JPH1115163A - 化学増幅ポジ型レジスト材料 - Google Patents

化学増幅ポジ型レジスト材料

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JPH1115163A
JPH1115163A JP9185812A JP18581297A JPH1115163A JP H1115163 A JPH1115163 A JP H1115163A JP 9185812 A JP9185812 A JP 9185812A JP 18581297 A JP18581297 A JP 18581297A JP H1115163 A JPH1115163 A JP H1115163A
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Jun Hatakeyama
畠山  潤
Katsuya Takemura
勝也 竹村
Shigehiro Nagura
茂広 名倉
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 常圧760mmHgでの沸点が180℃
以上のアルコール化合物を含む化学増幅ポジ型レジスト
材料。 【効果】 本発明のレジスト材料は、PEBの雰囲気が
空気気流中であっても、乾燥空気或いは乾燥窒素気流中
であっても、良好にパターン形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微細加工技術に適
した新規な化学増幅ポジ型レジスト材料に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】LSI
の高集積化と高速度化に伴い、パターンルールの微細化
が求められている中、次世代の微細加工技術として遠紫
外線リソグラフィーが有望視されている。遠紫外線リソ
グラフィーは、0.3μm以下の加工も可能であり、光
吸収の低いレジスト材料を用いた場合、基盤に対して垂
直に近い側壁を有したパターン形成が可能となる。ま
た、近年、遠紫外線の光源として高輝度なKrFエキシ
マレーザーを利用する技術が注目されており、これを量
産技術として用いるためには、光吸収が低く、高感度な
レジスト材料が要望されている。
【0003】このような観点から、近年開発された酸を
触媒とした化学増幅ポジ型レジスト材料(特公平2−2
7660号、特開昭63−27829号公報等に記載)
は、感度、解像度、ドライエッチング耐性が高く、優れ
た特徴を有するもので、遠紫外線リソグラフィーに特に
有望なレジスト材料である。
【0004】しかしながら、化学増幅型レジスト材料の
欠点として、露光からPEB(Post Exposu
re Bake)までの放置時間が長くなると、パター
ン形成した際にラインパターンがT−トップ形状にな
る、即ちパターン上部が太くなるという問題〔PED
(Post Exposure Delay)と呼
ぶ〕、または塩基性の基板、特に窒化珪素、窒化チタン
基板上での基板付近のパターンが太くなるいわゆる裾引
き現象という問題がある。T−トップ現象は、レジスト
膜表面の溶解性が低下するためと考えられ、基盤面での
裾引きは、基盤付近で溶解性が低下するためと考えられ
る。また、露光からPEBまでの間に酸不安定基の脱離
の暗反応が進行して、ラインの残し寸法が小さくなると
いう問題も生じている。これらのことは、化学増幅型レ
ジスト材料の実用に供する場合の大きな欠点となってい
る。この欠点のため、従来の化学増幅ポジ型レジスト材
料は、リソグラフィー工程での寸法制御を難しくし、ド
ライエッチングを用いた基盤加工に際しても寸法制御を
損ねるという問題がある〔参考:W.Hinsber
g,et.al.,J.Photopolym.Sc
i.Technol.,6(4),535−546(1
993),T.Kumada,et.al.,J.Ph
otopolym.Sci.Technol.,6
(4),571−574(1993)〕。
【0005】化学増幅ポジ型レジスト材料において、P
EDあるいは基盤面の裾引きの問題の原因は、空気中あ
るいは基盤表面の塩基性化合物が大きく関与していると
考えられている。露光により発生したレジスト膜表面の
酸は空気中の塩基性化合物と反応、失活し、PEBまで
の放置時間が長くなればそれだけ失活する酸の量が増加
するため、酸不安定基の分解が起こり難くなる。そのた
め、表面に難溶化層が形成され、パターンがT−トップ
形状となるものである。
【0006】従って、本発明は、これらの問題点を解決
