JPH11153090A - 溶液ポンプ用フィルター - Google Patents

溶液ポンプ用フィルター

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JPH11153090A
JPH11153090A JP9319334A JP31933497A JPH11153090A JP H11153090 A JPH11153090 A JP H11153090A JP 9319334 A JP9319334 A JP 9319334A JP 31933497 A JP31933497 A JP 31933497A JP H11153090 A JPH11153090 A JP H11153090A
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JP
Japan
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filter
pump
solution
solution pump
receiver
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Application number
JP9319334A
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English (en)
Inventor
Ryoichi Koga
良一 古閑
Takashi Sawada
敬 澤田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷媒溶液に含まれる汚染粒子を圧力損失の低
いレベルで除去し、長期間にわたる動作を保証する。 【解決手段】 溶液ポンプ1の吸入側に設けたポンプレ
シーバ4の内壁に、円筒状の磁石6を固着し、この磁石
6の内部に、表面に多数の襞を有し、上端を閉鎖板9で
閉塞した濾過材8を挿入し、濾過材8の下端とポンプレ
シーバ4の内壁との間は固定材11により閉塞して、磁
石6で汚染粒子を除去した冷媒溶液を濾過材8でさらに
清浄化して目ずまりを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容積型の溶液ポン
プに使用するフィルター、特に冷媒溶液の搬送に用いら
れ、有効吸い込み揚程の小さい使用条件の下で用いられ
る溶液ポンプ用フィルターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の溶液ポンプ、特にアンモニア水溶
液を作動媒体とする冷凍機に用いられている溶液ポンプ
の場合には、ポンプ動作の圧力差が大きく、かつ、流体
の粘度が低いため、潤滑条件が非常に厳しいものであっ
た。そこで、流体中のごみ等による汚染、いわゆるコン
タミネーションに対しての感度が低く、ガスがみ運転に
対しても比較的強いポンプ、例えばダイアフラムポンプ
が用いられてきた。このようなダイアフラムポンプに用
いるフィルターとしては、濾過のレベルが比較的粒度の
大きいものまで許容されるものであった。また、このよ
うなダイアフラムポンプとしては、油圧ポンプ駆動形の
ダイアフラムポンプが主に採用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
溶液ポンプでは、フィルター構成は容易となるが、油圧
ポンプ駆動形のダイアフラムポンプを用いる場合には、
2種類のポンプが必要となり、機器の小型化およびコス
トの面で課題があった。また、この種のポンプが用いら
れる吸収式の冷却システムは、現在のところ業務用が主
流であり、定期的にメンテナンスすることが前提となっ
ているので、定期的に交換が必要なダイアフラムおよび
作動油を有するポンプのみが使用できるという問題点が
あった。
【0004】このような従来のダイアフラムポンプに代
え、直接駆動型の容積型ポンプで定期的なメンテナンス
が不要となるコンパクトなトロコイド型の溶液ポンプを
用いたシステムが開発されている。しかし、このシステ
ムでは、次に説明するような課題を有している。
【0005】吸収式のヒートポンプ、特にアンモニア水
溶液を媒体とする溶液ポンプの場合は、所要ポンプ差圧
が20kg/cm2 であり、低粘性流体を作動流体とす
る溶液ポンプにとっては非常に高い所要ポンプ差圧であ
るため、コンタミネーションに対する感度が非常に高く
