JPH11152959A - 防熱扉の開閉装置 - Google Patents

防熱扉の開閉装置

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Publication number
JPH11152959A
JPH11152959A JP9336455A JP33645597A JPH11152959A JP H11152959 A JPH11152959 A JP H11152959A JP 9336455 A JP9336455 A JP 9336455A JP 33645597 A JP33645597 A JP 33645597A JP H11152959 A JPH11152959 A JP H11152959A
Authority
JP
Japan
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heat
synchronous
fixed
drive motor
insulating door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9336455A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Mizuta
水田正二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MIZUTA BOUNETSUTOBIRA SEISAKUS
MIZUTA BOUNETSUTOBIRA SEISAKUSHO KK
Original Assignee
MIZUTA BOUNETSUTOBIRA SEISAKUS
MIZUTA BOUNETSUTOBIRA SEISAKUSHO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by MIZUTA BOUNETSUTOBIRA SEISAKUS, MIZUTA BOUNETSUTOBIRA SEISAKUSHO KK filed Critical MIZUTA BOUNETSUTOBIRA SEISAKUS
Priority to JP9336455A priority Critical patent/JPH11152959A/ja
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  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Refrigerator Housings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 駆動モータ、リミットスイッチ等の保守整備
が容易な開閉装置の取付け構造の提供。 【解決手段】 左右の支柱5の対向案内レール6を、駆
動モータ28の駆動力により回転スプロケット35及び
従動スプロケット12に巻装された無端状のチェーン3
6により上下に摺動する扉15とよりなる開閉装置にお
いて、支柱のの中央部に中央水平支持板25を固定し、
この中央水平支持板に下端部が位置するように駆動原取
付けプレート27を取付け、この取付プレートの下端部
表面に駆動モータ及び駆動モータの出力軸38の回転量
を検出するリミットスイッチボックス29を固定し、さ
らに駆動原取付プレートにはリミットスイッチボックス
からの検知信号に基づき、駆動モータの駆動を制御する
制御盤30を一体的に取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食料品用冷凍庫や
冷凍室(以下、「冷凍室」と言う。)の出入り口に設け
られる防熱扉の開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種の防熱扉の開閉装置に於い
ては、防熱扉が熱くなると共に重量があるので、構成部
材の耐熱性や防熱扉の重量に対して工夫が必要である。
また現場での防熱扉並びにその開閉装置の取付けは比較
的大掛かりなので、労賃のローコスト、取付け時間の短
縮等の観点から、その取付け作業の容易性を考慮する必
要がある。さらに、防熱扉の開閉装置を取付けた後、駆
動モータ、リミットスイッチ、制御盤等のメンテナンス
