JPH11161522A - ユーザ利用状況出力システムおよび出力方法並びに管理システム - Google Patents

ユーザ利用状況出力システムおよび出力方法並びに管理システム

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JPH11161522A
JPH11161522A JP9323002A JP32300297A JPH11161522A JP H11161522 A JPH11161522 A JP H11161522A JP 9323002 A JP9323002 A JP 9323002A JP 32300297 A JP32300297 A JP 32300297A JP H11161522 A JPH11161522 A JP H11161522A
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JP
Japan
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data
user
server
log data
time
Prior art date
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JP9323002A
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English (en)
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Masamichi Rokusha
正道 六車
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】データベース用サーバの膨大なログデータを利
用して、専用のサーバを準備することなく、ユーザの利
用状況を把握、管理できる手段を提供する。 【解決手段】サーバのログデータをパソコンなどの処理
装置にダウンロードし、そのデータの有効先頭部からの
距離とデータ中のスペースを組み合わせて判断しユーザ
IDを抽出する。同様にデータの受信時刻や送信時刻、
またデータの種別を抽出する。これから、利用時間や出
力件数を算出する。これをユーザごとに一日分を合計し
て月ごとのテーブルに集計する。また利用者名や所属部
署名をもつ別のファイルのデータを加えて処理し、部課
別、事業所別のマクロな利用データ表を作る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーバに特許など
の文書データが蓄積され、ネットワークを通じてユーザ
からの要求に応じて情報検索されるシステムで使用され
るユーザ利用状況出力システムおよびその管理を行うシ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】サーバに特許、図書などの文書データが
蓄積され、ネットワークを通じてユーザからの要求に応
じて情報検索を実行し、また要求に応じてデータをユー
ザに送信し、ユーザにおいて受信データを表示やプリン
トするシステムが知られている。
【0003】このシステムのユーザの利用状況を把握す
るためには、ユーザ毎に接続開始から切断までの時間
と、その間に出力した特許公報の件数などをカウントす
ることが行われる。従来はこのカウントを行うのに専用
のサーバが使用されてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】専用のサーバを利用し
てユーザ利用状況を把握し、出力することはコストを高
くするものであり、新たな設置スペースをも必要とし
た。
【0005】また、このようなサーバではユーザID(I
dentification)ごとの管理は行えても、多くのユーザの
うち同じ部課の集計とか事業所ごとの集計など、ユーザ
独特の観点での出力・管理は別途行う必要があった。
【0006】このため、解決手段として時系列に保存さ
れているログデータを使用することが考えられる。
【0007】この場合、サーバに蓄積されたログデータ
は、本来サーバシステムのトラブル対策用として、外部
との信号のやりとりのすべてのケースにおいて、データ
種別などの概略の情報を残しているものである。このデ
ータ内容は簡単なものであるが、刻一刻の送受信のすべ
てのタイミングを記録するので膨大な量になる。たとえ
ば数百人の利用において、1日分のログデータは数10
0Mバイトにもなり、その取扱いは容易ではない。
【0008】そこで本発明は、時系列に保存されている
ログデータを使用し、ログデータを効率よく処理してユ
ーザの利用状況を安価にして確実に把握して出力・管理
を行うことのできるシステムを提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、サーバの稼働
データであるログデータを利用して、ユーザの利用状況
