JPH11147882A - ベンゾピラン酢酸誘導体 - Google Patents
ベンゾピラン酢酸誘導体Info
- Publication number
- JPH11147882A JPH11147882A JP31378397A JP31378397A JPH11147882A JP H11147882 A JPH11147882 A JP H11147882A JP 31378397 A JP31378397 A JP 31378397A JP 31378397 A JP31378397 A JP 31378397A JP H11147882 A JPH11147882 A JP H11147882A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- benzopyran
- dihydro
- acetic acid
- tert
- methyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Pyrane Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 医薬品等の製造中間体として有用なベンゾピ
ラン酢酸誘導体の提供。 【解決手段】一般式(1)で表されるベンゾピラン酢酸
誘導体。 (式中、Rはtert−ブトキシカルボニル基、ベンジ
ルオキシカルボニル基を表す) 【効果】 医薬品等の製造中間体として保存安定性に優
れ有用な新規ベンゾピラン酢酸誘導体が提供される。
ラン酢酸誘導体の提供。 【解決手段】一般式(1)で表されるベンゾピラン酢酸
誘導体。 (式中、Rはtert−ブトキシカルボニル基、ベンジ
ルオキシカルボニル基を表す) 【効果】 医薬品等の製造中間体として保存安定性に優
れ有用な新規ベンゾピラン酢酸誘導体が提供される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医薬品等の製造中
間体として有用な新規ベンゾピラン酢酸誘導体に関す
る。
間体として有用な新規ベンゾピラン酢酸誘導体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】(6−アミノ−3,4−ジヒドロ−2H
−1−ベンゾピラン−3−イル)酢酸エステルは特開平
8-231486号公報及び特開平9-124581号公報において抗血
小板薬の製造中間体として知られ、また特開平9-059234
号公報にはその簡便な製造法が開示されている。
−1−ベンゾピラン−3−イル)酢酸エステルは特開平
8-231486号公報及び特開平9-124581号公報において抗血
小板薬の製造中間体として知られ、また特開平9-059234
号公報にはその簡便な製造法が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、前記の
抗血小板薬の製造法を検討する中で、(6−アミノ−
3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−3−イ
ル)酢酸およびそのエステル誘導体はアニリン様塩基性
物質のため空気酸化による着色、純度低下を起こし易
く、保存安定性のよい製造中間体を必要としていた。
抗血小板薬の製造法を検討する中で、(6−アミノ−
3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−3−イ
ル)酢酸およびそのエステル誘導体はアニリン様塩基性
物質のため空気酸化による着色、純度低下を起こし易
く、保存安定性のよい製造中間体を必要としていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、この課題
を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、(6−アミノ−
3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−3−イ
ル)酢酸のアミノ基をtert−ブトキシカルボニル基また
はベンジルオキシカルボニル基で保護した新規誘導体が
保存安定性に優れ、しかも容易に脱保護できる有用な製
造中間体となることを見出し、本発明を完成した。すな
わち本発明は、一般式(1)[化2]
を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、(6−アミノ−
3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−3−イ
ル)酢酸のアミノ基をtert−ブトキシカルボニル基また
はベンジルオキシカルボニル基で保護した新規誘導体が
保存安定性に優れ、しかも容易に脱保護できる有用な製
造中間体となることを見出し、本発明を完成した。すな
わち本発明は、一般式(1)[化2]
【0005】
【化2】 (式中、Rはtert−ブトキシカルボニル基またはベンジ
ルオキシカルボニル基を表す)で表されるベンゾピラン
酢酸誘導体であり、ラセミ体のみならず光学活性体を含
むものである。
ルオキシカルボニル基を表す)で表されるベンゾピラン
