JPH11150963A - 振動型駆動装置およびこれを用いた装置 - Google Patents

振動型駆動装置およびこれを用いた装置

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JPH11150963A
JPH11150963A JP9313626A JP31362697A JPH11150963A JP H11150963 A JPH11150963 A JP H11150963A JP 9313626 A JP9313626 A JP 9313626A JP 31362697 A JP31362697 A JP 31362697A JP H11150963 A JPH11150963 A JP H11150963A
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friction
sliding
sliding portion
rotor
vibration
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JP9313626A
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English (en)
Inventor
Atsushi Kimura
篤史 木村
Hajime Kanazawa
元 金沢
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動体摩擦層がロータとの摺動により摩耗し
て摩擦層の地材が露出すると、モータが動かなくなる。 【解決手段】 電気−機械エネルギー変換により振動が
励起される振動部材(振動体)1とこの振動部材に圧接
する接触部材(ロータ)2とを相対的に摩擦駆動する振
動型駆動装置において、振動部材および接触部材のうち
一方の部材(例えば、ロータ)に、他方の部材(例え
ば、振動体)の摩擦面幅よりも狭い摩擦面幅を有する第
1摺動部2dと、この第1摺動部の摩擦面から他方の部
材の摩擦層9c′の厚さtより小さい寸法H分後退した
摩擦面を有する第2摺動部2cとを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、振動波モータ等と
称される振動型駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来多用されている振動波モータには、
円環型および円板型のものや棒状タイプのもの等があ
り、円環型のものと棒状タイプのものは光学機器等に搭
載されている。以下、棒状タイプの振動波モータについ
て図12から図15を用いて説明する。
【0003】図12において、101は振動体であり、
金属等からなる弾性体109,110と、これら弾性体
109,110の間に挟持された圧電素子群111とで
構成されている。弾性体109はモータの骨格部材とな
るボルト状の支持棒105の大径のネジ部105aに螺
着され、弾性体110は支持棒105の大径の頭部10
5bにより押されて弾性体109との間に圧電素子群1
11を狭持している。弾性体109の上端には、図13
に詳しく示すように、摩擦リング109cが接合されて
いる。
【0004】102は弾性体109の上端面に対向配置
されたロータであり、このロータ102の下端部には接
触バネ部102aが形成され、この接触バネ部102a
の先端に設けられた摺動部102dの下端摩擦面が摩擦
リング109cの摩擦面に圧接されている。接触バネ部
102aは、図13に示すように、主にモータ径方向に
たわむ薄肉のバネ部102bと、モータ軸と略直角に延
びるバネ部102cとから構成されている。
【0005】ロータ102には出力ギヤ104が嵌着固
定されており、このギヤ104はベアリング103の外
輪に嵌着されている。ベアリング103の内輪はモータ
取付け用フランジ106に嵌着固定され、フランジ10
6は支持棒105の先端部近傍部分105cに嵌着固定
されている。
【0006】また、ロータ102の内周部にはバネ受け
107が嵌着固定されており、バネ受け107の振動子
側端部と出力ギヤ104の端部との間にはロータ102
の摺動部102dを摩擦リング109cに圧接させるた
めの加圧バネ108が配置されている。
