JPH11147976A - 耐塩素含有水性着色樹脂組成物及び水道用パイプ - Google Patents
耐塩素含有水性着色樹脂組成物及び水道用パイプInfo
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- JPH11147976A JPH11147976A JP9314709A JP31470997A JPH11147976A JP H11147976 A JPH11147976 A JP H11147976A JP 9314709 A JP9314709 A JP 9314709A JP 31470997 A JP31470997 A JP 31470997A JP H11147976 A JPH11147976 A JP H11147976A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A20/00—Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
- Y02A20/20—Controlling water pollution; Waste water treatment
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- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Domestic Plumbing Installations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の目的は、耐候物性を保持し、かつ耐
塩素含有水性にも優れる、即ち、膨れが発生するまでの
時間が長く、また膨れが発生してもその後の膨れが成長
し難いパイプを提供し得る耐塩素含有水性着色樹脂組成
物を提供することにある。 【解決手段】 ポリオレフィン樹脂（ａ）：１００重量
部、顔料（ｂ）：０．００５〜１０重量部、及びコハク
酸ジメチルと１−（２−ヒドロキシエチル）−４−ヒド
ロキシ−２，２，６，６−テトラメチルピペリジンとの
重縮合物（ｃ）：０．００５〜２重量部を含有すること
を特徴とする耐塩素含有水性着色樹脂組成物。
塩素含有水性にも優れる、即ち、膨れが発生するまでの
時間が長く、また膨れが発生してもその後の膨れが成長
し難いパイプを提供し得る耐塩素含有水性着色樹脂組成
物を提供することにある。 【解決手段】 ポリオレフィン樹脂（ａ）：１００重量
部、顔料（ｂ）：０．００５〜１０重量部、及びコハク
酸ジメチルと１−（２−ヒドロキシエチル）−４−ヒド
ロキシ−２，２，６，６−テトラメチルピペリジンとの
重縮合物（ｃ）：０．００５〜２重量部を含有すること
を特徴とする耐塩素含有水性着色樹脂組成物。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、塩素含有水に直接
接触する着色樹脂成形用の着色樹脂組成物に関する。さ
らに詳しくは塩素含有水に直接接触しても成形品の表面
に点状突起や膨れを発生せず、耐候物性の保持に優れた
パイプを提供し得る耐塩素含有水性着色樹脂組成物に関
する。
接触する着色樹脂成形用の着色樹脂組成物に関する。さ
らに詳しくは塩素含有水に直接接触しても成形品の表面
に点状突起や膨れを発生せず、耐候物性の保持に優れた
パイプを提供し得る耐塩素含有水性着色樹脂組成物に関
する。
【０００２】
【従来の技術野】従来よりポリオレフィン樹脂、特に高
密度ポリエチレン（ＨＤＰＥ）または直鎖状低密度ポリ
エチレン（ＬＬＤＰＥ）は、給水管等に用いられていた
が、紫外線劣化に対する耐候物性を保持すべく樹脂中に
添加したカーボンブラックの影響によりパイプが塩素含
有水に直接接触するような用途、例えば上水道のパイプ
等に使用されると、成形品表面に点状突起または小径膨
れ（以下膨れという）が発生し、時に膨れの一部が剥離
し、その剥離片の一部が上水中に混入するという問題が
生じていた。特に上水道用パイプの場合、上水が飲食に
供されるという性質上、膨れの発生にはＪＩＳ Ｋ６７
６２に規定されるような厳しい性能が求められている。
密度ポリエチレン（ＨＤＰＥ）または直鎖状低密度ポリ
エチレン（ＬＬＤＰＥ）は、給水管等に用いられていた
が、紫外線劣化に対する耐候物性を保持すべく樹脂中に
添加したカーボンブラックの影響によりパイプが塩素含
有水に直接接触するような用途、例えば上水道のパイプ
等に使用されると、成形品表面に点状突起または小径膨
れ（以下膨れという）が発生し、時に膨れの一部が剥離
し、その剥離片の一部が上水中に混入するという問題が
生じていた。特に上水道用パイプの場合、上水が飲食に
供されるという性質上、膨れの発生にはＪＩＳ Ｋ６７
６２に規定されるような厳しい性能が求められている。
【０００３】そこで、塩素含有水に直接接触するパイプ
の内面には顔料を含有しない層を、パイプの外面には顔
料を含有する層を設けた二層管が提案されている。しか
