JPH11149656A - 光学式記録再生装置 - Google Patents
光学式記録再生装置Info
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- JPH11149656A JPH11149656A JP9317428A JP31742897A JPH11149656A JP H11149656 A JPH11149656 A JP H11149656A JP 9317428 A JP9317428 A JP 9317428A JP 31742897 A JP31742897 A JP 31742897A JP H11149656 A JPH11149656 A JP H11149656A
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Abstract
ム3aを反射させる一方、第2の発光受光ユニット4か
らの光ビーム4aを透過させることによって、光ビーム
3aおよび光ビーム4aを略同一光路に合成すると共
に、第1のディスク9または第2のディスク10からの
反射光を第1の発光受光ユニット3または第2の発光受
光ユニット4に向かうように分離する合成分離素子5を
設ける。また、合成分離素子5に入射する光ビーム3a
の光軸と、合成分離素子5から出射される光ビーム3a
の光軸とのなす角度Aが90°未満となるように、第1
の発光受光ユニット3を配置する。これにより、上記角
度が90°の場合に比べ、第1・第2の発光受光ユニッ
ト3・4を相対的にドライブメカ2bの角部に寄せるこ
とができる。また、この場合、上記角部の空きスペース
を有効利用できることにもなる。
Description
し、仕様や規格の異なる複数の情報記録媒体に対して情
報の記録、再生、もしくは消去を行う光学式記録再生装
置に関するものである。
射光を検出して光ディスクに記録されている情報を再生
する技術は、CD(Compact Disc)、LD(Laser Dis
c)再生装置等として広く実用化されている。このよう
な光ディスク再生装置では、半導体レーザなどの光源か
ら出射された光ビームを、対物レンズにより光ディスク
信号面に収束照射し、光ディスクからの反射光を光検出
器で検出することにより、光ディスクに記録されている
情報が再生される。
記録密度の高密度化が図られており、従来の光ディスク
とは規格の異なる光ディスクが存在するようになってき
ている。例えば、情報が記録される単位であるピットの
大きさは、CDでは0.83μm程度であるが、DVD
(Digital Video Disc)では0.4μmとなっている。
また、情報の記録されているピットの列の間隔であるト
ラックピッチは、CDでは1.6μmであるのに対し、
DVDでは0.74μmに縮小されている。
形成された情報記録用の微小なピットを読み取るための
光学ヘッド(ピックアップ)から照射される記録・再生
用の光ビームの光スポットの大きさに基づいて決定され
る。
ムの波長λと、対物レンズの開口数(NA:Numerical
Aperture)とにより決まり、定数kを用いて次式で表さ
れる。 光スポット径 =k×λ/NA
の光ディスクを読み取るためには、波長の短い光ビーム
を用いるか、またはNAの大きな対物レンズを用いるこ
とが必要となる。
ズと光源とを1つずつ有する構成であるため、NAの大
きな対物レンズ、すなわち、高密度の光ディスクに対応
した対物レンズを備えた光学ヘッドでは、従来の低密度
の光ディスクを読み取ることはできない。これは、高密
度ディスク再生用の上記光学ヘッドでは、光ディスクが
対物レンズに対して傾くと、光スポットの乱れが大きく
なり、正確に情報を読み取ることができなくなるからで
ある。したがって、上記光学ヘッドを、高密度、低密度
の各光ディスクの再生用として共用できない場合が多
い。
ディスクの厚さによっても影響を受ける。すなわち、厚
さの薄い光ディスクでは、光ディスクが傾いても光スポ
ットの乱れは小さい。したがって、厚さの薄いディスク
を高密度の光ディスクの基板に用いることが多い。
mのCDと、DVDに代表される基板厚さ0.6mmの
高密度の光ディスクとを同一の装置で記録再生するに
は、2種類の光学系が必要となる。
公報は、CD用半導体レーザおよび薄型光ディスク用半
導体レーザの2種類の光源を備えた装置を開示してい
る。そして、上記各レーザからの各光ビームを略同一光
路で光ディスクに集光させると共に、光ディスクからの
反射光を上記光ディスクに対応した光検出器に受光させ
