JPH1115085A - 再生装置および再生方法 - Google Patents

再生装置および再生方法

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JPH1115085A
JPH1115085A JP9162218A JP16221897A JPH1115085A JP H1115085 A JPH1115085 A JP H1115085A JP 9162218 A JP9162218 A JP 9162218A JP 16221897 A JP16221897 A JP 16221897A JP H1115085 A JPH1115085 A JP H1115085A
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light
film
diffused
reproducing
irradiating
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Toshiyuki Shirasu
俊行 白須
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Sony Corp
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B31/00Associated working of cameras or projectors with sound-recording or sound-reproducing means
    • G03B31/02Associated working of cameras or projectors with sound-recording or sound-reproducing means in which sound track is on a moving-picture film
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/002Recording, reproducing or erasing systems characterised by the shape or form of the carrier
    • G11B7/003Recording, reproducing or erasing systems characterised by the shape or form of the carrier with webs, filaments or wires, e.g. belts, spooled tapes or films of quasi-infinite extent
    • G11B7/0032Recording, reproducing or erasing systems characterised by the shape or form of the carrier with webs, filaments or wires, e.g. belts, spooled tapes or films of quasi-infinite extent for moving-picture soundtracks, i.e. cinema
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/135Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector
    • G11B7/1398Means for shaping the cross-section of the beam, e.g. into circular or elliptical cross-section

Abstract

(57)【要約】 【課題】 映画フィルムの長手方向の傷の影響を受けに
くい、光量の充分な拡散光を得ることができるようにす
るとともに、装置を小型かつ低コストで構成することが
できるようにする。 【解決手段】 映画フィルム1の左または右のパーフォ
レーションの、さらに左側または右側には、ディジタル
音声がドット状のピットとして記録されたSトラックま
たはPトラックがそれぞれ形成されている。LED51
からの光は、楕円拡散板52において拡散され、拡散角
が映画フィルム1の長手方向より幅方向の方が大きい拡
散光とされて、Pトラックに照射される。そして、Pト
ラックを透過した透過光は、レンズ42Aを介すること
により、ラインセンサ43A上に集光され、ラインセン
サ43Aでは、その光が光電変換されることにより、デ
ィジタル音声が再生される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、再生装置および再
生方法に関し、特に、例えば、映画フィルムに記録され
たディジタル音声データなどを再生する場合に用いて好
