JPH1115636A - シリアルパラレル変換回路 - Google Patents

シリアルパラレル変換回路

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JPH1115636A
JPH1115636A JP16840897A JP16840897A JPH1115636A JP H1115636 A JPH1115636 A JP H1115636A JP 16840897 A JP16840897 A JP 16840897A JP 16840897 A JP16840897 A JP 16840897A JP H1115636 A JPH1115636 A JP H1115636A
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JP
Japan
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data
serial
conversion circuit
parallel conversion
parallel
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JP16840897A
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English (en)
Inventor
Masataka Ozaka
匡隆 尾坂
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有効な複数ビットのシリアルデータのまとま
りが断続的に入力される場合において、転送クロック信
号又はデータ有効信号に瞬間的にノイズが混入した場合
においても、異常なパラレルデータを出力することを最
小限に押さえるシリアルパラレル変換回路を提供する。 【解決手段】 データ有効信号1403を参照しながら
シリアルデータ1401を取り込み、シリアルデータ1
401が蓄積されたビット数をカウントする転送ビット
カウンタ1405が所定数をカウントするとパラレルデ
ータ1406を出力するシリアルパラレル変換回路14
00が、前記データ有効信号1403が無効を示すと前
記転送ビットカウンタ1405を0にするリセット部1
407を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリアルパラレル
変換回路に関し、特に、デジタル放送受信装置において
トランスポートデコーダから出力されたシリアルデータ
をパラレルデータに変換するシリアルパラレル変換回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル圧縮された映像や音声を
放送衛星やCATV等の送信手段により送信するデジタ
ル放送が行われている。以下に、このデジタル放送を受
信するデジタル放送受信装置の従来の技術について説明
する。
【0003】図5は、従来のデジタル放送受信装置10
0の構成を示すブロック図である。デジタル放送の送信
装置側から送られてきたデータ101はチューナ&復調
部102で選局、復調され、トランスポートデコーダ1
03に入力される。送信されるデータはトランスポート
ストリームという多数の符号化ストリームを比較的短い
固定長のパケットで時分割多重化されたものである。
【0004】トランスポートデコーダ103は、映像、
音声の圧縮データを圧縮データストリーム専用入力ポー
ト107を経由してMPEGデコーダ105に入力す
る。MPEGデコーダ105は、トランスポートデコー
ダ103から入力されるデータ信号を8ビット並列の信
号に変換するシリアルパラレル変換回路111と、ロー
カルメモリ106に格納された映像及び音声のデータの
伸張を行いローカルメモリ106に格納する伸張回路1
13と、ローカルメモリ106に格納されたデータを表
示する表示回路114とを有する。
【0005】従って、MPEGデコーダ105に入力さ
れた圧縮されている映像及び音声のデータは、ローカル
メモリ106に格納され、伸張回路113で伸張されて
再度ローカルメモリ106に格納され、表示回路114
で表示される。ここで、MPEGデコーダ105による
表示とは、TV出力用の信号を出力することをいう。な
お、従来のデジタル放送受信装置100では、伸張回路
113は8ビット並列入力可能であり、トランスポート
デコーダ103から圧縮データストリーム専用入力ポー