るハーフミラーや偏光ビームスプリッタを、上記各レー
ザと光ディスクとの間に配置している。これにより、基
板厚さや記録密度の異なる2種類の光ディスクの同一の
装置での記録再生を可能としている。
化を図る一つの手段として、少なくとも上記2種類の光
源を備えたピックアップを、光ディスクを駆動するため
の駆動装置の角部に配置し、角部のスペースを有効に利
用する方法がある。ただし、この方法では、光ディスク
の最も外周部の情報を再生できるようにピックアップを
配置する必要がある。
では、これら2種類の光源の配置位置に起因して、上記
角部に無駄な空きスペースが生じ、装置の小型化に支障
を来すという問題が生ずる。
なされたもので、その目的は、駆動装置の角部のスペー
スを効率よく利用して、装置の小型化を図ることのでき
る光学式記録再生装置を提供することにある。
学式記録再生装置は、上記の課題を解決するために、第
1および第2の光源と、上記第1の光源からの第1光ビ
ームを反射させる一方、上記第2の光源からの第2光ビ
ームを透過させることによって、上記第1および第2光
ビームを略同一光路に合成する光ビーム合成手段と、上
記第1光ビームを第1の光ディスクに収束させ、かつ、
上記第2光ビームを上記第1の光ディスクとは種類の異
なる第2の光ディスクに収束させる収束光学系とを備
え、上記第1の光源は、上記光ビーム合成手段に入射す
る第1光ビームの光軸と、上記光ビーム合成手段から出
射される第1光ビームの光軸とのなす角度が90°未満
となるように配置されていることを特徴としている。
1光ビーム、第2の光源からの第2光ビームは、それぞ
れ光ビーム合成手段によって略同一光路となり、収束光
学系によって第1または第2の光ディスクに集光され
る。
合成手段に入射する第1光ビームの光軸と、上記光ビー
ム合成手段から出射される第1光ビームの光軸とのなす
角度が90°未満となるように配置されている。これに
より、第1および第2の光源を第1および第2の光ディ
スクを駆動する駆動装置の角部に搭載するときに、上記
角度が90°の場合に比べ、上記第1および第2の光源
を上記角部にさらに寄せることができる。このことは、
第1および第2の光源を上記所定の位置に配置したま
ま、上記駆動装置を小型化して上記角部を相対的に第1
および第2の光源に近づけることができるのと同義であ
る。また、この場合、駆動装置の角部のスペースが有効
に利用されることになり、上記角部における空きスペー
スを極力最小限に抑えることができる。
の角部のスペースを有効に利用して、駆動装置自体を小
型化することができると共に、光学式記録再生装置を小
型化することができる。
は、上記の課題を解決するために、請求項1の構成にお
いて、上記第1および第2の光源は、基板厚さの厚い方
の光ディスクに対応した光源と上記光ビーム合成手段と
の光学的距離が、他方の光源と上記光ビーム合成手段と
の光学的距離よりも短くなるように配置されていること
を特徴としている。
ィスクに対応した光源から出射される光ビームは、より
拡散光となって収束光学系に入射するので、上記光ビー
ムの焦点位置が上記光ビームの進行方向に若干変位す
る。これにより、上記光ディスクにおける収差を極力補
正することができる。
は、上記の課題を解決するために、第1および第2の光
源と、上記第1の光源からの第1光ビームを反射させる
一方、上記第2の光源からの第2光ビームを透過させる
ことによって、上記第1および第2光ビームを略同一光
路に合成する光ビーム合成手段と、上記第1光ビームを
第1の光ディスクに収束させ、かつ、上記第2光ビーム
を上記第1の光ディスクとは種類の異なる第2の光ディ
スクに収束させる収束光学系とを備え、上記光ビーム合
成手段は、上記第1の光源からの第1光ビームを内部で
複数回反射させることが可能な複数の反射面を有してい
ることを特徴としている。
1光ビーム、第2の光源からの第2光ビームは、それぞ
れ光ビーム合成手段によって略同一光路となり、収束光
学系によって第1または第2の光ディスクに集光され
る。
段の複数の反射面にて複数回反射されるので、第1光ビ
ームの光路は、1回の反射で光ビーム合成手段から出射
される場合に比べ、光ビーム合成手段内部で長くなる。
これにより、上記光路の延長分、第1の光源と光ビーム
合成手段との光学的距離を短くすることができる。つま
り、上記光路の延長分で上記距離の短縮分を補償するこ
とができる。その結果、第1および第2の光源と光ビー
ム合成手段とが配置される領域を従来よりも狭くするこ
とができる。
および第2の光ディスクを駆動する駆動装置の角部に搭
