JPH11155557A - 回転式固体培養装置の洗浄装置 - Google Patents

回転式固体培養装置の洗浄装置

Info

Publication number
JPH11155557A
JPH11155557A JP33025397A JP33025397A JPH11155557A JP H11155557 A JPH11155557 A JP H11155557A JP 33025397 A JP33025397 A JP 33025397A JP 33025397 A JP33025397 A JP 33025397A JP H11155557 A JPH11155557 A JP H11155557A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
washing
disk
nozzle
closing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33025397A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinari Fujiwara
善也 藤原
Akio Fujiwara
章夫 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujiwara Techno Art Co Ltd
Original Assignee
Fujiwara Techno Art Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujiwara Techno Art Co Ltd filed Critical Fujiwara Techno Art Co Ltd
Priority to JP33025397A priority Critical patent/JPH11155557A/ja
Publication of JPH11155557A publication Critical patent/JPH11155557A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来から使用されている洗浄ノズルの円板へ
の直付けと開閉蓋付構造との中間的な手段として、円板
の開口に対してその開口から覗かせる洗浄ノズルと開口
を塞ぐ蓋とが選択的に位置設定ができるような構造の回
転式固体培養装置の洗浄装置を開発する。 【解決手段】 円板1に開口した洗浄口2に対して、洗
浄中は洗浄ノズル3が、それ以外の時は閉鎖蓋4が選択
的に位置し、洗浄ノズル3と閉鎖蓋4を円板1上面以下
に設置する。具体的には、円板1の下方略半径方向に複
数の洗浄ノズル3と複数の閉鎖蓋4を接続した洗浄水配
管5を設け、この洗浄水配管5にシリンダ7を設置して
洗浄水配管5を往復回転することで、洗浄ノズル3又は
閉鎖蓋4を洗浄口2に位置させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円板に原料を積載
して微生物を培養する回転式固体培養装置の上室内面及
び上室内の手入機、スクリュー等の機械類を洗浄する回
転式固体培養装置の洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】味噌、醤油、清酒、酵素等の製造に用い
る微生物の固体培養工程に使用する固体培養装置は、使
用後の洗浄が重要である。近年、固体培養装置の大型化
が進むにつれ、前記洗浄は人手による作業から自動装置
による洗浄へと移りつつある。培養床の洗浄について
は、早くから実公昭53-40560号に見られるような洗浄装
置が提案されているが、この洗浄装置は、人手による作
業では最も労力を要する培養室の天井や壁面の洗浄に適
していなかったため、本発明者らは先に特開平7-147970
号において、培養室の天井及び壁面までもが自動的に洗
浄可能な洗浄装置を提案した。
【0003】特開平7-147970号における洗浄装置は、培
養床と共に回転し、かつ洗浄水が天井又は壁面に達する
複数の洗浄ノズルを培養床下面半径方向に設け、これら
の洗浄ノズルの設置位置上部にあたる培養床に開閉蓋を
設けた構成である。洗浄ノズルそれぞれは、天井又は壁
面に向けた放水口を有し、培養床と共に回転するため
に、天井及び壁面全域を効率よくかつ短時間に洗浄でき
る利点がある。
【0004】この特開平7-147970号で開示した洗浄装置
では、培養床の開口にヒンジ結合を採用し、閉方向に付
勢を持たせながら洗浄ノズルへ供給する水の圧力で伸長
するピストンにより押し開かれる構成の開閉蓋を例示し
ている。この開閉蓋は、開閉機構が簡単で、放水の有無
に従って自動的に開閉する点が優れている。