酢酸誘導体であり、ラセミ体のみならず光学活性体を含
むものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
一般式(1)で表されるベンゾピラン酢酸誘導体は具体
的に以下の化合物である。 (1)[6−(tert−ブトキシカルボキサミド)−3,
4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−3−イル]酢
酸 (2)[6−(ベンジルオキシカルボキサミド)−3,
4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−3−イル]酢
酸 および、これら化合物の3−位の不斉炭素がR配置、S
配置である光学活性体。
一般式(1)で表されるベンゾピラン酢酸誘導体は具体
的に以下の化合物である。 (1)[6−(tert−ブトキシカルボキサミド)−3,
4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−3−イル]酢
酸 (2)[6−(ベンジルオキシカルボキサミド)−3,
4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−3−イル]酢
酸 および、これら化合物の3−位の不斉炭素がR配置、S
配置である光学活性体。
【0007】次に本発明の化合物の製造方法を述べる。
一般式(1)で示されるベンゾピラン酢酸誘導体のラセ
ミ体は、特開平9-059234号公報に記載された製造法等に
より得られる(6−アミノ−3,4−ジヒドロ−2H−
1−ベンゾピラン−3−イル)酢酸のメチルエステルま
たはエチルエステルをジ−tert−ブチルジカーボネート
による一般的なアミノ基のtert−ブトキシカルボニル化
またはベンジルオキシカルボニルクロリドによる一般的
なアミノ基のベンジルオキシカルボニル化により一般式
(1)で表されるベンゾピラン酢酸誘導体のメチルエス
テルまたはエチルエステルとした後、一般的な塩基によ
るエステル加水分解により得ることができる。
一般式(1)で示されるベンゾピラン酢酸誘導体のラセ
ミ体は、特開平9-059234号公報に記載された製造法等に
より得られる(6−アミノ−3,4−ジヒドロ−2H−
1−ベンゾピラン−3−イル)酢酸のメチルエステルま
たはエチルエステルをジ−tert−ブチルジカーボネート
による一般的なアミノ基のtert−ブトキシカルボニル化
またはベンジルオキシカルボニルクロリドによる一般的
なアミノ基のベンジルオキシカルボニル化により一般式
(1)で表されるベンゾピラン酢酸誘導体のメチルエス
テルまたはエチルエステルとした後、一般的な塩基によ
るエステル加水分解により得ることができる。
【0008】一般式(1)で表されるベンゾピラン酢酸
誘導体の光学活性体は、上記方法で得られる一般式
(1)で表されるベンゾピラン酢酸誘導体のメチルエス
テルまたはエチルエステルをCHIRALCEL−OD
(ダイセル化学工業株式会社製)等のキラルカラムクロ
マトグラフィーにより光学分割し、それぞれをエステル
加水分解することにより製造される。
誘導体の光学活性体は、上記方法で得られる一般式
(1)で表されるベンゾピラン酢酸誘導体のメチルエス
テルまたはエチルエステルをCHIRALCEL−OD
(ダイセル化学工業株式会社製)等のキラルカラムクロ
マトグラフィーにより光学分割し、それぞれをエステル
加水分解することにより製造される。
【0009】かくして得られる本発明の一般式(1)で
表されるベンゾピラン酢酸誘導体は、通常の分離精製手
段、例えば抽出、濃縮、中和、濾過、再結晶、カラムク
ロマトグラフィーなどの手段を用いることによって単離
精製できる。
表されるベンゾピラン酢酸誘導体は、通常の分離精製手
段、例えば抽出、濃縮、中和、濾過、再結晶、カラムク
ロマトグラフィーなどの手段を用いることによって単離
精製できる。
【0010】なお、一般式(1)で表されるベンゾピラ
ン酢酸誘導体のtert−ブトキシカルボニル基の脱保護
は、塩酸または硫酸等での酸処理による通常手段で容易
に実施され、ベンジルオキシカルボニル基の脱保護はパ
ラジウム等の水素化触媒の存在下に水素化分解する通常
手段により容易に実施される。
ン酢酸誘導体のtert−ブトキシカルボニル基の脱保護
は、塩酸または硫酸等での酸処理による通常手段で容易
に実施され、ベンジルオキシカルボニル基の脱保護はパ
ラジウム等の水素化触媒の存在下に水素化分解する通常
手段により容易に実施される。
【0011】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を詳細に説明す
るが、本発明はこれらによって限定されるものではな
い。 [実施例1]ラセミ体[6−(tert−ブトキシカルボキサミド)−
3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−3−イ
ル]酢酸の製造 (1−1) 6−ニトロ−4−オキソ−3,4−ジヒド
ロ−2H−1−ベンゾピラン(200g)を97%硫酸(920
g)に加え、氷冷下70℃以下に内温を保ちながら40%グリ
