JPH11146357A - サイマル放送システム - Google Patents
サイマル放送システムInfo
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- JPH11146357A JPH11146357A JP30754997A JP30754997A JPH11146357A JP H11146357 A JPH11146357 A JP H11146357A JP 30754997 A JP30754997 A JP 30754997A JP 30754997 A JP30754997 A JP 30754997A JP H11146357 A JPH11146357 A JP H11146357A
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- JP
- Japan
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- signal
- digital
- broadcasting
- broadcast
- analog
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】一系統のSTLによってサイマル放送を行うこ
とができるサイマル放送システムを提供する。 【解決手段】SDTVスタジオマスタ1−1〜1−3も
しくはHDTVスタジオマスタ2からのデジタル放送用
TV信号と音声放送スタジオマスタ3およびデータ放送
スタジオマスタ4からの他のデジタル放送用信号とを多
重化する多重化装置8と、多重化信号をスタジオから送
信所まで伝送するデジタルSTL9と、伝送された信号
をデジタル放送信号として送信するデジタル送信機17
と、伝送された信号からデジタル放送用TV信号を分離
する多重分離装置11と、分離したデジタル放送用TV
信号をアナログ放送用信号に変換し、アナログ放送信号
として送信するアナログ送信機16とを備えた。
とができるサイマル放送システムを提供する。 【解決手段】SDTVスタジオマスタ1−1〜1−3も
しくはHDTVスタジオマスタ2からのデジタル放送用
TV信号と音声放送スタジオマスタ3およびデータ放送
スタジオマスタ4からの他のデジタル放送用信号とを多
重化する多重化装置8と、多重化信号をスタジオから送
信所まで伝送するデジタルSTL9と、伝送された信号
をデジタル放送信号として送信するデジタル送信機17
と、伝送された信号からデジタル放送用TV信号を分離
する多重分離装置11と、分離したデジタル放送用TV
信号をアナログ放送用信号に変換し、アナログ放送信号
として送信するアナログ送信機16とを備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地上放送において
アナログ放送とデジタル放送とを同時に行うためのサイ
マル放送システムに関する。
アナログ放送とデジタル放送とを同時に行うためのサイ
マル放送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ放送分野では放送局用の機器やシ
ステムとして、アナログ放送対応からデジタル技術の導
入による番組製作のための放送局の設備までを含めたデ
ジタル放送対応の移行期にある。
ステムとして、アナログ放送対応からデジタル技術の導
入による番組製作のための放送局の設備までを含めたデ
ジタル放送対応の移行期にある。
【0003】いわゆる、デジタル化に対応して最近は映
像や音声信号を既存の放送チャンネルの帯域幅内で伝送
するための高効率符号化技術や、伝送周波数を効果的に
利用するための高効率デジタル変調技術が開発され、放
送電波のデジタル化にあたり、アナログ放送と並存死得
る複合的な放送の実現に向けての研究が進められてい
る。
像や音声信号を既存の放送チャンネルの帯域幅内で伝送
するための高効率符号化技術や、伝送周波数を効果的に
利用するための高効率デジタル変調技術が開発され、放
送電波のデジタル化にあたり、アナログ放送と並存死得
る複合的な放送の実現に向けての研究が進められてい
る。
【0004】デジタル放送では、高品位な画像や音声の
提供、各種データ放送、マルチメディアあるいは双方向
サービスなど新しい形態のサービスが導入でき、しかも
アナログ放送の1チャンネル分の帯域幅(地上放送では
6MHz)でテレビ放送、音声放送、データ放送などの
多チャンネル放送が可能になる。
提供、各種データ放送、マルチメディアあるいは双方向
サービスなど新しい形態のサービスが導入でき、しかも
アナログ放送の1チャンネル分の帯域幅(地上放送では
6MHz)でテレビ放送、音声放送、データ放送などの
多チャンネル放送が可能になる。
【0005】このとき、同時に放送できる数は一つの伝
送チャンネルに割り当てられるビット容量枠(地上放送
では20Mbps)の範囲で自由に調節することができ
る。例えば、図3に示されるように三系統のSDTV
(標準テレビ)51と、一系統のHDTV(高精細テレ
ビ)52と、二系統の独立音声53と、二系統のデータ
番組54とが放送可能であったとすると、以下のような
プログラム編成が可能になる。すなわち、9時から10
時まではチャンネルch1〜ch3で三系統の標準テレ
ビ51の放送を行い、チャンネルch101で一系統の
データ番組を放送する。次に、10時から11時までは
チャンネルch4で高精細テレビ52の放送を行い、チ
ャンネルch101で一系統のデータ番組54を放送す
る。そして、11時からチャンネルch1,ch2で二
系統の標準テレビ51の放送を行い、チャンネルch1
1,ch12でそれらの独立音声53を放送して、チャ
ンネルch101,ch102で二系統のデータ番組5
4を放送するといったことができる。
送チャンネルに割り当てられるビット容量枠(地上放送
では20Mbps)の範囲で自由に調節することができ
る。例えば、図3に示されるように三系統のSDTV
(標準テレビ)51と、一系統のHDTV(高精細テレ
ビ)52と、二系統の独立音声53と、二系統のデータ
番組54とが放送可能であったとすると、以下のような
プログラム編成が可能になる。すなわち、9時から10
時まではチャンネルch1〜ch3で三系統の標準テレ
ビ51の放送を行い、チャンネルch101で一系統の
データ番組を放送する。次に、10時から11時までは
チャンネルch4で高精細テレビ52の放送を行い、チ
ャンネルch101で一系統のデータ番組54を放送す
る。そして、11時からチャンネルch1,ch2で二
系統の標準テレビ51の放送を行い、チャンネルch1
1,ch12でそれらの独立音声53を放送して、チャ
ンネルch101,ch102で二系統のデータ番組5
4を放送するといったことができる。
【0006】ところで、実際にデジタル放送を導入する
場合、現行のアナログ放送対応のテレビ受像機を所有す
る受信者でも受信することができ、また放送事業者の準
備のため、段階的にアナログ放送からデジタル放送への
移行を行う必要がある。そのため、この移行期間は基本
的に同じプログラム編成のアナログ放送とデジタル放送
とを同時に放送する、いわゆるサイマル放送の実施が計
画されている。
場合、現行のアナログ放送対応のテレビ受像機を所有す
る受信者でも受信することができ、また放送事業者の準
備のため、段階的にアナログ放送からデジタル放送への