なり、フィルターの濾過レベルを5μm〜10μm程度
まで高める必要があった。そして、この種の冷凍機は使
用時間が数万時間のオーダと非常に長いので、このよう
な濾過レベルに対応できる目の細かなフィルターを設置
したとき、フィルターに目ずまりが発生する恐れがあっ
た。
【0006】また、溶液ポンプの吸入側のフィルターが
目ずまりを発生して圧力損失が大きくなると、冷媒溶液
が2相状態となってガスがみ運転を引き起こし、溶液ポ
ンプの耐久性が損なわれるという課題も有った。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題、
すなわち系中で発生する微少なコンタミネーションを、
圧力損失が十分に小さいレベルで効果的に除去する課題
を解決するため、溶液ポンプの吸入側に設けるポンプレ
シーバの内部に、磁石と濾過材とを設け、汚染粒子を含
有した状態でポンプレシーバに流入した冷媒溶液を、磁
石による磁力作用と濾過材による濾過作用とにより汚染
粒子を取り除き、汚染粒子を含まない冷媒溶液を溶液ポ
ンプに吸入させることとしている。
【0008】そして、上記発明によれば、磁石による磁
力が流路の冷媒溶液に作用し、系中で発生するコンタミ
ネーションの主成分である鉄あるいはクロム系の酸化物
を、微少な成分まで磁石に吸着させて取り除くことがで
き、さらに濾過材により冷媒溶液を濾過するので、汚染
粒子の除去過程における圧力損失は少なく、フィルター
を組み込むことによるシステムへの弊害も発生しない良
好な溶液ポンプ用フィルターを提供することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、容積型ポンプを溶液ポ
ンプとし、この溶液ポンプの吸入側にポンプレシーバを
設け、このポンプレシーバの内壁に筒状の磁石を固定
し、この筒状の磁石の内壁面に、表面に多数の襞を有
し、一端を閉塞した筒状の濾過材を挿入し、この筒状の
濾過材の閉塞した側にポンプレシーバの流入口を設け、
前記濾過材の閉口した側は、濾過材の外壁とポンプレシ
ーバの内壁との間を閉塞したものである。
【0010】そして、冷媒溶液が通過する際に、冷媒溶
液中に含まれる鉄系の微細な汚染粒子は、この筒状の磁
石に吸着されて除去され、さらに5〜10μmの濾過能
力を有する濾過材を通過することにより浄化される。特
に、アンモニアを冷媒とする吸収式ヒートポンプでは、
冷媒回路で用いる材料は鉄系のものが多く、磁石により
溶液中の汚染粒子の大半を占める鉄系の粒子を効果的に
除去することができる。
【0011】また、容積型ポンプを溶液ポンプとし、こ
の溶液ポンプの吸入側に、径の異なる一対の筒状磁石を
同心状に設け、これら磁石の間に環状流路を形成し、こ
の環状流路の少なくとも一方の端部に濾過材を設けたも
のである。また、この場合、少なくとも一方の磁石の環
状流路を形成する表面に、凸凹部を設けると効果的であ
る。
【0012】そして、磁性体のコンタミネーションを吸
着する磁石を、一対で構成して磁力を流路に強力に作用
させるため、流路を通過する冷媒溶液に含まれる磁性体
のコンタミネーションの内、特に粒径が小さく磁力が作
用し難いコンタミネーション成分も効果的に除去するこ
とができる。
【0013】また、容積型ポンプを溶液ポンプとし、こ
の溶液ポンプの吸入側にポンプレシーバを設け、このポ
ンプレシーバ内に、濾過材による濾過部と磁石による吸
着部とを設け、制御手段により前記溶液ポンプを逆回転
させてポンプレシーバ内の濾過部から吸着部に冷媒溶液
を逆流させるものである。
【0014】そして、濾過部に吸着して保持したコンタ
ミネーションを、溶液ポンプを逆転させることにより、
吸着部まで移動させることができるので、濾過部での圧
力損失の増大を防止することができる。
【0015】また、容積型ポンプを溶液ポンプとし、こ
の溶液ポンプの吸入側に設けたポンプレシーバの中に、
繊維状の濾過手段を収納し、この濾過手段は濾過粒子径
の異なる複数段の濾過部で構成し、濾過粒子径の小さい
濾過部ほど濾過面積を大きくしたものである。
【0016】そして、コンタミネーションの粒子の粒径
による分布は、粒径が小さくなるほど粒子数が増加する
ため、濾過粒子の径の小さな濾過部ほど濾過面積を大き
くすると、フィルターの目詰まりを遅らせることができ
る。
【0017】また、容積型ポンプを溶液ポンプとし、こ