オキシル酸水溶液(300g)を滴下しながら加えた。滴下
終了後、加熱昇温し60〜70℃で3時間撹拌した。反応液
を一旦冷却した後、メタノール(600ml)を加え、再び6
0〜70℃で5時間加熱撹拌した。反応液を氷水(600ml)
に注ぎ、析出固体を濾取し、水(200ml)で4回洗浄し
た。これを50℃、1mmHgで10時間乾燥し、(6−ニトロ
−4−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピ
ラン−3−イリデン)酢酸メチル(246g、収率90.3%)
を淡黄色結晶として得た。
るが、本発明はこれらによって限定されるものではな
い。 [実施例1]ラセミ体[6−(tert−ブトキシカルボキサミド)−
3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−3−イ
ル]酢酸の製造 (1−1) 6−ニトロ−4−オキソ−3,4−ジヒド
ロ−2H−1−ベンゾピラン(200g)を97%硫酸(920
g)に加え、氷冷下70℃以下に内温を保ちながら40%グリ
オキシル酸水溶液(300g)を滴下しながら加えた。滴下
終了後、加熱昇温し60〜70℃で3時間撹拌した。反応液
を一旦冷却した後、メタノール(600ml)を加え、再び6
0〜70℃で5時間加熱撹拌した。反応液を氷水(600ml)
に注ぎ、析出固体を濾取し、水(200ml)で4回洗浄し
た。これを50℃、1mmHgで10時間乾燥し、(6−ニトロ
−4−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピ
ラン−3−イリデン)酢酸メチル(246g、収率90.3%)
を淡黄色結晶として得た。
【0012】(1−2)(1−1)で得た化合物(100
g)をメタノール(1000ml)に懸濁し、濃硫酸(24ml)
と10%Pd/C(5g)を加え、50〜60℃、水素圧10kg/cm
2で20時間撹拌した。触媒を濾別後、濾液を減圧濃縮し
油状物を得た。この油状物をクロロホルム(300ml)に
溶解し、7.5%炭酸カリウム水溶液(1000ml)、飽和食塩
水(500ml)で洗浄し、(6−アミノ−3,4−ジヒド
ロ−2H−1−ベンゾピラン−3−イル)酢酸メチルの
クロロホルム溶液を得た。このクロロホルム溶液に、ジ
−tert−ブチルジカーボネート(85g)を加え窒素雰囲
気下25℃前後で6時間撹拌した。反応液を10%クエン酸水
溶液(100ml)で2回、飽和食塩水(50ml)で1回洗浄し
た。溶媒を減圧下濃縮し、濃縮残渣をn−ヘプタン(12
00ml)とイソプロピルエーテル(70ml)の混合溶媒から
再結晶後、濾過、乾燥することにより、[6−(tert−
ブトキシカルボキサミド)−3,4−ジヒドロ−2H−
1−ベンゾピラン−3−イル]酢酸メチル(84g、収率6
8.8%)を白色結晶として得た。
g)をメタノール(1000ml)に懸濁し、濃硫酸(24ml)
と10%Pd/C(5g)を加え、50〜60℃、水素圧10kg/cm
2で20時間撹拌した。触媒を濾別後、濾液を減圧濃縮し
油状物を得た。この油状物をクロロホルム(300ml)に
溶解し、7.5%炭酸カリウム水溶液(1000ml)、飽和食塩
水(500ml)で洗浄し、(6−アミノ−3,4−ジヒド
ロ−2H−1−ベンゾピラン−3−イル)酢酸メチルの
クロロホルム溶液を得た。このクロロホルム溶液に、ジ
−tert−ブチルジカーボネート(85g)を加え窒素雰囲
気下25℃前後で6時間撹拌した。反応液を10%クエン酸水
溶液(100ml)で2回、飽和食塩水(50ml)で1回洗浄し
た。溶媒を減圧下濃縮し、濃縮残渣をn−ヘプタン(12
00ml)とイソプロピルエーテル(70ml)の混合溶媒から
再結晶後、濾過、乾燥することにより、[6−(tert−
ブトキシカルボキサミド)−3,4−ジヒドロ−2H−
1−ベンゾピラン−3−イル]酢酸メチル(84g、収率6
8.8%)を白色結晶として得た。
【0013】(1−3)(1−2)で得た[6−(tert
−ブトキシカルボキサミド)−3,4−ジヒドロ−2H
−1−ベンゾピラン−3−イル]酢酸メチル(3.21g)
をメタノール(20ml)に溶かし、2N水酸化ナトリウム
水溶液(5.5ml)を加え室温で撹拌した。反応終了後、
大部分のメタノールを減圧下に濃縮し、濃縮残渣に水
(10ml)を加え飽和クエン酸水溶液で酸性にした。生成
した油状物を酢酸エチルで抽出し、無水硫酸ナトリウム
で乾燥後、減圧下濃縮、乾燥することにより[6−(te
rt−ブトキシカルボキサミド)−3,4−ジヒドロ−2
H−1−ベンゾピラン−3−イル]酢酸(2.96g、収率9
6.4%)を白色結晶として得た。 融点:140〜142℃1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δ:9.01(s,1H)、7.15-7.06(m,2
H)、6.62(d,1H,J=8.8Hz)、4.14-4.10(m,1H)、3.78-3.72
(m,1H)、2.84-2.78(m,1H)、2.51-2.18(m,4H)、1.45(s,9
H).
