JPH11153714A - 光学的接続構成要素用の容器内にて固定を行う方法及びその容器 - Google Patents

光学的接続構成要素用の容器内にて固定を行う方法及びその容器

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JPH11153714A
JPH11153714A JP10262649A JP26264998A JPH11153714A JP H11153714 A JPH11153714 A JP H11153714A JP 10262649 A JP10262649 A JP 10262649A JP 26264998 A JP26264998 A JP 26264998A JP H11153714 A JPH11153714 A JP H11153714A
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container
optical connection
package
connection component
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Application number
JP10262649A
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English (en)
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Francesco Schiattone
フランチェスコ・スキアットーネ
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Original Assignee
Pirelli Cavi e Sistemi SpA
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エラストマー的材料を使用して且つ挿入に適
した幾何学的形状にて光学的接続構成要素を覆う実装体
を製造し、また、相互係止係合によってその実装体を容
器内に結束することによって、構成要素自体の実際の堅
固な実装体を使用することが不要な、光学的接続構成要
素用の容器内にて固定を行う方法、及びその容器を提供
すること。 【解決手段】 光学的接続構成要素41′用の容器内に
て固定を行う方法において、少なくとも1つの光学的接
続構成要素41′を封入するエラストマー的材料から保
護実装体4′を製造するステップと、前記少なくとも1
つの構成要素41′を保持する前記実装体4′を前記容
器内に挿入するステップと、容器自体を閉塞するステッ
プとを備える方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学装置を実装す
る分野、特に、光学的接続構成要素用の容器内にて固定
を行う方法に関する。
【0002】本発明の出願の目的上、光学的接続構成要
素とは、例えば、光学カプラー、光学絶縁器、光学ディ
バイダ、又はその他の受動型の光学装置のような、光フ
ァイバを共に接続するのに適した構成要素であると理解
する。より一般的には、光学的接続構成要素は、構成要
素自体内に光信号を保持する少なくとも1つの光ファイ
バと、該光ファイバから伸長する少なくとも1つの光フ
ァイバとがある、任意の光学的接続構成要素として規定
される。
【0003】
【従来の技術】PONsと称される、受動型の光学ネッ
トワークは、その内部に幾つかの装置が配置されたネッ
トワークであって、上記の受動型の光学装置を複数、使
用することにより、ある数の光学チャネルをその多数部
分に分割し且つ配分することを許容するネットワークで
ある。一方、これら受動型の光学装置は、上記の装置内
にて、従来からトレーとして公知のボード内にて構成さ
れている。該トレーはこれらの光学装置を収容し且つ該
トレー上に光学装置が固定されている。
【0004】トレー又はボードを収容する装置の構造
は、設計の型式に依存して相違するが、基本的に、上記
の装置は、単一の支持体上に取り付けられた一定数のト
レーを有している。
【0005】光学的接続装置を収容するトレー又はボー
ド若しくは容器は、設計に依存して、プラスチック又は
金属材料で出来ており、一般に、上記の構成要素がその
上に配置された基部と、蓋とを備えている。該基部及び
蓋は、適当な閉塞手段により共に係止される。
【0006】更に、このボードは、その内部に、余剰な
ファイバ部分を適当な方法にて包み込み又は受け入れる
機構を有することができる。該余剰なファイバは、その
内部の構成要素に接続されている。実際には、光学構成
要素は、ある最小の曲率半径までだけ湾曲させることが
でき、さもなければ、信号が減衰したり、ファイバ構造
体が損傷することさえもある。このため、ある場合に
は、ファイバ内の信号が余剰に減衰されたり又はファイ
バ自体のの構造が損傷されないように、更に、ファイバ
自体を溶接することを含む工程を容易に行うことを許容
するように配置された余剰なファイバのある部分を上記
トレー内に保つことが望ましい。
【0007】所定の光学的接続構成要素の内、光ファイ
バの部分間の接続は、一般に、突き合わせ溶接により2
本のファイバの端部を緊密に結合して、その接続具自体
に起因する信号の減衰を最小にする特殊な装置を使用し
て行われる。このようにして提供された溶接箇所の各々
は、保護実装体内にて封入される。このようにして、上
記の溶接箇所は、保護され且つ保護された実装体が設け