を行う必要があるので、故障に対する修理も含め、点検
・整備を容易に実施することができることが期待され
る。
【0003】ところで、鉄骨柱を利用して門型フレーム
を形成し、その左右の支柱の間に案内レールを介して1
枚の防熱扉を昇降動させる、いわゆる上下方向スライド
方式の場合には、門型フレームを形成する横梁が非常に
高くなるのにも拘らず、従来、前記防熱扉を昇降動させ
るための駆動モータ、リミットスイッチ、制御盤、同期
時期等の開閉装置は、殆ど天井高さのある前記横梁或い
は支柱の上端部に取付けられている。したがって、次に
列挙するような欠点があった。開閉装置の取付け作業
が容易でない。したがって、労賃が掛かる。故障に対
する修理及びメンテナンスを容易に行うことができな
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
従来の要望に鑑み、第1の目的は、開閉装置の取付け作
業が容易であると共に、故障に対する修理及びメンテナ
ンスを容易に実施することができることである。第2の
目的は、構成部材の耐熱性や防熱扉の重量に対して十分
な工夫をし、もって、防熱扉の耐久性、重量バランス性
等を図ることである。第3の目的は、防熱扉の前面に取
付けられている同期チェーン用連結・係脱手段の操作ハ
ンドルが防熱扉の昇降動の邪魔にならないことである。
第4の目的は、支柱に沿って昇降動するバランスウェイ
トを揺れること無くスムースに昇降動させることができ
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の防熱扉の開閉装
置は、上下に配設された同期スプロケット12、35に
巻装され、かつ、駆動モータ28の駆動力により回転す
る無端状の同期チェーン36と、この同期チェーン36
に連結・係脱手段50を介して連結されていると共に、
床面Fに立設された左右の支柱5、5の対向案内レール
6、6を介して昇降動する防熱扉15と、一端部にバラ
ンスウェイト21を有すると共に、他端部が支柱に横架
された横梁7の案内滑車8を介して防熱扉15に連結さ
れたロープ部材22とを備える防熱扉の開閉装置に於い
て、前記支柱5、5の中央部に中央水平支持板25を固
定し、この中央水平支持板25に下端部が位置するよう
に駆動原取付けプレート27を取付け、この取付けプレ
ート27の下端部表面に駆動モータ28及び該駆動モー
タ28の出力軸38の回転量を検出するリミットスイッ
チボックス29を固定し、さらに、駆動原取付けプレー
ト27には、前記リミットスイッチボックス29からの
検知信号に基づき前記駆動モータ28の駆動を制御する
制御盤30を一体的に取付けたことを特徴とする。
【0006】また本発明の防熱扉の開閉装置は、防熱扉
15を挟むように冷凍室の出入り口1の床面Fに立設さ
れ、かつ、対向する案内レール6、6をそれぞれ有する
左右の支柱5、5と、これらの支柱5、5の中央部に固
定的に設けられた中央水平支持板25に下端部が位置す
るように固定された駆動原取付けプレート27と、この
取付けプレート27の下端部に固定された駆動モータ2
8と、この駆動モータ28の出力軸38の回転量を短チ
ェーン43を介して検出することができるように前記駆
動原取付けプレート27に固定されたリミットスイッチ
ボックス29と、このリミットスイッチボックス29か
らの検知信号に基づき前記駆動モータ28の駆動を制御
し、同じく前記駆動原取付けプレート27に固定された
制御盤30と、前記中央水平支持板25に軸受け板34
を介して横設軸架され、かつ、駆動モータ28の駆動力
により回転する同期軸33と、この同期軸33の回転並
びに上下に配設した同期スプロケット12、35によて
回転する無端状の同期チェーン36と前記防熱扉15と
を連結・係合するように防熱扉15に装備された連結・
係脱手段50と、支柱5、5の上端部に横架された横梁
7に取付けられた左右一対の案内滑車8、8を介してそ
れぞれ吊り下げられ、かつ、一端部22aに支柱5に沿
って昇降動するバランスウエイト21をそれぞれ有する
と共に、他端部22bが防熱扉15にそれぞれ連結され
た左右のロープ部材22、22とを備えることを特徴と
する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す本発明の実施の