した化学増幅ポジ型レジスト材料を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討を重ねた結
果、特にフェノール性水酸基の水素原子の一部が下記一
般式(1)で示される直鎖状、分岐状もしくは環状のア
セタール基で置換されたベース樹脂を用いた化学増幅ポ
ジ型レジスト材料において、常圧760mmHgでの沸
点が180℃以上のアルコール化合物を配合することが
有効であることを知見した。
【0008】即ち、上記の問題を解決するために、脱離
反応の活性化エネルギーが低く、高反応性の酸不安定基
が提案されている。高反応性脱離置換基としては、アセ
タール基が知られており、またアセタール基の脱離反応
過程では水分が必要であることが知られている。実際、
脱離反応が促進されるPEB中に水分、特に空気中の湿
度が低い場合、パターンが形成されないという問題が生
じた。
【0009】上記問題を解決するには、PEB中の湿度
を30%以上にすることが必要であることがわかった。
しかし、g線やi線のプロセスにおいては、ホットプレ
ートとプレートカップ中の温度や気流の流れを均一化す
ることによって温度コントロール精度を高めたり、プレ
ートカップの汚れを防止するためにベークカップに乾燥
窒素を流すプロセスが行われる場合があり、このときに
プレートカップの相対湿度が30%未満になる場合があ
る。従来のg,i線プロセスとのミックスアンドマッチ
を考えた場合、プロセスの変更という問題が生じる。こ
こで本発明者が種々検討した結果、常圧760mmHg
での沸点が180℃以上のアルコール化合物を添加する
ことによってアセタール基の脱離反応を促進し、水分が
欠如している雰囲気、例えば乾燥窒素気流雰囲気でもパ
ターンが形成可能であることを見出し、本発明をなすに
至った。
【0010】従って、本発明は、下記化学増幅ポジ型レ
ジスト材料を提供する。 〔I〕:常圧760mmHgでの沸点が180℃以上の
アルコール化合物を含む化学増幅ポジ型レジスト材料。
【0011】〔II〕:(A)有機溶剤、(B)フェノ
ール性水酸基の水素原子の10モル%以上が下記一般式
(1)で示される酸不安定基によって置換されている重
量平均分子量5,000〜100,000のベース樹
脂、(C)酸発生剤、(D)常圧760mmHgでの沸
点が180℃以上のアルコール化合物を含有することを
特徴とする化学増幅ポジ型レジスト材料。
【0012】
【化5】 (式中R1、R2はそれぞれ独立して水素原子又は炭素数
1〜10の直鎖状、分岐状もしくは環状のアルキル基を
示し、R3は炭素数1〜10のヘテロ原子を有していて
もよい1価の炭化水素基を示し、R1とR2、R1とR3
2とR3は環を形成してもよく、環を形成する場合には
1、R2、R3はそれぞれ炭素数1〜10の直鎖状又は
分岐状のアルキレン基を示す。)
【0013】〔III〕:(A)有機溶剤、(B)フェ
ノール性水酸基の水素原子の10モル%以上が下記一般
式(1)で示される酸不安定基によって置換され、かつ
フェノール性水酸基の水素原子の0モル%を超える割合
で下記一般式(2a)又は(2b)で示されるC−O−
C基を有する架橋基により分子内及び/又は分子間で架
橋されている重量平均分子量5,000〜100,00
0のベース樹脂、(C)酸発生剤、(D)常圧760m
mHgでの沸点が180℃以上のアルコール化合物を含
有することを特徴とする化学増幅ポジ型レジスト材料。
【0014】
【化6】 (式中R1、R2はそれぞれ独立して水素原子又は炭素数
1〜10の直鎖状、分岐状もしくは環状のアルキル基を
示し、R3は炭素数1〜10のヘテロ原子を有していて
もよい1価の炭化水素基を示し、R1とR2、R1とR3
2とR3は環を形成してもよく、環を形成する場合には
1、R2、R3はそれぞれ炭素数1〜10の直鎖状又は
分岐状のアルキレン基を示す。)
【0015】
【化7】 (式中、R4、R5は水素原子又は炭素数1〜8の直鎖
状、分岐状又は環状のアルキル基を示す。又は、R4
5とは環を形成してもよく、環を形成する場合には
4、R5は炭素数1〜8の直鎖状又は分岐状のアルキレ
ン基を示す。R6は炭素数1〜10の直鎖状又は分岐状
のアルキレン基、bは0又は1〜10の整数である。A
は、a価の炭素数1〜50の脂肪族もしくは脂環式飽和
炭化水素基、芳香族炭化水素基又はヘテロ環基を示し、
これらの基はヘテロ原子を介在していてもよく、またそ
の炭素原子に結合する水素原子の一部が水酸基、カルボ
キシル基、カルボニル基又はフッ素原子によって置換さ
れていてもよい。Bは−CO−O−、−NHCO−O−