ト107に入力されるデータはシリアルデータである。
【0006】従って、シリアルパラレル変換回路111
はトランスポートデコーダ103から送られるシリアル
データを8ビットのパラレルデータに変換するため、M
PEGデコーダ105内部にはシリアルパラレル変換回
路111がある。以下に、従来のシリアルパラレル変換
回路について図6、図7を用いて説明する。
【0007】図6は、従来のシリアルパラレル変換回路
111の構成を示したブロック図である。シリアルパラ
レル変換回路111は、シリアルデータ401と転送ク
ロック信号402とシリアルデータ401が有効である
ことを示すデータ有効信号403とを入力するシフトレ
ジスタ404と、転送クロック信号402とデータ有効
信号403とを入力し、シフト数をカウントする転送ビ
ットカウンタ405とを備え、転送ビットカウンタ40
5は8をカウントした時点でシフトレジスタ404に転
送命令を通知し、シフトレジスタ404は転送命令を受
けると8ビットのパラレルデータ406を出力する。こ
こで、8ビットのパラレルデータとは、8本の信号線上
に並列して存在する0又は1の値をもつ8個のデータの
集合をいう。
【0008】なお、トランスポートデコーダ103は、
デジタル放送の送信装置から送信されたトランスポート
ストリームに対して処理するものであるため、出力する
シリアルデータ401が連続して有効であるとは限らな
い。このため、トランスポートデコーダはシリアルデー
タ401とは別にシリアルデータが参照可能である旨を
示すデータ有効信号403をシリアルパラレル変換回路
に伝えている。
【0009】ところで、従来のデジタル放送受信装置に
おけるある種のトランスポートデコーダは、有効なシリ
アルデータ401を8ビットの倍数にあたる期間につき
連続して出力する。従って、ある種のトランスポートデ
コーダから出力されるシリアルデータ401は、8クロ
ックの倍数分、換言すれば8ビットの倍数分の連続した
データを1セットとして送られる。なお、1セットと1
セットは断続的に送られる。また、1セットと別の1セ
ットは異なるデータ量である場合もある。
【0010】以下では、上述のような有効なシリアルデ
ータ401を8ビットの倍数にあたる期間につき連続し
て出力するある種のトランスポートデコーダを備えるデ
ジタル放送受信装置について説明することにする。図7
は、シリアルパラレル変換の処理の流れを示すフローチ
ャートである。まず転送ビットカウンタ405のカウン
ト値を0にする(ステップ501)。
【0011】シリアルデータ401を参照可能かどうか
判断するためのデータ有効信号403が有効となるまで
何もしない(ステップ502)。データ有効信号403
が有効を示すと、シリアルデータ401を1ビットのデ
ータとして取り込み(ステップ503)、シフトレジス
タ404を1つシフトさせ(ステップ504)、転送ビ
ットカウンタ405のカウント値を1つ増加する(ステ
ップ505)。
【0012】次に、転送ビットカウンタ405のカウン
ト値が8であるか否かを判断し、8でなければステップ
502のデータ有効信号403が有効となるまで何もし
ないという処理に戻る(ステップ506)。カウント値
が8であれば、シフトレジスタ404に蓄積された8ビ
ットデータを並列に出力し(ステップ507)、その後
次のシリアルデータを処理するためにステップ501の
処理に戻る。
【0013】このように従来のシリアルパラレル変換回
路は、ステップ501〜507の処理によってシリアル
パラレル変換の処理を実現している。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
シリアルパラレル変換回路では、トランスポートデコー
ダ103から出力され伝送されたデータ有効信号403
がノイズ等の影響により変動し、本来シリアルデータ4
01が無効であり参照してはならない時に有効を示した
場合は、その有効を示した期間のシリアルデータ401
を有効なものとして余分に取り込んでパラレル変換する
ため、その後は余分に取り込んだビット数分だけずれた
8ビットのパラレルデータを出力しつづけることにな
る。同様に、本来シリアルデータ401が有効であるに
もかかわらずノイズ等の影響によりデータ有効信号40
3が変動して無効を示した場合は、その無効を示した期
間のシリアルデータ401を取り込むことができず、次
に有効なシリアルデータが届いたときに、それらと合わ
せてパラレル変換するため、その後は取り込むことがで
