JPH11159343A - 排気ダクトの連結装置 - Google Patents
排気ダクトの連結装置Info
- Publication number
- JPH11159343A JPH11159343A JP32825297A JP32825297A JPH11159343A JP H11159343 A JPH11159343 A JP H11159343A JP 32825297 A JP32825297 A JP 32825297A JP 32825297 A JP32825297 A JP 32825297A JP H11159343 A JPH11159343 A JP H11159343A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- duct
- bellows
- ducts
- exhaust duct
- frames
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L21/00—Joints with sleeve or socket
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Joints Allowing Movement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ダクトフレームの部分に生じる熱応力による
亀裂の発生の防止が可能な排気ダクトの連結装置を実現
する。 【解決手段】 内側のダクトフレーム１ａ，１ｂと外側
の外装板３ａ，３ｂとその間に設けられた保温部材４
ａ，４ｂをそれぞれ備えた一方と他方のダクト９ａ，９
ｂの間に設けられ、外側のベロー２と内側の断熱部材５
とによりリング状に形成され、上記一方と他方のダクト
９ａ，９ｂを連結する排気ダクトの連結装置１０におい
て、上記ベロー２の両端がそれぞれ一方と他方のダクト
９ａ，９ｂの外装板３ａ，３ｂの端部に接続されたもの
とする。
亀裂の発生の防止が可能な排気ダクトの連結装置を実現
する。 【解決手段】 内側のダクトフレーム１ａ，１ｂと外側
の外装板３ａ，３ｂとその間に設けられた保温部材４
ａ，４ｂをそれぞれ備えた一方と他方のダクト９ａ，９
ｂの間に設けられ、外側のベロー２と内側の断熱部材５
とによりリング状に形成され、上記一方と他方のダクト
９ａ，９ｂを連結する排気ダクトの連結装置１０におい
て、上記ベロー２の両端がそれぞれ一方と他方のダクト
９ａ，９ｂの外装板３ａ，３ｂの端部に接続されたもの
とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバインドサイ
クル発電プラントのガスタービン排気の排出等に適用さ
れる排気ダクトの連結装置に関する。
クル発電プラントのガスタービン排気の排出等に適用さ
れる排気ダクトの連結装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】コンバインドサイクル発電プラントを構
成するガスタービンに接続される排気ダクトは、ガスタ
ービンの高温排気ガスをボイラへ導くための通路であ
る。
成するガスタービンに接続される排気ダクトは、ガスタ
ービンの高温排気ガスをボイラへ導くための通路であ
る。
【０００３】この排気ダクトは、ガスタービンの発停に
伴う排気ガス温度の変化によるダクト構造材の熱応力を
低減させるため、軸方向に分割された複数個のダクトで
構成され、図２に示すように各ダクト９ａ，９ｂ間は伸
縮可能な連結装置１０により連結されている。
伴う排気ガス温度の変化によるダクト構造材の熱応力を
低減させるため、軸方向に分割された複数個のダクトで
構成され、図２に示すように各ダクト９ａ，９ｂ間は伸
縮可能な連結装置１０により連結されている。
【０００４】従来の排気ダクトにおいては、図３に示す
ように、それぞれのダクト９ａ，９ｂは、内側のダクト
フレーム１ａ，１ｂと外側の外装板３ａ，３ｂにより二
重管構造が形成され、ダクトフレーム１ａ，１ｂと外装
板３ａ，３ｂの間にはそれぞれダクトフレーム１ａ，１
ｂ側にエアスペース８が設けられて保温部材４ａ，４ｂ
が配設され、連結装置１０と連結されるそれぞれの端部
にはダクトフレーム１ａ，１ｂの外周面に溶接接合７さ
れたエンドフランジ６ａ，６ｂが設けられていた。
ように、それぞれのダクト９ａ，９ｂは、内側のダクト
フレーム１ａ，１ｂと外側の外装板３ａ，３ｂにより二
重管構造が形成され、ダクトフレーム１ａ，１ｂと外装
板３ａ，３ｂの間にはそれぞれダクトフレーム１ａ，１
ｂ側にエアスペース８が設けられて保温部材４ａ，４ｂ
が配設され、連結装置１０と連結されるそれぞれの端部
にはダクトフレーム１ａ，１ｂの外周面に溶接接合７さ
れたエンドフランジ６ａ，６ｂが設けられていた。
【０００５】また、上記連結装置１０は、外側に設けら
れたリング状のベロー２と、その内側に配設された断熱
部材５と、上記ベロー２の端部とそれぞれの一端がねじ