られたある型式の光学的接続構成要素を形成する。次
に、上記の接続部は、その内部のスペースを好適化する
適当な論理に従って種々のトレー内に挿入される。
【0008】平面状の導波管光学構成要素に関し、これ
らは、通常、シリコーンゴム又は同等のエラストマー的
材料内に封入されており、機械的応力及び環境上の応力
の双方に対して十分な保護を確実にする。次に、構成要
素自体を堅固に支持する機能を果たす実際の実装体内に
シリコーン実装体を有する構成要素を挿入する。
【0009】上述した形態の両方の場合、シリコーン結
合剤又は接着剤によりその実装体内の構成要素をトレー
内に挿入する。次に、トレーを閉塞し且つ受動型の光学
ネットワーク(PONs)内の種々の装置の適当な支持
体上に固定する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】当該出願人は、その容
積が相当な大きさとなることがしばしばである、これら
の実装体を挿入するための大きいスペースがトレーに無
いため、そのトレー内にて構成要素の組み立て工程を行
うことは難しいことを確認した。更に、その剛性を考え
ると、挿入中に、それらの構成要素を取り扱うことは煩
雑である。最後に、上記のシリコーン結合剤又は接着剤
によってそれらの構成要素をトレー内にて固定しても、
外部の接着剤の作用特徴が変化するから、長期間、その
信頼性の条件を満足させることはできない。
【0011】米国特許第4,373,776号には、光
ファイバと光学的減衰器との間の接続部のような光学的
構成要素用の保護装置が記載されており、この保護装置
の内部にて、複数のトレーがヒンジによって装置自体の
基部の中心に固定されている。これらのトレーは、薄い
箱の形態をしており、装置の基部上にて横断方向に、互
いに平行に配置されており、その内部には、光ファイバ
と光学的減衰器との間の上記の接続部を有している。ト
レーの各々から伸長するファイバ部分は、装置の基部の
両側部にて長手方向に配置された2つのガイド内に分岐
させてある。
【0012】トレーの各々は、その内部に、エラストマ
ー的材料ストリップから成る上記構成要素用の締結支持
体を有している。該締結支持体はその表面に形成された
複数の横断方向凹所を有している。この凹所内に構成要
素自体が圧力によって挿入されている。構成要素の挿入
に続いて、材料ストリップが占めていた領域にて閉塞要
素がトレーを覆い、この閉塞要素は構成要素自体を保持
し、該構成要素をトレー内に一層固定し易くする。
【0013】このエラストマー的材料ストリップは、押
出し成形により、又は、溶融により形成することがで
き、また、膨張したゴムから出来たものであることが好
ましい。
【0014】米国特許第5,519,804号には、光
学的接続構成要素の保持装置、特に、光ファイバ間の接
続部用の保持装置が取り外し可能に挿入されたトレーが
記載されている。この装置は、上記の接続部を収容する
U字形の凹所が形成されたエラストマー的材料層を備え
ている。また、該トレーは、該トレー内に配置された種
々の接続具から伸長する余剰なファイバ部分を包み込む
装置をその内部に有している。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、例え
ば、シリコーンゴムのような、エラストマー的材料を使
用して且つ挿入に適した幾何学的形状にて光学的接続構
成要素を覆う実装体を製造し、また、相互係止係合によ
ってその実装体を容器内に結束することによって、構成
要素自体の実際の堅固な実装体を使用することが不要に
なることが判明した。実際上、該構成要素は、そのゴム
覆い物と共にトレー内に挿入され、その内部にて適宜に
固定される。トレー及びその内部の構成要素の組み立て
が容易となり、エラストマー的材料から成る実装体は、
その内部の構成要素に対して、機械的応力及び環境上の
応力に対する必要な保護を提供する。
【0016】その第一の形態によれば、本発明は、光学
的接続構成要素用の容器内にて固定を行う方法におい
て、少なくとも1つの光学的接続構成要素を封入する、
エラストマー的材料で出来た保護実装体を提供するステ
ップと、上記少なくとも1つの構成要素を収容する上記
実装体を上記容器内に挿入するステップと、該容器を閉
塞するステップとを備えることを特徴とする方法に関す
るものである。
【0017】特に、少なくとも1つの光学的接続構成要
素を封入する、エラストマー的材料で出来た保護実装体
を提供する、このステップは、その後に上記の実装体を
容器内に位置決めし得るように、適当な形状の金型内に
光学的接続構成要素を挿入することと、実装体を形成す
る流体状態の材料を金型に充填することと、実装体を形
成する材料をその内部の構成要素と架橋結合すること
と、実装体自体を金型から取り出すこととを含む。
【0018】特に、上記少なくとも1つの構成要素を収
容する上記の実装体を挿入する上記ステップは、構成要
素を収容する実装体を相互係止結合によって容器内に結
束することを含む。
【0019】実装体を形成する流体状態の材料で金型を
充填する工程は、射出成形によって行われることが好ま
しい。
【0020】特に、実装体を形成する上記エラストマー
的材料は、架橋結合温度が80°C以下、作用温度範囲
が−40°C乃至+85°C、ショアA硬さファクタが
40以下の樹脂である。
【0021】実装体を形成するこのエラストマー的材料
は、シリコーン樹脂であることが好ましい。特に、この
材料は、周囲温度にて架橋結合するシリコーンアクリル
系樹脂である。
【0022】その更なる形態によれば、本発明は、光学