形態を食料品用冷凍室の出入り口に設けた一例で説明す
る。
【0008】図1は本発明を正面から見た概略説明図で
ある。また図2は適当な箇所を切断して左側から見た概
略断面説明図である。まずこれらの図面を参照に説明す
る。Fは床面である。1は冷凍室の出入り口である。こ
の出入り口1は、例えば小型フォークリフトが容易に出
入りすることができる開口である。2は出入り口1の上
方に位置する冷凍室の前壁で、この前壁2の下端部には
袖板3並びに化粧枠4が取付けられている。
【0009】5は床面Fに直接又はベ−ス板を介して間
接的に固定樹立された左右一対の支柱(鉄骨柱)であ
る。左右の支柱5の構造は同一である。各支柱5は、そ
れぞれチャンネル型鋼材とカバー体とを一体的に組合わ
せ、後述するバランスウェイトを垂直方向に案内するこ
とができるように縦長中空状に形成されている。したが
って、各支柱5は、本実施例ではそれぞれ1つの中空角
型鋼材としてのバランスウェイト用ガイド部材としての
機能を発揮する。このバランスウェイト用ガイド支柱5
は、一般的に肉類、水産物、果物類等の食料品を冷凍保
存する冷凍倉庫あるいは冷蔵室の出入口の左右に対向し
て立設される。
【0010】しかして、左右の支柱5の対向内壁面に
は、ストレートの案内レール6、6が固定的に取付けら
れている。各案内レール6も1本のチャンネル型鋼材が
それぞれ用いられており、支柱5の下端部から上端部ま
で延びている。
【0011】次に7は左右の支柱5、5の上端部に架設
固定された横梁(横方向の支持フレ−ム)である。この
横梁7は、例えば1本のチャンネル型鋼材が用いられ、
左右の支柱5、5に一体的に結合されている。したがっ
て、左右の支柱5、5と横梁7は、全体として門型形状
を成している。
【0012】しかして、図1乃至図3で示すように、こ
の横梁7の両端部上面には、左右一対のバランスウェイ
ト用案内骨車(ベアリングバランス滑車)8、8が枢支
板9、9を介してそれそれ軸支されている。そして、横
梁7の前記案内滑車8が設けられた端部には、案内貫通
孔10が複数個形成されている。
【0013】また横梁7の両端部寄りの部位、すなわち
前記案内骨車8付近の横梁上面には、取付けボックス1
1を介して上方同期スプロケット12がそれぞれ対称的
に配設されている。そして、上方同期スプロケット12
の真下に相当する横梁上面には、同期チェーン用貫通切
欠部13が形成されている。
【0014】15は前記左右対向の案内レール6、6に
支持されながら垂直方向に昇降動する1枚の防熱扉であ
る。この防熱扉15の左右側壁の上下端部には、それぞ
れ案内ローラ16が適当な枢支片17を介して取付けら
れている。したがって、防熱扉15は、複数個の案内ロ
ーラ16を介し、後述する駆動モータの駆動力により左
右の支柱5、5をスライドしながら上下動する。
【0015】ところで、図4で示すように上方案内ロー
ラ16を枢支する上方枢支片17は、本実施例では防熱
扉15の左(右も同様)側壁上端部に固定され、かつ、
防熱扉15の上端面から突出する垂直固定板18の外壁
面に取付けられている。そして、前記垂直固定板18の
内壁面には、ロープ部材用連結片19が一体的に設けら
れている。そこで、図3で示すように支柱5の案内空間
20に内装された縦長状のバランスウェイト21は、ワ
イヤー、合成樹脂ロープ等のロープ部材22を介して防
熱扉15の前記連結片19に連結されている。しかし
て、図3及び図4で示すように、前記ロープ部材22
は、一端部22aがバランスウェイト21の上端面中央
部に適宜に連結され、かつ、横梁7の案内貫通孔10、
案内滑車8、案内貫通孔10をそれぞれ介し、その他端
部22bが連結片19に適宜に連結されている。それ故
に、1枚の防熱扉15は、左右で合計2個の縦長状バラ
ンスウェイト21の重量を利用し、かつ、駆動モ−タの
駆動力によりスム−スに昇降動する。
【0016】そこで、以下、駆動モ−タの取付け箇所や
その取付け構造、駆動モ−タの駆動力を伝達する部材、
この伝達部材と防熱扉15との連結関係を他の図面も参
照に説明する。
【0017】本発明の特徴は、発明の第1目的との関係
で、駆動モータ28、制御盤30等を中央部の支持部材
25、27を介して支柱5の中央部乃至中央部寄りの部
位に配設した点である。なお、本明細書で言う「中央部
