JPH0522158B2 - - Google Patents

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JPH0522158B2
JPH0522158B2 JP60504149A JP50414985A JPH0522158B2 JP H0522158 B2 JPH0522158 B2 JP H0522158B2 JP 60504149 A JP60504149 A JP 60504149A JP 50414985 A JP50414985 A JP 50414985A JP H0522158 B2 JPH0522158 B2 JP H0522158B2
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JP
Japan
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core
heat exchanger
small diameter
rods
heat
Prior art date
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Application number
JP60504149A
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English (en)
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JPS62502907A (ja
Inventor
Chaaruzu Tei Daarasu
Edowaado Eru Junia Paasonzu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Solar Turbines Inc
Original Assignee
Solar Turbines Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Solar Turbines Inc filed Critical Solar Turbines Inc
Publication of JPS62502907A publication Critical patent/JPS62502907A/ja
Publication of JPH0522158B2 publication Critical patent/JPH0522158B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F9/00Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
    • F28F9/007Auxiliary supports for elements
    • F28F9/0075Supports for plates or plate assemblies
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D9/00Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F2265/00Safety or protection arrangements; Arrangements for preventing malfunction
    • F28F2265/26Safety or protection arrangements; Arrangements for preventing malfunction for allowing differential expansion between elements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

請求の範囲 1 コア19と、このコア19を取り囲み、熱交
換器内部を通る高温流体の流通路31を形成して
いるハウジング21と、コア19の両端に配置さ
れた一対の端ばり22と、端ばりを相互に結合し
て、コア19をこれらの端ばりの間で締結するた
めの相互結合手段37とを備えた熱交換器10に
おいて、 前記相互結合手段37は、高温流体の流通路3
1を横切つて配列された複数本のタイロツド38
を有し、これらのタイロツドは両端がそれぞれ端
ばり22に接続されており、また、これらのタイ
ロツド38のそれぞれは、両端の近傍位置にソケ
ツト39を有すると共に、これらのソケツト39
の間に配列され、しかもそれらのソケツトに接続
された複数本の小径ロツド41を有していること
