JPH11155757A - 衛生ブラシ - Google Patents

衛生ブラシ

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JPH11155757A
JPH11155757A JP36382497A JP36382497A JPH11155757A JP H11155757 A JPH11155757 A JP H11155757A JP 36382497 A JP36382497 A JP 36382497A JP 36382497 A JP36382497 A JP 36382497A JP H11155757 A JPH11155757 A JP H11155757A
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JP
Japan
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brush
pedestal
copper
human body
germs
Prior art date
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Pending
Application number
JP36382497A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiichi Umemoto
稔一 梅本
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】人体を洗浄するためのブラシにおいて、ブラシ
を使用した後ブラシ上に残留する雑菌や感染性の菌の増
殖を抑制しブラシを清浄に保持すると共にブラシから人
への雑菌又は感染性の菌の二次感染を防止し、さらには
すでに感染している感染性の菌の体表面上での増殖を抑
制して自然治癒力の向上に寄与する。 【解決手段】台又は台の一部を銅又は銅合金で形成し、
該台に設けた多数の植毛用の穴に銅又は銅合金から成る
金属線及びナイロン又はポリプロピレンから成るプラス
チック線を混合した植毛線束を植えてブラシとすること
を特徴とし、さらに該ブラシに電気不導体で形成する電
池ケース及び電気導電体で形成するハンドルを台及び電
池ケースに設けたネジ部に順次螺合し、該台、該電池ケ
ース、該ハンドルで形成する内部空間に単数又は複数の
電池及び電池の接続を確実にするための金属バネを収納
して通電式ブラシとすることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は人体を洗浄するため
のブラシに関する。
【0002】
【従来技術】従来人体を洗浄するためのブラシとして木
材又はプラスチックから成る台に動物性又は植物性の繊
維を植毛したボデーブラシや2本の鉄線の間に植物性の
繊維を挟んで捻結し楕円形に折曲げて成るボデータワシ
等が用いられてきた。
【0003】
【従来技術の欠点】従来の人体を洗浄するためのブラシ
は上記の構成部材で成すため、ブラシの台又は植毛の表
面上に抗菌性又は殺菌性がないので人体の洗浄に使用し
たとき人体表面に生息する雑菌類が付着してブラシ上で
増殖する危険が高かった。使用後、ブラシを良く洗浄し
乾燥することで雑菌の増殖を抑制することが可能である
が、浴室で使用する場合やケースに入れて保存する場合
等次回に使用するまでに乾燥できない場合には雑菌類や
ミズムシの原因となる感染性の菌が増殖しブラシから人
への二次感染の原因となる危険が高かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来技術の欠
点であるブラシ上での雑菌または感染性の菌の増殖を抑
制しかつブラシから人体への雑菌又は感染性の菌の二次
感染を防止しさらにすでに感染しているミズムシ等の感
染性の菌に抗菌性を示し自然治癒力を向上することを課
題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
【0006】本発明で、ブラシ上で雑菌又は感染性の菌
の増殖を防止するために用いる手段は、まず第一に銅又
は銅合金から成る金属線及びプラスチック線を混合した
植毛線束を銅又は銅合金から成る台に植毛してブラシを
形成することを特徴とする。
【0007】第二には
【0006】に記述する台をプラスに帯電させ、アルミ
ニウム又は鉄又は銅又はこれらの合金等の導電性材料か
ら成るハンドルをマイナスに帯電させるための直流電源
を内蔵した構造を特徴とする。
