JPH11153626A - 電気光学サンプリングオシロスコープ - Google Patents
電気光学サンプリングオシロスコープInfo
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- JPH11153626A JPH11153626A JP9318699A JP31869997A JPH11153626A JP H11153626 A JPH11153626 A JP H11153626A JP 9318699 A JP9318699 A JP 9318699A JP 31869997 A JP31869997 A JP 31869997A JP H11153626 A JPH11153626 A JP H11153626A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 EOSオシロスコープでは、被測定信号の表
示開始位置等を代えるために遅延回路が必要となるが、
遅延回路には、ジッタ等による不安定要素がある。 【解決手段】 EOSオシロスコープにおいて、スイー
プ回路5からのサンプリング信号をパルス化するために
パルサー回路11が用いられる。ここで、パルサー回路
を構成するステップリカバリダイオードに対するバイア
ス電圧をCPU等により可変とするためにD/A変換回
路12を設け、遅延時間△Tを可変設定できるようにす
る。このような構成の遅延パルサー回路10により、サ
ンプリングパルスを遅延時間△T遅延させるとともに、
パルス化して出力できるようになる。これにより、遅延
回路の省略が可能となり、不安定要素の解消となる。
示開始位置等を代えるために遅延回路が必要となるが、
遅延回路には、ジッタ等による不安定要素がある。 【解決手段】 EOSオシロスコープにおいて、スイー
プ回路5からのサンプリング信号をパルス化するために
パルサー回路11が用いられる。ここで、パルサー回路
を構成するステップリカバリダイオードに対するバイア
ス電圧をCPU等により可変とするためにD/A変換回
路12を設け、遅延時間△Tを可変設定できるようにす
る。このような構成の遅延パルサー回路10により、サ
ンプリングパルスを遅延時間△T遅延させるとともに、
パルス化して出力できるようになる。これにより、遅延
回路の省略が可能となり、不安定要素の解消となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サンプリング信号
をパルス化するパルサー回路からの信号に基づいて生成
される光パルスを利用して、該被測定信号の測定を行う
電気光学サンプリングオシロスコープであって、特にサ
ンプリング信号をパルス化するためのパルサー回路に特
徴を有する電気光学サンプリングオシロスコープに関す
るものである。
をパルス化するパルサー回路からの信号に基づいて生成
される光パルスを利用して、該被測定信号の測定を行う
電気光学サンプリングオシロスコープであって、特にサ
ンプリング信号をパルス化するためのパルサー回路に特
徴を有する電気光学サンプリングオシロスコープに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】被測定信号によって発生する電界を電気
光学結晶に結合させ、この電気光学結晶にレーザ光を入
射し、レーザ光の偏光状態により被測定信号の波形を観
測することができる。ここでレーザ光をパルス状にし、
被測定信号をサンプリングすると非常に高い時間分解能
で測定することができる。この現象を利用した電気光学
プローブを用いたのが電気光学サンプリングオシロスコ
ープである。この電気光学サンプリングオシロスコープ
(以下「EOSオシロスコープ」と略記する)は、電気
式プローブを用いた従来のサンプリングオシロスコープ
と比較し、 1)信号を測定する際に、グランド線を必要としないた
め、測定が容易 2)電気光学プローブの先端にある金属ピンが回路系か
ら絶縁されているので高入力インピーダンスを実現で
き、その結果被測定点の状態をほとんど乱すことがない 3)光パルスを利用することからGHzオーダーまでの
広帯域測定が可能 といった特徴があり注目を集めている(品川ら:”EO
Sによるハンディ型ハイインピーダンスプローブ”、第
15回光波センシング技術研究会 講演論文集応用物理
学会・光波センシング技術研究会、1995年5月、p
p.123−129)。
光学結晶に結合させ、この電気光学結晶にレーザ光を入
射し、レーザ光の偏光状態により被測定信号の波形を観
測することができる。ここでレーザ光をパルス状にし、
被測定信号をサンプリングすると非常に高い時間分解能
で測定することができる。この現象を利用した電気光学
プローブを用いたのが電気光学サンプリングオシロスコ
ープである。この電気光学サンプリングオシロスコープ
(以下「EOSオシロスコープ」と略記する)は、電気
式プローブを用いた従来のサンプリングオシロスコープ
と比較し、 1)信号を測定する際に、グランド線を必要としないた
め、測定が容易 2)電気光学プローブの先端にある金属ピンが回路系か
ら絶縁されているので高入力インピーダンスを実現で
き、その結果被測定点の状態をほとんど乱すことがない 3)光パルスを利用することからGHzオーダーまでの
広帯域測定が可能 といった特徴があり注目を集めている(品川ら:”EO
Sによるハンディ型ハイインピーダンスプローブ”、第
15回光波センシング技術研究会 講演論文集応用物理
学会・光波センシング技術研究会、1995年5月、p
p.123−129)。
【0003】はじめに、EOSオシロスコープの構成を
図8を用いて説明する。EOSオシロスコープはEOS
オシロスコープの本体1および電気光学プローブ2によ
り構成される。そして、EOSオシロスコープの本体1
