JPH11150724A - 監視カメラ系 - Google Patents
監視カメラ系Info
- Publication number
- JPH11150724A JPH11150724A JP31360297A JP31360297A JPH11150724A JP H11150724 A JPH11150724 A JP H11150724A JP 31360297 A JP31360297 A JP 31360297A JP 31360297 A JP31360297 A JP 31360297A JP H11150724 A JPH11150724 A JP H11150724A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- light receiving
- receiving element
- camera system
- element circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数のカメラで撮像された情報を通信速度を
高く保って中央監視装置へ送り、複数箇所を同時に監視
することを可能にする。 【解決手段】 カメラモジュール1内の受光素子回路2
で取り込んだ画像は該受光素子回路2内で予め規定され
た画像処理、例えば移動体検出、輪郭抽出等の画像処理
がほどこされ、処理された画像情報はマイクロプロセッ
サのような変換回路3で送信情報に変換される。このデ
ータが通信経路5を介して監視部の中央処理装置4に送
られる。
高く保って中央監視装置へ送り、複数箇所を同時に監視
することを可能にする。 【解決手段】 カメラモジュール1内の受光素子回路2
で取り込んだ画像は該受光素子回路2内で予め規定され
た画像処理、例えば移動体検出、輪郭抽出等の画像処理
がほどこされ、処理された画像情報はマイクロプロセッ
サのような変換回路3で送信情報に変換される。このデ
ータが通信経路5を介して監視部の中央処理装置4に送
られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CMOS撮像素子、
あるいは画像の検出と処理機能を兼ね備えた受光素子回
路を搭載したカメラモジュール(撮像部)を複数用いた
監視カメラ系に関するものである。
あるいは画像の検出と処理機能を兼ね備えた受光素子回
路を搭載したカメラモジュール(撮像部)を複数用いた
監視カメラ系に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、多地点を1カ所で集中して監視す
る監視カメラ系としては、多数のカメラと多数のモニタ
を接続し、これらのモニタを全て1カ所にまとめて配置
する方式が多く用いられてきた。
る監視カメラ系としては、多数のカメラと多数のモニタ
を接続し、これらのモニタを全て1カ所にまとめて配置
する方式が多く用いられてきた。
【0003】図7は、例えば特開平7−288500号
公報で示された監視カメラ系を表す別の例であり、通信
を無線化してモニタ側の増設を容易にしたものである。
図において、被監視側101には無線による送信装置1
03を設け、監視側102には無線による受信装置10
4を設けることにより、無線伝送路を構成する。この無
線伝送路を介して、被監視側101のカメラ105から
の画像情報を変調/符号器106で変調/符号化して監
視側102へ送信する。監視側102は受信信号を復調
/複号器107で復調/複号し、モニタ108に表示す
る。このように無線伝送路を用いることにより、被監視
側101もしくは監視側102の一方側またはそれら両
側を簡易に移動可能とし、図中(b)で示すように異なる
複数の監視側の受信装置で同時に受信可能とし、その際
の追加装置を不要にしていた。
公報で示された監視カメラ系を表す別の例であり、通信
を無線化してモニタ側の増設を容易にしたものである。
図において、被監視側101には無線による送信装置1
03を設け、監視側102には無線による受信装置10
4を設けることにより、無線伝送路を構成する。この無
線伝送路を介して、被監視側101のカメラ105から
の画像情報を変調/符号器106で変調/符号化して監
視側102へ送信する。監視側102は受信信号を復調
/複号器107で復調/複号し、モニタ108に表示す
る。このように無線伝送路を用いることにより、被監視
側101もしくは監視側102の一方側またはそれら両
側を簡易に移動可能とし、図中(b)で示すように異なる