しながら、このような二層管は、単層管に比べ製造が難
しく、また特殊な成形機を必要とする等という問題を有
している。また、管と管をつなぐ継ぎ手部分は、構造上
二層構造とすることが困難である。このため、単層でも
耐塩素含有水性にすぐれた成形品を提供できる着色樹脂
組成物が望まれている。また、近年のより大口径の配水
管用途の需要については、欧米にならいパイプの色は水
をイメージする青色となっており、カーボンブラックで
はなく有機系の紫外線安定剤や吸収剤の添加により耐候
物性を保持している。しかし、添加した紫外線安定剤や
吸収剤の影響による耐塩素含有水性の低下を引き起こ
し、塩素含有水が成形品表面に接触することにより成形
品表面に膨れが発生し、その改善が望まれている。
の内面には顔料を含有しない層を、パイプの外面には顔
料を含有する層を設けた二層管が提案されている。しか
しながら、このような二層管は、単層管に比べ製造が難
しく、また特殊な成形機を必要とする等という問題を有
している。また、管と管をつなぐ継ぎ手部分は、構造上
二層構造とすることが困難である。このため、単層でも
耐塩素含有水性にすぐれた成形品を提供できる着色樹脂
組成物が望まれている。また、近年のより大口径の配水
管用途の需要については、欧米にならいパイプの色は水
をイメージする青色となっており、カーボンブラックで
はなく有機系の紫外線安定剤や吸収剤の添加により耐候
物性を保持している。しかし、添加した紫外線安定剤や
吸収剤の影響による耐塩素含有水性の低下を引き起こ
し、塩素含有水が成形品表面に接触することにより成形
品表面に膨れが発生し、その改善が望まれている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、耐候
物性を保持し、かつ耐塩素含有水性にも優れる、即ち、
膨れが発生するまでの時間が長く、また膨れが発生して
もその後の膨れが成長し難いパイプを提供し得る耐塩素
含有水性着色樹脂組成物を提供することにある。
物性を保持し、かつ耐塩素含有水性にも優れる、即ち、
膨れが発生するまでの時間が長く、また膨れが発生して
もその後の膨れが成長し難いパイプを提供し得る耐塩素
含有水性着色樹脂組成物を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】すなわち、 第１の発明
は、ポリオレフィン樹脂（ａ）：１００重量部、顔料
（ｂ）：０．００５〜１０重量部、及びコハク酸ジメチ
ルと１−（２−ヒドロキシエチル）−４−ヒドロキシ−
２，２，６，６−テトラメチルピペリジンとの重縮合物
（ｃ）：０．００５〜２重量部を含有することを特徴と
する耐塩素含有水性着色樹脂組成物である。
は、ポリオレフィン樹脂（ａ）：１００重量部、顔料
（ｂ）：０．００５〜１０重量部、及びコハク酸ジメチ
ルと１−（２−ヒドロキシエチル）−４−ヒドロキシ−
２，２，６，６−テトラメチルピペリジンとの重縮合物
（ｃ）：０．００５〜２重量部を含有することを特徴と
する耐塩素含有水性着色樹脂組成物である。
【０００６】第２の発明は、ポリオレフィン樹脂
（ａ）：１００重量部、顔料（ｂ）：０．００５〜１０
重量部、及びコハク酸ジメチルと１−（２−ヒドロキシ
エチル）−４−ヒドロキシ−２，２，６，６−テトラメ
チルピペリジンとの重縮合物（ｃ）：０．０５〜２０重
量部を含有することを特徴とする耐塩素含有水性着色樹
脂組成物である。
（ａ）：１００重量部、顔料（ｂ）：０．００５〜１０
重量部、及びコハク酸ジメチルと１−（２−ヒドロキシ
エチル）−４−ヒドロキシ−２，２，６，６−テトラメ
チルピペリジンとの重縮合物（ｃ）：０．０５〜２０重
量部を含有することを特徴とする耐塩素含有水性着色樹
脂組成物である。
【０００７】第３の発明は、ポリオレフィン樹脂（ａ）
が、高密度ポリエチレンまたは直鎖状低密度ポリエチレ
ンであることを特徴とする第１又は第２の発明記載の耐
塩素含有水性着色樹脂組成物である。
が、高密度ポリエチレンまたは直鎖状低密度ポリエチレ
ンであることを特徴とする第１又は第２の発明記載の耐
塩素含有水性着色樹脂組成物である。
【０００８】第４の発明は、顔料（ｂ）が二酸化チタ
ン，コバルトブルー，群青，フタロシアニン系ブルー，
インダスレン系ブルー，イソインドリノン系顔料，アン
スラキノン系顔料，ペリレン系顔料，縮合アゾ系顔料，
ベンズイミダゾロン系顔料より選ばれる少なくとも１種
以上であることを特徴とする第１の発明ないし第３の発
明いずれか記載の耐塩素含有水性着色樹脂組成物であ
る。
ン，コバルトブルー，群青，フタロシアニン系ブルー，
インダスレン系ブルー，イソインドリノン系顔料，アン
スラキノン系顔料，ペリレン系顔料，縮合アゾ系顔料，
ベンズイミダゾロン系顔料より選ばれる少なくとも１種
以上であることを特徴とする第１の発明ないし第３の発
明いずれか記載の耐塩素含有水性着色樹脂組成物であ
る。
【０００９】第５の発明は、第１の発明ないし第４の発
明いずれか記載の耐塩素含有水性着色樹脂組成物を用い
て成る水道用パイプである。