載するときに、上記第1および第2の光源を上記角部に
さらに寄せることができる。このことは、第1および第
2の光源を上記所定の位置に配置したまま、上記駆動装
置を小型化して上記角部を相対的に第1および第2の光
源に近づけることができるのと同義である。また、この
場合、駆動装置の角部のスペースが有効に利用されるこ
とになり、上記角部における空きスペースを極力最小限
に抑えることができる。
の角部のスペースを有効に利用して、駆動装置自体を小
型化することができると共に、光学式記録再生装置を小
型化することができる。
は、請求項3の構成において、上記第1の光源は、上記
光ビーム合成手段に入射する第1光ビームの光軸と、上
記光ビーム合成手段から出射される第1光ビームの光軸
とのなす角度が略90°となるように配置されているこ
とを特徴としている。
って、第1の光源を光ビーム合成手段に近づけることが
できるので、本請求項の構成のように第1の光源を配置
しても、上記第1および第2の光源を相対的に上記角部
にさらに寄せることができる。したがって、上記構成に
よれば、請求項3の構成による効果と同等の効果を得る
ことができる。
は、請求項1、2、3または4の構成において、上記第
1および第2光ビームの波長は互いに異なるように設定
され、上記光ビーム合成手段には、上記第1および第2
光ビームを波長に応じて選択的に透過もしくは反射させ
る波長選択膜が形成されていることを特徴としている。
波長選択膜を形成することによって、第1光ビームを第
1の光ディスクに確実に照射することができると共に、
上記第1光ビームとは波長の異なる第2光ビームを第2
の光ディスクに確実に照射することができる。したがっ
て、第1および第2の光ディスクに対応した最適な波長
の第1および第2光ビームを用いて、各光ディスクに対
する情報の記録、再生、もしくは消去を確実に行うこと
ができる。
は、請求項1、2、3、4または5の構成において、上
記光ビーム合成手段は、上記第1および第2の光源から
の拡散光路中に設けられていることを特徴としている。
入射する第1光ビームまたは第2光ビームの拡散光を収
束光学系に確実に導くことができる。
一形態について図1ないし図3に基づいて説明すれば、
以下の通りである。
式記録再生装置は、ピックアップ1と、第1・第2のデ
ィスク9・10(図1参照)を駆動する駆動装置として
のドライブ装置本体2とからなっている。
搭載される駆動機構部2aと、ピックアップ1搭載領域
の外枠を形成するドライブメカ2bとを備えている。駆
動機構部2aは、第1・第2のディスク9・10を収納
すると共に、同図中R−S方向の変位によって、第1・
第2のディスク9・10の出し入れを可能とするもので
ある。なお、同図は、光ディスクを装着するために、駆
動機構部2aをドライブ装置本体2から引き出した状態
を示している。
に、第1の発光受光ユニット3(第1の光源)、第2の
発光受光ユニット4(第2の光源)、合成分離素子5
(光ビーム合成手段)、コリメートレンズ6、反射ミラ
ー7、および対物レンズ8を備えている。そして、光学
式記録再生装置の小型化を図るため、ピックアップ1
は、第1・第2のディスク9・10の最も外周部の情報
を再生できるように、ドライブメカ2bの角部に搭載さ
れる。
いが、光ビーム3aを出射する光源と、第1のディスク
9からの反射光を検出する光検出器と、上記光源から出
射される光ビーム3aの光軸と上記反射光の光軸とを略
一致させるホログラム光学素子とをそれぞれ含んで構成
されている。
の発光受光ユニット3と同様の構成を備えている。すな
わち、第2の発光受光ユニット4は、光ビーム4aを出
射する光源と、第1のディスク9とは基板厚さおよび記
録密度の異なる第2のディスク10からの反射光を検出
する光検出器と、上記光源から出射される光ビーム4a
の光軸と上記反射光の光軸とを略一致させるホログラム
素子とをそれぞれ含んで構成されている。
(第1の光ディスク)は、例えば基板厚さ0.6mmで
記録密度の高いDVDであり、第2のディスク10(第
2の光ディスク)は、例えば基板厚さ1.2mmで第1
のディスク9よりも記録密度の低いCDである。また、
光ビーム3aの波長は、光ビーム4aの波長より短くな
るように設定されている。
射ミラー7、対物レンズ8は、第2の発光受光ユニット
4における光ビーム4aの出射点と第2のディスク10
における光ビーム4aの集光点とを結ぶ光ビーム4aの
光路上に、第2の発光受光ユニット4側からこの順で配
置されている。