複数の監視側の受信装置で同時に受信可能とし、その際
の追加装置を不要にしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の監視カメラ系
は、多くカメラの数だけの配線を必要とし、多数のカメ
ラの配置やカメラの増設が困難となっていた。また図7
に示される別な監視カメラ系は、配線を無線化したため
カメラ側あるいはモニタ側の配置が容易になっている
が、カメラ側が1台である系しか考えられていなかっ
た。
は、多くカメラの数だけの配線を必要とし、多数のカメ
ラの配置やカメラの増設が困難となっていた。また図7
に示される別な監視カメラ系は、配線を無線化したため
カメラ側あるいはモニタ側の配置が容易になっている
が、カメラ側が1台である系しか考えられていなかっ
た。
【0005】さらに多数のカメラを用いる監視カメラ系
では、カメラの数だけ画像としての情報を送信しなけれ
ばならないので、回線が限られている場合に通信速度や
解像度を低下させなければいけないことが問題になって
いた。
では、カメラの数だけ画像としての情報を送信しなけれ
ばならないので、回線が限られている場合に通信速度や
解像度を低下させなければいけないことが問題になって
いた。
【0006】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたもので、撮像部に、画像の検出と処理機能を
有する受光素子回路を複数用いて予め撮像部で画像処理
を行い、必要な情報のみ監視側に送信することにより、
各カメラで撮像された情報を中央に送る通信速度を高く
保ち、複数箇所を同時に監視することを容易にした。
になされたもので、撮像部に、画像の検出と処理機能を
有する受光素子回路を複数用いて予め撮像部で画像処理
を行い、必要な情報のみ監視側に送信することにより、
各カメラで撮像された情報を中央に送る通信速度を高く
保ち、複数箇所を同時に監視することを容易にした。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る監視カメラ系は、受光された画像を特徴の抽出された
画像に処理する受光素子回路と、該受光素子回路から出
力された処理画像のデータを変換する変換回路とを備え
た撮像部を複数配置し、該複数の撮像部から得られた画
像データを集約する中央処理装置を備えたものである。
る監視カメラ系は、受光された画像を特徴の抽出された
画像に処理する受光素子回路と、該受光素子回路から出
力された処理画像のデータを変換する変換回路とを備え
た撮像部を複数配置し、該複数の撮像部から得られた画
像データを集約する中央処理装置を備えたものである。
【0008】この発明の請求項2に係る監視カメラ系
は、請求項1において、撮像部から得られた画像データ
は無線で中央処理装置に集約されることを規定するもの
である。
は、請求項1において、撮像部から得られた画像データ
は無線で中央処理装置に集約されることを規定するもの
である。
【0009】この発明の請求項3に係る監視カメラ系
は、請求項1または2において、撮像部から得られた画
像データの送信は中央処理装置から制御されることを規
定するものである。
は、請求項1または2において、撮像部から得られた画
像データの送信は中央処理装置から制御されることを規
定するものである。
【0010】この発明の請求項4に係る監視カメラ系
は、請求項1または2において、受光素子回路内の画像
処理は中央処理装置から制御されることを規定するもの
である。
は、請求項1または2において、受光素子回路内の画像
処理は中央処理装置から制御されることを規定するもの
である。
【0011】この発明の請求項5に係る監視カメラ系
は、請求項1または2において、受光素子回路内の画像
処理結果に応じて、該処理結果を中央処理装置に送信す
る手段を撮像部に備えたものである。
は、請求項1または2において、受光素子回路内の画像
処理結果に応じて、該処理結果を中央処理装置に送信す
る手段を撮像部に備えたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
一実施の形態を図を用いて説明する。図1はこの発明の
一実施の形態である監視カメラ系を示したもので、1は
撮像部のカメラモジュールで、画像の検出と処理機能を
有する受光素子回路2と該受光素子回路2の情報をデー
タ変換する例えばマイクロプロセッサのような変換回路
3を備える。4は監視部の中央処理装置である。
一実施の形態を図を用いて説明する。図1はこの発明の