的接続構成要素用の容器であって、エラストマー的材料
から成り且つ少なくとも1つの光学的接続構成要素を組
み込む少なくとも1つの実装体が挿入される基部と、容
器自体の蓋と、容器自体を閉塞する手段と、上記基部と
上記蓋との間に配置されて、この実装体を固定する手段
とを備えることを特徴とする容器に関する。
【0023】上記の実装体には、追加的な光学的接続構
成要素を取り外し可能に挿入するため少なくとも1つの
座部が更に設けられることが好ましい。
【0024】特に、上記の基部は、略半円形の形状をし
ておりその略全周に沿って存在する垂直リム部と、該リ
ム部の直線状側部の両端付近にてファイバが容器に出入
りするのを許容する2つの開口部と、リム部に沿って設
けられ、ファイバをこの基部の内部にて決められた周経
路に沿って案内する複数の要素とを備えている。
【0025】特に、上記の蓋は、その全周に沿って設け
られ、基部の対応する端縁に適合する垂直リム部を備え
ている。
【0026】特に、上記の実装体は、その内部に、上記
の光学的接続構成要素を組み込む後方部分と、その上面
に少なくとも1つの座部を有する前方部分と、容器への
固定を行う手段が配置された中央部分とを備えている。
【0027】組み込まれた上記の構成要素は、後方部分
内にて横断方向に配置され、また、上記少なくとも1つ
の座部は、前方部分及び上面にて実装体自体の全幅に亙
って横断方向に配置されることが好ましい。
【0028】特に、上記少なくとも1つの座部は、構成
要素を適宜に収容すべく丸味を付け且つ幅を広くした底
部を有する凹所を備えている。該凹所は、圧力により挿
入し且つ構成要素自体を内部に確実に固定する狭小な上
方部分を有している。
【0029】上記の固定手段は、相互係止型の固定手段
であることが好ましい。
【0030】容器自体を閉塞する上記手段、及びこの実
装体に対する上記の固定手段は、基部自体の中央領域内
に、実装体を基部自体に着座させる略矩形の形状をした
台座と、中央に穴が形成され且つこの台座の上で互いに
並んで配置された2つの垂直の円筒状ピンとを備えてお
り、また、蓋の底面にて、台座のものに対応する形状及
び寸法をした、実装体の上面に対する位置決め要素と、
ピンの位置に対応する位置にて整合させた2つの穴と、
実装体の中央部分にて、基部上に存在するピンと対向す
る位置に配置された2つの整合した貫通穴とを備えるこ
とが好ましい。
【0031】これと代替的に、容器自体を閉塞する上記
手段、及びこの実装体を固定する上記手段は、基部の中
央領域に、丸味を付けた短い側部を有する、略矩形の形
状をした突出部と、中央に穴が形成され、該突出部の側
部にて並んで配置された2つの垂直な円筒状ピンとを備
え、蓋の底面にて、突出部のものに対応する形状及び寸
法を有する当接要素と、ピンの位置に対応する位置にて
整合させた2つの穴と、実装体の中央部分にて、基部の
突出部のものに等しい形状及び寸法を有する貫通穴と、
実装体の側部にて互いに対向する位置に配置された2つ
の整合した垂直凹所であって、基部上に存在するピンと
対向する位置に配置された、垂直凹所とを備えるように
してもよい。
【0032】実装体の後部に組み込んだこの構成要素
は、平面状の光学素子スプリッタであり、また、座部内
に取り外し可能に挿入された構成要素は、光学接続部又
は溶融ファイバカプラー若しくは光学的減衰器であるこ
とが好ましい。
【0033】その更なる形態によれば、本発明は、容器
に対する固定を行い且つ光学的接続構成要素を保護する
装置において、エラストマー的材料で出来た実装体であ
って、その内部に組み込まれた少なくとも1つの光学的
接続構成要素と、上記容器への固定を行う手段とを有す
る実装体を備えることを特徴とする装置に関するもので
ある。
【0034】上記の実装体は、光学的接続構成要素を取
り外し可能に挿入するための少なくとも1つの座部を更
に備えている。
【0035】特に、上記の実装体は、その内部に上記の
光学的接続構成要素を組み込む後方部分と、その上面に
上記の少なくとも1つの座部を有する前方部分と、容器
への固定を行う上記手段が内部に配置された中央部分と
を備えている。
【0036】容器への固定を行う上記手段は、相互係止
型の固定手段であることが好ましい。
【0037】特に、上記の組み込んだ構成要素は、後方
部分内にて横断方向に配置され、上記の少なくとも1つ
の座部は、前方部分内にて且つその上面に亙って実装体
自体の全幅に亙り横断方向に配置されている。
【0038】特に、上記の少なくとも1つの座部は、構
成要素を適宜に収容すべく丸味を付け且つ幅を広くした
底部を有する凹所を備えている。該凹所は、圧力により
挿入し且つ構成要素自体をその内部に確実に固定するた
めの狭小な上方部分を有している。
【0039】実装体の後方部分に組み込まれたこの構成
要素は、平面状の光学素子ディバイダであり、また、座
部内に取り外し可能に挿入された構成要素は、光学接続
部又は溶融ファイバカプラー若しくは光学的減衰器であ
ることが好ましい。
【0040】
【発明の実施の形態】添付図面を参照しつつ、単に一例
として本発明を以下に説明する。
【0041】トレーの内部に図示した構成要素の数及び
型式は、特定の形態に対する限定的なものと見なしては
ならないことを認識すべきである。本発明の目的上、上
述し且つ所定の数の構成要素にて実現された特定の組合
せ体は、略独立している。実際上、本発明と同一の教示
を使用して、任意の更なる組み合わせを具体化すること
ができる。
【0042】更に、添付図面は、トレーとして上記に説