【0007】このように構成された振動波モータにおい
て、圧電素子群111に互いに位相が90度ずれた交流
電圧を印加すると、これら圧電素子群の伸縮によって振
動子101には図12に矢印で示す方向への首振り運動
が生ずる。接触面(振動子101の上面)からみると、
この振動は1波の進行波に相当する。この振動子101
に、接触バネ部102aを有するロータ102を加圧接
触させると、ロータ102は波頭付近の1カ所のみで弾
性体109と接触し、逆方向に回転駆動される。この出
力はロータ102とベアリング103の外輪に嵌着され
たギヤ104とにより外部に取り出される。
【0008】なお、棒状振動波モータでは、支持棒10
5の先端に取り付けられたフランジ106も一体の系と
して振動子101の固有モードをフランジ106の振動
振幅が非常に小さくなるように設計している。ロータ1
02の本環は慣性質量が十分大きく、振動子101の加
振によって振動が励起されないように設計されている。
また、ロータ102の接触バネ部102aは固有振動数
が振動子の駆動周波数よりも十分高く、振動に追従する
ように設計されている。
【0009】また、振動子101の摩擦リング109c
には、アルミニウム製の基材(アルミ地)109c″の
表層をアルマイト処理することによって耐摩耗性を高め
た摩擦層109c′を形成したものが用いられている。
また、ロータ102は耐摩耗性の高いステンレス鋼で形
成され、焼入れをしてさらに耐摩耗性を向上させてい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
振動波モータでは、ロータ摺動部102dの摩擦面幅が
摩擦リング109cの摩擦面幅よりも狭いために、図1
4に示すように、摺動部102dと摩擦リング109c
との摺動によって主に摩擦リング109cが摩耗してわ
だちが形成されていき、最後は図15に示すように、ア
ルマイト層(摩擦層)109c′が完全に削られてアル
ミ地109c″が露出し、このアルミ地109c″と摺
動部102dとが接触するようになる。このような状態
になると、モータがほとんど動かなくなるという問題が
ある。
【0011】しかも、アルミ地109c″と摺動部10
2dとが接触したまま動くと、本来再利用が可能な摺動
部102dがアルミニウムで荒れてしまい、再利用がで
きなくなるという問題もある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明では、電気−機械エネルギー変換により振動
が励起される振動部材(振動体)とこの振動部材に圧接
する接触部材(ロータ)とを相対的に摩擦駆動する振動
型駆動装置において、振動部材および接触部材のうち一
方の部材(例えば、ロータ)に、他方の部材(例えば、
振動体)の摩擦面幅よりも狭い摩擦面幅を有する第1摺
動部と、この第1摺動部の摩擦面から他方の部材の摩擦
層の厚さより小さい寸法分後退した摩擦面を有する第2
摺動部とを設けている。
【0013】すなわち、振動体とロータの第1摺動部と
の摺動により振動体の摩擦面(摩擦層)に形成されたわ
だちがある程度(振動体の摩擦層が完全に削られない程
度)深くなると、ロータの第2摺動部が振動体の摩擦面
における上記わだち以外の部分に接触して、駆動装置が
全く動かなくなるような事態を防止することができるよ
うにしている。
【0014】なお、上記駆動装置において、一方の部材
における本体部と第1摺動部との間にバネ部が設けられ
ている場合には、このバネ部を第2摺動部としてもよい
が、バネ部の中間位置にこのバネ部の端面から突出する
よう第2摺動部を形成することにより、モータ性能の低
下を極力抑えるようにしてもよい。
【0015】また、上記一方の部材を、本体部材と第1
および第2摺動部とを有する摺動部材とを接合して構成
してもよい。
【0016】さらに、上記他方の部材を、本体部材に摩
擦部材を接合して構成してもよい。この場合、アルミニ
ウム製摩擦部材の表層をアルマイト処理して摩擦層を形
成してもよいし、摩擦部材の表面にメッキ、溶射又は樹
脂コーティングを施して摩擦層を形成してもよい。ま
た、摩擦部材そのもの(全体)を摩擦層として用いても
よい。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1には、本発
明の第1実施形態である振動波モータ(振動型駆動装