を把握することのできる簡便な手段によって前記課題を
解決するものである。
【0010】そこで本発明は、時系列に保存されている
ログデータを次の手順により効率よく処理して、ユーザ
の利用状況を把握するに好適な各種のデータを作成し、
利用するものである。
【0011】(1)ユーザIDごとの利用状況のデータ
抽出 ログデータは、ユーザID、1セッション中のデータ交
換の回数、時刻、交換データの種別に関する事項よりな
る。そのログデータをユーザID順にサーバから取り出
し、開始時刻と終了時刻、その間の出力件数のデータに
作り直す。しかしこのデータは何らかの理由で、あるべ
き開始時刻や終了時刻、その他の項目が保存されていな
いケースや、データの一部が欠落したり不要なものが紛
れ込んでいることがある。また、通信事情その他の理由
で、同一番号データの送信を短時間に複数回行うことが
あるが、これは正しい出力件数にするために削除処理を
行う。従って、これらに対処できる機能を持たせる。
【0012】(2)次に(1)のデータを使って、各ユ
ーザの毎日の利用データを1カ月分蓄積する。
【0013】(3)その後(2)のデータを使って、部
課別の利用合計データを整理する。
【0014】(4)その後(3)のデータを使って、事
業所別の利用合計データを作成する。
【0015】(5)また(1)のデータを使って各時刻
ごとの同時利用者数に関するデータを作成する (6)次に(2)のデータに単価を掛け合わして料金を
算出する。
【0016】以上の処理ではユーザIDは個人ユーザを
想定しているが、当然のことであるが、部署別のユーザ
IDや企業ごとのユーザIDの場合も類似のものとして
処理可能である。
【0017】本発明は、具体的には次に掲げるシステム
および方法を提供する。
【0018】本発明は、サーバに蓄積してあるデータ
を、ユーザがネットワークを通じて出力して利用するシ
ステムで使用されるユーザ利用状況出力システムにおい
て、前記サーバの送受信を記録しているログデータを該
サーバからその外に転送する手段と、前記ログデータを
ユーザID順にソートする手段と、ソートされ、転送さ
れたログデータからユーザごとのデータ送受信の年月
日、時刻、データ種別などの利用状況を抽出処理して、
少なくともユーザごとの利用時間または利用回数および
データ出力件数を算出し、出力する処理手段とを備えた
ことを特徴とするユーザ利用状況出力システムを提供す
る。この場合に、ログデータは、転送前または転送後に
ユーザID順にソートされるものとする。
【0019】好ましくは、前記処理装置は、ユーザの所
属部署別にその利用時間または利用回数およびデータ出
力件数を算出し、出力する。
【0020】本発明は、サーバに蓄積してあるデータ
を、ユーザがネットワークを通じて出力して利用するシ
ステムで使用されるユーザ利用状況出力方法において、
前記サーバの送受信を記録しているログデータを該サー
バからその外に転送するステップ、前記ログデータをユ
ーザID順にソートするステップ、ソートされ、転送さ
れたログデータからユーザごとのデータ送受信の年月
日、時刻、データ種別などの利用状況を抽出処理するス
テップ、少なくともユーザごとの利用時間または利用回
数およびデータ出力件数を算出するステップ、および算
出されたデータを画面に表示するステップとを有するこ
とを特徴とするユーザ利用状況出力方法を提供する。
【0021】本発明は、サーバに蓄積してあるデータを
ユーザがネットワークを通じて出力して利用するシステ
ムで使用されるユーザ利用状況管理システムにおいて、
前記サーバの送受信を記録しているログデータを該サー
バからその外に転送する手段と、前記ログデータをユー
ザID順にソートする手段と、ソートされ、転送された
ログデータからユーザごとのデータ送受信の年月日、時
刻、データ種別などの利用状況を抽出処理して、ユーザ
ごとおよびデータ種別ごとの利用時間または利用回数と
データ種別ごとに設定した単価を掛け合わして、利用時
間または回数に対応した料金およびデータ出力件数を算
出し、出力する処理手段とを備えたことを特徴とするユ
ーザ利用状況管理システムを提供する。
【0022】好ましくは、前記処理装置は、ユーザの所
属部署別にその利用時間または利用回数とデータ種別ご
とに設定した単価を掛け合わして利用時間または利用回
数に対応した料金およびデータ出力件数を算出し、出力
する。
【0023】本発明は、サーバに蓄積してあるデータを
ユーザがネットワークを通じて出力して利用するシステ
ムで使用されるユーザ利用状況出力システムの記録媒体
において、前記サーバの送受信を記録しているログデー
タを該サーバから外に転送せしめ、転送されたログデー
タからユーザのIDおよびデータ送受信の年月日、時
刻、データ種別を抽出せしめ、少なくともユーザごとの
利用時間または利用回数およびデータ出力件数を算出せ