【0005】また、洗浄ノズルは特開平7-147970号同様
に培養床に対して配設することとし、開閉蓋を用いない
洗浄装置について検討し、円板から洗浄ノズルの放水口
端が覗くよう板面と略面一に取付けることで簡略化して
特願平9-148095号で提案した。各洗浄ノズルは、個別に
脱着可能なように培養床に取付けたり、放水口と培養床
上面との相対位置を個別に調節可能なように取付けたり
したものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特開平7-147970号にお
ける洗浄装置では、開閉蓋が密に開口を塞ぐことができ
ない事態が発生した場合は、開口と開閉蓋との隙間から
培養原料が下室へ洩れ出したり、培養床上面に近接する
まで下降した手入機や排出機に開閉蓋が干渉する虞が懸
念された。特願平9-148095号における洗浄装置は、たし
かに構造は簡単であるが、やはり長期の使用に際して、
ノズルの詰まりを生じたり、噴射角度の自由度が小さ
く、洗浄ノズルの性能を最大限に発揮させるには、前述
の開閉蓋付構造に劣ることが判明した。
【0007】
【課題を解決するための手段】洗浄ノズルの円板への直
付けと開閉蓋付構造の中間的な手段として、円板の開口
に対してその開口から覗かせる洗浄ノズルと開口を塞ぐ
蓋とが選択的に位置設定ができるような構造にすること
で、上記課題を解決したのである。すなわち、円板に開
口した洗浄口に対して、洗浄中は洗浄ノズルが、それ以
外の時は閉鎖蓋が選択的に位置し、洗浄ノズルと閉鎖蓋
とはいずれも円板上面以下に設置する。
【0008】ここで洗浄ノズルに閉鎖蓋を一体に固定す
るのが好ましい。洗浄ノズルに閉鎖蓋を一体に固定と
は、閉鎖蓋の一部に洗浄ノズルを埋め込んだ場合とか洗
浄水配管にそれぞれ洗浄ノズルと閉鎖蓋を接続した場合
等を含み、洗浄ノズルと閉鎖蓋の相対位置が変化しない
ことを意味する。また、円板上面以下に設置とは、洗浄
ノズル又は閉鎖蓋が洗浄口に移動中及び移動後に円板上
面より突出しないことである。
【0009】また、円板の下方略半径方向に複数の洗浄
ノズルと複数の閉鎖蓋を接続した洗浄水配管を設け、こ
の洗浄水配管に駆動手段としてシリンダを設置して洗浄
水配管を往復回転することで、洗浄ノズル又は閉鎖蓋を
洗浄口に位置させることができる。駆動手段には電動モ
ータあるいは液圧モータを採用してもよい。シリンダを
用いる場合も、そのロッドの往復運動は、圧縮空気等を
使用しても良いが、洗浄水配管の水圧によりシリンダ内
の片側に圧力がかかり、洗浄ノズルが洗浄口に位置する
方向にシリンダのロッドが位置し、洗浄中以外で洗浄水
配管に水圧がかかっていない時は、シリンダ内に設けた
バネ等の力により閉鎖蓋が洗浄口に位置する方向にシリ
ンダのロッドが位置するようにすれば、外部から別の動
力源を接続する必要がない。
【0010】さらに、本発明の洗浄装置により上室内の
手入機、スクリュー等の機械装置を洗浄する場合は、洗
浄装置が機械装置の下方に位置するときに円板の回転速
度を遅くしたり、円板を正転、逆転を繰り返したりして
機械装置に洗浄水を噴射する時間を長くすると良い。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面によって本発明の実施
の形態につき具体的に説明をするが、これらに限定され
るものではない。図1〜3に示す例は原料を積載する円
板1に開口した洗浄口2を設け、該洗浄口に対して洗浄
ノズル3と閉鎖蓋4とが選択的に位置変更可能に一体、
かつ、円板1上面以下に設置したことを特徴とする回転
式固体培養装置の洗浄装置である。
【0012】ここで、円板1の下方略半径方向に複数の
洗浄ノズル3と複数の閉鎖蓋4を接続した洗浄水配管5
を設け、該洗浄水配管5が中心線を回転の軸として往復
回転運動するためのシリンダ7を設置して、前記複数の
洗浄ノズル3と複数の閉鎖蓋4とが選択的に洗浄口2に
対して位置変更可能にしている。
【0013】シリンダ7は、洗浄水配管の水圧によりシ
リンダ内の片側に圧力がかかり、洗浄ノズルが洗浄口に
位置する方向にシリンダロッド8及びレバー9により移
動させ、洗浄中以外で洗浄水配管5に水圧がかかってい
ない時はシリンダ内に設けたコイルばね10の力により閉
鎖蓋4が洗浄口2に位置する方向にシリンダロッド8を
伸長させるようにしている。
【0014】シリンダ7の基部は円板1のフレーム11に
固定し、シリンダロッド8の先端はレバー9に軸支し、
レバー9は洗浄水配管5に固定し、フレーム11の下端に
設けたステー12に洗浄水配管5に固定し、フレーム11の
下端に設けたステー12に洗浄水配管5の回転軸受6を固
定した構造が簡便である。これらの構成により、ノズル
管13を介して一体に設けた洗浄ノズル3と閉鎖蓋4とを
