JPH11159744A - 蓄熱式バーナ燃焼装置の燃焼制御方法 - Google Patents
蓄熱式バーナ燃焼装置の燃焼制御方法Info
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- JPH11159744A JPH11159744A JP9341981A JP34198197A JPH11159744A JP H11159744 A JPH11159744 A JP H11159744A JP 9341981 A JP9341981 A JP 9341981A JP 34198197 A JP34198197 A JP 34198197A JP H11159744 A JPH11159744 A JP H11159744A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E20/00—Combustion technologies with mitigation potential
- Y02E20/34—Indirect CO2mitigation, i.e. by acting on non CO2directly related matters of the process, e.g. pre-heating or heat recovery
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Abstract
(57)【要約】
【課題】簡単な構成と制御でバーナの燃焼切替時におけ
る燃焼空気の空気供給管から排ガス排出管へ流れ込む状
態を抑制し、常に適正な空気比で燃焼させる。 【解決手段】各蓄熱式バーナ3を燃焼状態から蓄熱状態
に移行するときに、燃焼空気を送っている空気切替弁5
を燃焼と蓄熱を繰り返す切替周期より短い時間で閉に
し、各蓄熱式バーナ3を蓄熱状態から燃焼状態に移行す
るときに、排ガス切替弁7を切替周期より短い時間で閉
にして、各蓄熱式バーナ3の空気切替弁5と排ガス切替
弁7とが同時に開状態になっている時間を短くしたり、
空気切替弁5と排ガス切替弁7が同時に開状態になるこ
とを防ぎ、燃焼空気が排ガス切替弁7から排ガス放出管
71に流れ込むことを防ぐ。
る燃焼空気の空気供給管から排ガス排出管へ流れ込む状
態を抑制し、常に適正な空気比で燃焼させる。 【解決手段】各蓄熱式バーナ3を燃焼状態から蓄熱状態
に移行するときに、燃焼空気を送っている空気切替弁5
を燃焼と蓄熱を繰り返す切替周期より短い時間で閉に
し、各蓄熱式バーナ3を蓄熱状態から燃焼状態に移行す
るときに、排ガス切替弁7を切替周期より短い時間で閉
にして、各蓄熱式バーナ3の空気切替弁5と排ガス切替
弁7とが同時に開状態になっている時間を短くしたり、
空気切替弁5と排ガス切替弁7が同時に開状態になるこ
とを防ぎ、燃焼空気が排ガス切替弁7から排ガス放出管
71に流れ込むことを防ぐ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、蓄熱体を内蔵し
た少なくとも一対のバーナを交互に燃焼させて蓄熱体に
蓄熱した排ガスの熱で燃焼空気を加熱する蓄熱式バーナ
燃焼装置の燃焼制御方法、特に排ガス放出経路に燃焼空
気が流れ込むことを抑制し、加熱効率の向上を図るもの
である。
た少なくとも一対のバーナを交互に燃焼させて蓄熱体に
蓄熱した排ガスの熱で燃焼空気を加熱する蓄熱式バーナ
燃焼装置の燃焼制御方法、特に排ガス放出経路に燃焼空
気が流れ込むことを抑制し、加熱効率の向上を図るもの
である。
【0002】
【従来の技術】排ガスの熱を有効に利用する蓄熱式バー
ナ燃焼装置が開発されている。蓄熱式バーナ燃焼装置
は、図8の構成図に示すように、加熱炉2の両側に対向
して設けた一対のバーナ3a,3bにそれぞれ蓄熱体4
を内蔵し、各バーナ3a,3bは燃焼空気を供給する空
気供給管61に空気開閉弁6a,6bを介して接続さ
れ、排ガスを排出する排ガス放出管71に排ガス開閉弁
7a,7bを介して接続されている。この一対のバーナ
3a,3bに燃料供給装置から送られる燃料を燃料開閉
弁5a,5bで切替て供給して交互に燃焼させ、空気開
閉弁6aが開で排ガス開閉弁7aが閉となった燃焼バー
ナ3aの燃焼で生じた排ガスを空気開閉弁6bが閉で排
ガス開閉弁7bが開の状態の非燃焼バーナ3bから排ガ
ス放出管71に排出するようにしている。この非燃焼バ
ーナ3bから排出する排ガスの熱を蓄熱体4に蓄熱し、
非燃焼バーナ3bの空気開閉弁6aが開になり排ガス開
閉弁7bが閉となって燃焼状態になったときに、蓄熱体
4に蓄積された熱で燃焼空気を加熱している。
ナ燃焼装置が開発されている。蓄熱式バーナ燃焼装置
は、図8の構成図に示すように、加熱炉2の両側に対向
して設けた一対のバーナ3a,3bにそれぞれ蓄熱体4
を内蔵し、各バーナ3a,3bは燃焼空気を供給する空
気供給管61に空気開閉弁6a,6bを介して接続さ
れ、排ガスを排出する排ガス放出管71に排ガス開閉弁
7a,7bを介して接続されている。この一対のバーナ
3a,3bに燃料供給装置から送られる燃料を燃料開閉
弁5a,5bで切替て供給して交互に燃焼させ、空気開
閉弁6aが開で排ガス開閉弁7aが閉となった燃焼バー
ナ3aの燃焼で生じた排ガスを空気開閉弁6bが閉で排
ガス開閉弁7bが開の状態の非燃焼バーナ3bから排ガ
ス放出管71に排出するようにしている。この非燃焼バ
ーナ3bから排出する排ガスの熱を蓄熱体4に蓄熱し、
非燃焼バーナ3bの空気開閉弁6aが開になり排ガス開
閉弁7bが閉となって燃焼状態になったときに、蓄熱体
4に蓄積された熱で燃焼空気を加熱している。
【0003】この蓄熱式バーナ燃焼装置でバーナ3a,
3bの燃焼を切替るときの各開閉弁の制御は、図9のタ
イムチャーに示すように、一方のバーナ3aの燃焼開始
信号を出力したときに他方のバーナ3bには蓄熱開始信
号を出力し、各バーナ3a,3bの燃焼開始信号と蓄熱
開始信号を一定周期T1毎に切替て各バーナ3a,3b
の燃焼状態と蓄熱状態を切替ている。燃焼状態になるバ
ーナ3aの空気開閉弁6aは燃焼開始信号を受けると直
ちに開となって空気供給管61から送られる燃焼空気を
バーナ3aに供給し、燃焼空気の供給が開始してから一
定タイミングをおいて燃料開閉弁5aを開にしてバーナ
3aに燃料を供給し所定の空燃比で燃焼させる。この燃
焼状態にあるバーナ5aの排ガス開閉弁7aは閉になっ
て燃焼空気が排ガス放出管71に流れないようにしてい
る。蓄熱状態になるバーナ3bの排ガス開閉弁7bは蓄
熱開始信号を受けると直ちに開となって、加熱炉2と排
ガス放出管71を導通させる。そして燃焼して生じた排
ガスを排ガス放出管71を通して放出させている。この
ように各開閉弁の制御を行うときに、燃焼状態になるバ
ーナと蓄熱状態になるバーナの空気開閉弁と排ガス開閉
弁は同じタイミングで動作を開始するようになってい
る。
3bの燃焼を切替るときの各開閉弁の制御は、図9のタ
イムチャーに示すように、一方のバーナ3aの燃焼開始
信号を出力したときに他方のバーナ3bには蓄熱開始信
号を出力し、各バーナ3a,3bの燃焼開始信号と蓄熱
開始信号を一定周期T1毎に切替て各バーナ3a,3b
の燃焼状態と蓄熱状態を切替ている。燃焼状態になるバ
ーナ3aの空気開閉弁6aは燃焼開始信号を受けると直
ちに開となって空気供給管61から送られる燃焼空気を
バーナ3aに供給し、燃焼空気の供給が開始してから一
定タイミングをおいて燃料開閉弁5aを開にしてバーナ
3aに燃料を供給し所定の空燃比で燃焼させる。この燃
焼状態にあるバーナ5aの排ガス開閉弁7aは閉になっ
て燃焼空気が排ガス放出管71に流れないようにしてい
る。蓄熱状態になるバーナ3bの排ガス開閉弁7bは蓄
熱開始信号を受けると直ちに開となって、加熱炉2と排
ガス放出管71を導通させる。そして燃焼して生じた排
ガスを排ガス放出管71を通して放出させている。この
ように各開閉弁の制御を行うときに、燃焼状態になるバ
ーナと蓄熱状態になるバーナの空気開閉弁と排ガス開閉
弁は同じタイミングで動作を開始するようになってい
る。
【0004】また、蓄熱体に蓄積された熱を効率良く利
用するために、バーナの燃焼を例えば30秒毎に切替る蓄
熱式バーナ燃焼装置では、空気開閉弁と排ガス開閉弁を
