JPH11149351A - 情報転送制御システム及びディスクアレイ装置 - Google Patents

情報転送制御システム及びディスクアレイ装置

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Publication number
JPH11149351A
JPH11149351A JP9313806A JP31380697A JPH11149351A JP H11149351 A JPH11149351 A JP H11149351A JP 9313806 A JP9313806 A JP 9313806A JP 31380697 A JP31380697 A JP 31380697A JP H11149351 A JPH11149351 A JP H11149351A
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JP
Japan
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scsi
bus
reset
control unit
register
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Application number
JP9313806A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Onodera
進 小野寺
Hiroyuki Kurosawa
弘幸 黒澤
Hiroshi Suzuki
弘志 鈴木
Kazuhiko Ikeda
和彦 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Information and Telecommunication Engineering Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
Original Assignee
Hitachi Computer Peripherals Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 障害HDDを特定する手間を軽減して復旧時
間を短縮すること、また、ヒューズ断の検出により電源
障害発生時でもバス障害を防止すること。 【解決手段】 レジスタ制御部10a等からレジスタバ
ス12aを用いて個別SCSIリセットを可能として、
一時的障害回復の検出により障害HDDを容易に特定で
きる。また、28aの電圧レベルのセンスによりヒュー
ズ25aの断障害が検出できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホストコンピュー
タ(上位処理装置)と複数の周辺装置(下位装置)との
間を、SCSI(Small Computer Sy
stem Interface)バスで接続し、情報を
授受する情報転送制御システムに関し、上記複数の下位
装置毎の個別SCSIリセットとターミネータ用ヒュー
ズの導通検出を可能とすることにより、システムの性能
と信頼性を向上させ得るもので、特に、RAID(Re
dundant Arrays of Inexpen
cive Disks)システムと呼ばれる、複数の小
型磁気ハードディスク装置(HDD)を下位装置として
使って構成した情報記憶サブシステムに適用して有効な
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、RAIDシステムとして注目され
ている、ディスクアレー方式の磁気ディスク記憶システ
ムは、上記したように、小型磁気ディスク装置(HD
D)を多数使用して、記憶容量の大容量化による性能向
上とともに、冗長構成による信頼性の向上を実現してい
る。すなわち、二重化構成や各部の障害検出機能を備え
ることにより、たとえ、一部のHDDやシステムの一部
の部位に障害が発生した場合でも、システムを停止せず
に故障したHDDや障害部位の交換を可能として、高信
頼性及び無停止運転を実現している。
【0003】このRAIDシステムにおけるHDDのイ
ンタフェースの主流は、業界標準のSCSI(Smal
l Computer System Interfa
ce)と呼ばれるインタフェースである。このSCSI
システムの例としては、特開平4−318653号公報
に示されるもの等が知られている。
【0004】図7は、複数のHDDがSCSIバスに接