移行を行う必要がある。そのため、この移行期間は基本
的に同じプログラム編成のアナログ放送とデジタル放送
とを同時に放送する、いわゆるサイマル放送の実施が計
画されている。
【0007】ここで、現行のアナログ放送システムにお
いてはスタジオから送信所へプログラムを伝送するため
に、STL(Studio to Transmitt
erLink)が設置されているが、通常アナログ放送
とデジタル放送とでは変調方式が全く異なるため、上述
したサイマル放送を実施するためには、既に設置されて
いるアナログ放送用のSTLとは別にデジタル放送用の
STLを新たに設置しなければならない。
いてはスタジオから送信所へプログラムを伝送するため
に、STL(Studio to Transmitt
erLink)が設置されているが、通常アナログ放送
とデジタル放送とでは変調方式が全く異なるため、上述
したサイマル放送を実施するためには、既に設置されて
いるアナログ放送用のSTLとは別にデジタル放送用の
STLを新たに設置しなければならない。
【0008】しかも、アナログ放送用とデジタル放送用
のSTLで周波数を変えなければならないため、地上デ
ジタル放送が全国規模で展開されたとき、サイマル放送
の実施に非常に多くの周波数が必要になる。また、場合
によっては周波数資源の不足により、STLを設置する
こと自体が不可能になる事態も予想される。
のSTLで周波数を変えなければならないため、地上デ
ジタル放送が全国規模で展開されたとき、サイマル放送
の実施に非常に多くの周波数が必要になる。また、場合
によっては周波数資源の不足により、STLを設置する
こと自体が不可能になる事態も予想される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、サイ
マル放送を実施しようとする場合、アナログ放送とデジ
タル放送とで二系統のSTLを設置しなければならない
とこと、また二つのSTLで周波数を変えなければなら
ないため、サイマル放送の実施に多くの周波数が必要に
なるという問題があった。本発明は、一系統のSTLに
よってこれを可能とし、周波数の問題も同時に解決し得
るサイマル放送システムを提供することを目的とする。
マル放送を実施しようとする場合、アナログ放送とデジ
タル放送とで二系統のSTLを設置しなければならない
とこと、また二つのSTLで周波数を変えなければなら
ないため、サイマル放送の実施に多くの周波数が必要に
なるという問題があった。本発明は、一系統のSTLに
よってこれを可能とし、周波数の問題も同時に解決し得
るサイマル放送システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、デジタル放送用TV信号と他のデジタル放送用信号
とを多重化する多重化手段と、この多重化手段により多
重化された信号をスタジオから送信所まで伝送するため
の伝送手段と、この伝送手段によって伝送された信号を
デジタル放送信号として送信するデジタル送信手段と、
伝送手段によって伝送された信号からデジタル放送用T
V信号を分離する分離手段と、この分離手段によって分
離されたデジタル放送用TV信号をアナログ放送用TV
信号に変換して、アナログ放送TV信号として送信する
アナログ送信手段とを備えている。
め、デジタル放送用TV信号と他のデジタル放送用信号
とを多重化する多重化手段と、この多重化手段により多
重化された信号をスタジオから送信所まで伝送するため
の伝送手段と、この伝送手段によって伝送された信号を
デジタル放送信号として送信するデジタル送信手段と、
伝送手段によって伝送された信号からデジタル放送用T
V信号を分離する分離手段と、この分離手段によって分
離されたデジタル放送用TV信号をアナログ放送用TV
信号に変換して、アナログ放送TV信号として送信する
アナログ送信手段とを備えている。
【0011】この場合、送信所にはデジタル放送用TV
信号と他のデジタル放送用信号とを多重化した信号が伝
送され、送信所ではこの多重化信号に基づいてデジタル
送信を行うと共に、多重化信号からデジタル放送用TV
信号を分離し、それをアナログ放送用TV信号に変換し
てアナログ送信しているので、一系統の伝送手段でサイ
マル放送を行うことができる。
信号と他のデジタル放送用信号とを多重化した信号が伝
送され、送信所ではこの多重化信号に基づいてデジタル
送信を行うと共に、多重化信号からデジタル放送用TV
信号を分離し、それをアナログ放送用TV信号に変換し
てアナログ送信しているので、一系統の伝送手段でサイ
マル放送を行うことができる。
【0012】ここで、伝送手段はいわゆるSTLであ
り、入力された信号を変調する変調手段と、この変調手
段によって変調された信号を送信する送信手段と、この
送信手段から送信された信号を受信する受信手段と、こ
の受信手段によって受信された信号を復調する復調手段
とから構成される。
り、入力された信号を変調する変調手段と、この変調手
段によって変調された信号を送信する送信手段と、この
送信手段から送信された信号を受信する受信手段と、こ
の受信手段によって受信された信号を復調する復調手段
とから構成される。
【0013】また、他のデジタル放送用信号としては音
声放送用信号およびデータ放送用信号の少なくともいず
れか一方が含まれていることが望ましく、多重化手段に
よる信号の多重化はMPEG2システムズに規定された
多重化方式により行われることが望ましい。
声放送用信号およびデータ放送用信号の少なくともいず
れか一方が含まれていることが望ましく、多重化手段に
よる信号の多重化はMPEG2システムズに規定された
多重化方式により行われることが望ましい。
【0014】本発明の他の態様では、デジタル放送用標
準TV信号およびデジタル放送用高精細TV信号の少な
くとも一方と他のデジタル放送用信号とを多重化する多
重化手段と、この多重化手段により多重化された信号を
スタジオから送信所まで伝送するための伝送手段と、こ
の伝送手段によって伝送された信号をデジタル放送信号
として送信するデジタル送信手段と、伝送手段によって
伝送された信号からデジタル放送用標準TV信号および
デジタル放送用高精細TV信号を分離する分離手段と、
この分離手段によって分離されたデジタル放送用標準T
V信号をアナログ放送用TV信号に変換する第1の変換
手段と、分離手段によって分離されたデジタル放送用高
精細TV信号をアナログ放送用TV信号に変換する第2
の変換手段と、第1および第2の変換手段によって得ら
れたアナログ放送用TV信号をアナログ放送TV信号と
して選択的に送信するアナログ送信手段とを備えてい
る。
準TV信号およびデジタル放送用高精細TV信号の少な
くとも一方と他のデジタル放送用信号とを多重化する多
重化手段と、この多重化手段により多重化された信号を
スタジオから送信所まで伝送するための伝送手段と、こ
の伝送手段によって伝送された信号をデジタル放送信号
として送信するデジタル送信手段と、伝送手段によって
伝送された信号からデジタル放送用標準TV信号および
デジタル放送用高精細TV信号を分離する分離手段と、
この分離手段によって分離されたデジタル放送用標準T
V信号をアナログ放送用TV信号に変換する第1の変換
手段と、分離手段によって分離されたデジタル放送用高
精細TV信号をアナログ放送用TV信号に変換する第2
の変換手段と、第1および第2の変換手段によって得ら
れたアナログ放送用TV信号をアナログ放送TV信号と