頻繁に動作させるため、空気開閉弁と排ガス開閉弁とし
ては、例えば実開平4−33826号公報や特再平6−81514
9号公報に示されているように、安定した動作を行い信
頼性の高いシリンダ駆動の開閉弁が多く使用されてい
る。
用するために、バーナの燃焼を例えば30秒毎に切替る蓄
熱式バーナ燃焼装置では、空気開閉弁と排ガス開閉弁を
頻繁に動作させるため、空気開閉弁と排ガス開閉弁とし
ては、例えば実開平4−33826号公報や特再平6−81514
9号公報に示されているように、安定した動作を行い信
頼性の高いシリンダ駆動の開閉弁が多く使用されてい
る。
【0005】上記のようにシリンダ駆動の空気開閉弁と
排ガス開閉弁を同じタイミングで開閉して燃焼するバー
ナを切り替えていると、空気開閉弁が閉で排ガス開閉弁
が開で蓄熱状態になっているバーナの空気開閉弁を開に
して排ガス開閉弁を閉にし、空気開閉弁が開で排ガス開
閉弁が閉で燃焼状態になっているバーナの空気開閉弁を
閉にして排ガス開閉弁を開にするする動作中に、空気供
給管と排ガス放出管が連通した状態が発生する。その間
は、燃焼空気は空気供給管から排ガス放出管へ流れ込
み、燃焼に必要な燃焼空気の一部がバーナに流れない状
況となる。このため燃焼開始するバーナは、その間、空
気比が低下した状態、すなわち燃焼空気が不足する未燃
焼状態となり、適正な空気量での燃焼が不可能な状態に
なってしまう。このため燃料が持つエネルギーを充分に
熱量に変換することができず加熱効率の低下を招いた
り、燃焼排ガスに燃料の未燃成分が含まれるため、例え
ば、一時的にバーナが失火し、加熱炉内での未燃成分の
濃度が高くなった場合には爆発の危険性が生じる。
排ガス開閉弁を同じタイミングで開閉して燃焼するバー
ナを切り替えていると、空気開閉弁が閉で排ガス開閉弁
が開で蓄熱状態になっているバーナの空気開閉弁を開に
して排ガス開閉弁を閉にし、空気開閉弁が開で排ガス開
閉弁が閉で燃焼状態になっているバーナの空気開閉弁を
閉にして排ガス開閉弁を開にするする動作中に、空気供
給管と排ガス放出管が連通した状態が発生する。その間
は、燃焼空気は空気供給管から排ガス放出管へ流れ込
み、燃焼に必要な燃焼空気の一部がバーナに流れない状
況となる。このため燃焼開始するバーナは、その間、空
気比が低下した状態、すなわち燃焼空気が不足する未燃
焼状態となり、適正な空気量での燃焼が不可能な状態に
なってしまう。このため燃料が持つエネルギーを充分に
熱量に変換することができず加熱効率の低下を招いた
り、燃焼排ガスに燃料の未燃成分が含まれるため、例え
ば、一時的にバーナが失火し、加熱炉内での未燃成分の
濃度が高くなった場合には爆発の危険性が生じる。
【0006】このような加熱炉内に未燃焼状態が発生す
ることを防止し、適正な燃焼状態を維持するため、加熱
炉内に酸素濃度検知手段を取り付け、所定の酸素濃度と
なるように燃焼空気の供給量を調整したり、例えば特開
平7−103435号公報に示されているように、バーナの燃
焼を切り替える前に供給する空気量を多くして、切替後
の燃料の未燃成分を燃焼させて不完全燃焼が生じないよ
うにしたり、特開平7−103461号公報に示されているよ
うに、バーナの燃焼を切り替えた直後の一定時間につい
て、バーナに対する燃焼空気の供給量と燃料の供給量を
一定割合になるようにしたり、あるいは特再平6−8151
49号公報に示されているように、燃焼切替直後に燃焼側
となったバーナに酸素を投入して排ガスに含まれる燃料
の未燃成分を燃焼させるようにしている。
ることを防止し、適正な燃焼状態を維持するため、加熱
炉内に酸素濃度検知手段を取り付け、所定の酸素濃度と
なるように燃焼空気の供給量を調整したり、例えば特開
平7−103435号公報に示されているように、バーナの燃
焼を切り替える前に供給する空気量を多くして、切替後
の燃料の未燃成分を燃焼させて不完全燃焼が生じないよ
うにしたり、特開平7−103461号公報に示されているよ
うに、バーナの燃焼を切り替えた直後の一定時間につい
て、バーナに対する燃焼空気の供給量と燃料の供給量を
一定割合になるようにしたり、あるいは特再平6−8151
49号公報に示されているように、燃焼切替直後に燃焼側
となったバーナに酸素を投入して排ガスに含まれる燃料
の未燃成分を燃焼させるようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように加熱炉内
の酸素濃度を検知して空気流量調整機構で所定の燃焼空
気量に調整する方法では、燃焼空気量に調整するまでに
一定の時間遅れが存在してしまうため、燃焼切替時の空
気開閉弁と排ガス開閉弁の動作中に発生する燃焼空気が
排ガス放出管に流れる状態においては、依然として急激
な燃焼空気量の変動が発生してしまい、適正な燃焼空気
量での燃焼状態を維持することは困難である。この燃焼
切替時の急激な燃焼空気量の変動は、バーナの燃焼を切
り替えた直後に燃焼空気の供給量と燃料の供給量を一定
割合に制御する場合にも生じてしまう。また、バーナの
燃焼を切り替える前に燃焼空気の供給量を多くする方法
では不完全燃焼は防止できるが、空気供給量の制御が複
雑になってしまう。さらに、燃焼切替直後に燃焼側とな
ったバーナに酸素を投入して排ガスに含まれる燃料の未
燃成分を燃焼させる方法は、蓄熱式バーナ燃焼装置の構
造と制御が複雑になってしまう。
の酸素濃度を検知して空気流量調整機構で所定の燃焼空
気量に調整する方法では、燃焼空気量に調整するまでに
一定の時間遅れが存在してしまうため、燃焼切替時の空
気開閉弁と排ガス開閉弁の動作中に発生する燃焼空気が
排ガス放出管に流れる状態においては、依然として急激
な燃焼空気量の変動が発生してしまい、適正な燃焼空気
量での燃焼状態を維持することは困難である。この燃焼
切替時の急激な燃焼空気量の変動は、バーナの燃焼を切
り替えた直後に燃焼空気の供給量と燃料の供給量を一定
割合に制御する場合にも生じてしまう。また、バーナの
燃焼を切り替える前に燃焼空気の供給量を多くする方法
では不完全燃焼は防止できるが、空気供給量の制御が複
雑になってしまう。さらに、燃焼切替直後に燃焼側とな
ったバーナに酸素を投入して排ガスに含まれる燃料の未
燃成分を燃焼させる方法は、蓄熱式バーナ燃焼装置の構
造と制御が複雑になってしまう。
【0008】この発明はかかる問題を解消し、簡単な構
成と制御でバーナの燃焼切替時における燃焼空気の空気
供給管から排ガス排出管へ流れ込む状態を抑制し、常に
適正な空気比で燃焼させることができる蓄熱式バーナ燃
焼装置の燃焼制御方法を提供することを目的とするもの
である。
成と制御でバーナの燃焼切替時における燃焼空気の空気
供給管から排ガス排出管へ流れ込む状態を抑制し、常に
適正な空気比で燃焼させることができる蓄熱式バーナ燃
焼装置の燃焼制御方法を提供することを目的とするもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る蓄熱式バ
ーナ燃焼装置の燃焼制御方法は、蓄熱体を内蔵した少な
くとも一対のバーナと、各バーナに燃焼空気を供給する
空気供給管と、各バーナからの排ガスを排出する排ガス
放出管と、各バーナにそれぞれ接続された空気開閉機構
と排ガス開閉機構とを有し、一対のバーナを交互に燃焼
させ、空気開閉機構が閉で排ガス開閉機構が開の状態の
非燃焼バーナから排出される排ガスの熱を蓄熱体に蓄熱
し、空気開閉機構が開で排ガス開閉機構が閉となった燃
焼状態になったときに蓄熱体に蓄積された熱で燃焼空気
を加熱する蓄熱式バーナ燃焼装置において、一対のバー
ナを燃焼及び蓄熱動作に移行するときの空気開閉機構と
排ガス開閉機構の動作タイミングを個々に制御すること
を特徴とする。
ーナ燃焼装置の燃焼制御方法は、蓄熱体を内蔵した少な
くとも一対のバーナと、各バーナに燃焼空気を供給する
空気供給管と、各バーナからの排ガスを排出する排ガス
放出管と、各バーナにそれぞれ接続された空気開閉機構
と排ガス開閉機構とを有し、一対のバーナを交互に燃焼
させ、空気開閉機構が閉で排ガス開閉機構が開の状態の
非燃焼バーナから排出される排ガスの熱を蓄熱体に蓄熱
し、空気開閉機構が開で排ガス開閉機構が閉となった燃
焼状態になったときに蓄熱体に蓄積された熱で燃焼空気
を加熱する蓄熱式バーナ燃焼装置において、一対のバー
