JPH11145752A - 音量調整装置 - Google Patents
音量調整装置Info
- Publication number
- JPH11145752A JPH11145752A JP31202697A JP31202697A JPH11145752A JP H11145752 A JPH11145752 A JP H11145752A JP 31202697 A JP31202697 A JP 31202697A JP 31202697 A JP31202697 A JP 31202697A JP H11145752 A JPH11145752 A JP H11145752A
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- JP
- Japan
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- temperature
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- predetermined
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 音量調整装置において、温度上昇に伴う出力
信号の歪みを防止できるようにする。 【解決手段】 ボリウム制御部7において、レベル比較
部6による比較結果に基づき、アンプ3によって増幅さ
れた信号Vnが基準電圧Vx以上であると判断された場
合には、内蔵タイマのカウントをアップすると共に、そ
の内蔵タイマのカウント値Tnが所定値Txになってい
るか確認し、内蔵タイマのカウント値Tnが所定値Tx
になっていると判断されたときにのみ、1秒のWAIT
をおいた後にボリウム2を制御して音量を1段階下げる
一方、アンプ3によって増幅された信号Vnが基準電圧
Vxよりも低いと判断された場合には、内蔵タイマのカ
ウントをクリアすると共に、ボリウム2の音量が初期の
位置にあるか否か判断し、初期の位置にないと判断され
た場合にのみ、10秒のWAITをおいた後にボリウム
2を制御して音量を1段階上げる。
信号の歪みを防止できるようにする。 【解決手段】 ボリウム制御部7において、レベル比較
部6による比較結果に基づき、アンプ3によって増幅さ
れた信号Vnが基準電圧Vx以上であると判断された場
合には、内蔵タイマのカウントをアップすると共に、そ
の内蔵タイマのカウント値Tnが所定値Txになってい
るか確認し、内蔵タイマのカウント値Tnが所定値Tx
になっていると判断されたときにのみ、1秒のWAIT
をおいた後にボリウム2を制御して音量を1段階下げる
一方、アンプ3によって増幅された信号Vnが基準電圧
Vxよりも低いと判断された場合には、内蔵タイマのカ
ウントをクリアすると共に、ボリウム2の音量が初期の
位置にあるか否か判断し、初期の位置にないと判断され
た場合にのみ、10秒のWAITをおいた後にボリウム
2を制御して音量を1段階上げる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音量調整装置に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、音楽等を再生する再生装置や
テレビ等に用いられる音量調整装置としては、音源から
の再生出力をボリウムによって調整すると共にアンプに
よって増幅し、その後、スピーカによって外部に放音す
るようにするものがあり、このような装置においては、
音量調整装置を構成するアンプが図5に示すように供給
電源21と、内部抵抗22と、コンデンサ23と、スイ
ッチ24と、再生装置25とによって構成される等価回
路によって表され、アンプに信号が入力されると、等価
的にスイッチ24をONしたような電圧が発生し、その
電圧に基づいて信号が出力されるようになっていた。
テレビ等に用いられる音量調整装置としては、音源から
の再生出力をボリウムによって調整すると共にアンプに
よって増幅し、その後、スピーカによって外部に放音す
るようにするものがあり、このような装置においては、
音量調整装置を構成するアンプが図5に示すように供給
電源21と、内部抵抗22と、コンデンサ23と、スイ
ッチ24と、再生装置25とによって構成される等価回
路によって表され、アンプに信号が入力されると、等価
的にスイッチ24をONしたような電圧が発生し、その
電圧に基づいて信号が出力されるようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来装
置では、ある一定レベル以上の出力を出すと、装置内の
温度が図6(a)に示すように上昇すると共に、その温
