JPH1115896A - 電話機による金融機関利用方法、その装置及びアダプタ - Google Patents

電話機による金融機関利用方法、その装置及びアダプタ

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JPH1115896A
JPH1115896A JP16366597A JP16366597A JPH1115896A JP H1115896 A JPH1115896 A JP H1115896A JP 16366597 A JP16366597 A JP 16366597A JP 16366597 A JP16366597 A JP 16366597A JP H1115896 A JPH1115896 A JP H1115896A
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JP
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signal
telephone
card information
information
financial institution
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Application number
JP16366597A
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English (en)
Inventor
Toru Kogure
徹 小暮
Tsuneo Idenawa
常夫 出縄
Hiroshi Yamaguchi
博 山口
Osamu Tateno
理 舘野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JIYOUYOU GINKOU KK
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
JIYOUYOU GINKOU KK
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 宅内電話機に簡単なアダプタを付加するだけ
で残高照会、資金移動などの銀行業務をオペレータに盗
聴されることなく行う。 【解決手段】 利用者Uは電話機からセンタ(銀行)B
へアクセスし、Bがこれを検出すると、カード読取りを
促す案内を、その回線へ送った後、PB信号帯域外の雑
音を、その回線に送る。Uはその雑音を聞き、アダプタ
にATM用カード(個人番号などが記録)を入れ手で移
動させ、読取らせ、そのカード情報をPB信号に変換し
て回線へ送出する。Bはそのカード情報の認証を行い、
これに合格すると、暗証番号の入力を促す案内を送った
後、雑音を流すUは雑音を聞き、暗証番号をダイヤル操
作してPB信号として送出する。Bはその暗証番号を照
合するカード情報、暗証番号送出中は雑音が重畳され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】
【従来の技術】従来は最近は金融機関毎に専用の端末装
置を用いるテレホンパンキングシステムが普及してい
る。例えば、専用端末、いわゆるATMに、センタ側の
接続電話番号、処理業務メニュー情報、パスワード登録
/変更情報などを格納したメモリカードを利用者が挿入
することにより、その専用端末のディスプレイに表示さ
れた操作手順に基づき、金融機関のセンタのホストコン
ピュータと通信接続し、残高照会、資金移動、口座開設
などを目的とする処理業務を選択し、センタのホストコ
ンピュータにおいて処理された結果を受信して専用端末
のディスプレイに表示している。
【0003】一方、金融機関のセンタに設置されたホス
トコンピュータと利用者宅内の電話機とを公衆回線を介
して呼接続し、センタ側からの音声応答装置によるガイ
ダンスの送出に対応して予め設定した暗証番号を利用者
宅内の電話機のダイヤル操作によりPB信号として送出
し、センタ側はそのPB信号により受信した暗証番号と
予め登録した暗証番号とを照合することにより本人性の
確認を行い、その後、同様にセンタ側からの音声応答装
置によるガイダンスの送出に対応して利用者宅内の電話
機のダイヤル操作によるPB信号送出により残高照会、
資金移動などを目的とする処理業務を選択し、センタ側
はホストコンピュータにおいてその選択された業務を処
理し、その処理結果を音声応答装置により利用者宅内の
電話機に通知することが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では、
専用端末装置を用いる場合、セキュリティ性は向上する