ナを燃焼及び蓄熱動作に移行するときの空気開閉機構と
排ガス開閉機構の動作タイミングを個々に制御すること
を特徴とする。
【0010】この発明に係る蓄熱式バーナ燃焼装置の第
2の燃焼制御方法は、上記蓄熱式バーナ燃焼装置におい
て、空気開閉機構が閉で排ガス開閉機構が開の状態の非
燃焼バーナが燃焼動作を開始するとき、排ガス開閉機構
の閉を検知してから空気開閉機構を開にし、空気開閉機
構が開で排ガス開閉機構が閉の状態の燃焼バーナが蓄熱
動作を開始するとき、空気開閉機構の閉を検知してから
排ガス開閉機構を開にすることを特徴とする。
2の燃焼制御方法は、上記蓄熱式バーナ燃焼装置におい
て、空気開閉機構が閉で排ガス開閉機構が開の状態の非
燃焼バーナが燃焼動作を開始するとき、排ガス開閉機構
の閉を検知してから空気開閉機構を開にし、空気開閉機
構が開で排ガス開閉機構が閉の状態の燃焼バーナが蓄熱
動作を開始するとき、空気開閉機構の閉を検知してから
排ガス開閉機構を開にすることを特徴とする。
【0011】この発明に係る蓄熱式バーナ燃焼装置の第
3の燃焼制御方法は、上記蓄熱式バーナ燃焼装置におい
て、空気開閉機構が閉で排ガス開閉機構が開の状態の非
燃焼バーナが燃焼動作を開始するとき、排ガス開閉機構
の開から閉へ切替動作を行った時点から一定タイミング
をおいて空気開閉機構を開にし、空気開閉機構が開で排
ガス開閉機構が閉の状態の燃焼バーナが蓄熱動作を開始
するとき、空気開閉機構の開から閉へ切替動作を行った
時点から一定タイミングをおいて排ガス開閉機構を開に
することを特徴とする。
3の燃焼制御方法は、上記蓄熱式バーナ燃焼装置におい
て、空気開閉機構が閉で排ガス開閉機構が開の状態の非
燃焼バーナが燃焼動作を開始するとき、排ガス開閉機構
の開から閉へ切替動作を行った時点から一定タイミング
をおいて空気開閉機構を開にし、空気開閉機構が開で排
ガス開閉機構が閉の状態の燃焼バーナが蓄熱動作を開始
するとき、空気開閉機構の開から閉へ切替動作を行った
時点から一定タイミングをおいて排ガス開閉機構を開に
することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の蓄熱式バーナ燃焼装置
は、加熱炉の両側壁に対向して設けた1対の蓄熱式バー
ナを例えば2組有する。各蓄熱式バーナはそれぞれ蓄熱
体を内蔵している。各蓄熱式バーナの燃料供給口は燃料
切替弁に接続され、各蓄熱式バーナの蓄熱体側に接続さ
れた配管は分岐されて、一方が燃料空気を供給する空気
切替弁に接続され、他方が排ガスを放出する排ガス切替
弁に接続されている。この蓄熱式バーナ装置の燃焼制御
装置には、装置全体の動作を管理する中央制御部と、あ
らかじめ制御プログラムが記憶され、運転中の各種デー
タを格納する記憶部と、燃料と燃焼空気及び排ガスの流
量を制御する流量制御部と、燃料切替制御部と空気切替
制御部及び排ガス切替制御部を有する。燃料切替制御部
と空気切替制御部及び排ガス切替制御部は、各蓄熱式バ
ーナに接続した燃料切替弁と空気切替弁と排ガス切替弁
をそれぞれ交互に切り替えて、燃焼状態と蓄熱状態を一
定周期で繰り返させる。
は、加熱炉の両側壁に対向して設けた1対の蓄熱式バー
ナを例えば2組有する。各蓄熱式バーナはそれぞれ蓄熱
体を内蔵している。各蓄熱式バーナの燃料供給口は燃料
切替弁に接続され、各蓄熱式バーナの蓄熱体側に接続さ
れた配管は分岐されて、一方が燃料空気を供給する空気
切替弁に接続され、他方が排ガスを放出する排ガス切替
弁に接続されている。この蓄熱式バーナ装置の燃焼制御
装置には、装置全体の動作を管理する中央制御部と、あ
らかじめ制御プログラムが記憶され、運転中の各種デー
タを格納する記憶部と、燃料と燃焼空気及び排ガスの流
量を制御する流量制御部と、燃料切替制御部と空気切替
制御部及び排ガス切替制御部を有する。燃料切替制御部
と空気切替制御部及び排ガス切替制御部は、各蓄熱式バ
ーナに接続した燃料切替弁と空気切替弁と排ガス切替弁
をそれぞれ交互に切り替えて、燃焼状態と蓄熱状態を一
定周期で繰り返させる。
【0013】そして、各蓄熱式バーナで燃焼状態と蓄熱
状態を繰り返すときに、空気切替制御部と排ガス切替制
御部は各蓄熱式バーナの空気切替弁と排ガス切替弁を独
立して開閉し、かつ燃焼状態から蓄熱状態に移行すると
きに、燃焼空気を送っている空気切替弁を燃焼と蓄熱を
繰り返す切替周期より短い時間で閉にし、各蓄熱式バー
ナを蓄熱状態から燃焼状態に移行するときに、排ガス切
替弁を切替周期より短い時間で閉にして、各蓄熱式バー
ナの空気切替弁と排ガス切替弁とが同時に開状態になっ
ている時間を短くしたり、空気切替弁と排ガス切替弁が
同時に開状態になることを防ぎ、燃焼空気が排ガス切替
弁から排ガス放出管に流れ込むことを防ぐ。
状態を繰り返すときに、空気切替制御部と排ガス切替制
御部は各蓄熱式バーナの空気切替弁と排ガス切替弁を独
立して開閉し、かつ燃焼状態から蓄熱状態に移行すると
きに、燃焼空気を送っている空気切替弁を燃焼と蓄熱を
繰り返す切替周期より短い時間で閉にし、各蓄熱式バー
ナを蓄熱状態から燃焼状態に移行するときに、排ガス切
替弁を切替周期より短い時間で閉にして、各蓄熱式バー
ナの空気切替弁と排ガス切替弁とが同時に開状態になっ
ている時間を短くしたり、空気切替弁と排ガス切替弁が
同時に開状態になることを防ぎ、燃焼空気が排ガス切替
弁から排ガス放出管に流れ込むことを防ぐ。
【0014】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の蓄熱式バーナ装
置の構成図である。図に示すように、蓄熱式バーナ装置
1は加熱炉2と、加熱炉2の両側壁に対向して設けた1
対の蓄熱式バーナ3a,3b及び1対の蓄熱式バーナ3
c,3dを有する。各蓄熱式バーナ3a〜3dはそれぞ
れ蓄熱体4を内蔵し、燃料供給口が燃料切替弁5a〜5
dに接続されている。各燃料切替弁5a〜5dは共通の
燃料供給管51と燃料流量調整部52及び燃料流量計5
3を経て燃料供給源に接続されている。各蓄熱式バーナ
3a〜3dの蓄熱体4側に接続された配管は分岐され
て、一方が空気切替弁6a〜6dに接続され、他方が排
ガス切替弁7a〜7dに接続されている。空気切替弁6
a〜6dは共通の空気供給管61と空気流量調整部62
及び空気流量計63を経て燃焼空気供給源に接続されて
いる。排ガス切替弁7a〜7dは共通の排ガス放出管7
1と排ガス流量調整部72及び排ガス流量計73を経て
排ガス処理設備に接続されている。
置の構成図である。図に示すように、蓄熱式バーナ装置
1は加熱炉2と、加熱炉2の両側壁に対向して設けた1
対の蓄熱式バーナ3a,3b及び1対の蓄熱式バーナ3
c,3dを有する。各蓄熱式バーナ3a〜3dはそれぞ
れ蓄熱体4を内蔵し、燃料供給口が燃料切替弁5a〜5
dに接続されている。各燃料切替弁5a〜5dは共通の
燃料供給管51と燃料流量調整部52及び燃料流量計5
3を経て燃料供給源に接続されている。各蓄熱式バーナ
3a〜3dの蓄熱体4側に接続された配管は分岐され
て、一方が空気切替弁6a〜6dに接続され、他方が排
ガス切替弁7a〜7dに接続されている。空気切替弁6
a〜6dは共通の空気供給管61と空気流量調整部62
及び空気流量計63を経て燃焼空気供給源に接続されて
いる。排ガス切替弁7a〜7dは共通の排ガス放出管7
1と排ガス流量調整部72及び排ガス流量計73を経て
排ガス処理設備に接続されている。
【0015】この蓄熱式バーナ装置1の燃焼制御装置8
には、図2のブロック図に示すように、装置全体の動作
を管理する中央制御部81と、あらかじめ制御プログラ
ムが記憶され、運転中の各種データを格納する記憶部8
2と、燃料と燃焼空気及び排ガスの流量を制御する流量
制御部83と、燃料切替制御部84と空気切替制御部8
5及び排ガス切替制御部86を有する。燃料切替制御部
84と空気切替制御部85及び排ガス切替制御部86
は、蓄熱式バーナ3a〜3dに接続した燃料切替弁5a
〜5dと空気切替弁6a〜6dと排ガス切替弁7a〜7
dをそれぞれ交互に切り替えて、蓄熱式バーナ3aが燃
焼しているときは蓄熱式バーナ3bで燃焼により生じた
排ガスを排出しながら、排ガスに含まれる熱を蓄熱式バ
ーナ3bの蓄熱体4に蓄積し、蓄熱式バーナ3bが燃焼
状態になったときは蓄熱体4に蓄積した熱で燃焼空気を