明した、光学的接続構成要素用の容器と、本発明の主題
を構成する方法により得られる保護装置との2つの実施
の形態を示すものである。これらの実施の形態は一例で
あり、この方法はその他の型式及び形態の容器に等しく
適用可能である点で限定的なものではない。
【0043】図1乃至図4を参照すると、この容器の実
施の形態は、プラスチック又は金属材料で出来ている。
特に、該容器は、実装体4内にて構成要素がその上に配
置される基部2と、対応する形状をした蓋3とを備えて
いる。基部及び蓋の双方が周リム部を有し、上記実装体
4が内部に挿入される箱状の要素を形成することができ
る。容器自体を閉塞する手段が上記基部と上記蓋との間
に設けられている。
【0044】特に、図1、図2及び図3には、その全周
に略沿って存在する垂直リム部21と、軸方向に穴が形
成され且つ基部自体の中央領域内にて互いに並んで配置
された2つの垂直の円筒状ピン22、23とを備え、略
半円形の形状をした上記基部2の実施の形態の一例が示
してある。半周の直線状側部24の両端付近にて、垂直
リム部21が中断する短い部分があり、ファイバ11が
容器に出入りするのを許容する2つの開口部25、26
を形成する。
【0045】トレー内にて決められた周方向経路に沿っ
てファイバ11を案内する要素27が基部のリム部21
に沿って配置されている。これらの要素は、一例とし
て、リム部21から伸長する舌状体の形態にて示してあ
る。基部の中央領域内にて、光学的接続構成要素を収容
する実装体4を基部の上に支持するため略矩形の形状を
した台座28がある。
【0046】該蓋3は、基部2の対応するリム部21に
適合する、その全周に沿った垂直リム部31と、基部2
のピン22、23の位置に対応する位置にて整合させた
2つの穴32、33と、その底面に配置され、基部2の
台座28のものに対応する形状及び寸法を有する位置決
め要素34とを備えている。
【0047】容器を閉塞する上記手段は、一例として、
蓋3と基部2との間に挿入されるねじ、圧力ピン又は同
等の閉塞要素から成っている。更に、これらの閉塞手段
は、容器の端縁に沿って配置し、また、基部2及び蓋3
を締結するクリップの形態とし、又は、この基部及びこ
の蓋の2つのリム部21、31を相互係止する要素とし
若しくは接着要素及び同様の要素とすることができる。
【0048】図4には、少なくとも1つの光学的接続構
成要素41がその内部に組み込まれた、エラストマー的
材料から出来た実装体4の詳細が示してある。該実装体
は、その内部に上記の光学的接続構成要素41を組み込
む後方部分と、一例としてその上面にて、追加的な構成
要素43をその各々の内部に取り外し可能に挿入する、
2つの座部42から成る選択随意の前方部分と、容器へ
の固定を行う手段が内部に配置される中央部分という、
3つの部分に仕切られた、略平行四辺形の形状をしてい
る。
【0049】これらの固定手段は、例えば、実装体4の
表面に配置されて、該実装体を蓋3と基部2との間で固
着する結合剤又は接着剤のような化学的型式のものとす
ることができる。該固定手段は、例えば、実装体内に挿
入され、該実装体を基部と蓋自体との間にて固着するね
じ、ピン又は同等の手段のような機械的な型式のものと
し、若しくは、実装体を基部又は蓋に固定するクリッ
プ、バンド又はシールとすることができる。更に、実装
体と基部又は蓋との間に配置されたベルクロ層を使用す
ることもできる。
【0050】しかしながら、これらの固定手段は、相互
係止型の固定手段であることが好ましく、すなわち、実
装体は、相互係止係合状態にて実装体を容器内に挿入す
ることを許容する形状であることが好ましい。特に、上
記の実施の形態において、これらの手段は、実装体にお
いて、基部の上に存在するピン22、23と対向する位
置に配置された2つの整合する貫通穴44、45も備え
ている。
【0051】構成要素41を保持する後方部分は、台座
28が存在することを考慮して基部2から僅かに持ち上
げられており、次のような領域内、すなわち、熱膨張に
起因する最終的な機械的応力が光信号を減衰させるか又
はその内部に組み込まれた構成要素を損傷させる領域内
にて実装体が少しでも熱膨張することを許容する。
【0052】上記の座部42は、実装体の全幅に亙って
横断方向に互いに対して平行に配置されている。該座部
は、構成要素を適宜に収容すべく丸味を付け且つ幅を広
くした底部を有する凹所を備えている。該凹所の狭小な
上方部分は、構成要素自体を確実に固定することを許容
する。
【0053】図5乃至図8を参照すると、この容器の実
施の形態は、プラスチック又は金属材料で出来ている。
特に、該容器は、実装体4′内の構成要素がその上に配
置される基部2′と、対応する形状の蓋3′とを備えて
いる。該基部及び蓋の双方は、上記の実装体4′がその
内部に挿入される箱状の要素を形成し得るように周リム
部を有することができる。容器自体を閉塞する手段が上
記の基部と上記の蓋との間に設けられている。
【0054】図5、図6、図7は、特に、その全周に略
沿って存在する垂直リム部21′と、中央に穴が形成さ
れ、基部自体の中央領域内にて互いに並んで配置された
2つの垂直の円筒状ピン22′、23′とを備える上記
基部2′の実施の形態を示す。半周の直線状側部24′
の両端付近に短い部分がある。この短い部分にて、垂直
リム部21′は中断しており、ファイバ11が容器に対
して出入りすることを許容する2つの開口部25′、2
6′を形成する。
【0055】トレー内にて決められた周経路に沿ってフ
ァイバ11′を案内する要素27′は、基部のリム部2
