JPH11152219A - ベンジリデンショウノウ及び/又はジベンゾイルメタン及び/又はトリアジン及び酒石酸ジアルキルを含有する光保護組成物及びその化粧用途 - Google Patents
ベンジリデンショウノウ及び/又はジベンゾイルメタン及び/又はトリアジン及び酒石酸ジアルキルを含有する光保護組成物及びその化粧用途Info
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Abstract
持つ抗太陽組成物を提供する。 【解決手段】 ベンジリデンショウノウ誘導体系UV遮
蔽剤及び/又はジベンゾイルメタン誘導体系UV遮蔽剤
及び/又はトリアジン誘導体系UV遮蔽剤からなる光保
護系に、直鎖状又は分枝状の酒石酸ジアルキルを組み合
わせる。
Description
陽光の照射から皮膚及び/又は髪を保護するための新規
な化粧品及び/又は皮膚用組成物に関する。より詳細に
は、本発明は、少なくとも一のジベンゾイルメタン系U
V遮蔽剤及び/又は少なくとも一のベンジリデンショウ
ノウ誘導体系UV遮蔽剤及び/又は少なくとも一のトリ
アジン誘導体系UV遮蔽剤を含有して、改善された太陽
保護ファクターを持ち、化粧品的及び/又は皮膚科学的
に許容可能な媒体(支持)中に、少なくとも一の直鎖状
もしくは分枝状酒石酸ジアルキルを含有する新規な化粧
品及び/又は皮膚科学的組成物に関する。
nmと400nmの間の波長を持つ光線は皮膚の表皮を
日焼けさせ、UV−B線として知られている280nm
と320nmの間の波長を持つ光線は、自然の日焼けに
有害な皮膚熱傷と紅斑を引き起こすことが知られてい
る。よって、このUV−B線は遮蔽すべきである。
を持ち、日焼けを起こさせるUV−A線も皮膚に悪い変
化を誘発しがちで、敏感肌又は太陽光照射に絶えずさら
されている皮膚の場合は特にしかりである。UV−A線
は、特に、皮膚の早期老化につながる皮膚弾性の喪失と
皺の出現の原因となる。UV−A線は紅斑反応の惹起を
促したり、ある個人にあってはこの反応を増幅させ、光
毒性又は光アレルギー反応の原因にもなりうる。従っ
て、UV−A線もまた遮蔽することが望まれる。
B)を意図した多くの化粧品組成物が今日までに提案さ
れている。
なUV線を選択的に吸収しうる一以上の従来の親油性及
び/又は親水性有機遮蔽剤を種々の濃度で含む水中油型
エマルジョンの形態(すなわち、分散化させる連続水性
相と分散させられた不連続油性相からなる化粧品的に許
容しうる媒体)であり、これら有機遮蔽剤(及びその
量)は、所望の保護ファクター(保護ファクター(P
F)は、UV遮蔽剤がない場合に紅斑形成しきい値に達
するまでの照射時間に対するUV遮蔽剤を用いた場合に
紅斑形成しきい値に達するのに必要な照射時間の比によ
って数学的に表される)の関数として選択される。
果、本出願人は、驚くべきことにまた意外にも、ベンジ
リデンショウノウから誘導されるタイプの少なくとも一
のUV遮蔽剤及び/又はジベンゾイルメタンタイプのU
V遮蔽剤及び/又はトリアジンから誘導されるタイプの
少なくとも一のUV遮蔽剤からなる光保護系とC12−
C15酒石酸ジアルキルを組み合わせることによって、
従来より高い保護ファクターで、このような光保護系だ
けで得られるものよりもとにかく優れた保護ファクター
を持つ抗太陽組成物を得ることができることを見いだし
た。
96/40047では、標準的なUV遮蔽剤の存在下
で、α−ヒドロキシ酸エステルを含む化粧品又は製薬組
成物が開示され、更に特許出願EP−A−635260
には、酒石酸C12−C13ジアルキルとケイ皮酸又は
ベンゾフェノン系のUV遮蔽剤を用いる抗太陽リポゲル
が開示されているので、なおさら意外なことである。
(特にBASF社によって「UVINUL T150」の商品名で販売
されている)2,4,6−トリス[p−(2’−エチル
ヘキシル−1’−オキシカルボニル)アニリノ]−1,
3,5−トリアジンをベースとする光保護組成物もまた
よく知られており、そこでは、α,β−ジヒドロキシカ
ルボン酸のジアルキルエステエルが上記トリアジンを溶
解するためにだけ、あるいはこの特定のUVスクリーナ
ーの溶解性を改善するためにだけ用いられている。
皮酸又はベンゾフェノン誘導体のような他の標準的なU
V遮蔽剤からなる従来の光保護系と組み合わせて酒石酸
ジアルキルを用いても保護ファクターは改善されないこ
とを意外にも知見した。この発見が本発明の基礎となっ
ている。
しかして、本発明の第1の主題にあっては、化粧品的に
