JPH11145257A - ウェーハ検知装置 - Google Patents

ウェーハ検知装置

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JPH11145257A
JPH11145257A JP30234797A JP30234797A JPH11145257A JP H11145257 A JPH11145257 A JP H11145257A JP 30234797 A JP30234797 A JP 30234797A JP 30234797 A JP30234797 A JP 30234797A JP H11145257 A JPH11145257 A JP H11145257A
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JP
Japan
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wafer
light
unit
gaas
light receiving
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Application number
JP30234797A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Nagata
義浩 永田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH11145257A publication Critical patent/JPH11145257A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 GaAsウェーハ等の化合物半導体ウェーハ
でも非接触でその有無を検知すること。 【解決手段】 本発明のウェーハ検知装置は、化合物半
導体であるGaAsウェーハ10の通過位置もしくは配
置位置に向け、そのGaAsウェーハ10で反射する波
長の光を出射する発光部1と、発光部1から出射される
光の検出を行う受光部2と、受光部2で検出した光の検
出量に応じて通過位置もしくは配置位置にGaAsウェ
ーハ10が存在するか否かを判断する検知部3とを備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送経路等におい
て化合物半導体から成るウェーハの有無を非接触で検知
するウェーハ検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工程では、基板となるウェー
ハに不純物が付着しないよう極力無人で処理を行うこと
が望まれている。ウェーハ搬送においても同様であり、
例えば半導体製造装置へウェーハを投入する場合にも、
セットしたウェーハキャリアから搬送アームや搬送ベル
トを用いてウェーハを取り出し、装置内へ送るようにし
ている。
【0003】また、半導体製造装置から処理済みのウェ
ーハを搬出する場合にも同様であり、搬送アームや搬送
ベルトを用いてウェーハを装置内から外へ出し、ウェー
ハキャリア等へ収納するようにしている。
【0004】このようなウェーハの搬送においては、所
定のウェーハがどの位置にあるかを把握して搬送系およ
び装置の駆動を制御する必要がある。そこで、ウェーハ
の有無を検知する装置が随所に設けられている。
【0005】図5は従来のウェーハ検知装置を説明する
模式図である。このウェーハ検知装置は搬送ベルトB上
を搬送するSi(シリコン)ウェーハ100の有無を検
知するものであり、(a)に示すように赤外線光を出射
する発光部15と、これを受ける受光部2とを備えてい
る。
【0006】この搬送ベルトB上にSiウェーハ100
がない場合には、発光部15から出射された光が受光部
2まで達することになる。一方、(b)に示すように、
搬送ベルトBによってSiウェーハ100が搬送され所
定位置まで達すると、発光部15から出射された光はS
iウェーハ100で反射することになり、受光部2で受
けることができなくなる。
【0007】つまり、この受光部2で発光部15から出
射された光を検出した場合には搬送ベルトB上の所定位
置にSiウェーハ100が無いと判断し、受光部2で光
を検出しない場合には搬送ベルトB上の所定位置にSi
ウェーハ100が有ると判断することができるようにな
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このウ
ェーハ検知装置においては発光部15から出射される光
の波長が約950nmであり、Siウェーハ100では
反射するものの図5(c)に示すようなGaAs(ガリ
ウム砒素)ウェーハ10では透過してしまう。
【0009】すなわち、搬送ベルトB上の所定位置にG
aAsウェーハ10が存在しても、発光部15から出射
された光はGaAsウェーハ10を透過して受光部2ま
で達してしまい、GaAsウェーハ10はその位置に無