寄りの部位」には、フォークリフト等が出入りする出入
り口1側の方は含まない。
【0018】まず、25は左右の支柱5、5の前面5
a、5aの中央部に固定的に架設されたアングル状水平
支持板である。この1枚の水平支持板は、駆動モータを
間接的に支持するベース板としての機能を有する。した
がって、中央水平支持板25を、例えば前記前面5a、
5aに固定された左右一対のサポート板26、26を介
して支持するのが望ましい。
【0019】27は、本実施例では下端部が前記中央水
平支持板25の右端部に支持され、かつ、右支柱5の前
面5aの中央部(中央部寄りの部位も含む)に固定され
た動力源取付け用プレートである。この動力源取付け用
プレート27は、やや厚めでかつ縦長である。その形態
は特に問わないが、次に列挙する三つの部材を取付ける
ことができる程度の大きさであれば十分である。
【0020】すなわち、第1の部材は動力源としての駆
動モータ(減速ブレーキモータ)28で、この駆動モー
タ28はプレート27の前面に突出するように固定され
ている。第2の部材はこの駆動モータの上方に位置する
ように取付けられた扉トラベル開閉用リミットスイッチ
ボックス29である。そして、第3の部材はプレート2
7の前面に直接的に、又はプレート27の形状如何によ
ってはアングル状の固定板を介して間接的に固設された
制御盤30で、この制御盤30は各部材の中で最も上方
に配設されている。そして、制御盤30は図5で示すよ
うにプレート27の一側端面からやや食み出している。
【0021】次に33は前記アングル状中央水平支持板
25内側に左右一対のL型状軸受け板34を介して水平
状態に軸支された同期軸である。この同期軸33は、図
1で示すように中央水平支持板25よりも短い。しかし
て、同期軸33には、動力伝達手段としてのスプロケッ
トが幾つか取付けられている。すなわち、35は左右の
支柱5、5付近まで延びた同期軸33の両端部にそれぞ
れ固定され、かつ、前述した上方同期スプロケットに対
応する下方同期スプロケットである。この下方同期スプ
ロケット35と上方同期スプロケット12には無端状の
同期チェーン36が掛け渡されている。また37は1つ
(右側)の軸受け板34の内側に位置するように同期軸
33の一端部寄りの部位に固定された従動スプロケット
である。図8で示すように、この従動スプロケット37
と駆動モータ28の突出出力軸38に固定された小径の
駆動スプロケット39には、駆動チェーン40が掛け渡
されている。なお、前記突出出力軸38の端部寄りの部
位には、駆動スプロケット39よりも大径の軸回転量検
出用大スプロケット41が固定され、このスプロケット
41と前述したリミットスイッチボックス29側の小ス
プロケット42には短チェーン43が掛け渡されてい
る。
【0022】次に防熱扉15と左右の無端状の同期チェ
ーン36、36とをそれぞれ連結・係脱する手段につい
て説明する。
【0023】図9で示すように、45は防熱扉15の上
端面のそれぞれ固設された左右一対のチェーン案内金具
である。このチェーン案内金具45は、連結・係脱手段
の一部を構成し、図1で示すようにバランスウェイトの
ロープ部材用連結片19よりも内側に位置する。
【0024】しかして、チェーン案内金具45は、本実
施例では防熱扉15の上端面から上方に立ち上がった垂
直部46と、この垂直部46に直角方向に連設するチェ
ーン案内部47とから成り、前記チェーン案内部47は
防熱扉15の前面15bよりも多少突出(延設)してい
る。
【0025】ところで、前述した無端状の同期チェ−ン
36は、普通一般的に縦長状の係合片36aを一体的に
有する。そして、この係合片36aの中央部には、特に
図示しないが同期チェーン連結・係脱手段50の一部を
構成する作動子用のコ字型あるいは逆コ字型状係合凹所
が形成されている。同期チェ−ン36の係合片36aと
チェーン連結・係脱手段50側の作動子は、自動式で防
熱扉15が昇降動する際には、常時チェーン案内金具4
5内で連結・係合している。
【0026】ここで、前記同期チェーン連結・係脱手段
(以下、単に「連結手段」と言う。)50について簡単
に説明する。連結手段50は、図1で示すように手動式
の操作ハンドル51を有し、枢支板52を介して少なく
とも防熱扉15の前面15bに垂れ下がっている。また
