JPH11159462A - 電磁振動型ダイヤフラムポンプの異常検知装置 - Google Patents

電磁振動型ダイヤフラムポンプの異常検知装置

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JPH11159462A
JPH11159462A JP36380197A JP36380197A JPH11159462A JP H11159462 A JPH11159462 A JP H11159462A JP 36380197 A JP36380197 A JP 36380197A JP 36380197 A JP36380197 A JP 36380197A JP H11159462 A JPH11159462 A JP H11159462A
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JP
Japan
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lever
vibrator
push button
projection
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Pending
Application number
JP36380197A
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English (en)
Inventor
Katsuie Masumori
克家 増森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yasunaga Corp
Original Assignee
Yasunaga Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】容易に組立やメンテナンスの作業を行なうこと
ができ、確実且つ敏感に作動し繰り返し使用可能で、安
価で経済的な異常検知装置を提供する。 【解決手段】マイクロスイッチ1とレバー2を適宜精度
に位置決め収容できるブラケット3、押し釦を出し入れ
することにより接点を切換するマイクロスイッチ1、振
動子4に設けられた突起4aと当接しうる異常検出部分
2dと、回転中心から突起4aと当接する距離より大な
る位置に配設されたマイクロスイッチ1の押し釦を押圧
しうる先端部分を一体成型されたレバー2とからなり、
振動子4に設けられた突起4aがダイヤフラム破損時に
振動子4が起こす異常偏往復運動と同調した運動をする
ため、該突起4aがレバー2の異常検出部分と当接しレ
バー2を水平一定方向に回転させ、同時にレバー2の先
端部分も回転しマイクロスイッチ1の押し釦から外れ、
押し釦が飛び出し接点を切換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、構造が極めて簡単であ
りポンプ本体への取付やメンテナンスが容易であり且つ
リセットが可能であるため繰り返して利用することがで
きる電磁振動型ダイヤフラムポンプの異常検知装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】異常検知装置には、ダイヤフラムの破損
を初期に検知し経済的な面からリセットが可能であり、
且つメンテナンスや組付けが容易であることを要求され
ている。図6、図7に示すように端子25の弾性を利用
し端子受け部材22に凸条21を設け、凸条21の上面
に連絡端子19をハウジング20に組み付け、端子受け
部材22の端にレバー23を設け、構成されている保護
装置Aを電磁石に組み付け、レバー23と振動子24の
突起24aが、偏往復運動により当接しレバー23が回
転し端子25と連絡端子19を開閉させる方法が提案さ
れている。しかしながら、其の方法では端子受け部材2
2に連絡端子19を組み付ける必要があることや、ハウ
ジング20に端子を固定する必要があることなど、組立
工程上に難しい作業があるため組立に時間がかかる。ま
た、同形状の2本の端子25は連絡端子19と2ヶ所の
接点を有しているため、軸受け部材22が上下方向に動
かされ大きな力がかかることにより、両方またはどちら
か一方の端子25が弾性を失い永久歪みをおこすと、連
絡端子19との接点を開けてしまい軸受け部材22が上
下回転方向の位置決めを失い保護装置Aの役割を果たさ
なくなることが危惧され、しかも、構造的な見地からす
ると振動子24が大きな変位を与えなけレバー動作しな
いなど欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の実情に鑑み、本
発明は、ダイヤフラムの破損を迅速に検知し他の部品の
破損を伴わず、リセットが可能でメンテナンスや組付け