の溶液ポンプの吸入側に設けたポンプレシーバ内に筒状
のスペーサを収納し、この筒状のスペーサとポンプレシ
ーバとの隙間に磁性体を含んで磁化した多孔体を配設
し、前記筒状のスペーサの底面には中央部に開口部を有
する仕切板を固着し、この仕切板と所定の間隔を保持し
て磁石を設け、前記スペーサ内には所定の濾過能力を有
する濾過材とスペーサ内部に連通する流出管とを設けた
ものである。
【0018】そして、磁性体を含む多孔体が流路に存在
し、この磁性体に外部から磁力を作用させることによ
り、多孔体には磁性体のコンタミネーションを吸着する
作用が発生し、汚染粒子を取り除くことができる。ま
た、多孔体は、流体と接触する面積を大とすることが容
易なため、効果的にコンタミネーションを吸着すること
ができる。
【0019】また、キャンドモータで駆動された容積型
ポンプを溶液ポンプとし、キャンドモータのロータの軸
が垂直となるように溶液ポンプを配置し、前記キャンド
モータのロータとステータとの間に冷媒溶液が流れるよ
うにし、キャンドモータの上方に設けた吸入口側に、濾
過材をキャンドモータと一体に固定したものである。
【0020】そして、キャンドモータのロータとステー
タとの間には、モータを駆動するための非常に強力な磁
力が作用しており、この磁力によりコンタミネーション
を吸着し、除去するもので、磁力を利用したフィルター
を別に設けることなく、溶液ポンプの一部がフィルター
として作用するため、システムの簡素化が可能となる。
【0021】また、容積型ポンプを溶液ポンプとし、こ
の溶液ポンプの吸入側に、磁性体からなるハニカム状で
磁化した濾過部を設け、このハニカム状の濾過部の少な
くとも一方端に濾過材を設けたものである。
【0022】そして、磁性体をハニカム状に形成し、こ
れを磁化させることにより、低圧力の損失で、効率的な
磁力を利用したフィルターを得ることができる。
【0023】さらに、冷媒溶液を作動流体とした容積型
ポンプを溶液ポンプとし、この溶液ポンプの吸入側にポ
ンプレシーバを設け、このポンプレシーバの上部に流入
口を偏心して設け、下部に流出口を設け、内部には、下
方に傾斜したテーパ状の流壁を有する有底筒状の濾過部
を収納し、この濾過部の底部に磁石を設けたものであ
る。
【0024】そして、流入口により、ポンプレシーバ内
に流入する冷媒溶液を渦流とし、いわゆる遠心分離作用
を発生させることができる。したがって、コンタミネー
ションの成分の中比重の高い金属酸化物は底部に沈めて
底に設けた磁石により吸着させることができ、冷媒溶液
中のガス成分は、上方に効果的に分離することができ
る。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図1ないし
図11を参照して説明する。
【0026】(実施例1)本発明の実施例1について溶
液ポンプ用フィルターの縦面図を示す図1、および同溶
液ポンプ用フィルターの横面図を示す図2を参照して説
明する。
【0027】図1および図2において、容積型ポンプよ
りなる溶液ポンプ1は、吸入管2と吐出管3とを備え、
吸入管2にはポンプレシーバ4の流出口5が接続されて
いる。溶液ポンプ1の吸入側に設けたポンプレシーバ4
においては、円筒状の磁石6が内壁に固定され、この磁
石6の内壁面には、表面に多数の断面鋸歯状の襞壁7を
有する円筒状の濾過材8が挿入されている。この円筒状
の濾過材8の一端は、閉鎖板9により閉鎖され、他端は
開口している。ポンプレシーバ4において、円筒状濾過
材8の閉鎖した端部側と対向する部分には、流入口10
を設け、円筒状の濾過材8の開口した端部側と対向する
部分には、流出口5を設けている。円筒状濾過材8の開
口した端部側の外壁とポンプレシーバ4の内壁との間
は、濾過材8と一体に構成した固定材11により閉鎖さ
れている。
【0028】次に、上記の構成による溶液ポンプ用フィ
ルターについて、動作を説明する。流入口10によりポ
ンプレシーバ4内に流入した冷媒溶液は、まず円筒状の
濾過材8の閉鎖板9に衝突し、ついで円筒状の濾過材8
の外壁面と円筒状の磁石6の内壁面とで形成される流路
を通過しながら濾過材8により濾過される。この流路の
幅が十分に狭くなっているので、冷媒溶液中に存在する
鉄系の汚染粒子に対して磁石6の磁束が十分に作用し、
この鉄系の汚染粒子は磁石6の表面に吸着される。アン
モニアを冷媒とする吸収式ヒートポンプでは、冷媒回路
を形成するのに用いられる材料は、鉄系の材料が多いの