しめることを実現せしめるためのプログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
【0024】本発明は、サーバに蓄積してあるデータ
を、ユーザがネットワークを通じて出力して利用するシ
ステムで使用されるユーザ利用状況表示装置において、
前記サーバの送受信を記録しているログデータを該サー
バからその外に転送する手段と、前記ログデータをユー
ザID順にソートする手段と、ユーザごとのデータ送受
信の年月日、時刻、データ種別を表示する表示画面と、
データ種別ごとの利用時間、利用件数、およびデータ出
力件数を表示する画面とを有することを特徴とするユー
ザ利用状況表示装置を提供する。
【0025】ここで、「ユーザごとの」とは、一つのユ
ーザは、複数の利用することは当然考えられるので、ま
ず利用ごとのデータを出すことおよびそれを総計した場
合のいずれまたはその双方を含む概念である。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる一実施例を
図面に基づいて説明する。
【0027】図1は、本発明の実施例の構成を示すシス
テム図である。図において、この実施例は、ログデータ
の処理部1とユーザ管理部2を有している。ログデータ
の処理部1に関連して検索サーバ3(以下サーバとい
う)、事業所、部課名、氏名を含むユーザID台帳4を
有し、ユーザ管理部2に関連してデータ種別ごとの単価
を記録した管理台帳を有している。
【0028】サーバ3には、ネットワーク7を通じてユ
ーザが利用するデータが蓄積される。そのデータの例と
しては特許公報に関連した特許情報、図書に関連した図
書情報その他のビジネス情報を格納する文書データがあ
る。
【0029】まず、集計しようとする日付を指定して、
サーバ3からここに格納されたユーザIDごとにソート
されたログデータ5をログデータ11として取り込みを
行う(ログデータ転送機能)。この機能は、通信回線1
2を介してつながっているパソコンなどの処理装置10
が備えており、転送されたログデータはこの処理装置1
0に保存される(ログデータ保存機能)。ログデータを
使用してユーザのユーザIDおよびデータ送受信の年月
日、時刻、データ種別を抽出処理することが行われる。
その結果、利用開始から利用終了までの各セッションご
とのデータ,ユーザIDごとのデータ13が形成され
る。これを使用して同時刻利用者数14が把握される。
ユーザ台帳4からのユーザID、ユーザの事業所、部課
名、氏名などの情報を前述したデータ13に組み合わせ
て、ユーザID別月間利用状況15が把握される。次い
で、部課順にソート16されて、部課ごとの月間利用状
況17、事業所ごとの月間利用状況18が把握される。
ここでは、ユーザIDの上位の概念である部課、事業所
等を部署として表現しておく。
【0030】これらの利用状況は、コード利用状況とし
て出力される。ユーザ管理部2では更にこれらの出力値
を利用して次のようなユーザ管理を行う。すなわち、前
述した出力値と管理台帳6で記憶するデータ種別ごとの
単価に応じて、ユーザID別月間料金状況21が算出・
把握される。また、ユーザの部署ごとの月間料金状況2
2が算出・把握される。データ種別に対応した数の単価
が設定されてもよいし、ビジネスの形体によっては統一
した単価が使用されてもよい。この図にあっては「月
別」となっているが、「旬別」あるいは「2ヶ月別」で
あってもよいことは当然である。
【0031】図2は、図1のシステムの構成とほぼ同一
であるが、検索サーバ3には時刻順のログデータ5′が
格納され、このログデータは、ログデータ処理部5でロ
グデータのユーザIDによるソート5″される点で異な
ったシステムを示す。
【0032】(1)ユーザIDごとの利用状況データの
作成 図3は典型的なログデータの一部である。このデータに
は,以下のようなデータを含んでいるが、それだけでは
なく、この処理に関係のないいくつかのデータも含んで
いる。
【0033】イ)ユーザID ロ)1セッション中のデータ交換の回数 ハ)処理発生の時刻 ニ)データの種別に関する事項 上記において、イ)〜ロ)はすべてのデータに共通に付
いているが、ニ)データの種別には以下に示すように様
々の内容がある。
【0034】 a.利用開始の要求の受信 b.ユーザID送信要求の送信 c.ユーザIDの受信 d.パスワード送信要求の送信 e.パスワードの受信 f.ユーザ認証完了の送信 g.利用可能の送信 h.検索式の受信 i.回答件数の送信 j.出力指示の受信 k.1件目の要約の送信(2件目・・・,以下繰り返し) l. 〃 項目1 〃 m. 〃 項目2 〃 n. 〃 図面 〃 o. 〃 項目1の内容変更の受信 p. 〃 〃 変更内容の送信 q.画面の配置やサイズの変更要求の受信 r. 〃 変更内容の送信 s.プリント要求の受信 t. 〃 データの送信 u.終了宣言の受信 v.終了時刻の送信 これらのデータはユーザIDに関係なく、発生時刻順に