−ブトキシカルボキサミド)−3,4−ジヒドロ−2H
−1−ベンゾピラン−3−イル]酢酸メチル(3.21g)
をメタノール(20ml)に溶かし、2N水酸化ナトリウム
水溶液(5.5ml)を加え室温で撹拌した。反応終了後、
大部分のメタノールを減圧下に濃縮し、濃縮残渣に水
(10ml)を加え飽和クエン酸水溶液で酸性にした。生成
した油状物を酢酸エチルで抽出し、無水硫酸ナトリウム
で乾燥後、減圧下濃縮、乾燥することにより[6−(te
rt−ブトキシカルボキサミド)−3,4−ジヒドロ−2
H−1−ベンゾピラン−3−イル]酢酸(2.96g、収率9
6.4%)を白色結晶として得た。 融点:140〜142℃1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δ:9.01(s,1H)、7.15-7.06(m,2
H)、6.62(d,1H,J=8.8Hz)、4.14-4.10(m,1H)、3.78-3.72
(m,1H)、2.84-2.78(m,1H)、2.51-2.18(m,4H)、1.45(s,9
H).
【0014】[実施例2]光学活性体[6−(tert−ブトキシカルボキサミド)−
3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−3−イ
ル]酢酸の製造 (2−1) 実施例1の(1−2)で得たラセミ体の
[6−(tert−ブトキシカルボキサミド)−3,4−ジ
ヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−3−イル]酢酸メチ
ル(10g)をエタノール/n−ヘキサン=1/5の混合溶
媒(500ml)に溶かし、以下の条件で25mlずつ20回注入
して光学分割した。 カラム:CHIRALCEL−OD 20mmΦx250mm
(ダイセル化学工業株式会社製) 移動相:エタノール/n−ヘキサン=1/5 流速 :20ml/min. 温度 :室温 (+)体:収量4.63 g、(−)体:収量4.60 g
3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−3−イ
ル]酢酸の製造 (2−1) 実施例1の(1−2)で得たラセミ体の
[6−(tert−ブトキシカルボキサミド)−3,4−ジ
ヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−3−イル]酢酸メチ
ル(10g)をエタノール/n−ヘキサン=1/5の混合溶
媒(500ml)に溶かし、以下の条件で25mlずつ20回注入
して光学分割した。 カラム:CHIRALCEL−OD 20mmΦx250mm
(ダイセル化学工業株式会社製) 移動相:エタノール/n−ヘキサン=1/5 流速 :20ml/min. 温度 :室温 (+)体:収量4.63 g、(−)体:収量4.60 g
【0015】(2−2)(2−1)で得た(+)−[6
−(tert−ブトキシカルボキサミド)−3,4−ジヒド
ロ−2H−1−ベンゾピラン−3−イル]酢酸メチル
(3.21g)をメタノール(20ml)に溶かし、2N水酸化ナ
トリウム水溶液(5.5ml)を加え室温で撹拌した。反応
終了後、大部分のメタノールを減圧下に濃縮し、濃縮残
渣に水(10ml)を加え飽和クエン酸水溶液で酸性にし
た。生成した油状物を酢酸エチルで抽出し、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥後、減圧下濃縮、乾燥することにより
(+)−[6−(tert−ブトキシカルボキサミド)−
3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−3−イ
ル]酢酸(2.90g、収率94.3%)を白色結晶として得た。 融点:156〜158℃1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δ:9.01(s,1H)、7.15-7.06(m,
2H)、6.62(d,1H,J=8.8Hz)、4.14-4.10(m,1H)、3.78-3.7
2(m,1H)、2.84-2.78(m,1H)、2.51-2.18(m,4H)、1.45(s,
9H). [α]D 25 +24.8゜(c 1.01、MeOH)
−(tert−ブトキシカルボキサミド)−3,4−ジヒド
ロ−2H−1−ベンゾピラン−3−イル]酢酸メチル
(3.21g)をメタノール(20ml)に溶かし、2N水酸化ナ
トリウム水溶液(5.5ml)を加え室温で撹拌した。反応
終了後、大部分のメタノールを減圧下に濃縮し、濃縮残
渣に水(10ml)を加え飽和クエン酸水溶液で酸性にし
た。生成した油状物を酢酸エチルで抽出し、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥後、減圧下濃縮、乾燥することにより
(+)−[6−(tert−ブトキシカルボキサミド)−
3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−3−イ
ル]酢酸(2.90g、収率94.3%)を白色結晶として得た。 融点:156〜158℃1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δ:9.01(s,1H)、7.15-7.06(m,
2H)、6.62(d,1H,J=8.8Hz)、4.14-4.10(m,1H)、3.78-3.7
2(m,1H)、2.84-2.78(m,1H)、2.51-2.18(m,4H)、1.45(s,
9H). [α]D 25 +24.8゜(c 1.01、MeOH)
【0016】(2−3) (2−1)で得た(−)−
[6−(tert−ブトキシカルボキサミド)−3,4−ジ
ヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−3−イル]酢酸メチ
