JPH11153699A - 放射性廃棄物地層処理施設及びその使用方法 - Google Patents

放射性廃棄物地層処理施設及びその使用方法

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JPH11153699A
JPH11153699A JP31989697A JP31989697A JPH11153699A JP H11153699 A JPH11153699 A JP H11153699A JP 31989697 A JP31989697 A JP 31989697A JP 31989697 A JP31989697 A JP 31989697A JP H11153699 A JPH11153699 A JP H11153699A
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JP
Japan
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shaft
lift
storage
waste
waste container
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JP31989697A
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Katsuhiko Akagawa
勝彦 赤川
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IHI Corp
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IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単純な装置で確実な搬入、貯蔵処分が行なえ
る放射性廃棄物地層処理施設を提供する。 【解決手段】 略垂直に延びる立坑1と、立坑1から横
方向に下り勾配をなして延びる収納用横坑3と、立坑1
内を昇降するリフト6と、横坑3に向かって下り勾配を
なすようにリフト6に取り付けられ且つ円筒状の廃棄物
収納体10が載置され得る傾斜部材11と、傾斜部材1
1に載置される廃棄物収納体10の転動を抑止し得られ
且つ廃棄物収納体10を横坑3へ向かって転動させ得る
ようにリフト6に対して傾動可能に取り付けられた案内
部材12と、両端に廃棄物収納体10の円筒面に応じた
凹湾曲面13aを有し且つ下部に転動部材14を有する
複数の緩衝体13とを備え、傾斜部11及び横坑3の勾
配により、リフト6から横坑3への廃棄物収納体10と
緩衝体13の移送を自動的に行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放射性廃棄物地層
処理施設及びその使用方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】原子力発電プラント等の原子炉において
使用される燃料は、3〜4年程度供用されると、燃料中
に核分裂生成物が蓄積することにより燃焼に限界を生じ
るので、新しい燃料に交換される。
【0003】また、新しい燃料と交換された使用済燃料
は、原子力発電プラント等に設けられている使用済燃料
貯蔵プールにおいて水に浸漬された状態で保管される。
【0004】この使用済燃料には、未燃焼のウランや燃
料の燃焼によって生成されるプルトニウム等が核分裂生
成物に混在した状態で含まれており、近年、使用済燃料
から未燃焼のウラン等を回収する再処理作業を行なっ
て、得られたウランなどを原子炉の燃料として再利用す
ることが検討されている。
【0005】一方、使用済燃料の再処理作業は、現時点
において本格的な実施がなされておらず、このため、上
述したように使用済燃料貯蔵プールに保管される使用済
燃料は、年々増加する傾向を呈している。
【0006】そこで、崩壊熱が除去された後の使用済燃
料を貯蔵容器に封入し、この貯蔵容器を、図4に示すよ
うな竪穴aと、該竪穴aの側壁に上下方向に所定の間隔
を隔てて開口し且つ水平方向へ延びる横穴bとを有する