図を示しているが、ここでは、説明の理解がしやすいよ
うに、反射ミラー7、対物レンズ8、第1のディスク
9、第2のディスク10を、光ビーム4aの光軸を中心
に90°回転させて描いている。しかし、実際には、水
平に載置される第1のディスク9または第2のディスク
10上に、光ビーム3aまたは光ビーム4aが集光する
ように、反射ミラー7および対物レンズ8が配置されて
いる(図3参照)。
ト3からの光ビーム3aを反射させる一方、第2の発光
受光ユニット4からの光ビーム4aを透過させることに
よって、光ビーム3aおよび光ビーム4aを略同一光路
に合成すると共に、第1のディスク9または第2のディ
スク10からの反射光を第1の発光受光ユニット3また
は第2の発光受光ユニット4に向かうように分離する機
能を有しており、本実施形態ではダイクロイックプリズ
ムで構成されている。
射面となる面5aを有している。この面5aには、入射
した光ビームをその波長に基づいて透過または反射させ
る波長選択膜が形成されている。この波長選択膜は、無
吸収の高屈折率膜と低屈折率膜とを適当な厚み、層数で
積層し、この薄膜内での光の干渉を利用することによ
り、特定波長域の光だけを透過させ、それ以外の波長域
の光を反射させるものである。
らの光ビーム3aは、合成分離素子5の面5aにて反射
され、第1のディスク9に向けて出射される。また、第
2の発光受光ユニット4からの光ビーム4aは、面5a
をそのまま透過し、上記光ビーム3aと略同一光路で第
2のディスク10に向けて出射される。
同様に合成分離素子5の面5aにて反射され、第1の発
光受光ユニット3へ向けて出射される。一方、第2のデ
ィスク10からの反射光は、面5aをそのまま透過し、
第2の発光受光ユニット4に向けて出射される。
aに波長選択膜を形成することによって、光ビーム3a
を面5aにて反射させて第1のディスク9に確実に照射
することができる一方、光ビーム4aを透過させて第2
のディスク10に確実に照射することができる。したが
って、第1および第2のディスク9・10に対応した最
適な波長の光ビーム3a・4aを用いて、各光ディスク
に対する情報の記録、再生、もしくは消去を確実に行う
ことができる。
4bの拡散光路中、具体的には、第1・第2の発光受光
ユニット3・4とコリメートレンズ6との間に配置され
ている。これにより、合成分離素子5からの光ビーム3
a・4aを両方とも同一のコリメートレンズ6に、しか
も、略同一光路で確実に導くことが可能となる。
ら出射される光ビーム3a・4aを略平行な光束にする
ものであり、反射ミラー7は、コリメートレンズ6を透
過した光ビーム3a・4aを、第1のディスク9または
第2のディスク10へ向かう方向に反射させるものであ
る。対物レンズ8は、上記光ビーム3a・4aを第1の
ディスク9または第2のディスク10上に集光させるも
のである。
ラー7、および対物レンズ8は、合成分離素子5からの
光ビーム3aを第1のディスク9に収束させ、かつ、合
成分離素子5からの光ビーム4aを第2のディスク10
に収束させる請求項1および3に記載の収束光学系を構
成している。
筺体11に載っており、図示しないピックアップフィー
ド機構により、ガイド軸12a・12bに沿って第1・
第2のディスク9・10の半径方向、すなわち、図1に
示すP−Q方向に移動可能となっている。なお、同図
は、第1・第2のディスク9・10の最も外周部の情報
を再生する状態を示している。
イブメカ2bの長辺とのなす角度が略45°となるよう
に設けられている。これにより、ピックアップ1の移動
(トラバース)によって、光ビーム3a・4aの集光点
が、光ディスクの半径方向の直線上に形成される。ま
た、上記のようにガイド部材12a・12bを配置して
トラバースメカニズムを構成することにより、ピックア
ップ1をドライブメカ2bの角部に収めることができ、
上記角部のスペースを有効に利用できることにもなる。
再生する場合、第1の発光受光ユニット3から出射され
る光ビーム3aは、合成分離素子5の面5aにて反射さ
れ、コリメートレンズ6によって略平行な光束となる。
この略平行となった光ビーム3aは、反射ミラー7、対
物レンズ8を介して第1のディスク9に集光される。
aは、上記とは逆に、対物レンズ8、反射ミラー7、お
よびコリメートレンズ6を経て合成分離素子5に入射
し、面5aにて反射されて第1の発光受光ユニット3に
戻る。第1の発光受光ユニット3では、戻ってきた光ビ
ーム3aが図示しないホログラム光学素子によって図示
しない光検出器に導かれる。
合、第2の発光受光ユニット4から出射される光ビーム