度上昇に伴ってアンプの電圧が図6(b)に示すように
低下し、それに伴って、通常状態では出力信号に歪みが
生じないレベルの信号が入力された際にも出力信号が図
6(c)に示すように歪んでしまい、再生装置25(ス
ピーカ)の寿命を縮めるといった問題があった。
置では、ある一定レベル以上の出力を出すと、装置内の
温度が図6(a)に示すように上昇すると共に、その温
度上昇に伴ってアンプの電圧が図6(b)に示すように
低下し、それに伴って、通常状態では出力信号に歪みが
生じないレベルの信号が入力された際にも出力信号が図
6(c)に示すように歪んでしまい、再生装置25(ス
ピーカ)の寿命を縮めるといった問題があった。
【0004】本発明は、温度上昇に伴う出力信号の歪み
を防止することができる音量調整装置を提供することを
目的とするものである。
を防止することができる音量調整装置を提供することを
目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、再生出力レベルを検出する
レベル検出手段と、該レベル検出手段で検出された再生
出力レベルと予め設定された所定レベルとを比較するレ
ベル比較手段と、該レベル比較手段による比較の結果、
所定時間、再生出力レベルが所定レベル以上であると判
断されたときに音量を下げると共に、その後において再
生出力レベルが所定レベルより低くなったと判断された
とき、音量調整前の状態に戻るように音量を上げるもの
である。
に、請求項1記載の発明は、再生出力レベルを検出する
レベル検出手段と、該レベル検出手段で検出された再生
出力レベルと予め設定された所定レベルとを比較するレ
ベル比較手段と、該レベル比較手段による比較の結果、
所定時間、再生出力レベルが所定レベル以上であると判
断されたときに音量を下げると共に、その後において再
生出力レベルが所定レベルより低くなったと判断された
とき、音量調整前の状態に戻るように音量を上げるもの
である。
【0006】請求項2記載の発明は、装置本体の温度を
検出する温度検出手段と、該温度検出手段で検出された
温度と予め設定された所定温度とを比較する温度比較手
段と、該温度比較手段による比較の結果、装置本体の温
度が所定温度以上であると判断されたときに音量を下げ
ると共に、その後において装置本体の温度が所定温度よ
り低くなったと判断されたとき、音量調整前の状態に戻
るように音量を上げるものである。
検出する温度検出手段と、該温度検出手段で検出された
温度と予め設定された所定温度とを比較する温度比較手
段と、該温度比較手段による比較の結果、装置本体の温
度が所定温度以上であると判断されたときに音量を下げ
ると共に、その後において装置本体の温度が所定温度よ
り低くなったと判断されたとき、音量調整前の状態に戻
るように音量を上げるものである。
【0007】請求項3記載の発明は、上記第1調整手段
又は第2調整手段における音量調整速度を可変する可変
手段を設ける一方、上記可変手段が、音量を下げるとき
の速度を速くすると共に、音量を上げるときの速度を音
量を下げるときの速度よりも遅くするものである。
又は第2調整手段における音量調整速度を可変する可変
手段を設ける一方、上記可変手段が、音量を下げるとき
の速度を速くすると共に、音量を上げるときの速度を音
量を下げるときの速度よりも遅くするものである。
【0008】従って、請求項1記載の発明によれば、レ
ベル比較手段による比較の結果、所定時間、レベル検出
手段によって検出された再生出力レベルが所定レベル以
上であると判断されたとき、第1調整手段が音量を下げ
ることにより、温度上昇に伴う出力信号の歪みの発生を
防止することができると共に、レベル比較手段による比
較の結果、所定時間、再生出力レベルが所定レベル以上
であると判断された後において、再生出力レベルが所定
レベルよりも低くなったと判断されたとき、第1調整手
段が音量調整前の状態に戻るように音量を上げることに
より、出力信号に歪みが発生する恐れが少ない場合にお
いて音量を大きく設定することができる。
ベル比較手段による比較の結果、所定時間、レベル検出
手段によって検出された再生出力レベルが所定レベル以
上であると判断されたとき、第1調整手段が音量を下げ
ることにより、温度上昇に伴う出力信号の歪みの発生を
防止することができると共に、レベル比較手段による比
較の結果、所定時間、再生出力レベルが所定レベル以上
であると判断された後において、再生出力レベルが所定
レベルよりも低くなったと判断されたとき、第1調整手
段が音量調整前の状態に戻るように音量を上げることに
より、出力信号に歪みが発生する恐れが少ない場合にお
いて音量を大きく設定することができる。