きなかったビット数分だけずれた8ビットのパラレルデ
ータを出力しつづけることになる。
【0015】また、従来のシリアルパラレル変換回路
は、転送クロック信号402がノイズ等の影響により変
動した場合にも、変動した回数分のシリアルデータ40
1を余分に取り込んでパラレル変換するため、その後は
余分に取り込んだビット数分だけずれた8ビットのパラ
レルデータを出力しつづけることになる。以下に、ノイ
ズ等の影響によりデータ有効信号403が変動した場合
の動作について説明する。
【0016】図8は、転送クロック信号402、シリア
ルデータ401、データ有効信号403、シフトレジス
タ404に入力されパラレル変換されるデータの変化を
示すタイムチャートである。トランスポートデコーダ1
03が、有効なシリアルデータ401を8ビットの倍数
にあたる期間につき連続して出力するものであるとして
チャートに示している。
【0017】転送クロック信号T1〜T20におけるシ
リアルデータ401が0か1かの値をチャート中に示し
ている。データ有効信号403は負論理でチャート中に
示す。チャート中71の横段にはデータ有効信号403
にノイズが混入しない場合について、シフトレジスタ4
04に入力されパラレル変換されるデータの変化を示
し、チャート中72の横段には転送クロック信号402
がT6である時点でデータ有効信号403にノイズが混
入した場合について、シフトレジスタ404に入力され
パラレル変換されるデータの変化を示す。
【0018】本来T2〜T9の8ビット分とT12〜T
19の8ビット分とが有効であったシリアルデータ40
1も、瞬間的なノイズの影響があると、T2〜T5、T
7〜T9、T12の8ビット分とT13〜T20の8ビ
ット分を有効とみなしパラレル変換してしまう。このよ
うにシリアルパラレル変換回路からビットずれが生じた
データが連続して出力された場合は、異常な8ビットの
パラレルデータの集合となり、伸張回路113において
データのエラーが検出され、本来映像又は音声が表示又
は再生されるべきところ、表示又は再生されない。
【0019】なお、上述のエラー検出は、異常な8ビッ
トのパラレルデータが所定量蓄積された時点で、その所
定量のデータの集合の論理的な意味付けを基に整合性を
判断することによって行われる。そこで、本発明はかか
る点に鑑み、有効な複数ビットのシリアルデータのまと
まりが断続的に入力される場合において、転送クロック
信号402又はデータ有効信号403に瞬間的にノイズ
が混入した場合においても、異常なパラレルデータを出
力することを最小限に押さえるシリアルパラレル変換回
路を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係るシリアルパラレル変換回路は、データ
有効信号を参照しながら、シリアルデータを取り込み、
取り込んだデータが所定ビット数分蓄積された時にパラ
レルデータとして出力するシリアルパラレル変換回路で
あって、各瞬時における前記データ有効信号が無効であ
るかどうかを判断する無効判断手段と、前記無効判断手
段により前記データ有効信号が無効であると判断される
と、それまでに取り込んだシリアルデータを破棄するリ
セット手段とを備えることを特徴とする。
【0021】これによって、シリアルパラレル変換回路
に入力されるシリアルデータが所定数分だけ有効なもの
が連続し、この有効な連続したまとまりが断続的に続く
ものである場合に、前記データ有効信号に瞬間的にノイ
ズが混入しても、次の有効なシリアルデータの連続した
まとまりが入力された以後は、正常にパラレルデータを
出力することができるので、異常なパラレルデータの出
力を最小限に押さえることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて詳細に説明する。 (実施の形態1)以下、本発明に係るシリアルパラレル
変換回路の実施の形態1について図1、図2、前述の図
5、図6、図8を用いて説明する。
【0023】本発明に係るシリアルパラレル変換回路1
400は、デジタル放送受信装置の一部であり、本実施
の形態におけるデジタル放送受信装置は前述の図5に示
した従来のデジタル放送受信装置と同様である。つま
り、本発明におけるシリアルパラレル変換回路1400
は、従来のデジタル放送受信装置におけるシリアルパラ
レル変換回路111を改良したものである。
【0024】図1は、本発明に係るシリアルパラレル変
換回路1400の構成を示したブロック図である。シリ