を特徴とする熱交換器10。
2 請求の範囲第1項に記載の熱交換器10にお
いて、タイロツド38の熱膨張特性は、コア19
の熱膨張特性に極めて良く合致していることを特
徴とする熱交換器10。
3 請求の範囲第2項に記載の熱交換器10にお
いて、前記コア19は全体的にステンレススチー
ルから構成されており、小径ロツド41はインコ
ネル718鋼製であることを特徴とする熱交換器1
0。
4 請求の範囲第2項に記載の熱交換器10にお
いて、前記小径ロツドのそれぞれの直径は約0.63
センチメートルであることを特徴とする熱交換器
10。
5 請求の範囲第1項に記載の熱交換器10にお
いて、各ソケツト39のそれぞれは、複数個の貫
通孔44を有し、この孔の個数は小径ロツド41
の本数と同一であり、これらの小径ロツド41は
ソケツトの前記貫通孔44を貫通して配列されて
いることを特徴とする熱交換器10。
6 請求の範囲第5項に記載の熱交換器10にお
いて、各ソケツトは端面43を有し、複数本の小
径ロツド41は、それらの両端が貫通孔を貫通し
て端面から突出し、貫通孔内に固定された状態に
保持されていることを特徴とする熱交換器10。
7 請求の範囲第1項に記載の熱交換器10にお
いて、前記相互結合手段37は、各ソケツト39
を対応する端ばり22に対して調整可能に結合す
るための手段42を有していることを特徴とする
熱交換器10。
8 請求の範囲第7項に記載の熱交換器10にお
いて、前記端ばり22は孔36を有し、前記手段
42は、ソケツト39内に形成したねじ切り孔4
8と、スタツド49と、ナツト53とを有し、前
記スタツドはねじ切り孔48内にねじ込まれた第
1のねじ付端部分51と端ばり内の孔36を貫通
して配置された第2のねじ付端部分52を備えて
おり、ナツト53がスタツド49の第2のねじ付
端部分52にねじ込まれていることを特徴とする
熱交換器10。
9 請求の範囲第1項に記載の熱交換器10。に
おいて、前記タイロツド39のそれぞれには、小
径ロツド41の長手方向に沿つて間隔をおいて複
数個のスペーサーが配置されていることを特徴と
する熱交換器10。
10 請求の範囲第1項に記載の熱交換器10に
おいて、前記ソケツト39のそれぞれは、密封し
た状態でハウジング21に結合されていることを
特徴とする熱交換器10。
11 排気パイプ18と、熱交換器10とを有
し、この熱交換器は、コア19と、このコア19
を取り囲み、熱交換器内部を通る流体の流通路3
1を形成しているハウジング21と、コア19の
両端に配置された一対の端ばり22と、端ばりを
相互に結合して、コア19をこれらの端ばりの間
で締結するための相互結合手段37とを備え、前
記排気パイプ18が熱交換器10の流体流通路3
1に接続されているガスタービンエンジン12に
おいて、 前記相互結合手段37は、流体の流通路31を
横切つて配列された複数本のタイロツド38を有
し、これらのタイロツドは両端がそれぞれ端ばり
22に接続されており、また、これらのタイロツ
ド38のそれぞれは、両端の近傍位置にソケツト
39を有すると共に、これらのソケツト39の間
に配列され、しかもそれらのソケツトに接続され
た複数本の小径ロツド41を有していることを特
徴とするガスタービンエンジン12。
12 請求の範囲第11項に記載のガスタービン
エンジン12において、タイロツド38の熱膨張
特性は、コア19の熱膨張特性に極めて良く合致
していることを特徴とするガスタービンエンジン
12。
13 請求の範囲第12項に記載のガスタービン
エンジン12において、前記コア19は全体的に
ステンレススチールから構成されており、小径ロ
ツド41はインコネル718鋼製であることを特徴
とするガスタービンエンジン12。
14 請求の範囲第12項に記載のガスタービン
エンジン12において、前記小径ロツドのそれぞ
れの直径は約0.63センチメートルであることを特
徴とするガスタービンエンジン12。
15 請求の範囲第11項に記載のガスタービン
エンジン12において、各ソケツト39のそれぞ
れは、複数個の貫通孔44を有し、この孔の個数
は小径ロツド41の本数と同一であり、これらの
小径ロツド41はソケツトの前記貫通孔44を貫
通して配列されて、それらの貫通孔内に固定した
状態に保持されていることを特徴とするガスター
ビンエンジン12。
16 請求の範囲第15項に記載のガスタービン
エンジン15において、前記相互結合手段37
は、各ソケツト39を対応する端ばり22に調整
可能に結合するための手段42を有していること
を特徴とするガスタービンエンジン12。
17 請求の範囲第16項に記載のガスタービン
エンジン12において、前記端ばり22は孔36