放射性廃棄物地層処理施設へ収容することが検討されて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現在、
放射性廃棄物を地下に貯蔵する技術は確立されていな
い。
【0008】本発明は上述した実情に鑑みてなしたもの
で、単純な装置で廃棄物収納体の確実な搬入及び収納が
行なえる放射性廃棄物地層処理施設を提供することを目
的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の請求項1に記載の放射性廃棄物地層処理施
設では、地中に向かって略垂直に延びる搬送用立坑と、
該搬送用立坑から横方向に下り勾配をなして延びる収納
用横坑と、搬送用立坑内を昇降するリフトと、収納用横
坑に向かって下り勾配をなすように前記のリフトに取り
付けられ且つ円筒状の廃棄物収納体が載置され得る傾斜
部材と、該傾斜部材に載置される廃棄物収納体の転動を
抑止し得られ且つ廃棄物収納体を収納用横坑へ向かって
転動させ得るようにリフトに対して傾動自在に取り付け
られた案内部材と、両端に廃棄物収納体の円筒面に応じ
た凹湾曲面を有し且つ下部に転動部材を有する複数の緩
衝体とを備えている。
【0010】また、本発明の請求項2に記載の放射性廃
棄物地層処理施設の使用方法では、搬送用立坑の上端に
位置させたリフトの傾斜部材に円筒状の廃棄物収納体を
載置し、傾斜部材による廃棄物収納体の転動を案内部材
で抑止する廃棄物収納体搭載工程と、廃棄物収納体が搭
載されたリフトを搬送用立坑に沿って収納用横坑の端部
まで下降させる廃棄物収納体搬送工程と、案内部材を傾
斜部材による廃棄物収納体の転動が許容されるようにし
て、傾斜部材から収納用横坑へ廃棄物収納体を転動させ
る廃棄物収納体挿入工程と、廃棄物収納体が収納用横坑
へ転動した後、リフトを搬送用立坑の上端まで上昇させ
る第1のリフト回送工程と、第1のリフト回送工程によ
り搬送用立坑の上端に位置したリフトの傾斜部材に緩衝
体単体を載置し、傾斜部材による緩衝体の転動を案内部
材で抑止する緩衝体搭載工程と、緩衝体が搭載されたリ
フトを収納用横坑の端部まで下降させる緩衝体搬送工程
と、案内部材を傾斜部材による緩衝体の転動が許容され
るようにして、傾斜部材から収納用横坑へ緩衝体を転動
させる緩衝体挿入工程と、緩衝体が収納用横坑へ転動し
た後、リフトを搬送用立坑の上端まで上昇させる第2の
リフト回送工程とを順次繰り返し行なう。
【0011】本発明の請求項1に記載した放射性物廃棄
地層処理施設においては、搬送用立坑の上端に位置させ
たリフトの傾斜部材に円筒状の廃棄物収納体を載置し、
傾斜部材による廃棄物収納体の転動を案内部材で抑止
し、廃棄物収納体が搭載されたリフトを搬送用立坑に沿
って収納用横坑の端部まで下降させ、案内部材を傾斜部
材による廃棄物収納体の転動が許容されるようにして、
傾斜部材から収納用横坑へ廃棄物収納体を転動させ、廃
棄物収納体が収納用横坑へ転動した後、リフトを搬送用
立坑の上端まで上昇させ、搬送用立坑の上端に位置した
リフトの傾斜部材に緩衝体単体を載置し、傾斜部材によ
る緩衝体の転動を案内部材で抑止し、緩衝体が搭載され
たリフトを収納用横坑の端部まで下降させ、案内部材を
傾斜部材による緩衝体の転動が許容されるようにして、
傾斜部材から収納用横坑へ緩衝体を転動させ、緩衝体が
収納用横坑へ転動した後、リフトを搬送用立坑の上端ま
で上昇させることを、順次繰り返し行なう。
【0012】本発明の請求項2に記載した放射性廃棄物
処理施設の使用方法においては、搬送用立坑の上端に位
置させたリフトの傾斜部材に載置した廃棄物収納体の転
動を案内部材で抑止し、廃棄物収納体が搭載されたリフ
トを搬送用立坑に沿って収納用横坑の端部まで下降させ
た後、案内部材を収納用横坑側へ傾動することによっ
て、傾斜部材による廃棄物収納体の転動が許容されるよ
うにして傾斜部材から収納用横坑へ廃棄物収納体を転動
させる。
【0013】また、搬送用立坑の上端まで上昇させたリ
フトの傾斜部材に載置した緩衝体の転動を案内部材で抑
止し、緩衝体が搭載されたリフトを収納用横坑の端部ま
で下降させた後、案内部材を収納用横坑側へ傾動するこ