並んでいる。しがって、もし100人が同時に使ってい
るときは、100人分のユーザIDが入り乱れて、上記
のデータが並んでいる。そこで、ログデータをパソコン
に取り出すとき、ユーザID順にサーバから順次取り出
す。または、パソコンに取り出した後でユーザID順に
ソートしてもよい。図3はその実例を示すものである。
【0035】次にこのデータの処理について説明する。
まず、ユーザIDごとに開始時刻と終了時刻、その間の
出力件数のデータに作りなおす必要がある。このとき、
ログデータは、いわゆる”生データ”であり、論理的に
きれいなデータではない。つまり、何らかの理由で、あ
るべき開始時刻や終了時刻、その他の項目がが保存され
ていないことがある。また、1つのデータ中に不要なノ
イズデータを含んでいることがある。さらに、通信事情
のために同一番号データの送信を数回おこなうことがあ
るが、これにより出力件数が実際よりも多くカウントさ
れることもある。したがって、これらの事態に対処でき
るような機能をもった構成にする必要がある。
【0036】実際の処理にあたっては以下のように行
う。まず、1行のデータの有効な先頭を捉えるために一
定の文字列以前のデータを廃棄する。図3では、VB0012
3が定まった文字列であるので、それ以前のデータを削
除する。なお、このデータ処理のこれ以上の具体的方法
は、平均的な技術者においては十分周知のことであるの
で、ここにその詳細は記載しない。
【0037】ユーザIDはデータの先頭から一定の距離
にあるのでその距離と、またスペース文字で挟まれてい
るのでその組み合わせで抽出する。すなわち、一定距離
にスペースがあればそれを区切りとしてその次をIDの
1文字目とする。もし、信号の乱れなどによりスペース
がないときは、その5文字前からスペースを探し、10
文字以内にスペースがあればそれをIDの前のスペース
として、上と同じ処理をする。
【0038】「回数」データなども、同上の処理をおこ
なって抽出する。この回数と名づけたデータは、接続し
てから切断するまで各ユーザとサーバとの信号のやり取
りの回数である。したがって、最初は0001などの典
型的な数値であるので、そのデータの時刻をもって、そ
のユーザの利用開始時刻とする。しかし、そのデータが
欠落しているような場合、0001がなくて0002や
0003のデータが存在する場合がある。その時は、そ
れらのデータの時点で開始とみなし、開始時刻に収録す
る。0001が存在するべき時刻から数秒程度で000
2などのデータが発生するので実務的にはほとんど問題
はない。
【0039】利用開始以降、各種の処理の時刻はすべて
終了時刻の保存場所に上書きで保存する。これにより、
もし、終了処理が正確に行われなかったような場合に
も、保存している最後の処理の時刻を終了時刻として扱
うことが可能である。これは正確な終了時刻より前のデ
ータであるが、その差は小さいことが多く、実務的には
ほとんど問題ない。
【0040】出力件数の集計では、出力した件数を順次
集計しておき、終了時刻が確定したあとに、その数値を
準備した場所に保存する。特許データの場合には、公開
公報、登録公報(旧制度では公告公報)などがあり、そ
れぞれAAやPPなどのマークが付いているので、合計件数
と登録公報の件数に分けて集計する。また、それぞれ別
に集計することでもよい。なお、このとき伝送事情など
により、短時間に数回繰り返して同じデータを送信しな
おす場合がある。このため、約1秒以内に同じ番号のデ
ータを送信する場合には、集計しないようにする。
【0041】利用時間は、使用の開始時刻と終了時刻の
差として算出され、準備された場所に保存される。数分
から数時間にわたる1回の利用が、1行のデータに整理
される。なお、利用データはユーザIDでソートして出
力される。図4は、このようにして作った「ユーザID
ごとの利用状況データ」をプリントしたものである。例
えばID012348は,1997年6月1日に、午前
と午後の2回、表示された時間の利用と出力をしたこと
を示している。
【0042】(2)ユーザID別の月間利用状況 ユーザが安定的にシステムを使っているかどうか知るこ
とは特許管理上必要なことである。このため、長期間に
わたるユーザの利用状況の把握が必要である。そのため
に、1ヶ月を通しての各ユーザの利用状況を管理するテ
ーブルの作成が必要である。図5は横軸に1日から31
日を、また縦軸に全ユーザIDを設定し、それぞれ毎日
の合計の利用時間(分)と出力件数および登録公報の出
力件数を内数で示し、さらに一日の利用回数を示すよう
にしたものである。空白部分は使用しなかったことを示
している。
【0043】登録公報の出力件数のみを別途集計するの
は、登録公報は特許権の発生を知らせる重要な情報であ
り、それを読んだ利用者が特許権の付与はふさわしくな
いと判断したときには、異議申し立てをするべきもので
あるからである。
【0044】このデータは、図4「ユーザIDごとの利