適な再生装置および再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来の映画フィルムの一例の構
成を示している。
【0003】この映画フィルム1は、例えば、映画館で
用いられる35mmの映画フィルムで、その幅方向の両
端には、走行同期をとるための送り穴としてのパーフォ
レーションが所定の間隔ごとに形成されている。また、
その幅方向の中央部分には、画像が光学的に記録された
ピクチャフレーム(いわゆるコマ)が形成されている。
ここで、ピクチャフレームの長手方向の長さは、例え
ば、19.05mmで、1ピクチャフレームに対し、パ
ーフォレーションは、例えば、左右に4個ずつ形成され
ている。
【0004】ピクチャフレームと、右のパーフォレーシ
ョン(図8において、向かって右のパーフォレーショ
ン)との間には、アナログトラックが設けられており、
そこには、アナログの音声信号が、光学的に形成されて
いる。
【0005】ところで、近年における一般家庭へのCD
(Compact Disc)プレーヤその他のディジタルオーディ
オ機器の普及に伴い、映画の音声にも、ディジタル化の
要請が高まってきている。そこで、最近では、映画フィ
ルムに、アナログ音声の他、ディジタル音声も記録し、
通常は、ディジタル音声を用い、アナログ音声をバック
アップとして用いる手法が広まってきている。
【0006】映画フィルムにディジタル音声を記録する
方法は、様々なものが提案されているが、そのうちの1
つとして、図8に示すように、左または右のパーフォレ
ーションのさらに左側または右側に、Pトラックまたは
Sトラックそれぞれを設け、そこにドット状のピットを
形成することでディジタル音声を記録する、SDDS
(Sony Dynamic Digital Sound)(商標)方式と呼ばれ
るものがある。SDDS方式では、例えば、図9に示す
ように、幅方向が24ミクロンで、長手方向が22.5
ミクロンの長方形状のピット(ドット)が、ディジタル
音声に対応して、光学的に記録される。なお、長手方向
のピッチは、例えば、26.5ミクロンとされている。
【0007】ディジタル音声が記録されたPトラックお
よびSトラックの再生は、例えば、幅方向に形成された
ピット列を1単位として、長手方向に行われていく。
【0008】即ち、図10は、ディジタル音声を再生す
る再生方法の原理を示している。
【0009】例えば、LED(発光ダイオード)101
やハロゲンランプなどの光源から発光された光は、光フ
ァイバ101を介して、映画フィルム1のPトラックお
よびSトラックに照射される。PトラックおよびSトラ
ックに照射された光は、そこに形成されたピットに対応
して透過し、その透過光は、レンズ103に入射する。
レンズ103では、映画フィルム1からの透過光が、例
えば、ラインCCD(Charge Coupled Device)などの
ラインセンサ104上に集光され、ラインセンサ104
では、その光が光電変換されることにより、幅方向の1
ライン分のドットに対応した電気信号とされる。この電
気信号は、デコーダ105に供給され、そこで、ディジ
タル音声に復号されて、アンプ106を介して、スピー
カ107から出力される。
【0010】なお、SDDS方式では、例えば、画像が
映写されるスクリーン中心(センタ)、その左右(レフ
ト、ライト)、センタとレフトの中間(レフトセン
タ)、センタとライトの中間(ライトセンタ)、サブウ
ーハ、レフトサラウンド、ライトサラウンドの8チャン
ネルの音声出力が可能とされている。
【0011】また、SDDS方式では、ミニディスク
(商標)で採用されているATRAC(Adaptive TRans
form Acourstic Coding)と呼ばれる符号化方式によっ
て、ディジタル音声が符号化されており、これにより、
データの圧縮率は、約1/5となっている。デコーダ1
05では、このATRAC方式で符号化されたデータの
復号化などが行われる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上のよう
なPトラックおよびSトラックの再生を行う場合におい
ては、その読み取り特性を、ある程度維持するために、
ラインセンサ104における光量分布の平坦化が要求さ
れる。ここで、光量分布の平坦化とは、映画フィルム1
全体が均一に透明であるとした場合に、ラインセンサ1
04の出力が、図11に示すように、ほぼ平坦になるこ
とをいい、具体的には、ラインセンサ104の、あるラ
インにおける最低出力と最高出力との比(最低出力/最
高出力)が、所定の規格値以上となることを意味する。
【0013】このように、ラインセンサ104の、いわ
ばS/N(Signal/Noise)を所定値以上とするには、ラ
インセンサ104のピクセル位置によらず、各ピクセル
への到達光量をほぼ一定にする必要がある。
【0014】また、映画フィルム1は、図12(A)に