一実施の形態である監視カメラ系を示したもので、1は
撮像部のカメラモジュールで、画像の検出と処理機能を
有する受光素子回路2と該受光素子回路2の情報をデー
タ変換する例えばマイクロプロセッサのような変換回路
3を備える。4は監視部の中央処理装置である。
【0013】以下、図1の動作の説明をする。カメラモ
ジュール1内の受光素子回路2で取り込んだ画像は該受
光素子回路2内で予め規定された画像処理、例えば移動
体検出、輪郭抽出等の画像処理がほどこされ、処理され
た画像情報は変換回路3で送信情報に変換される。この
データが通信経路5を介して監視部の中央処理装置4に
送られる。
ジュール1内の受光素子回路2で取り込んだ画像は該受
光素子回路2内で予め規定された画像処理、例えば移動
体検出、輪郭抽出等の画像処理がほどこされ、処理され
た画像情報は変換回路3で送信情報に変換される。この
データが通信経路5を介して監視部の中央処理装置4に
送られる。
【0014】従来は中央処理装置に送られるデータは生
の画像データのため、膨大な情報量であったが、本実施
の形態では、撮像部であるカメラモジュール1内の受光
素子回路2内で予め所望のデータ処理がなされているた
め、通信速度や解像度を低下させずに送信することが可
能となる。
の画像データのため、膨大な情報量であったが、本実施
の形態では、撮像部であるカメラモジュール1内の受光
素子回路2内で予め所望のデータ処理がなされているた
め、通信速度や解像度を低下させずに送信することが可
能となる。
【0015】本実施の形態の受光素子回路2としては、
一つの回路で受光部と画像処理部を備えた、例えば図2
(a)に挙げた回路構成を用いる。図において、受光素子
回路2は受光素子アレイ2aに画像処理の制御信号を送
る受光素子アレイ制御回路2bと受光アレイ2aからの
信号を変換回路3へ出力する出力回路2cから構成され
る。この回路の例として、すでに出願人らが出願した特
開平7−302928号公報、特開平8−56011号
公報、特願平8−242265号明細書に記載の回路を
用いればよい。また、出力回路2cからの信号をさらに
処理する必要がある場合は、図2(b)で示されるように
受光素子回路2内の出力回路2cの後段に画像処理回路
2dを設ければよい。この画像処理回路は図2(c)に
示すように例えば、出願人らがすでに出願済みの特願平
9−46750号明細書に記載のものが用いられる。図
2(c)に示した画像処理回路2dを有する受光素子回
路2は、動きのある画像が入力されたとき、得られた時
刻順の画像を画像記憶部で記憶し、その記憶した画像を
差分記憶部が記憶し、方位推定部、方位計算部、方向平
滑部で画像の動いた方向を出力し、全体として入力され
た画像の動きを計算する受光素子回路となる。また、受
光素子アレイ2aとしては例えばCMOSイメージセン
サーを用いることもできる。
一つの回路で受光部と画像処理部を備えた、例えば図2
(a)に挙げた回路構成を用いる。図において、受光素子
回路2は受光素子アレイ2aに画像処理の制御信号を送
る受光素子アレイ制御回路2bと受光アレイ2aからの
信号を変換回路3へ出力する出力回路2cから構成され
る。この回路の例として、すでに出願人らが出願した特
開平7−302928号公報、特開平8−56011号
公報、特願平8−242265号明細書に記載の回路を
用いればよい。また、出力回路2cからの信号をさらに
処理する必要がある場合は、図2(b)で示されるように
受光素子回路2内の出力回路2cの後段に画像処理回路
2dを設ければよい。この画像処理回路は図2(c)に
示すように例えば、出願人らがすでに出願済みの特願平
9−46750号明細書に記載のものが用いられる。図
2(c)に示した画像処理回路2dを有する受光素子回
路2は、動きのある画像が入力されたとき、得られた時
刻順の画像を画像記憶部で記憶し、その記憶した画像を
差分記憶部が記憶し、方位推定部、方位計算部、方向平
滑部で画像の動いた方向を出力し、全体として入力され
た画像の動きを計算する受光素子回路となる。また、受
光素子アレイ2aとしては例えばCMOSイメージセン
サーを用いることもできる。
【0016】本願発明の監視カメラ系の撮像部は、上記
のような受光素子回路や、マイクロプロセッサのような
演算回路から構成され、小型化されたチップで構成が可
能であり、シール形状に配列したり、配設や増設が簡便
である。
のような受光素子回路や、マイクロプロセッサのような
演算回路から構成され、小型化されたチップで構成が可