加熱して燃焼し、蓄熱式バーナ3aで燃焼により生じた
排ガスを排出しながら、排ガスに含まれる熱を蓄熱式バ
ーナ3aの蓄熱体4に蓄積する動作を交互に繰り返させ
る。また、蓄熱式バーナ3c,3dに接続した燃料切替
弁5c,5dと空気切替弁6c,6dと排ガス切替弁7
c,7dも同様に交互に切り替えて蓄熱式バーナ3c,
3dを交番燃焼させる。そして、加熱炉2の一方の側壁
に設けた蓄熱式バーナ3aで燃焼しているときは蓄熱式
バーナ3cを蓄積状態としている。
には、図2のブロック図に示すように、装置全体の動作
を管理する中央制御部81と、あらかじめ制御プログラ
ムが記憶され、運転中の各種データを格納する記憶部8
2と、燃料と燃焼空気及び排ガスの流量を制御する流量
制御部83と、燃料切替制御部84と空気切替制御部8
5及び排ガス切替制御部86を有する。燃料切替制御部
84と空気切替制御部85及び排ガス切替制御部86
は、蓄熱式バーナ3a〜3dに接続した燃料切替弁5a
〜5dと空気切替弁6a〜6dと排ガス切替弁7a〜7
dをそれぞれ交互に切り替えて、蓄熱式バーナ3aが燃
焼しているときは蓄熱式バーナ3bで燃焼により生じた
排ガスを排出しながら、排ガスに含まれる熱を蓄熱式バ
ーナ3bの蓄熱体4に蓄積し、蓄熱式バーナ3bが燃焼
状態になったときは蓄熱体4に蓄積した熱で燃焼空気を
加熱して燃焼し、蓄熱式バーナ3aで燃焼により生じた
排ガスを排出しながら、排ガスに含まれる熱を蓄熱式バ
ーナ3aの蓄熱体4に蓄積する動作を交互に繰り返させ
る。また、蓄熱式バーナ3c,3dに接続した燃料切替
弁5c,5dと空気切替弁6c,6dと排ガス切替弁7
c,7dも同様に交互に切り替えて蓄熱式バーナ3c,
3dを交番燃焼させる。そして、加熱炉2の一方の側壁
に設けた蓄熱式バーナ3aで燃焼しているときは蓄熱式
バーナ3cを蓄積状態としている。
【0016】上記のように構成された蓄熱式バーナ装置
1で、加熱炉2の一方の側壁に設けた蓄熱式バーナ3
a,3cの燃焼と蓄熱を交互に切替るときの動作を図3
のタイムチャートを参照して説明する。
1で、加熱炉2の一方の側壁に設けた蓄熱式バーナ3
a,3cの燃焼と蓄熱を交互に切替るときの動作を図3
のタイムチャートを参照して説明する。
【0017】加熱炉2の燃焼を開始すると燃焼制御装置
8の中央制御部81はあらかじめ記憶部82に記憶した
制御プログラムにしたがって一定周期T1毎に燃焼と蓄
熱の切替信号を燃料切替制御部84と空気切替制御部8
5及び排ガス切替制御部86に送る。燃料切替制御部8
4と空気切替制御部85及び排ガス切替制御部86は切
替信号が入力されるたびに一方の蓄熱式バーナ3aの燃
料切替弁5aと空気切替弁6a及び排ガス切替弁7aを
燃焼動作と蓄熱動作に切り替え、他方の蓄熱式バーナ3
cの燃料切替弁5cと空気切替弁6c及び排ガス切替弁
7cを蓄熱動作と燃焼動作に切り替える。すなわち中央
制御部81から切替信号が出力されて、蓄熱式バーナ3
aが燃焼状態になるとき、空気切替制御部85は切替信
号が入力すると直ちに、蓄熱式バーナ3aの空気切替弁
6aを開にして蓄熱式バーナ3aに燃焼空気を供給す
る。排ガス切替制御部86も切替信号が入力すると直ち
に、蓄熱式バーナ3cの排ガス切替弁7cを開にする。
また、燃料切替制御部84は切替信号が入力すると、あ
らかじめ設定された一定時間ΔTLg1をおいて燃料切
替弁5aを開にして燃焼空気が供給されている蓄熱式バ
ーナ3aに燃料を供給して燃焼を開始させる。この蓄熱
式バーナ3aの燃焼により生じた排ガスは蓄熱式バーナ
3bから排ガス切替弁7bを通って排出される。燃料切
替制御部84は蓄熱式バーナ3aの燃焼が開始し、かつ
切替信号が入力してから切替周期T1に対してT1>Δ
Tg1の関係にある一定時間ΔTg1が経過すると燃料
切替弁5aを閉にして蓄熱式バーナ3aに供給している
燃料を遮断する。また空気切替制御部85は切替信号は
入力して、T1>ΔTa1>ΔTg1の関係にある一定
時間ΔTa1が経過すると空気切替弁6aを閉にして蓄
熱式バーナ3aに供給している燃焼空気を遮断する。排
ガス切替制御部86も切替信号が入力してT1>ΔTh
1>ΔTg1の関係にある一定時間ΔTh1が経過する
と蓄熱式バーナ3cの排ガス切替弁7cを閉にする。
8の中央制御部81はあらかじめ記憶部82に記憶した
制御プログラムにしたがって一定周期T1毎に燃焼と蓄
熱の切替信号を燃料切替制御部84と空気切替制御部8
5及び排ガス切替制御部86に送る。燃料切替制御部8
4と空気切替制御部85及び排ガス切替制御部86は切
替信号が入力されるたびに一方の蓄熱式バーナ3aの燃
料切替弁5aと空気切替弁6a及び排ガス切替弁7aを
燃焼動作と蓄熱動作に切り替え、他方の蓄熱式バーナ3
cの燃料切替弁5cと空気切替弁6c及び排ガス切替弁
7cを蓄熱動作と燃焼動作に切り替える。すなわち中央
制御部81から切替信号が出力されて、蓄熱式バーナ3
aが燃焼状態になるとき、空気切替制御部85は切替信
号が入力すると直ちに、蓄熱式バーナ3aの空気切替弁
6aを開にして蓄熱式バーナ3aに燃焼空気を供給す
る。排ガス切替制御部86も切替信号が入力すると直ち
に、蓄熱式バーナ3cの排ガス切替弁7cを開にする。
また、燃料切替制御部84は切替信号が入力すると、あ
らかじめ設定された一定時間ΔTLg1をおいて燃料切
替弁5aを開にして燃焼空気が供給されている蓄熱式バ
ーナ3aに燃料を供給して燃焼を開始させる。この蓄熱
式バーナ3aの燃焼により生じた排ガスは蓄熱式バーナ
3bから排ガス切替弁7bを通って排出される。燃料切
替制御部84は蓄熱式バーナ3aの燃焼が開始し、かつ
切替信号が入力してから切替周期T1に対してT1>Δ
Tg1の関係にある一定時間ΔTg1が経過すると燃料
切替弁5aを閉にして蓄熱式バーナ3aに供給している
燃料を遮断する。また空気切替制御部85は切替信号は
入力して、T1>ΔTa1>ΔTg1の関係にある一定
時間ΔTa1が経過すると空気切替弁6aを閉にして蓄
熱式バーナ3aに供給している燃焼空気を遮断する。排
ガス切替制御部86も切替信号が入力してT1>ΔTh
1>ΔTg1の関係にある一定時間ΔTh1が経過する
と蓄熱式バーナ3cの排ガス切替弁7cを閉にする。
【0018】この状態で一定周期T1が経過後に中央制
御部81から燃焼と蓄熱の切替信号が出力され、蓄熱式
バーナ3cが燃焼状態になるとき、空気切替制御部85
は切替信号が入力すると直ちに、蓄熱式バーナ3cの空
気切替弁6cを開にして蓄熱式バーナ3cに燃焼空気を
供給する。蓄熱式バーナ3cに供給された燃焼空気は蓄
熱体4に蓄積された排ガスの熱により加熱される。排ガ
ス切替制御部86も切替信号が入力すると直ちに、蓄熱
式バーナ3aの排ガス切替弁7aを開にする。また、燃
料切替制御部84は切替信号が入力すると、一定時間Δ
TLg1をおいて蓄熱式バーナ3cの燃料切替弁5cを
開にして燃焼空気が供給されている蓄熱式バーナ3cに
燃料を供給して燃焼を開始させる。燃料切替制御部84
は蓄熱式バーナ3cの燃焼が開始し、かつ切替信号が入
力してから一定時間ΔTg1が経過すると燃料切替弁5
cを閉にして蓄熱式バーナ3cに供給している燃料を遮
断する。また空気切替制御部85は切替信号は入力して
から一定時間ΔTa1が経過すると空気切替弁6cを閉
にして蓄熱式バーナ3cに供給している燃焼空気を遮断
する。排ガス切替制御部86も切替信号が入力してから
一定時間ΔTh1が経過すると蓄熱式バーナ3aの排ガ
ス切替弁7aを閉にする。この動作を一定周期T1ごと
に繰り返す。
御部81から燃焼と蓄熱の切替信号が出力され、蓄熱式
バーナ3cが燃焼状態になるとき、空気切替制御部85
は切替信号が入力すると直ちに、蓄熱式バーナ3cの空
気切替弁6cを開にして蓄熱式バーナ3cに燃焼空気を
供給する。蓄熱式バーナ3cに供給された燃焼空気は蓄
熱体4に蓄積された排ガスの熱により加熱される。排ガ
ス切替制御部86も切替信号が入力すると直ちに、蓄熱
式バーナ3aの排ガス切替弁7aを開にする。また、燃
料切替制御部84は切替信号が入力すると、一定時間Δ
TLg1をおいて蓄熱式バーナ3cの燃料切替弁5cを
開にして燃焼空気が供給されている蓄熱式バーナ3cに
燃料を供給して燃焼を開始させる。燃料切替制御部84