置)を示している。1は振動体(振動部材)であり、金
属等からなる弾性体9,10と、これら弾性体9,10
の間に挟持された圧電素子群11とで構成されている。
弾性体9はモータの骨格部材となるボルト状の支持棒5
の大径のネジ部5aに螺着され、弾性体10は支持棒5
の大径の頭部5bにより押されて弾性体9との間に圧電
素子群11を狭持している。弾性体9の上端には、図3
に詳しく示すように、摩擦リング9cが接合されてい
る。
【0018】2は弾性体9の上端面に対向配置されたロ
ータ(接触部材)であり、このロータ2の下端部には接
触バネ部2aが形成されている。この接触バネ部2aの
先端にはモータ軸方向に延びる摺動部(請求の範囲にい
う第1摺動部)2dが設けられており、摺動部2dの下
端摩擦面は摩擦リング9cの摩擦面(摩擦層9c′)に
圧接されている。なお、接触バネ部2aは、図3に示す
ように、主にモータ径方向にたわむ薄肉のバネ部2b
と、モータ軸と略直角(モータ径方向)に延びるバネ部
(請求の範囲にいうバネ部であり、第2摺動部)2cと
から構成されている。
【0019】ロータ2には出力ギヤ4が嵌着固定されて
おり、このギヤ4はベアリング3の外輪に嵌着されてい
る。ベアリング3の内輪はモータ取付け用フランジ6に
嵌着固定され、フランジ6は支持棒5の先端部近傍部分
5cに嵌着固定されている。また、ロータ2の内周部に
はバネ受け7が嵌着固定されており、バネ受け7の振動
子側端部と出力ギヤ4の端部との間にはロータ2の摺動
部2dを摩擦リング9cに圧接させるための加圧バネ8
が配置されている。
【0020】図2には、振動子1に設けられている圧電
素子群11の配置と分極パターンと圧電素子の構成とを
示している。圧電素子群11は、A相駆動信号が印加さ
れるA相圧電素子11a,11bと、B相駆動信号が印
加されるB相圧電素子11c,11dと、共振検出用の
S相圧電素子11eとから構成されている。各圧電素子
11a〜11eは中心線を境に左右反転して分極されて
おり、各圧電素子11a〜11eの間には不図示の電極
板が挿入されている。
【0021】次に、この振動波モータの駆動原理につい
て簡単に説明する。A相圧電素子11a,11bだけに
交流電圧を印加すると、これら圧電素子の伸縮によって
振動子1には図10における紙面に水平な方向の1次曲
げ固有振動が励起される。また、B相圧電素子11c,
11dだけに交流電界を印加すると、上記紙面に垂直な
方向の振動が励起される。そして、A相によって励起さ
れる水平方向振動と、B相によって励起される垂直方向
振動とを時間的に90度位相を違えて加えると、振動子
1には長手軸に対して右または左回りの円運動が発生す
る。
【0022】弾性体9は変位拡大のための周溝9aを有
するため、弾性体9の先端には図10に矢印で示す方向
への首振り運動が生ずる。接触面(振動子1の上面)か
らみると、この振動は1波の進行波に相当する。この振
動子1に、接触バネ部2aを有するロータ2を加圧接触
させると、ロータ2は波頭付近の1カ所のみで弾性体9
と接触し、逆方向に回転駆動される。この出力はロータ
2とベアリング3の外輪に嵌着されたギヤ4とにより外
部に取り出され、この振動波モータを駆動源として備え
た光学機器等の装置における駆動対象を駆動する。
【0023】なお、棒状振動波モータでは、支持棒5の
先端に取り付けられたフランジ6も一体の系として振動
子1の固有モードをフランジ6の振動振幅が非常に小さ
くなるように設計している。ロータ2の本環は慣性質量
が十分大きく、振動子1の加振によって振動が励起され
ないように設計されている。また、ロータ2の接触バネ
部2aは固有振動数が振動子の駆動周波数よりも十分高
く、振動に追従するように設計されている。
【0024】また、振動子1の摩擦リング9cには、ア
ルミニウム製の基材(アルミ地)9c″の表層をアルマ
イト処理することによって耐摩耗性を高めた摩擦層9
c′を形成したものが用いられている。また、ロータ2
は耐摩耗性の高いステンレス鋼で形成され、焼入れをし
てさらに耐摩耗性を向上させている。
【0025】さらに、本実施形態では、図3に詳しく示
すように、ロータ2の摺動部2dの下端接触面aからバ
ネ部2cの下端面cまでの寸法Hを、摩擦リング9cの
摩擦層9c′の厚さtよりも小さく設定している(例え
