JPH11156409A - 圧延材接合装置の接合前状態監視装置 - Google Patents

圧延材接合装置の接合前状態監視装置

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JPH11156409A
JPH11156409A JP32153297A JP32153297A JPH11156409A JP H11156409 A JPH11156409 A JP H11156409A JP 32153297 A JP32153297 A JP 32153297A JP 32153297 A JP32153297 A JP 32153297A JP H11156409 A JPH11156409 A JP H11156409A
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Shiro Osada
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Shigeru Yagisawa
繁 八木沢
Koichi Sakamoto
浩一 坂本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 先行圧延材の後端が適切な位置にあることを
監視するとともに先行圧延材の後端と後行圧延材の先端
とが適切な重ね合せ状態にあることを監視する接合状態
監視装置を提供する。 【解決手段】 圧延方向に走行する台車12と、台車上
に取付けられ先行する圧延材1の後端部を水平に把持し
て昇降可能な後端クランプ18と、台車上に取付けられ
後行する圧延材2の先端部を水平に把持する先端クラン
プ20と、先行圧延材1の後端と後行圧延材2の先端を
切削加工する加工装置22と、先行圧延材1と後行圧延
材2の加工面を重合わせ、先行圧延材1の上面と後行圧
延材2の下面を圧延材1,2とほぼ同一厚さまで圧縮し
て接合する圧接装置26とを備えた圧延材接合装置10
において、先行圧延材1の後端を監視する撮像装置11
0を設け、この監視データにより圧延材接合装置10を
制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱間圧延設備にお
いて圧延材とともに走行しながら、先行する圧延材の後
端と後行する圧延材の先端とを接合する圧延材接合装置
に設けられた接合前状態を監視する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の熱間圧延設備では加熱炉から供給
されるスラブをスラブ単位ごとに粗圧延機及び仕上圧延
機で圧延し、所望の板厚のストリップ材を得ている。し
かしかかる方法ではスラブ単位ごとに圧延作業が行われ
るため圧延生産効率が劣ることになるので、連続して圧
延作業を行うことが要望されていた。またこのようにス
ラブ単位で圧延する場合、圧延材の端部(先端部と後端
部)に欠陥を生じ易く圧延材の歩留まりを低下させ、か
つ噛込みや尻抜け等のため圧延速度を高速化しにくい問
題点があった。このため粗圧延機で圧延された先行の圧
延材の後端部と後行の圧延材の先端部とを接合して仕上
圧延機に供給する圧延材接合装置が開発されている。こ
のような圧延材接合装置として、圧延材と同速度で走行
する台車上で先行圧延材の後端と後行圧延材の先端とを
突き合わせ、または重ね合せて圧接する方法が用いられ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの台車の走行
速度が適切でないと先行圧延材の後端が予め定めた時間
に接合位置に来ず、先行圧延材の後端と後行圧延材の前
端とを適切に突き合わせたり、重ね合わせすることがで
きない。また先行圧延材の後端と後行圧延材の先端とが
適切な突き合わせまたは重ね合せ状態になっていないと
必要な圧接強度が得られない。
【0004】本発明は上述した問題点を解決するために
創案されたものである。すなわち本発明は、先行圧延材
の後端が適切な位置にあることを監視するとともに先行
圧延材の後端と後行圧延材の先端とが適切な突き合わせ
または重ね合せ状態にあることを監視する圧延材接合装
置の接合前状態監視装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、圧延方向に走行する台車と、該
台車上に取付けられ先行する圧延材の後端部を水平に把
持する後端クランプと、前記台車上に取付けられ後行す
