JPH11159401A - アイシング防止装置 - Google Patents

アイシング防止装置

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JPH11159401A
JPH11159401A JP32788997A JP32788997A JPH11159401A JP H11159401 A JPH11159401 A JP H11159401A JP 32788997 A JP32788997 A JP 32788997A JP 32788997 A JP32788997 A JP 32788997A JP H11159401 A JPH11159401 A JP H11159401A
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JP
Japan
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ptc heater
conductive
fixing plate
adhesive
plate
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Application number
JP32788997A
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English (en)
Inventor
Toru Eguchi
徹 江口
Hidetaka Niwa
英尊 丹羽
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車の気化器のアイシング防止装置を堅固
にすると共に短絡を防ぐ構造にする。 【解決手段】 気化器に結合する絶縁性ヒートインシュ
レータ6の結合面6bに凹部8を形成し、凹部8の底面か
ら順に、電極板10、導電性スプリング11、固定プレート
13、PTCヒータ9を収容し、PTCヒータ9と固定プ
レート13との間の接着層において、固定プレート13の接
着面13a をブラスト加工し、ポリイミド系導電性接着剤
を用いる。また、固定プレート13の接着面外周をPTC
ヒータ面より小さくする。気化器の導電性ハウジングと
電極板10との間はスプリング11によって圧接され閉回路
を構成し、PTCヒータ9が作動することで気化器を加
熱する。これにより、衝撃強度、耐熱性および連続耐久
性、抵抗安定性が向上する。また、結合時のはみ出した
接着剤12は下方に垂れ易く、PTCヒータ9への回り込
みが防げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】自動車のエンジンに装着され
る気化器は燃料を気化させるが、その時に気化熱によ
り、周辺を冷却し、特に、エンジン始動時や、寒冷期に
おいてアイシング現象を起こす虞があるので、当該箇所
を加熱することによって燃焼条件を良くすることが知ら
れている。本発明は、気化器を電気ヒータにより加熱す
るようにしたアイシング防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のエンジンの吸気系に装着
された気化器は直下流に加熱装置を設け、燃料がガス化
されたときの気化熱に対応して該当箇所を加熱するよう
になっている。図10に示す気化器1は吸気通路2aを形成
した導電性ハウジング2に、上流側より一列に燃料供給
のためのスローポート3、アイドルポート4が開口さ
れ、吸気通路2a内に絞弁5が設けられている。導電性ハ
ウジング2の下流側端面には絶縁性のヒートインシュレ
ータ6が連結され、吸気通路2aに連続する吸気通路6aが
備えられ、さらに、吸気管7が接続されている。
【0003】導電性ハウジング2の下流側端面に臨んで
ヒートインシュレータ6に円形状の凹部8が形成され、
円板状のPTCヒータ9が収容されて、後述するように
当該箇所を加熱するようになっている(特願平8-317069
号参照)。
【0004】図11に示すように、ヒートインシュレータ
6に形成した凹部8の底面には電極板10を備え、その上
面に導電性スプリング11を配置している。PTCヒータ
9はこの下面に導電性接着剤12を介して円柱状の固定プ
レート13を取り付けており、導電性スプリング11の付勢