続された、従来のSCSIシステムの構成図である。同
図で、61aと61bは、小型磁気ディスク装置HDD
(下位装置)、13はSCSIバス、11は、SCSI
信号13を生成してHDD61とのアクセスを行なうS
CSIバス生成部(上位装置)である。SCSIバス生
成部11には、標準(基本)構成のHDD61aと、増
設構成のHDD61bとが接続されている。
【0005】14と26は、SCSI信号13のターミ
ネータ、33aと33bは、それぞれ、標準構成と増設
構成の電源から供給される5Vの電源ライン、25aと
25bは、ターミネータ電源28の接地障害(GNDシ
ョート)による電源障害を防止するためのヒューズ、2
8は、ターミネータ26に供給するターミネータ電源、
24aと24bは、ターミネータ電源28がヒューズ2
5aと25bへの流れ込み電流を防止するダイオードで
ある。ターミネータ電源28は、電源ライン33bが障
害で0Vになっても電源ライン33aから電源の供給が
できる。
【0006】HDD61a、61bにおける、SCSI
信号の制御は、内蔵のSPC(Scsi Protoc
ol Contorller)が行なう。この際、SC
SIバス13は、各HDD61a、61bの共通バスと
なっているため、HDD61a、61bのSPC障害に
より、SCSIバス障害(SCSI信号のイネーブル固
定状態)が発生した場合、正常なHDD61a、61b
に対してもアクセスできなくなる等の問題が発生する。
【0007】すなわち、SCSIバス障害が発生する
と、SCSIバス生成部11(上位装置)からSCSI
リセットを発行し、これにより、SPCが初期化される
ため、障害信号がイネーブル固定状態からディスイネー
ブルに解除される。しかし、SCSIリセットは、接続
されたすべてのHDDに共通に発行されるため、障害H
DDを特定するためには、障害HDDが外れるまでSC
SI動作を確認しながら、HDDを一台ずつ外していく
必要がある。この方法によれば、SCSI動作が正常に
なった時点で、直前に外したHDDに障害があることが
特定できるが、上記したように、この方法では一台ずつ
HDDを外す手間がかかり、復旧時間もかかってしまう
という問題がある。
【0008】次にヒューズ断状態での電源障害時につい
ての、従来技術の問題点を述べる。ターミネータ電源2
8に接地障害(GNDとのショート)が発生すると、各
電源の故障を防止するためヒューズ25a、25bが切
断される。しかし、ターミネータ電源の障害が回復した
場合でも、ヒューズの導通検出をしていないのでヒュー
ズ断が分からない。このため、電源ライン33bに障害
が発生した場合には、5V電源が供給されず、ターミネ
ータ電源28が0Vとなり、ターミネータ26の不良に
よりSCSIエラーが発生してしまう。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の技術では、SCSIバスに接続された、不良又は故障
HDDの特定およびターミネータ用ヒューズの導通検出
に関して特に配慮されていなかったため、SCSIバス
障害発生時に不良HDDの特定に手間がかかる欠点があ
った。また、ヒューズ断の障害に気づかずにいたため、
ターミネータ部の電源障害時にターミネータ不良による
SCSIバス障害が発生するという問題があった。
【0010】本発明の第1の目的は、SCSIバスを備
えた情報転送制御システムにおいて、不良又は故障の部
位あるいは周辺装置を特定する手間を軽減することによ
り、障害時の復旧時間を短縮することである。
【0011】また、本発明の第2の目的は、上記システ
ムにおいて、ヒューズ断障害の検出を可能とすることに
より、ターミネータ部の電源障害発生時でもSCSIバ
ス障害を防止し、信頼性を向上させることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明によれば、ホストコンピュータとのデ
ータ制御を行なうホスト制御部と、2つのSCSIバス
からアクセス可能な複数の磁気ディスク装置と、上記複
数の磁気ディスク装置とSCSIバスを介してアクセス
を行なうSCSIバス生成部からなるHDD制御部と、
上記磁気ディスク装置と上記SCSIバス生成部との2
つのSCSI信号の中継を行なうSCSI中継制御部か
らなる中継制御部と、上記磁気ディスク装置の2つのS
CSIバスそれぞれに上記中継制御部とHDD制御部を
備えた二重化構成のディスクアレイ装置において、上記
複数の磁気ディスク装置に対して個別にSCSIリセッ
