JPH1114440A - 物品重量計測装置 - Google Patents

物品重量計測装置

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JPH1114440A
JPH1114440A JP9162712A JP16271297A JPH1114440A JP H1114440 A JPH1114440 A JP H1114440A JP 9162712 A JP9162712 A JP 9162712A JP 16271297 A JP16271297 A JP 16271297A JP H1114440 A JPH1114440 A JP H1114440A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品運搬車が積載可能な物品の重量を減少さ
せることがなく、かつ物品運搬車に移載する物品の重量
を容易に測定可能な、製造コストが安価で軽量な物品重
量計測装置を提供する。 【解決手段】 本発明の物品重量計測装置100は、物
品2を移載する作業者3が履く靴4L,4Rの内部に取
り付けられて、作業者3の足から地表面Gに負荷される
荷重を測定する荷重測定手段10と、この荷重測定手段
10から送出された信号を処理して作業者3が持ち上げ
た物品2の重量を算出する重量算出手段20とを備え
る。重量算出手段20は、作業者3が物品2を持ち上げ
たときに荷重測定手段10によって測定された荷重値か
ら、作業者3の体重を減じることにより、作業者3が持
ち上げた物品2の重量を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は物品重量計測装置に
関し、より詳しくは、ごみ回収の作業者がごみ回収車に
ごみを移載すると同時に移載したごみの重量を測定可能
な物品重量計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般家庭から出されたごみは各自
治体等によって運行されるごみ回収車により無料で回収
されているが、会社や事業所等から出される事業系のご
みはごみ回収業者によって回収され、その重量に応じた
料金がごみ回収業者から会社や事業所に請求される。し
たがって、ごみ回収業者は、多数の会社や事業所からご
みを回収する際に、どこの会社若しくは事業所からどれ
だけの重量のごみを回収したかを正確に把握し、個々の
会社や事業所に対する料金請求を明確なものとする必要
がある。
【0003】そこで、特定の容器に収納されたごみをご
み回収車の荷箱に投入する際に、前記容器の吊り上げに
要する荷重をロードセルを用いて測定し、これに基づい
てごみの重量を測定する技術が提案されている。しかし
ながら、この技術によれば、特定の容器に収納されてい
ないごみの重量を測定するためには、前記容器内に逐一
ごみを収納せざるを得ず、ごみ回収の作業効率の低下が
著しい。
【0004】一方、本願の出願人は、特定の容器に収納
されていないごみの重量をも正確に測定可能な重量計測
装置を先に出願している。(特願平7−330603
号)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この先願に
係る重量計測装置はごみ回収車に装着されるものである
ため、重量計測装置の重量分だけごみ回収車に積載可能
なごみの重量が減少してしまう。また、この先願に係る
重量計測装置は、新しく生産されるごみ回収車には容易
に装着できるものの、既存のごみ回収車に装着するため
には既存のごみ回収車を大幅に改造せざるを得ない。さ
らに、この先願に係る重量計測装置は油圧装置等を用い
て計量台を昇降させる構造とされているため、その製造
コストが嵩む等の問題点をも有している。
【0006】そこで、本発明の目的は、上述した従来技
術が有する問題点を解消し、ごみ回収車が積載可能なご
みの重量を減少させることがなく、かつごみ回収車に移
載するごみの重量を容易にかつ正確に測定可能な、製造
コストが安価で軽量な物品重量計測装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の物品重量計測装置は、物品を移載する作業
者の足から地表面に負荷される荷重を測定する、作業者
の足に取り付けられた荷重測定手段と、この荷重測定手