において、トリガ回路3は、測定信号に対する測定開始
となるトリガ信号に関する回路である。そして、遅延回
路4は、トリガ回路3からの信号をサンプリング開始位
置の変更等のために設定された遅延時間分の遅延を行
う。スイープ回路5は、遅延回路4からの信号を入力信
号とし、サンプリングのためのサンプリング信号の生成
を行い、このサンプリング信号はパルサー回路6により
パルス化される。そして、パルス化された信号に基づい
て、光パルス発生回路7は光パルスの発生を行う。この
光パルス出力回路7からの光パルスは、電気光学プロー
ブ2に供給され、電気光学素子により偏光変化を受け
る。この偏光変化を受けた光パルスは、電気光学プロー
ブ2内の偏光検出光学系(図示せず)により偏光検出等
が行われ、その信号がEOSオシロスコープの本体1に
入力される。電気光学プローブ2からの信号は、A/D
変換回路8により、信号の増幅やA/D変換が行われ、
CPU(中央演算装置)等により構成された処理回路9
により測定対象となった信号の表示等のための処理等が
行われる。
図8を用いて説明する。EOSオシロスコープはEOS
オシロスコープの本体1および電気光学プローブ2によ
り構成される。そして、EOSオシロスコープの本体1
において、トリガ回路3は、測定信号に対する測定開始
となるトリガ信号に関する回路である。そして、遅延回
路4は、トリガ回路3からの信号をサンプリング開始位
置の変更等のために設定された遅延時間分の遅延を行
う。スイープ回路5は、遅延回路4からの信号を入力信
号とし、サンプリングのためのサンプリング信号の生成
を行い、このサンプリング信号はパルサー回路6により
パルス化される。そして、パルス化された信号に基づい
て、光パルス発生回路7は光パルスの発生を行う。この
光パルス出力回路7からの光パルスは、電気光学プロー
ブ2に供給され、電気光学素子により偏光変化を受け
る。この偏光変化を受けた光パルスは、電気光学プロー
ブ2内の偏光検出光学系(図示せず)により偏光検出等
が行われ、その信号がEOSオシロスコープの本体1に
入力される。電気光学プローブ2からの信号は、A/D
変換回路8により、信号の増幅やA/D変換が行われ、
CPU(中央演算装置)等により構成された処理回路9
により測定対象となった信号の表示等のための処理等が
行われる。
【0004】次に、図8に示すEOSオシロスコープの
動作の概要を図9を用いて説明する。図9(a)に示す
トリガ信号に対して、遅延回路4は、設定された時間
(図の例では時間T)だけ遅延させて出力する。スイー
プ回路5は、遅延回路4からの出力に基づいてサンプリ
ングのためのサンプリング信号を図9(c)のように出
力する。スイープ回路5からの出力では、光パルス発生
回路7からの光パルス出力のための信号としては、信号
の幅が広すぎることから、パルサー回路6は、スイープ
回路5からの信号を図9(d)にようにパルス化する。
図10は、パルサー回路6の一従来例による回路図であ
る。図10よりパルサー回路6は、2つのステップリカ
バリダイオード(以下「SRD」と略記する)21・2
2と、2つのコンデンサ23・24と、2つの抵抗25
・26により構成される。固定のバイアス電圧が、抵抗
25および抵抗26を介して、SRD・21およびSR
D22のバイアス電圧として供給される。そして、この
パルサー回路6により、パルス化された信号がSRD・
22から出力される。
動作の概要を図9を用いて説明する。図9(a)に示す
トリガ信号に対して、遅延回路4は、設定された時間
(図の例では時間T)だけ遅延させて出力する。スイー
プ回路5は、遅延回路4からの出力に基づいてサンプリ
ングのためのサンプリング信号を図9(c)のように出
力する。スイープ回路5からの出力では、光パルス発生
回路7からの光パルス出力のための信号としては、信号
の幅が広すぎることから、パルサー回路6は、スイープ
回路5からの信号を図9(d)にようにパルス化する。
図10は、パルサー回路6の一従来例による回路図であ
る。図10よりパルサー回路6は、2つのステップリカ
バリダイオード(以下「SRD」と略記する)21・2
2と、2つのコンデンサ23・24と、2つの抵抗25
・26により構成される。固定のバイアス電圧が、抵抗
25および抵抗26を介して、SRD・21およびSR
D22のバイアス電圧として供給される。そして、この
パルサー回路6により、パルス化された信号がSRD・
22から出力される。
【0005】ところで、EOSオシロスコープにチャネ
ルが複数あり、各チャネルごとに被測定信号の測定が可
能な場合には、図11に示すように各チャネル毎にパル
サー回路が設けられる。ここで、図11は、EOSオシ
ロスコープの本体1内の一部を示した図である。図11
の場合には、チャネルが1からnまであり、符号6aか
ら6nに示すように、n個のパルサー回路が設けられ
る。ところで、チャネル毎のばらつきであるスキューを
調整できるようにするために、各パルサー回路6a〜6
nと、スイープ回路5との間には遅延回路15a〜15
nが設けられ、この遅延回路15a〜15nによりチャ
ネルごとのスキューの調整が行われる。
ルが複数あり、各チャネルごとに被測定信号の測定が可
能な場合には、図11に示すように各チャネル毎にパル
サー回路が設けられる。ここで、図11は、EOSオシ
ロスコープの本体1内の一部を示した図である。図11
の場合には、チャネルが1からnまであり、符号6aか
ら6nに示すように、n個のパルサー回路が設けられ
る。ところで、チャネル毎のばらつきであるスキューを
調整できるようにするために、各パルサー回路6a〜6
nと、スイープ回路5との間には遅延回路15a〜15
nが設けられ、この遅延回路15a〜15nによりチャ
ネルごとのスキューの調整が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のEOS
