JPH1115363A - 展示場用建物 - Google Patents
展示場用建物Info
- Publication number
- JPH1115363A JPH1115363A JP16685797A JP16685797A JPH1115363A JP H1115363 A JPH1115363 A JP H1115363A JP 16685797 A JP16685797 A JP 16685797A JP 16685797 A JP16685797 A JP 16685797A JP H1115363 A JPH1115363 A JP H1115363A
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- JP
- Japan
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- wall
- building
- floor
- exhibition hall
- exhibition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
屋外側から見えるようにし顧客に強く印象付ける。 【解決手段】外壁の一部を除去すると共に、除去された
外壁部に対応する内壁及び床の一部を除去することで、
柱3,床梁4,ブレース5等の躯体、及び内壁を構成す
る下地材6や仕上材7及び床パネル8を露出させる。外
壁を構成するコンクリート系壁材からなる壁パネル1に
は切欠部1aを形成して補強鉄筋1bを露出させる。除
去した外壁を透明部材9によって遮蔽し、且つ周囲に照
明手段となるライト12を配置して露出させた部材や床下
部分を照明する。
Description
該躯体に対する外壁材,内壁材の取付構造及び床下構造
等の内部構造を屋外からも見えるようにした展示場用建
物に関するものである。
は、顧客に対し建物の躯体の構造及び壁部分の構造を見
せるために、内壁の一部を取り外して柱,梁等を露出さ
せたものがある。
顧客は柱や梁からなる躯体構造及び外壁材の内部に構成
された壁構造等を自分の目でみることが出来るため、目
的の建築物に対して充分に理解することが出来、信頼性
を高めることが出来る。
顧客が内部に入らない限り建物の毎部構造を見ることが
出来ない。このため、展示場まで足を運んだ全ての顧客
に躯体構造や壁構造等の内部構造、即ち、完成した建物
を見学したのでは外壁材や内壁材に覆われてしまう部位
の特長を理解してもらうことが出来ない場合があるとい
う問題がある。
や壁部分の構造、更に、床下の構造まで見えるようにし
た展示場用建物を提供することにある。
に本発明に係る展示場用建物は、展示場に建設される展
示場用建物であって、屋外から建築物の内部構造躯体が
見えるように少なくとも外壁の一部が除去されているも
のである。
することによって、柱,梁を含む躯体及び外壁材,内壁
材を含む内部構造を露出させて顧客に見せることが出来
る。このため、屋外側から建築物の構造や構成部材の仕
様等を容易に確認することが出来るため、顧客に理解を
深めてもらうことが出来る。
筋を埋設したコンクリート系壁材であり、外壁の除去部
分から前記補強鉄筋が見えるようになされていることが
好ましい。この場合、外壁となるコンクリート系壁材の
詳細な断面構造を容易に視認することが出来る。
去部分の内部に位置する内壁及び床材の一部が除去さ
れ、屋外から床下部分が見えるようになされていること
が好ましい。この場合、内壁材や床材の厚さのみなら
ず、床梁のサイズや構造及び床下の構造を容易に視認す
ることが出来る。
去部分が透明部材で外部と遮断されていることが好まし
い。この場合、一部を除去した外壁部分そのものがショ
ーウインドウとしての機能を有することとなる。このた
め、建築物に於ける外部との遮断を実現すると共に顧客
に対しより強く印象付けることが出来る。
躯体構造を照明する照明手段が設けられていることが好
ましい。この場合、床下部分や外壁と内壁の間の光の届
き難い部位を照明することが出来、顧客の印象をより強
くすることが出来る。
い実施形態について図を用いて説明する。図1は展示場
用建物の外観を示す斜視図、図2は要部を示す斜視図、
図3は平面図である。
壁の一部を除去することで、建築物の外部から躯体構造
及び壁部構造を視認し得るように構成されており、例え
ば住宅展示場に建設したとき、屋外にいる顧客に建築物
の内部構造をさらけ出すことで、他の建築物と明確な差
別化を実現し得るものである。
や壁構造を限定するものではなく、木造建築や鉄骨建築
或いは鉄骨プレハブ建築等何れであっても良い。本実施
例では、鉄骨構造の躯体に外壁材としてコンクリート系
壁材を取り付けて展示場用建物を構成している。
るものではなく、見学に来た顧客が目につく部位であれ
ば良い。本実施例では、玄関脇部分の外壁、内壁及び床
の一部を除去することで、躯体構造及び各壁材の躯体に
対する取付構造、更に、床構造を開放して容易に視認し
得るように構成している。
や内外装の仕上及び躯体構造は一般的な建築物と同様に
構成されており、一部(玄関脇スペース)の外壁と内壁
