JPH11158713A - 高圧ゴム手袋用保護手袋 - Google Patents
高圧ゴム手袋用保護手袋Info
- Publication number
- JPH11158713A JPH11158713A JP34192197A JP34192197A JPH11158713A JP H11158713 A JPH11158713 A JP H11158713A JP 34192197 A JP34192197 A JP 34192197A JP 34192197 A JP34192197 A JP 34192197A JP H11158713 A JPH11158713 A JP H11158713A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- finger
- pressure rubber
- gloves
- glove
- protective
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 高圧ゴム手袋用保護手袋において、着用した
状態での指の屈曲作用を容易にする。 【解決手段】 指部の指先部１ａと指根元部１ｂとを除
く中間部分の背面位置に膨出部５を形成した。膨出部５
は、指の第１及び第２関節Ｐ１，Ｐ２に相当する位置を
含む。また材料は、メリヤス地に良質ウレタンゴムを含
浸させ、表面を発泡させて発泡層を形成したライトブル
ーから成る。高圧ゴム手袋１０の指部分の背面と保護手
段の指部分の背面との間に空隙Ｓが形成されるので、作
業者が指を第１間節Ｐ１及び第２間節Ｐ２において屈曲
した時、その屈曲抵抗は高圧ゴム手袋１０を単独で使用
した場合とほぼ同程度に作用し指の疲労を軽減すること
ができる。
状態での指の屈曲作用を容易にする。 【解決手段】 指部の指先部１ａと指根元部１ｂとを除
く中間部分の背面位置に膨出部５を形成した。膨出部５
は、指の第１及び第２関節Ｐ１，Ｐ２に相当する位置を
含む。また材料は、メリヤス地に良質ウレタンゴムを含
浸させ、表面を発泡させて発泡層を形成したライトブル
ーから成る。高圧ゴム手袋１０の指部分の背面と保護手
段の指部分の背面との間に空隙Ｓが形成されるので、作
業者が指を第１間節Ｐ１及び第２間節Ｐ２において屈曲
した時、その屈曲抵抗は高圧ゴム手袋１０を単独で使用
した場合とほぼ同程度に作用し指の疲労を軽減すること
ができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本願発明は、高圧活線作業時
に使用する高圧ゴム手袋保護手袋に関する。
に使用する高圧ゴム手袋保護手袋に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、高圧活線作業時即ち６００Ｖを越
え７０００Ｖ以下の電気回路の作業時にＪＩＳによって
規格された高圧ゴム手袋を着用すること、またその使用
に際し、高圧ゴム手袋のみを着用することによる不都合
即ち感電事故を誘発する傷などの存在を目視により検知
することが極めて難しいこと、また僅かな傷が生じた場
合にも直ちに廃棄処分しなければならないので経済的負
担が大きいことなどの理由により高圧ゴム手袋の外面に
さらに保護手段を着用することが規定されている。
え７０００Ｖ以下の電気回路の作業時にＪＩＳによって
規格された高圧ゴム手袋を着用すること、またその使用
に際し、高圧ゴム手袋のみを着用することによる不都合
即ち感電事故を誘発する傷などの存在を目視により検知
することが極めて難しいこと、また僅かな傷が生じた場
合にも直ちに廃棄処分しなければならないので経済的負
担が大きいことなどの理由により高圧ゴム手袋の外面に
さらに保護手段を着用することが規定されている。
【０００３】上記した保護手袋は、メリヤス地に良質ウ
レタンゴムを含浸させ表面を発泡させて表面に均一な発
泡層を形成したライトブルーを標準とした構成のもので
ある。そしてこの保護手袋を着用するときは、傷などの
存在を直ちに目視することができると共に、高圧ゴム手
袋に比し袖部分が短いこと及び安価に製作できることな
どから、高圧ゴム手袋に比し保護手袋を交換することが
経済的である。
レタンゴムを含浸させ表面を発泡させて表面に均一な発
泡層を形成したライトブルーを標準とした構成のもので
ある。そしてこの保護手袋を着用するときは、傷などの
存在を直ちに目視することができると共に、高圧ゴム手
袋に比し袖部分が短いこと及び安価に製作できることな
どから、高圧ゴム手袋に比し保護手袋を交換することが
経済的である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来公知の
保護手袋は、当然ながら高圧ゴム手袋とその外面に着用
する保護手袋との間に多少とも空隙が生じた場合、活線