示すように、ベース上に乳剤の層が形成されて構成され
ており、ディジタル音声としてのピットは、乳剤を化学
的に変色させることで形成されている。そして、その映
写は、映画フィルム1を長手方向に走行させることで行
われるため、同図(B)に示すように、ベースには、一
般に、長手方向に伸びた細かい傷が多数形成されるが、
この傷に起因して、ピットの読み取りエラーが生じるの
を防止(低減)するため、映画フィルム1に照射する光
は、拡散光とする必要がある。
【0015】以上から、従来においては、ディジタル音
声を再生する再生装置の照明光学系は、例えば、図13
の斜視図に示すように構成されていた。
【0016】即ち、ラインセンサ104のピクセル位置
によらず、各ピクセルへの到達光量をほぼ一定にするた
めに、光ファイバ102を、例えば、直径50μm程度
の微小ファイバを約10000本用いて構成し、それを
2500本程度ずつの束にして微小ファイバ1021
1022,1023,1024として分枝させていた。さ
らに、その微小ファイバ1021乃至1024を、それぞ
れの両端面の位置関係がランダムになるように、例えば
縒って配列することで、光ファイバ102から出射する
光を平坦化していた。
【0017】また、映画フィルム1に照射する光を拡散
光とするために、光ファイバ4の光軸に平行な光を発す
るLED1011の他に、その光軸と0度以外の所定の
角度をなす光を発するLED1012および1013を設
け、拡散度の強い光(拡散光)を形成していた。ここ
で、このようにして光を拡散させた場合、図14に示す
ように、光ファイバ4からは、幅方向(AA方向)およ
び長手方向(BB方向)のいずれについても、同一角度
の拡散角(図14においては40度になっている)の拡
散光が出射される。
【0018】さらに、LED1011乃至1013の1セ
ットでは、充分な光量を得ることが困難であり、また、
光ファイバ4に対する光の入出力時における光量のロス
が大きいこともあり、従来においては、LED1011
乃至1013と同様のセットを、さらに、例えば、3セ
ット用意し、合計12個(=3個×4セット)のLED
を用いて、光の強度を維持していた。
【0019】なお、光の強度を維持するには、LEDの
代わりに、それより強度の大きい、例えば、ハロゲンラ
ンプなどを用いる方法があるが、ハロゲンランプは、一
般に、LEDより寿命が短いという欠点があった。
【0020】従って、従来においては、ディジタル音声
が記録されたSトラックおよびPトラックの2つのトラ
ックを再生するための照明光学系として、12個のLE
Dおよび4の微小ファイバからなる光ファイバのセット
が2セット必要であり、装置が高コスト化および大型化
する課題があった。
【0021】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、装置を小型に、かつ低コストで構成する
ことができるようにするものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の再生装
置は、データがドット状に記録されたフィルムに照射す
る光を発光する発光手段からの光を拡散して拡散光とす
る拡散板を備えることを特徴とする。
【0023】請求項4に記載の再生方法は、データがド
ット状に記録されたフィルムに照射するための光を拡散
板により拡散して拡散光とすることを特徴とする。
【0024】請求項5に記載の再生装置は、フィルムに
照射する光を発光する発光手段からの光を拡散し、拡散
角がフィルムの長手方向より幅方向の方が大きい拡散光
とする拡散手段を備えることを特徴とする。
【0025】請求項7に記載の再生方法は、フィルムに
照射するための光を拡散して、拡散角がフィルムの長手
方向より幅方向の方が大きい拡散光とすることを特徴と
する。
【0026】請求項1に記載の再生装置においては、拡
散板が、データがドット状に記録されたフィルムに照射
する光を発光する発光手段からの光を拡散して拡散光と
するようになされている。
【0027】請求項4に記載の再生方法においては、デ
ータがドット状に記録されたフィルムに照射するための
光を拡散板により拡散して拡散光とするようになされて
いる。
【0028】請求項5に記載の再生装置においては、拡
散手段が、フィルムに照射する光を発光する発光手段か
らの光を拡散し、拡散角がフィルムの長手方向より幅方
向の方が大きい拡散光とするようになされている。
【0029】請求項7に記載の再生方法においては、フ
ィルムに照射するための光を拡散して、拡散角がフィル
ムの長手方向より幅方向の方が大きい拡散光とするよう
になされている。
【0030】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を説
明するが、その前に、特許請求の範囲に記載の発明の各
手段と以下の実施の形態との対応関係を明らかにするた
めに、各手段の後の括弧内に、対応する実施の形態(但