材及び床材が除去され、屋外から建築物の内部構造が視
認し得るように構成されている。
壁パネル1とコーナー部に適用されるコーナーパネル2
とを有しており、各パネル1,2が予め設定された範囲
で除去されている。この結果、各パネル1,2の断面や
柱3,床梁4及びブレース5等の躯体構造が露出する。
床梁4,ブレース5等からなる躯体を構成する構成部材
のサイズや表面塗装等の仕様、詳細な構造、及び躯体に
対する壁パネル1やコーナーパネル2の取付構造を見る
ことが可能であり、興味を喚起することが可能となる。
特に、顧客が必要であれば躯体構造の計測を行うことも
可能となる。
ャストコンクリートパネル)やALCパネル(軽量気泡
コンクリートパネル)等のコンクリート系壁材を用いる
ことが可能である。本実施例では、壁パネル1,コーナ
ーパネル2としてALCパネルを用いている。そして、
特に壁パネル1では切欠部1aを形成し、この切欠部1
aに補強鉄筋1bを露出させて外部から視認し得るよう
に構成している。
されると共に床部が除去されている。この結果、内壁を
構成する下地材6や仕上材7が露出し、これらの各部材
6,7と壁パネル1の間に形成される断熱材の充填層
や、空気が流通する通気層が開放される。更に、床パネ
ル8が露出し、該パネル8の床梁4に対する取付構造
や、床下構造が露出する。
出来ない躯体構造、外壁部の壁構造及び床下構造までを
見ることが可能となり、建築物に於ける躯体の強度や断
熱性能,遮音性能,通気性能等の性能を具体的に理解す
ることが可能である。
明部材9が配置され、屋外側から屋内側を透視し得る状
態で除去部位を遮蔽している。即ち、一部が除去された
壁パネル1の屋外側に、除去部分を充分に覆うことが可
能な寸法を持ったフレーム10が設けられており、このフ
レーム10に透明部材9が嵌め込まれている。従って、屋
内側は風や雨等の天候に左右されることなく、通常の居
住性を保持することが可能である。
に対抗することが可能な強度と屋内側を透視し得る透明
性を有するものであればガラス、或いはアクリル樹脂等
の透明な合成樹脂を用いることが可能である。
した部分の周辺部の天井11には、照明手段となるライト
12が取り付けられており、展示中は常に除去部分に於け
る屋外側の周辺部位及び透明部材9を通して屋内側を照
明し得るように構成されている。ライト12の構造は特に
限定するものではなく、本実施例では、ショーウインド
ウ等の展示場で通常用いられているスポットライトを用
いている。またライト12の取付数も特に限定するもので
ないことは当然である。
ではなく、屋内の天井、及び床下部分に配置することが
好ましい。このように、ライト12を屋内にも配置するこ
とによって、屋外側から屋内側を見たとき、建築物の構
造を良好な状態で見ることが可能となる。
展示場用建物では、外壁の一部を除去したので、柱,梁
を含む躯体及び外壁材,内壁材を含む内部構造を顧客に
みせることが出来、例えば柱や梁の素材やサイズ及び表
面の塗装等の建築物の躯体の構造や仕様、及び外壁材,
内壁材等の仕様や躯体に対する取付構造を容易に確認す
ることが出来る。このように、屋外側から建築物の構造
や構成部材の仕様等を容易に確認することが出来るた
め、顧客に理解を深めてもらうことが出来る。
と共に、外壁の除去部分から該壁材に埋設された補強鉄
筋が見えるように構成することによって、外壁となるコ
ンクリート系壁材の詳細な断面構造を容易に視認するこ
とが出来る。
及び床材の一部を除去し、屋外から床下部分が見えるよ
うに構成することによって、内壁材や床材の仕様や外壁
と内壁との間に構成される断熱層や通気層を容易に視認
することが出来る。
断することによって、一部を除去した外壁部がショーウ
インドウとしての機能を有することとなる。このため、
屋内を外部から遮断すると共に顧客に対しより強く印象
付けることが出来る。
を設けることによって、床下部分や外壁と内壁の間の光
の届き難い部位を照明することが出来、顧客の印象をよ
り強くすることが出来る。
くとも建築物の内部構造を見ることが出来るため、建物
を強く印象付けることが出来る。
Claims (5)
- 【請求項1】 展示場に建設される展示場用建物であっ
て、屋外から建築物の内部構造躯体が見えるように少な
くとも外壁の一部が除去されていることを特徴とする展
示場用建物。 - 【請求項2】 外壁が補強鉄筋を埋設したコンクリート
系壁材であり、外壁の除去部分から前記補強鉄筋が見え
るようになされていることを特徴とする請求項1に記載
した展示場用建物。 - 【請求項3】 外壁の除去部分の内部に位置する内壁及
び床材の一部が除去され、屋外から床下部分が見えるよ
うになされていることを特徴とする請求項1又は2に記
載した展示場用建物。 - 【請求項4】 外壁の除去部分が透明部材で外部と遮断
されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに
記載した展示場用建物。 - 【請求項5】 建築物の躯体構造を照明する照明手段が
設けられていることを特徴とする請求項1乃至4の何れ