又は−NHCONH−を示す。aは2〜8、a’は1〜
7の整数である。)
【0016】〔IV〕:(A)有機溶剤、(B)上記
〔II〕又は〔III〕記載のベース樹脂、(C)酸発
生剤、(D)常圧760mmHgでの沸点が180℃以
上のアルコール化合物、(E)下記一般式(3D)で示
される繰り返し単位を有する重量平均分子量が3,00
0〜300,000の高分子化合物を配合したことを特
徴とする化学増幅ポジ型レジスト材料。
【0017】
【化8】 (式中、R11は水素原子又はメチル基を示し、R12は炭
素数1〜8の直鎖状、分岐状又は環状のアルキル基を示
す。R13は−CR12OR3とは異なる酸不安定基であ
り、dは0又は正数、eは正数で、d+e=1であり、
0.5≦e/(d+e)≦1.0である。)
【0018】〔V〕:(A)有機溶剤、(B)上記〔I
I〕又は〔III〕記載のベース樹脂、(C)酸発生
剤、(D)常圧760mmHgでの沸点が180℃以上
のアルコール化合物、(F)酸不安定基を有する溶解阻
止剤を含有する化学増幅ポジ型レジスト材料。
【0019】〔VI〕:常圧760mmHgでの沸点が
180℃以上のアルコール化合物が炭素数6〜20の1
価のアルコール又は炭素数2〜20の2〜4価アルコー
ルである上記〔I〕乃至〔V〕のいずれか1項記載の化
学増幅ポジ型レジスト材料。
【0020】以下、本発明につき更に詳しく説明する
と、本発明の化学増幅ポジ型レジスト材料は、酸不安定
基を有し、酸によりこの酸不安定基が脱離することによ
ってアルカリ可溶性を示す高分子樹脂(ベース樹脂)
と、光、電子線等の照射により酸を発生する酸発生剤
と、必要により配合される酸不安定基を有する溶解阻止
剤と、更に通常、これら成分を溶解する有機溶剤とを含
む化学増幅ポジ型レジスト材料において、常圧760m
mHgでの沸点が180℃以上、特に190℃以上で、
25℃において液状であるアルコール化合物(D)を配
合したものである。このアルコール化合物は、1価ある
いは多価のいずれでもよいが、炭素数6〜20、特に6
〜16の1価アルコール、炭素数2〜20、特に2〜1
6の2〜4価のアルコールが好ましく、具体例として
は、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレンエ
ーテルグリコール、ポリエチレングリコール、2−ブチ
ル−2−エチル−1,3−プロパンジオール、ブタンジ
オールノニルアルコール、ネオペンチルグリコール、ト
リメチロールエタン、トリメチロールプロパン、トリド
デシルアルコール、デシルアルコール、チオジグリコー
ル、チオグリセロール、2,2−ジエチル−1,3−プ
ロパンジオール、ジエチレングリコールモノブチルエー
テル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、ジ
エチレングリコールモノメチルエーテル、オクタンジオ
ール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ト
リエチレングリコール、グリセリンなどが挙げられる。
添加量はレジスト組成物の0.01〜10%(重量%、
以下同じ)の範囲で、好ましくは0.05〜5%であ
る。添加量が少ないと効果が小さく、添加量が多いと解
像性が低下する場合がある。
【0021】本発明において、ベース樹脂(B)として
は、フェノール性水酸基の水素原子、特にポリヒドロキ
シスチレン又はその誘導体の水酸基の水素原子の一部が
酸不安定基によって保護されたものが好ましい。この場
合、このベース樹脂の重量平均分子量は、5,000〜
100,000とすることが好ましく、5,000に満
たないと成膜性、解像性に劣る場合があり、100,0
00を超えると解像性に劣る場合がある。
【0022】上記ベース樹脂の酸不安定基は、下記一般
式(1)で示されるアセタール基であることが好まし
く、ベース樹脂のフェノール性水酸基の水素原子の10
モル%以上、より好ましくは12モル%以上、更に好ま
しくは15モル%以上が式(1)の酸不安定基によって
置換されていることが好ましい。なお、ベース樹脂の水
酸基の水素原子の式(1)の酸不安定基による置換割合
の上限は80モル%、特に70モル%であることが好ま
しい。
【0023】
【化9】 (式中R1、R2はそれぞれ独立して水素原子又は炭素数
1〜10の直鎖状、分岐状もしくは環状のアルキル基を
示し、R6は炭素数1〜10のヘテロ原子を有していて
もよい1価の炭化水素基を示し、R1とR2、R1とR3
2とR3は環を形成してもよく、環を形成する場合には
1、R2、R3はそれぞれ炭素数1〜10の直鎖状又は