接合されたリング状のベローフレーム１１ａ，１１ｂに
より形成され、これらのベローフレーム１１ａ，１１ｂ
の他端が上記エンドフランジ６ａ，６ｂに接合されるこ
とにより、ダクト９ａ，９ｂの間に接続されていた。
れたリング状のベロー２と、その内側に配設された断熱
部材５と、上記ベロー２の端部とそれぞれの一端がねじ
接合されたリング状のベローフレーム１１ａ，１１ｂに
より形成され、これらのベローフレーム１１ａ，１１ｂ
の他端が上記エンドフランジ６ａ，６ｂに接合されるこ
とにより、ダクト９ａ，９ｂの間に接続されていた。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従来の排気ダクトの連
結装置において、伸縮可能なベローは耐熱性に限界があ
るため、断熱部材により低温に保たれる。一方、このベ
ローにベローフレーム及びエンドフランジを介して接続
されたダクトフレームは排気ガスの直接の通路となるた
めに高温となり、温度差により熱応力が発生する。
結装置において、伸縮可能なベローは耐熱性に限界があ
るため、断熱部材により低温に保たれる。一方、このベ
ローにベローフレーム及びエンドフランジを介して接続
されたダクトフレームは排気ガスの直接の通路となるた
めに高温となり、温度差により熱応力が発生する。
【０００７】そのため、例えば、ダクトフレームとエン
ドフランジの溶接接合部では、き裂１２が多発するとい
う課題があった。本発明は上記の課題を解決しようとす
るものである。
ドフランジの溶接接合部では、き裂１２が多発するとい
う課題があった。本発明は上記の課題を解決しようとす
るものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、内側
に設けられたダクトフレームと、その外側に設けられ同
ダクトフレームとにより二重管構造を形成する外装板
と、同外装板と上記ダクトフレームの間に設けられた保
温部材をそれぞれ備えた一方と他方のダクトの間に設け
られ、外側に設けられたベローと、同ベローの内側に設
けられた断熱部材を備えてリング状に形成され、上記一
方と他方のダクトを連結する排気ダクトの連結装置にお
いて、上記ベローの両端部がそれぞれ一方と他方のダク
トの外装板の端部に接続されたことを特徴としている。
に設けられたダクトフレームと、その外側に設けられ同
ダクトフレームとにより二重管構造を形成する外装板
と、同外装板と上記ダクトフレームの間に設けられた保
温部材をそれぞれ備えた一方と他方のダクトの間に設け
られ、外側に設けられたベローと、同ベローの内側に設
けられた断熱部材を備えてリング状に形成され、上記一
方と他方のダクトを連結する排気ダクトの連結装置にお
いて、上記ベローの両端部がそれぞれ一方と他方のダク
トの外装板の端部に接続されたことを特徴としている。
【０００９】本発明においては、連結装置のベローの両
端部は、それぞれのダクトのエンドフランジを介してダ
クトフレームに接続されていた従来の装置と異なり、そ
れぞれのダクトの外装板に接合されている。
端部は、それぞれのダクトのエンドフランジを介してダ
クトフレームに接続されていた従来の装置と異なり、そ
れぞれのダクトの外装板に接合されている。
【００１０】その結果、上記ベローはそれぞれのダクト
フレームから熱的に分離され、ダクトフレームは温度分
布に急激な変化を生じる部分がなくなり、熱応力が生じ
ないため、き裂の発生を防止することが可能となる。
フレームから熱的に分離され、ダクトフレームは温度分
布に急激な変化を生じる部分がなくなり、熱応力が生じ
ないため、き裂の発生を防止することが可能となる。
【００１１】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態に係る排気
ダクトの連結装置について、図１により説明する。
ダクトの連結装置について、図１により説明する。
【００１２】なお、本実施形態は、従来の装置と同様、
内側のダクトフレーム１ａ，１ｂと外側の外装板３ａ，
３ｂによりそれぞれ二重管構造が形成され、ダクトフレ
ーム１ａ，１ｂと外装板３ａ，３ｂの間にはそれぞれダ
クトフレーム１ａ，１ｂ側にエアスペース８が設けられ
て保温部材４ａ，４ｂが配設され、それぞれの端部のダ
クトフレーム１ａ，１ｂの外周面にエンドフランジ６
ａ，６ｂが溶接接合されて形成されたダクト９ａ，９ｂ
の連結に用いる排気ダクトの連結装置１０に関するもの
である。
内側のダクトフレーム１ａ，１ｂと外側の外装板３ａ，
３ｂによりそれぞれ二重管構造が形成され、ダクトフレ
ーム１ａ，１ｂと外装板３ａ，３ｂの間にはそれぞれダ
クトフレーム１ａ，１ｂ側にエアスペース８が設けられ
て保温部材４ａ，４ｂが配設され、それぞれの端部のダ
クトフレーム１ａ，１ｂの外周面にエンドフランジ６
ａ，６ｂが溶接接合されて形成されたダクト９ａ，９ｂ
の連結に用いる排気ダクトの連結装置１０に関するもの
である。
【００１３】図１に示す本実施形態は、上記排気ダクト