力によって凹部8から外れないようにされている。
【0005】固定プレート13は外周面に一対の突起14を
設け、凹部8には突起14を挿通する縦溝15が周縁に形成
され、縦溝15の終端には付勢力を規制する横溝16が形成
されている。そこで、PTCヒータ9(と接着された固
定プレート13)を設置するには、凹部8にPTCヒータ
9を突起14と共に押し込み、突起14が縦溝15の終端位置
に差し込まれ、かつ、横溝16に臨んだとき、PTCヒー
タ9を回転させ、突起14を横溝16に挿入する。これによ
って、導電性スプリング11の付勢力により突起14が横溝
16の上側に圧接され、PTCヒータ9の面がヒートイン
シュレータ6の面より突出する。
【0006】PTCヒータ9は、正の温度係数を示すチ
タン酸バリウム系半導体を適用し、図12に示すように、
チタン酸バリウム半導体磁器9aにニッケルメッキ層9bを
両側に形成し、その上に銀層9cを形成して電極面(9c)
としたものである。したがって、気化器1とヒートイン
シュレータ6を結合することにより、PTCヒータ9は
気化器1の端面に圧接され、通電することによってPT
Cヒータ9の当該箇所を加熱することになり、アイシン
グを防止する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、PT
Cヒータ9と固定プレート13との接着にはシリコン系
か、エポキシ系の導電性接着剤12を用いて接着してい
た。しかしながら、シリコン系は接着強度が弱いため、
キャブレタの脱着時、脱落する可能性があり、エポキシ
系は耐熱性が弱く、長時間の連続使用に耐えられないと
いう短所がある。このため、欠損したり劣化したりした
部品を交換するので在庫を要し、また、適宜、交換作業
をすることになる。また、固定プレート13の接着面は、
通常、平滑に製作されるが、このため、衝撃に対する接
着強度が弱く、電気特性も不安定になる虞がある。この
対策として、PTCヒータ9と固定プレート13の接着面
の大きさは同一か、固定プレート13の方が若干大きいも
のを用い、導電性接着剤12を充分に塗布させている。し
かしながら、このようにPTCヒータ9と固定プレート
13とを固定した場合、図13に示すように、導電性接着剤
12を過剰に塗布し過ぎると、導電性接着剤12の一部がP
TCヒータ9の周面から上面まで付着してPTCヒータ
9の上側の電極面と結合し、PTCヒータ9を短絡させ
る虞がある。したがって、塗布量、接着時間等の条件を
あわせるなど、接着作業が煩雑になる。
【0008】本発明は、気化器の直下流に設けられたP
TCヒータの作動を確実にさせ、気化器を加熱するよう
にしたアイシング防止装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、請求項1の発明は、PTCヒータを収容す
る絶縁性のヒートインシュレータの凹部の底面に電極板
を備えると共に気化器の導電性ハウジングにより前記凹
部を閉塞し、前記PTCヒータと固定プレートとを少な
くともその何れかの接着面を凹凸状にしてポリイミド系
導電性接着剤により結合させ、前記PTCヒータ側を前
記導電性ハウジングに対向させると共に前記固定プレー
トと前記電極板との間に導電性スプリングを介在させて
各接触面を圧接させたことを特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、PTCヒータを収容す
る絶縁性のヒートインシュレータの凹部の底面に電極板
を備えると共に気化器の導電性ハウジングにより前記凹
部を閉塞し、前記PTCヒータと固定プレートとを導電
性接着剤により結合させ、ヒータ面を前記導電性ハウジ
ング側に配すると共にプレート面と前記電極板との間に
導電性スプリングを介在させて各接触面を圧接させたア
イシング防止装置において、前記固定プレートの直径を
PTCヒータの結合面の直径より小さくしたことを特徴
とする。
【0011】請求項3の発明は、PTCヒータを収容す
る絶縁性のヒートインシュレータの凹部の底面に電極板
を備えると共に気化器の導電性ハウジングにより前記凹
部を閉塞し、前記PTCヒータと固定プレートとを導電
性接着剤により結合させ、ヒータ面を前記導電性ハウジ
ング側に配すると共にプレート面と前記電極板との間に