許容可能な支持体中に、少なくとも、 (a)ベンジリデンショウノウから誘導されるタイプの
少なくとも一のUV遮蔽剤及び/又はジベンゾイルメタ
ンから誘導されるタイプの少なくとも一のUV遮蔽剤及
び/又はトリアジンから誘導されるタイプの少なくとも
一のUV遮蔽剤からなる、UV照射を遮蔽しうる光保護
系と; (b)好ましくは1から16の炭素原子を持つ直鎖状又
は分枝状の酒石酸ジアルキルとを含有し、2,4,6−
トリス[p−(2’−エチルヘキシル−1’−オキシカ
ルボニル)アニリノ]−1,3,5−トリアジンを含ま
ないことを特徴とする、紫外線照射から皮膚及び/又は
髪を保護することを特に意図した新規組成物が提案され
る。
保護系という表現は、UV−A及び/又はUV−B照射
の吸収及び/又は反射及び/又は散乱というそれ自体は
既知のメカニズムによって、化合物が適用された表面
(皮膚、髪)に上記照射線が接触するのを防ぐ、あるい
は少なくとも制限することを可能にする任意の化合物又
は化合物の任意の組み合わせを示すものと一般的に理解
される。換言すれば、これら化合物は、UV光線を吸収
する有機光保護遮蔽剤あるいはUV光線を散乱及び/又
は反射する無機(ナノ)顔料、並びにその混合物であり
うる。
ノウ誘導体系の少なくとも一のUV遮蔽剤及び/又はジ
ベンゾイルメタン系の少なくとも一のUV遮蔽剤及び/
又はトリアジンから誘導されるタイプの少なくとも一の
UV遮蔽剤からなる、UV照射を遮蔽しうる光保護系を
含有するタイプの、皮膚及び/又は髪を紫外線照射から
保護するための化粧品又は皮膚科学的組成物における、
又は該組成物の製造における、太陽光保護ファクターを
増大させるための、酒石酸ジアルキルの使用にある。
の有効量を皮膚及び/又は髪に適用することから本質的
になる、紫外線照射、特に太陽光照射から皮膚及び/又
は髪を保護するための美容処理方法にある。
の詳細な記載を読めば明らかになるであろう。
基がC1−C4である直鎖状化合物、例えば酒石酸ジメ
チル、ジエチル又はジプロピルである。酒石酸ジエチル
が好適に使用できる。
ルは、次の構造:
13又は12に等しく、m+nは、pが1に等しいとき
9又は8に等しい)に相当する。
osmacol ETIという名称で販売されているもののよう
な、直鎖状の酒石酸C12−C13ジアルキル、並びに
同社によってCosmacol ETLという名称で販売されている
ような、直鎖状の酒石酸C14−C15ジアルキルが特
に用いられる。
石酸ジアルキルは、組成物の全重量に対して好ましくは
0.1から10重量%の範囲の濃度、更に好ましくは
0.2から5重量%の濃度で用いられる。
自体既によく知られている生成物であり、特に文献FR
−A−2326405,FR−A−2440933及び
EP−A−0114607に記載されている。これら文
献の教示は、これら生成物の実際の定義に触れるものに
ついて、全体が本明細書の一部として取り込まれている
ものとする。
ゾイル誘導体は、限定するものではないが、 − 2−メチルジベンゾイルメタン、 − 4−メチルジベンゾイルメタン、 − 4−イソプロピルジベンゾイルメタン、 − 4−tert−ブチルジベンゾイルメタン、 − 2,4−ジメチルジベンゾイルメタン、 − 2,5−ジメチルジベンゾイルメタン、 − 4,4’−ジイソプロピルジベンゾイルメタン、 − 4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイ
ルメタン、 − 2−メチル−5−イソプロピル−4’−メトキシジ
ベンゾイルメタン、 − 2−メチル−5−tert−ブチル−4’−メトキ
シジベンゾイルメタン、 − 2,4−ジメチル−4’−メトキシジベンゾイルメ
タン、 − 2,6−ジメチル−4−tert−ブチル−4’−
メトキシジベンゾイルメタン、 を特に挙げることができる。
で、4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイ
ルメタン、特にGivaudan社によって「Parsol 1789」と
いう取引名で販売されているものを用いるのが本発明に
おいては特に好ましい。この遮蔽剤は、次の構造式
(I):
メタン誘導体は、4−イソプロピルジベンゾイルメタン
であり、この遮蔽剤は、Merck社によって「Eusolex 802
0」の名称で販売されており、次の構造式(II):
ノウ誘導体は、それ自体既によく知られている生成物で
ある。例えば、次の化合物: − 3−ベンジリデンショウノウ、 − 4−メチルベンジリデンショウノウ、 − 3−(4’−トリメチルアンモノイベンジリデン)