の連結装置１０であって、それぞれの外装板３ａ，３ｂ
の端部にその端部がそれぞれ接合されたリング状のベロ
ー２、及びその内側に設けられた断熱部材５により形成
されている。
の連結装置１０であって、それぞれの外装板３ａ，３ｂ
の端部にその端部がそれぞれ接合されたリング状のベロ
ー２、及びその内側に設けられた断熱部材５により形成
されている。
【００１４】本実施形態においては、従来の装置の場合
にベローフレーム及びエンドフランジを介してダクトフ
レーム１ａ，１ｂに取付けていたベロー２を外装板３に
取付けるものとした。
にベローフレーム及びエンドフランジを介してダクトフ
レーム１ａ，１ｂに取付けていたベロー２を外装板３に
取付けるものとした。
【００１５】その結果、ベローは高温となるダクトフレ
ーム１ａ，１ｂから熱的に切り離され、構造部材である
ダクトフレーム１ａ，１ｂは均一な温度となり、熱応力
が生じないため、き裂の発生を防止することができた。
ーム１ａ，１ｂから熱的に切り離され、構造部材である
ダクトフレーム１ａ，１ｂは均一な温度となり、熱応力
が生じないため、き裂の発生を防止することができた。
【００１６】
【発明の効果】本発明は、内側のダクトフレームと外側
の外装板とその間に設けられた保温部材をそれぞれ備え
た一方と他方のダクトの間に設けられ、外側のベローと
内側の断熱部材とによりリング状に形成され、上記一方
と他方のダクトを連結する排気ダクトの連結装置におい
て、上記ベローの両端がそれぞれ一方と他方のダクトの
外装板の端部に接続されたものとしたことによって、上
記ダクトフレームはベローより熱的に分離され、温度分
布に急激な変化を生じる部分がなくなり、熱応力が生じ
ないため、この部分におけるき裂の発生を防止すること
が可能となる。
の外装板とその間に設けられた保温部材をそれぞれ備え
た一方と他方のダクトの間に設けられ、外側のベローと
内側の断熱部材とによりリング状に形成され、上記一方
と他方のダクトを連結する排気ダクトの連結装置におい
て、上記ベローの両端がそれぞれ一方と他方のダクトの
外装板の端部に接続されたものとしたことによって、上
記ダクトフレームはベローより熱的に分離され、温度分
布に急激な変化を生じる部分がなくなり、熱応力が生じ
ないため、この部分におけるき裂の発生を防止すること
が可能となる。
【図１】本発明の実施の一形態に係る排気ダクトの連結
装置の説明図である。
装置の説明図である。
【図２】排気ダクトの説明図である。
【図３】従来の装置の説明図である。
１ａ，１ｂ ダクトフレーム ２ ベロー ３ａ，３ｂ 外装板 ４ａ，４ｂ 保温部材 ５ 断熱部材 ６ａ，６ｂ エンドフランジ ７ 溶接接合 ８ エアスペース ９ａ，９ｂ ダクト １０ 連結装置
Claims (1)
- 【請求項１】 内側に設けられたダクトフレームと、そ
の外側に設けられ同ダクトフレームとにより二重管構造
を形成する外装板と、同外装板と上記ダクトフレームの
間に設けられた保温部材をそれぞれ備えた一方と他方の
ダクトの間に設けられ、外側に設けられたベローと、同
ベローの内側に設けられた断熱部材を備えてリング状に
形成され、上記一方と他方のダクトを連結する排気ダク
トの連結装置において、上記ベローの両端部がそれぞれ
一方と他方のダクトの外装板の端部に接続されたことを
特徴とする排気ダクトの連結装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32825297A JPH11159343A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 排気ダクトの連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32825297A JPH11159343A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 排気ダクトの連結装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11159343A true JPH11159343A (ja) | 1999-06-15 |
Family
ID=18208149
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32825297A Withdrawn JPH11159343A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 排気ダクトの連結装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11159343A (ja) |
-
1997
- 1997-11-28 JP JP32825297A patent/JPH11159343A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050201 |