導電性スプリングを介在させて各接触面を圧接させたア
イシング防止装置において、前記固定プレートの直径と
PTCヒータの直径をほぼ同等の直径に形成し、前記固
定プレートの接着面にテーパ部を形成したことを特徴と
する。
【0012】請求項4の発明は請求項1ないし3の発明
において、固定プレートは凹部に対して開口底面方向に
遊びを持って係合し、かつ、導電性スプリングの付勢力
によりPTCヒータをヒートインシュレータの表面から
突出させた状態で係止されていることを特徴とする。
【0013】以上の構成において、PTCヒータと固定
プレートとの接着面を凹凸状にして、固定プレートの接
着面にテーパ部を形成させても良く、PTCヒータより
固定プレートの接着面を小さくしても良い。導電性接着
剤は高強度で耐熱性と長時間使用の耐久性とに優れたポ
リイミド系導電性接着剤を選択し、塗布面も凹凸状にし
て結合し易くさせ抵抗安定性を良くする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1、図2に示すように、耐
熱性および絶縁性の合成樹脂から製作されたヒートイン
シュレータ6は、気化器1の吸気通路2aに連絡する吸気
通路6a(図10参照)を形成すると共に、気化器1の導電
性ハウジング2の下流側端面に連結する結合面6bを備え
ている。そして、吸気通路6aの近傍の結合面6bに円形凹
部8を形成し、しかも、導電性ハウジング2に形成した
アイドルポートの直下流に凹部8が位置するように組み
付けられる。
【0015】凹部8の底面には電源からの電流を供給す
るための電極板10が備えられ、電極板10に導電性スプリ
ング11が載置されている。また、導電性スプリング11に
円柱状の固定プレート13が載置され、固定プレート13は
アルミニウム材、鉄材、ステンレス鋼材、鋼材、真鍮等
の金属製またはカーボン材等で製作され、厚さは変更可
能であり、固定プレート13の上面はサンドブラストによ
り表面を荒く研磨して凹凸状の接着面13a としている。
そして、固定プレート13の接着面13a には導電性接着剤
12により円板状のPTCヒータ9が接着されている。
【0016】ところで、固定プレート13の外周上には突
起14が径方向に対称に一対設けられ、凹部8の開口縁に
は径方向に対称な位置に縦溝15が形成され、縦溝15の終
端には周方向に横溝16が形成されている。これによっ
て、固定プレート13を固着したPTCヒータ9は、導電
性スプリング11の付勢力に抗してPTCヒータ9を凹部
8に挿通すると共に、突起14を凹部8の縦溝15に挿通さ
せ、さらに、PTCヒータ9を回転させて突起14を横溝
16に挿通させると、図1に示すように、凹部8にPTC
ヒータ9が設置される。
【0017】凹部8の横溝16は固定プレート13の突起14
が上下方向に遊びを持つように大きくされ、導電性スプ
リング11の付勢力により固定プレート13の突起14は横溝
16の上側に係着され、PTCヒータ9の表面がヒートイ
ンシュレータ6の結合面6bよりわずかに突出するように
されている。突出する高さは固定プレート13の突起14と
ヒートインシュレータ6の横溝16との係合により規制さ
れる。
【0018】導電性接着剤12には熱伝導、電気伝導の良
い銀系の導電性樹脂が使用され、銀系の導電性樹脂には
銀−ポリイミド樹脂、銀−エポキシ樹脂、銀−シリコン
樹脂、銀−ガラス等がある。実施の形態では、サンドブ
ラストした接着面13a に銀−ポリイミド樹脂を塗布して
PTCヒータ9を接着した。図2ではPTCヒータ9側
に接着剤12を付けているが、両面塗布等、作業性、効果
を考慮してどちらからでも塗布してよい。銀−ポリイミ
ド樹脂がブラスト面で、他の銀系樹脂より引張強度(剥
離強度)が強いので使用される(他との比較を表1に示
す)。
【0019】また、気化器1とヒートインシュレータ6
とを結合したとき、PTCヒータ9が気化器1のハウジ
ング2に押されてヒートインシュレータ6の結合面6bと
同じ高さまで沈み、導電性スプリング11の付勢力によっ
て所定荷重で圧接される。このとき、ヒートインシュレ
ータ6の電極板10から導電性スプリング11、固定プレー
ト13、導電性接着剤12、PTCヒータ9を介して気化器
1に通電され、PTCヒータ9に電流を供給することが
できる。これにより、気化器1のスローポートの近傍に
