JPH11151122A - 配線用家具 - Google Patents
配線用家具Info
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- JPH11151122A JPH11151122A JP33827697A JP33827697A JPH11151122A JP H11151122 A JPH11151122 A JP H11151122A JP 33827697 A JP33827697 A JP 33827697A JP 33827697 A JP33827697 A JP 33827697A JP H11151122 A JPH11151122 A JP H11151122A
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Abstract
構造で容易に連結でき、また、単独状態での使用,連結
状態での使用のいずれであっても、床から立上げた配線
の内部への取込みが容易であり、しかも、立上げた配線
が外部から見えないため見晴えも良好である一方、上面
からの投込み配線が全長に亘って可能であると共に、デ
スクの前面のみならず、デスクの側面にも配置可能な配
線ダクト機能を具備した配線用家具を提供すること。 【解決手段】 デスクに隣接して自立配設されることに
より前記デスク上のOA機器類へ接続される配線を内部
に収納できるように形成したほぼ箱状をなす配線用家具
において、この家具のフレームFを、正面から視て横長
の略門型をなす枠体1,2を前後で平行に配置し、か
つ、並べた枠体1,2における左右の柱部材1a,1b、2
a,2b同士を、前記フレームFの内側において平面から
視て横向き凹状をなす連結部材3で連結すると共に、連
結した柱部材1a,1b、2a,2b同士の左右外側端面を着脱
自在のプレート状部材11又は12で塞いだ。
Description
るために様々な形態で配置されるデスクに隣接して並
べ、前記デスク上で使用されるいわゆるOA機器類の電
源線や信号線、或は、これらの線に接続された各種のコ
ネクタ等(以下、単に「配線」という)を収容して前記
OA機器類に接続される配線を、合理的、かつ、見晴え
よく処理できるようにした配線用家具に関するものであ
る。
く進展し、オフィス内では個々人が夫々に様々なOA機
器を使用するようになった。このような業務形態の変化
に伴い、デスクの上で使用するOA機器に接続される配
線が大量になり、その配線の取扱が懸案となっている。
の幕板側を例えば二重壁構造としその内部を配線の収納
ダクトとして利用できるようにした構造のデスクや、デ
スクの前面投影形状と同形状の平面からみて前後幅が薄
い横長の箱状体を形成し、この箱状体をデスクの前面に
一体結合したり、対向配置するデスク同士の前面の間に
挾持させて並べるようにした独立タイプの配線ダクトが
多数提案されており、これらの中には実用に供されてい
るものもある。
する手法は、デスク自体の構造が複雑になり、製造手間
がかかってコスト高になり易い上に、重量も嵩むことか
ら移動の容易性に欠ける憾みがあり、また、デスクとは
別に形成される箱状の配線ダクトは、デスク側に上記の
ような問題点は生じないものの、その形態がデスクの正
面形状と略同大の正面形状で、平面から視て薄い横長の
箱状体であること等に起因し、配線の処理形態に問題が
ある。
前記配線ダクト内に取込むことが容易でなかったり、立
上げた配線が外部から見えたり、或は、デスク上に既設
のOA機器の配線を前記配線ダクトの上面から直接当該
ダクト内に取込むのに、いわゆる投げ込み配線ができな
いなどの諸点である。
成された配線ダクトを、個々のデスクの前面側に夫々に
並べて配置する発想のものであるため、配線ダクト同士
が連結出来ない構造であり、複数本を直線状に並べて使
う場合には、各ダクトの隣接するダクトとの境界部にそ
れらダクトの構造部材による障害物があるため、配線の
収納スペースが障害物なく貫通せず、それ故にダクトの
直列方向に亘る長い配線は、連結された配線ダクト上面
の任意の箇所からいわゆる投げ込み収納が不可能であ
り、このため複数の配線ダクトを直線状に並べた状態で
は各ダクト間で配線を迷走させざるを得ないという問題
がある。
配線ダクトの現状に鑑み、独立して使用できることは勿
論、簡潔な構造で容易に連結でき、また、単独状態での