4aは、合成分離素子5の面5aを透過し、コリメート
レンズ6によって略平行な光束となる。この略平行とな
った光ビーム4aは、反射ミラー7、対物レンズ8を介
して第2のディスク10に集光される。
4aは、上記とは逆に、対物レンズ8、反射ミラー7、
およびコリメートレンズ6を経て合成分離素子5に入射
し、面5aを透過して第2の発光受光ユニット4に戻
る。第2の発光受光ユニット4では、戻ってきた光ビー
ム4aが図示しないホログラム光学素子によって図示し
ない光検出器に導かれる。
フィード機構により、ガイド軸12a・12bに沿って
P−Q方向に移動することにより、第1・第2のディス
ク9・10の各トラックからの情報を検出し、再生す
る。なお、第1・第2のディスク9・10における情報
の記録あるいは消去についても同様である。
密度の異なる第1・第2のディスク9・10のそれぞれ
に対応して2種類の光源、すなわち、第1・第2の発光
受光ユニット3・4が設けられている。これにより、対
物レンズ8の開口数を上げて、高記録密度で薄型の第1
のディスク9と、低記録密度で基板厚さの厚い第2のデ
ィスク10とを同一の装置で再生することができる。つ
まり、同一の装置で互換性を犠牲にすることなく、上記
各光ディスクを再生することができる。
光受光ユニット3・4の配置位置の詳細について説明す
る。
子5に入射する光ビーム4aの光軸がガイド軸12a・
12bに垂直となるように配置されている。つまり、第
2の発光受光ユニット4から出射される光ビーム4aと
ドライブメカ2bの長辺とのなす角が略45°となるよ
うに、第2の発光受光ユニット4は配置されている。
の発光受光ユニット4と合成分離素子5との光学的距離
L2が、第1の発光受光ユニット3と合成分離素子5と
の光学的距離L1よりも短くなるように配置されてい
る。これにより、基板厚さの厚い第2のディスク10に
対応した第2の発光受光ユニット4から出射される光ビ
ーム4aは、より拡散光となって収束光学系に入射する
ので、光ビーム4aの焦点位置が光ビーム4aの進行方
向に若干変位する。したがって、第2のディスク10に
おいて発生する球面収差を極力補正することができる。
分離素子5に入射する光ビーム3aの光軸と、合成分離
素子5から出射される光ビーム3aの光軸とのなす角度
Aが90°未満となるように配置されている。これによ
り、以下の理由で、光学式記録再生装置の小型化を図る
ことができる。
の半径方向の直線上に形成するためには、装置の設計
上、第2の発光受光ユニット4をドライブメカ2bへ極
力近づけなければならない。しかし、一方では、基板厚
さの厚い光ディスクにおいて発生する収差を極力補正す
るために、上述したように、L1>L2の関係を満たす
ように、第1・第2の発光受光ユニット3・4を配置す
る必要がある。
例えば90°の場合、上記の関係を満たしながら第1・
第2の発光受光ユニット3・4を配置すると、第1の発
光受光ユニット3とドライブメカ2bとの接触を回避す
るために、ドライブメカ2bを外側に幅Bだけ膨らませ
なければならない。したがって、この場合、ドライブメ
カ2bが形成される駆動機構部2a、ひいては、光学式
記録再生装置自体が大型化する。
Aが90°未満であるので、第2の発光受光ユニット4
を図3で示した位置と同じような位置に配置しても、ド
ライブメカ2bを上記幅Bだけ外側に膨らませることな
く、第1の発光受光ユニット3とドライブメカ2bとの
接触を回避することができる。したがって、上記構成に
よれば、上記L1>L2の関係を満たしながらも、第1
・第2の発光受光ユニット3・4をともにドライブメカ
2bの角部へさらに寄せることができる。これは、ピッ
クアップ1を従来と同じ位置としたまま、ドライブメカ
2b自体を従来よりも幅Bだけ狭めることができるのと
同義である。
す駆動機構部2aの幅C′、ひいては、ドライブ装置本
体2の幅Cを狭めることができ、その結果、光学式記録
再生装置を小型化することができる。また、この場合、
ドライブメカ2bの角部にロスなくピックアップ1を収
めることができるので、上記角部における空きスペース
を極力最小限に抑えることができ、上記角部のスペース
をさらに有効に利用することができる。
び低屈折率膜の積層膜数は、上記角度Aによって異な
り、上記角度Aが鋭角になる程、波長選択膜の設計は難
しくなる。また、上記角度Aが鋭角になる程、合成分離
素子5を構成するプリズムの加工も難しくなる。したが
って、これらのことから、上記角度Aとしては、80°
前後が好ましい。