明いずれか記載の耐塩素含有水性着色樹脂組成物を用い
て成る水道用パイプである。
【００１０】
【発明の実施の形態】通常、耐候安定剤は用途目的に応
じて、紫外線吸収剤と紫外線安定剤が単独または、２種
以上の組み合わせで使用されている。本発明において
は、特定のヒンダードアミン系紫外線吸収剤であるコハ
ク酸ジメチルと１−（２−ヒドロキシエチル）−４−ヒ
ドロキシ−２，２，６，６−テトラメチルピペリジンと
の重縮合物（以下、ヒンダードアミン系紫外線吸収剤
（ｃ）という）を用いることで、その理由・機構は未だ
解明されてはいないが、高い耐候物性の保持と耐塩素含
有水性レベルの維持の両立が図られた着色樹脂組成物を
得ることが出来るようになったものである。
じて、紫外線吸収剤と紫外線安定剤が単独または、２種
以上の組み合わせで使用されている。本発明において
は、特定のヒンダードアミン系紫外線吸収剤であるコハ
ク酸ジメチルと１−（２−ヒドロキシエチル）−４−ヒ
ドロキシ−２，２，６，６−テトラメチルピペリジンと
の重縮合物（以下、ヒンダードアミン系紫外線吸収剤
（ｃ）という）を用いることで、その理由・機構は未だ
解明されてはいないが、高い耐候物性の保持と耐塩素含
有水性レベルの維持の両立が図られた着色樹脂組成物を
得ることが出来るようになったものである。
【００１１】本発明において用いられるオレフィン樹脂
（ａ）としては、例えば、ポリエチレ，ポリプロピレ
ン．ポリブテン等が例示される。中でもポリエチレン，
ポリブテンが好ましい。ポリエチレンとしては、高密
度，低密度，直鎖状低密度と種々のものがあげられる
が、水道パイプの場合、大口径のものには高密度ポリエ
チレンが、小口径のものには、直鎖状低密度ポリエチレ
ンが通常使用される。
（ａ）としては、例えば、ポリエチレ，ポリプロピレ
ン．ポリブテン等が例示される。中でもポリエチレン，
ポリブテンが好ましい。ポリエチレンとしては、高密
度，低密度，直鎖状低密度と種々のものがあげられる
が、水道パイプの場合、大口径のものには高密度ポリエ
チレンが、小口径のものには、直鎖状低密度ポリエチレ
ンが通常使用される。
【００１２】本発明において用いられる顔料（ｂ）とし
ては、二酸化チタン，コバルトブルー，群青，フタロシ
アニン系ブルー、インダスレン系ブルー，イソインドリ
ノン系顔料，アンスラキノン系顔料，ペリレン系顔料，
縮合アゾ系顔料，ベンズイミダゾロン系顔料等が挙げら
れ、係る群から選ばれる少なくとも１種以上の顔料が用
いられる。
ては、二酸化チタン，コバルトブルー，群青，フタロシ
アニン系ブルー、インダスレン系ブルー，イソインドリ
ノン系顔料，アンスラキノン系顔料，ペリレン系顔料，
縮合アゾ系顔料，ベンズイミダゾロン系顔料等が挙げら
れ、係る群から選ばれる少なくとも１種以上の顔料が用
いられる。
【００１３】本発明の耐塩素含有水性着色樹脂組成物
は、そのまま成形に供されるペレット状のもの（以下着
色ペレットという）であっても良いし、あるいは顔料を
および添加剤を高濃度に含有するいわゆるマスターバッ
チと称されるペレット状の着色剤であっても良い（以下
マスターバッチという）。
は、そのまま成形に供されるペレット状のもの（以下着
色ペレットという）であっても良いし、あるいは顔料を
および添加剤を高濃度に含有するいわゆるマスターバッ
チと称されるペレット状の着色剤であっても良い（以下
マスターバッチという）。
【００１４】マスターバッチと着色ペレットを比較する
と、これらを得るための加工工程等には大差なく、マス
ターバッチの方が顔料を高濃度に含有する分、着色ペレ
ットより、ややコスト高であるが、しかし、マスターバ
ッチの場合は、１重量部を安価なポリオレフィン樹脂
０．５〜２００重量部で希釈して成形品とすることを考
慮すると、着色ペレットで成形する場合より、マスター
バッチを用いてポリオレフィン樹脂で希釈してパイプを
得る方が安価になり好ましい。
と、これらを得るための加工工程等には大差なく、マス
ターバッチの方が顔料を高濃度に含有する分、着色ペレ
ットより、ややコスト高であるが、しかし、マスターバ
ッチの場合は、１重量部を安価なポリオレフィン樹脂
０．５〜２００重量部で希釈して成形品とすることを考
慮すると、着色ペレットで成形する場合より、マスター
バッチを用いてポリオレフィン樹脂で希釈してパイプを
得る方が安価になり好ましい。
【００１５】本発明の耐塩素含有水性着色樹脂組成物が
着色ペレットである場合には、ポリオレフィン樹脂
（ａ）１００重量部、顔料（ｂ）０．００５〜１０重量
部、ヒンダードアミン系紫外線吸収剤（ｃ）を０．００
５〜２重量部を含有することが好ましい。顔料（ｂ）が
０．００５重量部未満であると極めて淡色の着色状態し
か得られない。また、ヒンダードアミン系紫外線吸収剤
（ｃ）が０．００５重量部未満であると耐候性を向上し
難く、一方２重量部を超えると、パイプ等の成形物表面
へ係る化合物がブリードし易くなるので好ましくない。
着色ペレットである場合には、ポリオレフィン樹脂