作業時に高圧ゴム手袋と保護手袋との間に滑りや弛みが
生じて作業性を損なう惧れがあり、そのため保護手袋は
高圧ゴム手袋の外面に密着するように作成されている。
保護手袋は、当然ながら高圧ゴム手袋とその外面に着用
する保護手袋との間に多少とも空隙が生じた場合、活線
作業時に高圧ゴム手袋と保護手袋との間に滑りや弛みが
生じて作業性を損なう惧れがあり、そのため保護手袋は
高圧ゴム手袋の外面に密着するように作成されている。
【０００５】ところが高圧ゴム手袋は、取り扱う電気回
路の電圧によって異なるが、指先部分と袖部分の材厚が
１．０〜２．７ｍｍ、掌部分の材厚は１．０〜２．３ｍ
ｍと規定されており、高圧ゴム手袋を着用した状態で指
を屈曲した場合、高圧ゴム手袋自体による抵抗が指に作
用するのに対し、その表面に保護手袋を着用した場合、
さらに大きな抵抗が指に作用して指の疲労を招き、作業
性を損なうという不都合があった。
路の電圧によって異なるが、指先部分と袖部分の材厚が
１．０〜２．７ｍｍ、掌部分の材厚は１．０〜２．３ｍ
ｍと規定されており、高圧ゴム手袋を着用した状態で指
を屈曲した場合、高圧ゴム手袋自体による抵抗が指に作
用するのに対し、その表面に保護手袋を着用した場合、
さらに大きな抵抗が指に作用して指の疲労を招き、作業
性を損なうという不都合があった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】そこで、本願発明は、上
記した従来の不都合を解消するために、５本の指部分と
掌部分と袖部分とから成り、高圧ゴム手袋の外面に密着
するように装着する高圧ゴム手袋用保護手袋であって、
前記指部分における指先部と指根元部を除くその中心部
分の背面位置に膨出部を形成したことを特徴としたもの
である。
記した従来の不都合を解消するために、５本の指部分と
掌部分と袖部分とから成り、高圧ゴム手袋の外面に密着
するように装着する高圧ゴム手袋用保護手袋であって、
前記指部分における指先部と指根元部を除くその中心部
分の背面位置に膨出部を形成したことを特徴としたもの
である。
【０００７】上記において、好ましくは、膨出部が、指
の第１及び第２関節に相当する位置を含む、また材料と
しては、メリヤス地に良質ウレタンゴムを含浸させ、表
面を発泡させて発泡層を形成したライトブルーから成る
ものである。
の第１及び第２関節に相当する位置を含む、また材料と
しては、メリヤス地に良質ウレタンゴムを含浸させ、表
面を発泡させて発泡層を形成したライトブルーから成る
ものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下図面について本願の実施例を
詳述すると、本願の保護手袋は、図１で示すように、親
指、人差指、中指、薬指及び小指から成る５本の指部分
１を有した掌部分２を下方に袖部分３を一体に延長して
成り、この保護手袋は、周知のようにメリヤス地ａに良
質ウレタンゴムを含浸させ表面を発泡させてメリヤス地
ａの表面に均一な発泡層ｂを形成した例えばライトブル
ーに着色された材料から成る。
詳述すると、本願の保護手袋は、図１で示すように、親
指、人差指、中指、薬指及び小指から成る５本の指部分
１を有した掌部分２を下方に袖部分３を一体に延長して
成り、この保護手袋は、周知のようにメリヤス地ａに良
質ウレタンゴムを含浸させ表面を発泡させてメリヤス地
ａの表面に均一な発泡層ｂを形成した例えばライトブル
ーに着色された材料から成る。
【０００９】このよう構成された保護手袋は、従来は、
高圧ゴム手袋の外面に密着するように構成されており、
本願はこのように高圧ゴム手袋１０の外面に密着する構
成において、図３で示すように指部分１の指先部１ａと
指部分１の根元部１ｂとを残してそれらの中間部分の背
面位置に、高圧ゴム手袋１０の指部より遊離するように
膨出する膨出部５を設けて成るものである。
高圧ゴム手袋の外面に密着するように構成されており、
本願はこのように高圧ゴム手袋１０の外面に密着する構
成において、図３で示すように指部分１の指先部１ａと
指部分１の根元部１ｂとを残してそれらの中間部分の背
面位置に、高圧ゴム手袋１０の指部より遊離するように
膨出する膨出部５を設けて成るものである。
【００１０】即ち図３は中指部分を示しており、図３か
ら明らかなように、人間の中指Ｐにおける第１関節Ｐ1
と第２関節Ｐ2 とを含む背面位置に膨出部５を形成す
る。
ら明らかなように、人間の中指Ｐにおける第１関節Ｐ1
と第２関節Ｐ2 とを含む背面位置に膨出部５を形成す
る。
【００１１】上記における第１，第２関節Ｐ1 ，Ｐ2 と
膨出部５との関係は、第１関節のみを有する親指を除く
他の指部分において共通であり、また親指部分において
は膨出部５は第１関節にのみ対応する。
膨出部５との関係は、第１関節のみを有する親指を除く