して選択的に送信するアナログ送信手段とを備えてい
る。
【0015】この場合、送信所に伝送された多重化信号
にデジタル放送用標準TV信号が含まれていれば、それ
を分離してアナログ放送を行い、デジタル放送用高精細
TV信号が含まれていれば、それを分離し、アナログ放
送用TV信号に変換してアナログ放送を行っているの
で、一系統の伝送手段を介してデジタル標準テレビ放送
とデジタル高精細テレビ放送とを切り替えて行っている
ときでも、常にサイマル放送を実行することができる。
にデジタル放送用標準TV信号が含まれていれば、それ
を分離してアナログ放送を行い、デジタル放送用高精細
TV信号が含まれていれば、それを分離し、アナログ放
送用TV信号に変換してアナログ放送を行っているの
で、一系統の伝送手段を介してデジタル標準テレビ放送
とデジタル高精細テレビ放送とを切り替えて行っている
ときでも、常にサイマル放送を実行することができる。
【0016】ここで、デジタル放送用高精細TV信号か
らアナログテレビ放送TV信号への変換をは、デジタル
放送用高精細TV信号の走査線数を減少させることによ
り行うことが望ましい。
らアナログテレビ放送TV信号への変換をは、デジタル
放送用高精細TV信号の走査線数を減少させることによ
り行うことが望ましい。
【0017】本発明の別の態様では、複数のデジタル放
送用標準TV信号および一つのデジタル放送用高精細T
V信号のいずれか一方と他のデジタル放送用信号とを多
重化する多重化手段と、この多重化手段により多重化さ
れた信号をスタジオから送信所まで伝送するための伝送
手段と、この伝送手段によって伝送された信号をデジタ
ル放送信号として送信するデジタル送信手段と、伝送手
段によって伝送された信号からデジタル放送用標準TV
信号およびデジタル放送用高精細TV信号を分離する分
離手段と、分離手段によって分離された複数のデジタル
放送用標準TV信号のうち予め設定された一つのデジタ
ル放送用標準TV信号をアナログ放送用TV信号に変換
する第1の変換手段と、分離手段によって分離されたデ
ジタル放送用高精細TV信号をアナログ放送用TV信号
に変換する第2の変換手段と、第1および第2の変換手
段によって得られたアナログ放送用TV信号をアナログ
放送TV信号として選択的に送信するアナログ送信手段
とを備えている。
送用標準TV信号および一つのデジタル放送用高精細T
V信号のいずれか一方と他のデジタル放送用信号とを多
重化する多重化手段と、この多重化手段により多重化さ
れた信号をスタジオから送信所まで伝送するための伝送
手段と、この伝送手段によって伝送された信号をデジタ
ル放送信号として送信するデジタル送信手段と、伝送手
段によって伝送された信号からデジタル放送用標準TV
信号およびデジタル放送用高精細TV信号を分離する分
離手段と、分離手段によって分離された複数のデジタル
放送用標準TV信号のうち予め設定された一つのデジタ
ル放送用標準TV信号をアナログ放送用TV信号に変換
する第1の変換手段と、分離手段によって分離されたデ
ジタル放送用高精細TV信号をアナログ放送用TV信号
に変換する第2の変換手段と、第1および第2の変換手
段によって得られたアナログ放送用TV信号をアナログ
放送TV信号として選択的に送信するアナログ送信手段
とを備えている。
【0018】この場合、送信所に伝送された多重化信号
に複数のデジタル放送用標準TV信号が含まれていれ
ば、予め設定された一つのデジタル放送用標準TV信号
を分離してアナログ放送を行い、デジタル放送用高精細
TV信号が含まれていれば、それを分離し、アナログ放
送用TV信号に変換してからアナログ放送を行っている
ので、デジタル側の放送形態に依存することなく常にサ
イマル放送を実行することができる。
に複数のデジタル放送用標準TV信号が含まれていれ
ば、予め設定された一つのデジタル放送用標準TV信号
を分離してアナログ放送を行い、デジタル放送用高精細
TV信号が含まれていれば、それを分離し、アナログ放
送用TV信号に変換してからアナログ放送を行っている
ので、デジタル側の放送形態に依存することなく常にサ
イマル放送を実行することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態に係
るサイマル放送システムの構成を示すブロック図であ
る。このサイマル放送システムは、SDTV(標準テレ
ビ)スタジオマスタ1−1〜1−3、HDTV(高精細
テレビ)スタジオマスタ2、音声放送スタジオマスタ
3、データ放送スタジオマスタ4、SDTV用MPEG
エンコーダ5−1〜5−3、HDTV用MPEGエンコ
ーダ6、エンコーダ7、多重化装置8、デジタルSTL
(Studio to Transmitter Li
nk)9、分配器10、多重分離装置11、HDTV用
MPEGデコーダ12、走査変換器13、SDTV用M
PEGデコーダ14、切替器15、アナログ送信機16
およびデジタル送信機17から構成されている。
るサイマル放送システムの構成を示すブロック図であ
る。このサイマル放送システムは、SDTV(標準テレ
ビ)スタジオマスタ1−1〜1−3、HDTV(高精細
テレビ)スタジオマスタ2、音声放送スタジオマスタ
3、データ放送スタジオマスタ4、SDTV用MPEG
エンコーダ5−1〜5−3、HDTV用MPEGエンコ
ーダ6、エンコーダ7、多重化装置8、デジタルSTL
(Studio to Transmitter Li
nk)9、分配器10、多重分離装置11、HDTV用
MPEGデコーダ12、走査変換器13、SDTV用M
PEGデコーダ14、切替器15、アナログ送信機16
およびデジタル送信機17から構成されている。
【0020】SDTVスタジオマスタ1−1〜1−3
は、現行テレビと同様のプログラムをデジタル方式で送
出するためのシステムであり、例えばインタレース方式
で走査線数525本のデジタル放送用標準TV信号(以
下、SD信号)を出力する。また、通常はSDTVスタ
ジオマスタ1−1〜1−3のうちのいずれか一つから送
出されるプログラムがサイマル放送を実施するためのア
ナログ放送用のプログラム、すなわちアナログおよびデ
ジタルの双方で放送されるプログラムとして設定され
る。なお、現行のテレビ放送の伝送チャンネル一つ分に
相当する6MHzの帯域幅、20Mbpsのビットレー
トで放送を行う場合、インタレース方式で走査線数52
5本のテレビ放送は同時に3チャンネル放送することが
できるが、プログレッシブ(ノーインタレース)方式で
走査線数525本のテレビ放送では同時に放送できるの
は2チャンネルになる。
は、現行テレビと同様のプログラムをデジタル方式で送
出するためのシステムであり、例えばインタレース方式
で走査線数525本のデジタル放送用標準TV信号(以
下、SD信号)を出力する。また、通常はSDTVスタ
ジオマスタ1−1〜1−3のうちのいずれか一つから送
出されるプログラムがサイマル放送を実施するためのア
ナログ放送用のプログラム、すなわちアナログおよびデ
ジタルの双方で放送されるプログラムとして設定され
る。なお、現行のテレビ放送の伝送チャンネル一つ分に
相当する6MHzの帯域幅、20Mbpsのビットレー
トで放送を行う場合、インタレース方式で走査線数52
5本のテレビ放送は同時に3チャンネル放送することが
できるが、プログレッシブ(ノーインタレース)方式で
走査線数525本のテレビ放送では同時に放送できるの
は2チャンネルになる。