ばt≒30μm,H≒20μm)。すなわち、バネ部2
cの下端面cを、摺動部2dの下端接触面aから寸法H
(<t)分、摩擦リング9c側と反対方向に後退させて
いる。
【0026】このように構成された振動波モータでは、
ロータ2の摺動部2dの摩擦面幅が摩擦リング9cの摩
擦面幅よりも狭いために、図4に示すように摺動部2d
と摩擦層9c′との摺動によって摩擦層9c′が摩耗
し、わだちが生じる。しかし、ロータ2の摺動部分を上
記のように構成することにより、わだちがある程度(上
記寸法H程度)深くなると、摺動部2dの下端接触面a
が摩擦リング9cのアルミ地9c″の上端面bに達する
前に、バネ部2cの下端面が摩擦層9c′におけるわだ
ち以外の部分に接触する。そして、この後は、主として
バネ部2cと摩擦層9c′との間の摩擦によりモータ駆
動が行われることになる。
【0027】このため、摺動部2dと摩擦層9c′との
間の摩擦によりモータ駆動される場合に比べてモータ性
能は低下するものの、モータが全く作動しなくなるとい
った事態は発生しなくなる。さらに、摺動部2dの下端
接触面aがアルミ地9c′に接触することがないため、
摺動部2dの下端接触面aがアルミで荒れず、振動子1
(弾性体9)を交換すればそのままロータ2を再利用す
ることができる。
【0028】(第2実施形態)図5には、本発明の第2
実施形態である振動波モータの摺動部分を示している。
なお、本実施形態は、第1実施形態のモータの摺動部分
の構成を変形したものであり、第1実施形態と共通する
構成要素については第1実施形態と同符号を付す。 本
実施形態では、ロータ12のバネ部12cの先端に設け
られた第1摺動部12d1の下端接触面a1からバネ部
12cの下端面との間の寸法を、第1実施形態に比べて
大きく設定するとともに、バネ部12cの下端面におけ
る径方向中間位置に摩擦リング9c側に突出する第2摺
動部12d2を設けている。ここで、第1摺動部12d
1の下端接触面a1から第2摺動部12d2の下端接触
面a2までの寸法Hは、摩擦リング9cの摩擦層9c′
の厚さtよりも小さい。すなわち、第2摺動部12d2
の下端接触面a2は第1摺動部12d1の下端接触面a
1から寸法H(<t)分、摩擦リング9c側と反対方向
に後退している。
【0029】このように構成された振動波モータでも、
ロータ12の第1摺動部12d1の摩擦面幅が摩擦リン
グ9cの摩擦面幅よりも狭いために、図6に示すように
第1摺動部12d1と摩擦層9c′との摺動によって摩
擦層9c′が摩耗し、わだちが生じる。しかし、ロータ
12の摺動部分を上記のように構成することにより、わ
だちがある程度(上記寸法H程度)深くなると、第1摺
動部12d1の下端接触面a1が摩擦リング9cのアル
ミ地9c″の上端面bに達する前に、第2摺動部12d
2の下端接触面a2が摩擦層9c′におけるわだち以外
の部分に接触する。そして、この後は、主として第2摺
動部12d2と摩擦層9c′との間の摩擦によりモータ
駆動が行われることになる。
【0030】このため、第1摺動部12d1と摩擦層9
c′との間の摩擦によりモータ駆動される場合に比べて
モータ性能は低下するものの、低下の度合いは第1実施
形態のものに比べて少ない。また、第1実施形態と同様
に、第1摺動部12d1の下端接触面a1がアルミ地9
c′に接触することがないため、第1摺動部12d1の
下端接触面a1がアルミで荒れず、振動子1(弾性体
9)を交換すればそのままロータ12を再利用すること
ができる。
【0031】(第3実施形態)図7には、本発明の第3
実施形態である振動波モータの摺動部分を示している。
なお、本実施形態においても、第1および第2実施形態
と共通する構成要素についてはこれら実施形態と同符号
を付す。
【0032】第1および第2実施形態では、ロータ2,
12に接触バネ部2a,12aを一体形成した場合につ
いて説明したが、本実施形態では、ロータ22を、本環
部材(本体部材)23と摺動部材24とを接着や溶接な
どで接合して構成している。摺動部材24は、モータ軸
方向に延びる摺動部(請求の範囲にいう第1摺動部)2
4dとモータ軸に略直角(モータ径方向)に延びて本環
部材23に接合されるるバネ部(請求の範囲にいう第2
摺動部)24cとからなる円盤状に形成されており、摺
動部24dの下端接触面aからバネ部24cの下端面c
までの寸法Hは、摩擦リング9cの摩擦層9c′の厚さ