て発生するアイシングを防止することができる。
【0020】ここで、PTCヒータ9と固定プレート13
とを結合したときの抵抗安定性は、表2に示すように、
各樹脂の結合状態により異なるが、PTCヒータ9の抵
抗(素子抵抗)と接着品抵抗(PTCヒータ9の抵抗+
樹脂抵抗+固定プレート13の抵抗)の変化率の低い銀−
ポリイミド樹脂を使用している。
【0021】
【0022】また、ヒートインシュレータ6および周辺
の温度が上昇した場合、図6ないし図8に示すように、
実線で示すPTCヒータ9単体の抵抗変化と、点線で示
す接着品の抵抗変化とを比較した場合、図6に示す銀−
ポリイミド接着剤では抵抗変化の特性に問題はなく、図
7に示す銀−シリコン接着剤では、グラフから直接は読
み取れないが常温剥離強度が低くなる。また、図8に示
す銀−エポキシ接着剤では、約 250度C以上で抵抗の変
化率が大きくなり、温度増加に伴い抵抗値が増えるPT
Cヒータ9の特性が活用できなくなる。
【0023】さらに、長時間使用においては、図9に示
すように、各種樹脂と接着面13a の状態において、抵抗
変化率が安定しているものは銀−ポリイミド接着剤と銀
−シリコン接着剤が相当する。
【0024】以上のことから、固定プレート13の接着面
13a をブラストにより凹凸面とすることで接着時の引張
強度と抵抗安定性を得るものであり、さらに、銀−ポリ
イミド樹脂による接着を行うことにより、高強度(引張
強度)で耐熱性、連続耐久性に優れた導電性接着層が得
られる。
【0025】次に、PTCヒータ9と固定プレート13と
を結合させる導電性接着剤12の塗布箇所および容量を変
化させた他の実施の形態について説明する。図3、図4
に示すように、前述したアイシング防止装置と同様、円
板状PTCヒータ9の下面と円柱状固定プレート13の上
面とではほぼ同径の円となっているが、この変形例の異
なるところは固定プレート13の上面の周縁にテーパ部13
b を形成したことである。そして、PTCヒータ9と固
定プレート13とを導電性接着剤12を塗布して圧接させた
とき、押圧された余分な導電性接着剤12が周縁に流出
し、テーパ部13b とPTCヒータ9の空間部17に導電性
接着剤12が溜り、導電性接着剤12の上方への流出を防い
でいる。この空間部17に流出した接着剤12により周縁を
強固にさせ、PTCヒータ9と固定プレート13との接着
強度を向上させている。なお、一例として従来技術の接
着強度が30Kg/cm2 であるときに、本発明の接着
強度は40Kg/cm2と強くなっている。
【0026】さらに、他の実施の形態として、図5に示
すように、PTCヒータ9の接着面の面形状より固定プ
レート13の接着面13a の面形状が小さく内側に入るもの
を使用する。すなわち、PTCヒータ9と同心の固定プ
レート13の円半径を小さくする。これによってPTCヒ
ータ9と固定プレート13とを圧接したとき、導電性接着
剤12は固定プレート13の周縁に流出し、さらに、固定プ
レート13の外周面に沿って下方に流れることになり、P
TCヒータ9の短絡を防ぐことができるようになる。な
お、接着強度は固定プレート13の接着面13a を小さくし
たので弱くなるが、寸法配分として固定プレート13の大
きさは変えずに他の部分を大きくすることで接着強度を
維持できる。また、固定プレート13の接着面13a をブラ
スト加工することも良い。
【0027】
【発明の効果】本発明は、以上のように、PTCヒータ
と固定プレートとの間の接着層において、固定プレート
の接着面をブラスト加工し、ポリイミド系導電性接着剤
を用いたことにより、引張強度、耐熱性および連続耐久
性に優れた接着品となり、抵抗安定性に優れ、良好なア
イシング防止装置となるものである。また、固定プレー
トの接着面をPTCヒータより小さくしたことにより、
PTCヒータと固定プレートとを圧接したときに、はみ
出した接着剤は下方に垂れるのでPTCヒータに被ら
ず、PTCヒータの短絡を防ぐことができる。また、導
電性スプリングの付勢力によりPTCヒータを気化器の
導電性ハウジングに圧接させるので、PTCヒータを含
む閉回路が形成され、電流を流すことにより、気化器の
アイシングを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施の形態の気化器に装着するア