オシロスコープでは、遅延回路およびパルサー回路が必
要となり、EOSオシロスコープの本体の回路構成が複
雑になる。また、遅延回路においては、ジッタ等による
不安定要素がある。また、EOSに複数のチャネルがあ
る場合、すなわち、マルチチャネルの場合、各チャネル
ごとにパルサー回路を設けることになるが、チャネルご
とのスキューを調整すために、さらに各チャネル毎に遅
延回路が必要となり、回路構成が複雑になる。
オシロスコープでは、遅延回路およびパルサー回路が必
要となり、EOSオシロスコープの本体の回路構成が複
雑になる。また、遅延回路においては、ジッタ等による
不安定要素がある。また、EOSに複数のチャネルがあ
る場合、すなわち、マルチチャネルの場合、各チャネル
ごとにパルサー回路を設けることになるが、チャネルご
とのスキューを調整すために、さらに各チャネル毎に遅
延回路が必要となり、回路構成が複雑になる。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、パルサー回路において遅延処理も可能とするこ
とにより、回路構成を簡略化することのできる電気光学
サンプリングオシロスコープを提供することを目的とす
る。
もので、パルサー回路において遅延処理も可能とするこ
とにより、回路構成を簡略化することのできる電気光学
サンプリングオシロスコープを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1に記載の発明は、サンプリン
グ信号をパルス化するパルサー回路からの信号に基づい
て生成される光パルスを利用して、被測定信号の測定を
行う電気光学サンプリングオシロスコープであって、前
記パルサー回路は、ステップリカバリダイオードにより
構成され、該ステップリカバリダイオードのバイアス電
圧を可変としたことを特徴とする電気光学サンプリング
オシロスコープである。
に、本発明のうち請求項1に記載の発明は、サンプリン
グ信号をパルス化するパルサー回路からの信号に基づい
て生成される光パルスを利用して、被測定信号の測定を
行う電気光学サンプリングオシロスコープであって、前
記パルサー回路は、ステップリカバリダイオードにより
構成され、該ステップリカバリダイオードのバイアス電
圧を可変としたことを特徴とする電気光学サンプリング
オシロスコープである。
【0009】次に、請求項2に記載の発明は、サンプリ
ング信号をパルス化するためにチャンネルごとに設けら
れたパルサー回路からの信号に基づいて生成される光パ
ルスを利用して、チャンネルごとに被測定信号の測定を
行う電気光学サンプリングオシロスコープであって、前
記パルサー回路は、ステップリカバリダイオードにより
構成され、該ステップリカバリダイオードのバイアス電
圧を可変としたことを特徴とする電気光学サンプリング
オシロスコープである。
ング信号をパルス化するためにチャンネルごとに設けら
れたパルサー回路からの信号に基づいて生成される光パ
ルスを利用して、チャンネルごとに被測定信号の測定を
行う電気光学サンプリングオシロスコープであって、前
記パルサー回路は、ステップリカバリダイオードにより
構成され、該ステップリカバリダイオードのバイアス電
圧を可変としたことを特徴とする電気光学サンプリング
オシロスコープである。
【0010】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または請求項2に記載の電気光学サンプリングオシロス
コープにおいて、前記パルサー回路が、デジタル信号で
入力される遅延時間信号をD/A変換し、該D/A後の
出力を前記パルサー回路を構成するステップリカバリダ
イオードのバイアス電圧として供給するD/A変換回路
をさらに備えたことを特徴としている。。
または請求項2に記載の電気光学サンプリングオシロス
コープにおいて、前記パルサー回路が、デジタル信号で
入力される遅延時間信号をD/A変換し、該D/A後の
出力を前記パルサー回路を構成するステップリカバリダ
イオードのバイアス電圧として供給するD/A変換回路
をさらに備えたことを特徴としている。。
【0011】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
または請求項2に記載の電気光学サンプリングオシロス
コープにおいて、前記パルサー回路が、複数のトランジ
スタと、複数のステップリカバリダイオードからなるパ
ルス出力部とを備え、前記サンプリング信号増幅用のト
ランジスタの電源電圧はバイアス設定用のトランジスタ
で制御を行い、前記パルス出力部は、前記サンプリング
信号増幅用のトランジスタの所定の端子より信号を得て
パルス出力を行うことを特徴としている。
または請求項2に記載の電気光学サンプリングオシロス
コープにおいて、前記パルサー回路が、複数のトランジ
スタと、複数のステップリカバリダイオードからなるパ
ルス出力部とを備え、前記サンプリング信号増幅用のト
ランジスタの電源電圧はバイアス設定用のトランジスタ
で制御を行い、前記パルス出力部は、前記サンプリング
信号増幅用のトランジスタの所定の端子より信号を得て
パルス出力を行うことを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
電気光学サンプリングオシロスコープを図面を参照して
説明する。はじめに、図2を用いてEOSオシロスコー
プの構成を説明する。EOSオシロスコープはEOSオ
シロスコープの本体1および電気光学プローブ2により
構成される。そして、EOSオシロスコープの本体1
は、トリガ回路3、遅延回路4、スイープ回路5、遅延
パルサー回路10、光パルス発生回路7、A/D変換回
路8、処理回路9により構成される。ここで、トリガ回
路3は、測定信号に対する測定開始となるトリガ信号に