分岐状のアルキレン基を示す。)
【0024】ここで、炭素数1〜10のアルキル基の例
としては、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピ
ル、n−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−
ペンチル、イソペンチル、ヘキシル、ノニル、デシル、
シクロペンチル、シクロヘキシルなどが挙げられる。
【0025】R3としては、直鎖状、分岐状又は環状の
アルキル基、フェニル基、p−メチルフェニル基、p−
エチルフェニル基、p−メトキシフェニル基等のアルコ
キシ置換フェニル基等の非置換又は置換アリール基、ベ
ンジル基、フェネチル基等のアラルキル基等や、これら
の基に酸素原子を有する、或いは炭素原子に結合する水
素原子が水酸基に置換されたり、2個の水素原子が酸素
原子で置換されてカルボニル基を形成する下記式で示さ
れるようなアルキル基等の基を挙げることができる。
【0026】
【化10】
【0027】また、R1とR2、R1とR3、R2とR3が環
を形成する場合、R1、R2、R3はそれぞれ炭素数1〜
10の直鎖状又は分岐状のアルキレン基であるが、環の
炭素数は3〜10、特に4〜8であることが好ましく、
更に環には炭素数1〜8、特に1〜4のアルキル基が分
岐していてもよい。
【0028】具体的に式(1)の酸不安定基としては、
1−メトキシエチル基、1−エトキシエチル基、1−n
−プロポキシエチル基、1−tert−ブトキシエチル
基、シクロヘキシロキシエチル基、2−メトキシ−2−
プロピル基、2−エトキシ−2−プロピル基、1−メト
キシ−1−メチルエチル基、1−エトキシ−1−メチル
エチル基などの直鎖状あるいは分岐鎖状アセタール基、
テトラヒドロピラニル基、テトラヒドロフラニル基など
の環状アセタール基が挙げられる。
【0029】なお、酸不安定基としては、上記アセター
ル基以外の酸不安定基、例えば、tert−ブトキシ基
のようなアルコキシ基、トリメチルシリル基のようなア
ルキルシロキシ基、tert−ブトキシカルボニル基、
tert−ブトキシカルボニルメチル基等のtert−
ブチル誘導体の置換基などがポリマー分子中に同時に存
在してもかまわないし、ポリマーブレンドによって添加
することもできる。
【0030】上記ベース樹脂としては、特に下記式(3
A)で示されるものが好ましい。
【0031】
【化11】
【0032】式中、R1、R2、R3は上記と同様の意味
を示し、R11は水素原子又はメチル基を示し、R12は炭
素数1〜8の直鎖状、分岐状又は環状のアルキル基を示
し、R13は上記式(1)とは異なる酸不安定基であり、
例えばtert−ブトキシ基のようなアルコキシ基、ト
リメチルシリル基のようなアルキルシロキシ基、ter
t−ブトキシカルボニル基、tert−ブトキシカルボ
ニルメチル基等のtert−ブチル誘導体である。
【0033】cは正数、dは0又は正数、eは正数であ
り、c+d+e=1である。なお、c、d、e全体に対
するcの値(式(1)で示される酸不安定基の割合は上
述した通りであり、d、eは、好適には0≦d/(c+
d+e)≦0.5、更に好ましくは0≦d/(c+d+
e)≦0.4、0.4≦e/(c+d+e)≦0.9、
更に好ましくは0.6≦e/(c+d+e)≦0.8で
ある。dの全体に対する割合が0.5を超え、eの全体
に対する割合が0.9を超えるか、或いはeの全体に対
する割合が0.4に満たないと、アルカリ溶解速度のコ
ントラストが小さくなり、解像度が悪くなる場合があ
る。c、d、eはその値を上記範囲内で適宜選定するこ
とによりパターンの寸法制御、パターンの形状コントロ
ールを任意に行うことができる。
【0034】更に、ベース樹脂(B)としては、フェノ
ール性水酸基の水素原子、特にポリヒドロキシスチレン
又はその誘導体のフェノール性水酸基の水素原子が上述
した式(1)の酸不安定基によって上述した割合で部分
的に保護され、かつその水酸基の水素原子が0モル%を
超える割合、好ましくは1〜30モル%、更に好ましく
は3〜20モル%が下記一般式(2)で示される酸不安
定架橋基によって分子間又は分子内で架橋されたものを
使用することができる。なお、その重量平均分子量は
5,000〜100,000であることが好ましい。
【0035】
【化12】 (式中、R4、R5は水素原子又は炭素数1〜8の直鎖
状、分岐状又は環状のアルキル基を示す。又は、R4
5とは環を形成してもよく、環を形成する場合には
4、R5は炭素数1〜8の直鎖状又は分岐状のアルキレ