【0009】請求項2記載の発明によれば、温度比較手
段による比較の結果、温度検出手段によって検出された
温度が所定温度以上であると判断されたとき、第2調整
手段が音量を下げることにより、温度上昇に伴う出力信
号の歪みの発生をより正確に防止することができると共
に、温度比較手段による比較の結果、温度検出手段によ
って検出された温度が所定温度よりも低くなったと判断
されたとき、第2調整手段が音量調整前の状態に戻るよ
うに音量を上げることにより、出力信号に歪みが発生す
る恐れが少ない場合において音量を大きく設定すること
ができる。
段による比較の結果、温度検出手段によって検出された
温度が所定温度以上であると判断されたとき、第2調整
手段が音量を下げることにより、温度上昇に伴う出力信
号の歪みの発生をより正確に防止することができると共
に、温度比較手段による比較の結果、温度検出手段によ
って検出された温度が所定温度よりも低くなったと判断
されたとき、第2調整手段が音量調整前の状態に戻るよ
うに音量を上げることにより、出力信号に歪みが発生す
る恐れが少ない場合において音量を大きく設定すること
ができる。
【0010】請求項3記載の発明によれば、第1調整手
段又は第2調整手段が音量調整前の状態に戻るように音
量を上げるときの速度を、可変手段が音量を下げるとき
の速度よりも遅くすることにより、出力信号に歪みが発
生する恐れが少ない場合において音量を大きく設定する
ことができると共に、その音量調整時において出力信号
が急に変化するといったことを防止することができる。
段又は第2調整手段が音量調整前の状態に戻るように音
量を上げるときの速度を、可変手段が音量を下げるとき
の速度よりも遅くすることにより、出力信号に歪みが発
生する恐れが少ない場合において音量を大きく設定する
ことができると共に、その音量調整時において出力信号
が急に変化するといったことを防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
て図面を参照して詳細に説明する。
【0012】図1は本発明の一実施の形態である音量調
整装置の電気的構成を示す概略機能ブロック図、図2は
同音量調整装置における音量調整時の動作制御を示すフ
ローチャート、図3は本発明の他の実施の形態である音
量調整装置の電気的構成を示す概略機能ブロック図、図
4は同音量調整装置における音量調整時の動作制御を示
すフローチャートである。
整装置の電気的構成を示す概略機能ブロック図、図2は
同音量調整装置における音量調整時の動作制御を示すフ
ローチャート、図3は本発明の他の実施の形態である音
量調整装置の電気的構成を示す概略機能ブロック図、図
4は同音量調整装置における音量調整時の動作制御を示
すフローチャートである。
【0013】まず、本発明の一実施の形態を図1及び図
2に基づいて説明する。
2に基づいて説明する。
【0014】図1において、1は信号を発生する音源、
2は音源1によって発生した信号の音量を調整するボリ
ウム、3はボリウム2によって調整された信号を増幅す
るアンプ、4はアンプ3によって増幅された信号を音声
として外部に放音するスピーカ、5は基準電圧Vxを発
生する電源、6はアンプ3によって増幅された信号Vn
と電源5によって発生した基準電圧Vxとを比較するレ
ベル比較部、7はレベル比較部6の比較結果に基づいて
ボリウム2の音量調整を行うボリウム制御部である。
2は音源1によって発生した信号の音量を調整するボリ
ウム、3はボリウム2によって調整された信号を増幅す
るアンプ、4はアンプ3によって増幅された信号を音声
として外部に放音するスピーカ、5は基準電圧Vxを発
生する電源、6はアンプ3によって増幅された信号Vn
と電源5によって発生した基準電圧Vxとを比較するレ
ベル比較部、7はレベル比較部6の比較結果に基づいて
ボリウム2の音量調整を行うボリウム制御部である。
【0015】上記のように構成された音量調整装置につ
いて、音量調整時の動作を図2に示すフローチャートに
基づいて説明する。
いて、音量調整時の動作を図2に示すフローチャートに
基づいて説明する。
【0016】音量調整の開始が指示されると、ボリウム
制御部7はレベル比較部6による比較結果に基づいてア
ンプ3によって増幅された信号Vnが基準電圧Vx以上
であるか否か判断され、その結果、アンプ3によって増
幅された信号Vnが基準電圧Vx以上であると判断され
た場合(ステップF1)には、内蔵タイマのカウントを
アップする(ステップF2)と共に、その内蔵タイマの
カウント値Tnが所定値Txになっているか確認し(ス
テップF3)、内蔵タイマのカウント値Tnが所定値T
xになっていると判断されたときにのみ、1秒のWAI