が、利用者宅内から行うことができるが、その場合、非
常に高価な端末を必要とし、しかもその操作方法や処理
業務メニューがまちまちであった。一方暗証番号を電話
機のダイヤル操作によりそのまま公衆回線に送出する考
えは不正な手段により第三者に暗証番号を盗聴される恐
れがありセキュリティ上問題がある。
【0005】また、利用者に対してはセンタのホストコ
ンピュータの処理結果を一方的に通知するのみであり、
処理業務の内容、受付時間などによりオペレータの介入
の必要性が生じた場合、利用者がオペレータに接続する
別の番号に電話を掛け直すことになる。この発明はこの
ような従来の課題を解決する電話機による金融機関利用
方法及びその装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明方法によれば、
電話機の加入者回線にカード読取り部を含むアダプタを
接続し、利用者はアダプタに、予め決められた情報が記
録されたカードを読取らせ、アダプタからその読取った
カード情報をPB信号に変換して金融機関装置へ送信
し、そのカード情報の送信中は、その電話回線に、PB
信号と周波数帯を異にする雑音信号を重畳させ、金融機
関装置で受信したカード情報の認証を行い、これに合格
すると、金融機関装置から暗証番号の入力を促す案内を
電話機へ送信した後、その電話回線にPB信号帯域外の
雑音信号を送出し、利用者はその電話機のダイヤルを操
作して暗証番号をPB信号として金融機関装置へ送出
し、金融機関装置は暗証番号を受信すると、雑音信号の
送出を停止し、また受信した暗証番号の認証を行い、こ
れに合格すると利用者の正当性を認める。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明が適用されるシステム構
成例は次の通りである。図1に示すように公衆電話網1
1を介してセンタ(金融機関)装置12と、複数のユー
ザ(利用者)宅13内の電話機14とが接続されてい
る。センタ装置12には、ユーザの電話機14との通信
接続を行い、アダプタ15より受信する情報を制御する
通信制御装置21と、複数の音声ガイダンスおよび雑音
信号を送出する音声応答装置22と、ユーザの電話機1
4或いはアダプタ15から送信される信号情報と予め登
録した情報とを照合する認証装置23と、ユーザの電話
機14から送信される信号情報を識別して処理業務を制
御する業務処理制御装置24と、オペレータ用の端末装
置25とその電話機26と、HOST−CPU(ホスト
コンピュータ)27とが備えられており、これら各装置
21〜27は例えば、LAN28によりバス接続されて
いる。
【0008】ユーザ宅13には、電話機(利用者宅に設
置されている既存のアナログ電話機でよい)14と、磁
気カードICカードなど情報カードに登録された情報を
読み取るカードリーダ部を含むアダプタ15を設け、そ
のアダプタ15は読み取って情報を例えば、PB信号に
変換して公衆電話網11を介して送信し、さらに特定の
雑音信号を受信しないとアダプタ15のカードリーダ部
が動作しないように構成されているアダプタ15は電話
機および公衆回線接続口を有し、電話機14と公衆電話
網11との間に介在される。電話機14とアダプタ15
は利用者端末を構成している。
【0009】次にこの実施例動作手順を説明しよう。ユ
ーザの電話機14から事前に通知されたセンタ側の受付
電話番号を発信すると(S1)、公衆電話網11を介し
てセンタ装置12の通信制御装置21との呼接続が行わ
れる。音声応答装置22はLAN28を介して通信制御
装置21より呼接続完了信号を受信すると、公衆電話網
11を介してユーザの電話機14へ受付ガイダンスを自
動送信する(S2)。
【0010】この時点で、ユーザ側はセンタ装置12と
の回線接続を確認する。なお、受付ガイダンスは後述す
る雑音信号を送出する旨の内容を含むガイダンスとし、
例えば「こちらは○○受付センタです。ザーという音が
聞こえましたら、アダプタにてカード読み取り操作を実
施してください」というガイダンスを送出する。音声応
答装置22はガイダンス送信後一定時間をおいて、公衆
電話網11を介してユーザの電話機14へ雑音信号を送
出する。なお、予めアダプタ15に雑音送出機能を設
け、音声応答装置22より雑音送出起動信号を送信し、
アダプタ15より雑音信号を送出することも可能であ
る。またこの雑音信号はPB信号周波数帯域外の信号で
あってPB信号へは影響を与えない。
【0011】この時点で、アダプタ15は雑音信号(又
は雑音送出起動信号)を検知しカード読み取り可能状態
となる。即ち、雑音信号を受信しないとアダプタ15の
カードリーダ部は動作しない構成であり、ユーザの電話