ト命令をレジスタバスに出力するレジスタバス生成部
と、上記レジスタバスを介してSCSIリセット命令が
出力された場合に個別リセットイネーブル信号を出力さ
せるレジスタ制御部と、上記リセットイネーブル信号が
出力された場合は該当する磁気ディスク装置に対してS
CSIリセットを出力し、SCSIバスのSCSIリセ
ットが出力された場合は接続されたすべての磁気ディス
ク装置に対してSCSIリセットを出力するリセット制
御部とを備えたディスクアレイ装置が提供される。
【0013】また、上記第2の目的を達成するために、
本発明によれば、ホストコンピュータとのデータ制御を
行なうホスト制御部と、2つのSCSIバスからアクセ
ス可能な複数の磁気ディスク装置と、上記複数の磁気デ
ィスク装置とSCSIバスを介してアクセスを行なうS
CSIバス生成部からなるHDD制御部と、上記磁気デ
ィスク装置と上記SCSIバス生成部との2つのSCS
I信号の中継を行なうSCSI中継制御部からなる中継
制御部と、上記磁気ディスク装置の2つのSCSIバス
それぞれに上記中継制御部とHDD制御部を備えた二重
化構成のディスクアレイ装置において、上記複数の磁気
ディスク装置に対して個別にSCSIリセット命令をレ
ジスタバスに出力するレジスタバス生成部と、上記レジ
スタバスを介してSCSIリセット命令が出力された場
合に個別リセットイネーブル信号を出力させるレジスタ
制御部と、上記リセットイネーブル信号が出力された場
合は該当する磁気ディスク装置に対してSCSIリセッ
トを出力し、SCSIバスのSCSIリセットが出力さ
れた場合は接続されたすべての磁気ディスク装置に対し
てSCSIリセットを出力するリセット制御部とを備え
たディスクアレイ装置において、上記中継制御部の各々
において、各部の電源がヒューズとダイオードを介して
互い他の中継装置にSCSIバスのターミネータ電源を
供給し、上記ヒューズと上記ダイオード間の電圧レベル
を上記レジスタ制御部から検出命令が出力された時に上
記レジスタ制御部を介して読み出すようにしたことを特
徴とするディスクアレイ装置が提供される。
【0014】上記本発明のディスクアレイ装置によれ
ば、レジスタ生成部、レジスタ制御部及びリセット制御
部により、HDDに対する個別SCSIリセットが可能
となる。すなわち、HDDのSCSI障害発生時に、一
つのHDDに個別SCSIリセットを実行後に他のHD
Dをアクセスし、障害が一時的に回復したかどうかを調
べる。他のHDDがアクセスできればSCSIリセット
を発行したHDDが故障と判断できる。この結果、自動
的に障害HDDが特定できるので保守員の障害切り分け
作業が軽減され、復旧時間が短縮する。
【0015】上記本発明のディスクアレイ装置によれ
ば、また、レジスタ生成部とレジスタ制御部により、タ
ーミネータ電源の電圧レベルのセンスによりヒューズ断
の障害が検出できる。ヒューズ断が検出された場合は正
常なものと取り替えるので、ターミネータ側の中継制御
部の電源に障害が発生しても、他の中継制御部からター
ミネータ電源が供給されSCSIバスが正常に動作す
る。この結果、ヒューズ断によるSCSIバス障害が防
止できる。
【0016】本発明は、ディスクアレイ装置に限らず、
上位処理装置と、複数の下位装置とが、バスを介して接
続され、情報を授受する情報転送制御システム全般に適
用可能である。
【0017】以下、本発明をディスクアレイ装置に適用
した実施の形態について図面に基づいて詳細に説明す
る。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態であ
るディスクアレイ装置のSCSIシステムの一例を示す
構成図である。
【0019】同図で、11aは、SCSI信号を生成し
てHDD(下位装置)60とのアクセスを行なうSCS
Iバス生成部(上位装置)、13aはSCSIバス生成
部11aの入出力信号であるSCSIバス、12aは、
後述するレジスタ制御部21a内部のレジスタをリー
ド、ライトするためのレジスタバス、10aは、レジス
タバス12aを生成するレジスタバス制御部である。
【0020】1aと1bは、HDDとのデータ転送、並
びに、HDD毎のSCSIリセット及びヒューズの導通
状態の検出等を行なうHDD制御部、50aはSCSI
信号13aとレジスタバス12aからなり1a、2a、
2cを接続されるケーブル、14aと26cはSCSI
バス13aのターミネータである。
【0021】32aと32cはHDD60と接続された
SCSIバス、23aと23cはSCSI中継制御部で