使用,連結状態での使用のいずれであっても、床から立
上げた配線の内部への取込みが容易であり、しかも、立
上げた配線が外部から見えないため見晴えも良好である
一方、上面からの投込み配線が全長に亘って可能である
と共に、デスクの前面のみならず、デスクの側面にも配
置可能な配線ダクト機能を具備した配線用家具を提供す
ることを、課題とするものである。
を目的としてなされた本発明配線用家具の構成は、デス
クに隣接して自立配設されることにより前記デスク上の
OA機器類へ接続される配線を内部に収納できるように
形成したほぼ箱状をなす配線用家具において、この家具
のフレームを、正面から視て横長の略門型をなす枠体を
前後で平行に配置し、かつ、並べた枠体における左右の
柱部材同士を、前記フレームの内側において平面から視
て横向き凹状をなす連結部材で連結すると共に、連結し
た柱部材同士の左右外側端面を着脱自在のプレート状部
材で塞いだことを特徴とするものである。
フレームの左,右側面にボルト,ナット等による連結用
部材を係合するための穴又は切欠を設け、前記フレーム
同士をそれらの長さ方向に並べ対向した前記穴又は切欠
にボルト,ナット等の連結用部材を係合することによ
り、複数の前記フレームを長さ方向に連結することがで
きる。また、カバー部材と蓋部材は、フレームの長さ
(正面幅)と同じ長さに形成したものを取付ける。
け単独で使用する場合、又は、複数本を長さ方向で連結
して使用する場合のいずれにおいても自立配置可能であ
り、また、単独,連結いずれの態様で使用する場合にお
いても、外側に位置するフレームの左,右の外側面に、
エンドプレート又はエンドパネルを着脱自在に取付けた
状態に形成して使用することができる。エンドパネルを
取付けると、本発明の配線用家具はデスクの配置ブース
状に形成されるから、この配線用家具に対するデスク配
置形態の自由度が高まる。
部材には、開閉自在のキャップを具備した配線挿通口、
又は、拡縮自在の柔軟性スリット部材を具備した配線挿
通溝を設け、前記挿通口と挿通溝により配線挿通部を形
成しておくとよい。この場合、前記挿通溝はフレーム上
面の全長に亘り形成されているので、2本以上のフレー
ムを接続したとき、挿通溝同士が間に障害物なく全フレ
ームの中を貫通できるように形成することができる。こ
の点は、前記挿通溝の下方に形成される配線収容部につ
いても同様である。
梁部材には、側断面略凹状をなすトレー部材を着脱自
在、かつ、前記梁部材上で移動自在に設ける。これによ
り、蓋部材側から投込まれた配線、或は、床側から立上
げられた配線の余長部分は外部に露出することなく前記
トレー部材上にスマートに載置収容することができる。
図に拠り説明する。図1は本発明の配線用家具の一例に
おいてフレームの前後面にカバー部材を取付けない状態
を示す縦断側面図、図2は図1の本発明配線用家具にカ
バー部材を取付け、かつ、蓋部材の配線等挿通溝から挿
通させて衝立状の机上パネルの支脚を設けた例を示す縦
断側面図、図3は図2の本発明配線用家具においてエン
ドプレートを取付けた状態の側端部の平断面図、図4は
図3の本発明配線用家具においてエンドプレートの外側
に補助プレートを取付けた状態の平断面図、図5は蓋部
材の配線挿通溝を通して取付けた机上パネル等の支持金
具の例を示す側断面図、図6は3本の本発明家具の構成
部材を示す斜視図、図7は本発明配線用家具の使用状態
の一例を説明する平面図、図8は本発明配線用家具の使
用状態の他の例の平面図、図9は本発明配線用家具の連
結用アタッチメントの一例の平面図、図10は連結用アタ
ッチメントの別例の平面図、図11は図10の連結用アタッ
チメントの高さ方向中間を省略した斜視図である。
1bは正面から視て左,右に位置する垂直な柱部材で、図
の例では角パイプにより形成されているがパイプの断面
形状は角形以外でもよく、また、パイプに代え型材によ
り形成してもよい。1c,1dは、前記柱部材1a,1bの上端
と中間よりも少し下方に位置付けて、当該左右の柱部材
1a,1b間に架設固定した上,下の梁部材で、これら二種
類の部材1a〜1dにより、正面から見て横長の略門型をな
す一つの枠体1を形成する。本発明では、この枠体1と
同じ柱部材2a,2bと梁部材2c,2dを用いて枠体1と同形
態大きさに形成した枠体2を、前記枠体1と前後に平行
に並べ、前後に並べた枠体1,2の左側と右側とにおい