（ａ）１００重量部、顔料（ｂ）０．００５〜１０重量
部、ヒンダードアミン系紫外線吸収剤（ｃ）を０．００
５〜２重量部を含有することが好ましい。顔料（ｂ）が
０．００５重量部未満であると極めて淡色の着色状態し
か得られない。また、ヒンダードアミン系紫外線吸収剤
（ｃ）が０．００５重量部未満であると耐候性を向上し
難く、一方２重量部を超えると、パイプ等の成形物表面
へ係る化合物がブリードし易くなるので好ましくない。
【００１６】本発明の耐塩素含有水性着色樹脂組成物が
マスターバッチの場合には、ポリオレフィン樹脂（ａ）
１００重量部、顔料（ｂ）０．０５〜５０重量部、ヒン
ダードアミン系紫外線吸収剤（ｃ）を０．０５〜２０重
量部を含有することが好ましい。顔料（ｂ）が０．０５
重量部未満であると極めて淡色の着色状態しか得られ
ず、５０重量部を超えるとマスターバッチの製造が困難
となる。また、ヒンダードアミン系紫外線吸収剤（ｃ）
が０．０５重量部未満であると耐候性を向上し難く、一
方２０重量部を超えると、マスターバッチの製造が困難
となる。
マスターバッチの場合には、ポリオレフィン樹脂（ａ）
１００重量部、顔料（ｂ）０．０５〜５０重量部、ヒン
ダードアミン系紫外線吸収剤（ｃ）を０．０５〜２０重
量部を含有することが好ましい。顔料（ｂ）が０．０５
重量部未満であると極めて淡色の着色状態しか得られ
ず、５０重量部を超えるとマスターバッチの製造が困難
となる。また、ヒンダードアミン系紫外線吸収剤（ｃ）
が０．０５重量部未満であると耐候性を向上し難く、一
方２０重量部を超えると、マスターバッチの製造が困難
となる。
【００１７】本発明の水道用パイプは、上記の着色ペレ
ットをそのまま成形するか、予め高濃度に顔料および耐
候剤を含有させたマスターバッチをポリオレフィン樹脂
で希釈して成形するものである。希釈に用いられるポリ
オレフィン樹脂としては、マスターバッチを得る際に用
いられたポリオレフィン樹脂（ａ）と同様のものが例示
される。
ットをそのまま成形するか、予め高濃度に顔料および耐
候剤を含有させたマスターバッチをポリオレフィン樹脂
で希釈して成形するものである。希釈に用いられるポリ
オレフィン樹脂としては、マスターバッチを得る際に用
いられたポリオレフィン樹脂（ａ）と同様のものが例示
される。
【００１８】マスターバッチを用いた場合のパイプ成形
品も、前記した希釈を必要とせずにそのまま成形に供さ
れる着色ペレットの場合と同様に、ポリオレフィン樹脂
（ａ）１００重量部、顔料（ｂ）０．００５〜１０重量
部、ヒンダードアミン系紫外線吸収剤（ｃ）を０．００
５〜２重量部を含有することが望ましい。
品も、前記した希釈を必要とせずにそのまま成形に供さ
れる着色ペレットの場合と同様に、ポリオレフィン樹脂
（ａ）１００重量部、顔料（ｂ）０．００５〜１０重量
部、ヒンダードアミン系紫外線吸収剤（ｃ）を０．００
５〜２重量部を含有することが望ましい。
【００１９】なお、本発明の水道用パイプとは、パイプ
本体である管およびその接合に用いる部品（たとえば、
継ぎ手等）をも指している。
本体である管およびその接合に用いる部品（たとえば、
継ぎ手等）をも指している。
【００２０】本発明の耐塩素含有水性着色樹脂組成物に
は、本発明の効果を阻害しない範囲で、他の熱可塑性樹
脂ないしはワックスやその誘導体や、金属石鹸等の樹脂
用添加剤、ベンゾトリアゾール系やベンゾフェノン系の
紫外線吸収剤、フェノール系、イオウ系、リン系の酸化
防止剤等を添加することもできる。
は、本発明の効果を阻害しない範囲で、他の熱可塑性樹
脂ないしはワックスやその誘導体や、金属石鹸等の樹脂
用添加剤、ベンゾトリアゾール系やベンゾフェノン系の
紫外線吸収剤、フェノール系、イオウ系、リン系の酸化
防止剤等を添加することもできる。
【００２１】
【実施例】本発明について、実施例に基づいてさらに詳
細に説明をする。 〔実施例１〕高密度ポリエチレン（ＭＦＲ＝０．０６ｇ
／１０ｍｉｎ，密度０．９５２ｇ／cm2 ）９１重量部に
フタロシアニンブルー（Ｃ．Ｉ．Ｐｉｇｍｅｎｔ Ｂｌ
ｕｅ１５：１）２重量部、低分子量ポリエチレンワック
ス５重量部、コハク酸ジメチルと１−（２−ヒドロキシ
エチル）−４−ヒドロキシ−２，２，６，６−テトラメ
チルピペリジンとの重縮合物：２重量部を配合し、この
混合物を溶融混練造粒しマスターバッチを得た。その後
高密度ポリエチレン（ＭＦＲ＝０．０６ｇ／１０ｍｉ
ｎ，密度０．９５２ｇ／cm2 ）１００部、上記マスター
バッチ５部を混合後、射出成形機にて２ｍｍ厚のプレー
トとＪＩＳ Ｋ ７１１３に準じる２号引っ張り試験片
を作成した。
細に説明をする。 〔実施例１〕高密度ポリエチレン（ＭＦＲ＝０．０６ｇ
／１０ｍｉｎ，密度０．９５２ｇ／cm2 ）９１重量部に
フタロシアニンブルー（Ｃ．Ｉ．Ｐｉｇｍｅｎｔ Ｂｌ
ｕｅ１５：１）２重量部、低分子量ポリエチレンワック
ス５重量部、コハク酸ジメチルと１−（２−ヒドロキシ
エチル）−４−ヒドロキシ−２，２，６，６−テトラメ
チルピペリジンとの重縮合物：２重量部を配合し、この