ン基を示す。R6は炭素数1〜10の直鎖状又は分岐状
のアルキレン基、bは0又は1〜10の整数である。A
は、a価の炭素数1〜50の脂肪族もしくは脂環式飽和
炭化水素基、芳香族炭化水素基又はヘテロ環基を示し、
これらの基はヘテロ原子を介在していてもよく、またそ
の炭素原子に結合する水素原子の一部が水酸基、カルボ
キシル基、カルボニル基又はフッ素原子によって置換さ
れていてもよい。Bは−CO−O−、−NHCO−O−
又は−NHCONH−を示す。aは2〜8、a’は1〜
7の整数である。)
【0036】この場合炭素数1〜10のアルキル基とし
ては、上記と同様のものが挙げられる。また、R4とR5
とが環を形成する場合、環の炭素数は3〜20、特に4
〜8であり、またその環の一部に炭素数1〜8、特に1
〜4のアルキル基が分岐していてもよい。
【0037】Aのa価の有機基は、具体的には、炭化水
素基として好ましくは炭素数1〜50、特に1〜40の
O、NH、N(CH3)、S、SO2等のヘテロ原子が介
在してもよい非置換又は水酸基、カルボキシル基、カル
ボニル基又はフッ素原子置換のアルキレン基、好ましく
は炭素数6〜50、特に6〜40のアリーレン基、これ
らアルキレン基とアリーレン基とが結合した基、上記各
基の炭素原子に結合した水素原子が脱離したa”価
(a”は3〜8の整数)の基が挙げられ、更にa価のヘ
テロ環基、このヘテロ環基と上記炭化水素基とが結合し
た基などが挙げられる。
【0038】具体的に例示すると、Aとして下記のもの
が挙げられる。
【0039】
【化13】
【0040】
【化14】
【0041】
【化15】
【0042】
【化16】
【0043】上記ベース樹脂としては、下記式(3
B)、(3C)で示されるものが好ましい。
【0044】
【化17】
【0045】
【化18】
【0046】式中、R1、R2、R3、R11、R12、R13
は上記と同様の意味を示し、Rは式(2a)又は(2
b)の架橋基である。cは正数、dは0又は正数、e、
fは正数であり、c+d+e+f=1である。なお、
c、d、e、fの全体に対するc、fの割合(式(1)
で示される酸不安定基の割合、式(2a)又は(2b)
の架橋基の割合)は上述した通りであり、d、eは、好
適には0≦d/(c+d+e+f)≦0.5、更に好ま
しくは0≦d/(c+d+e+f)≦0.4、0.4≦
e/(c+d+e+f)≦0.9、更に好ましくは0.
6≦e/(c+d+e+f)≦0.8である。dの全体
に対する割合が0.5を超え、eの全体に対する割合が
0.9を超えるか、或いはeの全体に対する割合が0.
4に満たないと、アルカリ溶解速度のコントラストが小
さくなり、解像度が悪くなる場合がある。c、d、e、
fはその値を上記範囲内で適宜選定することによりパタ
ーンの寸法制御、パターンの形状コントロールを任意に
行うことができる。
【0047】酸発生剤(C)としては、例えば、オニウ
ム塩、オキシムスルホン酸誘導体、ヒドロキシイミドス
ルホン酸エステル誘導体、2,6−ジニトロベンジルス
ルホン酸誘導体、ピロガロールスルホン酸エステル誘導
体、ジアゾナフトキノンスルホン酸エステル誘導体、
2,4−ビストリクロロメチル−6−アリール−1,
3,5−トリアジン誘導体、α,α’−ビスアリールス
ルホニルジアゾメタン誘導体、α,α’−ビスアルキル
スルホニルジアゾメタン誘導体等を挙げることができ
る。好ましくは、酸発生剤として下記一般式(4) (R7fMY (4) (但し、式中R7は同一又は異種の置換又は非置換芳香
族基、Mはヨードニウム又はスルホニウム、Yは置換又
は非置換のアルキル又はアリールスルホネートを示す。
fは2又は3を示す。)で示されるオニウム塩やα,
α’−ビスアリールスルホニルジアゾメタン誘導体、
α,α’−ビスアルキルスルホニルジアゾメタン誘導体
が用いられる。なお、これら酸発生剤の具体例としては
公知のものを挙げることができる。
【0048】酸発生剤の添加量は、全ベース樹脂100
重量部に対し0.2〜20重量部、好ましくは0.5〜
10重量部である。
【0049】なお、上記高分子化合物とは別のベース樹
脂(E)として、特に下記一般式(3D)で示される繰
り返し単位を有する重量平均分子量が3,000〜30
0,000の高分子化合物を配合することができる。こ
れにより、パターンの寸法制御、パターンの形状コント
ロールを任意に行うことができ、有利である。
【0050】
【化19】
【0051】式中、R11、R12、R13は上記と同様の意
味を示し、dは0又は正数、eは正数であり、d+e=
1である。これらの組成比は0≦d/(d+e)≦0.