tよりも小さく設定されている。すなわち、バネ部24
cの下端面cを、摺動部24dの下端接触面aから寸法
H(<t)分、摩擦リング9c側と反対方向に後退させ
ている。なお、本実施形態では、バネ部24cと本環部
材23の下端部とからなる部分22aが第1および第2
実施形態の接触バネ部に相当する。
【0033】このように構成された振動波モータでも、
ロータ22の摺動部24dと摩擦リング9cの摩擦層9
c′との摺動によって摩擦層9c′が摩耗し、わだちが
生じるが、ロータ22の摺動部分を上記のように構成す
ることにより、わだちがある程度(上記寸法H程度)深
くなると、摺動部24dの下端接触面aが摩擦リング9
cのアルミ地9c″の上端面bに達する前に、バネ部2
4cの下端面cが摩擦層9c′におけるわだち以外の部
分に接触する。そして、この後は、主としてバネ部24
cと摩擦層9c′との間の摩擦によりモータ駆動が行わ
れることになる。
【0034】このため、摺動部24dと摩擦層9c′と
の間の摩擦によりモータ駆動される場合に比べてモータ
性能は低下するものの、モータが全く作動しなくなると
いった事態は発生しなくなる。さらに、摺動部24dの
下端接触面aがアルミ地9c′に接触することがないた
め、摺動部24dの下端接触面aがアルミで荒れず、振
動子1(弾性体9)を交換すればそのままロータ22を
再利用することができる。
【0035】また、本実施形態のロータ22は、本環部
材23と摺動部材24とが別体になっているので、本環
部材23を焼結やダイカスト成型方法などで作り、摺動
部材24をプレス加工で作ることができるので、大幅な
コストダウンを図ることができる。
【0036】(第4実施形態)図8には、本発明の第4
実施形態である振動波モータの摺動部分を示している。
なお、本実施形態においても、第1および第2実施形態
と共通する構成要素についてはこれら実施形態と同符号
を付す。
【0037】第1および第2実施形態では、ロータ2,
12に接触バネ部2a,12aを一体形成した場合につ
いて説明したが、本実施形態では、ロータ32を、本環
部材(本体部材)33と摺動部材34とを接着や溶接な
どで接合して構成している。摺動部材34は、モータ軸
方向に延びる摺動部(請求の範囲にいう第1摺動部)3
4dとモータ軸に略直角(モータ径方向)に延びるバネ
部(請求の範囲にいう第2摺動部)34cと、モータ軸
方向に延びて本環部材33に接合されるバネ部34bと
からなるカップ状に形成されており、摺動部34dの下
端接触面aからバネ部34cの下端面bまでの寸法H
は、摩擦リング9cの摩擦層9c′の厚さtよりも小さ
く設定されている。すなわち、バネ部34cの下端面c
を、摺動部34dの下端接触面aから寸法H(<t)
分、摩擦リング9c側と反対方向に後退させている。な
お、本実施形態では、バネ部34b,cからなる部分3
2aが第1および第2実施形態の接触バネ部に相当す
る。
【0038】このように構成された振動波モータでも、
ロータ32の摺動部34dと摩擦リング9cの摩擦層9
c′との摺動によって摩擦層9c′が摩耗し、わだちが
生じるが、ロータ32の摺動部分を上記のように構成す
ることにより、わだちがある程度(上記寸法H程度)深
くなると、摺動部34dの下端接触面aが摩擦リング9
cのアルミ地9c″の上端面bに達する前に、バネ部3
4cの下端面が摩擦層9c′におけるわだち以外の部分
に接触する。そして、この後は、主としてバネ部34c
と摩擦層9c′との間の摩擦によりモータ駆動が行われ
ることになる。このため、摺動部34dと摩擦層9c′
との間の摩擦によりモータ駆動される場合に比べてモー
タ性能は低下するものの、モータが全く作動しなくなる
といった事態は発生しなくなる。さらに、摺動部34d
の下端接触面aがアルミ地9c′に接触することがない
ため、摺動部24dの下端接触面aがアルミで荒れず、
振動子1(弾性体9)を交換すればそのままロータ22
を再利用することができる。
【0039】また、本実施形態のロータ22は、本環部
材23と摺動部材24とが別体になっているので、本環
部材23を焼結やダイカスト成型方法などで作り、摺動
部材24をプレス加工で作ることができるので、大幅な
コストダウンを図ることができる。
【0040】さらに、摺動部材34をカップ状に形成し
