JPH11150834A - ワイヤハーネスおよびワイヤハーネスプロテクタ - Google Patents

ワイヤハーネスおよびワイヤハーネスプロテクタ

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Publication number
JPH11150834A
JPH11150834A JP9315513A JP31551397A JPH11150834A JP H11150834 A JPH11150834 A JP H11150834A JP 9315513 A JP9315513 A JP 9315513A JP 31551397 A JP31551397 A JP 31551397A JP H11150834 A JPH11150834 A JP H11150834A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
wire harness
protector
guide
guide portion
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9315513A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunimitsu Aoki
邦光 青木
Yoshiyuki Furuya
嘉之 古屋
Takakuni Watanabe
高訓 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 急峻なる角度でワイヤハーネスを保護しても
光ファイバを破損しなくするようにしたワイヤハーネス
およびワイヤハーネスプロテクタを提供することを課題
とする。 【解決手段】 電線を保護する可撓性の部材でできたプ
ロテクタ本体部と、前記プロテクタ本体部に対してたる
みを持って光ファイバをガイドする可撓性の部材ででき
たガイド部と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電線と光ファイバと
で構成されるワイヤハーネスおよびワイヤハーネスプロ
テクタに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、実開平7−16329号公報に
は、図6(A)に示すように、2本の光ファイバ11の
両側に電線12を配したフラット状のワイヤハーネス1
0が記載され、また曲り部分を保護するために、図6
(B)で示すように、プロテクタ13を装着し、両端に
コネクタ15を接続し、必要とする部位に止具14で止
めるようにしたワイヤハーネスの配索、固定方法が開示
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の光ファ
イバ付のワイヤハーネスにおいては、曲り部分に光ファ
イバを破損させないための規定の曲率半径が得られる余
裕がある場合は問題がない。しかし、例えば車両等にお
けるリアシート裏などにおいて、図7に示すように、曲
り部分Cに規定の曲率半径をとることができず、壁Aと
壁Bに沿ってワイヤハーネス10′を取付ける必要があ
る場合も生じる。このようにして取付けた時は光ファイ
バが曲り部分で破損し、光信号を伝送することができな
くなる。なお、16はワイヤハーネス10′のプロテク
タである。
【0004】本発明は急峻なる角度でワイヤハーネスを
設置しても光ファイバが破損しないようにしたワイヤハ
ーネスおよびワイヤハーネスプロテクタを提供すること
を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、請求項1の発明においては、電線と光ファイバと
で構成されるワイヤハーネスにおいて、前記光ファイバ
を他の電線よりたるみを持たせる。請求項2の発明にお
いては、電線を保護する可撓性の部材でできたプロテク
タ本体部と、前記プロテクタ本体部に対してたるみを持
って光ファイバをガイドする可撓性の部材でできたガイ
ド部と、を備える。
【0006】光ファイバを他の電線よりたるみを持たせ
てワイヤハーネスを構成させ、ワイヤハーネスの電線は
プロテクタ本体部に、光ファイバはたるみを持ったガイ
ド部でガイドさせるようにしたので、電線が急峻な角度
で曲げられても光ファイバは分離されてたるみを持って
いるため規定曲率半径以下となることがなく、破損を防
止することができる。
【0007】請求項3の発明においては、前記プロテク
タ本体部が底面に対して一方の長手方向にヒンジを介し
て保護カバーが接続する。請求項4の発明においては、
前記プロテクタ本体部に光ファイバを前記ガイド部に出
力させる出力部を設ける。
【0008】プロテクタ本体部を底面の一方の長手方向
にヒンジを介して保護カバーを接続するようにし、また
光ファイバ出力される出力部を設けるようにしたので、
プロテクタ本体部に電線を、またガイド部に光ファイバ
を容易に収納することができる。
【0009】請求項5の発明においては、前記ガイド部
が光ファイバをガイドするガイド壁またはガイド溝で構
成する。
【0010】ガイド部をガイド壁またはガイド溝で構成
するようにしたので、光ファイバを規定曲率半径以上で
容易に保護することができる。
【0011】請求項6の発明においては、前記プロテク
タ本体部の保護カバーに長手方向に直交する溝を設け
る。請求項7の発明においては、前記ガイド部のガイド
壁またはガイド溝に、前記プロテクタ本体部の長手方向
に直交する溝に対応する位置に溝を設ける。プロテクタ
本体部およびガイド部に長手方向に直交する溝を設ける
ようにしたので、該溝で容易にプロテクタ本体部および
ガイド部を曲げることができる。
【0012】請求項8の発明においては、前記ガイド部
に光ファイバを固定する固定部を設ける。ガイド部に固
定部を設けるようにしたので、光ファイバを容易に固定
することができる。
【0013】請求項9の発明においては、前記ガイド部
が前記プロテクタ本体部の底面より連続した基板上に一
体形成する。また請求項10の発明においては、前記ガ
イド部に該ガイド部をワイヤハーネス取付面に固定する