関する回路である。そして、遅延回路4は、トリガ信号
3からの信号を、被測定信号のサンプリング開始位置を
変える等の目的で設定された遅延時間だけ遅延させる。
また、スイープ回路5は、遅延回路4からの信号をもと
に、サンプリングのためのサンプリング信号の生成を行
なう。
電気光学サンプリングオシロスコープを図面を参照して
説明する。はじめに、図2を用いてEOSオシロスコー
プの構成を説明する。EOSオシロスコープはEOSオ
シロスコープの本体1および電気光学プローブ2により
構成される。そして、EOSオシロスコープの本体1
は、トリガ回路3、遅延回路4、スイープ回路5、遅延
パルサー回路10、光パルス発生回路7、A/D変換回
路8、処理回路9により構成される。ここで、トリガ回
路3は、測定信号に対する測定開始となるトリガ信号に
関する回路である。そして、遅延回路4は、トリガ信号
3からの信号を、被測定信号のサンプリング開始位置を
変える等の目的で設定された遅延時間だけ遅延させる。
また、スイープ回路5は、遅延回路4からの信号をもと
に、サンプリングのためのサンプリング信号の生成を行
なう。
【0013】遅延パルサー回路10は、スイープ回路5
からのサンプリング信号および、CPU(中央演算装
置)等により構成される処理回路7からの制御信号を入
力信号とし、サンプリング信号を処理回路7からの制御
信号に基づいて遅延させるとともにパルス化して出力す
る。なお、ここでパルス化が必要となる理由は、スイー
プ回路5からのサンプリング信号では、光パルス発生回
路7から光パルスを出すための信号として信号の幅が広
すぎるからでる。光パルス発生回路7は、このパルス化
された信号に基づいて、光パルスの発生を行う。光パル
ス出力回路7からの光パルスは、電気光学プローブ2に
供給され、電気光学素子により偏光変化を受ける。この
偏光変化を受けた光パルスは、電気光学プローブ2内の
偏光検出光学系(図示せず)により偏光検出等が行わ
れ、その信号がEOSオシロスコープの本体1に入力さ
れる。
からのサンプリング信号および、CPU(中央演算装
置)等により構成される処理回路7からの制御信号を入
力信号とし、サンプリング信号を処理回路7からの制御
信号に基づいて遅延させるとともにパルス化して出力す
る。なお、ここでパルス化が必要となる理由は、スイー
プ回路5からのサンプリング信号では、光パルス発生回
路7から光パルスを出すための信号として信号の幅が広
すぎるからでる。光パルス発生回路7は、このパルス化
された信号に基づいて、光パルスの発生を行う。光パル
ス出力回路7からの光パルスは、電気光学プローブ2に
供給され、電気光学素子により偏光変化を受ける。この
偏光変化を受けた光パルスは、電気光学プローブ2内の
偏光検出光学系(図示せず)により偏光検出等が行わ
れ、その信号がEOSオシロスコープの本体1に入力さ
れる。
【0014】電気光学プローブ2からの信号は、A/D
変換回路8により、信号の増幅やA/D変換が行われ、
処理回路9により測定対象となった信号の表示等のため
の処理等が行われる。ところで、遅延パルサー回路10
は、ある時間範囲内でスイープ回路5の信号の遅延処理
を行うことが可能である。よって、必要とする遅延時間
が、遅延パルサー回路10で遅延できる範囲内の場合に
は、遅延回路4は省略することができる。なお、「EO
Sオシロスコープ」と言う場合、図2におけるEOSオ
シロスコープの本体1とともに電気光学プローブ2を備
える場合と、EOSオシロスコープの本体1のみの場合
とがあるものとする。
変換回路8により、信号の増幅やA/D変換が行われ、
処理回路9により測定対象となった信号の表示等のため
の処理等が行われる。ところで、遅延パルサー回路10
は、ある時間範囲内でスイープ回路5の信号の遅延処理
を行うことが可能である。よって、必要とする遅延時間
が、遅延パルサー回路10で遅延できる範囲内の場合に
は、遅延回路4は省略することができる。なお、「EO
Sオシロスコープ」と言う場合、図2におけるEOSオ
シロスコープの本体1とともに電気光学プローブ2を備
える場合と、EOSオシロスコープの本体1のみの場合
とがあるものとする。
【0015】図1は、EOSオシロスコープの遅延パル
サー回路10の構成を示した図である。ここで遅延パル
サー回路10は、パルサー回路11とD/A変換回路1
2により構成される。そして、スイープ回路5からのサ
ンプリング信号および処理回路9からの遅延時間に関す
る情報△Tを入力信号とし、サンプリング信号を△T遅
延するとともにパルス化した信号を出力する。ここで、
D/A変換回路12は、処理回路9からの遅延時間に関
するデジタル情報△Tを、アナログ信号に変換するため
に設けられている。また、パルサー回路11は、SRD
を含む構成となっている。このSRDはバイアス電圧に
応じて遅延を生じる特性を持っている。そこで、D/A
変換回路12からの信号をSRDのバイアス電圧として
入力することで、パルサー回路11は、スイープ回路5
からのサンプリング信号に対してバイアス電圧に応じた
遅延を行うとともに、サンプリング信号のパルス化を行
い出力するようになる。
サー回路10の構成を示した図である。ここで遅延パル
サー回路10は、パルサー回路11とD/A変換回路1
2により構成される。そして、スイープ回路5からのサ
ンプリング信号および処理回路9からの遅延時間に関す
る情報△Tを入力信号とし、サンプリング信号を△T遅
延するとともにパルス化した信号を出力する。ここで、
D/A変換回路12は、処理回路9からの遅延時間に関
するデジタル情報△Tを、アナログ信号に変換するため
に設けられている。また、パルサー回路11は、SRD
を含む構成となっている。このSRDはバイアス電圧に
応じて遅延を生じる特性を持っている。そこで、D/A