いという誤認識をしてしまう。
【0010】このため、Siウェーハを対象とした半導
体製造装置を流用してGaAsウェアを投入しようとす
る場合には、GaAsウェーハを検知できる機械式(接
触式)の検知装置に取り替えなければならず、大がかり
な設備変更が必要となってしまうという問題が生じてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決するために成されたウェーハ検知装置である。す
なわち、本発明のウェーハ検知装置は、化合物半導体か
ら成るウェーハの通過位置もしくは配置位置に向け、そ
のウェーハで反射する波長の光を出射する発光部と、発
光部から出射される光の検出を行う受光部と、受光部で
検出した光の検出量に応じて通過位置もしくは配置位置
にウェーハが存在するか否かを判断する検知部とを備え
ている。
【0012】このような本発明では、発光部から化合物
半導体ウェーハで反射する波長の光を出射するため、こ
のウェーハが通過位置もしくは配置位置に存在する場合
には発光部から出射した光がウェーハで確実に反射し、
ウェーハが存在しない場合には光がそのまま通過するよ
うになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のウェーハ検知装
置における実施の形態を図に基づいて説明する。図1は
第1実施形態におけるウェーハ検知装置を説明する模式
図である。すなわち、第1実施形態におけるウェーハ検
知装置は、主としてGaAsウェーハ10等の化合物半
導体ウェーハが搬送ベルトBの所定位置に有るか否かを
検知するもので、このGaAsウェーハ10で反射する
波長の光を出射する発光部1と、この発光部1に対向配
置された受光部2と、受光部2で検出した光量に応じて
GaAsウェーハ10の有無を判断する検知部3とを備
えている。
【0014】発光部1は、例えばGaAsウェーハ10
で反射する波長800nm以下(例えば、780nmや
680nm)の光を出射する発光ダイオードを用いる。
この発光部1には電源12から供給される電流量を調整
する光量調整部11が接続されている。この光量調整部
11により光の出射量を制御して、GaAsウェーハ1
0の有無を確実に判断できるよう光量を調整している。
【0015】また、受光部2は、例えばフォトトランジ
スタから構成され、受光量に応じた電流を検知部3へ出
力している。検知部3は受光部2から出力される電流量
と所定の基準値とを比較して、その比較結果に基づいて
GaAsウェーハ10の有無を判断している。
【0016】ここで、第1実施形態におけるウェーハ検
知装置の動作を図2に基づいて説明する。先ず、図2
(a)に示すように、搬送ベルトB上の所定位置にGa
Asウェーハ10が無い場合、発光部1から出射した光
は搬送ベルトBの間を通過して受光部2へ達する。受光
部2は発光部1から出射した光を検出して、この光量に
応じた電流量の信号を検知部3(図1参照)へ送る。
【0017】検知部3は、受光部2から送られた信号か
ら、その電流量と予め設定された基準値とを比較する。
この基準値としては、発光部1から出射された光がその
まま受光部2へ達した場合に受光部2から出力される電
流量の方がはるかに大きくなるような値に設定されてい
る。
【0018】検知部3は、この受光部2から出力される
電流量が基準値より大きい場合にはGaAsウェーハ1
0が搬送ベルトB上の所定位置に無いものと判断して、
その旨の信号を出力することになる。
【0019】一方、図2(b)に示すように、搬送ベル
トB上をGaAsウェーハ10が搬送されてきて、その
所定位置に達した場合、発光部1から出射した光はGa
Asウェーハ10の表面で反射することになる。
【0020】これにより、受光部2には発光部1から出
射した光が到達せず、受光部2から検知部3(図1参
照)へ電流が出力されない状態となる。
【0021】検知部3は、先と同様、受光部2から送ら
れる信号と基準値とを比較するが、この場合には受光部
2から信号が出力されないため、その電流量が基準値を
越えることはない。これにより、検知部3はGaAsウ
ェーハ10が搬送ベルトB上の所定位置に有るものと判
断して、その旨の信号を出力することになる。
【0022】このようにして、検知部3は受光部2から
送られる信号に基づいてGaAsウェーハ10の有無を
検知することができるようになる。
【0023】次に、本発明の第2実施形態を説明する。
図3は第2実施形態におけるウェーハ検知装置を説明す
る模式図である。第2実施形態におけるウェーハ検知装
置は、GaAsウェーハ10等の化合物半導体ウェーハ
が搬送ベルトBの所定位置に有るか否かを発光部1から
出射した光の反射の有無によって検知するものである。
【0024】すなわち、このウェーハ検知装置では、G
aAsウェーハ10の一方面側に発光部1と受光部2と
が配置されており、発光部1から出射した光のGaAs
ウェーハ10表面での反射光を受光部2で受けることが