6、好ましくは0.1≦d/(d+e)≦0.5、0.
5≦e/(d+e)≦1.0、好ましくは0.6≦e/
(d+e)≦0.9である。
【0052】このような高分子化合物は、重量平均分子
量が3,000〜300,000、好ましくは5,00
0〜30,000である必要がある。重量平均分子量が
3,000に満たないとレジスト材料が耐熱性に劣るも
のとなり、300,000を超えるとアルカリ溶解性が
低下し、解像性が悪くなる。
【0053】更に、このベース樹脂おいて、分子量分布
(Mw/Mn)が広い場合は低分子量や高分子量のポリ
マーが存在し、低分子量のポリマーが多く存在すると耐
熱性が低下する場合があり、高分子量のポリマーが多く
存在するとアルカリに対して溶解し難いものを含み、パ
ターン形成後の裾引きの原因となる場合がある。それ
故、パターンルールが微細化するに従ってこのような分
子量、分子量分布の影響が大きくなり易いことから、微
細なパターン寸法に好適に用いられるレジスト材料を得
るには、ベース樹脂の分子量分布は1.0〜2.5、特
に1.0〜1.5の狭分散であることが好ましい。
【0054】なお、このベース樹脂(E)の配合量と
(B)成分のベース樹脂との配合割合は、0:100〜
90:10の重量比が好ましく、特に0:100〜5
0:50が好適である。上記ベース樹脂(E)の配合量
が上記重量比より多いと、(B)成分のベース樹脂によ
る所望の効果が得られない場合がある。
【0055】更に、溶解阻止剤(F)としては、公知の
ものを使用することができるが、分子内に一つ以上酸に
よって分解する基(酸不安定基)を有する低分子量の化
合物やポリマーが好ましい。低分子量の化合物として
は、具体的にビスフェノールA誘導体が挙げられるが、
特にビスフェノールAの水酸基をtert−ブトキシ基
やtert−ブトキシカルボニルオキシ基、エトキシエ
チル基で置換した化合物が好ましい。溶解阻止剤の添加
量は、全ベース樹脂100重量部に対し0〜50重量
部、好ましくは10〜30重量部である。
【0056】有機溶剤(A)としては、シクロヘキサノ
ン、メチル−2−n−アミルケトン等のケトン類、3−
メトキシブタノール、3−メチル−3−メトキシブタノ
ール、1−メトキシ−2−プロパノール、1−エトキシ
−2−プロパノール等のアルコール類、プロピレングリ
コールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノメ
チルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテ
ル、エチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレ
ングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコール
ジメチルエーテル等のエーテル類、プロピレングリコー
ルモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコー
ルモノエチルエーテルアセテート、乳酸エチル、ピルビ
ン酸エチル、酢酸ブチル、メチル−3−メトキシプロピ
オネート、エチル−3−エトキシプロピオネート等のエ
ステル類などが挙げられ、これらの1種類を単独で又は
2種類以上を混合して使用することができる。
【0057】上記有機溶剤の使用量は特に制限されるも
のではないが、全ベース樹脂100重量部に対して10
0〜5,000重量部、特に300〜2,000重量部
とすることが好ましい。
【0058】また、成膜性を向上させるために、界面活
性剤を添加することは任意である。具体的には、パーフ
ルオロアルキルポリオキシエチレンエタノール、フッ素
化アルキルエステル、パーフルオロアルキルアミンオキ
サイド、パーフルオロアルキルEO付加物等が挙げら
れ、吸光性材料としては、ジアリールスルホオキシド、
ジアリールスルホン、9,10−ジメチルアントラセ
ン、9−フルオレノン等が挙げられる。
【0059】本発明のポジ型レジスト材料を使用してパ
ターン形成を行うためには、公知のリソグラフィー技術
を採用して行うことができ、例えばシリコンウェハー上