が容易で安価な異常検知装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の異常検知装置
は、カバープレート5、ブラケット3、レバー2、マイ
クロスイッチ1、取付ビス8、9及びナット10の部品
で構成されている。レバー2はブラケット3と組合せ、
カバープレート5に取り付けることで上下及び回転方向
の位置決めがされ、且つブラケット3の抜き穴円弧部分
3bとレバー2の軸部2cが適宜嵌合許容差にて軸受け
構造を成し、回転中心を電磁石間の中間線上の適宜位置
に有し、電磁石6のボビン11間の寸法より小なる板状
の異常検知部分2dを設けているため一定軌道上を自由
に回転することができ、板状の先端部分2eにはマイク
ロスイッチ1の押し釦1aを適量押さえるような構造を
持ち合わせた剛性のある部品であり、通常時、板状の異
常検知部分2dはその長手方向が振動子4の運動方向と
直角の関係にあり、且つ押し釦1aを適量押さえるよう
設定されている。振動子4は、偏往復運動を起こすと異
常検知部分2dの回転半径の最大位置に当接し、該レバ
ー2を円滑に回転させることができる適宜位置、且つメ
ンテナンス時に振動子4を出し入れした上でも該レバー
2と干渉することない適宜大きさの突起4aが設けられ
ている。ブラケット3は、マイクロスイッチ1の精度を
充分に生かすことが出来る位置にマイクロスイッチ1の
位置決め3aを有し、そのため組み付けにおける精度の
ばらつきがない、またくびれた形状のレバー2を通すた
めの鍵穴状の抜き穴3cがあり、抜き穴の円弧部分3b
を面軸受けとした剛性のある部品である。また、本発明
の異常検知装置は、振動子4が当接したときの微少なる
変位においても動作出来るよう、レバー2の回転中心か
ら振動子4の突起4aと当接する位置より大なる適宜位
置にマイクロスイッチ1を配置し、極めて感度の高い装
置を形成していること特長とし、精度の維持や組み付け
の簡略化及びメンテナンスの容易化を考慮された部品で
構成している。
【0005】
【作用】ポンプが正常に運転しているときには、ダイヤ
フラムの弾性力及び張力により振動子4が一定なる往復
運動を行い、圧力が変動しても振動子4に設けている突
起4aがレバー2に接触することはない。しかし、連続
運転をするとダイヤフラムが徐々に弾性を失いダイヤフ
ラムに亀裂を生じ張力が変化することにより、振動子4
が異常偏往復運動を始め突起4aがレバー2に接近しさ
らには当接し、レバー2が一定回転方向に回転する。こ
のとき本発明の異常検知装置は、レバー2の回転中心か
ら振動子4の突起4aと当接する位置より大なる位置に
マイクロスイッチ1の押し釦1aを押さえるように設定
されているため、振動子4からレバー2に伝えられる変
位量が微小なるときにおいても、マイクロスイッチ1側
には大なる変位に伝達し、レバー2がマイクロスイッチ
1の押し釦1aとの接触点を失う瞬間に大きく回転し、
押し釦1aが飛び出し、常時閉接点が開き駆動回路への
通電が遮断されポンプが停止する。同時に常時開接点が
閉じ異常表示灯やブザーなど異常を知らせる機器への通
電を行うこともできる。
【0006】
【実施例】図1〜図5の図面を参照しながら、この発明
の実施例を詳細に説明する。
【0007】カバープレート5はポンプ駆動部のフレー
ム7上面に取り付けられるカバーで、異常検知装置はそ
の裏面に取り付けられている。カバープレート5の上面
にレバー2の上部が露出していることで、合マーク12
等を表示できレバー2の向きやリセット位置を明確にで
きる上、ドライバで簡単に復帰できるような構造になっ
ている。本例では図2の部品図に示すようにマイナスド
ライバ穴の形状2aを成しているが、例えば、工具が無
くとも復帰できるよう回転ツマミのような構造をしてい
ても良い。レバー2は、上部にリセットや位置を確認す
る部分2a、上下方向の位置決めを行う円盤部2b、適
宜嵌合許容差にて回転中心の位置精度を保ち回転できる
軸部2c、異常偏往復運動時ロッドに設けた突起4aと
当接する異常検知部分2d、マイクロスイッチ1の押し
釦1aを押し込む先端部分2eで構成されており、樹脂
で一体成型し部品の精度を維持している。また、レバー
2先端部分2eは、正常運転時の振動による誤動作の防
止のため逆R形状を有し、マイクロスイッチ1との隙間
を最小限にし且つ回転を可能にするため面取り形状を成
している。ブラケット3は、マイクロスイッチ1の取付
位置を明確にするためマイクロスイッチ1と同形状に一
段落とし込んだ取付部3d、レバー2の先端部分2eお
よび検知部を通すことができ且つレバー2の軸受け部を
有し鍵穴のような形状をなすレバー2の取付穴部3c、
その他カバープレート5に固定する取付穴で構成されて
おり、樹脂で一体成型し部品の精度を維持している。こ
れらの部品は、組立においてレバー2をブラケット3の