【0021】HDTVスタジオマスタ2は、高精細テレ
ビのプログラムをデジタル方式で送出するシステムであ
り、例えばインタレース方式で走査線数1125本のデ
ジタル放送用高精細TV信号(以下、HD信号)を出力
する。ただし、高精細テレビ放送には伝送チャンネル一
つ分の容量枠を必要とするため、高精細テレビ放送と同
時に上述した標準テレビ放送を行うことはできない。す
なわち、このサイマル放送システムにおけるテレビ放送
は、高精細テレビ放送のみ(以下、タイプA)と、最大
3チャンネルの標準テレビ放送(以下、タイプB)との
二つに分けられる。
ビのプログラムをデジタル方式で送出するシステムであ
り、例えばインタレース方式で走査線数1125本のデ
ジタル放送用高精細TV信号(以下、HD信号)を出力
する。ただし、高精細テレビ放送には伝送チャンネル一
つ分の容量枠を必要とするため、高精細テレビ放送と同
時に上述した標準テレビ放送を行うことはできない。す
なわち、このサイマル放送システムにおけるテレビ放送
は、高精細テレビ放送のみ(以下、タイプA)と、最大
3チャンネルの標準テレビ放送(以下、タイプB)との
二つに分けられる。
【0022】音声放送スタジオマスタ3は、上述した標
準テレビの副音声や独立した音楽番組などの各種音声放
送を行うためのものであり、デジタル化された音声放送
用信号を出力する。
準テレビの副音声や独立した音楽番組などの各種音声放
送を行うためのものであり、デジタル化された音声放送
用信号を出力する。
【0023】データ放送スタジオマスタ4は、上述した
標準テレビ放送、高精細テレビ放送および音声放送以
外、例えば文字放送、天気や時刻などの情報サービス、
あるいはテレビ放送の番組選択のためのEPG(Ele
ctronic Program Guide)サービ
スなどの各種データ放送を行うためのものであり、デジ
タル化されたデータ放送用信号を出力する。
標準テレビ放送、高精細テレビ放送および音声放送以
外、例えば文字放送、天気や時刻などの情報サービス、
あるいはテレビ放送の番組選択のためのEPG(Ele
ctronic Program Guide)サービ
スなどの各種データ放送を行うためのものであり、デジ
タル化されたデータ放送用信号を出力する。
【0024】ここで、SDTVスタジオマスタ1−1〜
1−3、HDTVスタジオマスタ2、音声放送スタジオ
マスタ3およびデータ放送スタジオマスタ4は、放送用
高速LANなどを介して図示されていない制御装置によ
り一括制御されており、予め設定されるプログラム編成
チャートに従って各々の信号送出タイミングが管理され
る。
1−3、HDTVスタジオマスタ2、音声放送スタジオ
マスタ3およびデータ放送スタジオマスタ4は、放送用
高速LANなどを介して図示されていない制御装置によ
り一括制御されており、予め設定されるプログラム編成
チャートに従って各々の信号送出タイミングが管理され
る。
【0025】以下、このサイマル放送システムで実際に
サイマル放送を行うときの動作について説明する。ま
ず、SDTVスタジオマスタ1−1〜1−3から出力さ
れたSD信号は、それぞれSDTV用MPEGエンコー
ダ5−1〜5−3に入力される。SDTV用MPEGエ
ンコーダ5−1〜5−3は、MPEG2エンコーダであ
り、入力されたSD信号をMPEG2規格に準拠した適
当な符号化方式により符号化して、その結果得られた信
号(以下、符号化SD信号)を多重化装置8に出力す
る。
サイマル放送を行うときの動作について説明する。ま
ず、SDTVスタジオマスタ1−1〜1−3から出力さ
れたSD信号は、それぞれSDTV用MPEGエンコー
ダ5−1〜5−3に入力される。SDTV用MPEGエ
ンコーダ5−1〜5−3は、MPEG2エンコーダであ
り、入力されたSD信号をMPEG2規格に準拠した適
当な符号化方式により符号化して、その結果得られた信
号(以下、符号化SD信号)を多重化装置8に出力す
る。
【0026】また、HDTVスタジオマスタ2から出力
されたHD信号は、HDTV用MPEGエンコーダ6に
入力される。HDTV用MPEGエンコーダは、入力さ
れたHD信号を同じくMPEG2規格に準じた適当な符
号化方式により符号化して、その結果得られた信号(以
下、符号化HD信号)を多重化装置8に出力する。
されたHD信号は、HDTV用MPEGエンコーダ6に
入力される。HDTV用MPEGエンコーダは、入力さ
れたHD信号を同じくMPEG2規格に準じた適当な符
号化方式により符号化して、その結果得られた信号(以
下、符号化HD信号)を多重化装置8に出力する。
【0027】さらに、音声信号スタジオマスタ3から出
力された音声放送用信号は、エンコーダ7によってMP
EG2などの各種符号化方法によって符号化され、その
結果得られた信号(以下、符号化音声放送用信号)が多
重化装置8に出力される。データ放送スタジオマスタ4
からのデータ放送用信号は、そのまま多重化装置8に送
られる。
力された音声放送用信号は、エンコーダ7によってMP
EG2などの各種符号化方法によって符号化され、その
結果得られた信号(以下、符号化音声放送用信号)が多
重化装置8に出力される。データ放送スタジオマスタ4
からのデータ放送用信号は、そのまま多重化装置8に送
られる。
【0028】多重化装置8は、SDTV用MPEGエン
コーダ5−1〜5−3からの符号化SD信号、HDTV
用MPEGエンコーダ6からの符号化HD信号、エンコ
ーダ7からの符号化音声放送用信号およびデータ放送ス
タジオマスタ4からのデータ放送信号を入力信号とし
て、各信号の多重化を行う。
コーダ5−1〜5−3からの符号化SD信号、HDTV
用MPEGエンコーダ6からの符号化HD信号、エンコ
ーダ7からの符号化音声放送用信号およびデータ放送ス
タジオマスタ4からのデータ放送信号を入力信号とし
て、各信号の多重化を行う。
【0029】ただし、多重化装置8にはその時刻のプロ
グラム編成チャートに応じて、符号化SD信号、符号化
HD信号、符号化音声放送用信号およびデータ放送用信
号のうちのいくつかが入力される。多重化装置8は、こ
れらの信号をMPEG2システムズで規定された多重化
方式に従って多重化して、デジタルSTL9に出力す
る。なお、上述したように伝送容量枠の関係から標準テ
レビ放送と高精細テレビ放送とが同時に行われることは
ないため、符号化SD信号と符号化HD信号とが多重化
されることはないデジタルSTL9は、放送局のスタジ
オと送信所を結ぶ放送中継回線であり、スタジオ側の多
重化装置8から入力された多重化信号を送信所側の分配
器10へと伝送する。
グラム編成チャートに応じて、符号化SD信号、符号化
HD信号、符号化音声放送用信号およびデータ放送用信
号のうちのいくつかが入力される。多重化装置8は、こ
れらの信号をMPEG2システムズで規定された多重化
方式に従って多重化して、デジタルSTL9に出力す
る。なお、上述したように伝送容量枠の関係から標準テ
レビ放送と高精細テレビ放送とが同時に行われることは
ないため、符号化SD信号と符号化HD信号とが多重化
されることはないデジタルSTL9は、放送局のスタジ
オと送信所を結ぶ放送中継回線であり、スタジオ側の多
重化装置8から入力された多重化信号を送信所側の分配
器10へと伝送する。
【0030】図2は、デジタルSTL9の具体的な構成
を示した図である。同図に示されるとおり、デジタルS
TL9はスタジオ側の変調器21、増幅器22および送