で、磁石6により、冷媒溶液中の汚染粒子の大半を占め
る鉄系の汚染粒子は、効果的に吸着、除去することがで
きる。この磁石6により吸着された鉄系の微粒子は、冷
媒溶液の流体抵抗への寄与は少ないので、長期間にわた
って流体抵抗の発生による圧力損失の上昇を抑えること
ができる。
【0029】また、磁石により吸着されなかった鉄系の
微粒子及び非磁性の微粒子は、多数の襞壁7を有して5
μm〜10μmの濾過能力を有する円筒状の濾過材8が
存在することにより濾過され、また、濾過材8は多数の
襞壁7を有しているため濾過面積が十分に大きく、長期
間にわたって濾過機能を発揮することができる。
【0030】(実施例2)本発明の実施例2について、
溶液ポンプ用フィルターの縦断面図を示す図3、および
同溶液ポンプ用フィルターに用いる磁石の要部断面図を
示す図4を参照して説明する。
【0031】図3および図4において、フィルター容器
19は、冷媒溶液の流入管12と流出管13とを備え、
内部には一対の固定部材14A,14Bにより、径の異
なる円筒状の磁石15および磁石16が同軸で断面同心
円状に配置されて固定され、これら磁石15と磁石16
との隙間には環状流路17が形成されている。また、一
対の固定部材14A,14Bには、それぞれ濾過材1
8,濾過材19が固定されている。なお、濾過材18の
濾過能力は20μm、濾過材19の濾過能力は5〜10
μm程度に設定されている。
【0032】また、円筒状の磁石15および磁石16の
少なくとも一方において、環状流路17側の表面に凸凹
部20を設けると、磁石15,16により吸着される表
面積が拡大され、さらに、表面に流れの環境流領域が形
成されて効果的である。
【0033】次に、上記の構成による溶液ポンプ用フィ
ルターについて、動作を説明する。流入管12よりフィ
ルター容器4a内に流入した冷媒溶液は、まず濾過材1
8により10μm以上の汚染粒子が濾過され、ついで、
磁石15と磁石16との隙間で形成される環状流路17
を通過する。この環状流路17では強い磁束が作用して
いるため、汚染粒子内の鉄系の微粒子については、この
環状流路を通過する際に大部分が磁石15あるいは磁石
16に捕捉される。特に、磁石15および/もしくは磁
石16における環状流路17側の表面に、凸凹部20を
形成することにより、磁石15,16により吸着される
表面積が拡大され、表面に流れの循環流領域が形成され
るので、冷媒溶液中に含まれる鉄系の微粒子を効果的に
捕捉することができる。
【0034】また、この環状流路17では、幅が十分に
狭くなっているため、冷媒溶液中に存在する鉄系の汚染
粒子に対して磁石15,16の磁束が十分に作用し、こ
の鉄系の汚染粒子は磁石15,16の表面に吸着され
る。この磁力により吸着された鉄系の微粒子は、磁石1
5,16の表面に吸着されるが、冷媒溶液の流体抵抗へ
の寄与は少ないので、長期間にわたって流体抵抗の発生
による圧力損失の上昇を抑えることができる。また、磁
石により吸着されなかった鉄系の微粒子および非鉄磁性
の微粒子は、5μm〜10μmの濾過能力を有する濾過
材19により濾過されて流出する。
【0035】(実施例3)本発明の実施例3について、
溶液ポンプ用フィルターの縦断面図を示す図5、および
同溶液ポンプ用フィルターのシステム制御図を示す図6
を参照して説明する。なお、実施例1における構成部分
と同一の構成部分については、同一の符号を付して説明
は省略しているが、実施例1の場合と異なる点は、フィ
ルターに吸着部を設けた点と、溶液ポンプを逆流させる
制御手段を設けた点とである。
【0036】図5および図6において、溶液ポンプ1の
ポンプレシーバ4には、底部に吸着部21を設けた円筒
状の磁石6が固着されている。また溶液ポンプ1は、直
流モータを駆動源とし、モータドライバー22を介して
制御手段23により制御して逆回転させる。
【0037】次に、上記の構成による溶液ポンプ用フィ
ルターについて、動作を説明する。流入口10よりポン
プレシーバ4内に流入した冷媒溶液は、まず円筒状の濾
過材8の閉鎖板9に衝突し、ついで円筒状の濾過材8の
外壁面と円筒状の磁石6の内壁面とで形成される流路を
通過しながら濾過材8により濾過される。この流路の幅
が十分に狭くなっているので、冷媒溶液中に存在する鉄
系の汚染粒子に対して磁石6の磁束が十分に作用し、こ
の鉄系の汚染粒子は磁石6の表面に吸着される。また、