し、一例)を付加して、本発明の特徴を記述すると、次
のようになる。
【0031】即ち、請求項1に記載の再生装置は、フィ
ルムに、ドット状に記録されたデータを再生する再生装
置であって、フィルムに照射する光を発光する発光手段
(例えば、図4に示すLED51など)と、発光手段か
らの光を拡散して拡散光とする拡散板(例えば、図4に
示す楕円拡散板52など)と、拡散光をフィルムに照射
して得られる透過光または反射光を光電変換する光電変
換手段(例えば、図4に示すラインセンサ43Aなど)
とを備えることを特徴とする。
【0032】請求項5に記載の再生装置は、フィルムに
記録された情報を再生する再生装置であって、フィルム
に照射する光を発光する発光手段(例えば、図4に示す
LED51など)と、発光手段からの光を拡散し、拡散
角がフィルムの長手方向より幅方向の方が大きい拡散光
とする拡散手段(例えば、図4に示す楕円拡散板52な
ど)と、拡散光をフィルムに照射して得られる透過光ま
たは反射光を光電変換する光電変換手段(例えば、図4
に示すラインセンサ43Aなど)とを備えることを特徴
とする。
【0033】なお、勿論この記載は、各手段を上記した
ものに限定することを意味するものではない。
【0034】図1は、本発明を適用した映写システム
(システムとは、複数の装置が論理的に集合したものを
いい、各構成の装置が同一筐体中にあるか否かは問わな
い)の一実施の形態の構成を示している。
【0035】例えば、図8に示したようにSDDS方式
でディジタル音声の記録された映画フィルム1は、サプ
ライリール2に巻回されている。そして、映画フィルム
1は、サプライリール2から引き出され、リーダ3に挿
入されている。リーダ3は、映画フィルム1に記録され
ているディジタル音声としてのピットを読み出し、その
読み出し結果としての電気信号をデコーダ4に供給す
る。デコーダ4、アンプ5、またはスピーカ6は、図1
0に示したデコーダ105、アンプ106、またはスピ
ーカ107にそれぞれ対応するもので、デコーダ4で
は、リーダ3からの信号がディジタル音声に復号され、
アンプ5を介して、スピーカ6から出力される。
【0036】リーダ3においてピットの読み出された映
画フィルム1は、プロジェクタ7に送り出され、そこで
は、光源部8からの光によって、映画フィルム1に記録
された画像が、図示せぬスクリーン上に映写される。さ
らに、プロジェクタ7では、光源部8からの光によっ
て、映画フィルム1に記録されたアナログトラックの音
声(アナログ音声)が再生され、デコーダ4に供給され
る。デコーダ4は、ディジタル音声に、例えばエラーな
どが生じたとき、そのディジタル音声に代えて、バック
アップとしてのアナログ音声をスピーカ6から出力させ
る。
【0037】画像およびアナログ音声の再生がされた映
画フィルム1は、プロジェクタ7から送り出され、テイ
クアップリール10に供給される。テイクアップリール
10では、プロジェクタ7からの映画フィルム1が巻き
取りされる。
【0038】次に、図2および図3は、図1のリーダ3
の機械的構成例を示している。なお、図3は、図2をX
X’方向から見た断面図である。また、図3において
は、映画フィルム1、ドラム28、光源部41Aおよび
41B、レンズ42Aおよび42B、並びにラインセン
サ43Aおよび43B以外の図示は、図が繁雑になるの
を避けるために省略してある。
【0039】映画フィルム1は、ガイドローラ21に引
っかけられ、ガイドローラ22に沿って、ガイドローラ
23に導かれる。ガイドローラ23は、図示せぬバネな
どによって付勢され、スタビライザとして機能し、映画
フィルム1に適度なテンションを与えるようになってい
る。映画フィルム1は、ガイドローラ23において、約
90度折り返し、ガイドローラ24によってスプロケッ
ト25に導かれる。
【0040】スプロケット25は、その周囲(側面)に
形成された歯に、映画フィルム1のパーフォレーション
を引っかけて送出する。なお、押さえローラ26および
30は、例えば、バネなどによって、スプロケット25
の方向に付勢されており、映画フィルム1の中央部(幅
方向の中央部)をスプロケット25に押圧することで、
映画フィルム1をスプロケット25に密着させている。
【0041】スプロケット25から送り出された映画フ
ィルム1は、例えば、バネなどによって付勢されたガイ
ドローラ27を介することにより適度なテンションが与
えられ、ドラム28に導かれる。そして、映画フィルム
1は、ドラム28に沿って、約180度折り返し、ガイ
ドローラ29を介して、スプロケット25に送り出され
ている。ここで、ガイドローラ29は、例えば、バネな
どによって付勢されており、映画フィルム1に適度なテ
ンションを与えている。
【0042】ガイドローラ29から送り出された映画フ
ィルム1は、スプロケット25に係合され、ガイドロー
ラ31および32に沿って、約180度折り返し、ガイ
ドローラ33を介して、プロジェクタ7に送出される。