信機23と、送信所側の受信機24、増幅器25および
復調器26とからなる。スタジオ側では、多重化装置8
から入力された多重化信号を変調器21で変調し、それ
を増幅器22で増幅した後、送信機23から送信する。
なお、変調器21ではQAM(直交振幅変調)などによ
る変調処理を行うものとする。また、送信機23による
送信時の搬送波としては、例えば3.4GHz、7GH
zあるいは13GHzといったマイクロ波が使用され
る。
を示した図である。同図に示されるとおり、デジタルS
TL9はスタジオ側の変調器21、増幅器22および送
信機23と、送信所側の受信機24、増幅器25および
復調器26とからなる。スタジオ側では、多重化装置8
から入力された多重化信号を変調器21で変調し、それ
を増幅器22で増幅した後、送信機23から送信する。
なお、変調器21ではQAM(直交振幅変調)などによ
る変調処理を行うものとする。また、送信機23による
送信時の搬送波としては、例えば3.4GHz、7GH
zあるいは13GHzといったマイクロ波が使用され
る。
【0031】一方、送信所側では受信機24において送
信機23からの信号を受信し、それを増幅器25で増幅
した後、変調器21に対応する復調器26で復調するこ
とによって、多重化装置8から変調器21に入力された
ものと同等の多重化信号を生成し、それを分配器10に
出力する。
信機23からの信号を受信し、それを増幅器25で増幅
した後、変調器21に対応する復調器26で復調するこ
とによって、多重化装置8から変調器21に入力された
ものと同等の多重化信号を生成し、それを分配器10に
出力する。
【0032】図1に説明を戻すと、分配器10は上述し
たデジタルSTL9を介して送信所に伝送された多重化
信号をデジタル送信機17(デジタル放送側)および多
重分離装置11(アナログ放送側)にそれぞれ分配す
る。
たデジタルSTL9を介して送信所に伝送された多重化
信号をデジタル送信機17(デジタル放送側)および多
重分離装置11(アナログ放送側)にそれぞれ分配す
る。
【0033】この場合、デジタル放送側のデジタル送信
機17は、分配器10から入力された多重化信号をデジ
タル放送信号として送信する。一方、アナログ放送側で
はまず多重分離装置11が分配器10から入力された多
重化信号を分離して、多重化前の信号、すなわち符号化
SD信号、符号化HD信号、符号化音声放送信号あるい
はデータ放送用信号を生成する。
機17は、分配器10から入力された多重化信号をデジ
タル放送信号として送信する。一方、アナログ放送側で
はまず多重分離装置11が分配器10から入力された多
重化信号を分離して、多重化前の信号、すなわち符号化
SD信号、符号化HD信号、符号化音声放送信号あるい
はデータ放送用信号を生成する。
【0034】さらに、多重分離装置11は高精細テレビ
放送を行っているときは(タイプA)、HDTVスタジ
オマスタ2から送出されたプログラムに対応する符号化
HD信号をHDTV用MPEGデコーダ12に出力す
る。また、多重化装置11は標準テレビ放送を行ってい
るときは(タイプB)、SDTVスタジオマスタ1−1
〜1−3から送出されたプログラムのうち、アナログ放
送の対象となっているプログラムに対応する符号化SD
信号のみをSDTV用MPEGデコーダ14に出力す
る。そして、これらタイプA,Bを区別するための制御
信号を切替器15に出力する。
放送を行っているときは(タイプA)、HDTVスタジ
オマスタ2から送出されたプログラムに対応する符号化
HD信号をHDTV用MPEGデコーダ12に出力す
る。また、多重化装置11は標準テレビ放送を行ってい
るときは(タイプB)、SDTVスタジオマスタ1−1
〜1−3から送出されたプログラムのうち、アナログ放
送の対象となっているプログラムに対応する符号化SD
信号のみをSDTV用MPEGデコーダ14に出力す
る。そして、これらタイプA,Bを区別するための制御
信号を切替器15に出力する。
【0035】ここで、タイプAの放送が行われていると
きは、HDTV用MPEGデコーダ12は多重分離装置
11から入力される符号化HD信号を復号して、その結
果得られた信号を走査変換器13に出力する。なお、H
DTV用MPEGデコーダ12はHDTV用MPEGエ
ンコーダ6に対応した復号化装置である。
きは、HDTV用MPEGデコーダ12は多重分離装置
11から入力される符号化HD信号を復号して、その結
果得られた信号を走査変換器13に出力する。なお、H
DTV用MPEGデコーダ12はHDTV用MPEGエ
ンコーダ6に対応した復号化装置である。
【0036】走査変換器13は、HDTV用MPEGデ
コーダ12から入力された信号をアナログ放送用信号に
変換する。すなわち、HDTV用MPEGデコーダ12
から走査変換器13に入力される信号は、インタレース
方式で走査線数1125本のデジタル放送用高精細テレ
ビ信号であり、このままでは走査線数が525本でイン
タレース方式のアナログ放送に用いることができない。
従って、この信号をインタレース方式で走査線数525
本、すなわち現行のアナログ放送と同等の信号に変換し
て、それを切替器15に出力する。このようにすること
で、デジタル放送用高精細テレビ信号からアナログ放送
用信号を生成することができる。
コーダ12から入力された信号をアナログ放送用信号に
変換する。すなわち、HDTV用MPEGデコーダ12
から走査変換器13に入力される信号は、インタレース
方式で走査線数1125本のデジタル放送用高精細テレ
ビ信号であり、このままでは走査線数が525本でイン
タレース方式のアナログ放送に用いることができない。
従って、この信号をインタレース方式で走査線数525
本、すなわち現行のアナログ放送と同等の信号に変換し
て、それを切替器15に出力する。このようにすること
で、デジタル放送用高精細テレビ信号からアナログ放送
用信号を生成することができる。
【0037】一方、タイプBの放送が行われているとき
は、SDTV用MPEGデコーダ14は多重分離装置1
1からアナログ放送とサイマル放送される1チャンネル
を分離して符号化SD信号を復号し、その結果得られた
信号を切替器15に出力する。なお、SDTV用MPE
Gデコーダ14はSDTV用MPEGエンコーダ5−1
〜5−3のいずれか規定されたエンコーダに対応した復
号化装置である。
は、SDTV用MPEGデコーダ14は多重分離装置1
1からアナログ放送とサイマル放送される1チャンネル
を分離して符号化SD信号を復号し、その結果得られた
信号を切替器15に出力する。なお、SDTV用MPE
Gデコーダ14はSDTV用MPEGエンコーダ5−1
〜5−3のいずれか規定されたエンコーダに対応した復
号化装置である。
【0038】切替器15は、多重分離装置11から入力
される制御信号に基づき、タイプAのときは走査変換器
13から入力される信号をアナログ送信機16に出力
し、タイプBのときはSDTV用MPEGデコーダ14
から入力される信号をアナログ送信機16に出力する。
そして、アナログ送信機16は切替器15から入力され
た信号をアナログ信号に変換した後、アナログ放送用の
テレビ信号として送信する。
される制御信号に基づき、タイプAのときは走査変換器
13から入力される信号をアナログ送信機16に出力
し、タイプBのときはSDTV用MPEGデコーダ14
から入力される信号をアナログ送信機16に出力する。