アルパラレル変換回路1400は、シリアルデータ14
01と転送クロック信号1402とシリアルデータ14
01が有効であることを示すデータ有効信号1403と
を入力するシフトレジスタ1404と、転送クロック信
号1402とリセット部1407からのリセット信号と
を入力しシフト数をカウントする転送ビットカウンタ1
405と、データ有効信号1403が無効を示したとき
に転送ビットカウンタ1405にカウント値を0にする
旨のリセット信号を通知するリセット部1407とを備
え、転送ビットカウンタ1405は8をカウントした時
点でシフトレジスタ1404に転送命令を通知し、シフ
トレジスタ1404は転送命令を受けると8ビットのパ
ラレルデータ1406を出力する。ここで、8ビットの
パラレルデータとは、8本の信号線上に並列して存在す
る0又は1の値をもつ8個のデータの集合をいう。
【0025】なお、トランスポートデコーダ103は、
デジタル放送の送信装置から送信されたトランスポート
ストリームに対して処理するものであるため、出力する
シリアルデータ1401が連続して有効であるとは限ら
ない。このため、トランスポートデコーダはシリアルデ
ータ1401とは別にシリアルデータが参照可能である
旨を示すデータ有効信号1403をシリアルパラレル変
換回路に伝えている。
【0026】本実施の形態1においてシリアルパラレル
変換回路へシリアルデータ1401及びデータ有効信号
1403を入力し、転送クロック信号1402によって
シリアルパラレル変換回路と同期して動作するトランス
ポートデコーダ103は、有効なシリアルデータ140
1を8クロックの倍数にあたる期間につき連続して出力
するものである。また前記連続出力のひとまとまりは断
続的に発生するものである。このため、データ有効信号
1403が有効を示す期間は8クロックの倍数にあたる
期間となる。
【0027】図2は、実施の形態1におけるシリアルパ
ラレル変換の処理の流れを示すフローチャートである。
まず転送ビットカウンタ1405のカウント値を0にす
る(ステップ1501)。リセット部1407はシリア
ルデータ1401を参照可能かどうか判断するためのデ
ータ有効信号1403が有効か判定する(ステップ15
02)。
【0028】データ有効信号1403が無効を示してい
れば、リセット部1407は転送ビットカウンタ140
5のカウント値を0にするリセット信号を出し、転送ビ
ットカウンタ1405はカウント値を0にするステップ
1501に戻る(ステップ1502)。データ有効信号
1403が有効を示すと、シリアルデータ1401を1
ビットのデータとして取り込み(ステップ1503)、
シフトレジスタ1404を1つシフトさせ(ステップ1
504)、カウント値を1つ増加する(ステップ150
5)。
【0029】次に、転送ビットカウンタ1405のカウ
ント値が8であるか否かを判断し、8でなければステッ
プ1502のデータ有効信号1403が有効かどうかの
判定に戻る(ステップ1506)。カウント値が8であ
れば、シフトレジスタ1404に蓄積された8ビットデ
ータを並列に出力し(ステップ1507)、次のデータ
信号を処理するためにステップ1501の処理に戻る。
【0030】このようにしてシリアルパラレル変換回路
は、ステップ1501〜1507の処理によってシリア
ルパラレル変換の処理を実現する。本実施の形態におけ
るシリアルパラレル変換回路が従来のシリアルパラレル
変換回路と異なる点は、リセット部1407の制御によ
りステップ1502のデータ有効信号1403が無効を
示している場合にステップ1501に戻り転送ビットカ
ウンタ1405のカウント値を0にすることである。
【0031】従って、図8のチャート中72の横段に示
すようにT6でノイズが発生した場合でも、T6、T1
0、T11でカウント値が0となるため、T12からは
正常にシリアルデータ1401を取り込め、正常にパラ
レル変換して出力することができる。この場合、T2〜
T9の間の8ビット分のシリアルデータ1401だけを
失っただけで、その後の出力データに影響はない。すな
わち、8ビット分のデータを除けば、正常にデータは伸
張回路113に伝えられ本来の映像又は音声が、表示又
は再生される。
【0032】なお、この8ビット分のデータ消失は、伸
張回路113で伸張され表示又は再生された本来の映像
表示又は音声再生にほとんど影響を与えない。つまり、
人間に感知できる程度には結果に影響を与えないのであ