について図4に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。なお、実施の形態1で用いた部材と同一の機能を有
する部材には同一の部材番号を付記し、その説明を省略
する。
成分離素子5の代わりに合成分離素子15を用いてい
る。この合成分離素子15は、5角形と3角形との複合
プリズムで構成されており、第1の発光受光ユニット3
からの光ビーム3aを内部で複数回反射させることが可
能な複数の反射面としての面15a・15bを有してい
る。
あり、第1の発光受光ユニット3からの光ビーム3aを
3角形プリズムの所定の面15bに向かうように全反射
させるようになっている。また、面15bには、実施の
形態1で述べたような波長選択膜がコーティングされて
おり、第2の発光受光ユニット4からの光ビーム4aは
面15bを透過する一方、第1の発光受光ユニット3か
らの光ビーム3aは面15bにて反射するようになって
いる。
ニット3は、合成分離素子5に入射する光ビーム3aの
光軸と、合成分離素子5から出射される光ビーム3aの
光軸とのなす角度Aが略90°となるように配置されて
いる。
ット3から出射される光ビーム3aは、合成分離素子1
5の面15a・15bにてそれぞれ反射され、コリメー
トレンズ6によって略平行な光束となる。この略平行と
なった光ビーム3aは、反射ミラー7、対物レンズ8を
介して第1のディスク9に集光される。また、第1のデ
ィスク9にて反射した光ビーム3aは、上記とは逆に、
対物レンズ8、反射ミラー7、およびコリメートレンズ
6を経て合成分離素子5に入射し、面15b・15aに
て反射されて第1の発光受光ユニット3に戻る。
される光ビーム4aは、合成分離素子15の面15bを
透過し、コリメートレンズ6によって略平行な光束とな
る。この略平行となった光ビーム4aは、反射ミラー
7、対物レンズ8を介して第2のディスク10に集光さ
れる。また、第2のディスク10にて反射した光ビーム
4aは、上記とは逆に、対物レンズ8、反射ミラー7、
およびコリメートレンズ6を経て合成分離素子5に入射
し、面15bを透過して第2の発光受光ユニット4に戻
る。
用いた場合、合成分離素子15内部での複数回の反射に
より、第1の発光受光ユニット3からの光ビーム3aの
光路は、実施の形態1の場合よりも長くなる。これによ
り、上記光路の延長分、第1の発光受光ユニット3と合
成分離素子5との光学的距離を短くしても、何ら第2の
ディスク10における収差補正に影響を与えることはな
い。つまり、上記光路の延長分で上記距離の短縮分を補
償することができ、第1の発光受光ユニット3を合成分
離素子15に近づけても、基板厚さの厚い第2のディス
ク10における収差補正を確実に行うことができる。
2の発光受光ユニット3・4および合成分離素子5が配
置される領域を従来よりも狭くすることができる。その
結果、第1・第2の発光受光ユニット3・4を相対的に
ドライブメカ2bの角部にさらに寄せることができる。
このことは、第1・第2の発光受光ユニット3・4を所
定の位置に配置したまま、ドライブメカ2b、駆動機構
部2a、ひいてはドライブ装置本体2を小型化できるの
と同義である。したがって、上記構成によれば、光学式
記録再生装置を小型化することができる。また、本実施
形態の場合でも、ドライブメカ2bの角部にロスなくピ
ックアップ1を収めることができるので、実施の形態1
と同様に、上記角部のスペースをさらに有効に利用する
ことができる。
離素子5に近づけることができるので、上記角度Aを略
90°としても、第1の発光受光ユニット3がドライブ
メカ2bに接触することがない。したがって、本実施形
態のように上記角度を略90°としても、ドライブメカ
2bの角部にピックアップ1を収めて、光学式記録再生
装置の小型化を図ることができる。
を5角形と3角形との複合プリズムで構成しているが、
合成分離素子15内部での複数回の反射により、光ビー
ム3aの光路を延長でき、かつ、その延長分で第1の発
光受光ユニット3と合成分離素子5との短縮距離を補償
できるものであれば、合成分離素子15をその他の多角
形を利用したプリズムで構成してもよい。
置は、以上のように、第1および第2の光源と、上記第
1の光源からの第1光ビームを反射させる一方、上記第
2の光源からの第2光ビームを透過させることによっ
て、上記第1および第2光ビームを略同一光路に合成す
る光ビーム合成手段と、上記第1光ビームを第1の光デ
ィスクに収束させ、かつ、上記第2光ビームを上記第1
の光ディスクとは種類の異なる第2の光ディスクに収束