て、前後に位置する柱部材1a,2b、同1b,2a同士の上,
下部の2箇所を、平面から視て断面が横向き略凹状をな
す連結部材3の凹部を内側に向けて、該部材3により連
結することにより、4本の柱部材1a,1b、2a,2bによっ
て自立可能な本発明配線用家具のフレームFを形成す
る。
3,図4に見るように平面から見ると対称な形態である
が、同一構造であるから、本発明では枠体1又は2のい
ずれか一方を造り、同じ枠体の表裏を逆にして使用すれ
ば、構成部品の準備,製造手間の上で有利になる。ま
た、フレームFにおいて、上位の梁部材1c,2cは、下位
の梁部材1d,2cと断面形状が異なるが、これを同じ断面
形状とするのは任意である。図示した例では、上位の梁
部材1c,2cは、その上半部が柱部材1a,1b、同2a,2bの
前面から後述するカバー部材4,5の厚み分に見合うよ
うに、突出した突出断面11c,21cを具備して形成されて
いる。
前記の連結部材3の下位の部材の下方に位置する柱部材
1a,2b、同1b,2aの間に着脱自在に狭持させて装着した
プレート状の脚部カバーで、前記連結部材3とこのカバ
ー3a、並びに、各柱部材1a,2b、又は、同1b,2aとが形
成する脚部に沿った平面視略矩形の空間Sが、床から立
上げられる配線、或は、床に向け垂下させる配線の挿通
路となる。
材1a,1b、同2a,2bに側面に形成した連結用部材の係止
部となる穴で、この例では連結用部材としてボルト,ナ
ット(図示せず)を使用するが、連結用部材は、ボル
ト,ナットに限られず、専用の連結金具を用いることも
できる。また、上記穴1e,2eも連結用部材の係止部とし
て機能すれば穴に代わる切欠であってもよい。
例としてスナップボタンタイプのファスナ等によって着
脱自在に取付けた幕板状のカバー部材で、カバー部材
4,5の正面幅は、前記フレームFにおける枠体1,2
正面幅と同等に形成されている。このカバー部材4,5
の上,下幅は、図6の例では多少狭目に形成されている
が、フレームFの上,下幅一ぱいに形成してもよく、上
下幅の大きさは、設計上,デザイン上の問題で任意に形
成できる。図示した例では、カバー部材4,5の上端
と、梁部材1c,2cの突出断面11c,21cの下端との間に
は、デザイン上の凹状目地4a,5aが形成されるようにカ
バー部材4,5の上下幅と取付け位置が調整されてい
る。
ームの全長に亘り開放された上面に被着する蓋部材で、
ここでは次のように構成されている。フレームFにおけ
る上位の梁部材1c,2cにおける突出断面11c,21cの上面
12c,22cには、梁部材1c,2cと同長の2本の縁部材7,
7が取付けられると共に、両梁部材1c,2cの上位対向面
に、蓋部材6を下から支持するためにブラケット状の駒
部材8の複数個が、前記対向面において梁部材1c,2cの
長さ方向にスライド可能に取付けられている。なお、駒
部材8は、図1では左側の駒部材8のみ図示し、右側の
それは省略してある。また、その他の図には前記駒部材
8は表わされていない。ここで、縁部材7,7における
内側立壁面7a,7aは、合成樹脂成形品で形成され、蓋部
材6を係止するため凹状をなす係止部7b,7bに形成され
ている。
の梁部材1c,2cの上面に夫々に形成した係止部7bと駒部
材8の上に、それぞれ支持される垂下脚部6b,6cを設け
た2本の蓋本体6a,6aと、対向した脚部6c,6cの対向面
にそれぞれに設けた柔軟なゴム又はプラスチック製の2
本のスリット部材6d,6dにより形成されている。そし
て、上記の蓋本体6aは、一例としてその長さ方向の2箇
所以上に開口部6eを設け、この開口部に開閉自在のキャ
ップ6fを装着して形成されている。この構成によって、
前記スリット部材6d,6dの当接対向面の拡縮する隙間
が、フレームFの内部空間に対する配線等の挿通溝とし
て機能し、前記キャップ付きの開口部6eが、フレームF
の内部空間に対する配線挿通口として機能する。
の梁部材1c,2c、同1d,2dの上に載置した断面略凹状の
トレー部材で、このトレー部材10は、前記梁部材1c,2
c、同1d,2cの長さ方向にスライド自在に設けて、床か
ら立上げられた配線、或は、上記の配線挿通部6d,6eか
ら挿通される配線の収挿部として機能するものである。
このためトレー部材10は、梁部材1c,2c、1d,2dの長さ
の1/2〜1/3程度の長さのものが、一段当り2枚〜
