JPH11160130A - ボイラの水位検出筒 - Google Patents

ボイラの水位検出筒

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Publication number
JPH11160130A
JPH11160130A JP34060797A JP34060797A JPH11160130A JP H11160130 A JPH11160130 A JP H11160130A JP 34060797 A JP34060797 A JP 34060797A JP 34060797 A JP34060797 A JP 34060797A JP H11160130 A JPH11160130 A JP H11160130A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water level
water
boiler
gauge glass
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34060797A
Other languages
English (en)
Inventor
Noritoshi Ochi
則俊 大地
Hiroshi Takashima
博史 高島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SAMSON CO Ltd
Original Assignee
SAMSON CO Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by SAMSON CO Ltd filed Critical SAMSON CO Ltd
Priority to JP34060797A priority Critical patent/JPH11160130A/ja
Publication of JPH11160130A publication Critical patent/JPH11160130A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水面計ガラスが破損して熱湯が漏れ出た場合
でも他への影響を無くし、安全性を高める。 【解決手段】 蒸気ボイラ内上部の蒸気部分と下部の缶
水部分のそれぞれに接続させ、側面には開口部と開口部
を塞ぐ水面計ガラス3を設けることで内部の水位を目視
にて確認できるようにした水位検出筒4において、水面
計ガラス3接液面の裏側にあたる外側面の外部側に1〜
5cmの空間12を開けて耐熱性のある透明平板7を水面
計ガラス3と対向になるよう設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は蒸気ボイラの水位検出筒
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ボイラには、ボイラ上部の蒸気部分と下
部の缶水部分のそれぞれに接続した水位検出筒を設けて
おき、水位検出筒は側面の一部を開口し、開口部を水面
計ガラスで塞いだ窓を設けることで、ボイラ内の水位を
確認できるようにしている。ボイラは缶水のpHが低い
と腐食が発生するため、缶水はアルカリ性薬品によって
pHを高めているが、水位検出筒に使用される水面計ガ
ラスは缶水のpHが高いと腐食する。そのため、水面計
ガラスの腐食状態を定期的に点検し、ある程度腐食が進
むと水面計ガラスの交換を行なっている。通常は水面計
ガラスが破損するまで使用され続けることはないが、水
面計ガラスの腐食が進行していても水面計ガラスの交換
が行われないと水面計ガラスが破損することがあり、そ
の場合にはボイラ内の熱湯が漏れ出ることとなり、熱に
弱い制御装置等が損傷することとなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、水面計ガラスが破損して熱湯が漏れ出た場
合でも他への影響を無くし、安全性を高めることにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】蒸気ボイラ内上部の蒸気
部分と下部の缶水部分のそれぞれに接続させ、側面には
開口部と開口部を塞ぐ水面計ガラスを設けることで内部
の水位を目視にて確認できるようにした水位検出筒にお
いて、水面計ガラス接液面の裏側にあたる外側面の外部
側に1〜5cmの空間を開けて耐熱性のある透明平板を水
面計ガラスと対向になるよう設置する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図面を用いて
説明する。図3は本発明の一実施例でのボイラの全体図
である。ボイラ5には底部に給水配管1、上部に蒸気取
り出し管8を接続し、給水配管1途中に給水ポンプ2を
設け、給水ポンプ2の稼働を行わせることで給水を行
う。ボイラ5上部には、ボイラ内部で火炎を発生させる
燃焼装置9を設けておき、燃焼装置9にて燃焼を行うこ
とでボイラ内の缶水を加熱して蒸気を発生させ、蒸気取
り出し管8を通して蒸気を取り出す。ボイラ内水位の検
出には、ボイラ上部の蒸気部分と下部の缶水部分のそれ
ぞれに連絡管16によって接続した水位検出筒4が使用
され、水位検出筒4は側面の一部を開口し、開口部を水
面計ガラス3で塞いだ構成の窓を設けておく。ボイラの
各制御は制御装置13にて行われ、制御装置13は水位
検出筒4とほぼ同じぐらいの高さに設けられるため、水
位検出筒4とは並べて設置される。
【0006】図1は水位検出筒4部分の側面断面図、図
2は図1のA−A部分の断面図である。水位検出筒4の
周囲は断熱材15で覆われるが、図1は断熱材15を省
略している。水位検出筒4の側面に、上下で水位検出筒
4内部と連通している開口部分を覆うように水面計ガラ
ス3を設ける。水面計ガラス3には凹部6を設けてあ
り、凹部6に缶水が入ることで水位を目視にて確認でき
るようになっている。水面計ガラス3は水位検出筒4と
水面計ガラス固定板10によって挟み込み、ボルト14
によって固定することで、ボイラ内の圧力が高まっても