させる収束光学系とを備え、上記第1の光源は、上記光
ビーム合成手段に入射する第1光ビームの光軸と、上記
光ビーム合成手段から出射される第1光ビームの光軸と
のなす角度が90°未満となるように配置されている構
成である。
駆動する駆動装置の角部に第1および第2の光源を搭載
するときに、上記角度が90°の場合に比べ、上記第1
および第2の光源を相対的に上記角部にさらに寄せるこ
とができる。このことは、上記第1および第2の光源を
所定の位置に配置したまま、上記駆動装置自体を小型化
できるのと同義である。また、この場合、駆動装置の角
部のスペースも有効に利用される。
における空きスペースを極力最小限に抑えながら、光学
式記録再生装置を小型化することができるという効果を
奏する。
は、以上のように、請求項1の構成において、上記第1
および第2の光源は、基板厚さの厚い方の光ディスクに
対応した光源と上記光ビーム合成手段との光学的距離
が、他方の光源と上記光ビーム合成手段との光学的距離
よりも短くなるように配置されている構成である。
応した光源から出射される光ビームは、より拡散光とな
って収束光学系に入射するので、上記光ビームの焦点位
置が上記光ビームの進行方向に若干変位する。これによ
り、請求項1の構成による効果に加えて、上記光ディス
クにおける収差を極力補正することができるという効果
を奏する。
は、以上のように、第1および第2の光源と、上記第1
の光源からの第1光ビームを反射させる一方、上記第2
の光源からの第2光ビームを透過させることによって、
上記第1および第2光ビームを略同一光路に合成する光
ビーム合成手段と、上記第1光ビームを第1の光ディス
クに収束させ、かつ、上記第2光ビームを上記第1の光
ディスクとは種類の異なる第2の光ディスクに収束させ
る収束光学系とを備え、上記光ビーム合成手段は、上記
第1の光源からの第1光ビームを内部で複数回反射させ
ることが可能な複数の反射面を有している構成である。
け、第1の光源と光ビーム合成手段との光学的距離を短
くすることができ、これによって、第1および第2の光
源と光ビーム合成手段とが配置される領域を従来よりも
狭くすることができる。
を駆動する駆動装置の角部に第1および第2の光源を搭
載するときに、上記第1および第2の光源を相対的に上
記角部にさらに寄せることができる。このことは、上記
第1および第2の光源を所定の位置に配置したまま、上
記駆動装置自体を小型化できるのと同義である。また、
この場合、駆動装置の角部のスペースも有効に利用され
る。
における空きスペースを極力最小限に抑えながら、光学
式記録再生装置を小型化することができるという効果を
奏する。
は、以上のように、請求項3の構成において、上記第1
の光源は、上記光ビーム合成手段に入射する第1光ビー
ムの光軸と、上記光ビーム合成手段から出射される第1
光ビームの光軸とのなす角度が略90°となるように配
置されている構成である。
の光源を光ビーム合成手段に近づけることができるの
で、本請求項の構成のように第1の光源を配置しても、
第1および第2の光源と光ビーム合成手段とが配置され
る領域を狭くすることができ、その結果、請求項3の構
成による効果と同等の効果を得ることができるという効
果を奏する。
は、以上のように、請求項1、2、3または4の構成に
おいて、上記第1および第2光ビームの波長は互いに異
なるように設定され、上記光ビーム合成手段には、上記
第1および第2光ビームを波長に応じて選択的に透過も
しくは反射させる波長選択膜が形成されている構成であ
る。
成による効果に加えて、第1および第2の光ディスクに
対応した最適な波長の第1および第2光ビームを用い
て、各光ディスクに対する情報の記録、再生、もしくは
消去を確実に行うことができるという効果を奏する。
は、以上のように、請求項1、2、3、4または5の構
成において、上記光ビーム合成手段は、上記第1および
第2の光源からの拡散光路中に設けられている構成であ
る。
の構成による効果に加えて、光ビーム合成手段に入射す
る第1光ビームまたは第2光ビームの拡散光を収束光学
系に確実に導くことができるという効果を奏する。
置の概略の構成を示す平面図である。
がドライブ装置本体から引き出された状態を示す平面図
である。
例を示す平面図である。
装置の概略の構成を示す平面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】第1および第2の光源と、 上記第1の光源からの第1光ビームを反射させる一方、