て本環部材33に接合しているので、第3実施形態に比
べて接合強度を向上させることができる。
【0041】(第5実施形態)図9には、本発明の第5
実施形態である振動波モータの摺動部分を示している。
なお、本実施形態においても、第1および第2実施形態
と共通する構成要素についてはこれら実施形態と同符号
を付す。
【0042】第3実施形態では、摺動部材24のバネ部
24cの平らな下端面を第2摺動部として用いる場合に
ついて説明したが、本実施形態では、摺動部材44を、
モータ軸方向に延びる第1摺動部44d1とモータ軸に
略直角(モータ径方向)に延びて本環部材43に接合さ
れるるバネ部44cとからなる円盤状に形成し、さらに
バネ部44cの径方向中間位置にプレスにより摺動リブ
(請求の範囲にいう第2摺動部)44d2を形成してい
る。
【0043】そして、第1摺動部44d1の下端接触面
aから摺動リブ44d2の下端cまでの寸法Hは、摩擦
リング9cの摩擦層9c′の厚さtよりも小さく設定さ
れている。すなわち、摺動リブ44d2の下端cを、第
1摺動部44d1の下端接触面aから寸法H(<t)
分、摩擦リング9c側と反対方向に後退させている。な
お、本実施形態では、バネ部44cおよび本環部材43
の下端部からなる部分42aが第1および第2実施形態
の接触バネ部に相当する。
【0044】このように構成された振動波モータでも、
ロータ42の第1摺動部44d1と摩擦リング9cの摩
擦層9c′との摺動によって摩擦層9c′が摩耗し、わ
だちが生じるが、ロータ42の摺動部分を上記のように
構成することにより、わだちがある程度(上記寸法H程
度)深くなると、第1摺動部44d1の下端接触面aが
摩擦リング9cのアルミ地9c″の上端面bに達する前
に、摺動リブ44d2の下端面cが摩擦層9c′におけ
るわだち以外の部分に接触する。そして、この後は、主
として摺動リブ44d2と摩擦層9c′との間の摩擦に
よりモータ駆動が行われることになる。
【0045】このため、第1摺動部44d1と摩擦層9
c′との間の摩擦によりモータ駆動される場合に比べて
モータ性能は低下するものの、この低下の程度は第3実
施形態のものに比べて小さい。さらに、第1摺動部44
d1の下端接触面aがアルミ地9c′に接触することが
ないため、第1摺動部44d1の下端接触面aがアルミ
で荒れず、振動子1(弾性体9)を交換すればそのまま
ロータ42を再利用することができる。
【0046】また、本実施形態のロータ42は、第3実
施形態と同様に、本環部材43と摺動部材44とが別体
になっているので、本環部材43を焼結やダイカスト成
型方法などで作り、摺動部材44をプレス加工で作るこ
とができるので、大幅なコストダウンを図ることができ
る。
【0047】(第6実施形態)図10には、本発明の第
6実施形態である振動波モータの摺動部分を示してい
る。なお、本実施形態においても、第1および第2実施
形態と共通する構成要素についてはこれら実施形態と同
符号を付す。
【0048】第4実施形態では、摺動部材34のバネ部
34cの平らな下端面を第2摺動部として用いる場合に
ついて説明したが、本実施形態では、摺動部材54を、
モータ軸方向に延びる第1摺動部54d1とモータ軸に
略直角(モータ径方向)に延びるバネ部54cとモータ
軸方向に延びて本環部材53に接合されるバネ部54b
とからなるカップ状に形成し、さらにバネ部54cの径
方向中間位置にプレスにより摺動リブ(請求の範囲にい
う第2摺動部)54d2を形成している。
【0049】そして、第1摺動部54d1の下端接触面
aから摺動リブ54d2の下端cまでの寸法Hは、摩擦
リング9cの摩擦層9c′の厚さtよりも小さく設定さ
れている。すなわち、摺動リブ54d2の下端cを、第
1摺動部54d1の下端接触面aから寸法H(<t)
分、摩擦リング9c側と反対方向に後退させている。な
お、本実施形態では、バネ部54b,cからなる部分5
2aが第1および第2実施形態の接触バネ部に相当す
る。
【0050】このように構成された振動波モータでも、
ロータ52の第1摺動部54d1と摩擦リング9cの摩
擦層9c′との摺動によって摩擦層9c′が摩耗し、わ
だちが生じるが、ロータ52の摺動部分を上記のように
構成することにより、わだちがある程度(上記寸法H程
度)深くなると、第1摺動部54d1の下端接触面aが
摩擦リング9cのアルミ地9c″の上端面bに達する前