ショウノウ=メチルスルファート、 − ベンジリデンショウノウスルホン酸とその塩、 − 3−(3’−スルホ−4’−メチルベンジリデン)
ショウノウ、 − ポリアクリルアミドメチルベンジリデンショウノ
ウ、 を挙げることができる。
ルガノポリシロキサン、例えば特許EP−B−0355
777に記載されているもの、並びに短い直鎖又は環状
鎖を含むジオルガノシロキサン、又はベンジリデンショ
ウノウ基を含むトリオルガノシラン、例えば特許EP−
B−0712855に記載されているものを挙げること
ができる。これら文献の教示は、これら生成物の実際の
定義に触れるものについて、全体が本明細書の一部とし
て取り込まれているものとする。
出願FR−A−2528420及びFR−A−2639
347に特に記載されているベンゼン−1,4−ビス
(3−メチリデン−10−ショウノウスルホン酸)とそ
の種々の塩であり、これら化合物は、280nmと40
0nmの間の波長の紫外線を実際に吸収することがで
き、最大吸収帯が320nmと400nmの間、特に3
45nm付近であるそれ自体既によく知られている遮蔽
剤(いわゆる広帯域遮蔽剤)である。これら遮蔽剤は、
次の一般式(III):
+基(ここで基Rは同一でも異なっていてもよく、水素
原子、C1−C4アルキル又はヒドロキシアルキルであ
る)又はMn+/n基(ここでMn+は、nが2又は3
又は4に等しい多価金属カチオンであり、好ましくは、
Ca2+、Zn2+、Mg2+、Ba2+、Al3+及
びZr4+から選ばれる金属カチオンを示す)]に相当
する。式(III)の化合物は、一以上の二重結合のま
わりに「シス−トランス」異性体を生じ、これら異性体
の全ても本発明の範囲内に入ることは明らかである。
好ましく、この化合物は、それ自体既知の油溶性遮蔽剤
であり、UV−B範囲を吸収し、Merck社によって「Eus
olex6300」の商品名で、あるいはGivaudan社により「Pa
rsol 5000」の名称で特に販売されている。この生成物
は以下の式(IV)に相当する。
ヘキシル−1’−オキシカルボニル)アニリノ]−1,
3,5−トリアジンがトリアジン誘導体としては特に使
用される。この遮蔽剤は、それ自体知られており、UV
−B範囲で活性があって固形形態で、特にBASF社によっ
て「Uvinul T150」の取引名で販売されている。この生
成物は以下の式(V):
る。
は、以下の式(VI):
っていてもよく、次の式(1)又は式(2):
鎖状又は分枝状C1−C 3アルキル基を示す、 − R3は水素原子、直鎖状又は分枝状C1−C4アル
キル基又はC1−C4アルコキシ基を示す、 − R4は直鎖状又は分枝状C1−C12アルキル基を
示す、 − X1は、水素原子、又は水素原子もしくはC1−C
4アルキル基もしくはC 1−C4アルコキシ基で置換さ
れていてもよいフェニル基を示す)の一価の基から選ば
れる]に相当する、特許出願FR−A−274472に
記載されているものである。
物: − 2,4,6−トリス(ジエチル−4’−アミノベン
ザルマロナート)−s− トリアジン、− 2,4,6−トリス(ジイソプロピル
−4’−アミノベンザルマロナート)−s−トリアジ
ン、 − 2,4,6−トリス(ジメチル−4’−アミノベン
ザルマロナート)−s−トリアジン、 − 2,4,6−トリス(エチル−α−シアノ−4−ア
ミノシンナマート)−s−トリアジン、 を挙げることができる。
ョウノウ誘導体、ジベンゾイルメタン誘導体又はトリア
ジン誘導体以外の一以上の更なる有機UV吸収遮蔽剤、
あるいは一以上の無機顔料及び/又はナノ顔料、又はこ
れらの混合物を更に含むことができる。
ることができる更なる有機UV遮蔽剤は、UV−A及び
/又はUV−B範囲で活性のある標準的な親水性又は親
油性遮蔽剤である。例として、これら遮蔽剤は、2−フ
ェニル−5−ベンズイミダゾールスルホン酸とその塩、
ケイ皮酸誘導体、サリチル酸誘導体、ベンゾフェノン誘
導体、β,β−ジフェニルアクリレート誘導体、p−ア
ミノ安息香酸誘導体、アントラニン酸メンチル、及び特
許出願WO93/04665に記載されているような遮
蔽ポリマー及び遮蔽シリコーンから選ぶことができる。
有機遮蔽剤の他の例は特許出願EP−A−048740
4に記載されている。
量に対して0.1重量%から30重量%、好ましくは
0.5重量%から15重量%の範囲の濃度で一般的に組
成物中に存在する。
できる更なる光保護剤の第2範疇は、顔料の範疇であ
る。好ましくは、全てそれ自体よく知られている光保護