段から送出された信号を処理して前記作業者が持ち上げ
た物品の重量を算出する重量算出手段とを備える。そし
て、前記重量算出手段は、前記作業者が物品を持ち上げ
たときに前記荷重測定手段によって測定された荷重値か
ら前記作業者の体重値を減じることにより、前記作業者
が持ち上げた物品の重量を算出する。
【0008】すなわち、本発明の物品重量計測装置にお
いては、物品の重量を測定する荷重測定手段を作業者の
足に取り付けるので、例えばごみ回収車等に荷重測定手
段を設ける必要はなく、ごみ回収車が積載可能なごみの
重量が減少することはない。また、作業者がどこに居よ
うとも物品の重量を測定することができるから、ごみ回
収車の後方に限らず、側方からでもごみ回収車にごみを
移載できる。また、ごみを持ち上げて台秤に載せ、重量
を測定した後、再び台秤上からごみを持ち上げてごみ回
収車に移載するといった作業の2度手間をなくすことが
できるから、ごみ回収作業を極めて効率よく行うことが
できる。また、ごみの重量を測定する台秤等の重量測定
器具を、ごみ回収現場において逐一取り出したり格納し
たりする手間が一切かからない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明による物品重量計測
装置の各実施形態を、図1乃至図5を参照して詳細に説
明する。ここで、図1は本発明に係る一実施形態の物品
重量計測装置を作業者が装着した状態を模式的に示す側
面図、図2は図1に示した本発明の物品重量計測装置の
全体構造を示すブロック図、図3は作業者が履く靴の内
部に取り付けた荷重測定手段の配置を示す平面図、図4
は図2に示した重量算出手段の構成を示すブロック図、
図5は荷重測定手段から送出される信号の波形と、重量
算出手段が物品の重量を算出する方法を説明するグラフ
図、図6は本発明に係る他の実施形態の物品重量計測装
置の全体構造を示すブロック図である。
【0010】第1実施形態 図1および図2に示したように、本実施形態の物品重量
計測装置100は、ごみ回収車1にごみ2を移載する作
業者3が履く作業靴4L,4Rの底の部分に取り付けら
れた荷重測定手段10と、作業者3の腰の部分に取り付
けられた重量算出手段20および集計手段30とを備え
ている。
【0011】前記荷重測定手段10は、図3に示したよ
うに、作業者の足の、指部分に対応する位置に配置され
た第1のロードセル11L,11Rと、指の付け根部分
に対応する位置に配置された第2のロードセル12L,
12Rと、踵部分に対応する位置に取り付けられた第3
のロードセル13L,13Rとから構成されている。そ
してこれらのロードセルは、信号ケーブル14,15を
介して、それぞれ個別に前記重量算出手段20に接続さ
れている。また、前記信号ケーブル14,15は、作業
者が着る作業着のズボン等に取り付けられ、作業者3の
足や回収するごみ2と干渉することがないように保護さ
れる。
【0012】なお、荷重測定手段10としては、ロード
セル以外に、例えば作業者の足から荷重を負荷されると
撓む部材に貼り付けたひずみゲージによって荷重を測定
する方法や、作業者が履く靴に設けた密封室内に封入し
た流体の圧力変化を測定する方法等、種々の方法を採用
することができる。さらに、荷重測定手段10は、作業
者が履く靴の靴底部分に取り付ける以外に、例えば靴の
中敷きに取り付けたり作業者が履く靴下に取り付けたり
する他に、作業者の足の裏に直接貼り付ける方法を採用
することもできる。
【0013】前記重量算出手段20は、16ビットのC
PUを内蔵する携帯自在なポケットコンピュータとされ
ている。そして、この重量算出手段20は、作業者の腰
ベルトに着脱自在に取り付けられ、作業者3の肉体的負
担を軽減するとともに、作業者3が容易に操作できるよ
うになっている。この重量算出手段20は、図4に示し
たように前記信号ケーブル14,15が着脱自在に接続
される第1インタフェース部21を有している。そし
て、この第1インタフェース部21に前記荷重測定手段
10から入力した信号は、中央演算部22によって処理
される。また、前記中央演算部22によって処理された
データは、記憶部23に荷重値として記憶されるととも
に表示部24に表示される。また、これらの各部の作動
を制御する制御部25は、作業者が操作するテンキー等
