JPH11149290A - 車室内騒音低減装置 - Google Patents

車室内騒音低減装置

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JPH11149290A
JPH11149290A JP9316766A JP31676697A JPH11149290A JP H11149290 A JPH11149290 A JP H11149290A JP 9316766 A JP9316766 A JP 9316766A JP 31676697 A JP31676697 A JP 31676697A JP H11149290 A JPH11149290 A JP H11149290A
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JP
Japan
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microphone
signal
noise
speaker
vehicle interior
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JP9316766A
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Inventor
Yoshio Nakamura
由男 中村
Osamu Funahashi
修 舟橋
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車室内にスピーカとマイクを設置し、マイク
で検出した車室内の騒音信号をスピーカを駆動する増幅
器にフィードバックし、スピーカから騒音と逆相の音波
を発生させ、車室内騒音を減少させるという車室内騒音
の低減装置において、車のドア、窓、トランク等の開放
により装置の動作が不安定になる等の課題がある。 【解決手段】 ドアにドアの開閉状態を検出する手段1
05を設け、このドア開閉検出手段105からドアが開
放された時に発生する信号を受け、遮断器106によっ
てスピーカへの出力を遮断し動作の不安定を回避する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車室内騒音低減装置
に関し、特にこもり感を生じる100Hz以下の周期音
をアクティブに低減する車室内騒音低減装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】車室内の騒音は閉空間を形成する車室壁
面がエンジンの回転による起振力や走行時に道路から伝
わる力によって加振され、発生するものと考えられてい
る。
【0003】従来、この様な車室内の騒音低減に対して
は、車体各部の剛性を高めることや、伝達系に関するチ
ューニングを行うなど、パッシブ(受動的)なものが中
心であり、車体重量の増加やコストアップなど多くの問
題点があった。
【0004】一方、車室内にスピーカとマイクを設置
し、マイクで検出した車室内の騒音信号をスピーカを駆
動する増幅器にフィードバックし、スピーカから騒音と
逆相の音波を発生させ、車室内のこもり音とよばれるロ
ードノイズの低域部分の低減を図る能動的装置が提案さ
れており有効である。しかし、この能動的装置は車室内
に配置されたマイクと制御音を放射するスピーカとの間
の伝達関数が所定の値で一定していることが重要であ
り、伝達関数の変化が激しいと装置の動作が不安定とな
る。特にロードノイズの低域部分を低減する装置におい
ては、マイクとスピーカの伝達関数の低域部分の伝達関
数の変化が重要であり、車室の場合、ドアの開放、窓の
開放による密閉空間から開放空間の変化が低域での伝達
関数の大きな変化をもたらし、騒音低減装置の動作が不
安定になるという欠点をもつ。
【0005】また、上記の構成を持つ能動的車室内騒音
低減装置では、ドアやトランクの開閉に伴って発生する
ロードノイズに比較して非常に大きな音圧に対して、異
常音が発生するという欠点を持つ。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記でも述べたよう
に、車室内にマイクとスピーカを配置し、マイクによっ
て検出された車室内の騒音をスピーカを駆動する増幅器
にフィードバックを行い、マイクの近傍の騒音を減少さ
せる装置においては、特に低域部分のマイクとスピーカ
間の伝達関数の変化により動作が不安定となる。また、
低域での伝達関数の変化はドアの開放や窓の開放による
ものが大きく、装置の動作が不安定となっていた。
【0007】また、ドアやトランクの開閉による異常音
の発生も大きな問題となっていた。本発明は、このよう
な車室内騒音低減装置に関し、ドアの開放、窓の開放に
よる動作の遮断を行い、不安定要因を除去するととも
に、ドアやトランクの開閉による異常音の低減を図り、
実用性の高い車室内騒音低減装置を実現することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するた