混合物を溶融混練造粒しマスターバッチを得た。その後
高密度ポリエチレン（ＭＦＲ＝０．０６ｇ／１０ｍｉ
ｎ，密度０．９５２ｇ／cm2 ）１００部、上記マスター
バッチ５部を混合後、射出成形機にて２ｍｍ厚のプレー
トとＪＩＳ Ｋ ７１１３に準じる２号引っ張り試験片
を作成した。
【００２２】＜評価方法の説明＞ ・耐塩素含有水性試験（ＪＩＳ Ｋ６７６２に準じる） 膨れ評価基準：膨れ発生までに要した時間及び浸漬時間
後のプレート表面の状態を下記の基準で確認する。 １・・・プレート全面に膨れが発生 ２・・・プレート面の一部分に膨れが発生 ３・・・プレート面に膨れの発生なし
後のプレート表面の状態を下記の基準で確認する。 １・・・プレート全面に膨れが発生 ２・・・プレート面の一部分に膨れが発生 ３・・・プレート面に膨れの発生なし
【００２３】・耐候物性試験 耐候試験方法（ＪＩＳ
Ｋ７３５０−２に準じる） 試験機 ：キセノンウエザーメーター ブラックパネル温度：６５℃ 湿度 ：５０％ 照射エネルギー量 ：１．７５，３．５ＧＪ／ｍ2引っ
張り試験方法（ＪＩＳ Ｋ７１１３に準じる） 引張速度：５０ｍｍ／ｍｉｎ． 試験片 ：２号 未照射時の伸度を１００％としたときの残率
Ｋ７３５０−２に準じる） 試験機 ：キセノンウエザーメーター ブラックパネル温度：６５℃ 湿度 ：５０％ 照射エネルギー量 ：１．７５，３．５ＧＪ／ｍ2引っ
張り試験方法（ＪＩＳ Ｋ７１１３に準じる） 引張速度：５０ｍｍ／ｍｉｎ． 試験片 ：２号 未照射時の伸度を１００％としたときの残率
【００２４】〔実施例２〕実施例１における高密度ポリ
エチレン：９１重量部を９２重量部とし、コハク酸ジメ
チルと１−（２−ヒドロキシエチル）−４−ヒドロキシ
−２，２，６，６−テトラメチルピペリジンとの重縮合
物：２重量部を１重量部とした以外は、実施例１と同様
にしてマスターバッチを得、得られたマスターバッチを
用いて実施例１と同様に耐塩素含有水性試験および耐候
物性試験を行い、評価結果を表１に示した。
エチレン：９１重量部を９２重量部とし、コハク酸ジメ
チルと１−（２−ヒドロキシエチル）−４−ヒドロキシ
−２，２，６，６−テトラメチルピペリジンとの重縮合
物：２重量部を１重量部とした以外は、実施例１と同様
にしてマスターバッチを得、得られたマスターバッチを
用いて実施例１と同様に耐塩素含有水性試験および耐候
物性試験を行い、評価結果を表１に示した。
【００２５】〔実施例３〕実施例１における高密度ポリ
エチレン：９１重量部を９２．５重量部とし、コハク酸
ジメチルと１−（２−ヒドロキシエチル）−４−ヒドロ
キシ−２，２，６，６−テトラメチルピペリジンとの重
縮合物：２重量部を０．５重量部とした以外は、実施例
１と同様にしてマスターバッチを得、得られたマスター
バッチを用いて実施例１と同様に耐塩素含有水性試験お
よび耐候物性試験を行い、評価結果を表１に示した。
エチレン：９１重量部を９２．５重量部とし、コハク酸
ジメチルと１−（２−ヒドロキシエチル）−４−ヒドロ
キシ−２，２，６，６−テトラメチルピペリジンとの重
縮合物：２重量部を０．５重量部とした以外は、実施例
１と同様にしてマスターバッチを得、得られたマスター
バッチを用いて実施例１と同様に耐塩素含有水性試験お
よび耐候物性試験を行い、評価結果を表１に示した。
【００２６】〔実施例４〕実施例１における高密度ポリ
エチレン：９１重量部を８３重量部とし、フタロシアニ
ンブルー：２重量部の代わりにコバルトブルー（Ｃ．
Ｉ．ＰｉｇｍｅｎｔＢｌｕｅ ２８）１０重量部を用い
た以外は、実施例１と同様にしてマスターバッチを得、
得られたマスターバッチを用いて実施例１と同様に耐塩
素含有水性試験および耐候物性試験を行い、評価結果を
表１に示した。
エチレン：９１重量部を８３重量部とし、フタロシアニ
ンブルー：２重量部の代わりにコバルトブルー（Ｃ．
Ｉ．ＰｉｇｍｅｎｔＢｌｕｅ ２８）１０重量部を用い
た以外は、実施例１と同様にしてマスターバッチを得、
得られたマスターバッチを用いて実施例１と同様に耐塩
素含有水性試験および耐候物性試験を行い、評価結果を
表１に示した。
【００２７】〔実施例５〕実施例１における高密度ポリ
エチレン９１重量部を８３重量部とし、フタロシアニン
ブルー：２重量部の代わりに群青（Ｃ．Ｉ．Ｐｉｇｍｅ
ｎｔ Ｂｌｕｅ２９）１０重量部を用いた以外は、実施
例２と同様にしてマスターバッチを得、得られたマスタ
ーバッチを用いて実施例２と同様に耐塩素含有水性試験
および耐候物性試験を行い、評価結果を表１に示した。
エチレン９１重量部を８３重量部とし、フタロシアニン
ブルー：２重量部の代わりに群青（Ｃ．Ｉ．Ｐｉｇｍｅ
ｎｔ Ｂｌｕｅ２９）１０重量部を用いた以外は、実施
例２と同様にしてマスターバッチを得、得られたマスタ
ーバッチを用いて実施例２と同様に耐塩素含有水性試験
および耐候物性試験を行い、評価結果を表１に示した。
【００２８】〔実施例６〕実施例１における高密度ポリ
エチレン９１重量部を８９重量部とし、さらに酸化チタ