とによって、傾斜部材による緩衝体の転動が許容される
ようにして傾斜部材から収納用横坑へ緩衝体を転動させ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。
【0015】図1乃至図3は本発明の放射性廃棄物地層
処理施設の実施の形態の一例を示すものである。
【0016】1は搬送用立坑であり、該搬送用立坑1
は、地表に開口し地中に向かって略垂直に延び、一側の
側面にガイドレール2を備え、該ガイドレール2に対峙
する他側の側面に、垂直方向へ所定の間隔を隔てて搬送
用立坑1から横方向に下り勾配をなして延びる収納用横
坑3を有する。
【0017】ガイドレール2は、左右に所定の間隔を隔
て且つ互いに平行して搬送用立坑1に沿って延びる溝形
鋼によって形成された一対のレール本体4と、該レール
本体4のそれぞれの搬送用立坑中心側のフランジ4aの
前面に沿って設けられたラック5とによって構成されて
いる。
【0018】6はリフトであり、該リフト6は、前記の
ガイドレール2のレール本体4のフランジ4aの後面に
沿って転動するローラ7と、該ローラ7に対してレール
本体4のフランジ4aを挟んで対峙する位置にあって且
つラック5に噛み合うラックローラ8とを、背面の四隅
に有し、側方からみてL字形をなすリフト本体9と、該
リフト本体9の垂直部前面中位部と下部先端との間に収
納用横坑3に向かって下り勾配をなすように取り付けら
れ且つ円筒状の廃棄物収納体10を載置し得るように形
成された傾斜部材11と、リフト本体9の下部先端に、
前記の傾斜部材11に連続する傾斜面を形成し得るよう
に傾動自在に取り付けられた案内部材12とによって構
成されている。
【0019】リフト本体4に設けられたラックローラ8
の半数には駆動装置(図示せず)が連結されており、該
駆動装置に駆動されるラックローラ8がラック上を転動
することによってリフト6が昇降するようになってい
る。
【0020】また、案内部材12は、リフト本体9の下
部先端に設けた駆動装置(図示せず)によって駆動さ
れ、傾斜部材11に載置される廃棄物収納体10あるい
は緩衝体13の転動を抑止し得る位置と、廃棄物収納体
10あるいは緩衝体13を収納用横坑3へ向かって転動
させ得る位置とに、択一的に停止させ得るようになって
いる。
【0021】更に、図3に示す緩衝体13は、収納用横
坑3に廃棄物収納体10を収納する際に、各廃棄物収納
体10の間に介在させて相互の衝突や接触を防止するも
のであり、両端に廃棄物収納体10の円筒面に応じた凹
湾曲面13aを有し且つ下部に球状の転動部材14を備
え、該転動部材14によって緩衝体13が傾斜部材1
1、案内部材12、収納用横坑3などの傾斜面を、重力
の働きを受けて自走し得るように形成されている。
【0022】緩衝体13は、放射性廃棄物地層処理施設
に収納する廃棄物収納体数に応じて複数を備える。
【0023】なお、15は自走台車であり、該自走台車
15は、走行自在で、荷台を後方に向かって下り勾配を
なすように荷台の前端部を突き上げ得る油圧シリンダ1
5aを有し、廃棄物収納体10あるいは緩衝体13を搭
載して搬送用立坑1の入口に後端部から近接し、油圧シ
リンダ15aを作動させて荷台に下り勾配の傾斜角度を
付けることによって、搭載してきた廃棄物収納体10あ
るいは緩衝体13を搬送用立坑1の上端に位置するリフ
ト6へ移載し得るようになっている。
【0024】次に上記図示例の作動について説明する。
【0025】収納用横坑3へ廃棄物収納体10を収納す
る際には、搬送用立坑1の上端にリフト6を停止させ、
図示していない駆動装置によってリフト6の案内部材1
2を作動し、廃棄物収納体10を搭載した自走台車15
が油圧シリンダ15aによって傾斜させる荷台の傾斜角
度と高さとに適合した傾斜位置に停止させる。
【0026】そして、廃棄物収納体10を搭載した自走
台車15を搬送用立坑1の入口に後端部から近接させ、
油圧シリンダ15aを作動して荷台に下り勾配の傾斜角
度を付けることによって、搭載してきた廃棄物収納体1
0を該自走台車15から前記のリフト6の案内部材12
を介して傾斜部材11の上に移載する。
【0027】その後、リフト6の案内部材12を傾斜部