る圧延材の先端部を水平に把持する先端クランプと、先
行圧延材の後端と後行圧延材の先端を切削加工する加工
装置と、先行圧延材と後行圧延材の加工面を合わせ、先
行圧延材と後行圧延材を圧縮して接合する圧接装置とを
備えた圧延材接合装置に設けられ、前記先行圧延材の後
端を監視する撮像処理装置を有し、この後端が所定時間
に所定位置にあるか監視して前記圧延材接合装置を制御
する。
【0006】かかる構成により先行圧延材の後端が所定
の時間に所定の接合位置にあれば、台車は正常な速度で
走行しているので、次の接合作業の工程に移ることがで
きるが、その位置にない場合は、次工程への移行を中止
または修正作業などの制御を行なうことが可能になるの
で、接合不良の発生を防止することができる。
【0007】請求項2の発明では、圧延方向に走行する
台車と、該台車上に取付けられ先行する圧延材の後端部
を水平に把持する後端クランプと、前記台車上に取付け
られ後行する圧延材の先端部を水平に把持する先端クラ
ンプと、先行圧延材の後端と後行圧延材の先端を切削加
工する加工装置と、先行圧延材と後行圧延材の加工面を
合わせ、先行圧延材と後行圧延材を圧縮して接合する圧
接装置とを備えた圧延材接合装置に設けられ、前記先行
圧延材の後端と前記後行圧延材の先端の合わせ状態を監
視する撮像処理装置を設け、この合わせ状態により接合
作業を制御する。
【0008】かかる構成により先行圧延材の後端と後行
圧延材の先端の突き合わせや重り具合が適正な状態であ
れば次の接合作業の工程に移ることができるが、適正な
状態でない場合は、次工程への移行を中止または修正作
業などの制御を行なうことが可能になるので、接合不良
の発生を防止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。なお各図において同一の符号
は同一の意味を表す。図1は本発明の実施形態の構成を
示す圧延材接合装置の側面図である。なお、本実施形態
では重ね合わせ圧接の場合を説明するが、突き合わせ圧
接にも容易に適用できる。図1において、本圧延材接合
装置10は、矢印で示す圧延方向に走行する台車12
と、台車12上に取付けられ先行する圧延材1の後端部
を水平に挟持して昇降可能な後端ピンチロール14と、
台車12上に取付けられ後行する圧延材2の先端部を水
平に挟持する先端ピンチロール16と、先行圧延材1の
後端部を水平に把持して昇降可能な後端クランプ18
と、後行する圧延材2の先端部を水平に把持する先端ク
ランプ20と、先行圧延材1の後端部下面と後行圧延材
2の先端部上面を切削加工する加工装置22と、加工面
を還元状態に保持する還元炎バーナ24a,24bと、
先行圧延材1と後行圧延材2の加工面を重合わせて圧延
材1、2とほぼ同じ厚さまで圧縮して接合する圧接装置
26とを備えている。
【0010】後端ピンチロール14の前部にはサイドガ
イドローラ28aが設けられ、先端ピンチロール16の
後部にはサイドガイドローラ28bが設けられており、
圧延材1,2の幅方向の移動をガイドする。
【0011】後端ピンチロール14の前方には複数の案
内ローラ38を傾斜状に備え、先行圧延材1がなだらか
な曲線となって降下するようする出側傾斜テーブル30
が設けられており、先端ピンチロール16の後方には複
数の案内ローラ38を傾斜状に備え、後行圧延材2がな
だらかな曲線となって上昇するようにする入側傾斜テー
ブル32が設けられている。出側傾斜テーブル30、入
側傾斜テーブル32は台車12に設けられたヒンジ40
を中心に回動する。出側傾斜テーブル30はテーブル用
シリンダ34aにより回動され、入側傾斜テーブル32
はテーブル用シリンダ34bにより回動する。
【0012】圧接装置26の支柱をガイドとして昇降ユ
ニット36が設けられ、昇降ユニット用シリンダ37に
より昇降する。昇降ユニット36には後端ピンチロール
14、後端クランプ18、サイドガイドローラ28aお
よびテーブル用シリンダ34aが搭載されている。昇降
ユニット36は後端ピンチロール14と後端クランプ1
8に把持された先行圧延材1の後端部下面を後述するカ
ッター23の上面に接触させる加工高さHと、先行圧延
材1の後端部を後行圧延材2の先端部とほぼ同一高さに
保持する圧接高さLとの間で昇降する。後端ピンチロー
ル14は上下一対のロールからなり、駆動装置により上
段ロールは昇降する。上段ロールは降下したとき先行圧
延材1の後端部を水平に挟持し、上昇した時、下段ロー