用状況データ」を処理して作成する。処理の手順は以下
のとおりである。図4においてユーザIDは小さい順に
なっているので、1日目の処理においては、各ユーザご
との合計数値を順に置くだけでよい。なお、このとき、
別に準備されているユーザIDと所属事業所・部課名・
ユーザ名の入っているファイルからそれらのデータをコ
ピーし、各ユーザのデータの右部分に付け加える。
【0045】2日目以降の処理においては、すでに表中
にユーザIDがそのIDの日付にデータを書き込む。な
お、図中にない新たなIDの場合はその際IDの小さい
順に並べるために挿入処理を行う。また、図5では、毎
日の合計の利用時間と出力件数を算出しユーザごとの上
部に出し、またその処理日までの各ユーザの合計を算出
し右側に出すようにしてある。これにより、1ヶ月分の
利用状況が一目で分かるデータが容易に得られる。
【0046】(3)部課別の利用合計データの整理 利用状況は、ユーザ個人だけでなく所属別のマクロなデ
ータも必要とされる。ところが、サーバのログデータか
ら作った図5のデータはユーザID順ではあるが、所属
順にはなっていない。そこで、図5のデータを事業所・
部課名・ユーザ名の部分でソートし、そのデータをもと
に、事業所の各部課ごとの利用状況をまとめるようにし
た。その方法は、部課名が同じならば累積し、部課名が
変わればそれまでのデータをあらかじめ準備してある場
所に保存するものである。図6はこの処理結果である。
部課別の利用状況が一目瞭然に得られる。
【0047】(4)事業所別の利用合計データの作成 図7は、図6をもとにして、事業所の合計の利用状況を
まとめたものである。事業所名が同じなら累積し、事業
所名が変わればそれまでのデータをあらかじめ準備して
ある場所に保存する。図7はこの処理結果である。事業
所別の利用状況が得られる。
【0048】(5)時刻ごとの利用者数データの作成 データベースを運営するに当たっては、時間帯ごとの利
用者数を集計することも、大切なことである。図4の利
用状況データを使って、10分ごとに何人が接続してい
るか集計することにした。その方法は、測定すべき時刻
(例えば9:10など)に対し、各利用ごとの開始時刻
が小さく、終了時刻が大きいならば、そのユーザはその
時刻には接続していたものと判断した。図9はこのよう
にして集計したものである。時間帯によって利用者の増
減する状況を容易に知りうる。
【0049】(6)ユーザ管理データの作成 図8は、図5のユーザID別利用状況データを使って、
ユーザ別の料金を計算した例を示す。この例にあっては
ユーザ別としているが、これに加えて図6、図7の利用
状況データを使用して部署別の料金を集計し、管理の便
に供することができる。
【0050】なお、以上の説明においては、わかりやす
くするために一日ごとの処理として説明したが、必要に
応じて数日ごとに処理しても本発明の実施に何等の支障
はない。
【0051】(7)データ表示の例 図10はデータ表示の例を示す。ユーザごとのデータ送
受信の年月日、時刻、データ種別を表示する表示画面と
データ種別ごとの利用時間、利用件数、データ出力件数
およびユーザ所属部署を表示する表示画面にデータが表
示される。
【0052】この実施例にあっては、サーバに蓄積して
あるデータをユーザがネットワークを通じて出力して利
用するシステムで使用される、ユーザ利用状況出力シス
テムの記録媒体であって、前記サーバの送受信を記録し
ているログデータを該サーバから外に転送せしめ、転送
されたログデータからユーザのIDおよびデータ送受信
の年月日、時刻、データ種別を抽出せしめ、少なくとも
ユーザ毎の利用時間または利用回数およびデータ出力件
数を算出せしめることを実現せしめるためのプログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体が使用
される。
【0053】
【発明の効果】本発明により、ユーザ管理用の専用のサ
ーバを置かなくてもユーザごとの利用状況を知ることが
でき、また長期にわたる管理や、事業所別、部課別の管
理、さらに時間帯による利用状況把握を行うことが可能
になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】サーバのログデータをパソコンなどにダウンロ
ードし管理データを作成する全体の構成を示すシステム
図。
【図2】図1の一部変形例を示すシステム図。
【図3】ログデータの一例を示す図。
【図4】ユーザID別の利用状況を示す図。
【図5】月ごとユーザID別の利用状況を示す図。
【図6】部課別の利用状況を示す図。
【図7】事業所別の利用状況を示す図。
【図8】日ごとのユーザID別の料金状況を示す図。
【図9】時刻別の利用者数を示す図。
【図10】画面表示の例を示す図。
【符号の説明】
1…ログデータ処理部、2…ユーザ管理部、3…検索サ
ーバ、4…ユーザID台帳、5…ログデータ、6…管理
台帳、7…ネットワーク、11…ログデータの取り出