剤で、UV照射を物理的に遮蔽(反射及び/又は散乱)
させて作用する、被覆又は非被覆酸化金属の無機ナノ顔
料(平均一次粒径:一般に5nmと100nmの間、好
ましくは10nmと50nmの間)、例えば酸化チタン
(アモルファスもしくはルチル型及び/又はアナターゼ
型の結晶化物)、酸化鉄、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム
又は酸化セリウムが挙げられる。更に、標準的な被覆剤
は、アルミナ及び/又はステアリン酸アルミニウム又は
シリコーン類である。このような被覆又は非被覆酸化金
属ナノ顔料は、特に特許出願EP−A−0518772
及びEP−A−0518773に記載されている。
して0.1重量%と30重量%の間、好ましくは0.5
重量%と10重量%の間の含有量で本発明の組成物中に
存在しうる。
うる他の成分、特に油類、ワックス化合物及び化粧品及
び/又は皮膚用活性剤は、化粧品及び/又は皮膚科学分
野において通常用いられているものである。
を示すものと理解される。ワックスという用語は室温で
固体か、多少なりとも固体であって、その融点が一般に
35℃より高い化合物を指すものと理解される。
ー);植物油(スイートアルモンド油、マカダミア油、
グレープシード油、ホホバ油);合成油、例えばペルヒ
ドロスクアレン、脂肪アルコール、酸又はエステル(パ
ルミチン酸オクチル、ラノリン酸イソプロピル、カプリ
ン酸/カプリル酸のものを含むトリグリセリド)、オキ
シエチレン化又はオキシプロピレン化脂肪エーテル及び
エステル;シリコーン油(シクロメチコーン、ポリジメ
チルシロキサンつまりPDMS)又はフルオロ油、及び
ポリアルキレン類を挙げることができる。
ルナウバワックス、ビーズワックス及び硬化ひまし油を
挙げることができる。本発明に係る組成物は、抗フリー
ラジカル剤、抗酸化剤、ビタミンE及びCのようなビタ
ミン類、及びα−ヒドロキシ酸を含有することもでき
る。
焼け及び/又は褐色化させる薬剤(自己日焼け剤)、例
えばジヒドロキシアセトン(DHA)を含むこともまた
できる。本発明に係る組成物は、化粧品、皮膚科学、皮
膚用医薬の分野で従来から用いられている種々の成分、
例えば、染料、溶媒(水、アルコール類等々)、保存
料、香料、保湿剤、粉末(pulverulent)剤、殺菌剤及
び/又は匂い吸収剤を含むこともできる。
明に係る組み合わせ(光保護系+酒石酸C12−C15
アルキル)に本質的に関連する有利な特性が添加によっ
て悪影響を受けないか、実質的に受けないように、上述
の追加の相補的化合物及び/又はその量を選択するよう
に留意するであろう。本発明に係る組成物は、当業者に
よく知られている方法、特に水中油型のエマルジョン、
ゲル及びクリームゲルのような水性連続相を含む分散液
の調製のための技術を用いて調製することができる。
ョン(O/W、W/O、O/W/O又はW/O/W)、
例えばクリーム又はミルクの形態、あるいはゲル又はク
リームゲル、パウダー又は固体チューブの形態とするこ
とができ、必要に応じて、エアロゾルとしてパッケージ
したり、ムース又はスプレー品の形態とすることができ
る。
うな水性連続相を含む分散型の媒体を持つ本発明に係る
抗太陽処方剤に対し、目安として、水性相(特に親水性
遮蔽剤を含む水性相)は、一般に、全処方剤に対して5
0から95重量%、好ましくは70から90重量%を占
め、油性相(特に親油性遮蔽剤を含む油性相)は、一般
に、全処方剤に対して5から50重量%、好ましくは1
0から30重量%を占める。好ましくは、本発明に係る
組成物はクリームゲルの形態である。
これは本発明を限定するものではない。以下の全ての実
施例において、量は組成物の全重量に対する重量%で表
されている。
で、次の相を含む、本発明に係る抗太陽組成物Aを調製
した。 第1相: − 4−(tert−ブチル)−4’−メトキシジ ベンゾイルメタン(「Parsol 1789」) 2g − 2−エチルヘキシル−α−シアノ−β,β− ジフェニルアクリレート(「Uvinul N539」) 10g − BASF社の2,4,6−トリス[p−(2’− エチルヘキシル−1’−オキシカルボニル) アニリノ]−1,3,5−トリアジン(「Uvinul T150」) 2g − Tayca社によって「MT100T」なる名称で販売 されている酸化チタンナノ顔料 3g − 酒石酸C14−C15ジアルキル(「Cosmacol ETL」) 1g − イソヘキサデカン 5g 第2相: − 3Vによって「PNC 400」の名称で販売されてい るNaOHで中性化したポリアクリル酸 0.55g − ジメチコーンコポリオール 0.65g 第3相: − ベンゼン−1,4−ビス(3−メチリデン− 10−ショウノウスルホン酸) 1g − トリエタノールアミン pH7とする量 第4相: − 保湿剤 4g − キサンタンガム 0.5g − 保存剤 適量 − 純水 全体を100gとする量