め、本発明の車室内騒音低減装置は、車室内の所定位置
に設置され、車室内の騒音を検出するマイクと、このマ
イクからの信号の位相、振幅を適切に補正する補正回路
と、この補正回路の信号を増幅しスピーカを駆動する増
幅器と、この増幅器からの電気出力により駆動され該マ
イクで検出した車室内の騒音と逆相の音を放射し車室内
の騒音を低減させるように車室内に音響出力として放射
するスピーカと、車のドアの開閉状態を検知する手段と
を備え、該車のドアの開閉状態を検知する手段からの信
号によりドアの開放時に、該スピーカへの出力を遮断す
るようにしたものであり、ドアの開閉により生じるマイ
ク、スピーカ間の伝達関数の変化による動作の不安定を
防止する事ができる。
【0009】また、本発明の車室内騒音低減装置は、車
室内の所定位置に設置され、車室内の騒音を検出するマ
イクと、このマイクからの信号の位相、振幅を適切に補
正する補正回路と、この補正回路の信号を増幅しスピー
カを駆動する増幅器と、この増幅器からの電気出力によ
り駆動され該マイクで検出した車室内の騒音と逆相の音
を放射し車室内の騒音を低減させるように車室内に音響
出力として放射するスピーカとを備え、該マイクからの
信号の波高値があらかじめ定められた値以上の時にスピ
ーカからの出力を遮断するようにしたものであり、ドア
やトランクの開閉に伴う非常におおきな音圧に対する異
常音の低減が図れる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、車室内の所定位置に設置され、車室内の騒音を検出
するマイクと、このマイクからの信号の位相、振幅を適
切に補正する補正回路と、この補正回路の信号を増幅し
スピーカを駆動する増幅器と、この増幅器からの電気出
力により駆動され該マイクで検出した車室内の騒音と逆
相の音を放射し車室内の騒音を低減させるように車室内
に音響出力として放射するスピーカと、車のドアの開閉
状態を検知する手段とを備え、該車のドアの開閉状態を
検知する手段からの信号によりドアの開放時に、該スピ
ーカへの出力を遮断する事によりドアの開放により動作
が不安定になることを回避できるという作用をもつ。
【0011】本発明の請求項2に記載の発明は、車室内
の所定位置に設置され、車室内の騒音を検出するマイク
と、このマイクからの信号の位相、振幅を適切に補正す
る補正回路と、この補正回路の信号を増幅しスピーカを
駆動する増幅器と、この増幅器からの電気出力により駆
動され該マイクで検出した車室内の騒音と逆相の音を放
射し車室内の騒音を低減させるように車室内に音響出力
として放射するスピーカと、車の窓の開閉状態を検知す
る手段とを備え、該車の窓の開閉状態を検知する手段か
らの信号により窓の開放時に、該スピーカへの出力を遮
断する事によりドアの開放により動作が不安定になるこ
とを回避できるという作用をもつ。
【0012】本発明の請求項3に記載の発明は、車室内
の所定位置に設置され、車室内の騒音を検出するマイク
と、このマイクからの信号の位相、振幅を適切に補正す
る補正回路と、この補正回路の信号を増幅しスピーカを
駆動する増幅器と、この増幅器からの電気出力により駆
動され該マイクで検出した車室内の騒音と逆相の音を放
射し車室内の騒音を低減させるように車室内に音響出力
として放射するスピーカと、車のトランクの開閉状態を
検知する手段とを備え、該車のトランクの開閉状態を検
知する手段からの信号によりトランクの開放時に、該ス
ピーカへの出力を遮断する事によりトランクの開放によ
り動作が不安定になることを回避できるという作用をも
つ。
【0013】本発明の請求項4に記載の発明は、車室内
の所定位置に設置され、車室内の騒音を検出するマイク
と、このマイクからの信号の位相、振幅を適切に補正す
る補正回路と、この補正回路の信号を増幅しスピーカを
駆動する増幅器と、この増幅器からの電気出力により駆
動され該マイクで検出した車室内の騒音と逆相の音を放
射し車室内の騒音を低減させるように車室内に音響出力
として放射するスピーカと、車のサンルーフの開閉状態
を検知する手段とを備え、該車のサンルーフの開閉状態
を検知する手段からの信号によりサンルーフの開放時
に、該スピーカへの出力を遮断する事により、サンルー
フの開放により動作が不安定になることを回避できると
いう作用をもつ。
【0014】本発明の請求項5に記載の発明は、車室内
の所定位置に設置され、車室内の騒音を検出する第1の
マイクとこの第1のマイクからの信号の位相、振幅を適
切に補正する補正回路と、可聴帯域外の20Hz以下の
信号を発生させる信号発生器と、該補正回路と該信号発
生器からの出力を加算し増幅する増幅器と、該増幅器か
らの出力を車室内に音響出力として放射するスピーカ
と、スピーカの近傍に配置された第2のマイクと、該第
1のマイクと第2のマイクの信号の20Hz以下の成分
を比較し第1のマイクと第2のマイクの20Hz以下の
成分の比があらかじめ設定した値以上となった時に該第