機14とセンタ装置12以外の電話機とが回線接続され
た状態で、誤ってカード読み取り操作をしてもカードリ
ーダ部が動作しないためカード情報は送出されない。
【0012】雑音信号受信確認後のアダプタ15のカー
ドリーダ部によるカード読み取り操作により、最も簡単
な場合は、カードが磁気カードであれば、カードをカー
ドリーダ部のスリットに挿入してそのスリットを通過さ
せればよい。この操作によりアダプタ15は店番号、個
人番号などを含んだカード情報を一旦蓄積し(S3)、
このカード情報に予めアダプタ15に登録したアダプタ
情報(例えば、装置番号)を付与し、更に、PB信号に
変換して公衆電話網11を介して通信制御装置21へ送
信する(S4)。なお、このアダプタ情報はその内容を
特に限定するものではないが、第三者の不正行為による
盗聴などを考慮して、カード情報の通信パラメータのヘ
ッダ部分にダミー番号として付与することが望ましい。
その他に、このカード情報の途中、予め決めた個所に特
定のダミー番号を挿入してもよい。
【0013】通信制御装置21はアダプタ15から受信
したPB信号をLAN28を介して認証装置23へ送信
するとともに、その受信検知信号を音声応答装置22へ
送信する。音声応答装置22はこの受信検知信号を受信
し、雑音信号を停止する(S5)。認証装置23は受信
したPB信号12よりアダプタ15から送信されたカー
ド情報を識別し、その情報と予め登録した蓄積情報とを
照合(第一認証)し(S6)、アダプタ接続であること
を確認し、その結果を通知する(S7)。一致した場合
は音声応答装置22により送信情報を確認した旨のガイ
ダンス(例えば「店番号と個人番号を確認しました」)
とともに雑音信号送出後に電話機のダイヤル操作による
暗証番号入力を要求する旨のガイダンス(例えば「ザー
という音が聞こえましたら、暗証番号をダイヤルしてく
ださい」)を公衆電話網11を介してユーザの電話機1
4へ送信し、ガイダンス送信一定時間後、雑音信号を送
信する(S8)。前記照合が一致しない場合はサービス
が利用できない旨のガイダンス(例えば「このサービス
はご利用できません」)を送信する。
【0014】雑音信号受信確認後のユーザは電話機14
のダイヤル操作により暗証番号を入力送信する(S
9)。通信制御装置21はこの暗証番号に対応したPB
信号を受信すると、このPB信号をLAN28を介して
認証装置23へ送信するとともに、PB信号を受信検知
した信号を音声応答装置22へ送信する。音声応答装置
22はこの受信検知信号を受信し、雑音信号の途中を停
止する(S10)。
【0015】認証装置23はPB信号として受信したユ
ーザの電話機のダイヤル操作により通知された暗証番号
と、HOST−CPU27に登録された(事前に認証装
置23に登録も可能)暗証番号とを照合(第二認証)し
(S11)、本人性の確認を行い、その結果を通知する
(S12)。一致しない場合は音声応答装置22により
暗証番号再入力を要求する旨のガイダンス(例えば「も
う一度、暗証番号をダイヤルしてください」)をユーザ
の電話機14へ送信し、雑音信号を送信する。一定回数
繰り返して一致しない場合はサービスが利用できない旨
のガイダンス(例えば「このサービスはご利用できませ
ん」)を送信する。
【0016】照合結果が一致した場合は音声応答装置2
3により暗証番号を確認した旨のガイダンス(例えば
「暗証番号を確認しました」)とともに処理業務を選択
可能とするガイダンス(例えば「□□業務を選択する場
合は1を、△△業務を選択する場合は2をダイヤルして
ください」)をユーザの電話機14へ送信する(S1
3)。
【0017】このガイダンスに基づきユーザは電話機1
4のダイヤル操作により処理業務選択番号を送信する
(S14)。業務処理制御装置24はユーザの電話機1
4のダイヤル操作による選択信号(例えば、PB信号)
を受信すると、その選択された業務を識別し、予め登録
した、例えば、取扱金額(限度金額)、受付時間、業務
の重要性(セキュリティ性)等の情報により、オペレー
タ業務であるか、HOST業務であるかの判定を行う
(S15)。なお、HOST−CPU27の故障時は自
動的にオペレータ業務を選択する。
【0018】オペレータ業務であると判定すると(S1
6)、業務処理制御装置24は音声応答装置22により
ユーザの電話機14へオペレータ業務である旨のガイダ
ンス(例えば「オペレータに転送します」)を送信させ
るとともに、オペレータ端末25へカード情報に基づき
検索されたHOST−CPU27のユーザ情報(HOS
T−CPU故障時は故障情報を通知)と選択された処理
業務情報とを転送する(S17)。
【0019】通信制御装置21はユーザの電話機14と