である。SCSI中継制御部23aは、SCSIバス1
3aと32aとの信号を、SCSI中継制御部23c
は、SCSIバス13cと32cとの信号をそれぞれ中
継する。
【0022】30aと30cは、全HDD60に共通の
SCSIリセット信号を示す。21aと21cは、レジ
スタバス制御部10aからのアクセスにより、リセット
制御及びヒューズ導通検出を行なうレジスタ制御部で、
リセットするHDD60の選択信号29aと29cを出
力する。
【0023】22aと22cは、各HDD60毎に個別
のSCSIリセット信号を生成するリセット制御部、3
1aと31bは、各HDD60毎に個別に供給されるリ
セット信号である。
【0024】33aと33cは、電源から供給される5
V電源ライン、25aと25cはターミネータ電源28
の接地障害(GNDショート)時に発生する大電流によ
る電源障害を防止するためのヒューズ、28はターミネ
ータ26cに供給するターミネータ電源、24aと24
cはターミネータ電源28がヒューズ25aと25cへ
の流れ込み電流を防止するダイオード、20aと20c
はヒューズ25aと25cを介した電源ラインである。
ターミネータ26cのターミネータ電源28は、障害に
より電源ライン33cが0Vでも他の中継装置2aから
電源の供給ができる。
【0025】51a及び51b、51c及び51dは、
それぞれ独立したSCSIバスである。図1に示すよう
に、各HDD60は、2つのSCSIバスを備え、一方
のSCSIバスに障害が発生した場合でも、他方のSC
SIバスからアクセスができる。
【0026】HDD制御部1aとHDD制御部1b、中
継制御部2aと中継制御部2c、中継制御部2bと中継
制御部2dは同一構成で、基本構成の中継制御部2aと
増設構成の中継制御部2bではターミネータ26cの有
無だけが異なる。
【0027】図2は、レジスタ制御部21aとリセット
制御部22aの内部構成図である。同図で、210は、
レジスタバス生成部10aのリードまたはライト命令に
従ってヒューズ電源ライン29aの電圧レベルをリード
したり、リセット発生のHDD選択用にリセット生成レ
ジスタ211にライトする制御を行うリード/ライト
(R/W)制御部、211は、HDD個別にSCSIリ
セットを生成するリセット生成レジスタである。
【0028】220は、論理和回路で、リセットするH
DD60の選択信号29aに従ったHDD個別のSCS
Iリセットと、本来のSCSIリセット信号30aに従
ったHDD共通のSCSIリセット信号とを、31aで
接続されたHDD60に対して出力する。
【0029】図3(a)及び図3(b)は、それぞれ、
レジスタバス12aの、リード動作及びライト動作を示
すタイムチャート図である。レジスタバス生成部10a
からアドレスA<0−2>−P、アドレスイネーブル信
号AEN−N、ライト方向信号WRDIR=P、ライト
イネーブル信号WEN−Nを出力する。データバスD<
0−3>−Nは、ライト時はレジスタバス生成部10a
から、リード時はR/W制御部211から、それぞれ、
出力される。
【0030】図4は、レジスタバス12aのレジスタ・
マップである。例えば、HDD60のID(SCSIの
固有アドレス)0に対して、SCSIリセット信号を出
力させる場合、レジスタバス生成部10aからアドレス
(A0、A1、A2)=(0、0、1)に対して、デー
タ(D0、D1、D2、D3)=(1、0、0、0)を
ライトする。また、基本構成のヒューズ電源ライン29
aの電圧レベルをリードする場合は、アドレス(A0、
A1、A2)=(0、1、0)に対して、データD1を
リードする。
【0031】図4のレジスタ・マップは、上記した、ア
ドレス(A0、A1、A2)=(0、0、0)又はアド
レス(A0、A1、A2)=(0、0、1)のCSI個
別リセットと、アドレス(A0、A1、A2)=(0、
1、0)のヒューズ検出等のエラー・ステータスの他
に、信頼性を向上させるため、アドレス(A0、A1、
A2)=(0、1、1)のSCSI中継制御部23aと
23cのSCSIデータパリティチェック、レジスタバ
ス12aのパリティチェックの結果野SCSIパリティ
・エラーも、レジスタ制御部21aと21cにおいて検
出可能としたレジスタ・マップである。
【0032】上記の説明は、A0ビットが(A0=0)
の場合の基本システム構成部分についてであるが、図4
の下半分に示すように、A0ビットが(A0=1)の場
合の増設部分についても全く同様である。
【0033】次に、HDD60のSPC障害によりSC