1のマイクと該補正回路とを遮断する比較制御器とを備
えることにより、ドアや窓の開放時のように低域での伝
達関数が大きく変化した時に、スピーカへの出力を遮断
することができ、動作が不安定になることを回避できる
という作用をもつ。
【0015】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
2に記載の発明において、車のドアの開閉状態を検知す
る手段を、窓の上方に配置したマイクと該マイクの信号
が所定の設定値を越えたときに信号を発生する検出器と
で構成したものであり、窓の開放時にスピーカへの出力
を遮断し、窓の開放によって動作が不安定になる事を回
避するという作用をもつ。
【0016】本発明の請求項7に記載の発明は、車室内
の所定位置に設置され、車室内の騒音を検出するマイク
と、このマイクからの信号の位相、振幅を適切に補正す
る補正回路と、この補正回路の信号を増幅しスピーカを
駆動する増幅器と、この増幅器からの電気出力により駆
動され該マイクで検出した車室内の騒音と逆相の音を放
射し車室内の騒音を低減させるように車室内に音響出力
として放射するスピーカとを備え、該マイクからの信号
の波高値があらかじめ定められた値以上の時に、該スピ
ーカへの出力を遮断する事によりドアやトランクの開閉
時に生じる異常音を低減できるという作用をもつ。
【0017】本発明の請求項8に記載の発明は、車室内
の所定位置に設置され、車室内の騒音を検出するマイク
と、このマイクからの信号の位相、振幅を適切に補正す
る補正回路と、この補正回路の信号を増幅しスピーカを
駆動する増幅器と、この増幅器からの電気出力により駆
動され該マイクで検出した車室内の騒音と逆相の音を放
射し車室内の騒音を低減させるように車室内に音響出力
として放射するスピーカとを備え、該マイクからの信号
の微分値があらかじめ定められた値以上の時に、該スピ
ーカへの出力を遮断する事によりドアやトランクの開閉
時に生じる異常音を低減できるという作用をもつ。
【0018】(実施の形態1)図1は本発明の車室内騒
音低減装置の第1の実施の形態の構造図を示す。図1に
おいて、101は車室内に配置され騒音を検出するマイ
クであり、102はマイク101の信号を補正する補正
回路、103は補正回路102からの出力を増幅し、ス
ピーカを駆動する増幅器である。104は車室内に配置
され、増幅器103で駆動され、車室内に音響出力を放
射するスピーカである。105はドア107に設置され
ドア107の開閉状態を検出するドア開閉検出手段であ
り、106はドア開閉検出手段105の信号によりスピ
ーカ104への出力を遮断する遮断器である。
【0019】図2は実施の形態1の車室内騒音低減装置
のオープンループの伝達特性図を示す。図2において2
01は車室が密閉状態でのオープンループの伝達特性
(音圧)の例であり、202はその位相特性である。2
03はドアを開放した状態でのオープンループの音圧の
例であり、204はその位相特性である。
【0020】次に本発明の実施の形態1について、以下
にその動作について説明する。マイク101で検出され
た騒音信号を補正回路102を通し、増幅器103で増
幅して、車室内に配置されたスピーカ104によって音
響出力として車室内に放射する。補正回路102は騒音
の中で、低減しようとする周波数範囲においてスピーカ
104から放射される音響出力が、マイク101の位置
でもとの騒音と逆相となるように設定される。この時オ
ープンループの特性で見ると、車室が密閉状態で例えば
図2の201,202の様になり位相が+90°〜18
0°〜−90°の範囲では騒音は減少する。
【0021】しかし、車室が密閉状態で上記の様に設定
しても、ドアの開放により、オープンループの特性は図
2の203,204のようになり、低域で位相が0°で
ゲインが1(0dB)に接近し発振の危険性が生じる。
従って、ドア107の開放をドア107に設置したドア
107の開閉状態を検出する手段105によりドア10
7の開放を検出し、この検出信号で遮断器106を動作
させ、スピーカへの出力を遮断する。以上のように、ド
アの開放によって生じる車室内騒音低減装置の動作の不
安定を回避できるという有利な効果が得られる。
【0022】(実施の形態2)図3は本発明の車室内騒
音低減装置の第2の実施の形態の構造図を示す。図3に
おいて、301は車室内に配置され騒音を検出するマイ
クであり、302はマイク301の信号を補正する補正
回路、303は補正回路302からの出力を増幅し、ス
ピーカを駆動する増幅器である。304は車室内に配置
され、増幅器303で駆動され、車室内に音響出力を放
射するスピーカである。305は窓308に設置され窓
308の開閉状態を検出する窓開閉検出手段であり、3
06は窓開閉検出手段305の信号によりスピーカ30
4への出力を遮断する遮断器である。
【0023】次に本発明の実施の形態2について、以下
にその動作について説明する。マイク301で検出され
た騒音信号を補正回路302を通し、増幅器303で増