−C15ジアルキルを含んでいない比較抗日光組成物
A’(本願発明ではない)を次に調製した。ついで、組
成物A及びA’の各々について、日光保護ファクター
(SPF)を関連するUV−A及びUV−B照射範囲内
で決定した。これは、皮膚レベルに配置された6本の光
ファイバとXenon Multiport WG320ランプが装着された
太陽シミュレータによって5人の個人にインビボ法を用
いて決定した。エネルギーフローは3D-600モデルUV
メータを用いて各照射で調節した。
の割合、すなわち48cm2の面積に0.096gで、
各人の背中に指アプリケータで均一に適用した。各エマ
ルジョンが適用された後15分で、照射が実施された。
UVの照射は一定時間行われ、照射時間は、各試験遮蔽
剤に対しての推定保護ファクターと個々の紅斑形成しき
い値の関数として選ばれた。
物A又はA’について決定され、この保護ファクター
は、遮蔽組成物がない場合に紅斑形成しきい値に達する
までの照射時間に対する、組成物を用いた場合に紅斑し
きい値に達するまでの照射時間の比によって数学的に表
される。
イプの少なくとも一のUV遮蔽剤とベンジリデンショウ
ノウから誘導されたタイプのUV遮蔽剤を含有する光保
護系に酒石酸C14−C15ジアルキルを加えると、そ
の光保護力を著しく増大させることができることが明ら
かに分かる。
で、次の相を含む、本発明に係る抗太陽組成物Bを調製
した。 第1相: − 4−(tert−ブチル)−4’−メトキシジ ベンゾイルメタン(「Parsol 1789」) 2.5g − 2−エチルヘキシル−α−シアノ−β,β− ジフェニルアクリレート(「Uvinul N539」) 10g − 酒石酸C14−C15ジアルキル(「Cosmacol ETL」) 1g − ステアリルアルコール 0.5g − ステアリン酸 1g − ジメチコーン 1g − Finetex社によって「Finsolv TN」の名称で 販売されている安息香酸C12−C15アルキル 2g − ICI社によってArlacel 165の名称で販売されて いるステアリン酸グリセリル/PEG-100ステア レート混合物 1.5g − トリエタノールアミン 0.3g − 保存剤 適量 第2相: − Goodrichによって「Carbopol 980」の名称で 販売されているポリアクリル酸 0.2g − トリエタノールアミン 0.2g 第3相: − セチルリン酸カリウム(Givaudanからの 「Amphisol K」 1g 第4相: − 保湿剤 15g − 保存剤 適量 第5相: − シクロメチコーン 10g 第6相: − ベンゼン−1,4−ビス(3−メチリデン− 10−ショウノウスルホン酸) 1g − トリエタノールアミン pH7とする量 − 純水 全体を100gとする量
−C15ジアルキルを含んでいない比較抗日光組成物
B’をついで調製した。ついで、組成物B及びB’の各
々について、それらの日光保護ファクター(SPF)を
決定した。これは、J. Soc. Cosmet. Chem. 40−127−1
33 (1989)においてB.L.Diffeyらによって記載されたイ
ンビトロ法を用いて決定された;この方法は、290か
ら400nmの範囲の波長に対して5nm毎に単色保護
ファクターを決定し、これらのファクターから、与えら
れた数式に従って太陽保護ファクターを算定するもので
ある。
(II)に示す。
導されたタイプの少なくとも一のUV遮蔽剤とベンジリ
デンショウノウから誘導されたタイプのUV遮蔽剤を含
有する光保護系に酒石酸C14−C15ジアルキルを加
えると、その光保護力を著しく増大させることができる
ことを明白に示している。
で、次の相を含む、本発明に係る抗太陽組成物Cを調製