他の指部分において共通であり、また親指部分において
は膨出部５は第１関節にのみ対応する。
【００１２】しかして、上記した構成によれば、高圧ゴ
ム手袋１０の指部分の背面と保護手段の指部分１の背面
との間に空隙Ｓが形成されるので、作業者が指を第１関
節Ｐ1 及び第２関節Ｐ2 において屈曲した時、その屈曲
抵抗は高圧ゴム手袋１０を単独で使用した場合とほぼ同
程度に作用し、高圧ゴム手袋１０の外面に保護手袋が密
着した状態で作業する場合に比し指の疲労を軽減するこ
とができる。
ム手袋１０の指部分の背面と保護手段の指部分１の背面
との間に空隙Ｓが形成されるので、作業者が指を第１関
節Ｐ1 及び第２関節Ｐ2 において屈曲した時、その屈曲
抵抗は高圧ゴム手袋１０を単独で使用した場合とほぼ同
程度に作用し、高圧ゴム手袋１０の外面に保護手袋が密
着した状態で作業する場合に比し指の疲労を軽減するこ
とができる。
【００１３】しかも、この構成によれば、指部分１にお
いて指部１の先部１ａと指根元部１ｂとは、高圧ゴム手
袋１０の指部分外面に密着しているので、作業時におい
て保護手袋と高圧ゴム手袋との間に滑りや弛みの生じる
惧れはない。
いて指部１の先部１ａと指根元部１ｂとは、高圧ゴム手
袋１０の指部分外面に密着しているので、作業時におい
て保護手袋と高圧ゴム手袋との間に滑りや弛みの生じる
惧れはない。
【００１４】
【発明の効果】以上のように、本願発明によれは、活線
作業時において指を屈曲したときの屈曲抵抗が軽減でき
て作業性に有効であると共に、高圧ゴム手袋との間に滑
りや弛みの生じる惧れもないなどの利点を有する。
作業時において指を屈曲したときの屈曲抵抗が軽減でき
て作業性に有効であると共に、高圧ゴム手袋との間に滑
りや弛みの生じる惧れもないなどの利点を有する。
【図１】総体斜視図
【図２】素材の断面図
【図３】装着状態の縦断面図
【図４】装着状態の横断面図
１ 指部分 １ａ 指先部 １ｂ 指根元部 ２ 掌部分 ３ 袖部分 ５ 膨出部 ａ メリヤス地 ｂ 発泡層
Claims (3)
- 【請求項１】 ５本の指部分と掌部分と袖部分とから成
り、高圧ゴム手袋の外面に密着するように装着する高圧
ゴム手袋用保護手袋であって、前記指部分における指先
部と指根元部を除くその中心部分の背面位置に膨出部を
形成したことを特徴とする高圧ゴム手袋用保護手袋。 - 【請求項２】 膨出部が、指の第１及び第２関節に相当
する位置を含む請求項１記載の高圧ゴム手袋用保護手
袋。 - 【請求項３】 メリヤス地に良質ウレタンゴムを含浸さ
せ、表面を発泡させて発泡層を形成したライトブルーか
ら成る請求項１または２記載の高圧ゴム手袋用保護手
袋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34192197A JPH11158713A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 高圧ゴム手袋用保護手袋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34192197A JPH11158713A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 高圧ゴム手袋用保護手袋 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11158713A true JPH11158713A (ja) | 1999-06-15 |
Family
ID=18349792
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34192197A Pending JPH11158713A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 高圧ゴム手袋用保護手袋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11158713A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102038595B1 (ko) * | 2018-07-26 | 2019-10-31 | 김동일 | 손가락 길이조절 고무장갑 |
-
1997
- 1997-11-28 JP JP34192197A patent/JPH11158713A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102038595B1 (ko) * | 2018-07-26 | 2019-10-31 | 김동일 | 손가락 길이조절 고무장갑 |
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