SIバスに障害が発生すると、他の正常HDD60に対
してもアクセスできず障害HDDの特定できない。この
場合の障害HDDの切り分け方法について説明する。
【0034】図5は、障害HDDの切り分け処理を示す
フロー図である。
【0035】HDD60のSPC故障により、SCSI
バス51a、51b、51c、51dに障害が発生した
場合、障害HDDの特定のための処理を開始する(ステ
ップS501)。ID番号ID=nのHDD60に対し
て(ステップS502)、SCSI個別リセットを発行
する(ステップS503)。
【0036】次に、他のID番号のHDD60をアクセ
スして(ステップS504)、動作が正常(OK)であ
れば、個別SCSIリセットを発行したHDDに障害が
あることになるので、個別リセットを解除し(ステップ
S505)、処理を終了する(ステップS509)。
【0037】ステップS504のアクセス動作でエラー
があれば、個別リセットを解除し(ステップS50
6)、ID=n+1にして(ステップS507)、前回
のID=nと同様にSCSI個別リセットを発行し(ス
テップS503)、ID番号n+1のHDD60をアク
セスする。以上の処理を、障害が切り分けられるまで行
う。
【0038】以上により、保守員が一台ずつHDD60
を抜き差しする手間を省き、自動的に不良HDDの特定
が可能で、HDD障害時の復旧時間が短縮できる。ま
た、ヒューズ電源ライン29aの電圧レベルをリードす
ることによりヒューズ断の障害が検出できる。
【0039】また、HDD毎の個別リセットは、1台の
HDDに対するリセットなので、従来のHDD共通リセ
ットに比べて他ポートのSCSI動作に影響を与え難い
という効果もある。すなわち、一方のポートからSCS
Iリセットを受けたHDDは動作中断など他ポートのS
CSIに影響を与えることがなくなる。
【0040】次に、以上述べたSCSI制御方式を採用
したディスクアレイ装置全体について説明する。
【0041】図6は、ディスクアレイ装置の構成図であ
る。同図で、3aと3bはホストコンピュータとのデー
タ制御を行うホスト制御部である。1aと1bはホスト
制御部3aと3bからのデータを多数のHDD60にラ
イトしたり、HDD60からのデータをリードしてホス
ト制御部3aと3bに出力するHDD制御部である。図
5では図1に示した中継制御部を2a、2b、2c、2
d以外にも多数備えることにより大容量化を実現してい
る。
【0042】の一部または全部を1個または数個のLS
Iで実現すれば、小型・低価格化が図れるという利点が
ある。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
不良HDDを特定する手間が軽減されHDD障害時の復
旧時間が短縮できる。
【0044】また、ヒューズ断の障害が検出できるの
で、ターミネータの中継制御部の電源障害発生時でもS
CSIバス障害が防止できるので信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である、ディスクアレイ
装置内部のSCSIシステムの構成図。
【図2】図1のレジスタ制御部と個別リセット生成部の
内部構成図。
【図3】図1のリード動作(a)及びライト動作(b)
を示すタイムチャート。
【図4】図1のリード/ライト制御部21a内部にある
レジスタ・マップ。
【図5】図1の障害HDDの切り分け処理を示すフロー
チャート。
【図6】本発明の実施の形態によるディスクアレイ装置
の内部構成図。
【図7】従来例のSCSIシステムの構成図。
【符号の説明】
1a、1b…HDD制御部、2a、2b…中継制御部、
10a…レジスタバス生成部、21a…レジスタ制御
部、22a…リセット制御部、51a、51b…SCS
Iバス、60…HDD
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒澤 弘幸 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内 (72)発明者 鈴木 弘志 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内 (72)発明者 池田 和彦 神奈川県小田原市国府津2880番地 日立コ ンピュータ機器株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上位処理装置とのデータ制御を行なう上位
    処理装置制御部と、2つのインタフェースバスからアク