変換回路12からの信号をSRDのバイアス電圧として
入力することで、パルサー回路11は、スイープ回路5
からのサンプリング信号に対してバイアス電圧に応じた
遅延を行うとともに、サンプリング信号のパルス化を行
い出力するようになる。
【0016】図3は、パルサー回路11の回路構成例を
示した図である。図3よりパルサー回路11は、2つの
SRD・41・42と、コンデンサ43、2つの抵抗4
4・45と、トランジスタTR1・TR2とにより構成
される。図3において、D/A変換回路12からの出力
であるバイアス電圧が、バイアス設定用のトランジスタ
TR2のベースに入力され、スイープ回路5からのパル
ス増幅用トランジスタTR1の電源電圧を制御する構成
となっている。また、SRD・41・42およびコンデ
ンサ43からなるパルス出力部に対して、トランジスタ
TR1のエミッタの信号を与えることにより、D/A変
換回路12からのバイアスとスイープ回路5からのパル
スとを1本の信号として供給する構成となっている。そ
して、パルス出力部はこの入力信号により、バイアス電
圧に応じた遅延が行われるとともにパルス化された信号
の出力をSRD・42より行う。ところで、SRDは温
度特性があるため、所定の特性で動作させるために、こ
のSRD41・42の温度を一定範囲に保つための回路
(図示せず)が必要となる。図3のように、SRD・4
1・42に対して、1本の入力信号で済むようにするこ
とで、SRD・41・42とを近接して配置することが
でき、温度を制御するための接続配線を短くすることが
できる。接続配線を短くすることができれば、配線によ
る熱の分散を少なくでき、安定した温度制御が容易にな
る。
示した図である。図3よりパルサー回路11は、2つの
SRD・41・42と、コンデンサ43、2つの抵抗4
4・45と、トランジスタTR1・TR2とにより構成
される。図3において、D/A変換回路12からの出力
であるバイアス電圧が、バイアス設定用のトランジスタ
TR2のベースに入力され、スイープ回路5からのパル
ス増幅用トランジスタTR1の電源電圧を制御する構成
となっている。また、SRD・41・42およびコンデ
ンサ43からなるパルス出力部に対して、トランジスタ
TR1のエミッタの信号を与えることにより、D/A変
換回路12からのバイアスとスイープ回路5からのパル
スとを1本の信号として供給する構成となっている。そ
して、パルス出力部はこの入力信号により、バイアス電
圧に応じた遅延が行われるとともにパルス化された信号
の出力をSRD・42より行う。ところで、SRDは温
度特性があるため、所定の特性で動作させるために、こ
のSRD41・42の温度を一定範囲に保つための回路
(図示せず)が必要となる。図3のように、SRD・4
1・42に対して、1本の入力信号で済むようにするこ
とで、SRD・41・42とを近接して配置することが
でき、温度を制御するための接続配線を短くすることが
できる。接続配線を短くすることができれば、配線によ
る熱の分散を少なくでき、安定した温度制御が容易にな
る。
【0017】次に、図4を用いて遅延パルサー回路10
への入力信号と出力信号との関係を説明する。図4
(a)に示すスイープ回路5からのサンプリング信号に
対し、遅延パルサー回路10は、図4(b)に示すよう
に処理回路9により設定された遅延時間△Tの遅延を行
うとともに、サンプリング信号のパルス化を行い出力す
る。なお、遅延パルサー回路10により、例えば200
[ps]の幅のパルス化された信号となる。なお、処理
回路9は、例えば図5に示すようなパルサー回路11を
構成するSRDの遅延時間とバイアス電圧との関係につ
いての情報を記憶しており、この情報を基に、希望する
遅延時間に対するバイアス電圧を決定し、デジタル信号
としてD/A変換回路12に出力するものとする。ここ
で、「希望する遅延時間」とは、EOSオシロスコープ
の使用者により、被測定信号の測定開始位置を変えるた
めに、図示しない設定部を介して設定されるものとす
る。なお、図5の例では、0〜500[ps]の範囲で
遅延処理ができる。以上説明したように、パルサー回路
11へのバイアス電圧を可変とすることで遅延処理が行
えるようになる。よって、パルサー回路11で行える遅
延処理の範囲内であれば、遅延回路4を省略することが
できるようになり、回路構成の簡略化を行える。なお、
パルサー回路11で遅延処理が行える範囲を越える場合
には、遅延回路4との組合わせて遅延処理を行うように
してもよい。
への入力信号と出力信号との関係を説明する。図4
(a)に示すスイープ回路5からのサンプリング信号に
対し、遅延パルサー回路10は、図4(b)に示すよう
に処理回路9により設定された遅延時間△Tの遅延を行
うとともに、サンプリング信号のパルス化を行い出力す
る。なお、遅延パルサー回路10により、例えば200
[ps]の幅のパルス化された信号となる。なお、処理
回路9は、例えば図5に示すようなパルサー回路11を
構成するSRDの遅延時間とバイアス電圧との関係につ
いての情報を記憶しており、この情報を基に、希望する
遅延時間に対するバイアス電圧を決定し、デジタル信号
としてD/A変換回路12に出力するものとする。ここ
で、「希望する遅延時間」とは、EOSオシロスコープ
の使用者により、被測定信号の測定開始位置を変えるた
めに、図示しない設定部を介して設定されるものとす
る。なお、図5の例では、0〜500[ps]の範囲で
遅延処理ができる。以上説明したように、パルサー回路
11へのバイアス電圧を可変とすることで遅延処理が行
えるようになる。よって、パルサー回路11で行える遅
延処理の範囲内であれば、遅延回路4を省略することが
できるようになり、回路構成の簡略化を行える。なお、
パルサー回路11で遅延処理が行える範囲を越える場合
には、遅延回路4との組合わせて遅延処理を行うように