3枚用いられている。
材4,5、並びに、蓋部材6を着脱自在に取付けたフレ
ームFにおいて、このフレームFの左右の側面に着脱自
在に装着したエンドプレートで、前記フレームFにおけ
る左,右の側端面は、後述するようにフレームF同士の
連結部に形成されるが、連結しない場合にはその側端面
が外部に露出しないようにするためのカバーとして設け
られる。前記フレームFの左右側端には、前記エンドプ
レート11に代え、図6に例示するエンドパネル12を装着
することもある。この点については、後に説明する。図
4において、11aは、エンドプレート11とデスクの側面D
sの前端dfの間に生じる隙間Dgを埋めるため、柱部材1
a,2bに着脱自在に取付けて前記エンドプレート11と協
働する補助プレートである。
部において、上記の梁部材1c,2cの上部に支持させて取
付けた机上パネルTP等を取付けるための支持ポスト
で、前記梁部材1c,2cの上面12c,22cの間に架設される
ベース部材13aと、このベース部材13aにビス13cによっ
て止められることにより当該ベース部材13aと協働して
梁部材1c,2cの内面側を上,下から挟持する挾持部材13
bと、前記ベース部材13aの中央部に溶接等により固定立
設された短管状のポスト部材13dとにより形成されてい
る。
仮想線で示す長目のポスト部材13d′に机上パネルTP
の下部に垂設した支杆P1を挿入して机上パネルTPを本
発明配線用家具の中心上に支持立設する。また、図5に
実線で示すように、第二ポスト部材14を先端部に立設し
たクランク状をなすブラケットBの基部b1を、上記長目
のポスト部材13d′の手前側に実線で示したポスト部材1
3dの上端に、ネジ止めb2や溶接などにより取付け、この
第二ポスト部材14にタスクライト等の付属機器を支持さ
せて取付けることができるように形成されている。支持
ポスト13は、梁部材1c,2cにおける長さ方向の任意の位
置に配置できるので、図5に例示した机上パネルTPを
支持する長目のポスト部材13d′と、ブラケットBを支
持するポスト部材13dは、互に干渉することなく設ける
ことができる。また、支持ポスト13を形成するベース部
材13aと挾持部材13bは、連結されたフレームFにおける
上位の梁部材1c,2c同士がそれらの端面で直接突合せ状
態で当接接続しているから、連結した梁部材1c,2cの長
さ方向の任意の箇所(継ぎ目を含む)に位置させること
ができる。なお、支持ポスト13を設けるとその各ポスト
部材13d,13d′は、蓋部材6における2本のスリット部
材6d,6dの間から蓋部材6の上面側へ突出する。
例を構成するので、以下に本発明配線用家具の使用形態
例について、図6〜図8により説明する。
示すように、基本的には、カバー部材4,5、蓋部材6
を装着したフレームFの2本以上を、長さ方向で突合せ
状態に並べ、それらの対向した連結穴1e,2eに、ボル
ト,ナット等による連結用部材を係止させると共に、連
結されたフレームFにおいて左,右の外側端面に位置し
たフレームFの外側面にエンドプレート11、又は、エン
ドパネル12を取付けて使用する。エンドプレート11を取
付ける場合には、補助プレート11aを使用することがあ
る。
する4本のフレームFを連結したフレーム連結体にエン
ドパネル12を取付けた状態の本発明配線用家具と、前記
パネル12に代えエンドプレート11を取付けた本発明配線
用家具をオフィス内の床上に配置し、各フレーム連結体
におけるカバー部材4,5に、デスクDをその天板の長
さ方向が直交する向き、又は、平行な向きで当接させて
レイアウトすることにより、各デスクDの天板上で使用
するOA機器(図示せず)の配線を、蓋部材6を外して
各フレームFの上面にその全長に亘って形成される開放
部から内部に形成された配線収容部に直接投げ込んだ
り、或は、施着された状態の蓋部材6における蓋本体6a
の開口部6eやスリット部材6d,6dの間からフレームFの
内部からコンセント等の接続器を具備した配線を引出
し、前記OA機器側の配線と接続するようにした状態を
示す平面図である。各フレームFは連結用部材により連
結一体化されているので、エンドパネル12を取付けなく
ても自立し、従って、この図7に示したようなデスク配
列が可能なのである。
ーム連結体の左,右の外側端にエンドプレート11を取付
けた状態の本発明配線家具を挾むようにしてフレームの