ン（Ｃ．Ｉ．Ｐｉｇｍｅｎｔ Ｗｈｉｔｅ ６）２重量
部を加えた以外は、実施例２と同様にしてマスターバッ
チを得た。さらに得られたマスターバッチを用いて実施
例２と同様に耐塩素含有水性試験および耐候物性試験を
行い、評価結果を表１に示した。
エチレン９１重量部を８９重量部とし、さらに酸化チタ
ン（Ｃ．Ｉ．Ｐｉｇｍｅｎｔ Ｗｈｉｔｅ ６）２重量
部を加えた以外は、実施例２と同様にしてマスターバッ
チを得た。さらに得られたマスターバッチを用いて実施
例２と同様に耐塩素含有水性試験および耐候物性試験を
行い、評価結果を表１に示した。
【００２９】〔実施例７〕実施例６における高密度ポリ
エチレン８９重量部を８８．４重量部とし、さらにペリ
レン（Ｃ．Ｉ．Ｐｉｇｍｅｎｔ Ｒｅｄ １２３）０．
６重量部を加えた以外は、実施例６と同様にしてマスタ
ーバッチを得、得られたマスターバッチを用いて実施例
６と同様に耐塩素含有水性試験および耐候物性試験を行
い、評価結果を表１に示した。
エチレン８９重量部を８８．４重量部とし、さらにペリ
レン（Ｃ．Ｉ．Ｐｉｇｍｅｎｔ Ｒｅｄ １２３）０．
６重量部を加えた以外は、実施例６と同様にしてマスタ
ーバッチを得、得られたマスターバッチを用いて実施例
６と同様に耐塩素含有水性試験および耐候物性試験を行
い、評価結果を表１に示した。
【００３０】〔実施例８〕実施例６における高密度ポリ
エチレン８９重量部を８８．４重量部とし、さらにアン
スラキノン顔料（Ｃ．Ｉ．Ｐｉｇｍｅｎｔ Ｒｅｄ １
６８）０．６部を加えた以外は、実施例６と同様にして
マスターバッチを得、得られたマスターバッチを用いて
実施例６と同様に耐塩素含有水性試験および耐候物性試
験を行い、評価結果を表１に示した。
エチレン８９重量部を８８．４重量部とし、さらにアン
スラキノン顔料（Ｃ．Ｉ．Ｐｉｇｍｅｎｔ Ｒｅｄ １
６８）０．６部を加えた以外は、実施例６と同様にして
マスターバッチを得、得られたマスターバッチを用いて
実施例６と同様に耐塩素含有水性試験および耐候物性試
験を行い、評価結果を表１に示した。
【００３１】〔実施例９〕高密度ポリエチレン（ＭＦＲ
＝０．０６ｇ／１０ｍｉｎ，密度０．９５２ｇ／cm2 ）
１００重量部にフタロシアニンブルー（Ｃ．Ｉ．Ｐｉｇ
ｍｅｎｔ Ｂｌｕｅ １５：１）０．１重量部、二酸化
チタン（Ｃ．Ｉ．Ｐｉｇｍｅｎｔ Ｗｈｉｔｅ ６）
０．１重量部、低分子量ポリエチレンワックス０．５重
量部、コハク酸ジメチルと１−（２−ヒドロキシエチ
ル）−４−ヒドロキシ−２，２，６，６−テトラメチル
ピペリジンとの重縮合物０．１重量部を配合しこの混合
物を溶融混練造粒し着色ペレットを得た。得られた着色
ペレットを用て、実施例１と同様に２ｍｍ厚のプレート
とＪＩＳＫ ７１１３に準じる２号引っ張り試験片を作
成した。実施例１と同様に耐塩素水性試験および耐候物
性試験を行い、評価結果を表１に示した。
＝０．０６ｇ／１０ｍｉｎ，密度０．９５２ｇ／cm2 ）
１００重量部にフタロシアニンブルー（Ｃ．Ｉ．Ｐｉｇ
ｍｅｎｔ Ｂｌｕｅ １５：１）０．１重量部、二酸化
チタン（Ｃ．Ｉ．Ｐｉｇｍｅｎｔ Ｗｈｉｔｅ ６）
０．１重量部、低分子量ポリエチレンワックス０．５重
量部、コハク酸ジメチルと１−（２−ヒドロキシエチ
ル）−４−ヒドロキシ−２，２，６，６−テトラメチル
ピペリジンとの重縮合物０．１重量部を配合しこの混合
物を溶融混練造粒し着色ペレットを得た。得られた着色
ペレットを用て、実施例１と同様に２ｍｍ厚のプレート
とＪＩＳＫ ７１１３に準じる２号引っ張り試験片を作
成した。実施例１と同様に耐塩素水性試験および耐候物
性試験を行い、評価結果を表１に示した。
【００３２】〔実施例１０〕実施例１におけるコハク酸
ジメチルと１−（２−ヒドロキシエチル）−４−ヒドロ
キシ−２，２，６，６−テトラメチルピペリジンとの重
縮合物２重量部を０．５重量部とし、さらに２−（３−
ｔ−ブチル−５−メチル−２−ヒドロキシフェニル）−
５−クロロベンゾトリアゾール０．５重量部を加え、実
施例１と同様にしてマスターバッチを得、得られたマス
ターバッチを用いて実施例１と同様に耐塩素含有水性試
験および耐候物性試験を行い、評価結果を表１に示し
た。
ジメチルと１−（２−ヒドロキシエチル）−４−ヒドロ
キシ−２，２，６，６−テトラメチルピペリジンとの重
縮合物２重量部を０．５重量部とし、さらに２−（３−
ｔ−ブチル−５−メチル−２−ヒドロキシフェニル）−
５−クロロベンゾトリアゾール０．５重量部を加え、実
施例１と同様にしてマスターバッチを得、得られたマス
ターバッチを用いて実施例１と同様に耐塩素含有水性試
験および耐候物性試験を行い、評価結果を表１に示し
た。
【００３３】〔比較例１〕実施例１における高密度ポリ
エチレン９１重量部を９３重量部とし、さらにコハク酸
ジメチル・１−（２−ヒドロキシエチル）−４−ヒドロ
キシ−２，２，６，６−テトラメチルピペリジン重縮合
物を除いた以外は、実施例１と同様にしてマスターバッ
チを得、得られたマスターバッチを用いて実施例１と同