に、摺動リブ54d2の下端面cが摩擦層9c′におけ
るわだち以外の部分に接触する。そして、この後は、主
として摺動リブ54d2と摩擦層9c′との間の摩擦に
よりモータ駆動が行われることになる。
【0051】このため、第1摺動部54d1と摩擦層9
c′との間の摩擦によりモータ駆動される場合に比べて
モータ性能は低下するものの、この低下の程度は第4実
施形態のものに比べて小さい。さらに、第1摺動部54
d1の下端接触面aがアルミ地9c′に接触することが
ないため、第1摺動部54d1の下端接触面aがアルミ
で荒れず、振動子1(弾性体9)を交換すればそのまま
ロータ52を再利用することができる。
【0052】また、本実施形態のロータ52は、第4実
施形態と同様に、本環部材53と摺動部材54とが別体
になっているので、本環部材53を焼結やダイカスト成
型方法などで作り、摺動部材54をプレス加工で作るこ
とができるので、大幅なコストダウンを図ることができ
る。
【0053】なお、以上説明した第1から第6実施形態
では、摩擦リング9として、アルミ地9c″の表層にア
ルマイト処理をして摩擦層9c′を形成したものを用い
た場合について説明したが、摩擦リングとして、別の地
材料の表面にメッキ、溶射、樹脂コーティングなどの処
理をすることにより摩擦層を形成したものを用いてもよ
い。
【0054】(第7実施形態)図11には、第6実施形
態にて説明したモータに、摩擦リング59cとして、セ
ラミックなどの表面処理が必要のない材料を用いた場合
を示している。すなわち、摩擦リング59c全体が摩擦
層になる場合である。
【0055】この場合、第1摺動部54d1の下端接触
面aから摺動リブ54d2の下端cまでの寸法Hは、摩
擦リング9c(摩擦層)の厚さt′よりも小さく設定す
ればよい。
【0056】なお、上記第1から第7実施形態では、本
発明を棒状振動波モータに適用した場合について説明し
たが、本発明は棒状タイプに限らず、円環型や円板型の
振動波モータ、さらには直進型の振動波駆動装置にも適
用できる。
【0057】また、上記各実施形態では、振動体側に摩
擦リングを設け、ロータ側に第1および第2摺動部を設
けた場合について説明したが、ロータ側に摩擦リングを
設け、振動体側に第1および第2摺動部を設けてもよ
い。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
振動部材と接触部材のうち一方の部材に設けられた第1
摺動部と他方の部材の摩擦面(摩擦層)との摺動により
この摩擦面に形成されたわだちがある程度(振動体の摩
擦層が完全に削られない程度)深くなると、上記一方の
部材に形成された第2摺動部が上記摩擦面におけるわだ
ち以外の部分に接触するので、駆動装置が全く動かなく
なるような事態を防止することができる。
【0059】なお、上記一方の部材における本体部と第
1摺動部との間にバネ部が設けられている場合に上記バ
ネ部の中間位置にこのバネ部の端面から突出するよう第
2摺動部を形成すれば、バネ部の端面自体を第2摺動部
として用いる場合に比べて、モータ性能の低下を抑える
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態である棒状振動波モータ
の断面図である。
【図2】上記振動波モータにおける圧電素子群の構成図
である。
【図3】上記振動波モータにおける摺動部分の拡大図で
ある。
【図4】上記摺動部分の摩耗が進んだ状態を示す拡大図
である。
【図5】本発明の第2実施形態である棒状振動波モータ
の摺動部分の拡大図である。
【図6】上記第2実施形態の摺動部分の摩耗が進んだ状
態を示す拡大図である。
【図7】本発明の第3実施形態である棒状振動波モータ
の摺動部分の拡大図である。
【図8】本発明の第4実施形態である棒状振動波モータ
の摺動部分の拡大図である。
【図9】本発明の第5実施形態である棒状振動波モータ
の摺動部分の拡大図である。
【図10】本発明の第6実施形態である棒状振動波モー
タの摺動部分の拡大図である。
【図11】本発明の第7実施形態である棒状振動波モー
タの摺動部分の拡大図である。
【図12】従来の棒状振動波モータの断面図である。
【図13】従来の棒状振動波モータの摺動部分の拡大図
である。
【図14】従来の棒状振動波モータの摺動部分の摩耗が