接続されている回線をオペレータ電話機26に接続し、
オペレータがユーザとの通話確認によりオペレータ端末
25でHOST−CPU27へのアクセスを行い、その
後の検索及び処理業務を実行し、その結果をユーザへ通
話により通知する(S18,S19)。選択処理業務の
判定の結果、HOST業務である場合(S20)は業務
処理制御装置24はユーザが目的とする処理業務を選択
するまで、音声応答装置22による電話機14への処理
業務を選択可能とするガイダンスの送信と(S21)、
ユーザによる電話機14のダイヤル操作による選択信号
の受信とを継続して行い(S22)、目的とする処理業
務が確定するとその情報をHOST−CPU27へ送信
し、HOST−CPU27の検索及び処理結果を受信し
(S23)、その内容を音声応答装置22によりユーザ
の電話機14へ音声で通知する(S24)。
【0020】アダプタ15の具体例を図3Aに示す。電
話回線接続端子31、これと互いに接続された電話機接
続端子32、カードリーダ部33、PB信号変換部3
4、雑音検出部35を備え、マイクロコンピュータによ
り動作するもので、バス36にCPU37、プログラム
が記録されたROM38、動作用RAM39が接続さ
れ、またインタフェース41,42,43をそれぞれ介
してカードリーダ部33、PB信号変換部34、雑音検
出部35もバス36に接続される。更に装置番号などの
アダプタ情報がメモリ44に記憶されている。
【0021】電話回線接続端子31に雑音が入力される
と、これが雑音検出部35で検出され、この検出がCP
U37で検知される。カードリーダ部33で読取られた
カード情報はRAM39に一時格納され、図3Bに示す
ようにヘッダにメモリ44からのアダプタ情報をヘッダ
51に配し、これに続いて、カードリーダ部33で読取
ったカード情報52を配し、更にカード情報52の途中
の予め決めた個所に、予め決めたダミー番号53を挿入
した4フレームを組立て、これをPB信号変換部34で
PB信号に変換して電話回線接続端子31に供給する。
その際にヘッダ51は電話番号に用いる周波数の組合せ
以外の4つの組合せのPB信号に変換するように、アダ
プタ情報のコード及びPB信号変換部34を構成してお
く。またこのPB信号のフレームの送出は雑音検出部3
5を監視し、雑音信号が検出されている場合にのみ行う
ようにし、雑音信号が検出されていなければ、PB信号
の送出はしない。
【0022】雑音検出部35を省略し、代りに特定の信
号(起動信号)を検出する検出部を設け、これが検出さ
れるごとに、1回だけ前記フレーム部のPB信号を送出
するようにしてもよい。必要に応じてアダプタ情報5
1、ダミー番号53の一方又は双方を省略してもよい。
図に示していないがカードリーダ部33にカードの読取
り操作を行ったが、読取りに失敗した場合はランプ表示
などでそれを報知させることもできる。
【0023】
【発明の効果】上述したように、この発明は、認証を第
一認証、第二認証の2段階で実施し、しかもその認証を
行うための情報信号を伝送する際に、回線に雑音信号を
重畳させるため、例えばオペレータが盗聴しようとして
も聞きわけることができない、さらにアダプタのカード
リーダ部が特定の雑音信号を検知したときのみ、カード
読み取り動作を実施する場合は、カード読取りを必要と
しない時にカード読取り動作をユーザが誤って行って
も、それが読出されるおそれはなく、例えば通話に対し
影響を与えるおそれはない。
【0024】また、ユーザの電話機のダイヤル操作によ
る選択信号を識別し、オペレータ業務であるか、HOS
T業務であるかを判定し、オペレータ業務であると判定
された場合、選択された処理業務情報とユーザ情報とを
オペレータ端末へ自動転送するとともに、ユーザの電話
機とオペレータ電話機を回線接続するため、ユーザによ
るオペレータへの電話掛け直し操作が不要になるばかり
ではなく、HOST−CPU故障時にもオペレータは迅
速にユーザ対応できるため、サービス性が向上する。
【0025】さらに、ユーザは、カードリーダによるカ
ードの読み取り、暗証番号のダイヤル入力、選択処理業
務のダイヤル入力という簡易な操作でサービスが利用で
きる。またカードとしては、通常使用している、ATM
用カードをそのまま使用でき、特殊なカードを必要とし
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されるシステムの構成例を示す
ブロック図。
【図2】この発明の方法の実施例を示す流れ図。
【図3】Aはアダプタ15の機能構成例を示すブロック