ル(3.21g)を(2−2)と同様に加水分解することに
より、(−)−[6−(tert−ブトキシカルボキサミ
ド)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−3
−イル]酢酸(2.93g、収率95.3%)を白色結晶として得
た。 融点:156〜158℃1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δ:9.01(s,1H)、7.15-7.06(m,2
H)、6.62(d,1H,J=8.8Hz)、4.14-4.10(m,1H)、3.78-3.72
(m,1H)、2.84-2.78(m,1H)、2.51-2.18(m,4H)、1.45(s,9
H). [α]D 25−24.5゜(c 1.04、MeOH)
[6−(tert−ブトキシカルボキサミド)−3,4−ジ
ヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−3−イル]酢酸メチ
ル(3.21g)を(2−2)と同様に加水分解することに
より、(−)−[6−(tert−ブトキシカルボキサミ
ド)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−3
−イル]酢酸(2.93g、収率95.3%)を白色結晶として得
た。 融点:156〜158℃1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δ:9.01(s,1H)、7.15-7.06(m,2
H)、6.62(d,1H,J=8.8Hz)、4.14-4.10(m,1H)、3.78-3.72
(m,1H)、2.84-2.78(m,1H)、2.51-2.18(m,4H)、1.45(s,9
H). [α]D 25−24.5゜(c 1.04、MeOH)
【0017】[実施例3]ラセミ体[6−(ベンジルオキシカルボキサミド)−
3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−3−イ
ル]酢酸の製造 (3−1) 実施例1の(1−1)で得た化合物(100
g)をメタノール(1000ml)に懸濁し、濃硫酸(24ml)
と10%Pd/C(5g)を加え、50〜60℃、水素圧10kg/cm
2で20時間撹拌した。触媒を濾別後、濾液を減圧下に濃
縮し油状物を得た。この油状物をクロロホルム(300m
l)に溶解し、7.5%炭酸カリウム水溶液(1000ml)、飽
和食塩水(500ml)で洗浄し(6−アミノ−3,4−ジ
ヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−3−イル)酢酸メチ
ルのクロロホルム溶液を得た。この溶液にトリエチルア
ミン(39g)を加え、氷冷下25℃以下に保ちながら、ベ
ンジルオキシカルボニルクロリド(65g)を滴下し、さ
らに0.5時間撹拌した。反応液を2%塩酸水溶液(100m
l)、水(100ml)、2%炭酸水素ナトリウム水溶液(100m
l)、飽和食塩水(100ml)で順次洗浄した。クロロホル
ム層を減圧濃縮し、濃縮残渣をトルエン(330ml)とn
−ヘキサン(220ml)の混合溶媒から再結晶後、濾過、
乾燥することにより、[6−(ベンジルオキシカルボキ
サミド)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン
−3−イル]酢酸メチル(97.1g、収率71.9%)を白色結
晶として得た。
3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−3−イ
ル]酢酸の製造 (3−1) 実施例1の(1−1)で得た化合物(100
g)をメタノール(1000ml)に懸濁し、濃硫酸(24ml)
と10%Pd/C(5g)を加え、50〜60℃、水素圧10kg/cm
2で20時間撹拌した。触媒を濾別後、濾液を減圧下に濃
縮し油状物を得た。この油状物をクロロホルム(300m
l)に溶解し、7.5%炭酸カリウム水溶液(1000ml)、飽
和食塩水(500ml)で洗浄し(6−アミノ−3,4−ジ
ヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−3−イル)酢酸メチ
ルのクロロホルム溶液を得た。この溶液にトリエチルア
ミン(39g)を加え、氷冷下25℃以下に保ちながら、ベ
ンジルオキシカルボニルクロリド(65g)を滴下し、さ
らに0.5時間撹拌した。反応液を2%塩酸水溶液(100m
l)、水(100ml)、2%炭酸水素ナトリウム水溶液(100m
l)、飽和食塩水(100ml)で順次洗浄した。クロロホル
ム層を減圧濃縮し、濃縮残渣をトルエン(330ml)とn
−ヘキサン(220ml)の混合溶媒から再結晶後、濾過、
乾燥することにより、[6−(ベンジルオキシカルボキ
サミド)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン
−3−イル]酢酸メチル(97.1g、収率71.9%)を白色結
晶として得た。
【0018】(3−2) (3−1)で得た[6−(ベ
ンジルオキシカルボキサミド)−3,4−ジヒドロ−2
H−1−ベンゾピラン−3−イル]酢酸メチル(3.55
g)をメタノール(20ml)に溶かし、2N水酸化ナトリウ
ム水溶液(5.5ml)を加え室温で撹拌した。反応終了
後、大部分のメタノールを減圧下に濃縮し、濃縮残渣に
水(10ml)を加え2N塩酸水溶液で酸性にした。生成し
た油状物を酢酸エチルで抽出し、無水硫酸ナトリウムで
乾燥後、減圧下濃縮、乾燥することにより[6−(ベン
ジルオキシカルボキサミド)−3,4−ジヒドロ−2H
−1−ベンゾピラン−3−イル]酢酸(3.23g、収率94.