へスピンコーティング法によりレジスト材料を塗布し、
80〜150℃で30〜200秒間ベーク(プリベー
ク)した後、0.5〜2.0μm厚みのレジスト膜を形
成する。
【0060】その後、遠紫外線、電子線、X線等の光エ
ネルギー線を照射して、70〜140℃で30〜200
秒間ベーク(ポストエクスポジュアーベーク:PEB)
し、次いでアルカリ水溶液で現像することにより行うこ
とができる。なお、本発明材料は、特に高エネルギー線
の中でも波長254〜193nmの遠紫外線光、電子線
及びX線による微細パターン形成に最適であり、PEB
の雰囲気が非乾燥空気気流中であっても乾燥空気あるい
は乾燥窒素気流中であっても同様にパターン形成可能で
ある。
【0061】
【実施例】以下、実施例と比較例を示して本発明を具体
的に説明するが、本発明は下記実施例に限定されるもの
ではない。なお、各例中の部はいずれも重量部である。
【0062】〔実施例、比較例〕高沸点アルコール化合
物1〜4とPolym.1〜7で示される部分的に水酸
基が酸不安定基で保護されたポリヒドロキシスチレン
と、PAG.1〜3で示される酸発生剤と、DRI.
1、2で示される溶解阻止剤をプロピレングリコールモ
ノメチルエーテルアセテート(PGMEA)に溶解し、
レジスト組成物を調合し、更に各組成物を0.2μmの
テフロン製フィルターで濾過することにより、レジスト
液を調製した。
【0063】得られたレジスト液を、シリコンウェハー
にスピンコーティングし、ホットプレートを用いて10
0℃で90秒間ベークし、レジスト膜の厚みを0.8μ
mの厚さにした。
【0064】これをエキシマレーザーステッパー(ニコ
ン社製、NSR−2005EX8A,NA−0.5)を
用いて露光し、露光後、直ちに乾燥窒素5nl/min
の雰囲気下でホットプレート上で110℃で90秒間ベ
ークを施し、2.38%のテトラメチルアンモニウムヒ
ドロキシドの水溶液で60秒間現像を行うことにより、
ポジ型のパターンを得た。乾燥窒素5nl/minの関
係湿度は23℃で5%であった。
【0065】次に、同じレジスト膜を、エキシマレーザ
ーステッパー(ニコン社製、NSR−2005EX8
A,NA−0.5)を用いて露光し、露光後、直ちに関
係湿度45%の雰囲気下でホットプレート上で110℃
で90秒間ベークを施し、2.38%のテトラメチルア
ンモニウムヒドロキシドの水溶液で60秒間現像を行
い、ポジ型のパターンを得た。
【0066】得られたレジストパターンを次のように評
価した。結果を表1、2に示す。 評価方法:関係湿度45%でPEBを行ったウェハーの
0.35μmのラインアンドスペースを1:1で解像す
る露光量を最適露光量(Eop)として、この露光量に
おいて分離しているラインアンドスペースの最小線幅を
評価レジストの解像度とし、0.30μmパターンの形
状を、走査型電子顕微鏡を用いて観察した。
【0067】乾燥窒素気流中PEBを行ったウェハー
を、上記と同じ露光量の箇所の解像度と0.30μmパ
ターン形状を観察した。沸点180℃以上のアルコール
化合物を添加していない場合、何れもパターンが形成で
きなかったのに対して、添加した場合はパターン形成が
可能であった。
【0068】
【化20】
【0069】
【化21】
【0070】
【化22】
【0071】
【表1】 PGMEA:プロピレングリコールモノメチルエーテル
アセテート EL:乳酸エチル MMP:3−メトキシプロピオン酸メチル
【0072】
【表2】
【0073】
【発明の効果】本発明のレジスト材料は、PEBの雰囲
気が空気気流中であっても、乾燥空気或いは乾燥窒素気
流中であっても、良好にパターン形成することができ
る。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 常圧760mmHgでの沸点が180℃
    以上のアルコール化合物を含む化学増幅ポジ型レジスト
    材料。
  2. 【請求項2】 (A)有機溶剤、(B)フェノール性水
    酸基の水素原子の10モル%以上が下記一般式(1)で
    示される酸不安定基によって置換されている重量平均分
    子量5,000〜100,000のベース樹脂、 【化1】 (式中R1、R2はそれぞれ独立して水素原子又は炭素数