レバー2の取付穴にカバープレート5の合わせ面側から
通し組み合わせた状態でカバープレート5に専用ビス8
にて固定し、決められた位置にマイクロスイッチ1をビ
ス9及びナット10にて固定するだけで精度に配慮する
ことなく安定した部品を生産でき、且つ工程や組立にか
かる時間も短縮できる。また、各部品の剛性を確保して
いることで、メンテナンス時破壊される心配が無く、し
かも一定方向に回転させているためブラケットにリセッ
ト位置の回り止めを設け、リセット位置を明確にする細
工などを施すこともできるなど特長を持っている。
【0008】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、精度の確保された部品が極めて少ない点数で構成さ
れていることにより、組み付け誤差が少なく安定した製
品を供給できるだけでなく、部品の異常を極めて初期に
検知することができ、リセットを簡潔に行え繰り返し使
用できるので経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】マイクロスイッチの簡略部品図
【図2】レバーの詳細部品図
【図3】ブラケットの詳細部品図
【図4】実施例の詳細拡大図
【図5】実施例の組立図
【図6】従来の技術の詳細説明図
【図7】従来の技術の概略説明図
【図8】一般的な電磁振動型ダイヤフラムポンプの平面
【主要符号の説明】
1…マイクロスイッチ 1a…押し釦 2…レバー 3…ブラケット 4…振動子 4a…突起 5…カバープレート 6…電磁石 7…フレーム 8,9…ビス 10…六角ナット 11…ボビン 12…合マーク 19…連絡端子 20…ハウジン
グ 21…凸条 22…軸受け部
材 23…レバー 24…振動子 24a…突起 25…端子 26…電磁石 27…永久磁石 28…ダイヤフラム 29…振動子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相対向位置に設けられたダイヤフラム28
    の中央に固定連結された振動子29に固着の永久磁石2
    7と、この両側に配置した電磁石26との電磁誘導作用
    により、振動子29を往復運動させる電磁振動型ダイヤ
    フラムポンプにおいて、マイクロスイッチ1とレバー2
    を適宜精度に位置決め収容できるブラケット3、押し釦
    1aを出し入れすることにより接点を切換するマイクロ
    スイッチ1、及び回転中心が振動子4の運動方向のほぼ
    中心線上にあり、振動子4に設けられた突起4aと当接
    しうる異常検出部分2dと、回転中心から突起4aと当
    接する距離より大なる適宜位置に配設されたマイクロス
    イッチ1の押し釦1aを適量押圧しうる先端部分2eを
    一体成型されたレバー2とからなり、振動子4に設けら
    れた突起4aがダイヤフラム破損時に振動子4が起こす
    異常偏往復運動と同調した運動をするため、該突起4a
    がレバー2の異常検出部分2dと当接しレバー2を水平
    一定方向に回転させ、同時にレバー2の先端部分2eも
    回転しマイクロスイッチ1の押し釦1aから外れ、押し
    釦1aが飛び出し接点を切換えることを特徴とした電磁
    振動型ダイヤフラムポンプの異常検出装置。
JP36380197A 1997-11-26 1997-11-26 電磁振動型ダイヤフラムポンプの異常検知装置 Pending JPH11159462A (ja)

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ID=18480231

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005155517A (ja) * 2003-11-27 2005-06-16 Techno Takatsuki Co Ltd ダイヤフラム型ポンプの保護装置
JP2008280970A (ja) * 2007-05-14 2008-11-20 Yasunaga Air Pump Inc 電磁式ダイヤフラムポンプ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005155517A (ja) * 2003-11-27 2005-06-16 Techno Takatsuki Co Ltd ダイヤフラム型ポンプの保護装置
JP4500037B2 (ja) * 2003-11-27 2010-07-14 株式会社テクノ高槻 ダイヤフラム型ポンプの保護装置
JP2008280970A (ja) * 2007-05-14 2008-11-20 Yasunaga Air Pump Inc 電磁式ダイヤフラムポンプ

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