    セス可能な複数の下位装置と、上記複数の下位装置に対
    して上記インタフェースバスを介してアクセスを行なう
    インタフェースバス生成部からなる下位装置制御部と、
    上記下位装置及び上記バス生成部との2つのインタフェ
    ースバス信号の中継を行なうバス中継制御部からなる中
    継制御部とからなり、上記中継制御部と下位装置制御部
    とは、上記下位装置の上記2つのインタフェースバスの
    それぞれに対応して備えられ、上記中継制御部の各々
    は、互いに他の中継制御部と、上記インタフェースバス
    及びレジスタバスで接続され、さらに、上記複数の下位
    装置に対する個別インタフェースリセット命令を、レジ
    スタバスに出力するレジスタバス生成部と、上記レジス
    タバスを介してインタフェースリセット命令が出力され
    たときに個別リセットイネーブル信号を出力するレジス
    タ制御部と、上記リセットイネーブル信号が出力された
    とき該当する下位装置に対してインタフェースリセット
    を出力し、また、インタフェースバスのリセットが出力
    されたときに、接続されたすべての下位装置に対してイ
    ンタフェースリセットを出力するリセット制御部とを備
    えた情報転送制御システム。
  2. 【請求項2】上位処理装置とのデータ制御を行なう上位
    処理装置制御部と、2つのインタフェースバスからアク
    セス可能な複数の下位装置と、上記複数の下位装置に対
    して上記インタフェースバスを介してアクセスを行なう
    インタフェースバス生成部からなる下位装置制御部と、
    上記下位装置及び上記バス生成部との2つのインタフェ
    ースバス信号の中継を行なうバス中継制御部からなる中
    継制御部とからなり、上記中継制御部と下位装置制御部
    とは、上記下位装置の上記2つのインタフェースバスの
    それぞれに対応して備えられ、上記中継制御部の各々
    は、互いに他の中継制御部と、上記インタフェースバス
    及びレジスタバスで接続され、各部の電源がヒューズと
    ダイオードを介して互いに他の中継制御部に上記インタ
    フェースバスのターミネータ電源を供給するように構成
    され、さらに、上記複数の下位装置に対する個別インタ
    フェースリセット命令及び上記ターミネータ電源の検出
    命令を、レジスタバスに出力するレジスタバス生成部
    と、上記レジスタバスを介してインタフェースリセット
    命令が出力されたときに個別リセットイネーブル信号を
    出力し、また電源検出命令が出力されたときに上記ヒュ
    ーズと上記ダイオード間の電圧レベルを読み出すレジス
    タ制御部と、上記リセットイネーブル信号が出力された
    とき該当する下位装置に対してインタフェースリセット
    を出力し、また、インタフェースバスのリセットが出力
    されたときに、接続されたすべての下位装置に対してイ
    ンタフェースリセットを出力するリセット制御部とを備
    えた情報転送制御システム。
  3. 【請求項3】上位処理装置とのデータ制御を行なう上位
    処理装置制御部と、2つのSCSIバスからアクセス可
    能な複数の下位装置と、上記複数の下位装置に対してS
    CSIバスを介してアクセスを行なうSCSIバス生成
    部からなる下位装置制御部と、上記下位装置及び上記S
    CSIバス生成部との2つのSCSI信号の中継を行な
    うSCSI中継制御部からなる中継制御部とからなり、
    上記中継制御部と下位装置制御部とは、上記下位装置の
    上記2つのSCSIバスのそれぞれに対応して備えら
    れ、上記中継制御部の各々は、互いに他の中継制御部と
    上記SCSIバスとレジスタバスで接続され、さらに、
    上記複数の下位装置に対する個別SCSIリセット命令
    を、レジスタバスに出力するレジスタバス生成部と、上
    記レジスタバスを介してSCSIリセット命令が出力さ
    れたときに個別リセットイネーブル信号を出力するレジ
    スタ制御部と、上記リセットイネーブル信号が出力され
    たとき該当する下位装置に対してSCSIリセットを出
    力し、また、SCSIバスのSCSIリセットが出力さ
    れたときに、接続されたすべての下位装置に対してSC
    SIリセットを出力するリセット制御部とを備えた情報
    転送制御システム。