【0008】上記ブラシを使用する時にマイナスに帯電
したハンドルを手で握り、プラスに帯電した台に植えた
混合植毛に洗浄水を補給し該植毛で人体の一部をブラッ
シングしたときに電池〜台〜植毛〜洗浄水〜人体〜ハン
ドル〜電池に至る電流ループに微弱電流を生じさせるこ
とを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面に基づき本発明を実施の
形態について説明する。図1に示すブラシの斜視図は銅
又は銅合金から成る台10に銅又はバネ性に優れたりん
青銅その他の銅合金から成る金属線及びナイロン樹脂又
はポリプロピレン樹脂から成るプラスチック線を混合し
た植毛線束20を植えてブラシを形成した例を示す。図
2はその断面図を示す。
【0010】上記植毛線束20は該金属線と該プラスチ
ック線をあらかじめ適宜の割合に混合した線束として台
10に植える他、金属線の線束とプラスチック線の線束
を台10に設けた植毛用の穴毎に別々に植えて植毛全体
として混合植毛を形成することでも同じ目的を達成する
ことができる。
【0011】金属線及びプラスチック線を混合した植毛
線束20を台10に固定するためには図3又は図4に示
す方法をとる。
【0012】図3では、植毛のための穴11′の奥に同
心状に設けた固定線21′を通すための穴12′にステ
ンレス鋼やナイロン樹脂から成る固定線21′をあらか
じめ通しておき二つ折りにした植毛線束2′の折り目に
交錯させて引っ張ることにより該植毛線束2′を台1′
に設けた植毛のための穴11′に引き入れて固定する方
法を示す。以上の操作を全ての植毛用の穴11′で連続
して行い固定線21′の始点と終点とを結束して全体の
植毛線束2′を固定することができる。この方法は手植
え方式として一般に利用されている。
【0013】図4では植毛線束2″を二つ折りにして台
1″に設けた植毛のための穴11″に挿入するとき植毛
用の穴11″の直径より僅に長い止め金具21″を二つ
折りの線束2″と共に圧入して固定する。この方法は機
械植え方式として一般に利用されている。
【0014】図1及び図2では台10にプラスチック製
の電池ケース30を螺合し、該電池ケース30に金属製
ハンドル40を順次螺合し、該台10、該電池ケース3
0、該ハンドル40を螺合することで形成する内部空間
に単数又は複数の電池60及び電池接触を確実にするた
めの金属バネ41を収納して直流通電式のブラシを形成
している。
【0015】また、上記の螺合箇所には天然ゴム又はク
ロロプレンやシリコンゴム等のゴム弾性体で形成したO
−リングパッキン50及び同51を挟み込んで内部空間
への水の侵入を防止し電池60の漏電による無駄な消耗
を防止した。
【0016】電池60は台10がプラスの極性を示す方
向に挿入する。従ってハンドルを手で握って植毛に水分
を補給しハンドルを握った手以外の体の一部をブラッシ
ングすると電流は電池60のプラス電極〜台10〜植毛
線束20〜洗浄水〜人体洗浄箇所〜人体の手〜ハンドル
40〜金属バネ41〜電池60のマイナス電極へと流れ
る。
【0017】この電流ループで洗浄水は人体の汗などに
含まれる微量の塩分を溶解し電解質溶液を形成する。
【0018】上記電解質溶液の介在する中で植毛線束2
0はプラス電極として働き、人体洗浄部はマイナス電極
として働く。 このときの電気回路を図5に模擬図とし
て示す。
【0019】第5図で
【0016】に示す電流ループに電流が発生したときの
電気化学的反応は以下の通りである。まず植毛線束20
の表面では銅がプラス極となるため電子を失い銅イオン
として洗浄水中に溶出する。この反応は、 Cu →
Cu+++ 2e−で示すことができる。この銅イオン
は電気吸引力により洗浄水中を泳動してマイナス電極と
して働く人体洗浄箇所に向かう。人体表面上に達した銅
イオンはマイナス電極である人体洗浄箇所で電子を得て
金属銅に還元される。この反応は Cu++ + 2e
− → Cu で示すことができる。
【0020】人体表面に付着した微量の銅は空気中の水
分や人体から放出する汗液などにより酸化して銅イオン
を生じ抗菌性を示す。従って人体表面に付着した雑菌や
感染性の菌の増殖を防止して人体表面を清浄に保つこと
ができるのである。また既に感染している菌に対しても
その増殖力を抑制し自然治癒力を高めることができるの
である。
【0021】本発明によるブラシにおいて、まず台及び
植毛の全部又は一部を銅又は銅合金を素材原料とするた
め銅表面で銅イオンを発生しブラシ上に残留する雑菌又