は蓄熱式バーナ3cの燃焼が開始し、かつ切替信号が入
力してから一定時間ΔTg1が経過すると燃料切替弁5
cを閉にして蓄熱式バーナ3cに供給している燃料を遮
断する。また空気切替制御部85は切替信号は入力して
から一定時間ΔTa1が経過すると空気切替弁6cを閉
にして蓄熱式バーナ3cに供給している燃焼空気を遮断
する。排ガス切替制御部86も切替信号が入力してから
一定時間ΔTh1が経過すると蓄熱式バーナ3aの排ガ
ス切替弁7aを閉にする。この動作を一定周期T1ごと
に繰り返す。
【0019】また、加熱炉2の一方の側壁に設けられた
蓄熱式バーナ3a,3cの燃焼と蓄熱を交互に切り替え
ているときに、他方の側壁に設けた蓄熱式バーナ3b,
3dは蓄熱と燃焼を交互に切り替える。すなわち、蓄熱
式バーナ3aが燃焼状態のときに対向して設けられた蓄
熱式バーナ3bが蓄熱状態となり、蓄熱式バーナ3cが
蓄熱状態のときに対向して設けられた蓄熱式バーナ3d
が燃焼状態になり、上記と同じタイミングで蓄熱と燃焼
を交互に切り替える。
蓄熱式バーナ3a,3cの燃焼と蓄熱を交互に切り替え
ているときに、他方の側壁に設けた蓄熱式バーナ3b,
3dは蓄熱と燃焼を交互に切り替える。すなわち、蓄熱
式バーナ3aが燃焼状態のときに対向して設けられた蓄
熱式バーナ3bが蓄熱状態となり、蓄熱式バーナ3cが
蓄熱状態のときに対向して設けられた蓄熱式バーナ3d
が燃焼状態になり、上記と同じタイミングで蓄熱と燃焼
を交互に切り替える。
【0020】このように、蓄熱式バーナ3a〜3dの空
気切替弁6a〜6dと排ガス切替弁7a〜7dを独立し
て開閉し、かつ燃焼状態から蓄熱状態に移行するとき
に、燃焼空気を送っている空気切替弁6a〜6dを燃焼
と蓄熱を繰り返す切替周期T1より短い時間ΔTa1で
閉にするから、例えば蓄熱式バーナ3aを燃焼状態から
蓄熱状態に移行するため空気切替弁6aが開から閉状態
になるときと排ガス切替弁7aが閉から開状態になると
きに、空気切替弁6aと排ガス切替弁7aが同時に開状
態になっている時間△TL1を短くすることができる。
したがって空気供給管61と排ガス放出管71が連通状
態となる時間を短くすることができ、燃焼空気が排ガス
放出管71に放出される量を減少することができ、切替
周期T1になって蓄熱式バーナ3cの空気切替弁6cを
開にして蓄熱式バーナ3cに供給する燃焼空気の量が減
少することを防ぎ、蓄熱式バーナ3cに燃料が供給され
る前に供給する燃焼空気量を所定の量にすることができ
る。また、蓄熱式バーナ3aを蓄熱状態から燃焼状態に
移行するときに、排ガス切替弁7aを切替周期T1より
短い時間ΔTh1で閉にするから、排ガス切替弁7aと
空気切替弁6aが同時に開状態になっている時間△TL
2を短くすることができる。
気切替弁6a〜6dと排ガス切替弁7a〜7dを独立し
て開閉し、かつ燃焼状態から蓄熱状態に移行するとき
に、燃焼空気を送っている空気切替弁6a〜6dを燃焼
と蓄熱を繰り返す切替周期T1より短い時間ΔTa1で
閉にするから、例えば蓄熱式バーナ3aを燃焼状態から
蓄熱状態に移行するため空気切替弁6aが開から閉状態
になるときと排ガス切替弁7aが閉から開状態になると
きに、空気切替弁6aと排ガス切替弁7aが同時に開状
態になっている時間△TL1を短くすることができる。
したがって空気供給管61と排ガス放出管71が連通状
態となる時間を短くすることができ、燃焼空気が排ガス
放出管71に放出される量を減少することができ、切替
周期T1になって蓄熱式バーナ3cの空気切替弁6cを
開にして蓄熱式バーナ3cに供給する燃焼空気の量が減
少することを防ぎ、蓄熱式バーナ3cに燃料が供給され
る前に供給する燃焼空気量を所定の量にすることができ
る。また、蓄熱式バーナ3aを蓄熱状態から燃焼状態に
移行するときに、排ガス切替弁7aを切替周期T1より
短い時間ΔTh1で閉にするから、排ガス切替弁7aと
空気切替弁6aが同時に開状態になっている時間△TL
2を短くすることができる。
【0021】また、切替周期T1に対して時間ΔTa1
と時間ΔTh1を適当に設定すると、空気切替弁6aと
排ガス切替弁7aが同時に開状態になっている時間△T
L1,△TL2を「0」にすることができ、空気切替弁
6aと排ガス切替弁7aが同時に開状態になることを防
ぐことができる。例えば切替周期T1を30秒とし、空気
切替弁6aと排ガス切替弁7aを開閉するときの動作開
始信号が出力されてから動作が完了するまでの時間をそ
れぞれ1.5秒とすると、時間ΔTa1と時間ΔTh1を2
8秒に設定すると、空気切替弁6aと排ガス切替弁7a
が同時に開状態になることを確実に防ぐことができる。
と時間ΔTh1を適当に設定すると、空気切替弁6aと
排ガス切替弁7aが同時に開状態になっている時間△T
L1,△TL2を「0」にすることができ、空気切替弁
6aと排ガス切替弁7aが同時に開状態になることを防
ぐことができる。例えば切替周期T1を30秒とし、空気
切替弁6aと排ガス切替弁7aを開閉するときの動作開
始信号が出力されてから動作が完了するまでの時間をそ
れぞれ1.5秒とすると、時間ΔTa1と時間ΔTh1を2
8秒に設定すると、空気切替弁6aと排ガス切替弁7a
が同時に開状態になることを確実に防ぐことができる。
【0022】上記実施例は、燃料切替制御部84と空気
切替制御部85及び排ガス切替制御部86で燃焼と蓄熱
の切替信号が入力されるたびにあらかじめ定められたタ
イミングで各蓄熱式バーナ3a〜3dの燃料切替弁5a
〜5dと空気切替弁6a〜6d及び排ガス切替弁7a〜
7dの開閉を切り替えを燃焼動作と蓄熱動作に切り替え
る場合について説明したが、図4のブロック図に示すよ
うに、空気切替弁6a〜6dに閉検知センサ64a〜6
4dを設け、排ガス切替弁7a〜7dに閉検知センサ7
4a〜74dを設け、閉検知センサ64a〜64dで空
気切替弁6a〜6dの閉を検知してから排ガス切替弁7
a〜7dを開にし、閉検知センサ74a〜74dで排ガ
ス切替弁7a〜7dの閉を検知してから空気切替弁5a
〜5dを開にするようにしても良い。
切替制御部85及び排ガス切替制御部86で燃焼と蓄熱
の切替信号が入力されるたびにあらかじめ定められたタ
イミングで各蓄熱式バーナ3a〜3dの燃料切替弁5a
〜5dと空気切替弁6a〜6d及び排ガス切替弁7a〜
7dの開閉を切り替えを燃焼動作と蓄熱動作に切り替え
る場合について説明したが、図4のブロック図に示すよ
うに、空気切替弁6a〜6dに閉検知センサ64a〜6
4dを設け、排ガス切替弁7a〜7dに閉検知センサ7
4a〜74dを設け、閉検知センサ64a〜64dで空
気切替弁6a〜6dの閉を検知してから排ガス切替弁7
a〜7dを開にし、閉検知センサ74a〜74dで排ガ
ス切替弁7a〜7dの閉を検知してから空気切替弁5a
〜5dを開にするようにしても良い。
【0023】この実施例で一方の側壁に設けた蓄熱式バ
ーナ3a,3cの燃焼と蓄熱を交互に切替るときの動作
を図5のタイムチャートを参照して説明する。蓄熱式バ
ーナ3aが燃焼状態になるとき、空気切替制御部85a
は切替信号が入力すると直ちに、蓄熱式バーナ3aの空
気切替弁6aを開にして蓄熱式バーナ3aに燃焼空気を
供給し、排ガス切替制御部86aも切替信号が入力する
と直ちに、蓄熱式バーナ3cの排ガス切替弁7cを開に
する。燃料切替制御部84は切替信号が入力すると、一
定時間ΔTLg1をおいて燃料切替弁5aを開にして燃
焼空気が供給されている蓄熱式バーナ3aに燃料を供給
して燃焼を開始させる。燃料切替制御部84は蓄熱式バ
ーナ3aの燃焼が開始し、かつ切替信号が入力してから
一定時間ΔTg1が経過すると燃料切替弁5aを閉にし
て蓄熱式バーナ3aに供給している燃料を遮断する。ま
た空気切替制御部85aは切替信号は入力して一定時間
ΔTa1が経過すると空気切替弁6aを閉にして蓄熱式
バーナ3aに供給している燃焼空気を遮断する。閉検知
センサ64aは空気切替弁6aが完全に閉になったこと
を検知すると、空気切替弁閉信号を排ガス切替制御部8
6aに送る。排ガス切替制御部86aも切替信号が入力
して一定時間ΔTh1が経過すると蓄熱式バーナ3cの
排ガス切替弁7cを閉にする。閉検知センサ74cは排
ガス切替弁7cが完全に閉になったことを検知すると、