操作ハンドル51の真上には、回動板53がアングル状
の支板54を介して配設されている。前記支板54は防
熱扉15の上端面15aの略中央部に固定されいる。そ
して、前記回動板53は、一方では垂直リンク55を介
して操作ハンドル51に枢着・連結され、また他方では
左右一対の水平連結杆56、56を介してそれぞれの作
動子に連結されている。この連結手段50は、駆動モー
タ28が故障した場合等の緊急時に、又は必要に応じ、
手動式で防熱扉15を開く場合に利用される。なお、防
熱扉15の下端縁には、普通一般に断熱パッキンやテ−
プスイッチが適宜に装備されている。
【0027】上記構成に於いて、防熱扉15は、その閉
鎖(初期)時には、左右の案内レール6、6にそれぞれ
係合する左右上下の各案内ローラ16並びに左右のバラ
ンスウェイト21を介して略垂直状態に保持されてい
る。この時前記左右のバランスウェイト21は、支柱5
の上端部の案内空間20内にロープ部材22、案内滑車
8等を介して吊り下げ状態になっている。さらに、防熱
扉15側のチェーン案内金具45内に水平方向に位置す
る連結・係合手段50の係合子は、図示しない付勢バネ
のバネ力により、同期チェーン36のチェーン係合片3
6aにそれぞれ連結・係合している。
【0028】そこで、駆動モータ28が起動すると、動
力伝達手段39、40、37を介して同期軸33が回転
する。この同期軸33が回転すると、左右の下方同期ス
プロケット35が回転することになるから、左右の同期
チェーン36及び上方同期スプロケット12が回転す
る。
【0029】しかして、左右の同期チェーン36が上下
の同期スプロケット12、35を介して回転し始める
と、防熱扉15はその案内ローラ16が案内レール6の
内壁面を滑動するので、略真っ直ぐに上昇し始める。こ
の時本実施例では、図10で示すように、防熱扉15の
前面15bに垂れ下がっている連結・係合手段50の操
作ハンドル51と支柱5の前面5aに固定された中央水
平支持板25の後側端面との間には間隙60が形成され
ているので、操作ハンドル51の表面は中央水平支持板
25の後側端面に接触しない。つまり、操作ハンドル5
1が防熱扉15の昇降動の邪魔にならない。
【0030】そこで、防熱扉15が案内ローラ16の軌
跡に沿って真直ぐ上昇すると、逆に左右のバランスウェ
イト21は、その上昇に連れて案内空間20内を真直ぐ
下降する。
【0031】そして、図11で示すように、防熱扉15
は案内レール6に沿って最上位まで上昇すると、駆動モ
ータ28の出力軸38の回転量を短チェーン43を介し
て検出するリミットスイッチボックス29のスイッチが
それを検知し、駆動モータ28は、該検知信号を受理し
た制御盤30の制御信号により駆動を停止する。その結
果、冷凍室の出入り口1が完全に開口する。なお、防熱
扉15の下降の場合には、上記と逆の作動態様になる。
【0032】
【実施例】まず、発明の実施の形態で述べた第1実施例
に於いて、駆動モータ28、リミットスイッチボックス
29及び制御盤30は、駆動源取付けプレート27を介
し、右支柱5の中央部(中央水平支持板25よりの上
方)に取付けられているが、もちろん、左支柱5の中央
部に取付けても良い。また前記駆動源取付けプレート2
7の上端部を横梁7の前面に、一方、その下端部を支柱
5前面5aの中央水平支持板25に支持・固定させ、こ
の長板状駆動源取付けプレート27の下端部表面に、駆
動モータ28、リミットスイッチボックス29及び制御
盤30を取付けても良い。要はこれらの部材28、2
9、30を取付けプレート27を介し、全体として支柱
5の上側の中央部に配設すれば良い。
【0033】次に図12は、本発明の前記第1実施例の
主要部の構成をそっくりそのまま含んだ第2実施例を示
している。この第2実施例に加味した構成は、縦長状の
カバー部材70を適宜に取付けた点である。このカバー
部材70は、支柱5Aの内側の上部側に配設され、か
つ、左右の同期チェーン36A、36Aをそれぞれ全体
的にカバーする。この実施例では要部を詳細に図示しな
いが、縦長状のカバー部材70の下端部は、中央水平支
持板25Aに固定され、一方、その上端部は横梁7Aの
前面に直接的又は間接的に固定されている。このように
構成すると、雨、雪、埃等が同期チェーン36Aに付着