幅して、車室内に配置されたスピーカ304によって音
響出力として車室内に放射する。補正回路302は騒音
の中で、低減しようとする周波数範囲においてスピーカ
304から放射される音響出力が、マイク301の位置
でもとの騒音と逆相となるように設定される。この時オ
ープンループの特性で見ると、車室が密閉状態で例えば
図2の201,202の様になり位相が+90°〜18
0°〜−90°の範囲では騒音は減少する。
【0024】しかし、車室が密閉状態で上記の様に設定
しても、窓の開放により、オープンループの特性は図2
の203,204のようになり、低域で位相が0°でゲ
インが1(0dB)に接近し発振の危険性が生じる。従
って、窓308の開放を窓308に設置した窓308の
開閉状態を検出する手段305により窓308の開放を
検出し、この検出信号で遮断器306を動作させ、スピ
ーカへの出力を遮断する。以上のように、窓の開放によ
って生じる車室内騒音低減装置の動作の不安定を回避で
きるという有利な効果が得られる。
【0025】(実施の形態3)図4は本発明の車室内騒
音低減装置の第3の実施の形態の構造図を示す。図4に
おいて、401は車室内に配置され騒音を検出するマイ
クであり、402はマイク401の信号を補正する補正
回路、403は補正回路402からの出力を増幅し、ス
ピーカを駆動する増幅器である。404は車室内に配置
され、増幅器403で駆動され、車室内に音響出力を放
射するスピーカである。405はトランク409に設置
されトランク409の開閉状態を検出するトランク開閉
検出手段であり、406はトランク開閉検出手段405
の信号によりスピーカ404への出力を遮断する遮断器
である。
【0026】図5は実施の形態3の車室内騒音低減装置
のオープンループの伝達特性図を示す。図5において5
01は車室が密閉状態でのオープンループの伝達特性
(音圧)の例であり、502はその位相特性である。5
03はトランクが開放された時のオープンループの音圧
であり、504はその位相特性である。
【0027】次に本発明の実施の形態3について、以下
にその動作について説明する。マイク401で検出され
た騒音信号を補正回路402を通し、増幅器403で増
幅して、車室内に配置されたスピーカ404によって音
響出力として車室内に放射する。補正回路402は騒音
の中で、低減しようとする周波数範囲においてスピーカ
404から放射される音響出力が、マイク401の位置
でもとの騒音と逆相となるように設定される。この時オ
ープンループの特性で見ると、車室が密閉状態で例えば
図5の501,502の様になり位相が+90°〜18
0°〜−90°の範囲では騒音は減少する。
【0028】しかし、車室が密閉状態で上記の様に設定
しても、トランクの開放により、オープンループの特性
は図5の503,504のようになり、低域で位相が0
°でゲインが1(0dB)に接近し発振の危険性が生じ
る。従って、トランク409の開放をトランク409に
設置したトランク409の開閉状態を検出する手段40
5によりトランク409の開放を検出し、この検出信号
で遮断器406を動作させ、スピーカへの出力を遮断す
る。以上のように、トランクの開放によって生じる車室
内騒音低減装置の動作の不安定を回避できるという有利
な効果が得られる。
【0029】(実施の形態4)図6は本発明の車室内騒
音低減装置の第4の実施の形態の構造図を示す。図6に
おいて601は車室内に配置され騒音を検出するマイク
であり、602はマイク601の信号を補正する補正回
路、603は補正回路602からの出力を増幅し、スピ
ーカを駆動する増幅器である。604は車室内に配置さ
れ、増幅器603で駆動され、車室内に音響出力を放射
するスピーカである。605はサンルーフ609に設置
されサンルーフ609の開閉状態を検出するサンルーフ
開閉検出手段であり、606はサンルーフ開閉検出手段
605の信号によりスピーカ604への出力を遮断する
遮断器である。
【0030】次に本発明の実施の形態4について、以下
にその動作について説明する。マイク601で検出され
た騒音信号を補正回路602を通し、増幅器603で増
幅して、車室内に配置されたスピーカ604によって音
響出力として車室内に放射する。補正回路602は騒音
の中で、低減しようとする周波数範囲においてスピーカ
604から放射される音響出力が、マイク601の位置
でもとの騒音と逆相となるように設定される。この時オ
ープンループの特性で見ると、車室が密閉状態で例えば
図2の201,202の様になり位相が+90°〜18
0°〜−90°の範囲では騒音は減少する。
【0031】しかし、車室が密閉状態で上記の様に設定
しても、サンルーフの開放により、オープンループの特
性は図2の203,204のようになり、低域で位相が
0°でゲインが1(0dB)に接近し発振の危険性が生
じる。従って、サンルーフ609の開放をサンルーフ6
09に設置したサンルーフ609の開閉状態を検出する
手段605によりサンルーフ609の開放を検出し、こ