した。 第1相: − 4−(tert−ブチル)−4’−メトキシジ ベンゾイルメタン(「Parsol 1789」) 5g − ステアリルアルコール 0.5g − ステアリン酸 1g − ジメチコーン 1g − 酒石酸C12−C13ジアルキル(「Cosmacol ETI」) 1g − Finetex社によって「Finsolv TN」の名称で 販売されている安息香酸C12−C15アルキル 2g − ICI社によってArlacel 165の名称で販売されて いるステアリン酸グリセリル/PEG-100ステア レート混合物 1.5g − トリエタノールアミン 0.3g − 保存剤 適量 第2相: − Goodrichによって「Carbopol 980」の名称で 販売されているポリアクリル酸 0.2g − トリメタノールアミン 0.2g 第3相: − セチルリン酸カリウム(Givaudanからの 「Amphisol K」 1g 第4相: − 保湿剤 15g − 保存剤 適量 第5相: − シクロメチコーン 10g 第6相: − トリエタノールアミン pH7とする量 − 純水 全体を100gとする量
−C13ジアルキルを含んでいない比較抗日光組成物
C’を次に調製した。そして、組成物C及びC’の各々
について、それらの日光保護ファクター(SPF)を決
定した。これは、実施例2に記載した方法を用いて決定
した。
(III)に示す。
導されたタイプの少なくとも一のUV遮蔽剤を含有する
光保護系に酒石酸C12−C13ジアルキルを加える
と、その光保護力を著しく増大させることができること
を明白に示している。等価な結果が、製品Cosmacol ETL
の代わりに酒石酸ジエチル(C2)あるいは酒石酸C1
2−C13ジアルキル、例えば製品Cosmacol ETIを用い
て得られる。
が、ジベンゾイルメタンから誘導されたタイプのUV遮
蔽剤の代わりに、Merck社の6重量%の4−メチルベン
ジリデンショウノウ「Eusolex 6300」と酒石酸ジアルキ
ルとしてC14−C15の製品であるCosmacol ETLを含
む本発明に係る抗太陽組成物Dを調製した。
キルを含んでいない比較抗太陽組成物D’を次に調製し
た。組成物D及びD’の各々について、それらの日光保
護ファクター(SPF)を決定した。これは、実施例2
に記載した方法を用いて決定した。
(IV)に示す。
から誘導されたタイプのUV遮蔽剤からなる光保護系に
酒石酸C14−C15ジアルキルを加えると、その光保
護力を著しく増大させることができることを明白に示し
ている。等価な結果が、製品Cosmacol ETLの代わりに、
酒石酸ジエチル(C2)あるいは酒石酸C12−C1 3
ジアルキル、例えば製品Cosmacol ETIを用いて得られ
た。
が、ベンジリデンショウノウから誘導されたタイプのU
V遮蔽剤の代わりに、5重量%の2,4,6−トリス
[p−(2’−エチルヘキシル−1’−オキシカルボニ
ル)アニリノ]−1,3,5−トリアジン(BASF社の
「Uvinul T150」)を含む本発明に係る抗太陽組成物E
を調製した。
キルを含んでいない比較抗太陽組成物E’を次に調製し
た。組成物E及びE’の各々について、それらの日光保
護ファクター(SPF)を決定した。これは、実施例2
に記載した方法を用いて決定した。
(V)に示す。
たタイプのUV遮蔽剤からなる光保護系に酒石酸C14
−C15ジアルキルを加えると、その光保護力を著しく
増大させることができることを明白に示している。等価
な結果が、製品Cosmacol ETLの代わりに、酒石酸ジエチ
ル(C2)あるいは酒石酸C12−C13ジアルキル、
例えば製品Cosmacol ETIを用いて得られる。
が、ベンジリデンショウノウから誘導されたタイプのU
V遮蔽剤の代わりに、9重量%の2−エチルヘキシル−
p−メトキシシンナマート(Givaudan社の「Parsol MC
X」)を含む水中油型エマルジョンの形態の抗日光組成
物F(本発明を構成しないもの)を調製した。
−C15ジアルキルを含んでいない比較抗太陽組成物
F’を次に調製した。組成物F及びF’の各々につい
て、それらの日光保護ファクター(SPF)を決定し
た。これは、実施例1に記載した方法を用いて決定し
た。
(VI)に示す。
タイプのUV遮蔽剤からなる光保護系に酒石酸C14−
C15ジアルキルを加えても、その光保護力を有意には
増大させることができないことを明白に示している。
が、ベンジリデンショウノウから誘導されたタイプのU
V遮蔽剤の代わりに、6重量%の3−ベンゾフェノン
(BASF社の「UvinulM40」)を含む水中油型エマルジョ
ンの形態の抗日光組成物G(本発明を構成しないもの)
を調製した。
−C15ジアルキルを含んでいない比較抗太陽組成物
G’を次に調製した。組成物G及びG’の各々につい
て、それらの日光保護ファクター(SPF)を決定し
た。これは、実施例2に記載した方法を用いて決定し
た。
(VII)に示す。
遮蔽剤からなる光保護系に酒石酸C 12−C15ジアル