る。また同様に、転送クロック信号1402にノイズが
混入した場合においても、次にデータ有効信号が無効を
示すタイミングからは正常な8ビットのパラレルデータ
を出力することができる。
【0033】上述のように、本発明に係るシリアルパラ
レル変換回路は、転送クロック信号1402又はデータ
有効信号1403に瞬間的にノイズが混入した場合にお
いても、異常な8ビットのパラレルデータの発生を最小
限に押さえる。 (実施の形態2)次に、本発明に係るシリアルパラレル
変換回路の実施の形態2について図3を用いて説明す
る。
【0034】実施の形態2は、実施の形態1のシリアル
パラレル変換回路1400の変形例であり、シリアルパ
ラレル変換回路の外部の構成については、実施の形態1
と同様である。図3は、本発明に係るシリアルパラレル
変換回路2400の構成を示したブロック図である。
【0035】シリアルパラレル変換回路2400は、シ
リアルデータ2401と転送クロック信号2402とを
入力するシフトレジスタ2404と、転送クロック信号
2402とリセット部2407からのリセット信号とを
入力しシフト数をカウントする転送ビットカウンタ24
05と、シリアルデータ2401が有効であることを示
すデータ有効信号2403が無効を示したときに転送ビ
ットカウンタ2405のカウント値を0にする旨のリセ
ット信号を通知するリセット部2407とを備え、転送
ビットカウンタ2405は8をカウントした時点でシフ
トレジスタ2404に転送命令を通知し、シフトレジス
タ2404は転送命令を受けると8ビットのパラレルデ
ータ2406を出力する。
【0036】シフトレジスタ2404は、実施の形態1
のシフトレジスタ1404が有効なシリアルデータのみ
を入力した(図X1のステップ1502、1503参照)
のと異なり、有効、無効を問わず全てのシリアルデータ
2401を入力する。シフトレジスタ2404に入力さ
れたシリアルデータが8ビットのパラレルデータ240
6として出力されるのは、転送ビットカウンタ2405
が8になった時であり、転送ビットカウンタ2405が
8になるのは、8クロックの間、データ有効信号240
3が有効を示した時である。
【0037】従って、ノイズが混入しない場合におい
て、データ有効信号2403が8クロックの倍数にあた
る期間連続して有効を示し、この連続出力のひとまとま
りは断続的に発生するものであるならば、データ有効信
号2403に瞬間的にノイズが混入した場合において
も、本発明に係るシリアルパラレル変換回路は異常な8
ビットのパラレルデータを出力することを最小限に押さ
えることができる。
【0038】(実施の形態3)次に、本発明に係るシリ
アルパラレル変換回路の実施の形態3について図4を用
いて説明する。実施の形態3も、実施の形態1のシリア
ルパラレル変換回路1400の変形例であり、シリアル
パラレル変換回路の外部の構成については、実施の形態
1と同様である。
【0039】図4は、本発明に係るシリアルパラレル変
換回路3400の構成を示したブロック図である。シリ
アルパラレル変換回路3400は、シリアルデータ34
01と転送クロック信号3402とを入力するシフトレ
ジスタ3404と、転送クロック信号3402とシリア
ルデータ2401が有効であることを示すデータ有効信
号2403とを0または1のシリアルデータとして入力
するシフトレジスタ3408と、シフトレジスタ340
8の8ビットのパラレル出力の論理積をシフトレジスタ
3404への転送命令として伝えるAND回路3409
とを備える。
【0040】また、シフトレジスタ3408はデータ有
効信号2403が無効を示す場合に0を、有効を示す場
合に1を取り込み、転送クロック信号3402に同期し
て8ビットのパラレルデータを出力する。シフトレジス
タ3404は転送クロック信号3402に同期してシリ
アルデータ3401を1クロックごとに取り込み、転送
命令を受けると8ビットのパラレルデータ3406を出
力する。
【0041】つまり、シフトレジスタ3404に入力さ
れたシリアルデータが8ビットのパラレルデータ340
6として出力されるのは、シフトレジスタ3408に、
シリアルデータ3401が有効であることを示すデータ
有効信号3403が8クロック分連続して有効を示した
時である。従って、ノイズが混入しない場合において、
データ有効信号3403が8クロックの倍数にあたる期
間連続して有効を示し、この連続出力のひとまとまりは
断続的に発生するものであるならば、データ有効信号3