そして、アナログ送信機16は切替器15から入力され
た信号をアナログ信号に変換した後、アナログ放送用の
テレビ信号として送信する。
【0039】以上の結果、デジタル送信機17によって
最大3系統の標準テレビのプログラムあるいは高精細テ
レビのプログラムと音声放送やデータ放送とが同時にデ
ジタル放送される。一方、アナログ送信機16によって
標準テレビのプログラムがアナログ放送される。
最大3系統の標準テレビのプログラムあるいは高精細テ
レビのプログラムと音声放送やデータ放送とが同時にデ
ジタル放送される。一方、アナログ送信機16によって
標準テレビのプログラムがアナログ放送される。
【0040】次に、このサイマル放送システムおいて、
図3に示されるようなプログラム編成チャートに従って
放送を行った場合について説明する。ここで、チャンネ
ルch1〜ch3に対応する三つの標準テレビ51のプ
ログラムは、図1中のSDTVスタジオマスタ1−1〜
1−3によって送出されるものとし、チャンネルch4
に対応する高精細テレビ52のプログラムはHDTVス
タジオマスタ2によって送出されるものとする。さら
に、チャンネルch11,ch12に対応する二つの独
立音声は音声放送スタジオマスタ3により送出されるも
のとし、チャンネルch101,ch102に対応する
二つのデータ番組はデータ放送スタジオマスタ54によ
り送出されるものとする。
図3に示されるようなプログラム編成チャートに従って
放送を行った場合について説明する。ここで、チャンネ
ルch1〜ch3に対応する三つの標準テレビ51のプ
ログラムは、図1中のSDTVスタジオマスタ1−1〜
1−3によって送出されるものとし、チャンネルch4
に対応する高精細テレビ52のプログラムはHDTVス
タジオマスタ2によって送出されるものとする。さら
に、チャンネルch11,ch12に対応する二つの独
立音声は音声放送スタジオマスタ3により送出されるも
のとし、チャンネルch101,ch102に対応する
二つのデータ番組はデータ放送スタジオマスタ54によ
り送出されるものとする。
【0041】この場合、9時から10時の間は上述した
タイプBに相当するプログラム編成がなされており、チ
ャンネルch1〜ch3に対応する三つの標準テレビ5
1のプログラムが放送されると共に、チャンネルch1
01に対応するデータ番組54が放送されているため、
全体として5チャンネル放送となる。このとき、チャン
ネルch1に対応する標準テレビ51のプログラムがア
ナログ放送の対象となる。
タイプBに相当するプログラム編成がなされており、チ
ャンネルch1〜ch3に対応する三つの標準テレビ5
1のプログラムが放送されると共に、チャンネルch1
01に対応するデータ番組54が放送されているため、
全体として5チャンネル放送となる。このとき、チャン
ネルch1に対応する標準テレビ51のプログラムがア
ナログ放送の対象となる。
【0042】次に、10時から11時の間は上述したタ
イプAに相当するプログラム編成がなされており、チャ
ンネルch4に対応する高精細テレビ5の放送と、チャ
ンネルch101に対応するデータ番組54との2チャ
ンネル放送になる。このとき、チャンネルch4に対応
する高精細テレビ52のプログラムがアナログ放送の対
象となる。
イプAに相当するプログラム編成がなされており、チャ
ンネルch4に対応する高精細テレビ5の放送と、チャ
ンネルch101に対応するデータ番組54との2チャ
ンネル放送になる。このとき、チャンネルch4に対応
する高精細テレビ52のプログラムがアナログ放送の対
象となる。
【0043】そして、11時からは再びタイプBのプロ
グラム編成となり、チャンネルch1,ch2に対応す
る二つの標準テレビ52のプログラムと、これらに対応
するチャンネルch11,ch12の二つの独立音声5
3と、チャンネルch101,ch102に対応する二
つのデータ番組54とが放送されるため、全体としては
6チャンネル放送となる。なお、このときもチャンネル
ch1に対応する標準テレビ放送51のプログラムがア
ナログ放送の対象となる。
グラム編成となり、チャンネルch1,ch2に対応す
る二つの標準テレビ52のプログラムと、これらに対応
するチャンネルch11,ch12の二つの独立音声5
3と、チャンネルch101,ch102に対応する二
つのデータ番組54とが放送されるため、全体としては
6チャンネル放送となる。なお、このときもチャンネル
ch1に対応する標準テレビ放送51のプログラムがア
ナログ放送の対象となる。
【0044】ここで、図4に従来技術から類推され得る
サイマル放送システムを比較例として示す。この場合、
SDTVスタジオマスタ31−1から出力されたSD信
号は分配器35によってアナログ側とデジタル側に分け
られる。アナログ側では、このSD信号をD/Aコンバ
ータ42によってアナログ信号へと変換し、アナログS
TL(Studio to Transmitter
Link)43を介してスタジオから送信所まで伝送し
た後、アナログ送信機44によって送信する。
サイマル放送システムを比較例として示す。この場合、
SDTVスタジオマスタ31−1から出力されたSD信
号は分配器35によってアナログ側とデジタル側に分け
られる。アナログ側では、このSD信号をD/Aコンバ
ータ42によってアナログ信号へと変換し、アナログS
TL(Studio to Transmitter
Link)43を介してスタジオから送信所まで伝送し
た後、アナログ送信機44によって送信する。
【0045】一方、デジタル側では分配器35から送ら
れたSDTVスタジオマスタ31−1からのSD信号を
SDTV用MPEGエンコーダ36−1で符号化し、同
様にSDTVスタジオマスタ31−2,32−3からの
SD信号をSDTV用MPEGエンコーダ36−2,3
6−3で符号化し、HDTVスタジオマスタ32からの
HD信号をHDTV用MPEGエンコーダ37によって
符号化して、それらを多重化装置39において音声放送
スタジオマスタ33からの音声放送信号(エンコーダ3
8で符号化)やデータ放送スタジオマスタ34からのデ
ータ放送信号と共に多重化した後、デジタルSTL40
によってスタジオから送信所まで伝送して、デジタル送
信機41から送信する。
れたSDTVスタジオマスタ31−1からのSD信号を
SDTV用MPEGエンコーダ36−1で符号化し、同
様にSDTVスタジオマスタ31−2,32−3からの
SD信号をSDTV用MPEGエンコーダ36−2,3
6−3で符号化し、HDTVスタジオマスタ32からの
HD信号をHDTV用MPEGエンコーダ37によって
符号化して、それらを多重化装置39において音声放送
スタジオマスタ33からの音声放送信号(エンコーダ3
8で符号化)やデータ放送スタジオマスタ34からのデ
ータ放送信号と共に多重化した後、デジタルSTL40
によってスタジオから送信所まで伝送して、デジタル送
信機41から送信する。
【0046】この結果、SDTVスタジオマスタ31−
1から送出されるプログラムは、アナログとデジタルの
双方で放送されることになるが、アナログSTL43と
デジタルSTL40という二系統のSTLが必要になる
ため、仮にアナログSTL43が既に存在していたとし
ても、それとは別にデジタルSTL40を設置しなけれ
ばならない。しかも、アナログSTL43とデジタルS
TL40とでは周波数を変える必要がある。
1から送出されるプログラムは、アナログとデジタルの