磁石により吸着されなかった鉄系の微粒子および非磁性
の微粒子は、多数の襞壁7を有して5μm〜10μm濾
過能力を有する円筒状の濾過材8が存在することにより
濾過される。
【0038】次に、濾過材8のクリーニング動作につい
て説明する。濾過材8は5μm〜10μmの非常に細か
な濾過能力を有するため、長時間にわたって動作すると
圧力損失が高まってくる可能性がある。そこで溶液ポン
プ1として容積形のポンプを用い、この溶液ポンプ1を
制御手段23により逆回転させることにより、ポンプレ
シーバ4内に冷媒溶液の逆流を生じさせ、濾過材8に捕
捉された微粒子を追い出し、これを吸着部20で吸着さ
せることができる。この動作は、例えば吸収式HPの停
止動作時に、制御手段23により定期的に行うと、フィ
ルターの機能を長期間にわたって保証することができ
る。
【0039】(実施例4)本発明の実施例4について、
溶液ポンプ用フィルターの縦断面図を示す図7を参照し
て説明する。なお実施例1における構成部分と同一の構
成部分については、同一の符号を付して説明は省略す
る。
【0040】図7において、溶液ポンプ1は、吸入管2
と吐出管3とを備え、吸入管2はポンプレシーバ4の流
出口5に接続されている。ポンプレシーバ4の内部には
繊維よりなる円筒状の濾過手段24を収納しており、こ
の濾過手段24は、濾過粒子径が異なる複数段の濾過部
24A,24B,24Cで構成し、濾過部24Aの濾過
粒子径は100μm、濾過部24Bの濾過粒子径は30
μm、濾過部24Cの濾過粒子径は10μmに設定し、
これら濾過部24A,24B,24Cは、この順に濾過
面積が大きくなるように構成している。
【0041】次に、上記の構成による溶液ポンプ用フィ
ルターについて、動作を説明する。流入口10よりポン
プレシーバ4内に流入した冷媒溶液はまず円筒状の濾過
部24Aを通過する際に粗い粒子が取り除かれ、つい
で、濾過部24Bを通過する際に冷媒溶液中に残存する
中間レベルの粒径を有する汚染粒子が取り除かれ、最後
に最も細かい濾過能力を有する濾過部24Cを通過する
際に、全ての汚染粒子が取り除かれる。濾過部24A,
24B,24Cはそれぞれの濾過粒子径に対応して濾過
面積を決定し、かつ、流入する冷媒溶液は、粗い濾過部
24Aから細かい濾過部24Cへ順に通過させて濾過し
ているため、フィルターの圧力損失を十分に小さく設定
することができ、長時間使用したときの目づまりも防止
することができる。
【0042】(実施例5)本発明の実施例5について、
溶液ポンプ用フィルターの縦断面図を示す図8を参照し
て説明する。なお実施例1における構成部分と同一の構
成部分については、同一の符号を付して説明は省略す
る。
【0043】図8において、溶液ポンプ1は吸入管2と
吐出管3とを備え、吸入管2はポンプレシーバ4の流出
口5に接続されている。ポンプレシーバ4には上端を閉
鎖した円筒状のスペーサ25を収納し、この円筒状のス
ペーサ25とポンプレシーバ4の内壁との隙間に、磁性
体を含んで磁化された多孔体26を配設している。円筒
状のスペーサ25の底部には、中央部に吸入管2と連通
し、スペーサ25の内部で開口する流出管31が貫通す
る開口部27を備えた仕切板28が固着されている。こ
の仕切板28の下方には、所定の間隔を保持して円盤状
の磁石29が流出管31に固着されている。スペーサ2
5の内部には所定の濾過能力を有する濾過材30が流出
管31に固着されて収納されている。
【0044】次に、上記の構成による溶液ポンプ用フィ
ルターについて、動作を説明する。流入口10よりポン
プレシーバ4内に流入した冷媒溶液は、まず磁性体を含
んで磁化された多孔体26により鉄系の粗い汚染粒子が
取り除かれ、ついで、円筒状のスペーサ25の底部の仕
切板28と円盤状の磁石29との隙間に流入して通過す
る間に、さらに細かい鉄系の微粒子が磁石29により捕
捉される。その後、細かい微粒子が除去された冷媒溶液
は、仕切板28の開口部27よりポンプレシーバ4内に
流入し、所定の濾過能力を有する濾過材30を通過する
ことにより汚染粒子が取り除かれ、流出管31より吸入
管2を経て溶液ポンプ1へ流入する。そして、取り除か
れた汚染粒子は、ポンプレシーバ4の底部に溜まるの
で、長期間使用してもフィルターの目づまりを防止する
ことができる。
【0045】(実施例6)本発明の実施例6について、
溶液ポンプ用フィルターの要部断面図を示す図9を参照