403に瞬間的にノイズが混入した場合においても、本
発明に係るシリアルパラレル変換回路は異常な8ビット
のパラレルデータを出力することを最小限に押さえるこ
とができる。
【0042】以上、本発明に係るシリアルパラレル変換
回路について、実施の形態に基づいて説明したが、本発
明はこれら実施形態に限られないことは勿論である。即
ち、 (1)実施の形態1、2、3では、シリアルデータが入
力されるのはシフトレジスタとしたが、これに限定され
ることはなく、8個の1ビットデータと、入力された順
序を記憶し、入力された順序に基づいて8ビットのパラ
レルデータが出力できるものであればよい。 (2)実施の形態1、2、3では、シリアルパラレル変
換回路に入力されるシリアルデータは8の倍数分だけ有
効なものが連続し、この有効な連続したまとまりが断続
的に続くものである場合を前提としたが、この数に限定
されることはなく、出力するパラレルデータのビット数
の倍数であれば何でもよい。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るシリアルパラレル変換回路は、データ有効信号を
参照しながら、シリアルデータを取り込み、取り込んだ
データが所定ビット数分蓄積された時にパラレルデータ
として出力するシリアルパラレル変換回路であって、各
瞬時における前記データ有効信号が無効であるかどうか
を判断する無効判断手段と、前記無効判断手段により前
記データ有効信号が無効であると判断されると、それま
でに取り込んだシリアルデータを破棄するリセット手段
とを備えることを特徴とする。
【0044】これにより、シリアルパラレル変換回路に
入力されるシリアルデータが所定数分だけ有効なものが
連続し、この有効な連続したまとまりが断続的に続くも
のである場合に、前記データ有効信号に瞬間的にノイズ
が混入しても、次の有効なシリアルデータの連続したま
とまりが入力された以後は、正常にパラレルデータを出
力することができるので、異常なパラレルデータの出力
を最小限に押さえることができる。
【0045】また、前記シリアルパラレル変換回路はさ
らに、前記シリアルデータを蓄積したビット数をカウン
トする転送ビットカウンタを備え、前記転送ビットカウ
ンタが所定数をカウントするとパラレルデータを出力
し、前記リセット手段は、前記転送ビットカウンタを0
にすることによって前記のシリアルデータの破棄を行う
とすることもできる。
【0046】これにより、従来のシリアルパラレル変換
回路に対し、前記データ有効信号を前記転送ビットカウ
ンタのリセット端子に入力するよう接続するのみで本発
明に係るシリアルパラレル変換回路が構成できるため、
本発明に係るシリアルパラレル変換回路の製造コストを
低減することができる。また、本発明に係るシリアルパ
ラレル変換回路は、データ有効信号を参照しながら、シ
リアルデータを取り込みnビットのパラレルデータとし
て出力するシリアルパラレル変換回路であって、前記デ
ータ有効信号がnクロック数分の期間連続して有効を示
したかどうかを判断する有効判断手段と、前記有効判断
手段が有効と判断したときのみ、それまでに取り込んだ
シリアルデータをパラレルデータとして出力する出力制
御手段を備えることを特徴とする。
【0047】これによっても、シリアルパラレル変換回
路に入力されるシリアルデータが所定数分だけ有効なも
のが連続し、この有効な連続したまとまりが断続的に続
くものである場合に、前記データ有効信号に瞬間的にノ
イズが混入しても、次の有効なシリアルデータの連続し
たまとまりが入力された以後は、正常にパラレルデータ
を出力することができるので、異常なパラレルデータの
出力を最小限に押さえることができる。
【0048】また、パラレルデータの出力の制御につい
てのみ前記データ有効信号による判断を要し、シリアル
データの入力に関しては前記データ有効信号が有効を示
していても無効を示していても同等に扱えるため、シリ
アルデータを蓄積するシフトレジスタ等への前記データ
有効信号の接続線が不要となり、回路を単純化すること
ができる。
【0049】上述のように、本発明に係るシリアルパラ
レル変換回路は、ノイズ等による瞬間的な信号の乱れの
影響を最小限に押さえるものであり、デジタル放送受信
装置の信頼性向上のために多大な貢献をするものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシリアルパラレル変換回路140
0の構成を示したブロック図である。