Tをおいた後にボリウム2を制御して音量を1段階下げ
る(ステップF4,F5)。
制御部7はレベル比較部6による比較結果に基づいてア
ンプ3によって増幅された信号Vnが基準電圧Vx以上
であるか否か判断され、その結果、アンプ3によって増
幅された信号Vnが基準電圧Vx以上であると判断され
た場合(ステップF1)には、内蔵タイマのカウントを
アップする(ステップF2)と共に、その内蔵タイマの
カウント値Tnが所定値Txになっているか確認し(ス
テップF3)、内蔵タイマのカウント値Tnが所定値T
xになっていると判断されたときにのみ、1秒のWAI
Tをおいた後にボリウム2を制御して音量を1段階下げ
る(ステップF4,F5)。
【0017】一方、ボリウム制御部7において、レベル
比較部6による比較結果に基づき、アンプ3によって増
幅された信号Vnが基準電圧Vxよりも低いと判断され
た場合(ステップF1)には、内蔵タイマのカウントを
クリアする(ステップF6)と共に、ボリウム2の音量
が初期の位置にあるか否か判断し(ステップF7)、初
期の位置にないと判断された場合にのみ、10秒のWA
ITをおいた後にボリウム2を制御して音量を1段階上
げる(ステップF8,F9)。
比較部6による比較結果に基づき、アンプ3によって増
幅された信号Vnが基準電圧Vxよりも低いと判断され
た場合(ステップF1)には、内蔵タイマのカウントを
クリアする(ステップF6)と共に、ボリウム2の音量
が初期の位置にあるか否か判断し(ステップF7)、初
期の位置にないと判断された場合にのみ、10秒のWA
ITをおいた後にボリウム2を制御して音量を1段階上
げる(ステップF8,F9)。
【0018】従って、上記動作制御によれば、所定レベ
ル以上の信号出力が続いた際に音量を下げることによ
り、所定レベル以上の信号出力が続くことによって装置
本体内の温度が上昇して電圧が下がった場合において
も、出力信号に歪みが生じるといったことを防止するこ
とができると共に、所定レベル以上の出力信号が続いた
時点において迅速に音量を下げ、通常レベルの出力信号
に戻った時点から徐々に音量を上げることにより、出力
信号の歪みを防止しつつ、放音される音声に違和感を無
くすことができる。
ル以上の信号出力が続いた際に音量を下げることによ
り、所定レベル以上の信号出力が続くことによって装置
本体内の温度が上昇して電圧が下がった場合において
も、出力信号に歪みが生じるといったことを防止するこ
とができると共に、所定レベル以上の出力信号が続いた
時点において迅速に音量を下げ、通常レベルの出力信号
に戻った時点から徐々に音量を上げることにより、出力
信号の歪みを防止しつつ、放音される音声に違和感を無
くすことができる。
【0019】次に、本発明の他の実施の形態を図3及び
図4に基づいて説明する。尚、図3において図1と共通
する部分には共通の符号を付し、その説明については省
略する。
図4に基づいて説明する。尚、図3において図1と共通
する部分には共通の符号を付し、その説明については省
略する。
【0020】図3において、11は装置本体内の温度を
検出する温度検出部、12は温度用基準電圧Vyを発生
する温度用電源、13は温度検出部11によって検出さ
れた温度を表すレベルVmと温度用電源12によって発
生した温度用基準電圧Vyとを比較する温度比較部、1
4は温度比較部13による比較結果に基づいてボリウム
2の音量制御を行うボリウム制御部である。
検出する温度検出部、12は温度用基準電圧Vyを発生
する温度用電源、13は温度検出部11によって検出さ
れた温度を表すレベルVmと温度用電源12によって発
生した温度用基準電圧Vyとを比較する温度比較部、1
4は温度比較部13による比較結果に基づいてボリウム
2の音量制御を行うボリウム制御部である。
【0021】上記のように構成された音量調整装置につ
いて、音量調整時の動作を図4に示すフローチャートに
基づいて説明する。
いて、音量調整時の動作を図4に示すフローチャートに
基づいて説明する。
【0022】音量調整の開始が指示されると、ボリウム
制御部14は温度比較部13による比較結果に基づいて
温度検出部11によって検出された温度を表すレベルV
mが基準電圧Vy以上であるか否か判断され、その結
果、温度検出部11によって検出された温度を表すレベ
ルVmが基準電圧Vy以上であると判断された場合(ス
テップF11)には、1秒のWAITをおいた後にボリ
ウム2を制御して音量を1段階下げる(ステップF1
2,F13)。
制御部14は温度比較部13による比較結果に基づいて
温度検出部11によって検出された温度を表すレベルV
mが基準電圧Vy以上であるか否か判断され、その結