するのを防止することができる。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては次に列挙するような効果がある。 (1)支柱の中央部に中央水平支持板を固定し、この中
央水平支持板に下端部が位置するように駆動原取付けプ
レートを取付け、この取付けプレート2の下端部表面に
駆動モータ及び該駆動モータの出力軸の回転量を検出す
るリミットスイッチボックスを固定し、さらに、駆動モ
ータを制御する制御盤を一体的に取付けたので、開閉装
置の取付け作業が容易であると共に、駆動モータ、リミ
ットスイッチ等の故障に対する修理及びメンテナンスを
容易に実施することができる。 (2)防熱扉昇降動用の主たる構成部材として、同期チ
ェーンを採用しているので、構成部材の耐熱性を図るこ
とができる。また前記同期チェーンにバランスウェイト
を加味しているので、防熱扉の耐久性のみならず、防熱
扉に対する重量バランス性を図ることができる。したが
って、駆動モータに著しく負荷を掛けることなく、重量
のある防熱扉をスムースに上昇させることができる。 (3)防熱扉の前面に取付けられている同期チェーン用
連結・係脱手段の操作ハンドルが防熱扉の昇降動の邪魔
にならない。 (4)請求項4に記載の発明は、支柱に沿って昇降動す
るバランスウェイトを揺れること無くスムースに昇降動
させることができる。
【図面の簡単な説明】
図1乃至図11は本発明の第1実施例を示す各説明図。
図12は本発明の第1実施例の主要部の構成をそっくり
そのまま含んだ第2実施例の正面からの説明図。
【図1】全体を示す正面からの説明図。
【図2】適当な箇所を切断して左側から見た概略断面説
明図
【図3】要部(案内滑車、バランスウェイト等)の概略
断面説明図。
【図4】要部(垂直固定板、ローブ部材用連結片等)の
概略説明図。
【図5】図1の主要部の拡大説明図。
【図6】図2の主要部の拡大説明図。
【図7】主要部の斜視図。
【図8】図6に於いて、主要部をさらに拡大した説明
図。
【図9】要部(チェーン案内金具、同期チェーン等)の
概略説明図。
【図10】防熱扉前面の操作ハンドルと中央水平支持板
との関係を示す概略説明図。
【図11】防熱扉が最上位まで上昇した場合の説明図。
【図12】第2実施例の正面からの説明図。
【符号の説明】
F…床面、1…冷凍室の出入り口、2…冷凍室の前壁、
5、5A…支柱、6…案内レール、7、7A…横梁、8
…案内滑車、12…上方同期スプロケット、15…防熱
扉、15a…上端面、15b…前面、16…案内ロー
ラ、18…垂直固定板、20…案内空間、21…バラン
スウェイト、22…ロープ部材、22a…一端部、22
b…他端部、25、25A…中央水平支持板、26…サ
ポート板、27…駆動源取付けプレート、28…駆動モ
ータ、29…リミットスイッチボックス、30…制御
盤、33…同期軸、34…軸受け板、35…下方同期ス
プロケット、36、36A…同期チェーン、36a…係
合片、37…従動スプロケット、38…出力軸、39…
駆動チェーン、43…短チェーン、45…チェーン案内
金具、46…垂直部、47…チェーン案内部、50…連
結・係脱手段、51…操作ハンドル、60…間隙、70
…カバー部材。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下に配設された同期スプロケット1
    2、35に巻装され、かつ、駆動モータ28の駆動力に
    より回転する無端状の同期チェーン36と、この同期チ
    ェーン36に連結・係脱手段50を介して連結されてい
    ると共に、床面Fに立設された左右の支柱5、5の対向
    案内レール6、6を介して昇降動する防熱扉15と、一
    端部にバランスウェイト21を有すると共に、他端部が
    支柱に横架された横梁7の案内滑車8を介して防熱扉1
    5に連結されたロープ部材22とを備える防熱扉の開閉
    装置に於いて、前記支柱5、5の中央部に中央水平支持
    板25を固定し、この中央水平支持板25に下端部が位
    置するように駆動原取付けプレート27を取付け、この
    取付けプレート27の下端部表面に駆動モータ28及び
    該駆動モータ28の出力軸38の回転量を検出するリミ
    ットスイッチボックス29を固定し、さらに、駆動原取