ルが圧延材の案内ロールとなる。後端クランプ18は先
行圧延材1の後端面が圧延方向で圧接するのに必要な位
置にきたとき先行圧延材1を把持し位置決めを行う。位
置決めには後述するテレビカメラ110と画像処理装置
111が用いられる。かかる構成により、後端クランプ
18により先行圧延材1の後端部を水平に支持したま
ま、昇降ユニットシリンダ37により先行圧延材1を加
工高さHに保持して、カッター23で先行圧延材1の後
端部下面と後行圧延材2の先端部上面を切削加工するこ
とができ、次に先行圧延材1の後端部を水平に保持した
まま、昇降ユニット36を降下して先行圧延材1と後行
圧延材2の加工面を重合わせ、圧接装置26により圧縮
して接合することができる。
【0013】先端ピンチロール16は、上段ロールと下
段ロールよりなり、上段ロールが降下して後行圧延材2
の先端部を水平に挟持し、上昇したとき下段ロールが圧
延材の案内ロールとなる。先端クランプ20は後行圧延
材2の前端面が圧延方向で圧接するのに必要な位置にき
たとき後行圧延材2を把持し位置決めを行う。後端クラ
ンプ18と先端クランプ20との位置決めにより先行圧
延材1の後端と後行圧延材2先端の重なり代が確保され
る。
【0014】加工装置22には、斜めの軸心を有する回
転式のカッター23が設けられ、斜め方向に移動して上
下方向に間隔を開いて設定された圧延材1,2間に入り
先行圧延材1の後端下面と後行圧延材2の先端上面を切
削する。カッター23は回転切削しながら圧延材1,2
の板幅方向に移動し全板幅を切削する。
【0015】還元炎バーナ24a、24bは、コークス
炉ガス、LPG、LNG等の可燃性ガスを完全燃焼させ
る量よりも少ない酸素で燃焼させて還元炎を生成し加工
面に吹き付けて酸化を防ぐ。還元炎バーナ24aは昇降
ユニット36に取付けられて昇降し、還元炎バーナ24
bは図示しない支持材を介して台車12に取付けられ、
先行圧延材1の後端部下面と後行圧延材2の先端部上面
の加工面に向けて還元ガスを吹きつけ、還元状態に保持
し切削面の酸化を防ぐ。
【0016】圧接装置26には、複数(本件の場合は、
3本)の油圧シリンダ26aが板幅方向に配置されてい
る。油圧シリンダ26aはフレーム26bに支持され、
フレーム26bは支柱26cに支持されている。この支
柱26cの下方は台車12に固定されている。油圧シリ
ンダ26aのロッド先端は上金型装置26dに固定さ
れ、上金型装置26dの下方には油圧シリンダ26aか
らの圧縮荷重を支える下金型装置26eが台車12に固
定されている。油圧シリンダ26aにより上金型装置2
6dを圧下することにより先行圧延材1の上面と後行圧
延材2の下面を押圧し、圧延材1、2とほぼ同一厚さに
圧接する。
【0017】台車12は、複数の車輪13を有し、圧延
方向に延びたレール3上を走行する。Bは圧延装置の圧
延高さであり、圧延材1または2は複数のローラ4上で
支持され圧延方向に移動する。レール3はローラ4を跨
ぐ位置に配置され、圧接高さLを圧延高さBより高くし
て、レール3より高い位置で台車12が走行できるよう
にしている。入側傾斜テーブル32は圧延材1を圧延装
置の圧延高さBから先端ピンチロール16に案内し、出
側傾斜テーブル30は後端ピンチロール14から圧延高
さBに案内する。出側傾斜テーブル30および入側傾斜
テーブル32を破線で示す位置に回動することにより既
存の圧延装置をそのまま稼働させることができる。
【0018】図2は第1実施形態の接合部近傍の構造を
示す図である。後端クランプ18および先端クランプ2
0は同じ構造で、圧延材1,2を受ける下部受け台10
1と、圧延材1,2を挟んで押圧する上部押し台102
と、上部押し台102を押圧する押圧シリンダ103か
らなる。後端クランプ18と先端クランプ20の間には
上金型装置26dと下金型装置26eが配置されてお
り、接合するときの先行圧延材1の後端は上金型装置2
6dの接合基準線K上の基準位置に来るように計画され
ている。
【0019】図3は図2のX−X矢視図を示す。上金型
装置26dと下金型装置26eの横にはテレビカメラ1
10が配置され、先行圧延材1の後端と上金型装置26
dとの位置関係を撮影できるようになっており、撮影さ
れた画像は画像処理装置111で処理され、その結果は
圧延材接合装置10を制御する制御装置112に入力さ
れる。
【0020】先行圧延材1は圧延設備により所定の速度
で図1に示す圧延方向に走行している。圧延材接合装置