【図2】実施の形態1におけるシリアルパラレル変換の
処理の流れを示すフローチャートである。
【図3】本発明に係るシリアルパラレル変換回路240
0の構成を示したブロック図である。
【図4】本発明に係るシリアルパラレル変換回路340
0の構成を示したブロック図である。
【図5】従来のデジタル放送受信装置100の構成を示
すブロック図である。
【図6】従来のシリアルパラレル変換回路111の構成
を示したブロック図である。
【図7】シリアルパラレル変換の処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図8】転送クロック信号402、シリアルデータ40
1、データ有効信号403、シフトレジスタ404に入
力されパラレル変換されるデータの変化を示すタイムチ
ャートである。
【符号の説明】
401 シリアルデータ 401 本来シリアルデータ 402 転送クロック信号 403 データ有効信号 404 シフトレジスタ 405 転送ビットカウンタ 406 パラレルデータ 1400 シリアルパラレル変換回路 1401 シリアルデータ 1402 転送クロック信号 1403 データ有効信号 1404 シフトレジスタ 1405 転送ビットカウンタ 1406 パラレルデータ 1407 リセット部 2400 シリアルパラレル変換回路 2401 シリアルデータ 2402 転送クロック信号 2403 データ有効信号 2404 シフトレジスタ 2405 転送ビットカウンタ 2406 パラレルデータ 2407 リセット部 3400 シリアルパラレル変換回路 3401 シリアルデータ 3402 転送クロック信号 3403 データ有効信号 3404 シフトレジスタ 3406 パラレルデータ 3408 シフトレジスタ 3409 AND回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ有効信号を参照しながら、シリア
    ルデータを取り込み、取り込んだデータが所定ビット数
    分蓄積された時にパラレルデータとして出力するシリア
    ルパラレル変換回路であって、 各瞬時における前記データ有効信号が無効であるかどう
    かを判断する無効判断手段と、 前記無効判断手段により前記データ有効信号が無効であ
    ると判断されると、それまでに取り込んだシリアルデー
    タを破棄するリセット手段とを備えることを特徴とする
    シリアルパラレル変換回路。
  2. 【請求項2】 前記シリアルパラレル変換回路はさら
    に、前記シリアルデータを蓄積したビット数をカウント
    する転送ビットカウンタを備え、 前記転送ビットカウンタが所定数をカウントするとパラ
    レルデータを出力し、 前記リセット手段は、前記転送ビットカウンタを0にす
    ることによって前記のシリアルデータの破棄を行うこと
    を特徴とする請求項1記載のシリアルパラレル変換回
    路。
  3. 【請求項3】 データ有効信号を参照しながら、シリア
    ルデータを取り込みnビットのパラレルデータとして出
    力するシリアルパラレル変換回路であって、 前記データ有効信号がnクロック数分の期間連続して有
    効を示したかどうかを判断する有効判断手段と、 前記有効判断手段が有効と判断したときのみ、それまで
    に取り込んだシリアルデータをパラレルデータとして出
    力する出力制御手段を備えることを特徴とするシリアル
    パラレル変換回路。
JP16840897A 1997-06-25 1997-06-25 シリアルパラレル変換回路 Withdrawn JPH1115636A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008197752A (ja) * 2007-02-08 2008-08-28 Sharp Corp データ通信誤動作防止装置、電子機器、データ通信誤動作防止装置の制御方法、データ通信誤動作防止装置の制御プログラム、及び当該プログラムを記録した記録媒体
JP2009282798A (ja) * 2008-05-23 2009-12-03 Hitachi Ltd サーバ装置およびPCIExpress中継バッファ制御方法
JP2015142244A (ja) * 2014-01-29 2015-08-03 三菱電機株式会社 シリアル通信装置

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