して説明する。
【0046】図9において、溶液ポンプはキャンドモー
ター32により駆動される容積型ポンプで構成され、キ
ャンドモーター32におけるロータ33の軸34が垂直
となるように配置される。キャンドモーター32のロー
タ33とステータ35との間を冷媒溶液が流れてポンプ
部36に至り、このポンプ部36で、冷媒溶液は加圧さ
れて吐出管37より吐出される。また、キャンドモータ
ー32の上部には吸入口38を設け、さらに、この吸入
口38と連通し、内部に複数段に構成した濾過材39A
を収納した濾過室39を、キャンドモーター32と一体
に設けている。濾過室39の上部には吸入管40を設け
ている。
【0047】次に、上記の構成による溶液ポンプ用フィ
ルターについて、動作を説明する。吸入管40より濾過
室39に流入した冷媒溶液は、複数段(図9では2段)
に構成された濾過材39Aにおいて20μm程度までの
汚染粒子が除去され、吸入口38よりキャンドモーター
32内に流入する。キャンドモーター32内に流入した
冷媒溶液は、ロータ33とステータ35との間の非常に
強い磁束の中を通過する間に、さらに汚染粒子が取り除
かれてポンプ部36に流入する。
【0048】冷媒溶液、特にアンモニア吸収式の冷凍機
のように、主に鉄系の材料が使用されている冷媒回路に
用いる冷媒溶液には、鉄系の材料より生ずる鉄系の汚染
粒子が含まれている。そこで、このような汚染粒子を含
む冷媒溶液がキャンドモーター32内を流入する際に、
ロータ33とステータ35との間の非常に強い磁束で汚
染粒子を拘束し、濾過して除去するので、フィルターと
して別に強力な磁力を設ける必要もなく、また溶液ポン
プの一部がフィルターとして機能するため、小型化が可
能となる。
【0049】(実施例7)本発明の第7の実施例につい
て、溶液ポンプ用フィルターの縦断面図を示す図10を
参照して説明する。なお、実施例1における構成部分と
同一の構成部分については、同一の符号を付して説明は
省略する。
【0050】図10において、溶液ポンプ1は吸入管2
と吐出管3とを備え、吸入管2はポンプレシーバ4の流
出管5に接続されている。ポンプレシーバ4の内部に
は、磁性体により構成されて磁化したハニカム状の濾過
部41を設け、この濾過部41の出口には濾過材42が
固定されている。磁性体よりなるハニカム状の濾過部4
1は、耐食性および成形性の面からプラスチック磁石に
よる成形が望ましい。
【0051】次に、上記の構成による溶液ポンプ用フィ
ルターについて、動作を説明する。流入口10よりポン
プレシーバ4内に流入した冷媒溶液は、まず磁性体によ
り構成されたハニカム状の濾過部41を通過し、鉄系の
汚染粒子の大部分は、このハニカム状の濾過部41で拘
束されて取り除かれる。そして、このハニカム状の濾過
部41を通過した冷媒溶液は、5〜10μmの濾過能力
を有する濾過材42で清浄化される。磁性体で構成され
たハニカム状の濾過部41は、冷媒溶液と接触する表面
積が大きく、また圧力損失が少ないので、濾過能力が高
く、長時間にわたり目づまりを起こすことがない。
【0052】(実施例8)本発明の実施例8について、
溶液ポンプ用フィルターの縦断面図を示す図11を参照
して説明する。なお、実施例1における構成部分と同一
の構成部分については、同一の符号を付して説明は省略
する。
【0053】図11において、溶液ポンプ1は吸入管2
と吐出管3とを備え、吸入管2はポンプレシーバ4の流
出口5に接続されている。ポンプレシーバ4は、上部に
流入口10を偏心して設け、下部に流出口5を設け、内
部には下方ほど径が小さくなる、すなわち、下方に傾斜
したテーパ状の流壁43を有する有底筒状の濾過部44
を設け、この濾過部44の底面には磁石45を固着して
いる。なお、濾過部44は濾過材により構成している。
【0054】次に、上記の構成による溶液ポンプ用フィ
ルターについて、動作を説明する。流入口10よりポン
プレシーバ4内に流入した冷媒溶液は、流入口10が偏
心して設置されていることから、ポンプレシーバ4内に
収納した濾過部44で渦流を形成する。この渦流を形成
した冷媒溶液がテーパ状の流壁43に沿って流れるにし
たがい、遠心力作用により、重いものが下方に、軽いも
のが上方に分離されるので、冷媒溶液中に含まれる冷媒
ガス成分が上方に、そして比重の大きな汚染粒子が下方
に分離され、このように分離された冷媒溶液は、テーパ
状の流壁43を流れながら濾過部44で濾過されて流出