の検出信号で遮断器606を動作させ、スピーカへの出
力を遮断する。以上のように、サンルーフの開放によっ
て生じる車室内騒音低減装置の動作の不安定を回避でき
るという有利な効果が得られる。
【0032】(実施の形態5)図7は本発明の車室内騒
音低減装置の第5の実施の形態の構造図を示す。図7に
おいて701は車室内に配置され騒音を検出する第1の
マイクであり、702はマイク701の信号を補正する
補正回路、703は補正回路702からの出力を増幅
し、スピーカを駆動する増幅器である。704は車室内
に配置され、増幅器703で駆動され、車室内に音響出
力を放射するスピーカである。705はスピーカ703
の近傍に設置された第2のマイクであり、706は可聴
帯域以下の20Hz以下の信号を発生する信号発生器で
ある。707は第1のマイク701と第2のマイク70
5の出力のうち信号発生器706からの信号成分を比較
し第2のマイク705からの信号と第1のマイク701
からの信号との比が所定の値以下の時に第1のマイク7
01の出力を遮断する比較制御器である。図8は車室が
密閉状態の時、スピーカ704から正弦波の信号をスイ
ープした時の第1のマイク701と第2のマイク705
の信号の特性図である。801は第1のマイク701の
出力特性、802は第2のマイク705の出力特性を示
す。
【0033】図9はドアが開放された状態の時、スピー
カ704から正弦波の信号をスイープした時の第1のマ
イク701と第2のマイク705の信号の特性図であ
る。901は第1のマイク701の出力特性、902は
第2のマイク705の出力特性を示す。
【0034】次に本発明の実施の形態5について、以下
にその動作について説明する。マイク701で検出され
た騒音信号を補正回路702を通し、増幅器703で増
幅して、車室内に配置されたスピーカ704によって音
響出力として車室内に放射する。補正回路702は騒音
の中で、低減しようとする周波数範囲においてスピーカ
704から放射される音響出力が、マイク701の位置
でもとの騒音と逆相となるように設定される。この時オ
ープンループの特性で見ると、車室が密閉状態で例えば
図2の201,202の様になり、位相が+90°〜1
80°〜−90°の範囲では騒音は減少する。
【0035】しかし、車室が密閉状態で上記の様に設定
しても、ドアの開放により、オープンループの特性は図
2の203,204のようになり、低域で位相が0°で
ゲインが1(0dB)に接近し発振の危険性が生じる。
信号発生器706からの信号でスピーカ704は常に動
作しており、これによって生じる第1のマイク701の
信号と第2のマイク705の信号との比は図8,9の様
に、車室が密閉状態の時は大きく、ドアの開放や窓の開
放時には小さくなる。比較制御器707はこの第1のマ
イク701の信号と第2のマイク705の信号を比較
し、この比が所定以下の時に第1のマイク701からの
信号が補正回路702に流れるのを遮断する。すなわち
ドアや窓の開放時にはシステムが停止し不安定な動作を
回避する事ができる。信号発生器からの信号は可聴帯域
以下の周波数に設定してある為、これによる騒音の増加
は無視できる。以上のように、ドアや窓の開放による動
作の不安定を回避できるという有利な効果が得られる。
【0036】(実施の形態6)図10は本発明の車室内
騒音低減装置の第6の実施の形態の構造図を示す。図1
0において、1001は車室内に配置され騒音を検出す
る第1のマイクであり、1002は第1のマイク100
1の信号を補正する補正回路、1003は補正回路10
02からの出力を増幅し、スピーカを駆動する増幅器で
ある。1004は車室内に配置され、増幅器1003で
駆動され、車室内に音響出力を放射するスピーカであ
る。1005は窓1009の上部に設置された第2のマ
イクであり1006は第2のマイク1005の出力が所
定のレベルを越えた時に信号を出力する検出器である。
1007は検出器1006の信号を受け、スピーカへの
出力を遮断する遮断器である。
【0037】次に本発明の実施の形態6について、以下
にその動作について説明する。第1のマイク1001で
検出された騒音信号を補正回路1002を通し、増幅器
1003で増幅して、車室内に配置されたスピーカ10
04によって音響出力として車室内に放射する。補正回
路1002は騒音の中で、低減しようとする周波数範囲
においてスピーカ1004から放射される音響出力が、
第1のマイク1001の位置でもとの騒音と逆相となる
ように設定する。この時オープンループの特性で見る
と、車室が密閉状態で例えば図2の201,202の様
になり、位相が+90°〜180°〜−90°の範囲で
は騒音は減少する。
【0038】しかし、車室が密閉状態で上記の様に設定
しても、窓の開放により、オープンループの特性は図2
の203,204のようになり、低域で位相が0°でゲ
インが1(0dB)に接近し発振の危険性が生じる。一
方、第2のマイク1005は窓1009上部に設置され
窓1009が開放された状態では車体外部の騒音を検出