進んだ状態を示す拡大図である。
【図15】従来の棒状振動波モータの摺動部分の摩耗が
進んだ状態を示す拡大図である。
【符号の説明】
1,101 振動子 11,111 圧電素子群 9,10,109,110 弾性体 9c,59c,109c 摩擦リング 2,12,22,32,42,52,102 ロータ 23,33,43,53 (ロータの)本環部材 24,34,44,54,(ロータの)摺動部材 2a,12a,22a,32a,42a,52a,10
2a 接触バネ部 2d,12d1,24d,34d,44d1,54d1
第1摺動部 2c,12d2,24c,34c,44d2,54d
2,102c 第2摺動部 4,104 出力ギヤ 5,105 支持棒 6,106 フランジ 7,107 バネ受け 8,108 ロータ加圧バネ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気−機械エネルギー変換により振動が
    励起される振動部材とこの振動部材に圧接する接触部材
    とを相対的に摩擦駆動する振動型駆動装置において、 前記振動部材および前記接触部材のうち一方の部材に、
    他方の部材の摩擦面幅よりも狭い摩擦面幅を有する第1
    摺動部と、この第1摺動部の摩擦面から前記他方の部材
    の摩擦層の厚さより小さい寸法分後退した摩擦面を有す
    る第2摺動部とを設けたことを特徴とする振動型駆動装
    置。
  2. 【請求項2】 前記一方の部材における本体部と前記第
    1摺動部との間に、前記他方の部材の摩擦面にほぼ平行
    に延びるバネ部が設けられており、 このバネ部を前記第2摺動部としたことを特徴とする請
    求項1に記載の振動型駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記一方の部材における本体部と前記第
    1摺動部との間にバネ部が設けられており、 前記第2摺動部は、前記バネ部から突出して形成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の振動型駆動装
    置。
  4. 【請求項4】 前記一方の部材は、本体部材と、前記第
    1および第2摺動部とを有する摺動部材とを接合して構
    成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれ
    かに記載の振動型駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記摺動部材がプレス加工により形成さ
    れたことを特徴とする請求項4に記載の振動型駆動装
    置。
  6. 【請求項6】 前記本体部材が、焼結成形法又はダイカ
    スト成形法により作られたことを特徴とする請求項4又
    は5に記載の振動型駆動装置。
  7. 【請求項7】 前記他方の部材は、本体部材にアルミニ
    ウム製摩擦部材を接合して構成されており、 前記他方の部材の摩擦層が前記摩擦部材の表層をアルマ
    イト処理して形成されたことを特徴とする請求項1から
    6のいずれかに記載の振動型駆動装置。
  8. 【請求項8】 前記他方の部材は、本体部材に摩擦部材
    を接合して構成されており、 前記他方の部材の摩擦層が前記摩擦部材の表面にメッ
    キ、溶射又は樹脂コーティングを施して形成されたこと
    を特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の振動型
    駆動装置。
  9. 【請求項9】 前記他方の部材は、本体部材に摩擦部材
    を接合して構成されており、 前記摩擦部材の全体が前記他方の部材の摩擦層を構成し
    ていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記
    載の振動型駆動装置。
  10. 【請求項10】 請求項1から9のいずれかに記載の振
    動型駆動装置を駆動源として備えていることを特徴とす
    る装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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