材11による廃棄物収納体10の転動を抑止し得る位置
に停止させた後、図示していない駆動装置によってリフ
ト6のラックローラ8をリフト6が下降する方向に作動
させることにより、廃棄物収納体10が搭載されたリフ
ト6を搬送用立坑1のガイドレール2に沿って下降さ
せ、廃棄物収納体10を収納すべき所期の収納用横坑3
の端部に停止させる。
【0028】次いで、リフト6の案内部材12を傾斜部
材11による廃棄物収納体10の転動が許容される位置
へ回動して停止させると、廃棄物収納体10が傾斜部材
11の傾斜に導かれて自動的に転動し始め、案内部材1
2の上を通過して収納用横坑3の内方へ向かって転動し
収納される。
【0029】廃棄物収納体10を収納用横坑3の内方へ
転動させた後、案内部材12を作動して、再び、傾斜部
材11による廃棄物収納体10の転動を抑止し得る位置
に停止させてから、リフト6のラックローラ8をリフト
6が上昇する方向に作動させることにより、リフト6を
搬送用立坑1のガイドレール2に沿って搬送用立坑1の
上端まで上昇させる。
【0030】ここで、また、図示していない駆動装置に
よってリフト6の案内部材12を作動し、自走台車15
が油圧シリンダ15aによって傾斜させる荷台の傾斜角
度と高さとに適合した傾斜位置に停止させる。
【0031】その後、単体の緩衝体13を搭載した自走
台車15を搬送用立坑1の入口に後端部から近接させ、
油圧シリンダ15aを作動して荷台に下り勾配の傾斜角
度を付けることによって、搭載してきた緩衝体13を該
自走台車15から前記のリフト6の案内部材12を介し
て傾斜部材11の上に移載する。
【0032】そして、再び、リフト6のラックローラ8
をリフト6が下降する方向に作動させることにより、単
体の緩衝体13が搭載されたリフト6を搬送用立坑1の
ガイドレール2に沿って下降させ、前記の収納用横坑3
の端部に停止させる。
【0033】ここで、リフト6の案内部材12を傾斜部
材11による緩衝体13の転動が許容される位置へ回動
して停止させると、緩衝体13が傾斜部材の傾斜に導か
れて転動し始める転動部材14によって移動し、案内部
材12の上を通過して収納用横坑3の内方へ向かって移
動し、先に収納した廃棄物収納体10に当接して停止す
る。
【0034】緩衝体13を収納用横坑3の内方へ移動さ
せた後、案内部材12を作動して、また再び、傾斜部材
11による廃棄物収納体10の転動を抑止し得る位置に
停止させてから、リフト6のラックローラ8をリフト6
が上昇する方向に作動させることにより、リフト6を搬
送用立坑1のガイドレール2に沿って搬送用立坑1の上
端まで上昇させる。
【0035】以上の作業を順次繰り返し行なうことによ
って、放射性廃棄物地層処理施設における廃棄物収納体
10の収納を推進する。
【0036】このように、図1乃至図3に示す放射性廃
棄物地層処理施設においては、地中に向かって略垂直に
延びる搬送用立坑1を昇降し得る簡単な構造のリフト6
を設け、該リフト6、及び搬送用立坑1から横方向へ延
びる収納用横坑3に下り勾配を付し、リフト6に搭載可
能な円筒状の廃棄物収納体10、及び転動部材14を有
し且つ廃棄物収納体10の円筒面に応じた凹湾曲面13
aを有する緩衝体13を設け、廃棄物収納体10と緩衝
体13とを交互に収納用横坑3に収納するようにしたの
で、廃棄物収納体10及び緩衝体13は、リフト6及び
収納用横坑3の下り勾配に導かれて自動的に転動して収
納用横坑3の内方に収納される。
【0037】また、廃棄物収納体10の間に緩衝体13
が介在するので、単純な装置で廃棄物収納体10の確実
な搬入及び収納を行なうことができ、放射性廃棄物地層
処理施設の健全性、安定性、確実性が高い。
【0038】なお、本発明の放射性廃棄物地層処理施設
及びその使用方法は、上述した実施の形態にのみ限定さ
れるものではなく、例えば、自力昇降する前述のリフト
6に換えて、巻上げ装置で昇降するリフトを用いてもよ
いこと、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にお