の各種操作キーを有している。そして、この重量算出手
段20によって算出された物品の重量値は、第2インタ
フェース部26を介してメモリーカード等の前記集計手
段30に送出される。なお、電源部27はこれらの各部
に電力を供給する電池と、電源をON/OFF制御する
スイッチを有している。
【0014】前記集計手段30は、前記重量算出手段2
0に着脱自在に取り付けられており、重量算出手段20
によって算出されたごみの重量を、後述する集計コード
とともに記憶して保存する。そして、この集計手段30
を重量算出手段20から取り外して図2に示した外部電
算機40に取り付けると、集計手段30に保存された前
記集計コードおよび計測したごみの重量値が前記外部電
算機40に吸い上げられ、料金請求のための計算に用い
られる。
【0015】次に、上述のように構成された本実施形態
の物品重量計測装置100を用いて、回収するごみの重
量を測定する手順について説明する。
【0016】まず、ごみを回収する作業者3は、作業の
開始に当たって地表面上に静かに両足で立ち、重量算出
手段20の作業開始ボタンを操作する。このとき、作業
者の足の裏面から各ロードセル11,12,13に負荷
される荷重の総和は、作業者3の体重値に等しい。これ
により、図5に示したグラフの時刻0〜T0の間に得ら
れる荷重値M1は、作業者の体重値に等しい。したがっ
て、重量算出手段20は、一定の荷重値M1が所定の時
間以上継続していることを確認すると、その荷重値M1
の値を作業者3の体重とみなして前記記憶部23に記憶
すると同時に、体重測定が完了したことを作業者3に対
してアラーム音で知らせる。
【0017】次いで、作業者3は重量算出手段20のキ
ーを操作し、ごみ回収作業を行う会社若しくは事業所の
集計コードを入力する。その後、作業者3がごみ回収車
1に移載するごみ2を持ち上げると、前記ロードセル1
1,12,13によって測定される荷重値は、図5のグ
ラフにおいて時刻T0〜T1の間に示したように、作業
者の体重に相当するM1より高くなる。すると、重量算
出手段20は、ロードセル11,12,13によって測
定された荷重値の総和を、微少な時間間隔を開けて逐次
記憶部23に記憶する。
【0018】このとき、前記ロードセル11,12,1
3は、作業者3が履いている左右の作業靴4L,4Rの
両方に、かつ作業者3の足の指に対応する位置から踵に
対応する位置まで分散して配置されている。これによ
り、作業者3の姿勢が変化しても、各ロードセル11,
12,13に負荷される荷重値の総和を算出することに
より、作業者3の体重に作業者3が持ち上げたごみ2の
重量を加算した荷重値の値を正確に測定することができ
る。
【0019】一方、持ち上げたごみ2をごみ回収車1に
移載するために作業者3がごみ2から手を離すと、作業
者3の足からロードセル11,12,13に負荷される
荷重値の総和は、図5のグラフの時刻T1〜T2の間に
示したように最大値M2から急激に減少する。これに伴
い、重量算出手段20は、荷重値の単位時間あたりの減
少量が所定の値を超えたことを確認すると、作業者3が
持ち上げたごみ2から手を離したものとみなす。そし
て、記憶部23に記憶されている荷重値のデータから作
業者3の体重M1を減じた値を算出し、ごみ2の重量と
して記憶部23に記憶する。
【0020】なお、ロードセル11,12,13によっ
て測定される荷重値は、作業者3がごみ2を持ち上げる
ことによってごみ2に生じる加速度の影響を受ける。し
たがって、重量算出手段20は、記憶部23に記憶され
ている荷重値の変化を適宜処理することにより、ごみ2
の真の値を算出する。すなわち、ロードセル11,1
2,13によって測定された荷重値を記憶部23に記憶
しておくことにより、荷重値のデータを任意に加工して
ごみ重量の算出に用いることができるという利点が生じ
る。
【0021】さらに、重量算出手段20は、ロードセル
11,12,13によって測定された荷重値の値が再び
作業者3の体重M1に等しくなると、記憶部23に記憶
されている荷重値データを消去し、次のごみ重量測定を
開始可能な状態に復帰する。このとき、重量算出手段2
0はアラーム音を発し、次のごみの重量の測定が可能と
なったことを作業者3に知らせる。
【0022】このようにして重量算出手段20によって