排ガス切替弁閉信号を空気切替制御部85aに送る。
ーナ3a,3cの燃焼と蓄熱を交互に切替るときの動作
を図5のタイムチャートを参照して説明する。蓄熱式バ
ーナ3aが燃焼状態になるとき、空気切替制御部85a
は切替信号が入力すると直ちに、蓄熱式バーナ3aの空
気切替弁6aを開にして蓄熱式バーナ3aに燃焼空気を
供給し、排ガス切替制御部86aも切替信号が入力する
と直ちに、蓄熱式バーナ3cの排ガス切替弁7cを開に
する。燃料切替制御部84は切替信号が入力すると、一
定時間ΔTLg1をおいて燃料切替弁5aを開にして燃
焼空気が供給されている蓄熱式バーナ3aに燃料を供給
して燃焼を開始させる。燃料切替制御部84は蓄熱式バ
ーナ3aの燃焼が開始し、かつ切替信号が入力してから
一定時間ΔTg1が経過すると燃料切替弁5aを閉にし
て蓄熱式バーナ3aに供給している燃料を遮断する。ま
た空気切替制御部85aは切替信号は入力して一定時間
ΔTa1が経過すると空気切替弁6aを閉にして蓄熱式
バーナ3aに供給している燃焼空気を遮断する。閉検知
センサ64aは空気切替弁6aが完全に閉になったこと
を検知すると、空気切替弁閉信号を排ガス切替制御部8
6aに送る。排ガス切替制御部86aも切替信号が入力
して一定時間ΔTh1が経過すると蓄熱式バーナ3cの
排ガス切替弁7cを閉にする。閉検知センサ74cは排
ガス切替弁7cが完全に閉になったことを検知すると、
排ガス切替弁閉信号を空気切替制御部85aに送る。
【0024】この状態で一定周期T1が経過後に中央制
御部81から燃焼と蓄熱の切替信号が出力され、蓄熱式
バーナ3cが燃焼状態になるとき、空気切替制御部85
aは切替信号が入力し、かつ排ガス切替弁7cの閉信号
が送られると蓄熱式バーナ3cの空気切替弁6cを開に
して蓄熱式バーナ3cに燃焼空気を供給する。蓄熱式バ
ーナ3cに供給された燃焼空気は蓄熱体5に蓄積された
排ガスの熱により加熱される。排ガス切替制御部86a
も切替信号が入力し、空気切替弁6aの閉信号が送られ
ると蓄熱式バーナ3aの排ガス切替弁7aを開にする。
また、燃料切替制御部84は切替信号が入力すると、一
定時間ΔTLg1をおいて蓄熱式バーナ3cの燃料切替
弁5cを開にして燃焼空気が供給されている蓄熱式バー
ナ3cに燃料を供給して燃焼を開始させ、蓄熱式バーナ
3cの燃焼が開始し、かつ切替信号が入力してから一定
時間ΔTg1が経過すると燃料切替弁5cを閉にして蓄
熱式バーナ3cに供給している燃料を遮断する。また空
気切替制御部85aは切替信号は入力してから一定時間
ΔTa1が経過すると空気切替弁6cを閉にして蓄熱式
バーナ3cに供給している燃焼空気を遮断し、閉検知セ
ンサ64cは空気切替弁6cが完全に閉になったことを
検知すると、空気切替弁閉信号を排ガス切替制御部86
aに送る。排ガス切替制御部86aも切替信号が入力し
て一定時間ΔTh1が経過すると蓄熱式バーナ3aの排
ガス切替弁7aを閉にし、閉検知センサ74aは排ガス
切替弁7aが完全に閉になったことを検知すると、排ガ
ス切替弁閉信号を空気切替制御部85aに送る。この動
作を一定周期T1ごとに繰り返す。
御部81から燃焼と蓄熱の切替信号が出力され、蓄熱式
バーナ3cが燃焼状態になるとき、空気切替制御部85
aは切替信号が入力し、かつ排ガス切替弁7cの閉信号
が送られると蓄熱式バーナ3cの空気切替弁6cを開に
して蓄熱式バーナ3cに燃焼空気を供給する。蓄熱式バ
ーナ3cに供給された燃焼空気は蓄熱体5に蓄積された
排ガスの熱により加熱される。排ガス切替制御部86a
も切替信号が入力し、空気切替弁6aの閉信号が送られ
ると蓄熱式バーナ3aの排ガス切替弁7aを開にする。
また、燃料切替制御部84は切替信号が入力すると、一
定時間ΔTLg1をおいて蓄熱式バーナ3cの燃料切替
弁5cを開にして燃焼空気が供給されている蓄熱式バー
ナ3cに燃料を供給して燃焼を開始させ、蓄熱式バーナ
3cの燃焼が開始し、かつ切替信号が入力してから一定
時間ΔTg1が経過すると燃料切替弁5cを閉にして蓄
熱式バーナ3cに供給している燃料を遮断する。また空
気切替制御部85aは切替信号は入力してから一定時間
ΔTa1が経過すると空気切替弁6cを閉にして蓄熱式
バーナ3cに供給している燃焼空気を遮断し、閉検知セ
ンサ64cは空気切替弁6cが完全に閉になったことを
検知すると、空気切替弁閉信号を排ガス切替制御部86
aに送る。排ガス切替制御部86aも切替信号が入力し
て一定時間ΔTh1が経過すると蓄熱式バーナ3aの排
ガス切替弁7aを閉にし、閉検知センサ74aは排ガス
切替弁7aが完全に閉になったことを検知すると、排ガ
ス切替弁閉信号を空気切替制御部85aに送る。この動
作を一定周期T1ごとに繰り返す。
【0025】このように、閉検知センサ64a〜64d
で空気切替弁6a〜6dの閉を検知してから排ガス切替
弁7a〜7dを開にし、閉検知センサ74a〜74dで
排ガス切替弁7a〜7dの閉を検知してから空気切替弁
5a〜5dを開にするから、蓄熱式バーナ3a,3dの
燃焼と蓄積を切替るときに空気供給管61と排ガス放出
管71が連通状態となることを確実に防止することがで
き、燃焼状態に切替られた蓄熱式バーナに所定量の燃焼
空気を安定して供給することができる。
で空気切替弁6a〜6dの閉を検知してから排ガス切替
弁7a〜7dを開にし、閉検知センサ74a〜74dで
排ガス切替弁7a〜7dの閉を検知してから空気切替弁
5a〜5dを開にするから、蓄熱式バーナ3a,3dの
燃焼と蓄積を切替るときに空気供給管61と排ガス放出
管71が連通状態となることを確実に防止することがで
き、燃焼状態に切替られた蓄熱式バーナに所定量の燃焼
空気を安定して供給することができる。
【0026】上記実施例は空気切替弁6a〜6dの閉を
検知してから排ガス切替弁7a〜7dを開にし、排ガス
切替弁7a〜7dの閉を検知してから空気切替弁5a〜
5dを開にする場合について説明したが、図6のブロッ
ク図に示すように、空気切替制御部85bで閉動作信号
を空気切替弁6a〜6dとともに排ガス切替制御部86
bにも送り、排ガス切替制御部86bで閉動作信号を排
ガス切替弁7a〜7dとともに空気切替制御部85bに
も送るようにして、空気切替弁6a〜6dの閉動作が開
始してから一定タイミングをおいて排ガス切替弁7a〜
7dを開にし、排ガス切替弁7a〜7dの閉動作が開始
してから空気切替弁5a〜5dを開にするようにしても
良い。
検知してから排ガス切替弁7a〜7dを開にし、排ガス
切替弁7a〜7dの閉を検知してから空気切替弁5a〜
5dを開にする場合について説明したが、図6のブロッ
ク図に示すように、空気切替制御部85bで閉動作信号
を空気切替弁6a〜6dとともに排ガス切替制御部86
bにも送り、排ガス切替制御部86bで閉動作信号を排
ガス切替弁7a〜7dとともに空気切替制御部85bに
も送るようにして、空気切替弁6a〜6dの閉動作が開
始してから一定タイミングをおいて排ガス切替弁7a〜
7dを開にし、排ガス切替弁7a〜7dの閉動作が開始
してから空気切替弁5a〜5dを開にするようにしても
良い。
【0027】この場合の実施例の動作を、図7のタイム
チャートを参照し説明する。蓄熱式バーナ3aが燃焼状
態になるとき、空気切替制御部85bは切替信号が入力
したときに排ガス切替弁7aの閉動作信号を確認する
と、一定時間ΔTi1をおいて蓄熱式バーナ3aの空気
切替弁6aを開にして蓄熱式バーナ3aに燃焼空気を供
給する。排ガス切替制御部86bも切替信号が入力した
ときに蓄熱式バーナ3cの空気切替弁6cの閉動作信号
を確認すると、一定時間ΔTi2をおいて排ガス切替弁
7cを開にする。燃料切替制御部84は切替信号が入力
すると、ΔTi1<ΔTLg1の一定時間ΔTLg1を
おいて燃料切替弁5aを開にして燃焼空気が供給されて
いる蓄熱式バーナ3aに燃料を供給して燃焼を開始させ
る。燃料切替制御部84は蓄熱式バーナ3aの燃焼が開
始し、かつ切替信号が入力してから一定時間ΔTg1が
経過すると燃料切替弁5aを閉にして蓄熱式バーナ3a
に供給している燃料を遮断する。また空気切替制御部8
5bは切替信号は入力して一定時間ΔTa1が経過する
と空気切替弁6aを閉にして蓄熱式バーナ3aに供給し
ている燃焼空気を遮断し、空気切替弁6aの閉動作信号
を排ガス切替制御部86bに送る。排ガス切替制御部8