図、Bはカード情報を構成するフレームの例を示す図で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 博 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 舘野 理 茨城県水戸市南町2丁目5番5号 株式会 社常陽銀行内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話機を公衆電話網を介して金融機関装
    置と接続して、上記電話機をダイヤル操作して、金融機
    関を利用する方法であって、 上記電話機の加入者回線にカード読取り部を含むアダプ
    タを接続し、 利用者は上記アダプタに、予め決められた情報が書込ま
    れたカードを読取らせ、そのアダプタから、その読取っ
    たカード情報をPB信号に変換して電話回線を介して上
    記金融機関装置へ送信し、 上記金融機関装置で上記カード情報に対する認証を行
    い、 その認証に合格すると上記金融機関装置から暗証番号入
    力を促す案内を上記電話機へ送信した後、上記電話回線
    にPB信号帯域外の雑音信号を送出し、 上記利用者は上記電話機をダイヤル操作して暗証番号を
    PB信号として上記金融機関装置へ送出し、 上記金融機関装置は上記暗証番号を受信後上記雑音信号
    の送出を停止し、 上記金融機関装置は上記受信した暗証番号を認証し、こ
    の認証に合格すると、上記利用者の正当性を認めること
    を特徴とする電話機による金融機関利用方法。
  2. 【請求項2】 上記カード情報の送信中は上記電話回線
    に、PB信号と周波数帯を異にする雑音信号を重畳させ
    ることを特徴とする請求項1記載の電話機による金融機
    関利用方法。
  3. 【請求項3】 上記電話機から上記金融機関装置に着信
    があると、上記金融機関装置は利用者にカード情報の入
    力を促す案内を上記電話回線に送出後、上記雑音信号を
    上記電話回線に送出し、 上記金融機関装置は上記カード情報を受信すると、上記
    雑音信号の送出を停止することを特徴とする請求項2記
    載の電話機による金融機関利用方法。
  4. 【請求項4】 上記アダプタは上記カード情報を上記電
    話回線へ送出中、上記雑音信号を上記電話回線へ送出す
    ることを特徴とする請求項2記載の電話機による金融機
    関利用方法。
  5. 【請求項5】 上記カード情報の予め決めた個所にその
    認証に直接関係しないダミー情報を挿入することを特徴
    とする請求項1乃至4の何れかに記載の電話機による金
    融機関利用方法。
  6. 【請求項6】 上記アダプタは特定の起動信号を検知す
    ると上記カード情報の電話回線への送出を可能とするこ
    とを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の電話機
    による金融機関利用方法。
  7. 【請求項7】 上記アダプタは上記雑音信号を検知する
    と上記カード情報の回線への送出を可能とすることを特
    徴とする請求項3又は5に記載の電話機による金融機関
    利用方法。
  8. 【請求項8】 上記金融機関装置は上記利用者の正当性
    を認めると、要求業務の選択入力を促す案内を上記電話
    機へ送出し、 その案内を上記利用者が聞いて、ダイヤル操作により、
    業務選択信号を入力してPB信号として上記金融機関装
    置へ送信し、 上記金融機関装置は上記電話機よりの業務選択信号から
    コンピュータによる自動処理業務かオペレータによる業
    務かの判定を行い、その判定結果に応じた業務を行うこ
    とを特徴とする請求項1乃至8の何かに記載の電話機に
    よる金融機関利用方法。
  9. 【請求項9】 上記判定がオペレータによる業務である
    と、選択された処理業務情報と、コンピュータのその利
    用者情報とをオペレータ端末へ転送することを特徴とす
    る請求項8記載の電話機による金融機関利用方法。
  10. 【請求項10】 公衆電話網を介して利用者端末からの
    PB信号で送られて来る情報にもとづき金融機関の業務
    を行う金融機関装置であって、 上記公衆電話網と接続された通信制御装置と、 上記通信制御装置とバス接続された認証装置及び音声応
    答装置とを備え、 上記利用者端末から上記通信制御装置に着信があると、
    上記音声応答装置からカード情報の入力を促す案内を上
    記通信制御装置を介して上記着信回線へ送出する手段
    と、 上記利用者端末からPB信号よりなるカード情報を上記
    通信制御装置が受信すると、そのカード情報を上記認証
