JPH11144508A - 浮き型光源装置 - Google Patents

浮き型光源装置

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Publication number
JPH11144508A
JPH11144508A JP9307381A JP30738197A JPH11144508A JP H11144508 A JPH11144508 A JP H11144508A JP 9307381 A JP9307381 A JP 9307381A JP 30738197 A JP30738197 A JP 30738197A JP H11144508 A JPH11144508 A JP H11144508A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light source
floating
solar cell
battery
floating body
Prior art date
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Pending
Application number
JP9307381A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Fujiyasu
洋 藤安
Shinichiro Ishigaki
新一郎 石垣
Hiroyasu Nishizawa
広保 西沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON GERMANIUM KENKYUSHO KK
Original Assignee
NIPPON GERMANIUM KENKYUSHO KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Abstract

(57)【要約】 【課題】 太陽光の入射効率を長期にわたって一定に維
持できる浮き型光源装置を提供する。 【解決手段】 海水に浮かせる浮動体と、この浮動体に
取り付けられた太陽電池パネルと、この太陽電池パネル
からの電力を蓄えるバッテリーと、このバッテリーから
の電力により発光する光源と、バッテリーの充電および
放電を制御する充放電制御回路とを備え、浮動体を海水
に浮かせたときに海面が位置する基準面の下方に太陽電
池パネルの受光面が位置する。太陽電池パネルは常に海
面の真下に位置するので、塩の結晶が付着することがな
く、また海中に深く没することもない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は海面に浮かせて用い
られる浮き型光源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】海上あるいは人里から離れた海岸で光源
を使用するときには、その電力の供給が問題となる。こ
のような場合、太陽電池を用いると電灯線が不要にな
り、充放電可能なバッテリーを組み合せれば、夜間の光
源使用も可能になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、海岸や海上の
浮動体(例えば、浮き型灯台や貝類養殖用いかだ)に太
陽電池パネルを設置すると、潮風や波しぶきによって受
光面に塩分が付着し、結晶化する。このため、太陽電池
パネルに対する太陽光の入射効率が低下する。特に、夏
期には直射日光による乾燥が著しいため、頻繁に塩の結
晶や汚れを清掃する必要があった。
【0004】そこで本発明は、太陽光の入射効率を長期
にわたって一定に保持できる浮き型光源装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る浮き型光源
装置は、海水に浮かせる浮動体と、この浮動体に取り付
けられた太陽電池パネルと、この太陽電池パネルからの
電力を蓄えるバッテリーと、このバッテリーおよび太陽
電池パネルの少なくとも一方からの電力により発光する
光源と、バッテリーの充電および放電を制御する充放電
制御回路とを備え、浮動体を海水に浮かせたときに海面
が位置する基準面の下方に太陽電池パネルの受光面が位
置するようにしたことを特徴とする。
【0006】本発明によれば、太陽電池パネルの受光面
は常に海面の下方に位置しているので、塩の結晶が付着
することはなく、清浄に保たれるので、一定の太陽光発
電を長期にわたって維持できる。また、海水に浮かせる
浮動体に太陽電池パネルを取り付けたので、干満による
潮位の変化があったときにも、太陽電池パネルの海面か
らの深さは一定に保たれる。したがって、太陽電池パネ
ルが海面から浮上して塩の結晶が付着したり、逆に太陽
電池パネルが海中に深く没して太陽光の入射効率が低下
したりする不都合がない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施形態を説明する。なお、同一の要素には同一の符
号を付し、重複する説明を省略する。
【0008】図1は第1実施形態の斜視図、図2は一部
を断面に示す側面図である。浮動体1は下部円筒体11
と上部円筒体12を有し、これらの接続部には長方形状
のパネル載置板13が取り付けられている。パネル載置
板13の上面には2枚の太陽電池パネル14A,Bが固
定され、下部円筒体11の側部には2個のランプ15
A,Bが固定されている。さらに、下部円筒体11の底
部にはチェーン16が接続され、その先端には海底に置
かれる重り17が固定されている。
【0009】パネル載置板13の内部には、充放電が可
能なバッテリー18と、この充放電を制御する充放電制
御回路19が設けられている。そして、この浮動体1を
海水に浮かせたときには、海面20が上部円筒体12の
下部(太陽電池パネル14A,Bの上方)に設定される
基準面21に位置するようになっている。なお、浮動体
1の内部や太陽電池パネル14A,Bついては、エポキ
シ樹脂などで完全な防水処理が施されている。
【0010】図3は電気系統の回路図を示している。昼
間には、太陽電池パネル14に太陽光が照射され、その
発電電力は光源(ランプ)15に与えられる。そして、
余剰電力は充放電制御回路19を経てバッテリー18に
与えられ、蓄電される。夜間は、充放電制御回路19を
経てバッテリー18の電力が光源15に与えられる。
【0011】ここで、太陽電池パネル14A,Bの受光
面は基準面21の下側、つまり海面下にあるので、受光