6%)を白色結晶として得た。 融点:145〜147℃1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δ:9.47(s,1H)、7.42-7.26(m,5
H)、7.23-7.21(m,2H)、6.66(d,1H,J=8.1Hz)、5.11(s,2
H)、4.15-4.11(m,1H)、3.79-3.73(m,1H)、2.85-2.79(m,
1H)、2.51-2.19(m,4H).
ンジルオキシカルボキサミド)−3,4−ジヒドロ−2
H−1−ベンゾピラン−3−イル]酢酸メチル(3.55
g)をメタノール(20ml)に溶かし、2N水酸化ナトリウ
ム水溶液(5.5ml)を加え室温で撹拌した。反応終了
後、大部分のメタノールを減圧下に濃縮し、濃縮残渣に
水(10ml)を加え2N塩酸水溶液で酸性にした。生成し
た油状物を酢酸エチルで抽出し、無水硫酸ナトリウムで
乾燥後、減圧下濃縮、乾燥することにより[6−(ベン
ジルオキシカルボキサミド)−3,4−ジヒドロ−2H
−1−ベンゾピラン−3−イル]酢酸(3.23g、収率94.
6%)を白色結晶として得た。 融点:145〜147℃1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δ:9.47(s,1H)、7.42-7.26(m,5
H)、7.23-7.21(m,2H)、6.66(d,1H,J=8.1Hz)、5.11(s,2
H)、4.15-4.11(m,1H)、3.79-3.73(m,1H)、2.85-2.79(m,
1H)、2.51-2.19(m,4H).
【0019】[実施例4]光学活性体[6−(ベンジルオキシカルボキサミド)−
3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−3−イ
ル]酢酸の製造 (4−1) 実施例3の(3−1)で得たラセミ体[6
−(ベンジルオキシカルボキサミド)−3,4−ジヒド
ロ−2H−1−ベンゾピラン−3−イル]酢酸メチル
(10g)をエタノール(500ml)に溶解し、以下の条件で
25mlずつ20回注入して光学分割した。 カラム:CHIRALCEL−OD 20mmΦx250mm
(ダイセル化学工業株式会社製) 移動相:エタノール 流速 :20ml/min. 温度 :室温 (+)体:収量4.54 g、(−)体:収量4.23 g
3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−3−イ
ル]酢酸の製造 (4−1) 実施例3の(3−1)で得たラセミ体[6
−(ベンジルオキシカルボキサミド)−3,4−ジヒド
ロ−2H−1−ベンゾピラン−3−イル]酢酸メチル
(10g)をエタノール(500ml)に溶解し、以下の条件で
25mlずつ20回注入して光学分割した。 カラム:CHIRALCEL−OD 20mmΦx250mm
(ダイセル化学工業株式会社製) 移動相:エタノール 流速 :20ml/min. 温度 :室温 (+)体:収量4.54 g、(−)体:収量4.23 g
【0020】(4−2) (4−1)で得た(+)−
[6−(ベンジルオキシカルボキサミド)−3,4−ジ
ヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−3−イル]酢酸メチ
ル(3.55g)をメタノール(20ml)に溶かし、2N水酸化
ナトリウム水溶液(5.5ml)を加え室温で撹拌した。反
応終了後、大部分のメタノールを減圧下に濃縮し、濃縮
残渣に水(10ml)を加え2N塩酸水溶液で酸性にした。
生成した油状物を酢酸エチルで抽出し、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥後、減圧下濃縮、乾燥することにより(+)
−[6−(ベンジルオキシカルボキサミド)−3,4−
ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−3−イル]酢酸
(3.29g、収率96.4%)を白色結晶として得た。 融点:139〜141℃1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δ:9.47(s,1H)、7.42-7.26(m,5
H)、7.23-7.21(m,2H)、6.66(d,1H,J=8.1Hz)、5.11(s,2
H)、4.15-4.11(m,1H)、3.79-3.73(m,1H)、2.85-2.79(m,
1H)、2.51-2.19(m,4H). [α]D 25+21.6゜(c 1.03、MeOH)
[6−(ベンジルオキシカルボキサミド)−3,4−ジ
ヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−3−イル]酢酸メチ
ル(3.55g)をメタノール(20ml)に溶かし、2N水酸化
ナトリウム水溶液(5.5ml)を加え室温で撹拌した。反
応終了後、大部分のメタノールを減圧下に濃縮し、濃縮
残渣に水(10ml)を加え2N塩酸水溶液で酸性にした。
生成した油状物を酢酸エチルで抽出し、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥後、減圧下濃縮、乾燥することにより(+)
−[6−(ベンジルオキシカルボキサミド)−3,4−
ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−3−イル]酢酸
(3.29g、収率96.4%)を白色結晶として得た。 融点:139〜141℃1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δ:9.47(s,1H)、7.42-7.26(m,5