1′に沿って配置されている。これらの要素は、周リム
部21′から伸長する舌状体の形態にて一例として示し
てある。当該各側部に対してこれらの要素が3つ設けら
れている。基部の中央領域は、略矩形の形状をし、丸味
を付けた短い側部を有する突出部28′を有し、光学的
接続構成要素を保持する実装体4′を基部に相互係止係
合状態にて挿入し得るようにしてある。
【0056】蓋3′は、その全周に沿って、基部2′の
対応するリム部21′に適合する垂直リム部31′と、
基部2′のピン22′、23′の位置に対応する位置に
ある2つの整合穴32′、33′と、その底面に配置さ
れて、基部2′の板28′のものに対応する形状及び寸
法を有する位置決め要素34′とを備えている。
【0057】図8には、エラストマー的材料から出来て
おり、少なくとも1つの光学的接続構成要素41′をそ
の内部に組み込む実装体4′の詳細が示されている。該
実装体は、略平行四辺形の形状をしており、その内部に
光学的接続構成要素41′を組み込む後方部分と、一例
として、その各々の内部に追加的な構成要素43′を取
り外し可能に挿入すべくその上面に設けられた2つの座
部42′を有する前方部分と、容器への固定を行う手段
が内部に配置された中央部分という3つの部分に仕切ら
れている。
【0058】これらの固定手段は、例えば、結合剤又は
接着剤のような化学的型式のものとすることができ、こ
れらの接着剤は実装体4′の上に配置され且つ該実装体
を蓋3′と基部2′との間に固着する。該固定手段は、
例えば、実装体の中央部分内に挿入され且つ実装体を基
部と蓋自体との間にて固着する、ねじ、ピン又は同等の
手段のような機械的型式のものとし若しくは、実装体を
基部又は蓋の上に固定するクリップ、バンド又はシール
とすることができる。更に、実装体と基部又は蓋との間
に配置されたベルクロ層を使用してもよい。
【0059】しかしながら、上記の固定手段は、相互係
止型の固定手段とする、すなわち、実装体は、該実装体
を相互係止係合状態にて容器内に挿入するのを許容する
形状を有していることが好ましい。特に、この実施の形
態において、上記の手段は、一例として、基部2′の突
出部28′に等しい形状及び寸法を有する貫通穴46′
と、実装体の側部にて互いに対面し且つ基部の上に存在
するピン22′、23′と対向する位置に配置された2
つの垂直の整合凹所44′、45′を実装体の上に備え
ている。
【0060】この実装体の後方部分は、構成要素41′
が組み込まれる領域内にて実装体と、基部2′との間に
空のスペースを形成し得るように実装体の他の部分より
も僅かに薄い厚さとなるようにすることが都合が良い。
また、このため、第一の実施の形態と同様の方法にて、
その内部に組み込まれた構成要素の感応領域内にて実装
体の少しの熱膨張も許容される。
【0061】上記の座部42′は、実装体全幅に亙って
横断方向に互いに対し平行に配置される。これらの座部
は構成要素を便宜に収容すべく丸味を付け且つ幅を広く
した基部を有する凹所を備えることが好ましい。該凹所
の狭小な上方部分は、構成要素自体を確実に固定するこ
とを許容する。
【0062】本発明を構成する要素の構造上の特徴の上
記の説明から、容器内にて光学的接続構成要素を固定す
る方法の、以下に説明するステップが明らかになる。
【0063】上述した型式の光学的接続構成要素41又
は41′を組み込んだエラストマー的材料から保護実装
体4又は4′を製造する最初のステップは、基本的に、
成形方法から成っている。この方法は、典型的に、射出
成形法、すなわち、封入すべき構成要素が内部に予め挿
入された金型内に加圧した流体状態にて材料を導入する
ことによって行われる。同様に、この成形工程は、鋳造
により、すなわち、金型に導入すべき材料を圧力手段に
よって押すことなく、簡単な重力又は注入によって導入
される方法にて行うこともできる。
【0064】その後に、材料を架橋結合させ、次に、そ
の内部の構成要素と共に、実装体を剛性にすることから
成るステップが行われる。このステップは、一般に、使
用する材料の以下に詳細に説明した特徴を考慮して周囲
温度にて行われる。このため、実装体を金型から除去す
ることにより、光学的接続構成要素用の実際の保護装置
を得ることができる。この構成要素は、最早、その適正
な保護実装体である実装体から除去されることはない。
これらの構成要素は、平面状の導波管スプリッタ又はデ
ィバイダ若しくは溶融ファイバカプラーであることが都
合良い。
【0065】更に、この実装体は、その後に容器内に挿
入し又は容器から除去することのできる追加的な光学的
構成要素43又は43′を取り外し可能に挿入し得るよ
うに上述の座部42又は42′を備えるように形成する
ことができる。これらの構成要素は、構成要素を実装体
内に埋め込むステップの後続のステップにてPONネッ
トワーク内に配置される光学的接続部又は光学的減衰器
とすることが都合良い。
【0066】その後、該トレーは、その内部に実装体を
収容し得るように組み立てる。この目的のため、容器自
体を閉塞する手段及びこの実装体の固定手段は、互いに
協働して、トレーの組み立てを完成する。
【0067】実際に、図1乃至図4に示した実施の形態
において、基部自体に配置されたピン22、23を実装
体に形成された穴44、45内に挿入することにより、
実装体4は、安定的な方法にて容器の基部2内に挿入さ
れる。実装体41に埋め込まれた構成要素に、及びその
座部42内に相互係止係合状態に挿入された構成要素4
3に接続されたファイバ11は、容器の基部にて周方向