能であり、シール形状に配列したり、配設や増設が簡便
である。
【0017】上記実施の形態では受光素子回路2内での
処理を予め規定していたが、中央処理装置4からの要求
に応じて処理内容を変えることもできる。例えば、図2
(a)(b)中に示した様に、中央処理装置4から指示
信号6を受光素子回路2内の制御回路2bに送ったり、
画像処理部2dあるいは変換回路に送ればよい。
処理を予め規定していたが、中央処理装置4からの要求
に応じて処理内容を変えることもできる。例えば、図2
(a)(b)中に示した様に、中央処理装置4から指示
信号6を受光素子回路2内の制御回路2bに送ったり、
画像処理部2dあるいは変換回路に送ればよい。
【0018】また、上記本実施の形態では受光素子回路
2内で処理されたデータは中央処理装置へ集約されてい
るが、撮像部に予め判断回路を設けておき、必要なデー
タのみまた必要な時間のみ選択的に送信するようにすれ
ば、監視データの低減を図る事が出来る。判断回路とし
ては、予め登録されたデータと参照する回路や、タイマ
ーなどが考えられる。
2内で処理されたデータは中央処理装置へ集約されてい
るが、撮像部に予め判断回路を設けておき、必要なデー
タのみまた必要な時間のみ選択的に送信するようにすれ
ば、監視データの低減を図る事が出来る。判断回路とし
ては、予め登録されたデータと参照する回路や、タイマ
ーなどが考えられる。
【0019】さらに、中央処理装置からの信号に従って
(図2(a)(b)中の信号6)、撮像部から画像処理
信号を集約するようにすれば、必要な信号を選択して中
央処理装置で受信することが可能となる。また、複数の
撮像部のうちどの撮像部から画像処理信号を受信するか
等の選択も可能となる。
(図2(a)(b)中の信号6)、撮像部から画像処理
信号を集約するようにすれば、必要な信号を選択して中
央処理装置で受信することが可能となる。また、複数の
撮像部のうちどの撮像部から画像処理信号を受信するか
等の選択も可能となる。
【0020】実施の形態2.以下、この発明の一実施の
形態を図を用いて説明する。図3はこの発明の一実施の
形態である監視カメラ系を示したもので、1はカメラモ
ジュールで、画像の検出と処理機能を有する受光素子回
路2と該受光素子回路2の情報を処理する例えばマイク
ロプロセッサのような変換回路3を備える。4は監視部
の中央処理装置、11はアンテナ12を備えた送受信装
置で、カメラモジュール1内の変換回路3からのデータ
を無線により受信し、そのデータを中央処理装置4へ送
る。また、中央処理装置4からの指示をカメラモジュー
ル1へ送信するように動作する。
形態を図を用いて説明する。図3はこの発明の一実施の
形態である監視カメラ系を示したもので、1はカメラモ
ジュールで、画像の検出と処理機能を有する受光素子回
路2と該受光素子回路2の情報を処理する例えばマイク
ロプロセッサのような変換回路3を備える。4は監視部
の中央処理装置、11はアンテナ12を備えた送受信装
置で、カメラモジュール1内の変換回路3からのデータ
を無線により受信し、そのデータを中央処理装置4へ送
る。また、中央処理装置4からの指示をカメラモジュー
ル1へ送信するように動作する。
【0021】本実施の形態は上記実施の形態1における
画像情報を無線を用いて送受信するので、カメラモジュ
ールの移動や増設が容易になる、カメラの台数分の配線
が不要となるという効果がある。
画像情報を無線を用いて送受信するので、カメラモジュ
ールの移動や増設が容易になる、カメラの台数分の配線
が不要となるという効果がある。
【0022】本実施の形態における受光素子回路も実施
の形態1と同様の図2に示されたものが用いられること
はいうまでもない。
の形態1と同様の図2に示されたものが用いられること
はいうまでもない。
【0023】また、上記実施の形態1と同様に、受光素
子回路2内での処理を中央処理装置4からの要求に応じ
て処理内容を変えたり、撮像部に予め判断回路を設けて
おき、必要なデータのみまた必要な時間のみ選択的に送
信するようにしたり、中央処理装置からの信号に従っ
て、撮像部から画像処理信号を集約するようにすること
ができることは言うまでもない。
子回路2内での処理を中央処理装置4からの要求に応じ
て処理内容を変えたり、撮像部に予め判断回路を設けて
おき、必要なデータのみまた必要な時間のみ選択的に送
信するようにしたり、中央処理装置からの信号に従っ
て、撮像部から画像処理信号を集約するようにすること
ができることは言うまでもない。