してもよい。
【0018】ところで、EOSオシロスコープのチャネ
ルが複数ある場合には、図1に示す遅延パルサー回路1
0を、図6の符号10aから10nで示すように各チャ
ネル毎に設けるとよい。遅延パルサー回路10a〜10
nは遅延処理も行えるので、これにより、スキューを調
整するために各チャネル毎に遅延回路を設ける必要がな
くなる。なお、図6は、EOSオシロスコープの本体1
内の一部を示した図であり、各遅延パルサー回路10a
〜10nには図示しない信号線より各チャネル毎のスキ
ューを調整するために、バイアス電圧が可変入力できる
ようになっているものとする。
ルが複数ある場合には、図1に示す遅延パルサー回路1
0を、図6の符号10aから10nで示すように各チャ
ネル毎に設けるとよい。遅延パルサー回路10a〜10
nは遅延処理も行えるので、これにより、スキューを調
整するために各チャネル毎に遅延回路を設ける必要がな
くなる。なお、図6は、EOSオシロスコープの本体1
内の一部を示した図であり、各遅延パルサー回路10a
〜10nには図示しない信号線より各チャネル毎のスキ
ューを調整するために、バイアス電圧が可変入力できる
ようになっているものとする。
【0019】なお、上記実施形態におけるEOSオシロ
スコープの遅延パルサー回路10、および各チャネル毎
の遅延パルサー回路10a〜10nとして、遅延時間を
バイアス電圧により制御を行うものとして説明したが、
電流により制御を行うようにしてもよい。なお、この場
合、処理回路7は、図7に示すようなパルサー回路11
を構成するSRDの遅延時間と順方向電流との関係につ
いての情報を記憶しており、この情報を基に、希望する
遅延時間に対する電流を決定し、D/A変換回路12に
出力するものとする。
スコープの遅延パルサー回路10、および各チャネル毎
の遅延パルサー回路10a〜10nとして、遅延時間を
バイアス電圧により制御を行うものとして説明したが、
電流により制御を行うようにしてもよい。なお、この場
合、処理回路7は、図7に示すようなパルサー回路11
を構成するSRDの遅延時間と順方向電流との関係につ
いての情報を記憶しており、この情報を基に、希望する
遅延時間に対する電流を決定し、D/A変換回路12に
出力するものとする。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による電気
光学サンプリングオシロスコープによれば、下記の効果
を得ることができる。EOSサンプリングオシロスコー
プにおいて、サンプリング信号をパルス化するためのに
パルサー回路が設けらる。このパルサー回路はステップ
リカバリダイオードを構成要素とし、このステップリカ
バリダイオードのバイアス電圧を可変とすることで遅延
処理が行えるようになる。これにより、パルサー回路で
行える遅延処理の範囲内であれば、遅延回路を省略する
ことができるようになり、回路構成の簡略化を可能とす
る。なお、遅延回路を省略した場合、ジッタ等の不安定
要素がなくなるという効果もある。
光学サンプリングオシロスコープによれば、下記の効果
を得ることができる。EOSサンプリングオシロスコー
プにおいて、サンプリング信号をパルス化するためのに
パルサー回路が設けらる。このパルサー回路はステップ
リカバリダイオードを構成要素とし、このステップリカ
バリダイオードのバイアス電圧を可変とすることで遅延
処理が行えるようになる。これにより、パルサー回路で
行える遅延処理の範囲内であれば、遅延回路を省略する
ことができるようになり、回路構成の簡略化を可能とす
る。なお、遅延回路を省略した場合、ジッタ等の不安定
要素がなくなるという効果もある。
【0021】また、EOSオシロスコープのサンプリン
グチャネルが複数ある場合には、各チャネル毎にパルサ
ー回路を設けるが、このパルサー回路を構成するステッ
プリカバリダイオードのバイアス電圧を可変とすること
で遅延処理が行えるようになる。このパルサー回路によ
り、各チャネルごとのスキューの調整も可能となり、各
チャネル毎に遅延回路を設ける必要がなくなる。
グチャネルが複数ある場合には、各チャネル毎にパルサ
ー回路を設けるが、このパルサー回路を構成するステッ
プリカバリダイオードのバイアス電圧を可変とすること
で遅延処理が行えるようになる。このパルサー回路によ
り、各チャネルごとのスキューの調整も可能となり、各
チャネル毎に遅延回路を設ける必要がなくなる。
【0022】また、パルサー回路を構成するステップリ
カバリダイオードへのバイアス電圧を供給するためにD
/A変換回路を設ける。これにより、CPU等で構成さ
れる処理回路からD/A変換回路を介して遅延時間を制
御することができるようになる。
カバリダイオードへのバイアス電圧を供給するためにD
/A変換回路を設ける。これにより、CPU等で構成さ
れる処理回路からD/A変換回路を介して遅延時間を制
御することができるようになる。
【0023】パルサー回路を構成する複数のSRDへの
信号供給を1本にすることで、SRDを近接して配置す
ることができ、温度を制御するための接続配線を短くす
ることができる。その結果、配線による熱の分散を少な
くでき、安定した温度制御が容易になる。
信号供給を1本にすることで、SRDを近接して配置す
ることができ、温度を制御するための接続配線を短くす
ることができる。その結果、配線による熱の分散を少な
くでき、安定した温度制御が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるEOSオシロスコ
ープの遅延パルサー回路の構成図である。
ープの遅延パルサー回路の構成図である。
【図2】 本発明の一実施形態によるEOSオシロスコ
ープの構成を示す図である。
ープの構成を示す図である。
【図3】 パルサー回路の一実施形態による回路図であ
る。
る。