    装置へ転送する手段と、 上記認証装置では上記転送されたカード情報を予め登録
    された蓄積情報と照合する第1認証手段と、 上記第1認証手段での照合が正しければ上記音声応答装
    置から、暗証番号の入力を促す案内を上記通信制御装置
    を介して上記着信回線へ送出した後、PB信号帯域外の
    雑音信号を上記着信回線へ送出する手段と、 上記利用者端末からPB信号よりなる暗証番号を上記通
    信制御装置が受信すると、その暗証番号を上記認証装置
    へ転送すると共に暗証番号の受信を上記音声応答装置へ
    通知する手段と、 上記音声応答装置で上記通知を受信すると上記雑音信号
    の送出を停止する手段と、 上記認証装置で上記転送された暗証番号を、予め登録さ
    れたその利用者の暗証番号と照合する第2認証手段と、 を具備することを特徴とする電話利用金融機関装置。
  11. 【請求項11】 上記通信制御装置にバス接続された業
    務処理制御装置及びオペレータ端末と、 上記第2認証手段による照合がとれると、上記音声応答
    装置から、要求業務の選択入力を促す案内を上記通信制
    御装置を介して、上記着信回線へ送出する手段と、 上記利用者端末からPB信号よりなる業務選択信号を上
    記通信制御装置が受信すると、その業務選択信号を上記
    業務処理制御装置へ転送する手段と、 上記業務処理制御装置では上記転送された業務選択信号
    がオペレータ業務であるかコンピュータ業務であるかの
    判定を行う手段と、 上記判定手段がオペレータ業務であると判定すると、上
    記カード情報に基づき検索された利用者情報と処理業務
    情報を上記オペレータ端末へ転送する手段と、 上記通信制御装置では、上記着信回線を上記オペレータ
    端末のオペレータ電話機に接続する手段と、 を具備することを特徴とする請求項10記載の電話利用
    金融機関装置。
  12. 【請求項12】 上記音声応答装置は上記カード情報の
    入力を促す案内を送出後、PB信号帯域外の雑音信号を
    上記着信回線へ送出する手段と、上記通信制御装置に上
    記カード情報の受信を上記音声応答装置へ通知する手段
    と、上記通知を受けた上記音声応答装置は上記雑音信号
    の送出を停止する手段とを備えることを特徴とする請求
    項10又は11記載の電話利用金融機関装置。
  13. 【請求項13】 互いに接続された電話機接続端及び電
    話回線接続端と、 カードに記録された情報を読取るカードリーダ部と、 上記カードリーダ部で読取った情報をPB信号に変換す
    るPB信号変換手段と、 上記電話回線接続端よりの起動信号を検出する起動信号
    検出手段と、 上記起動信号検出手段の検出出力により、上記PB信号
    に変換された上記カード情報を上記電話回線接続端へ供
    給することを可能とするカード情報供給制御手段と、 を具備する金融機関利用電話機アダプタ。
  14. 【請求項14】 上記起動信号は雑音信号であり、上記
    カード情報供給制御手段は雑音信号が検出されている間
    に上記供給を可能とする手段であることを特徴とする請
    求項13記載の金融機関利用電話機アダプタ。
  15. 【請求項15】 ヘッダ情報を記憶する記憶部と、上記
    ヘッダ情報を、電話番号に用いない周波数の組合せのP
    B信号に上記PB信号変換手段で変換し、上記PB信号
    とされたカード情報の先頭に付けて上記電話回線接続端
    へ供給する手段とを含む請求項13又は14記載の金融
    機関利用電話機アダプタ。
  16. 【請求項16】 上記PB信号とされたカード情報の途
    中の予め決められた個所に、予め決められたダミー信号
    を挿入する手段を含むことを特徴とする請求項13乃至
    15の何れかに記載の金融機関利用電話機アダプタ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005051554A (ja) * 2003-07-29 2005-02-24 Mitsubishi Electric Corp 応答コールセンターシステムの顧客端末及びオペレータ端末
JP2013065025A (ja) * 2006-12-15 2013-04-11 Qualcomm Inc 安全な電話バンキングのための方法および装置
JP2013539293A (ja) * 2010-09-25 2013-10-17 テンディロン コーポレイション 音声方式で外部設備と通信を行う電子機器

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