様に耐塩素含有水性試験および耐候物性試験を行い、評
価結果を表１に示した。
エチレン９１重量部を９３重量部とし、さらにコハク酸
ジメチル・１−（２−ヒドロキシエチル）−４−ヒドロ
キシ−２，２，６，６−テトラメチルピペリジン重縮合
物を除いた以外は、実施例１と同様にしてマスターバッ
チを得、得られたマスターバッチを用いて実施例１と同
様に耐塩素含有水性試験および耐候物性試験を行い、評
価結果を表１に示した。
【００３４】〔比較例２〕実施例１におけるコハク酸ジ
メチルと１−（２−ヒドロキシエチル）−４−ヒドロキ
シ−２，２，６−テトラメチルピペリジンとの重縮合
物：２重量部のかわりに、ビス（２，２，６，６−テト
ラメチル−４−ピペリジル）セバケート：２重量部を用
いた以外は、実施例１と同様にしてマスターバッチを
得、得られたマスターバッチを用いて実施例１と同様に
耐塩素含有水性試験および耐候物性試験を行い、評価結
果を表１に示した。
メチルと１−（２−ヒドロキシエチル）−４−ヒドロキ
シ−２，２，６−テトラメチルピペリジンとの重縮合
物：２重量部のかわりに、ビス（２，２，６，６−テト
ラメチル−４−ピペリジル）セバケート：２重量部を用
いた以外は、実施例１と同様にしてマスターバッチを
得、得られたマスターバッチを用いて実施例１と同様に
耐塩素含有水性試験および耐候物性試験を行い、評価結
果を表１に示した。
【００３５】〔比較例３〕実施例１におけるコハク酸ジ
メチルと１−（２−ヒドロキシエチル）−４−ヒドロキ
シ−２，２，６−テトラメチルピペリジンとの重縮合
物：２重量部のかわりに、ポリ〔｛６−（１，１，３，
３−テトラメチルブチル）アミノ−１，３，５−トリア
ジン−２，４−ジイル｝｛（２，２，６，６−テトラメ
チル−４−ピペリジル）イミノ｝ヘキサメチレン
｛（２，２，６，６−テトラメチル−４−ピペリジル）
イミノ｝〕を２重量部用いた以外は、実施例１と同様に
してマスターバッチを得た。さらに得られたマスターバ
ッチを用いて実施例１と同様に耐塩素含有水性試験およ
び耐候物性試験を行い、評価結果を表１に示した。
メチルと１−（２−ヒドロキシエチル）−４−ヒドロキ
シ−２，２，６−テトラメチルピペリジンとの重縮合
物：２重量部のかわりに、ポリ〔｛６−（１，１，３，
３−テトラメチルブチル）アミノ−１，３，５−トリア
ジン−２，４−ジイル｝｛（２，２，６，６−テトラメ
チル−４−ピペリジル）イミノ｝ヘキサメチレン
｛（２，２，６，６−テトラメチル−４−ピペリジル）
イミノ｝〕を２重量部用いた以外は、実施例１と同様に
してマスターバッチを得た。さらに得られたマスターバ
ッチを用いて実施例１と同様に耐塩素含有水性試験およ
び耐候物性試験を行い、評価結果を表１に示した。
【００３６】
【表１】
【００３７】
【発明の効果】本発明により、耐塩素含有水性に優れる
と共に、耐候物性に優れるパイプを提供し得る耐塩素含
有水性着色樹脂組成物を提供することができるようにな
った。
と共に、耐候物性に優れるパイプを提供し得る耐塩素含
有水性着色樹脂組成物を提供することができるようにな
った。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｆ１６Ｌ 9/12 Ｆ１６Ｌ 9/12
Claims (5)
- 【請求項１】 ポリオレフィン樹脂（ａ）：１００重量
部、顔料（ｂ）：０．００５〜１０重量部、及びコハク
酸ジメチルと１−（２−ヒドロキシエチル）−４−ヒド
ロキシ−２，２，６，６−テトラメチルピペリジンとの
重縮合物（ｃ）：０．００５〜２重量部を含有すること
を特徴とする耐塩素含有水性着色樹脂組成物。 - 【請求項２】 ポリオレフィン樹脂（ａ）：１００重量
部、顔料（ｂ）：０．００５〜１０重量部、及びコハク
酸ジメチルと１−（２−ヒドロキシエチル）−４−ヒド
ロキシ−２，２，６，６−テトラメチルピペリジンとの
重縮合物（ｃ）：０．０５〜２０重量部を含有すること
を特徴とする耐塩素含有水性着色樹脂組成物。 - 【請求項３】 ポリオレフィン樹脂（ａ）が、高密度ポ
リエチレンまたは直鎖状低密度ポリエチレンであること
を特徴とする請求項１又は２記載の耐塩素含有水性着色
樹脂組成物。 - 【請求項４】 顔料（ｂ）が、二酸化チタン，コバルト
ブルー，群青，フタロシアニン系ブルー，インダスレン
系ブルー，イソインドリノン系顔料，アンスラキノン系
顔料，ペリレン系顔料，縮合アゾ系顔料，ベンズイミダ
ゾロン系顔料からなる群より選ばれる少なくとも１種以
上であることを特徴とする請求項１ないし３いずれか記
載の耐塩素含有水性着色樹脂組成物。 - 【請求項５】 請求項１ないし４いずれか記載の耐塩素