【図4】 スイープ回路からの出力信号と遅延パルサー
回路からの出力信号との関係を説明するためのタイミン
グチャートである。
回路からの出力信号との関係を説明するためのタイミン
グチャートである。
【図5】 あるステップリカバリダイオードにおけるバ
イアス電圧と遅れ時間との関係を示した図である。
イアス電圧と遅れ時間との関係を示した図である。
【図6】 本発明の一実施形態によるEOSオシロスコ
ープにおいて、チャネルが複数ある場合のスイープ回路
と遅延パルサー回路間の構成を示した図である。
ープにおいて、チャネルが複数ある場合のスイープ回路
と遅延パルサー回路間の構成を示した図である。
【図7】 あるステップリカバリダイオードにおける順
方向電流と遅れ時間との関係を示した図である。
方向電流と遅れ時間との関係を示した図である。
【図8】 EOSオシロスコープの一従来例の構成を示
す図である。
す図である。
【図9】 図8のEOSオシロスコープの動作を説明す
るためのタイミングチャートである。
るためのタイミングチャートである。
【図10】 パルサー回路の一従来例による回路図であ
る。
る。
【図11】 EOSオシロスコープにおいて、チャネル
が複数ある場合のスイープ回路と遅延パルサー回路間の
構成の一従来例を示した図である。
が複数ある場合のスイープ回路と遅延パルサー回路間の
構成の一従来例を示した図である。
1 EOSオシロスコープの本体 2 電気光学
プローブ 3 トリガ回路 4 遅延回路 7 光パルス発生回路 8 A/D変
換回路 9 処理回路 10 遅延パル
サー回路 11 パルサー回路 12 D/A
変換回路
プローブ 3 トリガ回路 4 遅延回路 7 光パルス発生回路 8 A/D変
換回路 9 処理回路 10 遅延パル
サー回路 11 パルサー回路 12 D/A
変換回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊池 潤 東京都大田区蒲田4丁目19番7号 安藤電 気株式会社内 (72)発明者 伴城 暢一 東京都大田区蒲田4丁目19番7号 安藤電 気株式会社内 (72)発明者 遠藤 善雄 東京都大田区蒲田4丁目19番7号 安藤電 気株式会社内 (72)発明者 品川 満 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 永妻 忠夫 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 山田 順三 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 サンプリング信号をパルス化するパルサ
ー回路からの信号に基づいて生成される光パルスを利用
して、被測定信号の測定を行う電気光学サンプリングオ
シロスコープであって、 前記パルサー回路は、 ステップリカバリダイオードにより構成され、該ステッ
プリカバリダイオードのバイアス電圧を可変としたこと
を特徴とする電気光学サンプリングオシロスコープ。 - 【請求項2】 サンプリング信号をパルス化するために
チャンネルごとに設けられたパルサー回路からの信号に
基づいて生成される光パルスを利用して、チャンネルご
とに被測定信号の測定を行う電気光学サンプリングオシ
ロスコープであって、 前記パルサー回路は、 ステップリカバリダイオードにより構成され、該ステッ
プリカバリダイオードのバイアス電圧を可変としたこと
を特徴とする電気光学サンプリングオシロスコープ。 - 【請求項3】 前記パルサー回路は、 デジタル信号で入力される遅延時間信号をD/A変換
し、該D/A後の出力を前記パルサー回路を構成するス
テップリカバリダイオードのバイアス電圧として供給す
るD/A変換回路をさらに備えたことを特徴とする請求
項1または請求項2に記載の電気光学サンプリングオシ
ロスコープ。 - 【請求項4】 前記パルサー回路は、 複数のトランジスタと、 複数のステップリカバリダイオードからなるパルス出力
部とを備え、 前記サンプリング信号増幅用のトランジスタの電源電圧
はバイアス設定用のトランジスタで制御を行い、 前記パルス出力部は、前記サンプリング信号増幅用のト
ランジスタの所定の端子より信号を得てパルス出力を行
うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電
気光学サンプリングオシロスコープ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31869997A JP3406499B2 (ja) | 1997-11-19 | 1997-11-19 | 電気光学サンプリングオシロスコープ |
EP98309261A EP0918225A3 (en) | 1997-11-19 | 1998-11-12 | Electro-optic sampling oscilloscope |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31869997A JP3406499B2 (ja) | 1997-11-19 | 1997-11-19 | 電気光学サンプリングオシロスコープ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11153626A true JPH11153626A (ja) | 1999-06-08 |
JP3406499B2 JP3406499B2 (ja) | 2003-05-12 |
Family
ID=18102023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31869997A Expired - Fee Related JP3406499B2 (ja) | 1997-11-19 | 1997-11-19 | 電気光学サンプリングオシロスコープ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0918225A3 (ja) |