し、この出力は密閉時よりも大きくなる。検出器100
6はこの第2のマイク1005の信号を受け、窓100
9が開放された時の出力としてあらかじめ設定された値
を第2のマイク1005の信号が越えた時に出力信号を
発生する。遮断器1007は検出器1006の信号を受
けスピーカ1004への出力を遮断する。すなわち、動
作の不安定を生じる窓の開放時にスピーカへの出力を遮
断する事ができ、窓の開放による動作の不安定を回避で
きるという有利な作用をもつ。
【0039】(実施の形態7)図11は本発明の車室内
騒音低減装置の第7の実施の形態の構造図を示す。図1
1において、1101は車室内に配置され騒音を検出す
るマイクであり、1102はマイク1101の信号を補
正する補正回路、1103は補正回路1102からの出
力を増幅し、スピーカを駆動する増幅器である。110
4は車室内に配置され、増幅器1103で駆動され、車
室内に音響出力を放射するスピーカである。1105は
マイク1101の出力が所定のレベルを越えた時に信号
を出力する検出器である。1106は検出器1105の
信号を受け、マイク1101からの信号が補正回路11
02へ流れるのを遮断する遮断器である。
【0040】図12は車室内のロードノイズと車室ドア
を閉じた瞬間の騒音のマイク1101から出力される信
号波形を示したものである。1201は荒れた路面を時
速40kmで走行したときの波形、1202は開放され
た車室ドアを閉めた瞬間の波形を示す。
【0041】次に本発明の実施の形態7について、以下
にその動作について説明する。マイク1101で検出さ
れた騒音信号を補正回路1102を通し、増幅器110
3で増幅して、車室内に配置されたスピーカ1104に
よって音響出力として車室内に放射する。補正回路11
02は騒音の中で、低減しようとする周波数範囲におい
てスピーカ1104から放射される音響出力が、マイク
1101の位置でもとの騒音と逆相となるように設定さ
れる。この時オープンループの特性で見ると、車室が密
閉状態で例えば図2の201,202の様になり、位相
が+90°〜180°〜−90°の範囲では騒音は減少
する。
【0042】一方、減少させるべきロードノイズは図1
2の1201の様な波形であり、ドアを閉じた瞬間の波
形1202と比較すると、ドアを閉じた瞬間の波形は立
ち上がりが急であり、且つ波高値が非常に大きくなって
いる。これらの特徴から通常の走行状態での騒音の減少
は可能であるが、ドアを閉じた瞬間の音はシステムやス
ピーカの最大定格を超えて異常音を発生させる。
【0043】これを防止するため、検出器1105はマ
イク1101の信号を受け、マイク1101の信号が所
定の大きさを超えた時、信号を発生する。遮断器110
6はこの信号を受け、マイク1101の信号が補正回路
1102に流れるのを遮断し、ドアを閉めた瞬間等の過
大な過渡的な騒音による異常音を防止することができ
る。以上の様に、通常のロードノイズにはないドアを閉
めた瞬間の過大で過渡的な騒音による異常音の発生を低
減できるという有利な効果をもつ。
【0044】(実施の形態8)図13は本発明の車室内
騒音低減装置の第8の実施の形態の構造図を示す。図1
3において、1301は車室内に配置され騒音を検出す
るマイクであり、1302はマイク1301の信号を補
正する補正回路、1303は補正回路1302からの出
力を増幅し、スピーカを駆動する増幅器である。130
4は車室内に配置され、増幅器1303で駆動され、車
室内に音響出力を放射するスピーカである。1305は
マイク1301の出力の微分値が所定のレベルを越えた
時に信号を出力する検出器である。1306は検出器1
305の信号を受け、マイク1301からの信号が補正
回路1302へ流れるのを遮断する遮断器である。
【0045】次に本発明の実施の形態8について、以下
にその動作について説明する。マイク1301で検出さ
れた騒音信号を補正回路1302を通し、増幅器130
3で増幅して、車室内に配置されたスピーカ1304に
よって音響出力として車室内に放射する。補正回路13
02は騒音の中で、低減しようとする周波数範囲におい
てスピーカ1304から放射される音響出力が、マイク
1301の位置でもとの騒音と逆相となるように設定さ
れる。この時オープンループの特性で見ると、車室が密
閉状態で例えば図2の201,202の様になり、位相
が+90°〜180°〜−90°の範囲では騒音は減少
する。
【0046】一方、減少させるべきロードノイズは図1
2の1201の様な波形であり、ドアを閉じた瞬間の波
形1202と比較すると、ドアを閉じた瞬間の波形は立
ち上がりが急であり、且つ波高値が非常に大きくなって
いる。これらの特徴から通常の走行状態での騒音の減少
は可能であるが、ドアを閉じた瞬間の音はシステムやス
ピーカの最大定格を超えて異常音を発生させる。
【0047】これを防止するため、検出器1305はマ
イク1301の信号を受け、マイク1301の信号の微
分値が所定の大きさを超えた時、信号を発生する。遮断