含有水性着色樹脂組成物を用いて成る水道用パイプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9314709A JPH11147976A (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | 耐塩素含有水性着色樹脂組成物及び水道用パイプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9314709A JPH11147976A (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | 耐塩素含有水性着色樹脂組成物及び水道用パイプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11147976A true JPH11147976A (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=18056622
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9314709A Pending JPH11147976A (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | 耐塩素含有水性着色樹脂組成物及び水道用パイプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11147976A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11293049A (ja) * | 1998-04-09 | 1999-10-26 | Nippon Polyolefin Kk | 水道配水管用ポリエチレン樹脂組成物、水道配水管および配水管継手 |
| JP2005533978A (ja) * | 2002-07-23 | 2005-11-10 | ノベオン アイピー ホールディングス コーポレイション | 塩素および次亜塩素酸に対する抵抗を有するカーボンブラック含有架橋ポリエチレンパイプ |
| US20100016481A1 (en) * | 2006-10-02 | 2010-01-21 | Borealis Technology Oy | Polyolefin composition with increased resistance to cio2-containing water |
| JP2015078258A (ja) * | 2013-10-15 | 2015-04-23 | 大日精化工業株式会社 | 配水管用青色着色樹脂組成物および配水管 |
| JP2016503823A (ja) * | 2012-12-21 | 2016-02-08 | ボレアリス・アクチェンゲゼルシャフトＢｏｒｅａｌｉｓ Ａｇ | 消毒剤含有水に対するパイプ安定性を改善するための添加剤の使用 |
-
1997
- 1997-11-17 JP JP9314709A patent/JPH11147976A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11293049A (ja) * | 1998-04-09 | 1999-10-26 | Nippon Polyolefin Kk | 水道配水管用ポリエチレン樹脂組成物、水道配水管および配水管継手 |
| JP2005533978A (ja) * | 2002-07-23 | 2005-11-10 | ノベオン アイピー ホールディングス コーポレイション | 塩素および次亜塩素酸に対する抵抗を有するカーボンブラック含有架橋ポリエチレンパイプ |
| US20100016481A1 (en) * | 2006-10-02 | 2010-01-21 | Borealis Technology Oy | Polyolefin composition with increased resistance to cio2-containing water |
| US9376548B2 (en) | 2006-10-02 | 2016-06-28 | Borealis Technology Oy | Polyolefin composition with increased resistance to ClO2-containing water |
| JP2016503823A (ja) * | 2012-12-21 | 2016-02-08 | ボレアリス・アクチェンゲゼルシャフトＢｏｒｅａｌｉｓ Ａｇ | 消毒剤含有水に対するパイプ安定性を改善するための添加剤の使用 |
| EP2935438B1 (en) * | 2012-12-21 | 2017-11-08 | Borealis AG | Use of additives for improving pipe stability against desinfectant containing water |
| JP2015078258A (ja) * | 2013-10-15 | 2015-04-23 | 大日精化工業株式会社 | 配水管用青色着色樹脂組成物および配水管 |
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