果、温度検出部11によって検出された温度を表すレベ
ルVmが基準電圧Vy以上であると判断された場合(ス
テップF11)には、1秒のWAITをおいた後にボリ
ウム2を制御して音量を1段階下げる(ステップF1
2,F13)。
【0023】一方、ボリウム制御部14において、温度
比較部13による比較結果に基づき、温度検出部11に
よって検出された温度を表すレベルVmが基準電圧Vy
よりも低いと判断されたであるか否か判断された場合
(ステップF11)には、ボリウム2の音量が初期の位
置にあるか否か判断し(ステップF14)、初期の位置
にないと判断された場合にのみ、10秒のWAITをお
いた後にボリウム2を制御して音量を1段階上げる(ス
テップF15,F16)。
比較部13による比較結果に基づき、温度検出部11に
よって検出された温度を表すレベルVmが基準電圧Vy
よりも低いと判断されたであるか否か判断された場合
(ステップF11)には、ボリウム2の音量が初期の位
置にあるか否か判断し(ステップF14)、初期の位置
にないと判断された場合にのみ、10秒のWAITをお
いた後にボリウム2を制御して音量を1段階上げる(ス
テップF15,F16)。
【0024】従って、上記動作制御によれば、装置本体
内の温度が上昇した際に音量を下げることにより、所定
レベル以上の信号出力が続くことによって装置本体内の
温度が上昇して電圧が下がった場合においても、出力信
号に歪みが生じるといったことをより的確に防止するこ
とができる。尚、出力信号に歪みが生じるといったこと
を的確に防止することができる理由は、入力信号の違い
や使用部品によって温度上昇が安定しない点を無視する
ことができるためである。
内の温度が上昇した際に音量を下げることにより、所定
レベル以上の信号出力が続くことによって装置本体内の
温度が上昇して電圧が下がった場合においても、出力信
号に歪みが生じるといったことをより的確に防止するこ
とができる。尚、出力信号に歪みが生じるといったこと
を的確に防止することができる理由は、入力信号の違い
や使用部品によって温度上昇が安定しない点を無視する
ことができるためである。
【0025】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、所定レベル以上のレベルの信号が所定時間以上に
亙って入力されたときに音量を下げる一方、音量を下げ
た状態において所定レベルよりも低いレベルの信号が入
力されたときに元の音量値となるように音量を上げるこ
とにより、温度上昇に伴う出力信号の歪みの発生を防止
することができると共に、全体的に音量を大きく設定す
ることができる。
れば、所定レベル以上のレベルの信号が所定時間以上に
亙って入力されたときに音量を下げる一方、音量を下げ
た状態において所定レベルよりも低いレベルの信号が入
力されたときに元の音量値となるように音量を上げるこ
とにより、温度上昇に伴う出力信号の歪みの発生を防止
することができると共に、全体的に音量を大きく設定す
ることができる。
【0026】請求項2記載の発明によれば、装置本体の
温度が所定温度以上となったときに音量を下げる一方、
音量を下げた状態において装置本体の温度が所定温度よ
りも低くなったときに元の音量値となるように音量を上
げることにより、温度上昇に伴う出力信号の歪みの発生
をより確実に防止することができると共に、全体的に音
量を大きく設定することができる。
温度が所定温度以上となったときに音量を下げる一方、
音量を下げた状態において装置本体の温度が所定温度よ
りも低くなったときに元の音量値となるように音量を上
げることにより、温度上昇に伴う出力信号の歪みの発生
をより確実に防止することができると共に、全体的に音
量を大きく設定することができる。
【0027】請求項3記載の発明によれば、音量を上げ
るときの速度を音量を下げるときの速度よりも遅くする
ことにより、出力信号が急に変化するといったことを防
止することができるため、スピーカ等から放音される音
を聞き取りやすくすることができる。
るときの速度を音量を下げるときの速度よりも遅くする
ことにより、出力信号が急に変化するといったことを防
止することができるため、スピーカ等から放音される音
を聞き取りやすくすることができる。
【図1】本発明の一実施の形態である音量調整装置の電
気的構成を示す概略機能ブロック図である。
気的構成を示す概略機能ブロック図である。
【図2】同音量調整装置における音量調整時の動作制御
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図3】本発明の他の実施の形態である音量調整装置の
電気的構成を示す概略機能ブロック図である。