    1〜10の直鎖状、分岐状もしくは環状のアルキル基を
    示し、R3は炭素数1〜10のヘテロ原子を有していて
    もよい1価の炭化水素基を示し、R1とR2、R1とR3
    2とR3は環を形成してもよく、環を形成する場合には
    1、R2、R3はそれぞれ炭素数1〜10の直鎖状又は
    分岐状のアルキレン基を示す。)(C)酸発生剤、
    (D)常圧760mmHgでの沸点が180℃以上のア
    ルコール化合物を含有することを特徴とする化学増幅ポ
    ジ型レジスト材料。
  3. 【請求項3】 (A)有機溶剤、(B)フェノール性水
    酸基の水素原子の10モル%以上が下記一般式(1)で
    示される酸不安定基によって置換され、かつフェノール
    性水酸基の水素原子の0モル%を超える割合で下記一般
    式(2a)又は(2b)で示されるC−O−C基を有す
    る架橋基により分子内及び/又は分子間で架橋されてい
    る重量平均分子量5,000〜100,000のベース
    樹脂、 【化2】 (式中R1、R2はそれぞれ独立して水素原子又は炭素数
    1〜10の直鎖状、分岐状もしくは環状のアルキル基を
    示し、R3は炭素数1〜10のヘテロ原子を有していて
    もよい1価の炭化水素基を示し、R1とR2、R1とR3
    2とR3は環を形成してもよく、環を形成する場合には
    1、R2、R3はそれぞれ炭素数1〜10の直鎖状又は
    分岐状のアルキレン基を示す。) 【化3】 (式中、R4、R5は水素原子又は炭素数1〜8の直鎖
    状、分岐状又は環状のアルキル基を示す。又は、R4
    5とは環を形成してもよく、環を形成する場合には
    4、R5は炭素数1〜8の直鎖状又は分岐状のアルキレ
    ン基を示す。R6は炭素数1〜10の直鎖状又は分岐状
    のアルキレン基、bは0又は1〜10の整数である。A
    は、a価の炭素数1〜50の脂肪族もしくは脂環式飽和
    炭化水素基、芳香族炭化水素基又はヘテロ環基を示し、
    これらの基はヘテロ原子を介在していてもよく、またそ
    の炭素原子に結合する水素原子の一部が水酸基、カルボ
    キシル基、カルボニル基又はフッ素原子によって置換さ
    れていてもよい。Bは−CO−O−、−NHCO−O−
    又は−NHCONH−を示す。aは2〜8、a’は1〜
    7の整数である。) (C)酸発生剤、(D)常圧760mmHgでの沸点が
    180℃以上のアルコール化合物を含有することを特徴
    とする化学増幅ポジ型レジスト材料。
  4. 【請求項4】 (A)有機溶剤、(B)請求項2又は3
    記載のベース樹脂、(C)酸発生剤、(D)常圧760
    mmHgでの沸点が180℃以上のアルコール化合物、
    (E)下記一般式(3D)で示される繰り返し単位を有
    する重量平均分子量が3,000〜300,000の高
    分子化合物を配合したことを特徴とする化学増幅ポジ型
    レジスト材料。 【化4】 (式中、R11は水素原子又はメチル基を示し、R12は炭
    素数1〜8の直鎖状、分岐状又は環状のアルキル基を示
    す。R13は−CR12OR3とは異なる酸不安定基であ
    り、dは0又は正数、eは正数で、d+e=1であり、
    0.5≦e/(d+e)≦1.0である。)
  5. 【請求項5】 (A)有機溶剤、(B)請求項2又は3
    記載のベース樹脂、(C)酸発生剤、(D)常圧760
    mmHgでの沸点が180℃以上のアルコール化合物、
    (F)酸不安定基を有する溶解阻止剤を含有する化学増
    幅ポジ型レジスト材料。
  6. 【請求項6】 常圧760mmHgでの沸点が180℃
    以上のアルコール化合物が炭素数6〜20の1価のアル
    コール又は炭素数2〜20の2〜4価アルコールである
    請求項1乃至5のいずれか1項記載の化学増幅ポジ型レ
    ジスト材料。
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