  4. 【請求項4】上位処理装置とのデータ制御を行なう上位
    処理装置制御部と、2つのSCSIバスからアクセス可
    能な複数の下位装置と、上記複数の下位装置に対して上
    記SCSIバスを介してアクセスを行なうSCSIバス
    生成部からなる下位装置制御部と、上記下位装置及び上
    記バス生成部との2つのSCSIバス信号の中継を行な
    うバス中継制御部からなる中継制御部とからなり、上記
    中継制御部と下位装置制御部とは、上記下位装置の上記
    2つのSCSIバスのそれぞれに対応して備えられ、上
    記中継制御部の各々は、互いに他の中継制御部と、上記
    SCSIバス及びレジスタバスで接続され、各部の電源
    がヒューズとダイオードを介して互いに他の中継制御部
    に上記SCSIバスのターミネータ電源を供給するよう
    に構成され、さらに、上記複数の下位装置に対する個別
    インタフェースリセット命令及び上記ターミネータ電源
    の検出命令を、レジスタバスに出力するレジスタバス生
    成部と、上記レジスタバスを介してSCSIリセット命
    令が出力されたときに個別リセットイネーブル信号を出
    力し、また電源検出命令が出力されたときに上記ヒュー
    ズと上記ダイオード間の電圧レベルを読み出すレジスタ
    制御部と、上記リセットイネーブル信号が出力されたと
    き該当する下位装置に対してSCSIリセットを出力
    し、また、SCSIバスのリセットが出力されたとき
    に、接続されたすべての下位装置に対してSCSIリセ
    ットを出力するリセット制御部とを備えた情報転送制御
    システム。
  5. 【請求項5】ホストコンピュータとのデータ制御を行な
    うホスト制御部と、2つのSCSIバスからアクセス可
    能な複数の磁気ディスク装置(HDD)と、上記複数の
    磁気ディスク装置とSCSIバスを介してアクセスを行
    なうSCSIバス生成部からなるHDD制御部と、上記
    磁気ディスク装置と上記SCSIバス生成部との2つの
    SCSI信号の中継を行なうSCSI中継制御部からな
    る中継制御部とからなり、上記中継制御部とHDD制御
    部とは、上記磁気ディスク装置の2つのSCSIバスの
    それぞれに対応して備えられ、上記中継制御部の各々
    は、互いに他の中継制御部と上記SCSIバスとレジス
    タバスで接続され、さらに、上記複数の磁気ディスク装
    置に対する個別SCSIリセット命令をレジスタバスに
    出力するレジスタバス生成部と、上記レジスタバスを介
    してSCSIリセット命令が出力されたときに個別リセ
    ットイネーブル信号を出力するレジスタ制御部と、上記
    リセットイネーブル信号が出力された場合に該当する磁
    気ディスク装置に対してSCSIリセットを出力し、ま
    たSCSIバスのSCSIリセットが出力されたとき
    に、接続されたすべての磁気ディスク装置に対してSC
    SIリセットを出力するリセット制御部を備えたディス
    クアレイ装置。
  6. 【請求項6】ホストコンピュータとのデータ制御を行な
    うホスト制御部と、2つのSCSIバスからアクセス可
    能な複数の磁気ディスク装置(HDD)と、上記複数の
    磁気ディスク装置とSCSIバスを介してアクセスを行
    なうSCSIバス生成部からなるHDD制御部と、上記
    磁気ディスク装置と上記SCSIバス生成部との2つの
    SCSI信号の中継を行なうSCSI中継制御部からな
    る中継制御部とからなり、上記中継制御部とHDD制御
    部とは、上記磁気ディスク装置の2つのSCSIバスの
    それぞれに対応して備えられ、上記中継制御部の各々
    は、互いに他の中継制御部と上記SCSIバスとレジス
    タバスで接続され、各部の電源がヒューズとダイオード
    を介して互い他の中継制御部にSCSIバスのターミネ
    ータ電源を供給するように構成され、さらに、上記複数
    の磁気ディスク装置に対する個別SCSIリセット命令
    及び上記ターミネータ電源の検出命令をレジスタバスに
    出力するレジスタバス生成部と、上記レジスタバスを介
    してSCSIリセット命令が出力されたときに個別リセ
    ットイネーブル信号を出力し、また電源検出命令が出力
    されたときに上記ヒューズと上記ダイオード間の電圧レ