JP (1) | JP3406499B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN104374973A (zh) * | 2014-11-25 | 2015-02-25 | 苏州立瓷电子技术有限公司 | 一种基于简易前置放大电路的示波器 |
CN104391149A (zh) * | 2014-11-25 | 2015-03-04 | 苏州立瓷电子技术有限公司 | 一种采用分段放大电路的示波器 |
CN104374975A (zh) * | 2014-11-25 | 2015-02-25 | 苏州立瓷电子技术有限公司 | 一种基于低功耗双重放大电路的示波器 |
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JPS57118428A (en) * | 1981-01-14 | 1982-07-23 | Yokogawa Hewlett Packard Ltd | Pulse generating circuit |
JPS62262512A (ja) * | 1986-04-30 | 1987-11-14 | テクトロニツクス・インコ−ポレイテツド | コム発生器 |
JPH0198973A (ja) * | 1987-10-13 | 1989-04-17 | Hamamatsu Photonics Kk | 電圧検出装置 |
JPH01281782A (ja) * | 1988-05-07 | 1989-11-13 | Hamamatsu Photonics Kk | 光源駆動装置 |
JPH0319384A (ja) * | 1989-06-16 | 1991-01-28 | Hamamatsu Photonics Kk | 光源駆動装置 |
JPH04148874A (ja) * | 1990-10-12 | 1992-05-21 | Yokogawa Electric Corp | 光サンプリング装置 |
JPH08116244A (ja) * | 1994-10-19 | 1996-05-07 | Yokogawa Electric Corp | サンプリング信号発生回路 |
JPH0954119A (ja) * | 1995-08-10 | 1997-02-25 | Hamamatsu Photonics Kk | トリガ回路および電界測定装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5179565A (en) * | 1990-06-07 | 1993-01-12 | Hamamatsu Photonics, K.K. | Low noise pulsed light source utilizing laser diode and voltage detector device utilizing same low noise pulsed light source |
-
1997
- 1997-11-19 JP JP31869997A patent/JP3406499B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-11-12 EP EP98309261A patent/EP0918225A3/en not_active Withdrawn
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5139068B1 (ja) * | 1968-09-20 | 1976-10-26 | ||
JPS57118428A (en) * | 1981-01-14 | 1982-07-23 | Yokogawa Hewlett Packard Ltd | Pulse generating circuit |
JPS62262512A (ja) * | 1986-04-30 | 1987-11-14 | テクトロニツクス・インコ−ポレイテツド | コム発生器 |
JPH0198973A (ja) * | 1987-10-13 | 1989-04-17 | Hamamatsu Photonics Kk | 電圧検出装置 |
JPH01281782A (ja) * | 1988-05-07 | 1989-11-13 | Hamamatsu Photonics Kk | 光源駆動装置 |
JPH0319384A (ja) * | 1989-06-16 | 1991-01-28 | Hamamatsu Photonics Kk | 光源駆動装置 |
JPH04148874A (ja) * | 1990-10-12 | 1992-05-21 | Yokogawa Electric Corp | 光サンプリング装置 |
JPH08116244A (ja) * | 1994-10-19 | 1996-05-07 | Yokogawa Electric Corp | サンプリング信号発生回路 |
JPH0954119A (ja) * | 1995-08-10 | 1997-02-25 | Hamamatsu Photonics Kk | トリガ回路および電界測定装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0918225A2 (en) | 1999-05-26 |
EP0918225A3 (en) | 2000-08-23 |
JP3406499B2 (ja) | 2003-05-12 |
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