に配置されており、この位置にて、舌状体27により保
持されている。この舌状体27は、許容された限界値の
範囲内の程度だけ湾曲した状態に保たれており、さもな
ければ、その内部の信号は、失われ又はファイバ自体が
劣化してしまう。更に、蓋3を基部2の上に配置し、該
蓋を上述の手段を介して固定することにより、実装体4
は圧力により内部にて更に固着される。
【0068】図5乃至図8に示した実施の形態におい
て、実装体に形成された開口部46′内に突出部28′
を挿入することにより、実装体4′は、容器の基部2′
内に安定的に挿入される。2つの垂直の整合した凹所4
4′、45′は、ピン22′、23′を受け入れて、実
装体を安定的に固定し易くする。ファイバ11′は、上
述した実施の形態と同様に、基部2′内にて周方向に配
置されており、更に、蓋3′を基部2′に配置し、該蓋
を上述した手段を介して基部に固定することにより、実
装体4′は圧力により内部に更に固着される。
【0069】実装体を形成するエラストマー的材料は、
実装体がその内部の構成要素に影響する可能性のある機
械的応力を減衰させることを許容するのに十分に弾性的
な樹脂である。同様に、この樹脂の特徴は、構成要素を
温度の急激な変化及び水分から有効に保護するものでな
ければならない。更に、実装体の成形は、樹脂自体が流
体状態にて行われ、このため、樹脂は、この工程を簡単
に行うことを可能にするのに十分なフローインディクス
を有する必要がある。
【0070】このエラストマー的材料が満足しなければ
ならない好適な特徴は、実質的に、次に掲げる通りであ
る。 −架橋結合温度が80°C以下であること。 −有効な作用温度が−40°C乃至+85°Cの範囲に
あること。 −ショアA硬さファクタが40以下であること。
【0071】この目的に適した材料であって、これらの
特徴を満足させるものは、周囲温度にて架橋結合するシ
リコーン樹脂であり、特に、当該出願人は、シラスティ
ック(Silastic)S RTV(登録商標名)
(ダウコーニング(Dow Corning))と称さ
れるシリコーンアクリル系樹脂を使用することを実証し
ている。
【0072】本発明の上記の構造及び機能に関する説明
から、特に、シリコーンゴム、又はより一般的に、上述
した特徴を満足させる材料の1つで出来た光学的接続構
成要素を覆う実装体が得られる。この実装体は、相互係
止係合によって容器内に挿入するのに幾何学的に適した
形状をしている。これは、従来にて見られるように、構
成要素自体用に実際の剛性な実装体を使用することを不
要にすることを可能にする。また、この材料は、構成要
素を機械的応力及び環境上の応力の双方から保護するこ
とを許容する。
【0073】更に、更なる利点は、この実装体の本体に
座部を設けることは、光ファイバ又は光信号減衰器間の
接続部のような、除去可能な性質の光学的接続構成要素
を収容することを可能にする。このため、異なるPON
設置段階の間、容器をより完全に使用することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による1つの実施の形態に従って、光学
的接続構成要素を収容する実装体をその内部に有する、
該光学的接続構成要素の容器の斜視図的な平面図であ
る。
【図2】蓋を取り外した、図1による容器の平面図であ
る。
【図3】図2のA−Aで示した面に沿った図2による同
一の容器の断面図である。
【図4】図1に図示した保護実装体の斜視図的な平面図
である。
【図5】本発明の更なる実施の形態に従って、光学的接
続構成要素を収容する実装体をその内部に有する、該光
学的接続構成要素の容器の斜視図的な平面図である。
【図6】蓋を取り外した、図5による容器の平面図であ
る。
【図7】図6のB−Bで示した面に沿った図6による同
一の容器の断面図である。
【図8】図5に図示した保護実装体の斜視図的な平面図
である。
【符号の説明】
2、2′ 容器の基部 3、3′ 容器の蓋 4、4′ 実装体 11、11′ ファ
イバ 21、21′ 垂直リム部 22、22′、23、23′ 円筒状ピン 24、24′ 直線状側部 25、25′、2
6、26′ 開口部 27、27′ 要素/舌状体 28 台座 28′ 突出部/板 31、31′ 垂直
リム部 32、33 穴 32′、33′ 整
合穴 34、34′ 位置決め要素 41、41′ 光学
的接続構成要素 42、42′ 台座 43、43′ 追加
的な構成要素 44、45 貫通穴 44′、45′ 整
合凹所
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 591011856 Pirelli Cavi e Sist emi S.p.A

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学的接続構成要素用の容器内にて固定
    を行う方法において、 少なくとも1つの光学的接続構成要素を封入するエラス
    トマー的材料から保護実装体を製造するステップと、 前記少なくとも1つの構成要素を保持する前記実装体を
    前記容器内に挿入するステップと、 該容器を閉塞するステップとを備えることを特徴とする
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、 少なくとも1つの光学的接続構成要素を封入するエラス
    トマー的材料から保護実装体を製造する前記ステップ
    が、 その後に前記実装体を容器内にて位置決めするのに適し
    た形状の金型内に光学的接続構成要素を挿入すること