10はこの先行圧延材1と同速度になるよう加速し、接
合を行う所定時間に、後端ピンチロール14により先行
圧延材後端が上金型装置26dの接合基準線K上の基準
位置となるよう制御される。その位置になった時に後端
クランプ18で先行圧延材後端部を把持する。圧延材接
合装置10の速度が遅い場合は、所定時間において先行
圧延材後端は接合基準線Kより前方(後端クランプ18
側)となり、速度が速い場合は先行圧延材後端は接合基
準線Kより後方(先端クランプ20側)となる。ここで
所定時間とは、先行圧延材1の走行速度を計測してお
き、予め設定した加速度で加速を開始してから先行圧延
材1の走行速度に到達しそのとき丁度先行圧延材後端が
接合基準線Kの位置に来る時間toをいう。
【0021】前記所定時間に先行圧延材後端が接合基準
線Kの位置に来るか否かをテレビカメラ110で監視
し、来ていない(先行圧延材後端は接合基準線Kより前
方)か通り過ぎた(先行圧延材後端は接合基準線Kより
後方)場合は、画像処理装置112で得られた画像より
その状況を制御装置112に知らせる。制御装置112
はこの情報により来てない場合は圧延材接合装置10を
加速し、通り過ぎた場合は減速する等の修正処理を行な
う。
【0022】上記の動作を図4の動作フロー図により説
明する。図2において、B点は接合基準線Kの上流側L
oの位置を示し、このB点には先行圧延材後端が通過す
るのを検出する図示しないセンサが設けられている。こ
のB点を先行圧延材後端が通過するのをセンサで検出す
る(S1)。通過を検出すると圧延材接合装置10(台
車12)は加速を開始するとともに時間の計測を開始す
る(S2)。この台車12の速度vが先行圧延材1の速
度voと等しくなったか否か監視し(S3)、等しくな
ると、計測した時間tが所定時間toとなったか調べる
(S4)。一方テレビカメラ110は接合基準線Kの位
置に先行圧延材後端が来るのを撮影しており(S5)、
画像処理装置111は入力さる画像を解析処理し(S
6)、図2に示す上金型装置26dの端面からの先行圧
延材後端の突出量bを演算している(S7)。ステップ
S4で計測時間tが所定時間toとなったとき、突出量
bが上金型装置26dの端面と接合基準線Kとの距離b
oになったか判定し(S8)、boになっていれば正常
(S9)として、圧延材接合装置10も含め圧延設備を
制御する上位コンピュータに通知する(S10)。bo
になっていなければ異常としてアラームを発生し(S1
1)、上位コンピータに通知する(S12)。上位コン
ピータは正常であれば次の接合作業の指示を出し、異常
であれば作業中止や修正処理などの指示をする。
【0023】次に第2実施形態について説明する。本実
施形態では図3に示したハードウエアを用いて、先行圧
延材1後端と後行圧延材2先端との重ね合わせ代が適切
か否かの判断を行うものである。図5は第2実施形態の
圧延材の重ね合わせ代を説明する図である。先行圧延材
1は圧延設備により所定の速度で図1に示す圧延方向に
走行している。圧延材接合装置10はこの先行圧延材1
と同速度になるよう加速し、接合を行う所定時間に、後
端ピンチロール14により先行圧延材後端が上金型装置
26dの所定位置となるよう制御される。その位置にな
った時に後端クランプ18で先行圧延材後端部を把持す
る。一方後行圧延材2も圧延設備により所定の速度で送
り出されており、先端ピンチロール16により後行圧延
材先端が下金型装置26eの所定位置にくるよう制御
し、その位置になった時に先端クランプ20で後行圧延
材先端部を把持する。これにより接合に必要な先行圧延
材1後端と後行圧延材2先端の重ね代Lを確保する。
【0024】接合を行う所定時間に先行圧延材後端と後
行圧延材先端の重ね代Lが所定の範囲内にあるか否かを
テレビカメラ110で監視し、画像処理装置112で得
られた画像よりその重ね代Lの状況を制御装置112に
知らせる。制御装置112はこの情報により重ね代Lが
所定の範囲内であれば、次の接合工程へ移り、所定の範
囲外であれば、次の接合工程への移行し停止し、修正作
業を行う。
【0025】上記の動作を図6に示す動作フロー図で説
明する。テレビカメラ110は接合部を撮影しており
(S21)、画像処理装置111は得られた画像を解析
処理し(S22)、図5に示す先行圧延材後端と後行圧
延材先端のラップ代Lを演算している(23)。このラ
ップ代Lが接合を行う所定時間に予め定めた適切な値L