洗浄口2に対して選択的に位置させることができる。
【0015】このように、洗浄ノズル3と閉鎖蓋4とが
常に円板の上面以下に位置しているので、図1に示す培
養室の上室内のスクリュー14や図示しない手入機等の機
械装置が円板上面まで下降しても洗浄ノズル3や閉鎖蓋
4が接触することなく、安全に洗浄できる。また、これ
ら機械装置を洗浄する場合は、洗浄装置が機械装置の下
方に位置する時間を長くするために円板の回転速度を遅
くしたり、円板を正転、逆転を繰り返したりすると良
い。
【0016】図4は本発明洗浄装置の他の例を示す側面
図であり、この場合は図2に示すシリンダ駆動に代えて
ステー12に対して衝立板15を設け、ノズル管13にサブノ
ズル16を、そして、ノズル管13から水を噴射させると、
洗浄ノズル3が直立して開口した洗浄口2から洗浄水を
同時に噴射し、装置を洗浄する。この位置決めは錘17が
衝立板15の下方側面に当接することでなされる。水の噴
射を止めると、錘17の作用で、図4の実線位置へ復帰
し、閉鎖蓋4が洗浄口2を塞ぎ、麹基質の落下を防止す
るのである。
【0017】図5はスライド式で洗浄口2に対して洗浄
ノズル3と閉鎖蓋4とを選択的に位置変更可能にした洗
浄装置である。この場合、円板フレーム11に対してシリ
ンダ7を円板1の裏面とほぼ平行に固定し、シリンダロ
ッド8には洗浄口2と見合う閉鎖蓋4と洗浄ノズル3と
共に一体になったスライド板18を取付け、このスライド
板18が円板下面に設けたスライド溝19中を移動する形態
としている。シリンダ7は図2に示すものと同じく水圧
とスプリングとを併用した方式で、水圧がかかると、洗
浄ノズル3が洗浄口2の部位へ来て洗浄水の噴射を可能
とし、洗浄水圧が抜けるとコイルばね10の力でスライド
板18の閉鎖蓋4部位で洗浄口2を塞ぐのである。
【0018】
【発明の効果】以上の実施形態から明らかなように、本
発明の洗浄装置は円板の洗浄口に対して洗浄ノズルと閉
鎖蓋とを選択的に位置変更可能に円板上面以下に設置し
たので、操業時は確実に洗浄口が閉鎖され、麹の円板下
への漏れを防ぎ、かつ円板上に突出しないので、円板上
の機械装置と干渉する心配もなく安全で故障の原因とな
らず、また、洗浄時も確実にノズルを洗浄口へ覗かせる
ことができて洗浄効率を高める。洗浄装置の作動も水圧
によって行う簡単な装置でよく、製造コストの低減にも
役立つのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洗浄装置を設けた回転式固体培養装置
の概略図である。
【図2】洗浄装置の一部破断側面図である。
【図3】洗浄装置を設けた円板の部分平面図である。
【図4】洗浄装置の他の例を示す側面図である。
【図5】洗浄装置の他の例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 円板 2 洗浄口 3 洗浄ノズル 4 閉鎖蓋 5 洗浄水配管 6 回転軸受 7 シリンダ 15 衝立板 16 サブノズル 17 錘 18 スライド板 19 スライド溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料を積載する円板に開口した洗浄口を
    設け、該洗浄口に対して洗浄ノズルと閉鎖蓋とが選択的
    に位置変更可能に円板上面以下に設置したことを特徴と
    する回転式固体培養装置の洗浄装置。
  2. 【請求項2】 円板の下方略半径方向に複数の洗浄ノズ
    ルと複数の閉鎖蓋を接続した洗浄水配管を設け、該洗浄
    水配管が中心線を回転の軸として往復回転運動するため
    の駆動手段を設置して、前記複数の洗浄ノズルと複数の
    閉鎖蓋とが選択的に位置変更可能にしたことを特徴とす
    る請求項1記載の回転式固体培養装置の洗浄装置。
JP33025397A 1997-12-01 1997-12-01 回転式固体培養装置の洗浄装置 Pending JPH11155557A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33025397A JPH11155557A (ja) 1997-12-01 1997-12-01 回転式固体培養装置の洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33025397A JPH11155557A (ja) 1997-12-01 1997-12-01 回転式固体培養装置の洗浄装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11155557A true JPH11155557A (ja) 1999-06-15