H)、7.23-7.21(m,2H)、6.66(d,1H,J=8.1Hz)、5.11(s,2
H)、4.15-4.11(m,1H)、3.79-3.73(m,1H)、2.85-2.79(m,
1H)、2.51-2.19(m,4H). [α]D 25+21.6゜(c 1.03、MeOH)
【0021】(4−3) (4−1)で得た(−)−
[6−(ベンジルオキシカルボキサミド)−3,4−ジ
ヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−3−イル]酢酸メチ
ル(3.55g)を(4−2)と同様に加水分解することに
より、(−)−[6−(ベンジルオキシカルボキサミ
ド)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−3
−イル]酢酸(3.34g、収率98.4%)を白色結晶として得
た。 融点:139〜141℃1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δ:9.47(s,1H)、7.42-7.26(m,5
H)、7.23-7.21(m,2H)、6.66(d,1H,J=8.1Hz)、5.11(s,2
H)、4.15-4.11(m,1H)、3.79-3.73(m,1H)、2.85-2.79(m,
1H)、2.51-2.19(m,4H). [α]D 25−21.4゜(c 1.06、MeOH)
[6−(ベンジルオキシカルボキサミド)−3,4−ジ
ヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−3−イル]酢酸メチ
ル(3.55g)を(4−2)と同様に加水分解することに
より、(−)−[6−(ベンジルオキシカルボキサミ
ド)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−3
−イル]酢酸(3.34g、収率98.4%)を白色結晶として得
た。 融点:139〜141℃1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δ:9.47(s,1H)、7.42-7.26(m,5
H)、7.23-7.21(m,2H)、6.66(d,1H,J=8.1Hz)、5.11(s,2
H)、4.15-4.11(m,1H)、3.79-3.73(m,1H)、2.85-2.79(m,
1H)、2.51-2.19(m,4H). [α]D 25−21.4゜(c 1.06、MeOH)
【0022】[参考例1](6−アミノ−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピ
ラン−3−イル)酢酸メチルの製造 (6−ニトロ−4−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−
1−ベンゾピラン−3−イリデン)酢酸メチル(100g)
をメタノール(1000ml)に懸濁し、濃硫酸(24ml)と10
%Pd/C(5g)を加え、50〜60℃、水素圧10kg/cm2で2
0時間撹拌した。触媒を濾別後、濾液を減圧濃縮し油状
物を得た。この油状物をクロロホルム(300ml)に溶解
し、7.5%炭酸カリウム水溶液(1000ml)、飽和食塩水
(500ml)で洗浄後、減圧濃縮し、シリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(展開溶媒:クロロホルム)により精
製し、(6−アミノ−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベ
ンゾピラン−3−イル)酢酸メチル58g(収率69%)を淡
黄色結晶として得た。 融点:104〜106℃ 安定性試験:実施例1と3および参考例1の化合物を、
1gずつ10cm径のガラス製シャーレに広げ、室温、大気下
に1ヶ月放置した。 参考例1の化合物は赤く変色し、純度は95.3%から83.6%
まで低下した。一方、実施例1と3の化合物は共に純度
99.8%から変化せず、着色も全く認められなかった。
ラン−3−イル)酢酸メチルの製造 (6−ニトロ−4−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−
1−ベンゾピラン−3−イリデン)酢酸メチル(100g)
をメタノール(1000ml)に懸濁し、濃硫酸(24ml)と10
%Pd/C(5g)を加え、50〜60℃、水素圧10kg/cm2で2
0時間撹拌した。触媒を濾別後、濾液を減圧濃縮し油状
物を得た。この油状物をクロロホルム(300ml)に溶解
し、7.5%炭酸カリウム水溶液(1000ml)、飽和食塩水
(500ml)で洗浄後、減圧濃縮し、シリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(展開溶媒:クロロホルム)により精
製し、(6−アミノ−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベ
ンゾピラン−3−イル)酢酸メチル58g(収率69%)を淡
黄色結晶として得た。 融点:104〜106℃ 安定性試験:実施例1と3および参考例1の化合物を、
1gずつ10cm径のガラス製シャーレに広げ、室温、大気下
に1ヶ月放置した。 参考例1の化合物は赤く変色し、純度は95.3%から83.6%
まで低下した。一方、実施例1と3の化合物は共に純度
99.8%から変化せず、着色も全く認められなかった。
【0023】
【発明の効果】本発明により、医薬品等の製造中間体と
して、特に特開平8-231486号公報及び特開平9-124581号
公報に示される抗血小板薬の製造中間体として保存安定