両側に8本のデスクDを各デスクDの天板の長さ方向が
前記フレームFの長さ方向に沿うように配設した例で、
この場合も、図7の例と同様に各デスクDの上で使用す
るOA機器のための配線をフレームFの内部に形成され
る配線収容部に収納して、見晴えよく処理することがで
きる。なお、図8の連結した各フレームFにおいて、そ
れらの前後面にカバー部材4,5を取付けるか否かは、
任意である。
線用家具は、2本以上の本発明配線用家具のフレームF
同士を、直接、それらの連結穴1e,2eにおいて長さ方向
で直列的に接続して使用する態様を示したものである
が、本発明配線用家具は、図9,図10の平面図に例示し
たような三方向乃至は四方向用の連結アタッチメントJM
1,JM2を使用すれば、直線状のみならず、この例では平
面から視て三叉状乃至は十字状に連結した配線態様を採
ることが出来る。
は、図の例ではカバー部材4,5を装着した状態のフレ
ームFの左,右の側端面の前後幅と同一幅の接合面Jf
を、図9の例では120度間隔で3面、図10の例では90度
間隔で4面を具備して形成されている。これらのアタッ
チメントJM1,JM2では、各接合面Jfは、接合されるフレ
ームFの左,右の側端面に、柱部材1a,2bにより形成さ
れる縦スリット状の隙間と同幅の縦方向の隙間gを形成
し、この隙間gの上,下部を連結金具mにより結合して
いる。この金具mは、フレームFの連結部材3と同一仕
様のものを、フレームFにおける連結部材3と同じ高さ
に設けられている。
11にアタッチメントJM2により例示するように各接合面J
fに、本発明配線用家具のフレームFにおける左,右側
端面に設けた連結用のボルト穴1e,2eと対応する位置
に、ボルト穴Bhが形成されている。従って、この連結用
アタッチメントJM1,JM2に対する前記フレームFの結合
は、両者の対向するボルト穴1e,2e、同Bhにボルト,ナ
ット等の連結用部材を通して係止することにより行う。
図11において、CaはこのアタッチメントJM2の上端に被
着する帽子状のキャップで、アタッチメントJM1につい
ては、図9に示した平面形状と同形状のキャップ(図示
せず)が被着される。
は、図示しないが、2つの接合面Jfを、ヒンジ又は軸を
介して蝶番状に任意角度に開閉できる形態で接続すると
共に、2つの接合面Jfの非接続側に、一例として蛇腹状
に拡縮自在の接続壁部材を設けて形成することにより、
この連結用アタッチメントを介して接続される本発明配
線用家具を、このアタッチメントにおいて任意の角度に
配向することが可能になる。
れを単独又は連結して配置した場合において、各フレー
ムの左,右側端は、その前後の柱部材と、これらを夫々
に連結する横向き凹状の連結部材、或は、前記左右側に
おける前後の柱部材外側面側に装着される脚部カバー,
エンドプレート,エンドパネルによって、床からフレー
ム内に配置されたトレー側に立上げられる配線、又は、
トレー側から床側に立下げられる配線が、前記の各部材
によって囲まれるフレームの内部側空間を挿通させれる
こととなるので、フレームの柱部材に沿って立上げたり
立下げられる配線は、フレームからはみ出すことがな
く、また、フレームの外側からも見えることがないとい
う固有の効果を奏する。
本体からオーバハングしたデスクの前端面に配すると、
デスク本体と本発明配線用家具との間に隙間が生じる
が、この隙間に対しては、フレームの左,右側端に設け
たエンドプレートに補助プレートを具備させることによ
り、前記隙間を塞ぐようにしたので、本発明配線用家具
とデスクの外観上の一体化を図ることができて、見映え
が良好になるほか、上記の立上り配線を外部から見えな
いようにする遮蔽効果を助長する。
明配線用家具は、それ自体でも自立可能であるが、広幅
のエンドパネルを左,右の外側端に設けることにより、
本発明配線用家具全体がデスク配置用のブース状に形成
されるから、従来の配線用家具のように、必ずデスクの
前面に配置してそのデスクと結合させたり、対向させた
デスクの間に挾持した形で支持する必要がなくなり、デ
スクとの相対位置関係の自由度がきわめて高くなる。
前後面にカバー部材を取付けない状態を示す縦断側面
図。
け、かつ、蓋部材の配線等挿通溝から挿通させて衝立状
の机上パネルの支脚を設けた例を示す縦断側面図。
トを取付けた状態の側端部の平断面図。
トの外側に補助プレートを取付けた状態の平断面図。