Family

ID=18230581

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33025397A Pending JPH11155557A (ja) 1997-12-01 1997-12-01 回転式固体培養装置の洗浄装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11155557A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002045803A (ja) * 2000-08-02 2002-02-12 Nagata Jozo Kikai Kk 円弧状に移動するノズルを備えた洗浄方法及び装置
US7188631B2 (en) * 2001-01-11 2007-03-13 Fleissner Gmbh & Co. Maschinenfabrik Suction device on a textile machine, especially a water needling device
JP2014507263A (ja) * 2010-12-30 2014-03-27 ワン−キ ユ, 洗滌剤を備える水圧型の多目的洗滌装置
JP2015223392A (ja) * 2014-05-29 2015-12-14 酒井医療株式会社 自動洗髪装置及び入浴装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002045803A (ja) * 2000-08-02 2002-02-12 Nagata Jozo Kikai Kk 円弧状に移動するノズルを備えた洗浄方法及び装置
US7188631B2 (en) * 2001-01-11 2007-03-13 Fleissner Gmbh & Co. Maschinenfabrik Suction device on a textile machine, especially a water needling device
JP2014507263A (ja) * 2010-12-30 2014-03-27 ワン−キ ユ, 洗滌剤を備える水圧型の多目的洗滌装置
JP2015223392A (ja) * 2014-05-29 2015-12-14 酒井医療株式会社 自動洗髪装置及び入浴装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111014132B (zh) 紧固件清洗干燥一体装置
JPH11155557A (ja) 回転式固体培養装置の洗浄装置
CN111691119A (zh) 洗衣机
AU2018244665B2 (en) Centripetal turbine apparatus comprising nozzles inside sealed turbine
EP0958425A1 (en) Washing machine with a device for jetting water into a spin basket
JP3404106B2 (ja) タイヤ加硫機及びタイヤ加硫方法
US4117855A (en) Washing machine for industrial parts
KR200227762Y1 (ko) 공작물 세척기
JP4130245B2 (ja) 回転円盤固体培養装置の洗浄装置
CN212069829U (zh) 自动洗瓶机的冲洗刷设备
CN110965622A (zh) 一种适用于自动清洁系统的旋转式坐便器
JP4143216B2 (ja) エアスピンドル
CN210730306U (zh) 一种真空热处理用工件清洗装置
JP2746671B2 (ja) 洗浄装置及び洗浄方法
CN2260203Y (zh) 洗衣机的内外桶间的密封装置
CN211690635U (zh) 一种适用于自动清洁系统的旋转式坐便器
KR100292017B1 (ko) 용기 세척기
KR100287484B1 (ko) 휴대용 유리 천공기(Portable drilling machine for glass)
CN200987653Y (zh) 全自动拖把洗净甩干机
CN211816716U (zh) 一种自动清洁型坐便器
JPH0860579A (ja) リファイナ及びリファイナのディスクの着脱方法
CN212561785U (zh) 一种坐便器自动清洁系统及坐便器
KR200303599Y1 (ko) 온수분배기의 밸브장치
JP2500031Y2 (ja) 回転式粉末圧縮成形機の洗浄装置
CN114002136B (zh) 一种用于环境可靠性试验的综合复杂环境一体式模拟设备

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070130

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20071002

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20080219

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02