上記第2の光源からの第2光ビームを透過させることに
よって、上記第1および第2光ビームを略同一光路に合
成する光ビーム合成手段と、 上記第1光ビームを第1の光ディスクに収束させ、か
つ、上記第2光ビームを上記第1の光ディスクとは種類
の異なる第2の光ディスクに収束させる収束光学系とを
備え、 上記第1の光源は、上記光ビーム合成手段に入射する第
1光ビームの光軸と、上記光ビーム合成手段から出射さ
れる第1光ビームの光軸とのなす角度が90°未満とな
るように配置されていることを特徴とする光学式記録再
生装置。 - 【請求項2】上記第1および第2の光源は、基板厚さの
厚い方の光ディスクに対応した光源と上記光ビーム合成
手段との光学的距離が、他方の光源と上記光ビーム合成
手段との光学的距離よりも短くなるように配置されてい
ることを特徴とする請求項1に記載の光学式記録再生装
置。 - 【請求項3】第1および第2の光源と、 上記第1の光源からの第1光ビームを反射させる一方、
上記第2の光源からの第2光ビームを透過させることに
よって、上記第1および第2光ビームを略同一光路に合
成する光ビーム合成手段と、 上記第1光ビームを第1の光ディスクに収束させ、か
つ、上記第2光ビームを上記第1の光ディスクとは種類
の異なる第2の光ディスクに収束させる収束光学系とを
備え、 上記光ビーム合成手段は、上記第1の光源からの第1光
ビームを内部で複数回反射させることが可能な複数の反
射面を有していることを特徴とする光学式記録再生装
置。 - 【請求項4】上記第1の光源は、上記光ビーム合成手段
に入射する第1光ビームの光軸と、上記光ビーム合成手
段から出射される第1光ビームの光軸とのなす角度が略
90°となるように配置されていることを特徴とする請
求項3に記載の光学式記録再生装置。 - 【請求項5】上記第1および第2光ビームの波長は互い
に異なるように設定され、上記光ビーム合成手段には、
上記第1および第2光ビームを波長に応じて選択的に透
過もしくは反射させる波長選択膜が形成されていること
を特徴とする請求項1、2、3または4に記載の光学式
記録再生装置。 - 【請求項6】上記光ビーム合成手段は、上記第1および
第2の光源からの拡散光路中に設けられていることを特
徴とする請求項1、2、3、4または5に記載の光学式
記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31742897A JP3396608B2 (ja) | 1997-11-18 | 1997-11-18 | 光学式記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31742897A JP3396608B2 (ja) | 1997-11-18 | 1997-11-18 | 光学式記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11149656A true JPH11149656A (ja) | 1999-06-02 |
JP3396608B2 JP3396608B2 (ja) | 2003-04-14 |
Family
ID=18088121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31742897A Expired - Fee Related JP3396608B2 (ja) | 1997-11-18 | 1997-11-18 | 光学式記録再生装置 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3396608B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006186861A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Pioneer Electronic Corp | ディスク装置 |
-
1997
- 1997-11-18 JP JP31742897A patent/JP3396608B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2006186861A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Pioneer Electronic Corp | ディスク装置 |
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