【0043】なお、ガイドローラ24および31、並び
にガイドローラ27および29は、映画フィルム1を挟
み込むようになっており、これにより、映画フィルム1
のパーフォレーションのより多くが、スプロケット25
のより多くの歯に引っかかるようになされている。さら
に、ガイドローラ27および29によって、映画フィル
ム1にテンションを与えることで、映画フィルム1が、
ドラム28に弛みなく密着するようになされている。
【0044】ここで、本実施の形態では、映画フィルム
1の走行は、プロジェクタ7によって行われるようにな
されており、従って、リーダ3は、映画フィルム1を走
行させるための動力を有していない。さらに、プロジェ
クタ7によって引っ張られることにより、リーダ3内に
おいて、映画フィルム1が弛むのを防止するために、ス
プロケット25はブレーキ付きのものとなっている。即
ち、プロジェクタ7が引っ張る力と反対方向の力をスプ
ロケット25によって与えることで、映画フィルム1が
適度なテンションを保ち、リーダ3内において弛まない
ようにしている。
【0045】ドラム28は、図3に示すように、その2
つの底面の中央部分が側面(ドラム28の周囲)より窪
んだ円柱形状をしており、その窪んだ部分に、Pトラッ
クまたはSトラックに記録されたディジタル音声を再生
するための光源部41Aおよび42Bが配置されてい
る。なお、ドラム28の底面の中央部分を窪ませてある
のは、光源部41Aおよび41Bを配置するためであ
り、逆に、その中央部分より側面が突出しているのは、
ドラム28に巻回された映画フィルム1の幅方向の端部
が、ドラム28の回転軸方向に弛まないようにするため
である。なお、ドラム1の周囲の幅(側面の高さ)は、
長くても、映画フィルム1のPトラックおよびSトラッ
クがドラム28からはみ出す長さとなっている。
【0046】光源部41Aまたは41Bは、ドラム28
からはみ出しているPトラックまたはSトラックに光を
それぞれ照射する。この光は、PトラックまたはSトラ
ックを透過し、レンズ42Aまたは42Bを介すること
により、ラインCCDなどのラインセンサ43Aまたは
43B上にそれぞれ集光される。ラインセンサ43Aま
たは43Bでは、PトラックまたはSトラックからの透
過光が光電変換され、その結果得られる電気信号がデコ
ーダ4に供給される。
【0047】図4の斜視図は、図3の光源部41Aの構
成例を示している。なお、光源部41Bは、光源部41
Aと同様に構成されるため、その説明は省略する(図示
も省略してある)。
【0048】光源部41Aは、Pトラックに形成された
ディジタル音声としてのピット列(幅方向のピット列)
に照射する光を発光する光源としての、例えば、LED
51と、その光を拡散して拡散光とし、Pトラックに照
射する拡散板52とから構成されている。
【0049】拡散板52は、例えば、図5に示すよう
に、LED51からの光を、拡散角が映画フィルム1の
長手方向より幅方向の方が大きい拡散光とする楕円拡散
板で、これにより、Pトラックに照射される光を、映画
フィルム1上に形成された長手方向の傷に起因するピッ
トの読み取りエラーを防止(低減)することができるよ
うに拡散光とする他、光量が充分で、かつその平坦化が
なされたもの(ラインセンサ43Aの最低出力/最高出
力を所定の規格値を越えるようにするもの)とするよう
になされている。
【0050】即ち、図6は、本件発明者が行った、各種
の拡散板の拡散角と光量の調査結果を示している。な
お、図6(A)は、拡散角と、その拡散角の方向の光
の、0度方向(光軸方向)の光に対する光量のロスとの
関係を示している。また、同図(B)において、括
弧()内にパーセントで表した数字は、各拡散板から得
られる拡散光の光量を、例えば、ソニー社製のリーダ
(型番DFP−R2000)で用いられている光の光量
を基準(100%)として示している。
【0051】ここで、ソニー社製のリーダDFP−R2
000では、図13で説明したように、1のトラック
(SトラックまたはPトラック)の読み出しを行うの
に、4つの微小ファイバからなる光ファイバと12個の
LEDとを用いている。
【0052】拡散度(拡散角)に注目した場合、リーダ
DFP−R2000で採用されている光に特性が最も良
く似ているのは、図6(A)から、ホログラフィックデ
ィフーザ40°(Holographic Diffuser40°)である
が、これでは、同図(B)に示すように、光量が53%
となり、充分な光量を得ることが困難となる。一方、光
量に注目した場合、図6(B)から、例えば、ホログラ
フィックディフーザ20°(Holographic Diffuser20
°)を用いれば、リーダDFP−R2000で採用され
ている光と同等の光量を得ることができるが、これで
は、同図(A)に示すように、拡散度が小さくなる(リ
ーダDFP−R2000における場合のほぼ半分とな
る)。
【0053】以上のように、図6に示した拡散板では、