    ベルを読み出すレジスタ制御部と、上記リセットイネー
    ブル信号が出力された場合に該当する磁気ディスク装置
    に対してSCSIリセットを出力し、またSCSIバス
    のSCSIリセットが出力されたときに、接続されたす
    べての磁気ディスク装置に対してSCSIリセットを出
    力するリセット制御部を備えたディスクアレイ装置。
  7. 【請求項7】ホストコンピュータとのデータ制御を行な
    うホスト制御部と、2つのSCSIバスからアクセス可
    能な複数の磁気ディスク装置と、上記複数の磁気ディス
    ク装置とSCSIバスを介してアクセスを行なうSCS
    Iバス生成部からなるHDD制御部と、上記磁気ディス
    ク装置と上記SCSIバス生成部との2つのSCSI信
    号の中継を行なうSCSI中継制御部からなる中継制御
    部と、上記磁気ディスク装置の2つのSCSIバスそれ
    ぞれに上記中継制御部とHDD制御部を備えた二重化構
    成のディスクアレイ装置において、上記複数の磁気ディ
    スク装置に対して個別にSCSIリセット命令をレジス
    タバスに出力するレジスタバス生成部と、上記レジスタ
    バスを介してSCSIリセット命令が出力された場合に
    個別リセットイネーブル信号を出力させるレジスタ制御
    部と、上記リセットイネーブル信号が出力された場合は
    該当する磁気ディスク装置に対してSCSIリセットを
    出力し、SCSIバスのSCSIリセットが出力された
    場合は接続されたすべての磁気ディスク装置に対してS
    CSIリセットを出力するリセット制御部とを備えたこ
    とを特徴とするディスクアレイ装置。
  8. 【請求項8】ホストコンピュータとのデータ制御を行な
    うホスト制御部と、2つのSCSIバスからアクセス可
    能な複数の磁気ディスク装置と、上記複数の磁気ディス
    ク装置とSCSIバスを介してアクセスを行なうSCS
    Iバス生成部からなるHDD制御部と、上記磁気ディス
    ク装置と上記SCSIバス生成部との2つのSCSI信
    号の中継を行なうSCSI中継制御部からなる中継制御
    部と、上記磁気ディスク装置の2つのSCSIバスそれ
    ぞれに上記中継制御部とHDD制御部を備えた二重化構
    成のディスクアレイ装置において、上記複数の磁気ディ
    スク装置に対して個別にSCSIリセット命令をレジス
    タバスに出力するレジスタバス生成部と、上記レジスタ
    バスを介してSCSIリセット命令が出力された場合に
    個別リセットイネーブル信号を出力させるレジスタ制御
    部と、上記リセットイネーブル信号が出力された場合は
    該当する磁気ディスク装置に対してSCSIリセットを
    出力し、SCSIバスのSCSIリセットが出力された
    場合は接続されたすべての磁気ディスク装置に対してS
    CSIリセットを出力するリセット制御部とを備えたデ
    ィスクアレイ装置において、上記中継制御部の各々にお
    いて、各部の電源がヒューズとダイオードを介して互い
    他の中継装置にSCSIバスのターミネータ電源を供給
    し、上記ヒューズと上記ダイオード間の電圧レベルを上
    記レジスタ制御部から検出命令が出力された時に上記レ
    ジスタ制御部を介して読み出すようにしたことを特徴と
    するディスクアレイ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7219144B2 (en) 2003-08-27 2007-05-15 Hitachi, Ltd. Disk array system and fault information control method
JP2007141185A (ja) * 2005-11-22 2007-06-07 Hitachi Ltd 記憶制御装置及び記憶制御装置のエラー情報管理方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7219144B2 (en) 2003-08-27 2007-05-15 Hitachi, Ltd. Disk array system and fault information control method
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