oになっているか判定し(S24)、Loになっていれ
ば接合作業を継続し(25)、Loになっていなけれ
ば、接合作業を中止する(S26)。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、先行圧延材後端が所定時間に所定位置にきているか
否かを監視し、来ていない場合は圧延材接合装置の走行
速度を変更する等の修正措置をとることができる。また
先行圧延材後端と後行圧延材先端の重り代Lを監視し、
所定の範囲にない場合、次工程への移行を停止し修正措
置をとることができる。これにより結合不良の発生を回
避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成を示す側面図であ
る。
【図2】第1実施形態の接合部近傍の構造を示す図であ
る。
【図3】図2のX−X矢視図である。
【図4】第1実施形態の動作フロー図である。
【図5】第2実施形態の接合部近傍の構造を示す図であ
る。
【図6】第2実施形態の動作フロー図である。
【符号の説明】
1、2 圧延材 3 レール 4 ローラ 10 圧延材接合装置 12 台車 13 車輪 14 後端ピンチロール 16 先端ピンチロール 18 後端クランプ 20 先端クランプ 22 加工装置 23 カッター 24a、24b 還元炎バーナ 26 圧接装置 26a 油圧シリンダ 26b フレーム 26c 支柱 26d 上金型装置 26e 下金型装置 28a,28b サイドガイドローラ 30 出側傾斜テーブル 32 入側傾斜テーブル 34a,34b テーブル用シリンダ 36 昇降ユニット 37 昇降ユニット用シリンダ 38 案内ローラ 40 ヒンジ 101 下部受け台 102 上部押し台 103 押圧シリンダ 110 テレビカメラ 111 画像処理装置 112 制御装置 H 加工高さ L 圧接高さ B 圧延高さ K 接合基準線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田添 信広 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石 川島播磨重工業株式会社横浜エンジニアリ ングセンター内 (72)発明者 長田 史郎 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石 川島播磨重工業株式会社横浜エンジニアリ ングセンター内 (72)発明者 八木沢 繁 大阪市中央区北浜4丁目5番33号 住友金 属工業株式会社内 (72)発明者 坂本 浩一 大阪市中央区北浜4丁目5番33号 住友金 属工業株式会社内 (72)発明者 福島 傑浩 大阪市中央区北浜4丁目5番33号 住友金 属工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧延方向に走行する台車と、該台車上に
    取付けられ先行する圧延材の後端部を水平に把持する後
    端クランプと、前記台車上に取付けられ後行する圧延材
    の先端部を水平に把持する先端クランプと、先行圧延材
    の後端と後行圧延材の先端を切削加工する加工装置と、
    先行圧延材と後行圧延材の加工面を合わせ、先行圧延材
    と後行圧延材を圧縮して接合する圧接装置とを備えた圧
    延材接合装置に設けられ、前記先行圧延材の後端を監視
    する撮像処理装置を有し、この後端が所定時間に所定位
    置にあるか監視して前記圧延材接合装置を制御すること
    を特徴とする圧延材接合装置の接合前状態監視装置。
  2. 【請求項2】 圧延方向に走行する台車と、該台車上に
    取付けられ先行する圧延材の後端部を水平に把持する後
    端クランプと、前記台車上に取付けられ後行する圧延材
    の先端部を水平に把持する先端クランプと、先行圧延材
    の後端と後行圧延材の先端を切削加工する加工装置と、
    先行圧延材と後行圧延材の加工面を合わせ、先行圧延材
    と後行圧延材を圧縮して接合する圧接装置とを備えた圧
    延材接合装置に設けられ、前記先行圧延材の後端と前記
    後行圧延材の先端の合わせ状態を監視する撮像処理装置
    を設け、この合わせ状態により接合作業を制御すること
    を特徴とする圧延材接合装置の接合前状態監視装置。
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