双方で放送されることになるが、アナログSTL43と
デジタルSTL40という二系統のSTLが必要になる
ため、仮にアナログSTL43が既に存在していたとし
ても、それとは別にデジタルSTL40を設置しなけれ
ばならない。しかも、アナログSTL43とデジタルS
TL40とでは周波数を変える必要がある。
【0047】これに対し、本実施形態のサイマル放送シ
ステムにおいては、スタジオ側ではデジタル放送用の処
理のみを行うようにしておき、デジタルSTL9を介し
て送られてきたデジタル放送用の多重化信号を二つに分
配して、一方はそのままデジタル送信機17から送信し
て通常のデジタル放送を行い、他方は多重分離装置11
においてアナログ放送すべきプログラム(標準テレビも
しくは高精細テレビによる)に対応したデジタル放送用
信号のみを分離し、そのデジタル放送用信号に基づきア
ナログ放送用信号を生成して、それをアナログ放送信号
としてアナログ送信機16から送信している。
ステムにおいては、スタジオ側ではデジタル放送用の処
理のみを行うようにしておき、デジタルSTL9を介し
て送られてきたデジタル放送用の多重化信号を二つに分
配して、一方はそのままデジタル送信機17から送信し
て通常のデジタル放送を行い、他方は多重分離装置11
においてアナログ放送すべきプログラム(標準テレビも
しくは高精細テレビによる)に対応したデジタル放送用
信号のみを分離し、そのデジタル放送用信号に基づきア
ナログ放送用信号を生成して、それをアナログ放送信号
としてアナログ送信機16から送信している。
【0048】つまり、図4の例のようにスタジオでプロ
グラムをアナログ側とデジタル側に分配し、各々異なる
STLで送信所まで伝送する方法とは異なり、スタジオ
から送信所まではデジタル放送用信号のみを伝送して、
送信所でデジタル放送用信号に基づいてアナログ放送用
信号を生成しているので、一系統のデジタルSTL9の
みを介してサイマル放送を実現することができる。ま
た、デジタルSTL9のための一つの周波数を用いてサ
イマル放送を行うことができるので、地上デジタル放送
を全国規模で展開したとしても必要となる周波数が増え
るといったことがない。
グラムをアナログ側とデジタル側に分配し、各々異なる
STLで送信所まで伝送する方法とは異なり、スタジオ
から送信所まではデジタル放送用信号のみを伝送して、
送信所でデジタル放送用信号に基づいてアナログ放送用
信号を生成しているので、一系統のデジタルSTL9の
みを介してサイマル放送を実現することができる。ま
た、デジタルSTL9のための一つの周波数を用いてサ
イマル放送を行うことができるので、地上デジタル放送
を全国規模で展開したとしても必要となる周波数が増え
るといったことがない。
【0049】しかも、デジタル放送用信号からアナログ
放送用信号を生成する際、アナログ放送の対象となるプ
ログラムが標準テレビ放送からのものであれば、それを
そのままアナログ放送用信号として用い、高精細テレビ
放送からのものであれば走査変換器13において走査数
の変換を行ってアナログ放送用信号へと変換しているの
で、仮にある時刻のデジタル側で高精細テレビ放送のみ
が行われている場合でも、適切なアナログ放送を行うこ
とが可能になる。
放送用信号を生成する際、アナログ放送の対象となるプ
ログラムが標準テレビ放送からのものであれば、それを
そのままアナログ放送用信号として用い、高精細テレビ
放送からのものであれば走査変換器13において走査数
の変換を行ってアナログ放送用信号へと変換しているの
で、仮にある時刻のデジタル側で高精細テレビ放送のみ
が行われている場合でも、適切なアナログ放送を行うこ
とが可能になる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ス
タジオから送信所へはデジタル放送用TV信号と他のデ
ジタル放送用信号とを多重化した信号が伝送され、送信
所ではこの信号に基づいたデジタル送信を行う一方で、
多重化信号からデジタル放送用TV信号を抽出して、そ
れをアナログ放送用信号に変換してからアナログ送信し
ているので、一系統の伝送手段(STL)でサイマル放
送を行うことができる。
タジオから送信所へはデジタル放送用TV信号と他のデ
ジタル放送用信号とを多重化した信号が伝送され、送信
所ではこの信号に基づいたデジタル送信を行う一方で、
多重化信号からデジタル放送用TV信号を抽出して、そ
れをアナログ放送用信号に変換してからアナログ送信し
ているので、一系統の伝送手段(STL)でサイマル放
送を行うことができる。
【0051】また、デジタル放送用標準TV信号もしく
はデジタル放送用高精細TV信号のうちの一方と他のデ
ジタル放送用信号とを多重化する場合、送信所に伝送さ
れる多重化信号からデジタル放送用TV信号を分離して
アナログ放送を行うか、あるいは多重化信号からデジタ
ル放送用高精細TV信号を分離し、アナログ放送用TV
送信号に変換してアナログ放送を行うようにすればよい
ので、常にサイマル放送を実施することができる。
はデジタル放送用高精細TV信号のうちの一方と他のデ
ジタル放送用信号とを多重化する場合、送信所に伝送さ
れる多重化信号からデジタル放送用TV信号を分離して
アナログ放送を行うか、あるいは多重化信号からデジタ
ル放送用高精細TV信号を分離し、アナログ放送用TV
送信号に変換してアナログ放送を行うようにすればよい
ので、常にサイマル放送を実施することができる。
【0052】このとき、複数のデジタル放送用TV信号
を多重化していたとしても、それらのうち予め設定され
た一つのデジタル放送用TV信号を分離し、それに基づ
いてアナログ放送を行うことができる。
を多重化していたとしても、それらのうち予め設定され
た一つのデジタル放送用TV信号を分離し、それに基づ
いてアナログ放送を行うことができる。
【図1】本発明の一実施形態に係るサイマル放送システ
ムの構成を示すブロック図
ムの構成を示すブロック図
【図2】図1中のSTLの構成を示すブロック図
【図3】同実施形態におけるサイマル放送システムによ
るデジタル放送について説明するための図
るデジタル放送について説明するための図
【図4】従来のサイマル放送システムの構成を示すブロ
ック図
ック図
1−1〜1−3…SDTVスタジオマスタ 2…HDTVスタジオマスタ 3…音声放送スタジオマスタ 4…データ放送スタジオマスタ 5…SDTVMPEGエンコーダ 6…SDTV用MPEGエンコーダ 7…エンコーダ 8…多重化装置 9…デジタルSTL 10…分配器 11…多重分離装置 12…HDTV用MPEGデコーダ 13…走査変換器 14…SDTV用MPEGデコーダ 15…切替器 16…アナログ送信機 17…デジタル送信機
Claims (7)
- 【請求項1】デジタル放送用TV信号と他のデジタル放
送用信号とを多重化する多重化手段と、 この多重化手段により多重化された信号をスタジオから
送信所まで伝送するための伝送手段と、 この伝送手段によって伝送された信号をデジタル放送信
号として送信するデジタル送信手段と、 前記伝送手段によって伝送された信号から前記デジタル
放送用TV信号を分離する分離手段と、 この分離手段によって分離されたデジタル放送用TV信
号をアナログ放送用TV信号に変換して、アナログ放送
TV信号として送信するアナログ送信手段とを備えたこ
とを特徴とするサイマル放送システム。 - 【請求項2】デジタル放送用標準TV信号およびデジタ