いて種々の変更を加え得ることは勿論である。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の放射性廃棄
物地層処理施設及びその使用方法によれば、以下のよう
な種々の優れた効果を奏し得る。
【0040】(1)地中に向かって略垂直に延びる搬送
用立坑を昇降し得られ且つ搭載物を自動的に転動させ得
る傾斜部材を備えた簡単な構造のリフトを設け、該リフ
ト、及び搬送用立坑から横方向へ延びる収納用横坑に下
り勾配を付し、リフトに搭載可能な円筒状の廃棄物収納
体、及び転動部材を有し且つ廃棄物収納体の円筒面に応
じた凹湾曲面を有する緩衝体を設け、廃棄物収納体と緩
衝体とを交互に収納用横坑に収納するようにしたので、
廃棄物収納体及び緩衝体を、リフト及び収納用横坑の下
り勾配で自動的に転動させて収納用横坑の内方に収納す
ることができる。
【0041】(2)また、廃棄物収納体の間に緩衝体を
介在させるので、単純な装置で廃棄物収納体の確実な搬
入及び収納を行なうことができ、放射性廃棄物地層処理
施設の健全性、安定性、確実性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の放射性廃棄物地層処理施設の実施の形
態例の概念図である。
【図2】図1に関連するリフトの斜視図である。
【図3】図1に関連する緩衝体の斜視図である。
【図4】放射性廃棄物処理施設の一例の概念図である。
【符号の説明】
1 搬送用立坑 3 収納用横坑 6 リフト 10 廃棄物収納体 11 傾斜部材 12 案内部材 13 緩衝体 13a 凹湾曲面 14 転動部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中に向かって略垂直に延びる搬送用立
    坑と、該搬送用立坑から横方向に下り勾配をなして延び
    る収納用横坑と、搬送用立坑内を昇降するリフトと、収
    納用横坑に向かって下り勾配をなすように前記のリフト
    に取り付けられ且つ円筒状の廃棄物収納体が載置され得
    る傾斜部材と、該傾斜部材に載置される廃棄物収納体の
    転動を抑止し得られ且つ廃棄物収納体を収納用横坑へ向
    かって転動させ得るようにリフトに対して傾動自在に取
    り付けられた案内部材と、両端に廃棄物収納体の円筒面
    に応じた凹湾曲面を有し且つ下部に転動部材を有する複
    数の緩衝体とを備えてなることを特徴とする放射性廃棄
    物地層処理施設。
  2. 【請求項2】 搬送用立坑の上端に位置させたリフトの
    傾斜部材に円筒状の廃棄物収納体を載置し、傾斜部材に
    よる廃棄物収納体の転動を案内部材で抑止する廃棄物収
    納体搭載工程と、廃棄物収納体が搭載されたリフトを搬
    送用立坑に沿って収納用横坑の端部まで下降させる廃棄
    物収納体搬送工程と、案内部材を傾斜部材による廃棄物
    収納体の転動が許容されるようにして、傾斜部材から収
    納用横坑へ廃棄物収納体を転動させる廃棄物収納体挿入
    工程と、廃棄物収納体が収納用横坑へ転動した後、リフ
    トを搬送用立坑の上端まで上昇させる第1のリフト回送
    工程と、第1のリフト回送工程により搬送用立坑の上端
    に位置したリフトの傾斜部材に緩衝体単体を載置し、傾
    斜部材による緩衝体の転動を案内部材で抑止する緩衝体
    搭載工程と、緩衝体が搭載されたリフトを収納用横坑の
    端部まで下降させる緩衝体搬送工程と、案内部材を傾斜
    部材による緩衝体の転動が許容されるようにして、傾斜
    部材から収納用横坑へ緩衝体を転動させる緩衝体挿入工
    程と、緩衝体が収納用横坑へ転動した後、リフトを搬送
    用立坑の上端まで上昇させる第2のリフト回送工程と
    を、順次繰り返し行なうことを特徴とする請求項1に記
    載の放射性廃棄物地層処理施設の使用方法。
JP31989697A 1997-11-20 1997-11-20 放射性廃棄物地層処理施設及びその使用方法 Pending JPH11153699A (ja)

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