口5に至る。そして、比重の大きな汚染粒子としては鉄
系の材質が多いため、濾過部44の底部に取付けた磁石
45により吸着されて拘束される。
【0055】また、冷媒溶液を搬送する溶液ポンプにと
って課題となっているガスがみは、冷媒溶液中に含まれ
ているガス成分を効果的に分離し、汚染粒子が磁石45
により吸着されて除去できるので、起こり難くなり、さ
らに、濾過材への負荷は小さく、長期間にわたる動作を
保証することができる。
【0056】
【発明の効果】本発明の溶液ポンプ用フィルターは、以
上説明した各請求項に記載されたような形態で実施さ
れ、以下に記載されるような効果を奏する。
【0057】請求項1に記載した発明によれば、ポンプ
レシーバの内壁に固定された筒状の磁石の内壁面と、表
面に多数の襞を有し、一端が閉鎖された筒状の濾過材の
外壁面とで環状流路が形成されるので、冷媒溶液中に含
まれる鉄系の微細な粒子は、この筒状の磁石に吸着さ
れ、さらに5〜10μmの濾過能力を有する濾過材を通
過することにより、冷媒溶液が清浄化される。
【0058】また、請求項2および3に記載した発明に
よれば、一対の筒状の磁石で形成される表面積の大きい
環状流路に強い磁束を作用させて鉄系の汚染粒子の濾過
を行うため、汚染粒子の内の鉄系の微粒子を効果的に捕
捉することができる。
【0059】また、請求項4に記載した発明によれば、
溶液ポンプとして容積形のポンプを用い、この溶液ポン
プを制御手段により逆回転させることにより、ポンプレ
シーバ内に冷媒溶液の逆流を生じさせ、濾過材に捕捉さ
れた微粒子は追い出し、この微粒子を吸着部で吸着させ
て除去することができる。また、この動作を定期的に行
うことにより、フィルターの機能を長期間にわたって保
証することができる。
【0060】また、請求項5に記載した発明によれば、
異なる濾過粒子径を持つ濾過材を複数種類使用し、濾過
粒子径に対応して濾過面積を決定し、冷媒溶液の流入は
粗い濾過材から順次細かい濾過材へとしているため、フ
ィルターの圧力損失を十分に小さく設定し、長時間使用
したときの目づまりを防止することができる。
【0061】また、請求項6に記載した発明によれば、
上端を閉止した筒状のスペーサとポンプレシーバとの隙
間に磁性体を含む多孔体を設け、筒状のスペーサの底部
に中央に開口部を備えた仕切板を固着し、この仕切板と
所定の間隔を設けて磁石を保持し、スペーサの内部には
所定の濾過能力を有する濾過材を挿入しているので、汚
染粒子をレシーバ底部に貯めて、長時間の運転に耐える
ことができる。
【0062】また、請求項7に記載した発明によれば、
鉄系の汚染粒子を、このキャンドモーターのロータとス
テータとの間の非常に強い磁束で拘束することにより、
吸着、濾過するので、フィルターとして別に強力な磁石
を設ける必要もなく、長時間の使用に耐えることがで
き、構成のコンパクト化が可能となる。
【0063】また、請求項8に記載した発明によれば、
磁性体で構成されたハニカム状の濾過部は、冷媒溶液と
接触する表面積が大きく、また圧力損失が少ないので、
濾過能力が高くなり、長時間にわたり目づまりを起こす
ことがなく、長時間の使用に耐えることができる。
【0064】さらに、請求項9に記載した発明によれ
ば、ポンプレシーバ内で渦流を形成し、この渦流がテー
パ状の流壁に沿って流れるにしたがい、遠心力作用によ
り重いものが下方に、軽いものが上方に分離されるの
で、冷媒溶液中に含まれる冷媒ガス成分と比重の大きな
汚染粒子とを分離することができる。また、汚染粒子は
テーパ状の流壁の下部に位置する磁石により拘束される
ため、テーパ状の流壁を形成する濾過材への負荷は小さ
く、長時間にわたる動作が保証でき、また、冷媒溶液中
に含まれるガス成分を吸入することにより生ずるガスが
み運転を防止する上で効果的となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1による溶液ポンプ用フィルタ
ーの縦断面図
【図2】同溶液ポンプ用フィルターの横断面図
【図3】本発明の実施例2による溶液ポンプ用フィルタ
ーの縦断面図
【図4】同溶液ポンプ用フィルターに用いる磁石の要部
断面図
【図5】本発明の実施例3による溶液ポンプ用フィルタ
ーの縦断面図
【図6】同溶液ポンプ用フィルターのシステム制御図
【図7】本発明の実施例4による溶液ポンプ用フィルタ
ーの縦断面図