できるようになっている。
【0025】発光部1は、例えばGaAsウェーハ10
で反射する波長800nm以下(例えば、780nmや
680nm)の光を出射する発光ダイオードを用いる。
この発光部1には電源12から供給される電流量を調整
する光量調整部11が接続されている。この光量調整部
11により光の出射量を制御して、GaAsウェーハ1
0の有無を確実に判断できるよう光量を調整している。
【0026】また、受光部2は、例えばフォトトランジ
スタから構成され、受光量に応じた電流を検知部3へ出
力している。検知部3は受光部2から出力される電流量
と所定の基準値とを比較して、その比較結果に基づいて
GaAsウェーハ10の有無を判断している。
【0027】ここで、第2実施形態におけるウェーハ検
知装置の動作を図4に基づいて説明する。先ず、図4
(a)に示すように、搬送ベルトB上の所定位置にGa
Asウェーハ10が無い場合、発光部1から出射した光
は搬送ベルトBの間を通過して受光部2へは達しない状
態となる。
【0028】これにより、受光部2から検知部3(図3
参照)へ電流が出力されないことになる。検知部3は、
受光部2から送られる信号と予め設定された基準値とを
比較するが、この場合には受光部2から信号が出力され
ないため、その電流量が基準値を越えることはない。し
たがって、検知部3はGaAsウェーハ10が搬送ベル
トB上の所定日に無いものと判断し、その旨の信号を出
力することになる。
【0029】一方、図4(b)に示すように、搬送ベル
トB上のGaAsウェーハ10が搬送されてきて、その
所定位置に達した場合、発光部1から出射した光はGa
Asウェーハ10の表面で反射することになる。
【0030】この反射光は受光部2まで達し、受光部2
はこの反射光の光量に応じた電流量の信号を検知部3
(図3参照)へ送る。検知部3は、受光部2から送られ
た信号から、その電流量と予め設定された基準値とを比
較する。この基準値としては、GaAsウェーハ10表
面での反射光を受光部2で受けた場合に出力される電流
量の方がはるかに大きくなるような値に設定されてい
る。
【0031】検知部3は、この受光部2から出力される
電流量が基準値より大きい場合には、GaAsウェーハ
10が搬送ベルトB上の所定位置に有るものと判断し、
その旨の信号を出力することになる。
【0032】このようにして、検知部3は受光部2から
送られる信号に基づいてGaAsウェーハ10の有無を
検知することができるようになる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のウェーハ
検知装置によれば次のような効果がある。すなわち、G
aAsウェーハ等の化合物半導体ウェーハであっても非
接触でその有無を検知することが可能となり、不純物の
付着や傷付きを防止することが可能となる。また、Si
ウェーハに適用されるウェーハ検知装置の発光部のみを
取り替えるだけで対応することができ、大がかりな設備
変更が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態を説明する模式図である。
【図2】第1実施形態の動作を説明する模式図である。
【図3】第2実施形態を説明する模式図である。
【図4】第2実施形態の動作を説明する模式図である。
【図5】従来例を説明する模式図である。
【符号の説明】
1…発光部、2…受光部、3…検知部、10…GaAs
ウェーハ、11…光量調整部、12…光源、B…搬送ベ
ルト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化合物半導体から成るウェーハの通過位
    置もしくは配置位置に向け、そのウェーハで反射する波
    長の光を出射する発光部と、 前記発光部から出射される光の検出を行う受光部と、 前記受光部で検出した前記光の検出量に応じて前記通過
    位置もしくは前記配置位置に前記ウェーハが存在するか
    否かを判断する検知部とを備えていることを特徴とする
    ウェーハ検知装置。
  2. 【請求項2】 前記ウェーハはガリウム砒素から成るこ
    とを特徴とする請求項1記載のウェーハ検知装置。
  3. 【請求項3】 前記発光部は、波長800nm以下の光
    を出射することを特徴とする請求項1記載のウェーハ検
    知装置。
JP30234797A 1997-11-05 1997-11-05 ウェーハ検知装置 Pending JPH11145257A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009173433A (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Panasonic Corp 基板検出装置及び基板搬送装置

Cited By (1)

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