電気的構成を示す概略機能ブロック図である。
【図4】同音量調整装置における音量調整時の動作制御
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図5】音量調整装置を構成するアンプの電気的構成を
示す概略機能ブロック図である。
示す概略機能ブロック図である。
【図6】従来例である音量調整装置における音量調整時
の信号の状態を表す説明図である。
の信号の状態を表す説明図である。
1 音源 2 ボリウム 3 アンプ 4 スピーカ 5 電源 6 レベル比較部 7 ボリウム制御部
Claims (3)
- 【請求項1】 再生出力レベルを検出するレベル検出手
段と、 該レベル検出手段で検出された再生出力レベルと予め設
定された所定レベルとを比較するレベル比較手段と、 該レベル比較手段による比較の結果、所定時間、再生出
力レベルが所定レベル以上であると判断されたときに音
量を下げると共に、その後において再生出力レベルが所
定レベルより低くなったと判断されたとき、音量調整前
の状態に戻るように音量を上げることを特徴とする音量
調整装置。 - 【請求項2】 装置本体の温度を検出する温度検出手段
と、 該温度検出手段で検出された温度と予め設定された所定
温度とを比較する温度比較手段と、 該温度比較手段による比較の結果、装置本体の温度が所
定温度以上であると判断されたときに音量を下げると共
に、その後において装置本体の温度が所定温度より低く
なったと判断されたとき、音量調整前の状態に戻るよう
に音量を上げることを特徴とする音量調整装置。 - 【請求項3】 上記第1調整手段又は第2調整手段にお
ける音量調整速度を可変する可変手段を設ける一方、 上記可変手段は、音量を下げるときの速度を速くすると
共に、音量を上げるときの速度を音量を下げるときの速
度よりも遅くすることを特徴とする請求項1又は請求項
2記載の音量調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31202697A JPH11145752A (ja) | 1997-11-13 | 1997-11-13 | 音量調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31202697A JPH11145752A (ja) | 1997-11-13 | 1997-11-13 | 音量調整装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11145752A true JPH11145752A (ja) | 1999-05-28 |
Family
ID=18024334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31202697A Pending JPH11145752A (ja) | 1997-11-13 | 1997-11-13 | 音量調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11145752A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100748765B1 (ko) * | 2001-10-12 | 2007-08-13 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 오디오의 음질 가변 시스템 |
JP2009205593A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-10 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 警報器 |
-
1997
- 1997-11-13 JP JP31202697A patent/JPH11145752A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100748765B1 (ko) * | 2001-10-12 | 2007-08-13 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 오디오의 음질 가변 시스템 |
JP2009205593A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-10 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 警報器 |
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