いずれも、拡散度または光量(単一のLEDで、直接照
明する場合の光量)のうちの一方が充分でない。
【0054】そこで、拡散板52としては、ここでは、
映画フィルム1の幅方向には、光量が不足するが、拡散
度が充分な、例えばホログラフィックディフーザ60°
(Holographic Diffuser60°)に相当する特性を有し、
長手方向には、拡散度が不足するが、光量が充分な、例
えばホログラフィックディフーザ10°(Holographic
Diffuser10°)に相当する特性を有する楕円拡散板を採
用している。
【0055】これにより、拡散板52においては、例え
ば、図7(A)に示すように、幅方向(図4においてA
A方向)については、約60度までの拡散角の拡散光が
出射され、長手方向(図4においてBB方向)について
は、約10度までの拡散角の拡散光が出射される。その
結果、Pトラックには、例えば、同図(B)に示すよう
な、幅方向に伸びた楕円形の光スポットが形成される。
【0056】この場合、長手方向の拡散度は、従来の場
合(例えば、リーダDFP−R2000で採用されてい
る光)に比較して小さくなるが、映画フィルム1に形成
される傷は、長手方向のものがほとんどであるから、長
手方向の拡散度が小さいことは、そのような傷に起因す
るピットの読み取りエラーにほとんど影響を与えない。
即ち、幅方向の拡散度を従来の場合と同等以上にするこ
とで、長手方向の傷に起因するピットの読み取りエラー
は防止(低減)することができる。
【0057】一方、幅方向の拡散度を従来の場合と同等
以上にすることによる光量の低下は、長手方向の拡散度
を小さくすることにより補償される。
【0058】なお、光量の平坦化は、LED51からの
光の光量のムラが、拡散板52で均一化されることによ
り行われる。
【0059】以上から、1のLED51からの光だけ
で、光量が充分で、かつ平坦化のなされた、拡散度の充
分な拡散光を得ることができる。
【0060】従って、照明光学系としての光源部41A
を、1のLED51と1の拡散板52とで構成すること
ができるので、装置を小型かつ低コストで提供すること
が可能となる。具体的には、図13における場合に比較
して、必要なLEDの数は1/12にすることができ
る。また、図13において、12個のLED101と光
ファイバ102とが占有していた部分の体積は、その部
分をLED51と拡散板52とで構成することで、約1
/10にすることができる。
【0061】さらに、長手方向の拡散度を小さくするこ
とにより光量の低下を補償することができる範囲で、幅
方向の拡散度を、従来の場合以上にすることができるか
ら、長手方向の傷に対する耐性を、より向上させること
が可能となる。その結果、映画フィルムの使用限界回数
を増加させることが可能となる。
【0062】なお、本実施の形態では、映画フィルムの
長手方向に比較して、幅方向に大きく、光を拡散させる
のに、楕円拡散板を用いるようにしたが、その他の手段
を用いることも可能である。
【0063】また、本実施の形態では、楕円拡散板によ
り拡散させた光によって、映画フィルムに記録されたデ
ィジタル音声としてのドット状のデータを再生するよう
にしたが、その他、例えば、映画フィルムに記録された
画像やアナログ音声を再生することなども可能である。
【0064】さらに、本実施の形態では、SDDS方式
によりディジタル音声が記録された映画フィルムを対象
としたが、本発明は、その他の方式により記録されたデ
ィジタル音声を再生する場合にも適用可能である。即
ち、映画フィルムにディジタル音声を記録する手法とし
ては、例えば、パーフォレーションの間にディジタル音
声を記録するドルビー社のSR−D方式などがあるが、
このような方式にも、本発明は適用可能である。
【0065】また、本実施の形態では、ディジタル音声
としてのドット状のデータを再生するようにしたが、デ
ィジタル音声以外の、例えば、字幕その他の情報をドッ
ト状のデータとして記録した場合にも、本発明は適用可
能である。
【0066】さらに、例えば、ディジタル音声をCDに
記録しておくとともに、映画フィルムに、そのディジタ
ル音声と同期をとるためのタイムコードを記録しておく
場合があるが(DTS社のディジタルフィルムサウンド
システム)、このような映画フィルムに記録されたタイ
ムコードを再生するときなどにも、本発明は適用可能で
ある。
【0067】また、本実施の形態では、楕円拡散板を用
いて光を拡散させるようにしたが、充分な光量と拡散度
が得られるならば、通常の拡散板(拡散度が方向により
変化しない拡散板)を用いることも可能である。
【0068】さらに、本実施の形態では、映画フィルム
を対象としたが、本発明は、映画フィルム以外の情報が
記録されたフィルムから情報を再生する、あらゆる装置
に適用可能である。
【0069】また、本実施の形態では、映画フィルムを
透過した透過光を光電変換するようにしたが、その他、
例えば、映画フィルムにおいて反射された光を光電変換