を有し、前記手段42は、ソケツト39内に形成
したねじ切り孔48と、スタツド49と、ナツト
53とを有し、前記スタツドねじ切り孔48内に
ねじ込まれた第1のねじ付端部分51と端ばり内
の孔36を貫通して配置された第2のねじ付端部
分52を備えでおり、ナツト53がスタツド49
の第2のねじ付端部分52にねじ込まれているこ
とを特徴とするガスタービンエンジン12。
18 請求の範囲第11項に記載のガスタービン
エンジン12において、前記タイロツド39のそ
れぞれには、小径ロツド41の長手方向に沿つて
間隔をおいて複数個のスペーサーが配置されてい
ることを特徴とするガスタービンエンジン12。
19 コア19と、このコア19を取り囲み、熱
交換器内部を通る流体の流通路31を形成してい
るハウジング21と、コア19の両端に配置され
た一対の端ばり22とを備えた熱交換器10に装
着して用いるように構成されたタイロツド38に
おいて、 離して配置した一対のソケツト39と、複数本
の小径ロツド41と、各ソケツトに接続された締
結部材49とを有し、 前記複数本の小径ロツドは、前記ソケツト39
の間に配列されていると共にこれらのソケツトに
接合されており、また各小径ロツドのそれぞれ
は、長さが直径よりも大きくなるような長さおよ
び直径を有していることを特徴とするタイロツド
38。
20 請求の範囲第19項に記載のタイロツド3
8において、前記ソケツト39のそれぞれは、ロ
ツド41が貫通している複数個の孔44を有して
いることを特徴とするタイロツド38。
21 請求の範囲第19項に記載のタイロツド3
8において、前記ソケツト39のそれぞれは、ね
じ切り孔48を有し、前記締結部材はスタツド4
9とナツト53とを有し、前記スタツドは、ねじ
切り孔48内にねじ込まれた第1のねじ付端部分
51と端ばり内の孔36を貫通して配置された第
2のねじ付端部分52を備えており、ナツト53
がスタツド49の第2のねじ付端部分52にねじ
込まれていることを特徴とするタイロツド38。
22 請求の範囲第19項に記載のタイロツド3
8において、小径ロツド41の長手方向に沿つて
等しい間隔をおいて複数個のスペーサーが配置さ
れ、これらが小径ロツドに接続されていることを
特徴とするタイロツド38。
23 コア19と、このコア19を取り囲み、熱
交換器内部を通る流体の流通路31を形成してい
るハウジング21と、コア19の両端に配置され
た一対の端ばり22と、端ばりを相互に結合し
て、コア19をこれらの端ばりの間で締結するた
めの相互結合手段37とを備えた熱交換器10に
おいて、 前記相互結合手段37は、高温流体の流通路3
1を横切つて配列された複数本のタイロツド38
を有し、これらのタイロツドは両端がそれぞれ端
ばり22に接続されていることを特徴とする熱交
換器10。
24 請求の範囲第23項に記載の熱交換器10
において、タイロツド38の熱膨張特性は、コア
19の熱膨張特性に極めて良く合致していること
を特徴とする熱交換器10。
25 請求の範囲第24項に記載の熱交換器10
において、前記コア19は全体的にステンレスス
チールから構成されており、小径ロツド41はイ
ンコネル718鋼製であることを特徴とする熱交換
器10。
26 請求の範囲第24項に記載の熱交換器10
において、前記小径ロツドのそれぞれの直径は約
0.63センチメートルであることを特徴とする熱交
換器10。
技術分野 本発明は熱交換器に関するものである。さらに
詳しくは、本発明は、熱交換器の内部における内
圧および熱負荷に起因して発生する荷重を支持す
るための熱平衡式拘束装置を備えた熱交換器の構
成に関するものである。
背景技術 ガスタービンの多くのものは、一次側表面の伝
熱式熱回収装置形式の熱交換器を使用して、排出
ガスからの熱を回収し、吸入空気を予備加熱する
ことによつて、エンジンの作動効率を高めるよう
にしている。一般に、ガスタービンに用いる熱回
収装置はサイクルの開始および停止を含む作動条
件下において、温度が約650℃、内部圧力が約
550kPaで作動が可能でなければならない。幾つ
かの大型のタービンエンジンの設置例において
は、このような熱回収装置は3メートルあるいは
それより長くなることがある。
このような熱回収装置に備わつているコアは、
通常はステンレススチール製の薄板を平行に複数
枚積み重ねた構造となつている。これらの薄板は
隣り合うもの同志がそれらの外周部分の位置で結
合されて、エア・セルといわれる通路を形成して
いる。エンジンのコンプレツサから排出された圧
縮空気は、これらのエア・セルを通り、一方、高
温の排出ガスは、隣接する各対のエア・セルの外
周表面によつて形成された通路を通つて流れる。