面は常に海水で洗われるため、塩分が結晶化することは
ない。このため、太陽光の入射率が低下することはな
く、長期にわたって太陽光発電を一定に維持できる。ま
た、海面と受光面の距離は潮位の変化に拘らず、常に一
定なので受光効率も一定に保たれる。
【0012】なお、本実施形態における浮き型光源装置
では、光源15A,Bは海面下に位置しており、例えば
集魚灯などとして利用できる。また、光源を海面上の上
部円筒体12の頂部に取り付けると、海上の灯台として
使用できる。なお、これらの場合には、昼間は光源を点
灯させておく必要がないので、前述の充放電制御回路の
他に点灯制御回路(図示せず)を備えている。
【0013】この点灯制御回路は、例えばタイマーを有
して昼間は太陽電池からの発電電力を全てバッテリーに
送り、夜間はバッテリーの放電電力を光源に送るよう、
充放電制御回路をコントロールする。なお、タイマーを
用いることなく、太陽光の強度を検出するセンサーを設
けたり、あるいは太陽電池の出力を検出して昼間か夜間
かを判別し、充放電回路をコントロールしてもよい。
【0014】図4は他の実施形態を示している。浮動体
100は一対のフロート101A,101Bと、これに
掛け渡して固定された連結板材102と、これに一端が
固定されて他端側が海中に没した棒材103とを備えて
いる。この棒材103の先端にはGe,Siなどの半導
体光触媒を付けた被処理プレート104が取り付けら
れ、これを臨むように発光ダイオードからなるランプ1
15が設けられている。連結板材102上には、内部に
バッテリーと充放電制御回路(共に図示せず)を有する
箱106が設置され、これにランプ115と太陽電池パ
ネル114が接続されている。なお、太陽電池パネル1
14は上記の浮動体100を海水に浮かばせたとき、そ
の受光面が海面下に位置する。
【0015】本実施形態においても、太陽電池パネル1
14の受光面は常に海水に洗われるので、塩の結晶や汚
れが付着する不都合がない。なお、半導体触媒はランプ
115からの光により触媒活性され、海水中の有機物を
酸化・還元反応により分解する。このため、微生物の発
生や死滅をコントロールできるので、真珠具の養殖施設
に用いるのに適している。
【0016】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、太陽電池
パネルの受光面は常に海面の下方に位置して波により洗
われているので、塩の結晶が付着することはなく、清浄
に保たれるので、一定の太陽光発電を長期にわたって維
持できる。また、海水に浮かせる浮動体に太陽電池パネ
ルを取り付けたので、干満による潮位の変化があったと
きにも海面からの深さは一定に保たれる。したがって、
太陽電池パネルが海面から浮上して塩の結晶が付着した
り、逆に太陽電池パネルが海中に深く没して太陽光の入
射効率が低下したりする不都合がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態を示す斜視図。
【図2】第1実施形態を示す側面図。
【図3】第1実施形態と電気系統を示す図。
【図4】第2実施形態を示す側面図。
【符号の説明】
1,100…浮動体、14A,14B,114…太陽電
池パネル、18…バッテリー、15A,15B,115
…ランプ、15…光源、19…充放電制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 海水に浮かせる浮動体と、この浮動体に
    取り付けられた太陽電池パネルと、この太陽電池パネル
    からの電力を蓄えるバッテリーと、このバッテリーおよ
    び前記太陽電池パネルの少なくとも一方からの電力によ
    り発光する光源と、前記バッテリーの充電および放電を
    制御する充放電制御回路とを備え、前記浮動体を海水に
    浮かせたときに海面が位置する基準面の下方に前記太陽
    電池パネルの受光面が位置することを特徴とする浮き型
    光源装置。
JP9307381A 1997-11-10 1997-11-10 浮き型光源装置 Pending JPH11144508A (ja)

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JP9307381A JPH11144508A (ja) 1997-11-10 1997-11-10 浮き型光源装置

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JP9307381A JPH11144508A (ja) 1997-11-10 1997-11-10 浮き型光源装置

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JPH11144508A true JPH11144508A (ja) 1999-05-28

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ID=17968378

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JP9307381A Pending JPH11144508A (ja) 1997-11-10 1997-11-10 浮き型光源装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103162220A (zh) * 2013-03-10 2013-06-19 浙江海洋学院 一种用于船舶航行的灯塔
JP2013546187A (ja) * 2010-11-30 2013-12-26 アクティヴ イノヴァシオン マナジュマン ボイアントソーラーパネル及び前記パネルのアセンブリからなるソーラーパワープラント
JP2015073042A (ja) * 2013-10-04 2015-04-16 株式会社 林物産発明研究所 ソーラーパネルの水上設置システム

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CN103162220A (zh) * 2013-03-10 2013-06-19 浙江海洋学院 一种用于船舶航行的灯塔
JP2015073042A (ja) * 2013-10-04 2015-04-16 株式会社 林物産発明研究所 ソーラーパネルの水上設置システム

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