6bも切替信号が入力して一定時間ΔTh1が経過する
と蓄熱式バーナ3cの排ガス切替弁7cを閉にし、排ガ
ス切替弁7cの閉動作信号を空気切替制御部85bに送
る。
チャートを参照し説明する。蓄熱式バーナ3aが燃焼状
態になるとき、空気切替制御部85bは切替信号が入力
したときに排ガス切替弁7aの閉動作信号を確認する
と、一定時間ΔTi1をおいて蓄熱式バーナ3aの空気
切替弁6aを開にして蓄熱式バーナ3aに燃焼空気を供
給する。排ガス切替制御部86bも切替信号が入力した
ときに蓄熱式バーナ3cの空気切替弁6cの閉動作信号
を確認すると、一定時間ΔTi2をおいて排ガス切替弁
7cを開にする。燃料切替制御部84は切替信号が入力
すると、ΔTi1<ΔTLg1の一定時間ΔTLg1を
おいて燃料切替弁5aを開にして燃焼空気が供給されて
いる蓄熱式バーナ3aに燃料を供給して燃焼を開始させ
る。燃料切替制御部84は蓄熱式バーナ3aの燃焼が開
始し、かつ切替信号が入力してから一定時間ΔTg1が
経過すると燃料切替弁5aを閉にして蓄熱式バーナ3a
に供給している燃料を遮断する。また空気切替制御部8
5bは切替信号は入力して一定時間ΔTa1が経過する
と空気切替弁6aを閉にして蓄熱式バーナ3aに供給し
ている燃焼空気を遮断し、空気切替弁6aの閉動作信号
を排ガス切替制御部86bに送る。排ガス切替制御部8
6bも切替信号が入力して一定時間ΔTh1が経過する
と蓄熱式バーナ3cの排ガス切替弁7cを閉にし、排ガ
ス切替弁7cの閉動作信号を空気切替制御部85bに送
る。
【0028】この状態で一定周期T1が経過後に中央制
御部81から燃焼と蓄熱の切替信号が出力され、蓄熱式
バーナ3cが燃焼状態になるとき、空気切替制御部85
aは切替信号が入力し、かつ排ガス切替弁7cの閉動作
信号が送られてから一定時間ΔTi1をおいて蓄熱式バ
ーナ3cの空気切替弁6cを開にして蓄熱式バーナ3c
に燃焼空気を供給する。蓄熱式バーナ3cに供給された
燃焼空気は蓄熱体5に蓄積された排ガスの熱により加熱
される。排ガス切替制御部86bも切替信号が入力し、
空気切替弁6aの閉動作信号が送られてから一定時間Δ
Ti2をおいて蓄熱式バーナ3aの排ガス切替弁7aを
開にする。また、燃料切替制御部84は切替信号が入力
すると、一定時間ΔTLg1をおいて蓄熱式バーナ3c
の燃料切替弁5cを開にして燃焼空気が供給されている
蓄熱式バーナ3cに燃料を供給して燃焼を開始させ、蓄
熱式バーナ3cの燃焼が開始し、かつ切替信号が入力し
てから一定時間ΔTg1が経過すると燃料切替弁5cを
閉にして蓄熱式バーナ3cに供給している燃料を遮断す
る。また空気切替制御部85bは切替信号は入力してか
ら一定時間ΔTa1が経過すると空気切替弁6cを閉に
して蓄熱式バーナ3cに供給している燃焼空気を遮断
し、空気切替弁6cの閉動作信号を排ガス切替制御部8
6bに送る。排ガス切替制御部86bも切替信号が入力
して一定時間ΔTh1が経過すると蓄熱式バーナ3aの
排ガス切替弁7aを閉にし、排ガス切替弁7aの閉動作
信号を空気切替制御部85bに送る。この動作を一定周
期T1ごとに繰り返す。
御部81から燃焼と蓄熱の切替信号が出力され、蓄熱式
バーナ3cが燃焼状態になるとき、空気切替制御部85
aは切替信号が入力し、かつ排ガス切替弁7cの閉動作
信号が送られてから一定時間ΔTi1をおいて蓄熱式バ
ーナ3cの空気切替弁6cを開にして蓄熱式バーナ3c
に燃焼空気を供給する。蓄熱式バーナ3cに供給された
燃焼空気は蓄熱体5に蓄積された排ガスの熱により加熱
される。排ガス切替制御部86bも切替信号が入力し、
空気切替弁6aの閉動作信号が送られてから一定時間Δ
Ti2をおいて蓄熱式バーナ3aの排ガス切替弁7aを
開にする。また、燃料切替制御部84は切替信号が入力
すると、一定時間ΔTLg1をおいて蓄熱式バーナ3c
の燃料切替弁5cを開にして燃焼空気が供給されている
蓄熱式バーナ3cに燃料を供給して燃焼を開始させ、蓄
熱式バーナ3cの燃焼が開始し、かつ切替信号が入力し
てから一定時間ΔTg1が経過すると燃料切替弁5cを
閉にして蓄熱式バーナ3cに供給している燃料を遮断す
る。また空気切替制御部85bは切替信号は入力してか
ら一定時間ΔTa1が経過すると空気切替弁6cを閉に
して蓄熱式バーナ3cに供給している燃焼空気を遮断
し、空気切替弁6cの閉動作信号を排ガス切替制御部8
6bに送る。排ガス切替制御部86bも切替信号が入力
して一定時間ΔTh1が経過すると蓄熱式バーナ3aの
排ガス切替弁7aを閉にし、排ガス切替弁7aの閉動作
信号を空気切替制御部85bに送る。この動作を一定周
期T1ごとに繰り返す。
【0029】このように、空気切替弁6a〜6dの閉動
作を開始してから一定タイミングをおいて排ガス切替弁
7a〜7dを開にし、排ガス切替弁7a〜7dの閉動作
を開始してから空気切替弁5a〜5dを開にすることに
より、燃焼状態から蓄熱状態に移行するときに、空気供
給管61と排ガス放出管71が連通状態となる時間を簡
単な構成で大幅に短縮することができる。
作を開始してから一定タイミングをおいて排ガス切替弁
7a〜7dを開にし、排ガス切替弁7a〜7dの閉動作
を開始してから空気切替弁5a〜5dを開にすることに
より、燃焼状態から蓄熱状態に移行するときに、空気供
給管61と排ガス放出管71が連通状態となる時間を簡
単な構成で大幅に短縮することができる。
【0030】また、燃焼動作と蓄熱動作を繰り返す一定
周期T1に対して時間ΔTa1と時間ΔTh1と時間Δ
Ti1及び時間ΔTi2を適当に設定すると、燃焼状態
と蓄熱状態を切替るときに、空気供給管61と排ガス放
出管71が連通状態になることを防止することができ
る。例えば切替周期T1を30秒とし、空気切替弁6aと
排ガス切替弁7aを開閉するときの動作開始信号が出力
されてから動作が完了するまでの時間をそれぞれ1.5秒
とすると、時間ΔTa1と時間ΔTh1を28秒に設定
し、時間ΔTi1と時間ΔTi2を2秒に設定すると、
空気切替弁6aと排ガス切替弁7aが同時に開状態にな
ることを確実に防ぐことができる。
周期T1に対して時間ΔTa1と時間ΔTh1と時間Δ
Ti1及び時間ΔTi2を適当に設定すると、燃焼状態
と蓄熱状態を切替るときに、空気供給管61と排ガス放
出管71が連通状態になることを防止することができ
る。例えば切替周期T1を30秒とし、空気切替弁6aと
排ガス切替弁7aを開閉するときの動作開始信号が出力
されてから動作が完了するまでの時間をそれぞれ1.5秒
とすると、時間ΔTa1と時間ΔTh1を28秒に設定
し、時間ΔTi1と時間ΔTi2を2秒に設定すると、
空気切替弁6aと排ガス切替弁7aが同時に開状態にな
ることを確実に防ぐことができる。
【0031】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、蓄熱式
バーナの空気開閉機構と排ガス開閉機構を個々に制御す
るようにしたから、空気開閉機構と排ガス開閉機構の動
作タイミングを任意に設定することができ、燃焼状態か
ら蓄熱状態に移行するときや、蓄熱状態から燃焼状態に
移行するときに、空気供給管と排ガス放出管が連通状態
になることを簡単な制御で低減したり防止することがで
きる。したがって、蓄熱式バーナに適正な燃焼空気を安
定して供給することができ、加熱効率の向上をはかると
ともに未燃成分の発生による爆発の危険の発生を防止す
ることができる。
バーナの空気開閉機構と排ガス開閉機構を個々に制御す
るようにしたから、空気開閉機構と排ガス開閉機構の動
作タイミングを任意に設定することができ、燃焼状態か
ら蓄熱状態に移行するときや、蓄熱状態から燃焼状態に
移行するときに、空気供給管と排ガス放出管が連通状態
になることを簡単な制御で低減したり防止することがで
きる。したがって、蓄熱式バーナに適正な燃焼空気を安
定して供給することができ、加熱効率の向上をはかると
ともに未燃成分の発生による爆発の危険の発生を防止す
ることができる。
【0032】また、空気開閉機構の閉を検知してから排
ガス開閉機構を開にし、排ガス開閉機構の閉を検知して
から空気開閉機構を開にすることにより、蓄熱式バーナ
の燃焼と蓄積を切替るときに空気供給管と排ガス放出管
が連通状態となることを確実に防止することができ、燃