【図8】本発明の実施例5による溶液ポンプ用フィルタ
ーの縦断面図
【図9】本発明の実施例6による溶液ポンプ用フィルタ
ーの要部断面図
【図10】本発明の実施例7による溶液ポンプ用フィル
ターの縦断面図
【図11】本発明の実施例8による溶液ポンプ用フィル
ターの縦断面図
【符号の説明】
1 溶液ポンプ 4 ポンプレシーバ 5 流出口 6,15,16,29,45 磁石 7 襞壁 8,18,19,30,42 濾過材 9 閉鎖板 10 流入口 11 固定材 13,31 流出管 17 環状流路 20 凸凹部 23 制御手段 24 濾過手段 24a,24b,24c,41,44 濾過部 25 スペーサ 26 多孔体 27 開口部 28 仕切板 32 キャンドモータ 33 ロータ 35 ステータ 36 ポンプ部 38 吸入口 42 流壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F25B 43/00 B01D 29/38 520A 35/02 B

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶液ポンプの吸入側にポンプレシーバを
    設け、このポンプレシーバの内壁に筒状の磁石を固着
    し、この磁石の内に、表面に多数の襞を有し、一端を閉
    塞した濾過材を挿入し、この濾過材を閉塞した側にポン
    プレシーバの流入口を設け、前記濾過材の開口した側
    は、濾過材の外壁とポンプレシーバの内壁との間を閉塞
    した溶液ポンプ用フィルター。
  2. 【請求項2】 溶液ポンプの吸入側に、径の異なる一対
    の筒状磁石を同心状に設け、これら磁石の間に環状流路
    を形成し、この環状流路の少なくとも一方の端部に濾過
    材を配置した溶液ポンプ用フィルター。
  3. 【請求項3】 少なくとも一方の磁石の環状流路を形成
    する表面に凸凹部を設けた請求項2記載の溶液ポンプ用
    フィルター。
  4. 【請求項4】 溶液ポンプの吸入側にポンプレシーバを
    設け、このポンプレシーバ内に、内部に濾過材を挿入し
    た筒状の磁石を固定し、前記溶液ポンプを制御手段によ
    り逆回転させて前記濾過材に冷媒溶液を逆流させる溶液
    ポンプ用フィルター。
  5. 【請求項5】 溶液ポンプの吸入側に設けたポンプレシ
    ーバに、繊維状の濾過手段を収納し、この濾過手段は濾
    過粒子径が異なる複数段の濾過部で構成し、濾過粒子径
    の小さな濾過部ほど濾過面積を大きくした溶液ポンプ用
    フィルター。
  6. 【請求項6】 溶液ポンプの吸入側に設けたポンプレシ
    ーバ内に筒状のスペーサを収納し、この筒状のスペーサ
    と前記ポンプレシーバとの隙間に磁化した多孔体を配設
    し、前記筒状のスペーサの底部に固着した開口部を有す
    る仕切板と間隔を保持して磁石を配設し、前記スペーサ
    内には所定の濾過能力を有する濾過材、および溶液ポン
    プの吸入管と連通して開口する流出管を設けた溶液ポン
    プ用フィルター。
  7. 【請求項7】 キャンドモータの流入側に吸入口を介し
    て濾過材を取付け、吐出側にポンプ部を設け、上記濾過
    材に流入した冷媒溶液を前記キャンドモータのロータと
    ステータとの間に流入させる溶液ポンプ用フィルター。
  8. 【請求項8】 溶液ポンプの吸入側に磁性体からなるハ
    ニカム状の濾過部、ならびに濾過材を設けた溶液ポンプ
    用フィルター。
  9. 【請求項9】 溶液ポンプの吸入側に位置するポンプレ
    シーバの上部に流入口を偏心して設け、下部に流出口を
    設け、内部には、下方に傾斜したテーパ状の流壁を有す
    る有底筒状の濾過部を収納し、この濾過部の底部には磁
    石を固着した溶液ポンプ用フィルター。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107035663A (zh) * 2017-05-18 2017-08-11 陈婷 一种便于保养的压缩机过滤装置
CN114593061A (zh) * 2022-03-07 2022-06-07 信尔胜机械(江苏)有限公司 一种螺杆真空泵的密封失效自动报警装置

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