【0024】実施の形態3.以下、この発明の一実施の
形態を説明する。図4はこの発明の一実施の形態である
監視カメラ系を駐車場内の監視に用いた例で、図におい
て、1はカメラモジュール、13は各駐車スペース、1
4は駐車中の車、15は移動中の車、16は中央の監視
室である。
形態を説明する。図4はこの発明の一実施の形態である
監視カメラ系を駐車場内の監視に用いた例で、図におい
て、1はカメラモジュール、13は各駐車スペース、1
4は駐車中の車、15は移動中の車、16は中央の監視
室である。
【0025】図の動作について説明する。駐車場の各ス
ペースごとに独立に監視カメラとして、カメラモジュー
ル1が配置されている。カメラモジュール1は例えばす
でに駐車されている車14を監視し、中央の監視室16
に情報として送信される。即ち、中央の監視室には各ス
ペース単位での空き情報がリアルタイムで取得できる。
一方、新規入場車両15には中央監視室16から、上記
情報に基づいて、空きスペースへの誘導が円滑に行うこ
とができる。カメラモジュール1は上記実施の形態1、
2で記載したようなもので、小型化されたものであり、
複数配置が容易となる。また、増設も容易である。
ペースごとに独立に監視カメラとして、カメラモジュー
ル1が配置されている。カメラモジュール1は例えばす
でに駐車されている車14を監視し、中央の監視室16
に情報として送信される。即ち、中央の監視室には各ス
ペース単位での空き情報がリアルタイムで取得できる。
一方、新規入場車両15には中央監視室16から、上記
情報に基づいて、空きスペースへの誘導が円滑に行うこ
とができる。カメラモジュール1は上記実施の形態1、
2で記載したようなもので、小型化されたものであり、
複数配置が容易となる。また、増設も容易である。
【0026】また、駐車場の各スペースごとに監視カメ
ラを置き、動きがあった場合のみ中央に画像を送るとい
う処理が可能なため、駐車中の車14に誰かが近づいた
ときにその動きを検知して画像を中央に送るという方法
で不審者を検知することが可能となる。 また、ナンバ
ープレートを読みとって予め登録されたデータと照合す
ることにより、契約者の利用状況や、非契約者の使用を
チェックすることができる。 また、利用状況が各スペ
ースごとに自動的に解るため、場所別や時間別に利用者
状況の統計をとる自動データベース化が可能となり、管
理が容易になる。
ラを置き、動きがあった場合のみ中央に画像を送るとい
う処理が可能なため、駐車中の車14に誰かが近づいた
ときにその動きを検知して画像を中央に送るという方法
で不審者を検知することが可能となる。 また、ナンバ
ープレートを読みとって予め登録されたデータと照合す
ることにより、契約者の利用状況や、非契約者の使用を
チェックすることができる。 また、利用状況が各スペ
ースごとに自動的に解るため、場所別や時間別に利用者
状況の統計をとる自動データベース化が可能となり、管
理が容易になる。
【0027】実施の形態4.以下、この発明の別の実施
の形態を説明する。図5(a)、(b)はこの発明の別の実施
の形態である施設内トイレへの監視カメラ系の応用を示
したものである。図5(a)において、17は各トイレ
で、中には複数の個室18があり、19は中央の監視室
で、各カメラモジュール1と双方向通信する。図5(b)
が各トイレ17を示す。18が各個室で、各個室にはカ
メラモジュール1が取り付けられている。
の形態を説明する。図5(a)、(b)はこの発明の別の実施
の形態である施設内トイレへの監視カメラ系の応用を示
したものである。図5(a)において、17は各トイレ
で、中には複数の個室18があり、19は中央の監視室
で、各カメラモジュール1と双方向通信する。図5(b)
が各トイレ17を示す。18が各個室で、各個室にはカ
メラモジュール1が取り付けられている。
【0028】次に動作について説明する。本実施の形態
では、例えば通常は非常に粗い解像度で画像をとらえて
おき、個室内の非常ボタンが押されたときにそこだけ高
解像度で撮像することにより、緊急の場合の解像度を落
とさずに、ネットワーク上に流れる画像データを圧縮で
きる。本実施の形態では、例えば病院のトイレなどで、
長時間出てこない個室の情報を中央に伝えることによ
り、個室内で異状事態の早期発見などが行える。
では、例えば通常は非常に粗い解像度で画像をとらえて
おき、個室内の非常ボタンが押されたときにそこだけ高
解像度で撮像することにより、緊急の場合の解像度を落
とさずに、ネットワーク上に流れる画像データを圧縮で