この排出ガスによつて薄板が加熱され、コンプレ
ツサからの吸入空気がその薄板の熱を吸収する。
これらのエア・セルの支持は、通常コアと呼んで
いるこれらエア・セルの集合部分を、二本の硬質
の端ばりの間に締結することによつて行なわれ
る。これら二本の端ばりによつて、吸入空気の内
圧に起因して生ずるエア・セルの「脹らみ」を押
さえている。この締結力は、従来においては、二
本の端ばりを強固に相互接続している内部あるい
は外部の拘束装置によつて発生させていた。
これらのうち外部の拘束装置の例が、1978年5
月23にCraig Youngに発行された米国特許第
4090358号の明細書に開示されている。この形式
の装置においては、拘束部材は熱回収装置の外部
に位置している。この形式の拘束装置における一
つの問題点は、コアの熱応答時間に比べて、拘束
部材の熱応答時間が全く異なつていることであ
る。例えば、エンジンを始動させたとき、排出ガ
スおよび熱回収装置は非常に速く加熱し、その結
果各部分の熱膨張によつてコアは急速に大きくな
る。拘束部材は熱回収装置の外部に位置している
ので、拘束部材はコアほどには速く加熱されるこ
とはなく、それらの熱膨張率はコアの膨張率より
も遥かに低い。内部の空気圧による荷重に加え
て、この熱膨張率の差によつて、拘束部材には熱
引張力が、また熱回収装置には熱圧縮力が発生す
る。。これらの荷重が組み合わさつて、熱回収装
置の圧縮強度を超える荷重となる恐れがあり、こ
の荷重によつて熱回収装置が撓み、その長さが圧
縮されてしまう。熱回収装置と拘束部材が熱的に
安定した状態になると、圧縮された熱回収装置は
もはや拘束装置によつては支持されず、熱回収装
置の内部構造は内部の空気圧によつて発生した力
を受けることになる。この内部の空気圧によつて
生ずる熱回収装置の過荷重状態が原因となつて、
低サイクル運転における疲れ寿命が短くなるおそ
れがある。この低サイクル運転における疲れ寿命
は、コアの各端に隣接したエア・セルの亀裂発生
の原因となり、この亀裂を通つてそこから空気が
漏れ出て熱回収装置の効率が低下する。
内部拘束装置の一例は、1982年5月25日に
Richard F. Gravedに発行された米国特許第
4331352号の明細書に開示されている。この明細
書に開始されたものにおいては、独立した直径の
太いタイロツドを複数本利用しており、これらの
タイロツドは、排出ガス通路を横切つて、熱回収
装置の両端のフランジ間に跨がつて延びている。
この特許においては、タイロツドとコアが受ける
熱膨張を認識しており、従つて、そのような熱膨
張を調整するための別個の装置が付加されてい
る。このように別個の装置を付加することは、熱
回収装置の構成を複雑にすると共に、その製造価
格も高騰させてしまう。
本発明は、上述した一つまたはそれ以上の問題
点を解決することを目的としている。
発明の開示 本願の発明によつて提供される熱交換器は、コ
アと、このコアを囲むと共に、熱交換器本体を通
る流体の通路を形成しているハウジングと、コア
の対向する両端に配置された一対の端ばりと、コ
アがこれらの端ばりの間に締結されるように、端
ばりを相互に結合するための手段とを備えてい
る。端ばりを相互に結合するための手段は、上記
の流体通路を貫通して延び、対向する両端が上記
の端ばりに接続されている複数本のタイロツドを
備えている。これらの各ロツトには、各端に隣接
した位置にソケツトが取付けられていると共に、
複数本の小径ロツドがこれらのソケツト間に延び
ているとともにそれらのソケツトに接合されてい
る。
本願の別の発明によつて提供されるガスタービ
ンエンジンは、排気ガスパイプと、熱交換器とを
備えており、熱交換器は、コアと、このコアを囲
むと共に、熱交換器本体を通る流体の通路を形成
しているハウジングと、コアの対向する両端に配
置された一対の端ばりと、コアがこれらの端ばり
の間に締結されるように、端ばりを相互に結合す
るための手段とを備えている。端ばりを相互に結
合するための手段は、上記の流体通路を貫通して
延び、対抗する両端が上記の端ばりに接続されて
いる複数本のタイロツドを備えている。これらの
各ロツドには、各端に隣接した位置にソケツトが
取付けられていると共に、複数本の小径ロツドが
これらのソケツト間に延びているとともにそれら
のソケツトに接合されている。
本願のさらに別の発明によつて提供されるタイ
ロツドは、熱交換器に取付けて使用するように構
成されており、熱交換器は、コアと、このコアを
囲むと共に、熱交換器本体を通る流体の通路を形
成しているハウジングと、コアの対向する両端に
配置された一対の端ばりとを備えている。上記の
タイロツドは、離して配置した一対のソケツト