止具を設ける。ガイド部をプロテクタ本体部の底面より
連続した基板上に一体形成、またガイド部を取付面に固
定する止具を設けるようにしたので、ガイド部は取付面
が振動してもプロテクタ本体部と同時に振動し、光ファ
イバにむりな曲げが生じなくなる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1およ
び図2を参照して説明する。図1は本発明の一実施例を
示すワイヤハーネスの斜視図、図2は同じくワイヤハー
ネスプロテクタの斜視図である。
【0015】まず、図1を参照して、本発明のワイヤハ
ーネスについて説明する。図1において、ワイヤハーネ
ス1は複数の電線2と光ファイバ3をテープ4で集束し
て形成されている。ワイヤハーネス1のPで示す曲げ部
分に対応する位置においては、光ファイバ3は他の電線
2群からたるみを持たせてテープ4で固定する。このよ
うに、曲げ部分では光ファイバ3にたるみを持たせるよ
うにしたので、電線2を曲げ部分Pで急峻に即ち鋭角で
曲げても光ファイバ3は急激には曲げられず、また光フ
ァイバ3はたるみと電線2の曲げ部分の束の径または厚
さによって規定曲率半径以上の半径の曲りとなり、破損
することがなくなる。
【0016】次に、図2を参照して、本発明のワイヤハ
ーネスプロテクタについて説明する。なお、本ワイヤハ
ーネスプロテクタは、図1で説明したような光ファイバ
付のワイヤハーネスを保護させるものである。図2にお
いて、5はプロテクタ本体部で、細長い板状の底部5a
の一側縁に対してその左右両側に保護カバー5cおよび
5c′がヒンジ5bを介して連設されている。保護カバ
ー5cと5c′の間には、折曲げ線Pで容易に曲げるこ
とができるように溝dが設けられている。また、保護カ
バー5cおよび5c′には、前記光ファイバ3を取り出
すための切欠窓5eおよび5e′がそれぞれ設けられて
いる。
【0017】6はプロテクタ本体部5の底部5aと連続
した基板で、基板6上に光ファイバ3をガイドするガイ
ド部7が形成されている。ガイド部7はプロテクタ本体
部5に対してたるみをもって形成され、折曲げ線Pで分
割されたガイド壁7aおよび7a′で構成され、ガイド
壁7aおよび7a′には、図3で示すように、光ファイ
バ3を固定するバンド7bが開閉自在に取付けられ、バ
ンド7bは先端の係止突起7cと基板上に設けた係止部
7dとの係合によりロックされるようになっている。
【0018】次に、上記ワイヤハーネスプロテクタによ
るワイヤハーネスの保護について図4(A),(B)を
参照して説明する。保護するワイヤハーネス1は図1で
説明したように電線2群に対してたるみをもたせた光フ
ァイバ3で構成されている。先ず、プロテクタ本体部5
の保護カバー5cおよび5c′を開けてワイヤハーネス
1を収納する。この場合、光ファイバ3は切欠窓5e,
5e′から外側に出しガイド部7に沿って収納する。
【0019】その後、図4(A)に示すように、保護カ
バー5cおよび5c′を閉じてテープ8を巻き付けると
ともにバンド7bおよび7b′で光ファイバ3を固定す
る。このようにしてワイヤハーネス1が収納されたワイ
ヤハーネスプロテクタを、図4(B)で示すように、折
曲げ線Pを壁Aと壁Bとの境界線と一致させて折り曲げ
る。ワイヤハーネス1の電線2群は急峻に曲げられるが
光ファイバ3は、前述したように、たるみによって曲率
が緩和され、しかもガイド部7で保護されており、破損
することがなくなる。
【0020】なお、実施例では、ガイド壁7a,7a′
を基板6上に形成して、これに光ファイバ3を沿わせて
固定する例について説明したが、ガイド壁7a等を設け
ずに、図5に示すように、係止頭部9aを有するリング
状の止め具9によって光ファイバ3を取付壁の孔aに固
定するようにしてもよい。また、ガイド部7のガイド壁
7aおよび7a′は光ファイバ3をガイドする壁材の代
りに光ファイバ3を押し込めるガイド溝の形状にしても
よい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
の効果が得られる。光ファイバを他の電線よりたるみを
持たせてワイヤハーネスを構成させ、ワイヤハーネスの
電線はプロテクタ本体部に、光ファイバはたるみを持っ
たガイド部でガイドさせるようにしたので、電線が急峻
な角度で曲げられても光ファイバは分離されてたるみを
持っているため規定曲率半径以下となることがなく、破
損を防止することができる。
【0022】プロテクタ本体部を底面の一方の長手方向
にヒンジを介して保護カバーを接続するようにし、また
光ファイバ出力される出力部を設けるようにしたので、
プロテクタ本体部に電線を、またガイド部に光ファイバ
を容易に収納することができる。ガイド部をガイド壁ま
たはガイド溝で構成するようにしたので、光ファイバを
規定曲率半径以上で容易に保護することができる。プロ
テクタ本体部およびガイド部に長手方向に直交する溝を
設けるようにしたので、該溝で容易にプロテクタ本体部
およびガイド部を曲げることができる。
【0023】ガイド部に固定部を設けるようにしたの
で、光ファイバを容易に固定することができる。また、
ガイド部をプロテクタ本体部の底面より連続した基板上
に一体形成、またガイド部を取付面に固定する止具を設
けるようにしたので、ガイド部は取付面が振動してもプ
ロテクタ本体部と同時に振動し、光ファイバにむりな曲
げが生じなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のワイヤハーネスの実施例の斜視図であ
る。
【図2】本発明のワイヤハーネスプロテクタの実施例の
斜視図である。
【図3】ワイヤハーネスプロテクタの光ファイバを固定
する固定部の斜視図である。
【図4】ワイヤハーネスプロテクタの取付を説明するた
めの図である。
【図5】ガイド壁の固定を説明するための図である。
【図6】従来例を説明するための図である。
【図7】課題を説明するための図である。
【符号の説明】
d 折り曲げ用溝 5 プロテクタ本体部 5a 底部 5b ヒンジ 5c,5c′ 保護カバー 5e,5e′ 切欠窓 6 基板 7 ガイド部 7a,7a′ ガイド壁 7b,7b′ バンド