きる。本実施の形態では、例えば病院のトイレなどで、
長時間出てこない個室の情報を中央に伝えることによ
り、個室内で異状事態の早期発見などが行える。
【0029】また、各カメラモジュールで画像処理によ
って人の有無を把握するようにしておけば、空いている
トイレに人を案内したり、夜間施設を閉館するときに施
設内部に残っている人間がいないかどうかを高速にチェ
ックする、などのことができる。
って人の有無を把握するようにしておけば、空いている
トイレに人を案内したり、夜間施設を閉館するときに施
設内部に残っている人間がいないかどうかを高速にチェ
ックする、などのことができる。
【0030】実施の形態5.以下、この発明の一実施の
形態を説明する。図6(a)、(b)はこの発明の一実施の形
態である、病院での入院患者容態管理への本監視カメラ
系の応用を示したものである。図6(a)において、20
は中央の監視室、21は各病室である。図6(b)は各病
室21を表す図である。各ベッドごとに、カメラモジュ
ール1が配設されており、22は各入院患者である。
形態を説明する。図6(a)、(b)はこの発明の一実施の形
態である、病院での入院患者容態管理への本監視カメラ
系の応用を示したものである。図6(a)において、20
は中央の監視室、21は各病室である。図6(b)は各病
室21を表す図である。各ベッドごとに、カメラモジュ
ール1が配設されており、22は各入院患者である。
【0031】本実施の形態では、例えば夜中に、動きの
あった部屋の画像のみを中央に送ることにより、入院患
者に異常が起こった場合のチェックや、防犯の助けとす
ることができる。また、特定のカメラからについての
み、画像を頻繁に中央に送るようリクエストすることに
よって、特定の患者を臨時に24時間監視することがで
きる。この実施の形態では、一定期間常時監視体制を実
現できる。
あった部屋の画像のみを中央に送ることにより、入院患
者に異常が起こった場合のチェックや、防犯の助けとす
ることができる。また、特定のカメラからについての
み、画像を頻繁に中央に送るようリクエストすることに
よって、特定の患者を臨時に24時間監視することがで
きる。この実施の形態では、一定期間常時監視体制を実
現できる。
【0032】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る監視カメ
ラ系は、受光された画像を特徴の抽出された画像に処理
する受光素子回路と、該受光素子回路から出力された処
理画像のデータを変換する変換回路とを備えた撮像部を
複数配置し、該複数の撮像部から得られた画像データを
集約する中央処理装置を備えたので、これら複数の撮像
部からのデータであっても圧縮された画像処理結果であ
るので、効率良く、中央処理装置に集約でき、多地点を
少ない情報量の負担で監視できる。
ラ系は、受光された画像を特徴の抽出された画像に処理
する受光素子回路と、該受光素子回路から出力された処
理画像のデータを変換する変換回路とを備えた撮像部を
複数配置し、該複数の撮像部から得られた画像データを
集約する中央処理装置を備えたので、これら複数の撮像
部からのデータであっても圧縮された画像処理結果であ
るので、効率良く、中央処理装置に集約でき、多地点を
少ない情報量の負担で監視できる。
【0033】また、この発明に係る監視カメラ系は、撮
像部から得られた画像データを無線で中央処理装置に集
約されるので、カメラモジュール等撮像部の配設および
増設、管理が容易となる。
像部から得られた画像データを無線で中央処理装置に集
約されるので、カメラモジュール等撮像部の配設および
増設、管理が容易となる。
【0034】さらに、この発明に係る監視カメラ系は、
撮像部から得られた画像データの送信は中央処理装置か
ら制御され、受光素子回路内の画像処理は中央処理装置
から制御され、また受光素子回路内の画像処理結果に応
じて、該処理結果を中央処理装置に送信する手段を撮像
部に備えているので、監視側で必要な画像に限った効率
的な通信を実現できる。
撮像部から得られた画像データの送信は中央処理装置か
ら制御され、受光素子回路内の画像処理は中央処理装置
から制御され、また受光素子回路内の画像処理結果に応
じて、該処理結果を中央処理装置に送信する手段を撮像
部に備えているので、監視側で必要な画像に限った効率
的な通信を実現できる。
【図1】 この発明の実施の形態1に用いられる監視カ
メラ系の構成を示す図である。