は感染性の菌に対し抗菌力を発揮するのでブラシ全体を
を清浄な状態に保持することができる。従って繰り返し
使用する場合や多数の人がブラシを共用する場合でもブ
ラシから人への雑菌又は感染性の菌の二次感染を防止す
ることができる。
【0022】次に内部人体を洗浄する過程で電気化学的
反応で発生するプラスの銅イオンはマイナスに帯電する
人体に向かって電気泳動し人体表面で還元されて付着す
るため人体表面で微量の銅は銅イオンを発生し抗菌力を
示し人体表面を雑菌や感染性の菌の増殖を防止する、ま
たすでに感染している感染性の菌に対して抗菌力を発揮
し人体表面での増殖を抑え自然治癒力を向上することが
できる。
【0023】
【発明の効果】本発明によって、1 人体洗浄用のブラ
シの台及び植毛での雑菌、感染性の菌の増殖を抑え常に
清浄に保持することができる2 ブラシから人への雑
菌、感染性の菌の二次感染を防止することができる3
電池内蔵のブラシにおいて通電によって人体の表面に微
量の銅を保持させることによって雑菌、感染性の菌に対
し抗菌性を示し他からの感染を防止するのみではなくす
でに感染した菌に対し人体上での増殖を抑制し自然治癒
力を向上させることを可能にするのであるという結果を
得たのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 直流電源を利用した場合の本発明の実施例を
示す。
【図2】 図1に示す実施例の断面図を示す。
【図3】 台に対する植毛線束の固定方法の実用例の一
つを示す。
【図4】 台に対する植毛線束の固定方法の実用例他の
一つを示す。
【図5】 ブラシ使用時の電気化学的反応の回路図を示
す。
【符号の説明】
10 … 台 20 … 植毛線束 30 … 電池ケース 40 … 金属製ハンドル 41 … 電池接続を確実にするための金属バネ 50 … O−リングパッキン 51 … O−リングパッキン 60 … 電池 1′ … 台 2′ … 植毛線束 11′… 植毛線束を植えるための穴 12′… 固定線を通すための穴 21′… 固定線 1″ … 台 2″ … 植毛線束 11″… 植毛線束を植えるための穴 21″… 止め金具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 銅又は銅合金から成る金属線及びプラス
    チック線を混合した植毛線束を銅又は銅合金から成る台
    に植えて成るブラシ。
  2. 【請求項2】 銅又は銅合金から成る台をプラスに帯電
    させ、アルミニウム又は鉄又は銅又はこれらの合金等の
    導電性材料から成るハンドルをマイナスに帯電させるた
    めの直流電源を内蔵した請求項1に記載するブラシ。
JP36382497A 1997-11-27 1997-11-27 衛生ブラシ Pending JPH11155757A (ja)

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JP36382497A JPH11155757A (ja) 1997-11-27 1997-11-27 衛生ブラシ

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JP36382497A JPH11155757A (ja) 1997-11-27 1997-11-27 衛生ブラシ

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ID=18480288

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009066647A1 (ja) * 2007-11-20 2009-05-28 Panasonic Electric Works Co., Ltd. 歯ブラシ
JP2020199068A (ja) * 2019-06-10 2020-12-17 株式会社レーベン 電極掃除具

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009066647A1 (ja) * 2007-11-20 2009-05-28 Panasonic Electric Works Co., Ltd. 歯ブラシ
JP2009125125A (ja) * 2007-11-20 2009-06-11 Panasonic Electric Works Co Ltd 歯ブラシ
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