性に優れ有用な新規ベンゾピラン酢酸誘導体が提供され
る。
して、特に特開平8-231486号公報及び特開平9-124581号
公報に示される抗血小板薬の製造中間体として保存安定
性に優れ有用な新規ベンゾピラン酢酸誘導体が提供され
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥村 邦雄 千葉県茂原市東郷1144番地 三井化学株式 会社内 (72)発明者 山下 博之 千葉県茂原市東郷1144番地 三井化学株式 会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 一般式(1)[化1] 【化1】 (式中、Rはtert−ブトキシカルボニル基またはベンジ
ルオキシカルボニル基を表す)で表されるベンゾピラン
酢酸誘導体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31378397A JPH11147882A (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | ベンゾピラン酢酸誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31378397A JPH11147882A (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | ベンゾピラン酢酸誘導体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11147882A true JPH11147882A (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=18045482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31378397A Pending JPH11147882A (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | ベンゾピラン酢酸誘導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11147882A (ja) |
-
1997
- 1997-11-14 JP JP31378397A patent/JPH11147882A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2003053929A1 (fr) | Procede de production de derives de cis-piperidine optiquement actifs | |
US20090088577A1 (en) | Production of monatin enantiomers | |
JP2691442B2 (ja) | 新規なプロリン誘導体 | |
KR100947758B1 (ko) | 벤즈옥사진 유도체의 제조를 위한 중간체 | |
JPS62265266A (ja) | N−アシル−テトラヒドロイソキノリン類の製造法 | |
Takahata et al. | The shortest synthesis of optically active Geissman-Waiss lactone, a key synthetic intermediate for necine bases | |
CN112154140B (zh) | 化合物及其在合成布瓦西坦(Brivaracetam)原料药中的用途 | |
CN106699604B (zh) | 一种沙库比曲及其中间体的制备方法 | |
JPH11147882A (ja) | ベンゾピラン酢酸誘導体 | |
CN110981934B (zh) | 一种阿加曲班水合物的合成方法 | |
JP2860559B2 (ja) | ペプチド誘導体合成に有用な立体特異性中間体の製法 | |
US6610855B2 (en) | Synthesis of 3-amino-3-aryl propanoates | |
JP3440305B2 (ja) | 7−(n−置換アミノ)−2−フェニルヘプタン酸 エステル誘導体及び該誘導体の製造方法 | |
JPH10316672A (ja) | アミノクロマン酢酸エステル誘導体およびその光学分割 | |
JP3088328B2 (ja) | 光学活性2−フェニル−2−(2’−ピペリジニル) 酢酸エステル誘導体の製造方法 | |
CN113121413B (zh) | 一种jak3酶抑制剂关键中间体的制备方法 | |
JP3225107B2 (ja) | 光学活性2−プロパノール誘導体の製造法 | |
KR20100067886A (ko) | (r)-(+)-란소프라졸의 제조방법 및 이에 사용되는 중간체 | |
KR100209299B1 (ko) | 새로운 아민고리 화합물 | |
CN101830815B (zh) | 环状化合物及以其作为中间体制备氮杂螺环化合物的方法 | |
JP2003342259A (ja) | 光学活性シスピペリジン誘導体の製造法 | |
JP2002363143A (ja) | 光学活性トリハロアニリノ誘導体の製造方法および光学活性ホスフィン配位子 | |
JP3828197B2 (ja) | 光学活性3−(p−メトキシフェニル)グリシッド酸アルカリ金属塩の製造法 | |
EP0603404B1 (en) | Process for producing glycide derivative | |
JP4258104B2 (ja) | trans‐ジシクロヘキシル‐3,3’4,4’‐テトラカルボン酸テトラメチルおよびテトラエチル |