メラ系の構成を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に用いることのでき
る受光素子回路の一例の構成を示す図である。
る受光素子回路の一例の構成を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態2の無線による送受信
路を持った監視カメラ系を示す図である。
路を持った監視カメラ系を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態3の駐車場監視カメラ
系を示す図である。
系を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態4の施設内のトイレ監
視カメラ系を示す図で、(a)は施設内のトイレの配置、
(b)はトイレ内の個室位置を示す図である。
視カメラ系を示す図で、(a)は施設内のトイレの配置、
(b)はトイレ内の個室位置を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態5の入院病棟を示す図
で、(a)は病棟内の病室の配置、(b)は病室内のベッドと
カメラモジュールの配置を示す図である。
で、(a)は病棟内の病室の配置、(b)は病室内のベッドと
カメラモジュールの配置を示す図である。
【図7】 従来の監視カメラ系の構成を示す図である。
1 カメラモジュール、 2 受光素子回路、2a 受光
素子アレイ、 2b 受光素子アレイ制御回路、2c
出力回路、 2d 画像演算部、 3 変換回路、 4
中央処理装置、5 通信経路、 6 中央処理装置から
の指示信号11 中継送受信装置、 12 中継送受信装
置アンテナ、13 駐車スペース、 14 駐車中の車、
15 移動中の車、16 駐車場監視カメラの中央監視
室、 17 施設内各トイレ、18 トイレ内個室、19
施設の中央監視室、20 病棟の中央監視室、21 各
病室、 22 入院患者。
素子アレイ、 2b 受光素子アレイ制御回路、2c
出力回路、 2d 画像演算部、 3 変換回路、 4
中央処理装置、5 通信経路、 6 中央処理装置から
の指示信号11 中継送受信装置、 12 中継送受信装
置アンテナ、13 駐車スペース、 14 駐車中の車、
15 移動中の車、16 駐車場監視カメラの中央監視
室、 17 施設内各トイレ、18 トイレ内個室、19
施設の中央監視室、20 病棟の中央監視室、21 各
病室、 22 入院患者。
Claims (5)
- 【請求項1】 受光された画像を特徴の抽出された画像
に処理する受光素子回路と、該受光素子回路から出力さ
れた処理画像のデータを変換する変換回路とを備えた撮
像部を複数配置し、該複数の撮像部から得られた画像デ
ータを集約する中央処理装置を備えたことを特徴とする
監視カメラ系。 - 【請求項2】 撮像部から得られた画像データは無線で
中央処理装置に集約されることを特徴とする請求項1に
記載の監視カメラ系。 - 【請求項3】 撮像部から得られた画像データの送信は
中央処理装置から制御されることを特徴とする請求項1
または2に記載の監視カメラ - 【請求項4】 受光素子回路内の画像処理は中央処理装
置から制御されることを特徴とする請求項1または2に
記載の監視カメラ系。 - 【請求項5】 受光素子回路内の画像処理結果に応じ
て、該処理結果を中央処理装置に送信する手段を撮像部
に備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の監
視カメラ系。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31360297A JPH11150724A (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | 監視カメラ系 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31360297A JPH11150724A (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | 監視カメラ系 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11150724A true JPH11150724A (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=18043299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31360297A