    付けプレート27には、前記リミットスイッチボックス
    29からの検知信号に基づき前記駆動モータ28の駆動
    を制御する制御盤30を一体的に取付けたことを特徴と
    する防熱扉の開閉装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に於いて、中央水平支持板25
    には、軸受け板34を介して横設軸架され、かつ、前記
    駆動モータ28の駆動力により回転する同期軸33が設
    けられていることを特徴とする防熱扉の開閉装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に於いて、防熱扉15の上端面
    15aには、左右一対のチェーン案内金具45が固定的
    に設けられ、このチェーン案内金具45は、防熱扉15
    に装備された連結・係脱手段の一部を構成し、防熱扉1
    5の上端面から上方に立ち上がった垂直部46と、この
    垂直部46から防熱扉15の前面15bよりに多少突出
    するチェーン案内部47とから成ることを特徴とする防
    熱扉の開閉装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に於いて、左右一対の左右の支
    柱5、5は、それぞれバランスウェイト21を上下方向
    に案内する案内空間20を有することを特徴とする防熱
    扉の開閉装置。
  5. 【請求項5】 防熱扉15を挟むように冷凍室の出入り
    口1の床面Fに立設され、かつ、対向する案内レール6
    をそれぞれ有する左右の支柱5、5と、これらの支柱
    5、5の中央部に固定的に設けられた中央水平支持板2
    5に下端部が位置するように固定された駆動原取付けプ
    レート27と、この取付けプレート27の下端部に固定
    された駆動モータ28と、この駆動モータ28の出力軸
    38の回転量を短チェーン43を介して検出することが
    できるように前記駆動原取付けプレート27に固定され
    たリミットスイッチボックス29と、このリミットスイ
    ッチボックス29からの検知信号に基づき前記駆動モー
    タ28の駆動を制御し、同じく前記駆動原取付けプレー
    ト27に固定された制御盤30と、前記中央水平支持板
    25に軸受け板34を介して横設軸架され、かつ、駆動
    モータ28の駆動力により回転する同期軸33と、この
    同期軸33の回転並びに上下に配設した同期スプロケッ
    ト12、35によて回転する無端状の同期チェーン36
    と前記防熱扉15とを連結・係合するように防熱扉15
    に装備された連結・係脱手段50と、支柱5、5の上端
    部に横架された横梁7に取付けられた左右一対の案内滑
    車8、8を介してそれぞれ吊り下げられ、かつ、一端部
    22aに支柱5に沿って昇降動するバランスウエイト2
    1をそれぞれ有すると共に、他端部22bが防熱扉15
    にそれぞれ連結された左右のロープ部材22、22とを
    備える防熱扉の開閉装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に於いて、同期チェーンを全体
    的にカバーする縦長状のカバー部材70が支柱5Aの内
    側の上部側に配設され、このカバー部材70の下端部
    は、中央水平支持板25Aに固定され、一方、その上端
    部は横梁7Aの前面に固定されていることを特徴とする
    防熱扉の開閉装置。
JP9336455A 1997-11-20 1997-11-20 防熱扉の開閉装置 Pending JPH11152959A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017128918A (ja) * 2016-01-20 2017-07-27 株式会社泉陽商会 昇降扉構造
CN114623597A (zh) * 2022-01-24 2022-06-14 安徽信盟装备股份有限公司 一种热风循环式加热机的前封门组件

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