キルを加えても、その光保護力を有意には増大させるこ
とができないことを明白に示している。
が、ベンジリデンショウノウから誘導されたタイプのU
V遮蔽剤の代わりに、9重量%の2−エチルヘキシル−
p−メトキシシンナマート(Givaudan社の「Parsol MC
X」)とCosmacol ETLの代わりに1重量%の酒石酸ジエ
チルを含む水中油型エマルジョンの形態の抗日光組成物
H(本発明を構成しないもの)を調製した。
ルを含んでいない比較抗太陽組成物H’を次に調製し
た。組成物H及びH’の各々について、それらの日光保
護ファクター(SPF)を決定した。これは、実施例2
に記載した方法を用いて決定した。
(VIII)に示す。
からなる光保護系に酒石酸ジエチルを加えても、その光
保護力を有意には増大させることができないことを明白
に示している。
Claims (24)
- 【請求項1】 化粧品的に許容可能な媒体中に、少なく
とも、 (a)ベンジリデンショウノウ誘導体系の少なくとも一
のUV遮蔽剤及び/又はジベンゾイルメタン誘導体系の
少なくとも一のUV遮蔽剤及び/又はトリアジン誘導体
系の少なくとも一のUV遮蔽剤からなる、UV照射を遮
蔽しうる光保護系と; (b)直鎖状又は分枝状の酒石酸ジアルキルとを含有
し、2,4,6−トリス[p−(2’−エチルヘキシル
−1’−オキシカルボニル)アニリノ]−1,3,5−
トリアジンを含まないことを特徴とする、UV照射から
皮膚及び/又は髪を保護するための組成物。 - 【請求項2】 酒石酸ジアルキルが酒石酸C1−C16
ジアルキルから選ばれる請求項1記載の組成物。 - 【請求項3】 酒石酸ジアルキルが酒石酸C1−C4ジ
アルキルから選ばれる請求項1又は2に記載の組成物。 - 【請求項4】 酒石酸ジアルキルが酒石酸ジエチルであ
る請求項1から3の何れか1項に記載の組成物。 - 【請求項5】 酒石酸ジアルキルが、次の構造: 【化1】 ((A)式中、Rは式: 【化2】 の基を示し、pは0又は1;nは、pが0に等しいとき
13又は12に等しく、m+nは、pが1に等しいとき
9又は8に等しい)に相当する、請求項1又は2に記載
の組成物。 - 【請求項6】 酒石酸ジアルキルが、組成物の全重量に
対して0.1から10重量%の範囲の濃度、好ましくは
0.2から5重量%の濃度で用いられる、請求項1から
6の何れか1項に記載の組成物。 - 【請求項7】 ジベンゾイルメタン誘導体が、 − 2−メチルジベンゾイルメタン、 − 4−メチルジベンゾイルメタン、 − 4−イソプロピルジベンゾイルメタン、 − 4−tert−ブチルジベンゾイルメタン、 − 2,4−ジメチルジベンゾイルメタン、 − 2,5−ジメチルジベンゾイルメタン、 − 4,4’−ジイソプロピルジベンゾイルメタン、 − 4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイ
ルメタン、 − 2−メチル−5−イソプロピル−4’−メトキシジ
ベンゾイルメタン、 − 2−メチル−5−tert−ブチル−4’−メトキ
シジベンゾイルメタン、 − 2,4−ジメチル−4’−メトキシジベンゾイルメ
タン、 − 2,6−ジメチル−4−tert−ブチル−4’−
メトキシジベンゾイルメタン、 からなる群から選ばれる、請求項1から6の何れか1項
に記載の組成物。 - 【請求項8】 ジベンゾイルメタン誘導体が、4−te
rt−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタンであ
る、請求項1から7の何れか1項に記載の組成物。 - 【請求項9】 ジベンゾイルメタン誘導体が、4−イソ
プロピルジベンゾイルメタンである、請求項1から7の
何れか1項に記載の組成物。 - 【請求項10】 ベンジリデンショウノウ誘導体が、 − 3−ベンジリデンショウノウ、 − 4−メチルベンジリデンショウノウ、 − 3−(4’−トリメチルアンモノイベンジリデン)
ショウノウ=メチルスルファート、 − ベンジリデンショウノウスルホン酸とその塩、 − 3−(3’−スルホ−4’−メチルベンジリデン)
ショウノウ、 − ポリアクリルアミドメチルベンジリデンショウノ
ウ、 からなる群から選ばれる、請求項1から9の何れか1項
に記載の組成物。 - 【請求項11】 ベンジリデンショウノウ誘導体が、 − ベンジリデンショウノウ官能基を含むジオルガノポ
リシロキサン、 − 短鎖、直鎖又は環状鎖を含むジオルガノシロキサ
ン、 − ベンジリデンショウノウ官能基を含むトリオルガノ