ル等の支持金具の例を示す側断面図。
平面図。
図。
例の平面図。
省略した斜視図。
Claims (8)
- 【請求項1】 デスクに隣接して自立配設されることに
より前記デスク上のOA機器類へ接続される配線を内部
に収納できるように形成したほぼ箱状をなす配線用家具
において、この家具のフレームを、正面から視て横長の
略門型をなす枠体を前後で平行に配置し、かつ、並べた
枠体における左右の柱部材同士を、前記フレームの内側
において平面から視て横向き凹状をなす連結部材で連結
したことを特徴とする配線用家具。 - 【請求項2】 デスクに隣接して自立配設されることに
より前記デスク上のOA機器類へ接続される配線を内部
に収納できるように形成したほぼ箱状をなす配線用家具
であって、この家具のフレームを、正面から視て横長の
略門型をなす枠体を前後で平行に配置し、かつ、並べた
枠体を連結部材で連結した配線用家具において、前記柱
部材同士の左右外側端面を着脱自在のプレート状部材で
塞いだことを特徴とする配線用家具。 - 【請求項3】 デスクに隣接して自立配設されることに
より前記デスク上のOA機器類へ接続される配線を内部
に収納できるように形成したほぼ箱状をなす配線用家具
において、この家具のフレームを、正面から視て横長の
略門型をなす枠体を前後で平行に配置し、かつ、並べた
枠体における左右の柱部材同士を、前記フレームの内側
において平面から視て横向き凹状をなす連結部材で連結
すると共に、連結した柱部材同士の左右外側端面を着脱
自在のプレート状部材で塞いだことを特徴とする配線用
家具。 - 【請求項4】 プレート状部材は、フレームの左,右の
柱部材の下方部に装着される脚カバーと、前記フレーム
の左,右側端面の外幅と略同一幅のエンドプレートであ
る請求項2又は3の配線用家具。 - 【請求項5】 エンドプレートは、フレームをデスク天
板の前端側に配置したとき、そのデスク本体の前端側と
前記エンドプレートの側端に生じる隙間を閉塞する補助
プレートを具備する請求項4の配線用家具。 - 【請求項6】 プレート状部材は、フレームの左,右の
柱部材の下方部に装着される脚カバーと、前記フレーム
の左,右側端面の外幅よりも十分大きな幅のエンドパネ
ルである請求項2又は3の配線用家具。 - 【請求項7】 フレームは、パイプ材又は型材による柱
部材と該両柱部材を繋ぐ上,下の梁部材とを具備して正
面視略門型に形成した枠体を前後平行に並べ、前後の枠
体における左側の柱部材同士及び右側の柱部材同士を、
夫々に連結部材により連結して上面を前記フレームの全
長に亘り開放して形成し、上面開放部に前記フレームと
同長に形成しかつ配線挿通部を具備した蓋部材を着脱自
在に設けた請求項1〜5のいずれかの配線用家具。 - 【請求項8】 フレームの左,右側面にボルト,ナット
等による連結用部材を係合するための穴又は切欠を設
け、このフレーム同士をそれらの長さ方向に並べ対向し
た前記穴又は切欠にボルト,ナット等の連結用部材を係
合することにより、複数の前記フレームを長さ方向に連
結した請求項1〜7のいずれかの配線用家具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33827697A JP3761312B2 (ja) | 1997-11-25 | 1997-11-25 | 配線用家具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33827697A JP3761312B2 (ja) | 1997-11-25 | 1997-11-25 | 配線用家具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11151122A true JPH11151122A (ja) | 1999-06-08 |
JP3761312B2 JP3761312B2 (ja) | 2006-03-29 |
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- 1997-11-25 JP JP33827697A patent/JP3761312B2/ja not_active Expired - Fee Related
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