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線と光ファイバとで構成されるワイヤ
    ハーネスにおいて、 前記光ファイバを他の電線よりたるみを持たせる、よう
    にしたことを特徴とするワイヤハーネス。
  2. 【請求項2】 電線を保護する可撓性の部材でできたプ
    ロテクタ本体部と、 前記プロテクタ本体部に対してたるみを持って光ファイ
    バをガイドする可撓性の部材でできたガイド部と、を備
    えたことを特徴とするワイヤハーネスプロテクタ。
  3. 【請求項3】 前記プロテクタ本体部が底面に対して一
    方の長手方向にヒンジを介して保護カバーが接続されて
    いるものであることを特徴とする請求項2記載のワイヤ
    ハーネスプロテクタ。
  4. 【請求項4】 前記プロテクタ本体部に光ファイバを前
    記ガイド部に出力させる出力部を設けるようにしたこと
    を特徴とする請求項2または3記載のワイヤハーネスプ
    ロテクタ。
  5. 【請求項5】 前記ガイド部が光ファイバをガイドする
    ガイド壁またはガイド溝で構成したことを特徴とする請
    求項2,3または4記載のワイヤハーネスプロテクタ。
  6. 【請求項6】 前記プロテクタ本体部の保護カバーに長
    手方向に直交する溝を設けるようにしたことを特徴とす
    る請求項2,3,4または5記載のワイヤハーネスプロ
    テクタ。
  7. 【請求項7】 前記ガイド部のガイド壁またはガイド溝
    に、前記プロテクタ本体部の長手方向に直交する溝に対
    応する位置に溝を設けたことを特徴とする請求項6記載
    のワイヤハーネスプロテクタ。
  8. 【請求項8】 前記ガイド部に光ファイバを固定する固
    定部を設けたことを特徴とする請求項2,3,4,5,
    6または7記載のワイヤハーネスプロテクタ。
  9. 【請求項9】 前記ガイド部が前記プロテクタ本体部の
    底面より連続した基板上に一体形成されていることを特
    徴とする請求項2,3,4,5,6,7または8記載の
    ワイヤハーネスプロテクタ。
  10. 【請求項10】 前記ガイド部に該ガイド部をワイヤハ
    ーネス取付面に固定する止具を設けたことを特徴とする
    請求項2,3,4,5,6,7または8記載のワイヤハ
    ーネスプロテクタ。
JP9315513A 1997-11-17 1997-11-17 ワイヤハーネスおよびワイヤハーネスプロテクタ Withdrawn JPH11150834A (ja)

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JP (1) JPH11150834A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010244800A (ja) * 2009-04-03 2010-10-28 Sumitomo Electric Ind Ltd 複合ハーネス及びその製造方法
JP2021046052A (ja) * 2019-09-18 2021-03-25 矢崎総業株式会社 ワイヤハーネス

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010244800A (ja) * 2009-04-03 2010-10-28 Sumitomo Electric Ind Ltd 複合ハーネス及びその製造方法
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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050201