かに記載した展示場用建物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16685797A JPH1115363A (ja) | 1997-06-24 | 1997-06-24 | 展示場用建物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16685797A JPH1115363A (ja) | 1997-06-24 | 1997-06-24 | 展示場用建物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1115363A true JPH1115363A (ja) | 1999-01-22 |
Family
ID=15838940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16685797A Pending JPH1115363A (ja) | 1997-06-24 | 1997-06-24 | 展示場用建物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1115363A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030064204A (ko) * | 2002-01-29 | 2003-07-31 | (주)그린텔레콤 | 종합광고 부스 |
US7089130B2 (en) | 2004-02-24 | 2006-08-08 | Fujitsu Limited | Electric/magnetic field analysis method using finite difference time domain, material descriptive method in electric/magnetic analysis, electric/magnetic analysis device, analysis data generation device and storage medium |
JP2014149467A (ja) * | 2013-02-02 | 2014-08-21 | Sumitomo Forestry Co Ltd | 展示用住宅建築物 |
KR101707378B1 (ko) | 2016-05-25 | 2017-02-15 | (주)제이엔텍 | 태양광 필름 셀을 이용한 핸드폰 보조 충전 장치 |
-
1997
- 1997-06-24 JP JP16685797A patent/JPH1115363A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030064204A (ko) * | 2002-01-29 | 2003-07-31 | (주)그린텔레콤 | 종합광고 부스 |
US7089130B2 (en) | 2004-02-24 | 2006-08-08 | Fujitsu Limited | Electric/magnetic field analysis method using finite difference time domain, material descriptive method in electric/magnetic analysis, electric/magnetic analysis device, analysis data generation device and storage medium |
JP2014149467A (ja) * | 2013-02-02 | 2014-08-21 | Sumitomo Forestry Co Ltd | 展示用住宅建築物 |
KR101707378B1 (ko) | 2016-05-25 | 2017-02-15 | (주)제이엔텍 | 태양광 필름 셀을 이용한 핸드폰 보조 충전 장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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Effective date: 20031217 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 |
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040316 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040507 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20040622 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20040716 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20061031 |