と、これらのソケツトの間に配置され、これらの
ソケツトに接合された複数本の小径のロツドとを
備えている。小径ロツドの長さと直径との関係
は、その長さがその直径よりも実質的に大きい値
となつている。各ソケツトには、留め部材が取付
けられている。
本願のさらに別の発明の熱交換器は、コアと、
このコアを囲むと共に、熱交換器本体を通る流体
の通路を形成しているハウジングと、コアの対向
する両端に配置された一対の端ばりと、コアがこ
れらの端ばりの間に締結されるように、端ばりを
相互に結合するための手段とを備えている。端ば
りを相互に結合するための手段は、上記の流体通
路を貫通して延び、対向する両端が上記の端ばり
に接続されている複数本のタイロツドを備えてい
る。
本発明によつて実現される熱交換器用の熱平衡
式拘束装置は、熱膨張および熱収縮が、熱交換器
のコアとほぼ同一の割合となつている。このよう
に、コアおよび拘束システムにおける熱膨張およ
び熱収縮率がほぼ同一であるので、熱応力および
力に起因した亀裂の発生および故障を回避でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかる装置を搭載
したガスタービンエンジンの側面図であり、第2
図は第1図の線で囲んだ部分を取り出して示す
拡大断面図である。
発明を実施するための最良の形態 図面に示すように、熱交換器である熱回収装置
10は、熱平衡式拘束装置11を備えており、ガ
スタービンエンジン12に装着されている。ガス
タービンエンジンは、排出ノズル14を備えたコ
ンプレツサ13と、吸気ダクト17および排気パ
イプ18を備えた燃焼およびタービン領域16と
を有している。
熱回収装置10は、コア19と、ハウジング2
1と、一対の端ばり22と、熱平衡式拘束装置1
1とを有している。
上記のコア19は複数の一次側表面板23を有
しており、これらの板は相互に間隔をおいて並列
な状態で積み重ねられている。隣接する板23の
外周部分は相互に通常の方法で接合され、この接
合が各板に渡つて順次に行なわれており、これに
よつて、板の間には空気通路と排出ガス通路とが
交互に形成されている(図示せず)。上記のコン
プレツサ13の排出ノズル14に対しては、ベロ
ーズ・タイプの管継手26を介して入口ダクト2
4が接続されている。コアの空気通路の排出側お
よび吸入ダクト17に対しては、ベローズ・タイ
プの管継手28を介して出口ダクト27が接続さ
れている。
上記のハウジング21は、エンジン12の排気
パイプ18に接続されており、これとは反対の側
に排気開口29を備えている。ハウジングはコア
19を取り囲んで、矢印31によつて代表される
排出ガス流通路を区画形成している。このガス流
通路によつて、排出ガスは、排気パイプ18から
コア内の排気通路を通つて、排気開口29に流れ
る。ハウジングは対向した端壁32を有してお
り、各々の端壁には複数個の孔が形成されてい
る。これらの端壁の一方のものを、第2図におい
て符号33によつて示してある。
一対の端ばり22はコア19の両端に配置され
ており、本例においてはこれらのはりは、溶接等
によつて好適な状態に相互接合された複数の箱形
はりおよび板部材によつて構成されて、強固な構
造体になつている。各端ばりには、複数個の孔3
6が形成されており、これらはハウジング21の
端壁32にあけた孔33に一致している。端ばり
22とコア19との間には、断熱部材35が好適
な状態に配置されている。
熱平衡式の拘束装置11によつて、端ばり22
を相互に結合するための手段37が形成され、こ
の手段によつて端ばりの間にコア19が締結され
ることになる。この相互結合手段37は複数本の
熱応答性の良いタイロツド38を備えており、こ
れらのタイロツド38は排出ガス流通路31を横
切つて配置されており、各タイロツトの両端は、
それぞれ一対の端ばり22に接合されている。各
タイロツト38は、離して配置した一対のソケツ
ト39と、ソケツト間に配置され、これらのソケ
ツトに接続された複数本の小径ロツド41と、ソ
ケツトを端ばりに結合するための手段42とを備
えている。この手段42を配置する代わりに、小
径のロツドを個別に端ばり22に結合するように
することも可能である。各ソケツトは、端面43
と、小径ロツドと同数の貫通孔44とを有してい
る。上記の小径ロツドは貫通孔44を貫通し、そ
れらの端は端面43から突出した状態になつてい
る。各ロツドは貫通孔内に、溶接などの方法によ
つて固定した状態に保持されている。各ソケツト
は、端壁32に形成した孔33を貫通した状態に
配置されており、カラー46によつて、密閉され
た状態で端壁に結合されている。各タイロツド3
8にはその長手方向にそつて所定の間隔置きに複