    と、 実装体を形成する材料を流体状態にて金型に充填するこ
    とと、 実装体を形成する材料を内部の構成要素と架橋結合する
    ことと、 実装体自体を金型から除去することとを含むことを特徴
    とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の方法において、 前記挿入ステップが、構成要素を保持する実装体を相互
    係止係合によって容器内に結束することを含むことを特
    徴とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の方法において、 金型に充填する工程が、材料を流体状態にて射出成形す
    ることにより行われることを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の方法において、 金型に充填する工程が、材料を流体状態にて鋳造するこ
    とにより行われることを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5の何れかに記載の方法に
    おいて、 前記実装体を形成する前記エラストマー的材料が、架橋
    結合温度が80°C以下、作用温度が−40°C乃至+
    85°Cの範囲、ショアA硬さファクタが40以下の特
    徴を有する樹脂であることを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6の何れかに記載の方法に
    おいて、 実装体を形成する前記エラストマー的材料が周囲温度に
    て架橋結合するシリコーン樹脂であることを特徴とする
    方法。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7の何れかに記載の方法に
    おいて、 実装体を形成する前記エラストマー的材料が周囲温度に
    て架橋結合するシリコーンアクリル系樹脂であることを
    特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 光学的接続構成要素用の容器において、 エラストマー的材料から出来て、少なくとも1つの光学
    的接続構成要素(41、41′′)を組み込む少なくと
    も1つの実装体(4、4′′)が挿入される基部(2、
    2′′)と、容器自体用の蓋(3、3′)と、容器自体
    を閉塞する手段と、前記基部と前記蓋との間に配置され
    て、該実装体を固定する手段とを備えることを特徴とす
    る容器。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の光学的接続構成要素
    用の容器において、 前記実装体(4、4′)には、追加的な光学的接続構成
    要素(43、43′)を取り外し可能に挿入するための
    少なくとも1つの座部(42、42′)が更に設けられ
    ることを特徴とする容器。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の容器において、 前記固定手段が相互係止型の固定手段であることを特徴
    とする容器。
  12. 【請求項12】 請求項9に記載の光学的接続構成要素
    用の容器において、 前記基部(2、2′)が略半円形の形状をしており、 その全周に沿って略存在する垂直リム部(21、2
    1′)と、 リム部(21、21′)内の直線状側部(24、2
    4′)の両端付近にてファイバ(11、11′)が容器
    に出入りするのを許容する2つの開口部(25、2
    5′;26、26′)と、 リム部(21、21′)に沿って設けられた複数の要素
    (27、27′)であって、ファイバをこの要素内の決
    められた(obligatory)周経路に沿って案内する前記複数
    の要素とを備えることを特徴とする容器。
  13. 【請求項13】 請求項9に記載の光学的接続構成要素
    用の容器において、 前記蓋(3、3′)が、その全周に沿って、基部(2、
    2′)の対応するリム部(21、21′)に適合する垂
    直リム部(31、31′)を備えることを特徴とする容
    器。
  14. 【請求項14】 請求項9又は10に記載の光学的接続
    構成要素用の容器において、 前記実装体(4、4′)が、その内部に前記光学的接続
    構成要素(41、41′)を組み込む後方部分と、 前記少なくとも1つの座部(42、42′)をその上面
    に備える前方部分と、 容器への固定手段がその内部に配置される中央部分とを
    備えることを特徴とする容器。
  15. 【請求項15】 請求項9乃至14の何れかに記載の容
    器において、 前記組み込まれた構成要素(41、41′)が、後方部
    分内にて横断方向に配置され、 前記少なくとも1つの座部(42、42′)が、前方部
    分内に且つ上面にて実装体自体の全幅に亙って横断方向
    に配置されることを特徴とする容器。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の光学的接続構成要
    素用の容器において、前記少なくとも1つの座部(4
    2、42′)が、構成要素(43、43′)を適宜に収
    容するべく丸味を付け且つ幅を広くした底部を有する凹
    所を備え、 該凹所が、構成要素自体を圧力にて挿入し且つその内部