Pending JPH11150724A (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | 監視カメラ系 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11150724A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007058406A (ja) * | 2005-08-23 | 2007-03-08 | Toto Ltd | セキュリティシステム |
JP2008107961A (ja) * | 2006-10-24 | 2008-05-08 | Hitachi Ltd | 車両接近不審物検知システム |
-
1997
- 1997-11-14 JP JP31360297A patent/JPH11150724A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007058406A (ja) * | 2005-08-23 | 2007-03-08 | Toto Ltd | セキュリティシステム |
JP2008107961A (ja) * | 2006-10-24 | 2008-05-08 | Hitachi Ltd | 車両接近不審物検知システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2008016058A1 (fr) | dispositif et système de commande de caméras | |
KR101016530B1 (ko) | 가로등을 기반으로 하는 감시카메라 관리 시스템 | |
US20080165252A1 (en) | Monitoring system | |
WO1997041692A1 (en) | Improved site security system | |
JP6955584B2 (ja) | ドア映像表示システムおよびモニタ | |
CN114999222B (zh) | 异常举动通知装置、通知系统、通知方法以及记录介质 | |
WO2000045355A1 (fr) | Dispositif de detection d'un corps humain et procede associe | |
US20160112624A1 (en) | Camera System for Vehicles | |
KR101564095B1 (ko) | 복합센서모듈을 이용한 센서 네트워크 시스템 | |
JPH11150724A (ja) | 監視カメラ系 | |
JP2007104015A (ja) | 防犯機能付きインターホンシステム | |
JP2003523647A (ja) | 閉回路テレビジョン(cctv)カメラおよびシステム | |
JP2003063747A (ja) | エレベータの監視システム | |
KR20140050805A (ko) | 차량용 미러 일체형 카메라 송수신 시스템 및 이의 제어 방법 | |
JP3955777B2 (ja) | 集合住宅用インターホンシステム | |
JP2004104240A (ja) | 防犯映像管理システム | |
JP6807493B2 (ja) | 映像表示システム及び映像表示方法 | |
KR20010003322A (ko) | 이동통신망을 이용한 교통위반 자동처리 시스템 | |
KR20130105133A (ko) | 풀 디지털 멀티 디브이알 인터폰 | |
JP3583084B2 (ja) | 分岐器誤進入防止装置 | |
JPH04123945A (ja) | 車両安全確認システム | |
KR100858567B1 (ko) | 불법 주정차 단속방법 | |
KR20140105304A (ko) | Cctv 기반 교통 관제 모듈 | |
KR200383673Y1 (ko) | 교차로 내 교통사고 가피선별 및 신호기 제어를 위한 통합 장치 | |
KR102085645B1 (ko) | 탑승자 카운팅 시스템 및 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040928 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050208 |