数個のスペーサー47が配置され、これらは各タ
イロツドに対して固定されて、これによつてロツ
ドの振動が防止されるようになつている。
調整可能な接合手段42は、ソケツト39内の
ねじ切り孔48と、ねじ付留め部材すなわちスタ
ツド49と、ナツト53とによつて構成されてお
り、上記のスタツドは、ねじ切り孔48内にねじ
込まれた第1のねじ端部分51と、端ばり内にお
いて孔36を貫通して延びる第2のねじ端部分5
2とを有している。上記のナツト53は、第2の
ねじ端部分52にねじ込まれ、端ばりに当接した
状態になつている。
熱平衡式の拘束装置11を特定の形式の熱交換
器に用いる場合を述べてきたが、この装置は、構
成部分間の熱応答速度が実質的に等しい他の形式
の熱交換器等にも使用することが可能である。
産業上の利用可能性 使用されている状態においては、エンジン12
からの排出ガスは、矢印の方向に排気流通路31
を流れて、コア19内の排出ガス通路を通過し
て、排気開口29から排出される。排出ガスは一
般に約650℃であり、ほぼ大気の状態となつてい
る。コア内のガス通路を通過した高温排出ガスに
よつて、板23が加熱される。それと同時に、コ
ンプレツサ13から排出された約550kPaの圧縮
空気が管継手26、入口ダクト24およびコア内
の空気通路を通つて流れ、この空気通路内におい
て板からの熱を受け取る。このように加熱された
空気は、次に出口ダクト27、管継手28を通つ
て、燃焼およびタービン領域に流入し、そこにお
いて、燃焼燃料と混合される。
タイロツド38によつて、コア19内の圧縮空
気により発生する圧力が拘束され、各エア・セル
の膨張が阻止される。熱回収装置10の初期の状
態においては、ナツト53を締めつけることによ
つてタイロツド38に予引張力が与えられて、コ
アに対して、設定された締結力が作用している。
板23およびコア19の他の構成部分は薄い金
属板によつて構成されているので、コア19は極
めて速く加熱され、熱膨張が非常に早い。しか
し、ロツド38が数本の小径ロツド41からなつ
ており、しかも排気流通路31内に位置している
ので、排出ガスはこれらの小径ロツドの廻りを循
環し、これらのロツドも急速に加熱するので、こ
れらの小径ロツドも急速に熱膨張する。
タイロツド38を形成する小径ロツド41の寸
法および材質の選択は、それらのロツド41の熱
膨張特性がコア19の熱膨張特性に極めて良く合
致するように特別になされているので、加熱およ
び作動サイクルの間において、締結力は予め選択
した限度内に維持される。本実施例の小径ロツド
は、直径が約0.63センチメートルであり、インコ
ネル718鋼から作られている。この直径は、ロツ
ド41の温度上昇率がコア19の温度上昇率にほ
ぼ同様になるように選択した。インコネル718製
ロツドの熱膨張係数は、ステンレススチール製の
コアの熱膨張係数よりも小さいので、ロツドから
コアに作用する締結力は、僅かに上昇することに
なる。しかしながら、この締結力は、ステンレス
スチールの圧縮強度よりもずつと下の値に維持さ
れるので、この締結力の増加は、コアに対して悪
影響を及ぼすことはない。インコネル718鋼を材
料として選んだ理由は、高温における優れた強度
を有しているとともに、設計温度範囲においては
クリープが全く生じないからである。各タイロツ
ド38を構成する小径ロツド41の本数は、タイ
ロツドに塑性化の発生することのない予め選択さ
れた締結力が発生するように選択する。
上述の記載から、本発明の構成によつて、コア
および端ばりに比べて熱応答が遅いという従来の
拘束装置の問題点を解決した熱平衡式拘束装置が
実現されることは明らかである。また、複数本の
小径ロツドから構成した熱応答の早いタイロツド
を利用することによつて、コアとタイロツドとは
ほぼ等しい割合で熱膨張する。このようにして、
本発明の熱的に平衡した拘束装置では、公知の外
部拘束装置に比べて一時的な熱応力が著しく減少
し、低サイクル運転における疲れ寿命が、5000回
を遥かに越える開始、停止サイクルにまで延びる
ことになる。
本発明の他の構成、目的および効果は、明細
書、図面および添付した請求の範囲を考察するこ
とによつて明確に理解することができる。
JP60504149A 1985-05-22 1985-09-13 熱交換器用の熱平衡式拘束装置 Granted JPS62502907A (ja)

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EP0222769B1 (en) 1990-11-28

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