い時刻が対応づけられてい
    るデータを該当データとすべき旨の指令を、前記データ
    取得要求に含ませることを特徴とする請求項1記載の情
    報端末装置。
  5. 【請求項5】 サーバとの間でデータの中継を行うとと
    もに、中継したデータ、データの名前及び時刻情報を対
    応づけて履歴情報として管理しており、データの名前と
    時刻情報とを含むデータ取得要求に応じて,履歴情報内
    の該当するデータを送り返すデータ中継装置を経由し
    て、ネットワークを介して接続されたサーバ上のデータ
    にアクセスするための情報閲覧プログラムを記録したコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体において、 入力された時刻情報を保持する時刻情報保持手段、 入力されたデータの名前に対応するデータにアクセスす
    る場合に、前記時刻情報保持手段に時刻情報が保持され
    ていなければ、データの名前を指定したデータ取得要求
    を前記データ中継装置に対して出力し、前記時刻情報保
    持手段に時刻情報が保持されていれば、データの名前と
    前記時刻情報保持手段が保持する時刻情報を指定したデ
    ータ取得要求を出力し、表示装置の画面に表示されたデ
    ータに含まれるリンク情報にアクセスする場合に、前記
    時刻情報保持手段に時刻情報が保持されていなければ、
    リンク情報に対応するデータの名前を指定したデータ取
    得要求を前記データ中継装置に対して出力し、前記時刻
    情報保持手段に時刻情報が保持されていれば、リンク情
    報に対応するデータの名前と前記時刻情報保持手段が保
    持する時刻情報とを指定したデータ取得要求を出力する
    要求手段と、 前記要求手段が出力したデータ取得要求に応じて前記デ
    ータ中継装置から送られたデータを受け取るデータ受付
    手段、 前記データ受付手段が受け取ったデータを表示装置の画
    面に表示する表示手段、 としてコンピュータを機能させるための情報閲覧プログ
    ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP9327843A 1997-11-28 1997-11-28 情報端末装置及び情報閲覧プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Pending JPH11161540A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9327843A JPH11161540A (ja) 1997-11-28 1997-11-28 情報端末装置及び情報閲覧プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP (1) JPH11161540A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006350829A (ja) * 2005-06-17 2006-12-28 Nec Corp ファイルバージョン管理装置及び方法とプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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