器1306はこの信号を受け、マイク1301の信号が
補正回路1302に流れるのを遮断し、ドアを閉めた瞬
間等の過大な過渡的な騒音による異常音を防止すること
ができる。以上の様に、通常のロードノイズにはないド
アを閉めた瞬間の過大で過渡的な騒音による異常音の発
生を低減できるという有利な効果をもつ。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、車室内に
マイクを設置しその信号を車室内に設置されたスピーカ
にフィードバックし車室内の騒音を低減させる装置にお
いて、ドアや窓、トランク等の開放にともなってこのシ
ステムの動作が不安定となる事を回避する事ができると
いう有利な効果が得られる。また、ドアを閉じた瞬間の
過大な入力に対し、このシステムが発生する異常音を低
減できるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1における車室内騒音低減装
置の構造図
【図2】本発明の実施形態1における車室内騒音低減装
置のオープンループ特性図
【図3】本発明の実施形態2における車室内騒音低減装
置の構造図
【図4】本発明の実施形態3における車室内騒音低減装
置の構造図
【図5】本発明の実施形態3における車室内騒音低減装
置のオープンループ特性図
【図6】本発明の実施形態4における車室内騒音低減装
置の構造図
【図7】本発明の実施形態5における車室内騒音低減装
置の構造図
【図8】本発明の実施形態5における車室内騒音低減装
置の車室を密閉状態でスピーカを正弦波で駆動した時の
マイク出力の特性図
【図9】本発明の実施形態5における車室内騒音低減装
置のドアを開放した状態でスピーカを正弦波で駆動した
時のマイク出力の特性図
【図10】本発明の実施形態6における車室内騒音低減
装置の構造図
【図11】本発明の実施形態7における車室内騒音低減
装置の構造図
【図12】車室内騒音の例を示す波形図
【図13】本発明の実施形態8における車室内騒音低減
装置の構造図
【符号の説明】
101 マイク 102 補正回路 103 増幅器 104 スピーカ 105 ドアの開閉検出手段 106 遮断器 107 ドア 108 窓 301 マイク 302 補正回路 303 増幅器 304 スピーカ 305 窓の開閉検出手段 306 遮断器 307 ドア 308 窓 401 マイク 402 補正回路 403 増幅器 404 スピーカ 405 トランクの開閉検出手段 406 遮断器 407 ドア 408 窓 409 トランク 601 マイク 602 補正回路 603 増幅器 604 スピーカ 605 サンルーフの開閉検出手段 606 遮断器 607 ドア 608 窓 609 サンルーフ 701 マイク 702 補正回路 703 増幅器 704 スピーカ 705 マイク 706 信号発生器 707 比較制御器 1001 マイク 1002 補正回路 1003 増幅器 1004 スピーカ 1005 マイク 1006 検出器 1007 遮断器 1008 ドア 1009 窓 1101 マイク 1102 補正回路 1103 増幅器 1104 スピーカ 1105 検出器 1106 遮断器 1301 マイク 1302 補正回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内の所定位置に設置され、車室内の
    騒音を検出するマイクと、このマイクからの信号の位
    相、振幅を適切に補正する補正回路と、この補正回路の
    信号を増幅しスピーカを駆動する増幅器と、この増幅器
    からの電気出力により駆動され該マイクで検出した車室
    内の騒音と逆相の音を放射し車室内の騒音を低減させる
    ように車室内に音響出力として放射するスピーカと、車
    のドアの開閉状態を検知する手段と、該車のドアの開閉
    状態を検知する手段からの信号によりドアの開放時に、
    該スピーカへの出力を遮断する手段を備えた事を特徴と
    する車室内騒音低減装置。
  2. 【請求項2】 車室内の所定位置に設置され、車室内の
    騒音を検出するマイクと、このマイクからの信号の位
    相、振幅を適切に補正する補正回路と、この補正回路の
    信号を増幅しスピーカを駆動する増幅器と、この増幅器
    からの電気出力により駆動され該マイクで検出した車室
    内の騒音と逆相の音を放射し車室内の騒音を低減させる
    ように車室内に音響出力として放射するスピーカと、車
    の窓の開閉状態を検知する手段と、該車の窓の開閉状態
    を検知する手段からの信号により窓の開放時に、該スピ
    ーカへの出力を遮断する手段を備えた事を特徴とする車
    室内騒音低減装置。
  3. 【請求項3】 車室内の所定位置に設置され、車室内の
    騒音を検出するマイクと、このマイクからの信号の位
    相、振幅を適切に補正する補正回路と、この補正回路の
    信号を増幅しスピーカを駆動する増幅器と、この増幅器