焼状態に切替られた蓄熱式バーナに所定量の燃焼空気を
安定して供給することができる。
ガス開閉機構を開にし、排ガス開閉機構の閉を検知して
から空気開閉機構を開にすることにより、蓄熱式バーナ
の燃焼と蓄積を切替るときに空気供給管と排ガス放出管
が連通状態となることを確実に防止することができ、燃
焼状態に切替られた蓄熱式バーナに所定量の燃焼空気を
安定して供給することができる。
【0033】さらに、空気開閉機構の閉動作を開始して
から一定タイミングをおいて排ガス開閉機構を開にし、
排ガス開閉機構の閉動作を開始してから空気開閉機構を
開にすることにより、燃焼状態から蓄熱状態に移行する
ときに、空気供給管と排ガス放出管が連通状態となる時
間を簡単な構成で大幅に短縮したり防止することができ
る。
から一定タイミングをおいて排ガス開閉機構を開にし、
排ガス開閉機構の閉動作を開始してから空気開閉機構を
開にすることにより、燃焼状態から蓄熱状態に移行する
ときに、空気供給管と排ガス放出管が連通状態となる時
間を簡単な構成で大幅に短縮したり防止することができ
る。
【図1】この発明の実施例の蓄熱式バーナ装置の構成図
である。
である。
【図2】燃焼制御装置の構成を示すブロック図である。
【図3】上記実施例の動作を示すタイムチャートであ
る。
る。
【図4】この発明の第2の実施例の燃焼制御装置の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図5】上記第2の実施例の動作を示すタイムチャート
である。
である。
【図6】この発明の第3の実施例の燃焼制御装置の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図7】上記第3の実施例の動作を示すタイムチャート
である。
である。
【図8】従来例の構成図である。
【図9】従来例の動作を示すタイムチャートである。
1 蓄熱式バーナ装置 2 加熱炉 3 蓄熱式バーナ 4 蓄熱体 5 燃料切替弁 6 空気切替弁 7 排ガス切替弁 8 燃焼制御装置 61 空気供給管 71 排ガス放出管 81 中央制御部 83 流量制御部 84 燃料切替制御部 85 空気切替制御部 86 排ガス切替制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 潤 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 高原 勉 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 蓄熱体を内蔵した少なくとも一対のバー
ナと、各バーナに燃焼空気を供給する空気供給管と、各
バーナからの排ガスを排出する排ガス放出管と、各バー
ナにそれぞれ接続された空気開閉機構と排ガス開閉機構
とを有し、一対のバーナを交互に燃焼させ、空気開閉機
構が閉で排ガス開閉機構が開の状態の非燃焼バーナから
排出される排ガスの熱を蓄熱体に蓄熱し、空気開閉機構
が開で排ガス開閉機構が閉となった燃焼状態になったと
きに蓄熱体に蓄積された熱で燃焼空気を加熱する蓄熱式
バーナ燃焼装置において、 一対のバーナを燃焼及び蓄熱動作に移行するときの空気
開閉機構と排ガス開閉機構の動作タイミングを個々に制
御することを特徴とする蓄熱式バーナ燃焼装置の燃焼制
御方法。 - 【請求項2】 蓄熱体を内蔵した少なくとも一対のバー
ナと、各バーナに燃焼空気を供給する空気供給管と、各
バーナからの排ガスを排出する排ガス放出管と、各バー
ナにそれぞれ接続された空気開閉機構と排ガス開閉機構
とを有し、一対のバーナを交互に燃焼させ、空気開閉機
構が閉で排ガス開閉機構が開の状態の非燃焼バーナから
排出される排ガスの熱を蓄熱体に蓄熱し、空気開閉機構
が開で排ガス開閉機構が閉となった燃焼状態になったと
きに蓄熱体に蓄積された熱で燃焼空気を加熱する蓄熱式
バーナ燃焼装置において、 空気開閉機構が閉で排ガス開閉機構が開の状態の非燃焼
バーナが燃焼動作を開始するとき、排ガス開閉機構の閉
を検知してから空気開閉機構を開にし、 空気開閉機構が開で排ガス開閉機構が閉の状態の燃焼バ
ーナが蓄熱動作を開始するとき、空気開閉機構の閉を検
知してから排ガス開閉機構を開にすることを特徴とする
蓄熱式バーナ燃焼装置の燃焼制御方法。 - 【請求項3】 蓄熱体を内蔵した少なくとも一対のバー
ナと、各バーナに燃焼空気を供給する空気供給管と、各
バーナからの排ガスを排出する排ガス放出管と、各バー
ナにそれぞれ接続された空気開閉機構と排ガス開閉機構
とを有し、一対のバーナを交互に燃焼させ、空気開閉機
構が閉で排ガス開閉機構が開の状態の非燃焼バーナから
排出される排ガスの熱を蓄熱体に蓄熱し、空気開閉機構
が開で排ガス開閉機構が閉となった燃焼状態になったと
きに蓄熱体に蓄積された熱で燃焼空気を加熱する蓄熱式
バーナ燃焼装置において、 空気開閉機構が閉で排ガス開閉機構が開の状態の非燃焼
バーナが燃焼動作を開始するとき、排ガス開閉機構を開
から閉へ切替動作を行った時点から一定タイミングをお
いて空気開閉機構を開にし、 空気開閉機構が開で排ガス開閉機構が閉の状態の燃焼バ
ーナが蓄熱動作を開始するとき、空気開閉機構の開から
閉へ切替動作を行った時点から一定タイミングをおいて
排ガス開閉機構を開にすることを特徴とする蓄熱式バー
ナ燃焼装置の燃焼制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9341981A JPH11159744A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 蓄熱式バーナ燃焼装置の燃焼制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9341981A JPH11159744A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 蓄熱式バーナ燃焼装置の燃焼制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11159744A true JPH11159744A (ja) | 1999-06-15 |
Family
ID=18350263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9341981A Pending JPH11159744A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 蓄熱式バーナ燃焼装置の燃焼制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11159744A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101372631B1 (ko) * | 2010-06-03 | 2014-03-10 | 쥬가이로 고교 가부시키가이샤 | 축열 연소식 열처리로의 연소 제어 방법 |
KR101430790B1 (ko) * | 2010-06-03 | 2014-08-18 | 쥬가이로 고교 가부시키가이샤 | 축열 연소식 열처리로의 연소 제어 방법 |
-
1997
- 1997-11-28 JP JP9341981A patent/JPH11159744A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101372631B1 (ko) * | 2010-06-03 | 2014-03-10 | 쥬가이로 고교 가부시키가이샤 | 축열 연소식 열처리로의 연소 제어 방법 |
KR101430790B1 (ko) * | 2010-06-03 | 2014-08-18 | 쥬가이로 고교 가부시키가이샤 | 축열 연소식 열처리로의 연소 제어 방법 |
TWI456146B (zh) * | 2010-06-03 | 2014-10-11 | Chugai Ro Kogyo Kaisha Ltd | 蓄熱燃燒式熱處理爐之燃燒控制方法 |
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