脱落することがないようにされる。水面計ガラス3の外
側に少なくとも1cmの間隔を開けて透明平板7を水面計
ガラス3と対向するように平行に設置し、カバー11に
よって固定する。カバー11は水位検出筒4から突出さ
せている水面計ガラス3部分の上面、左右側面、前面を
囲むものであって、カバー11の下面は塞がずに開口さ
せておく。また、カバー11の前面の一部も開口させて
おき、透明平板7によってカバー11前面開口部分を塞
ぐ。水面計ガラス3と透明平板7の間の空間は熱湯逃げ
道12としておき、カバー11下部の開口部分につなげ
ておく。透明平板7はガラス等耐熱性があり、透明な材
質のものが使用され、ボイラ内水位を確認する場合に
は、カバー11前面開口部分の透明平板7と水面計ガラ
ス3を通して水面計ガラス接液側凹部6の水位を確認す
る。
【0007】ボイラ5へ給水される水は、前段階でアル
カリ性薬品を給水に注入することによりpHを高めた水
が使用されており、ボイラの運転によって水面計ガラス
3は徐々に腐食する。通常は定期的に水面計ガラス3を
交換するため、水面計ガラス3が破損するまで使用され
ることはないが、万一水面計ガラス3が破損しても漏れ
出した熱湯は熱湯逃げ道12を通って下部へ排出される
ため、制御装置13などへ影響を及ぼすことはない。な
お、熱湯逃げ道12は熱湯がスムースに流れる程度の大
きさが必要であり、水面計ガラス3から透明平板7まで
の距離は1〜5cm程度が望ましい。
【0008】また、最近のボイラは角を丸めた化粧板で
前面を覆うなどによって機械的な印象を無くし、優しい
イメージのデザインとされることが多いが、水位検出筒
4は水面計ガラス3を固定する水面計ガラス固定板10
およびボルト14があることにより機械的な印象を与
え、全体の美観を損ねることとなっていた。しかし、カ
バー11によって水面計ガラス固定板10およびボルト
14を覆うことによって美観を向上させることができ
る。
【0009】
【発明の効果】本発明を実施することで、水面計ガラス
が破損して熱湯が漏れ出た場合でも、他へ影響を与える
ことがなく安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例での水位検出筒の断面図
【図2】 図1のA−A断面図
【図3】 本発明の一実施例でのボイラの全体図
【図4】 本発明の一実施例での水位検出筒部分の正面
【図5】 本発明の一実施例での水位検出筒部分の背面
【図6】 本発明の一実施例での水位検出筒部分の側面
【図7】 本発明の一実施例での水位検出筒部分の平面
【図8】 本発明の一実施例での水位検出筒部分の底面
【図9】 本発明の一実施例での水位検出筒部分の斜視
【符号の説明】
3 水面計ガラス 4 水位検出筒 7 透明平板 10 水面計ガラス固定板 11 カバー 12 熱湯逃げ道 13 制御装置 14 ボルト 15 断熱材 16 連絡管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蒸気ボイラ内上部の蒸気部分と下部の缶
    水部分のそれぞれに接続させ、側面には開口部と開口部
    を塞ぐ水面計ガラスを設けることで内部の水位を目視に
    て確認できるようにした水位検出筒において、水面計ガ
    ラス接液面の裏側にあたる外側面の外部側に1〜5cmの
    空間を開けて耐熱性のある透明平板を水面計ガラスと対
    向になるよう設置しておき、該透明平板と水面計ガラス
    を通してボイラの水位を確認するようにしたことを特徴
    とするボイラの水位検出筒。
  2. 【請求項2】 蒸気ボイラ内上部の蒸気部分と下部の缶
    水部分のそれぞれに接続させ、側面には開口部と開口部
    を塞ぐ水面計ガラスを設けることで内部の水位を目視に
    て確認できるようにした水位検出筒において、水面計ガ
    ラス設置部分の上面、左右側面、前面を囲み、前面の一
    部は耐熱性のある透明平板で形成し、水面計ガラス設置
    部分下方は開口させているカバーを設けたことを特徴と
    するボイラの水位検出筒。
JP34060797A 1997-11-25 1997-11-25 ボイラの水位検出筒 Pending JPH11160130A (ja)

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JP34060797A JPH11160130A (ja) 1997-11-25 1997-11-25 ボイラの水位検出筒

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JPH11160130A true JPH11160130A (ja) 1999-06-18

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ID=18338605

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JP (1) JPH11160130A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008164564A (ja) * 2007-01-05 2008-07-17 Kurita Water Ind Ltd ボイラーの水位測定装置及びその防食方法
KR20170002389U (ko) * 2015-12-24 2017-07-04 한전케이피에스 주식회사 오일 레벨 게이지용 커버
CN109084861A (zh) * 2018-09-30 2018-12-25 唐山三友硅业有限责任公司 现场界面计

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KR20170002389U (ko) * 2015-12-24 2017-07-04 한전케이피에스 주식회사 오일 레벨 게이지용 커버
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