    からの電気出力により駆動され該マイクで検出した車室
    内の騒音と逆相の音を放射し車室内の騒音を低減させる
    ように車室内に音響出力として放射するスピーカと、車
    のトランクの開閉状態を検知する手段と、該車のトラン
    クの開閉状態を検知する手段からの信号によりトランク
    の開放時に、該スピーカへの出力を遮断する手段を備え
    た事を特徴とする車室内騒音低減装置。
  4. 【請求項4】 車室内の所定位置に設置され、車室内の
    騒音を検出するマイクと、このマイクからの信号の位
    相、振幅を適切に補正する補正回路と、この補正回路の
    信号を増幅しスピーカを駆動する増幅器と、この増幅器
    からの電気出力により駆動され該マイクで検出した車室
    内の騒音と逆相の音を放射し車室内の騒音を低減させる
    ように車室内に音響出力として放射するスピーカと、車
    のサンルーフの開閉状態を検知する手段と、該車のサン
    ルーフの開閉状態を検知する手段からの信号によりサン
    ルーフの開放時に、該スピーカへの出力を遮断する手段
    を備えた事を特徴とする車室内騒音低減装置。
  5. 【請求項5】 車室内の所定位置に設置され、車室内の
    騒音を検出する第1のマイクと、この第1のマイクから
    の信号の位相、振幅を適切に補正する補正回路と、可聴
    帯域外の20Hz以下の信号を発生させる信号発生器
    と、該補正回路と該信号発生器からの出力を加算し増幅
    する増幅器と、該増幅器からの出力を車室内に音響出力
    として放射するスピーカと、スピーカの近傍に配置され
    た第2のマイクと、該第1のマイクと第2のマイクの信
    号の20Hz以下の成分を比較し第1のマイクと第2の
    マイクの20Hz以下の成分の比があらかじめ設定した
    値以上となった時に該第1のマイクと該補正回路とを遮
    断する比較制御器とを備えたことを特徴とする車室内騒
    音低減装置。
  6. 【請求項6】 車のドアの開閉状態を検知する手段は、
    窓の上方に配置したマイクと該マイクの信号が所定の設
    定値を越えたときに信号を発生する検出器とで構成した
    請求項2に記載の車室内騒音低減装置。
  7. 【請求項7】 車室内の所定位置に設置され、車室内の
    騒音を検出するマイクと、このマイクからの信号の位
    相、振幅を適切に補正する補正回路と、この補正回路の
    信号を増幅しスピーカを駆動する増幅器と、この増幅器
    からの電気出力により駆動され該マイクで検出した車室
    内の騒音と逆相の音を放射し車室内の騒音を低減させる
    ように車室内に音響出力として放射するスピーカと、該
    マイクからの信号の波高値があらかじめ定められた値以
    上の時に、該スピーカへの出力を遮断する手段を備えた
    ことを特徴とする車室内騒音低減装置。
  8. 【請求項8】 車室内の所定位置に設置され、車室内の
    騒音を検出するマイクと、このマイクからの信号の位
    相、振幅を適切に補正する補正回路と、この補正回路の
    信号を増幅しスピーカを駆動する増幅器と、この増幅器
    からの電気出力により駆動され該マイクで検出した車室
    内の騒音と逆相の音を放射し車室内の騒音を低減させる
    ように車室内に音響出力として放射するスピーカと、該
    マイクからの信号の微分値があらかじめ定められた値以
    上の時に、該スピーカへの出力を遮断する手段を備えた
    ことを特徴とする車室内騒音低減装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7106868B2 (en) * 2002-05-15 2006-09-12 Siemens Vdo Automotive Inc. Active noise control for vehicle door noise
WO2008099486A1 (ja) * 2007-02-15 2008-08-21 Pioneer Corporation 音響装置、音響制御方法、音響制御プログラム、および記録媒体
JP2009241672A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Panasonic Corp 能動型騒音制御装置
JP2010137769A (ja) * 2008-12-12 2010-06-24 Nissan Motor Co Ltd 自己診断機能付騒音振動制御装置
CN103568998A (zh) * 2013-11-19 2014-02-12 浙江吉利汽车研究院有限公司 一种车辆关门声品质控制装置及其方法
JP2017067827A (ja) * 2015-09-28 2017-04-06 トヨタ車体株式会社 エアコン稼働時の音演出装置

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