する場合にも、本発明は適用可能である。
【0070】さらに、本実施の形態では、映画フィルム
に光を照射するための光源としてLEDを用いるように
したが、光源は、LEDに限定されるものではない。
【0071】
【発明の効果】請求項1に記載の再生装置および請求項
4に記載の再生方法によれば、データがドット状に記録
されたフィルムに照射するための光が、拡散板により拡
散されて拡散光とされる。従って、装置の小型化および
低コスト化を図ることが可能となる。
【0072】請求項5に記載の再生装置および請求項7
に記載の再生方法によれば、フィルムに照射するための
光が拡散されて、拡散角がフィルムの長手方向より幅方
向の方が大きい拡散光とされる。従って、フィルムの長
手方向の傷の影響を受けにくい、光量の充分な拡散光を
得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した映写システムの一実施の形態
の構成例を示すブロック図である。
【図2】図1のリーダ3の構成例を示す平面図である。
【図3】図2のリーダ3をXX’方向から見た断面図で
ある。
【図4】図2の光源部41Aの構成例を示す斜視図であ
る。
【図5】図4の拡散板52の特性を示す図である。
【図6】各種の拡散板の特性を示す図である。
【図7】拡散板52により形成される拡散光を説明する
ための図である。
【図8】映画フィルム1の構成例を示す平面図である。
【図9】図8のPトラックおよびSトラックに形成され
ているピットを示す図である。
【図10】図8の映画フィルムの再生原理を説明するた
めの図である。
【図11】光量分布の平坦化を説明するための図であ
る。
【図12】映画フィルム1の構成例を示す断面図であ
る。
【図13】映画フィルム1に記録されたディジタル音声
を再生する再生装置の、従来の照明光学系の構成例を示
す斜視図である。
【図14】図13の光ファイバ102から出射される拡
散光を説明するための図である。
【符号の説明】
1 映画フィルム, 2 サプライリール, 3 リー
ダ, 4 デコーダ,5 アンプ, 6 スピーカ,
7 プロジェクタ, 8 光源部, 10テイクアップ
リール, 21乃至24 ガイドローラ, 25 スプ
ロケット,26 押さえローラ, 27 ガイドロー
ラ, 28 ドラム, 29 ガイドローラ, 30
押さえローラ, 31乃至33 ガイドローラ, 41
A,41B 光源部, 42A,42B レンズ, 4
3A,43B ラインセンサ, 51 LED, 52
拡散板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムに、ドット状に記録されたデー
    タを再生する再生装置であって、 前記フィルムに照射する光を発光する発光手段と、 前記発光手段からの光を拡散して拡散光とする拡散板
    と、 前記拡散光を前記フィルムに照射して得られる透過光ま
    たは反射光を光電変換する光電変換手段とを備えること
    を特徴とする再生装置。
  2. 【請求項2】 前記拡散板は、前記フィルムの長手方向
    に比較して、幅方向に大きく、前記光を拡散させること
    を特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  3. 【請求項3】 前記拡散板は、楕円拡散板であることを
    特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  4. 【請求項4】 フィルムに、ドット状に記録されたデー
    タを再生する再生装置における再生方法であって、 前記フィルムに照射するための光を発光し、 その光を拡散板により拡散して拡散光とし、 前記拡散光を前記フィルムに照射して得られる透過光ま
    たは反射光を光電変換することを特徴とする再生方法。
  5. 【請求項5】 フィルムに記録された情報を再生する再
    生装置であって、 前記フィルムに照射する光を発光する発光手段と、 前記発光手段からの光を拡散し、拡散角が前記フィルム
    の長手方向より幅方向の方が大きい拡散光とする拡散手
    段と、 前記拡散光を前記フィルムに照射して得られる透過光ま
    たは反射光を光電変換する光電変換手段とを備えること
    を特徴とする再生装置。
  6. 【請求項6】 前記拡散手段は、楕円拡散板でなること
    を特徴とする請求項5に記載の再生装置。
  7. 【請求項7】 フィルムに記録された情報を再生する再
    生装置における再生方法であって、 前記フィルムに照射するための光を発光し、 その光を拡散して、拡散角が前記フィルムの長手方向よ
    り幅方向の方が大きい拡散光とし、 前記拡散光を前記フィルムに照射して得られる透過光ま
    たは反射光を光電変換することを特徴とする再生方法。
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