ル放送用高精細TV信号の少なくとも一方と他のデジタ
ル放送用信号とを多重化する多重化手段と、 この多重化手段により多重化された信号をスタジオから
送信所まで伝送するための伝送手段と、 この伝送手段によって伝送された信号をデジタル放送信
号として送信するデジタル送信手段と、 前記伝送手段によって伝送された信号から前記デジタル
放送用標準TV信号およびデジタル放送用高精細TV信
号を分離する分離手段と、 この分離手段によって分離されたデジタル放送用標準T
V信号をアナログ放送用TV信号に変換する第1の変換
手段と、 前記分離手段によって分離されたデジタル放送用高精細
TV信号をアナログ放送用TV信号に変換する第2の変
換手段と、 前記第1および第2の変換手段によって得られたアナロ
グ放送用TV信号をアナログ放送TV信号として選択的
に送信するアナログ送信手段とを備えたことを特徴とす
るサイマル放送システム。 - 【請求項3】複数のデジタル放送用標準TV信号および
一つのデジタル放送用高精細TV信号のいずれか一方と
他のデジタル放送用信号とを多重化する多重化手段と、 この多重化手段により多重化された信号をスタジオから
送信所まで伝送するための伝送手段と、 この伝送手段によって伝送された信号をデジタル放送信
号として送信するデジタル送信手段と、 前記伝送手段によって伝送された信号から前記デジタル
放送用標準TV信号およびデジタル放送用高精細TV信
号を分離する分離手段と、 この分離手段によって分離された複数のデジタル放送用
標準TV信号のうち予め設定された一つのデジタル放送
用標準TV信号をアナログ放送用TV信号に変換する第
1の変換手段と、 前記分離手段によって分離されたデジタル放送用高精細
TV信号をアナログ放送用TV信号に変換する第2の変
換手段と、 前記第1および第2の変換手段によって得られたアナロ
グ放送用TV信号をアナログ放送TV信号として選択的
に送信するアナログ送信手段とを備えたことを特徴とす
るサイマル放送システム。 - 【請求項4】前記第2の変換手段は、前記デジタル放送
用高精細TV信号の走査線数を減少させることによりア
ナログ放送用TV信号への変換を行うことを特徴とする
請求項2または3記載のサイマル放送システム。 - 【請求項5】前記伝送手段は、 入力された信号を変調する変調手段と、 この変調手段によって変調された信号を送信する送信手
段と、 この送信手段から送信された信号を受信する受信手段
と、 この受信手段によって受信された信号を復調する復調手
段とを備えていることを特徴とする請求項1乃至3のい
ずれか1項記載のサイマル放送システム。 - 【請求項6】前記他のデジタル放送用信号には、音声放
送用信号およびデータ放送用信号の少なくともいずれか
一方が含まれていることを特徴とする請求項1乃至3の
いずれか1項記載のサイマル放送システム。 - 【請求項7】前記多重化手段は、MPEG2システムズ
に規定された多重化方式により多重化を行うことを特徴
とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のサイマル放
送システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30754997A JPH11146357A (ja) | 1997-11-10 | 1997-11-10 | サイマル放送システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30754997A JPH11146357A (ja) | 1997-11-10 | 1997-11-10 | サイマル放送システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11146357A true JPH11146357A (ja) | 1999-05-28 |
Family
ID=17970438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30754997A Pending JPH11146357A (ja) | 1997-11-10 | 1997-11-10 | サイマル放送システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11146357A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001078272A1 (fr) * | 2000-03-31 | 2001-10-18 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Systeme de creation/envoi d'informations guide de programme adapte a la diffusion simultanee, appareil de creation de ces informations et appareil de creation et d'envoi desdites informations |
WO2006104519A1 (en) * | 2005-03-29 | 2006-10-05 | Thomson Licensing | Method and apparatus for providing robust reception in a wireless communications system |
-
1997
- 1997-11-10 JP JP30754997A patent/JPH11146357A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001078272A1 (fr) * | 2000-03-31 | 2001-10-18 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Systeme de creation/envoi d'informations guide de programme adapte a la diffusion simultanee, appareil de creation de ces informations et appareil de creation et d'envoi desdites informations |
WO2006104519A1 (en) * | 2005-03-29 | 2006-10-05 | Thomson Licensing | Method and apparatus for providing robust reception in a wireless communications system |
US8934529B2 (en) | 2005-03-29 | 2015-01-13 | Thomson Licensing | Method and apparatus for providing robust reception in a wireless communications system |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040803 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041130 |