し、13…ログインごとのデータ;ユーザIDごとのデ
ータ、14…同時刻利用者数、15…ユーザID別月間
利用状況、16…部課順にソート、17…部課ごとの月
間利用状況、18…事業所ごとの月間利用状況、21…
ユーザID別月間料金状況、22…部署ごとの月間料金
状況。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サーバに蓄積してあるデータを、ユーザが
    ネットワークを通じて出力して利用するシステムで使用
    されるユーザ利用状況出力システムにおいて、 前記サーバの送受信を記録しているログデータを該サー
    バからその外に転送する手段と、 前記ログデータをユーザID順にソートする手段と、 ソートされ、転送されたログデータからユーザの毎のデ
    ータ送受信の年月日、時刻、データ種別などの利用状況
    を抽出処理して、少なくともユーザ毎の利用時間または
    利用回数およびデータ出力件数を算出し、出力する処理
    手段とを備えたことを特徴とするユーザ利用状況出力シ
    ステム。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記処理装置は、ユーザの所属部署別にその利用時間ま
    たは利用回数およびデータ出力件数を算出し、出力する
    ものであることを特徴とするユーザ利用状況出力システ
    ム。
  3. 【請求項3】サーバに蓄積してあるデータを、ユーザが
    ネットワークを通じて出力して利用するシステムで使用
    されるユーザ利用状況出力方法において、 前記サーバの送受信を記録しているログデータを該サー
    バからその外に転送するステップ、 前記ログデータをユーザID順にソートするステップ、 ソートされ、転送されたログデータからユーザごとのデ
    ータ送受信の年月日、時刻、データ種別などの利用状況
    を抽出処理するステップ、 少なくともユーザごとの利用時間または利用回数および
    データ出力件数を算出するステップ、および算出された
    データを画面に表示するステップとを有することを特徴
    とするユーザ利用状況出力方法。
  4. 【請求項4】サーバに蓄積してあるデータをユーザがネ
    ットワークを通じて出力して利用するシステムで使用さ
    れるユーザ利用状況管理システムにおいて、 前記サーバの送受信を記録しているログデータを該サー
    バからその外に転送する手段と、 前記ログデータをユーザID順にソートする手段と、 ソートされ、転送されたログデータからユーザごとのデ
    ータ送受信の年月日、時刻、データ種別などの利用状況
    を抽出処理して、ユーザごとおよびデータ種別ごとの利
    用時間または利用回数とデータ種別ごとに設定した単価
    を掛け合わして、利用時間または回数に対応した料金お
    よびデータ出力件数を算出し、出力する処理手段とを備
    えたことを特徴とするユーザ利用状況管理システム。
  5. 【請求項5】請求項4において、 前記処理装置は、ユーザの所属部署別にその利用時間ま
    たは利用回数とデータ種別ごとに設定した単価を掛け合
    わして利用時間または利用回数に対応した料金およびデ
    ータ出力件数を算出し、出力するものであることを特徴
    とするユーザ利用状況管理システム。
  6. 【請求項6】サーバに蓄積してあるデータをユーザがネ
    ットワークを通じて出力して利用するシステムで使用さ
    れるユーザ利用状況出力システムの記録媒体において、 前記サーバの送受信を記録しているログデータを該サー
    バから外に転送せしめ、転送されたログデータからユー
    ザIDおよびデータ送受信の年月日、時刻、データ種別
    を抽出せしめ、 少なくともユーザごとの利用時間または利用回数および
    データ出力件数を算出せしめることを実現せしめるため
    のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
  7. 【請求項7】サーバに蓄積してあるデータを、ユーザが
    ネットワークを通じて出力して利用するシステムで使用
    されるユーザ利用状況表示装置において、 前記サーバの送受信を記録しているログデータを該サー
    バからその外に転送する手段と、 前記ログデータをユーザID順にソートする手段と、 ユーザごとのデータ送受信の年月日、時刻、データ種別
    を表示する表示画面と、データ種別ごとの利用時間、利
    用件数、およびデータ出力件数を表示する画面とを有す
    ることを特徴とするユーザ利用状況表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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