イシング防止装置の断面図である。
【図2】図1に示すアイシング防止装置の展開図であ
る。
【図3】他の実施の形態のアイシング防止装置の断面図
である。
【図4】図3に示すアイシング防止装置の展開図であ
る。
【図5】さらに、他の実施の形態のアイシング防止装置
の断面図である。
【図6】銀−ポリイミド樹脂の接着剤の温度による抵抗
変化を示すグラフである。
【図7】銀−シリコン樹脂の接着剤の温度による抵抗変
化を示すグラフである。
【図8】銀−エポキシ樹脂の接着剤の温度による抵抗変
化を示すグラフである。
【図9】数種の導電性接着剤の使用時間による抵抗変化
率を示すグラフである。
【図10】従来の気化器に装着したアイシング防止装置
を示す断面図である。
【図11】図10に示すアイシング防止装置の断面図であ
る。
【図12】図10に示すPTCヒータの斜視図である。
【図13】図10に示すアイシング防止装置の接着剤過多
による状態の断面図である。
【符号の説明】
1 気化器 2 導電性ハウジング 6 ヒートインシュレータ 8 凹部 9 PTCヒータ 10 電極板 11 導電性スプリング 12 導電性接着剤 13 固定プレート 13a 接着面 13b テーパ部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PTCヒータを収容する絶縁性のヒート
    インシュレータの凹部の底面に電極板を備えると共に気
    化器の導電性ハウジングにより前記凹部を閉塞し、前記
    PTCヒータと固定プレートとを少なくともその何れか
    の接着面を凹凸状にしてポリイミド系導電性接着剤によ
    り結合させ、前記PTCヒータ側を前記導電性ハウジン
    グに対向させると共に前記固定プレートと前記電極板と
    の間に導電性スプリングを介在させて各接触面を圧接さ
    せたことを特徴とするアイシング防止装置。
  2. 【請求項2】 PTCヒータを収容する絶縁性のヒート
    インシュレータの凹部の底面に電極板を備えると共に気
    化器の導電性ハウジングにより前記凹部を閉塞し、前記
    PTCヒータと固定プレートとを導電性接着剤により結
    合させ、ヒータ面を前記導電性ハウジング側に配すると
    共にプレート面と前記電極板との間に導電性スプリング
    を介在させて各接触面を圧接させたアイシング防止装置
    において、前記固定プレートの直径をPTCヒータの結
    合面の直径より小さくしたことを特徴とするアイシング
    防止装置。
  3. 【請求項3】 PTCヒータを収容する絶縁性のヒート
    インシュレータの凹部の底面に電極板を備えると共に気
    化器の導電性ハウジングにより前記凹部を閉塞し、前記
    PTCヒータと固定プレートとを導電性接着剤により結
    合させ、ヒータ面を前記導電性ハウジング側に配すると
    共にプレート面と前記電極板との間に導電性スプリング
    を介在させて各接触面を圧接させたアイシング防止装置
    において、前記固定プレートの直径とPTCヒータの直
    径をほぼ同等の直径に形成し、前記固定プレートの接着
    面にテーパ部を形成したことを特徴とするアイシング防
    止装置。
  4. 【請求項4】 固定プレートは凹部に対して開口底面方
    向に遊びを持って係合し、かつ、導電性スプリングの付
    勢力によりPTCヒータをヒートインシュレータの表面
    から突出させた状態で係止されていることを特徴とする
    請求項1ないし3記載のアイシング防止装置。
JP32788997A 1997-11-28 1997-11-28 アイシング防止装置 Pending JPH11159401A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020026056A (ko) * 2000-09-30 2002-04-06 황한규 피티씨 소자가 구비되는 프리히터장치
KR20020068196A (ko) * 2001-02-20 2002-08-27 엘지전선 주식회사 내압력 및 내충격 특성을 개선한 피티씨 전기장치

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