シラン、 からなる群から選ばれる、請求項1から9の何れか1項
に記載の組成物。 - 【請求項12】 ベンジリデンショウノウ誘導体が、次
の一般式(III): 【化3】 [式中、Bは水素原子、アルカリ金属又はNH(R)3
+基(ここで基Rは同一でも異なっていてもよく、水素
原子、C1−C4アルキル又はヒドロキシアルキル基で
ある)又はMn+/n基(ここでMn+は、nが2又は
3又は4に等しい多価金属カチオンであり、好ましく
は、Ca2+、Zn2+、Mg2+、Ba2 +、Al
3+又はZr4+から選ばれる金属カチオンを示
す)]、並びにその異性体に相当する、請求項1から9
の何れか1項に記載の組成物。 - 【請求項13】 ベンジリデンショウノウ誘導体が、4
−メチルベンジリデンショウノウである、請求項1から
10の何れか1項に記載の組成物。 - 【請求項14】 トリアジン誘導体が、次の式(V
I): 【化4】 [式中、− R1、R1’及びR1”は、同一でも異な
っていてもよく、次の式(1)又は式(2): 【化5】 【化6】 (式中、 − R2とR2’は、同一でも異なっていてもよく、直
鎖状又は分枝状C1−C 3アルキル基を示す、 − R3は水素原子、直鎖状又は分枝状C1−C4アル
キル基又はC1−C4アルコキシ基を示す、 − R4は直鎖状又は分枝状C1−C12アルキル基を
示す、 − X1は、水素原子、又は水素原子もしくはC1−C
4アルキル基もしくはC 1−C4アルコキシ基で置換さ
れていてもよいフェニル基を示す)の一価の基から選ば
れる]に相当する、請求項1から13の何れか1項に記
載の組成物。 - 【請求項15】 トリアジン誘導体が、 − 2,4,6−トリス(ジエチル−4’−アミノベン
ザルマロナート)−s−トリアジン、 − 2,4,6−トリス(ジイソプロピル−4’−アミ
ノベンザルマロナート)−s−トリアジン、 − 2,4,6−トリス(ジメチル−4’−アミノベン
ザルマロナート)−s−トリアジン、 − 2,4,6−トリス(エチル−α−シアノ−4−ア
ミノシンナマート)−s−トリアジン、 から選ばれる、請求項14記載の組成物。 - 【請求項16】 光保護系が、ベンジリデンショウノウ
誘導体、ジベンゾイルメタン誘導体又はトリアジン誘導
体以外の一以上の更なる有機UV吸収遮蔽剤、及び、一
以上の無機顔料及び/又はナノ顔料、又はこれらの混合
物を更に含む、請求項1から15の何れか1項に記載の
組成物。 - 【請求項17】 更なる有機UV遮蔽剤が、2−フェニ
ル−5−ベンズイミダゾールスルホン酸とその塩、ケイ
皮酸誘導体、サリチル酸誘導体、ベンゾフェノン誘導
体、β,β−ジフェニルアクリレート誘導体、p−アミ
ノ安息香酸誘導体、アントラニル酸メンチル、遮蔽ポリ
マー及び遮蔽シリコーンから、単独又は混合物として選
ばれる、請求項16に記載の組成物。 - 【請求項18】 光保護系が、組成物の全重量に対して
0.1重量%から30重量%、好ましくは0.5重量%
から15重量%の範囲の濃度で組成物中に存在する、請
求項1から17の何れか1項に記載の組成物。 - 【請求項19】 光保護系が、UV照射を散乱及び/又
は反射させて物理的に遮蔽しうる、被覆又は非被覆酸化
金属顔料又はナノ顔料を相補的光保護剤として更に含む
ことを特徴とする請求項1から18の何れかに記載の組
成物。 - 【請求項20】 顔料又はナノ顔料が、被覆されていて
も被覆されていなくてもよい、酸化チタン、酸化亜鉛、
酸化鉄、酸化ジルコニウム及び酸化セリウム、並びにそ
の混合物から選ばれることを特徴とする請求項19に記
載の組成物。 - 【請求項21】 皮膚を人工的に日焼け及び/又は褐色
化させる少なくとも一の薬剤を更に含有することを特徴
とする請求項1から20の何れか1項に記載の組成物。 - 【請求項22】 水性連続相を含む分散液の形態である
ことを特徴とする請求項1から21の何れかに記載の組
成物。 - 【請求項23】 クリームゲルの形態であることを特徴
とする請求項22に記載の組成物。 - 【請求項24】 ベンジリデンショウノウ誘導体系の少
なくとも一のUV遮蔽剤及び/又はジベンゾイルメタン
誘導体系の少なくとも一のUV遮蔽剤からなる、UV照
射を遮蔽しうる光保護系を含有するタイプの、皮膚及び
/又は髪をUV照射から保護するための組成物におけ
る、又は該組成物の製造における、太陽光保護ファクタ
ーを増大させるための、請求項1から3の何れか1項に
記載の酒石酸ジアルキルの使用。
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