    に確実に固定する狭小な上方部分を有することを特徴と
    する容器。
  17. 【請求項17】 請求項9に記載の光学的接続構成要素
    用の容器において、 容器自体を閉塞する前記手段及び該実装体の前記固定手
    段が、 基部(2)の中央領域内にて、実装体(4)を基部自体
    の上に休止させる略矩形の形状の台座(28)と、 中央に穴が形成されて、該台座の上にて互いに並べて配
    置された2つの垂直の円筒状ピン(22、23)と、 蓋(3)の底面にて、実装体(4)の上面に対する位置
    決め要素(34)であって、台座(28)のものと対応
    する形状及び寸法の位置決め要素(34)と、 蓋(3)上にて、ピン(22、23)の位置に対応する
    位置にて整合された2つの穴(32、33)と、 中央部分における実装体(4)の上にて、基部(2)の
    上に存在するピン(22、23)に対向する位置に配置
    された2つの整合した貫通穴(44、45)とを備える
    ことを特徴とする容器。
  18. 【請求項18】 請求項9に記載の光学的接続構成要素
    用の容器において、 容器自体を閉塞する前記手段及び該実装体を固定する前
    記手段が、 基部(2′)の中央領域内にて丸味を付けた短い側部を
    有する略矩形の形状の突出部(28′)と、 中央に穴が形成されて、該突出部の側部にて互いに並べ
    て配置された2つの垂直の円筒状ピン(22′、2
    3′)と、 蓋(3′)の底面にて、突出部(28′)のものと適合
    する形状及び寸法を有する位置決め要素(34′)と、 蓋(3´)上にて、ピン(22′、23′)の位置に対
    応する位置にて整合された2つの穴(32′、33′)
    と、 中央部分における実装体(4′)の上にて、基部
    (2′)の上で突出部(28′)のものと同等の形状及
    び寸法を有する開口部(46′)と、 実装体の側部にて互いに対向して配置され且つ基部に存
    在するピン(22′、23′)に対向する位置に配置さ
    れた2つの整合した貫通穴(44′、45′)とを備え
    ることを特徴とする容器。
  19. 【請求項19】 請求項9乃至18の何れかに記載の光
    学的接続構成要素用の容器において、 実装体(4、4′)の後方部分に組み込まれた前記構成
    要素(41、41′)が平面状の光学素子ディバイダで
    あり、 座部(42、42′)内に取り外し可能に挿入された構
    成要素(43、43′)が、光学的接続部又は溶融ファ
    イバカプラー若しくは光学的減衰器であることを特徴と
    する容器。
  20. 【請求項20】 容器への固定を行い且つ光学的接続構
    成要素を保護する装置において、 エラストマー的材料から出来た実装体(4、4′)を有
    し、 その内部に組み込まれた少なくとも1つの光学的接続構
    成要素(4、4′)と、前記容器への固定を行う手段と
    を備えることを特徴とする装置。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載の装置において、 前記実装体が、光学的保護構成要素(43、43′)を
    取り外し可能に挿入するための少なくとも1つの座部
    (42、42′)を更に備えることを特徴とする装置。
  22. 【請求項22】 請求項20又は21に記載の装置にお
    いて、 前記実装体(4、4′)が、前記光学的接続構成要素
    (41、41′)をその内部に組み込む後方部分と、 その上面に前記少なくとも1つの座部(42、42′)
    を有する前方部分と、 容器への固定を行う前記手段がその内部に配置される中
    央部分とを備えることを特徴とする装置。
  23. 【請求項23】 請求項22に記載の装置において、 容器への固定を行う前記手段が相互係止型の固定手段で
    あることを特徴とする装置。
  24. 【請求項24】 請求項20乃至23の何れかに記載の
    装置において、 前記組み込まれた構成要素(41、41′)が、後方部
    分内にて横断方向に配置され、 前記少なくとも1つの座部(42、42′)が、前方部
    分内にて且つ上面部分にて実装体自体の全幅に亙って横
    断方向に配置されることを特徴とする装置。
  25. 【請求項25】 請求項21乃至24の何れかに記載の
    装置において、 前記少なくとも1つの座部(42、42′)が、構成要
    素(43、43′)を適宜に収容するべく丸味を付け且
    つ幅を広げた底部を有する凹所を備え、 該凹所が圧力にて挿入し且つ構成要素自体をその内部に
    確実に固定する狭小な上方部分を有することを特徴とす
    る装置。
  26. 【請求項26】 請求項20乃至25の何れかに記載の
    装置において、 実装体(4、4′)の後方部分に組み込まれた前記構成
    要素(41、41′)が平面状の光学素子スプリッタで
    あり、 座部(42、42′)に取り外し可能に挿入された構成
    要素(43、43′)が光学的接続部又は溶融ファイバ
    カプラー若しくは光学的減衰器であることを特徴とする
    装置。
JP10262649A 1997-09-18 1998-09-17 光学的接続構成要素用の容器内にて固定を行う方法及びその容器 Pending JPH11153714A (ja)

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