算出された一つ一つのごみ2の重量データは、前記集計
コードとともに集計手段30に保存される。そして、ご
み回収作業を終えた作業者3が、集計手段30を重量算
出手段20から取り外し、ごみ回収車1に搭載された外
部電算機40に装着すると、外部電算機40は集計手段
30に保存された測定データを吸い上げる。これによ
り、ある特定の会社若しくは事業所から回収されたごみ
の総重量は、その会社若しくは事業所を識別する集計コ
ードと共に外部電算機40に登録される。
【0023】すなわち、本第1実施形態の物品重量計測
装置100によれば、ごみの重量を測定するいかなる装
置をもごみ回収車1には取り付ける必要がないから、ご
み回収車1が積載可能なごみの重量を減少させることが
ない。また、ごみ回収車1を改造する必要もないから、
改造費用も全く発生せず、したがって、本第1実施形態
の物品重量計測装置100を極めて低廉な費用で導入す
ることができる。また、本第1実施形態の物品重量計測
装置100によれば、作業者3は任意の位置、例えばご
み回収車1の側方からでもごみ回収車1の荷箱にごみ2
を投入することができる。また、ごみ2を台秤上に載せ
てごみの重量を測定した後、再びごみ2を持ち上げる等
の2度手間の作業を全く必要とせず、ごみ回収作業を極
めて効率よく行うことができる。また、大きなごみ2を
二人の作業者3が助け合って持ち上げた場合でも、それ
ぞれの作業者の足に負荷された荷重から、この大きなご
み2の重量を正確に測定することができる。
【0024】第2実施形態 次に、本発明による第2実施形態の物品重量計測装置に
ついて説明する。
【0025】上述した第1実施形態の物品重量計測装置
100は、作業者3がごみ2から手を離すと自動的にご
み2の重量が算出される構成とされ、作業者3が重量算
出手段20を手で操作することなくごみ2の重量を計測
できるという優れた長所を有している。しかしながら、
作業者3がごみ2を持ったまま歩く距離が長いと、作業
者3は途中でごみ2を地表面G上に一旦降ろして小休止
し、再びごみを持ち上げて歩くときがある。この場合、
第1実施形態の物品重量計測装置100によれば、ごみ
2の重量を重複して計測するおそれがある。そこで、本
第2実施形態の物品重量計測装置は、作業者3がごみ回
収車1のそばに来た時以外は、重量算出手段20がごみ
2の重量を計測しないように、第1実施形態の物品重量
計測装置100をさらに改良したものである。
【0026】すなわち、本第2実施形態の物品重量計測
装置は、図1に示したように、作業者3がごみ回収車1
に対して所定の距離以内に接近したことを検出する接近
検出手段50と、重量算出手段20に対して指令信号を
送出する指令信号送出手段60とを、第1実施形態の物
品重量計測装置100に付加したものである。
【0027】前記接近検出手段50は、発射した超音波
の反射エコーから、作業者3がごみ回収車1に対して所
定の距離以内に接近したことを検出するものである。ま
た、前記指令信号送出手段60は、ごみ回収車1に取り
付けたアンテナから微弱な指令電波を発射するものであ
る。
【0028】これにより、作業者3がごみ回収車1に対
して所定の距離以内に接近すると接近検出手段50が反
応し、指令信号送出手段60から指令電波が発射され
る。すると、重量算出手段20は指令電波を受信した
後、最初に作業者3がごみ2から手を離したとみなした
場合に限ってごみの重量を算出する。したがって、作業
者3がごみ回収車1から離れた場所でごみ2を持ち上げ
たり降ろしたりする動作を何度繰り返しても、ごみ2の
重量を重複して集計することを確実に防止することがで
きる。
【0029】なお、接近検出手段50については、超音
波を用いて作業者3の接近を検出する方法に代えて、例
えば作業者3の身体から放出される赤外線の強度や位置
の変化を認識する方法や、赤外線ビームを作業者3が横
切ることにより検出する方法、電界や磁界の強度変化を
用いる方法等、種々の方法を用いることができる。ま
た、指令信号送出手段60についても、微弱電波を用い
て指令信号を送出する他に、例えば赤外線パルス信号や
超音波信号を用いて指令を送信することができる。
【0030】第3実施形態 上述した第1および第2実施形態の物品重量計測装置に
おいては、作業者3がごみ2から手を離したと重量算出
手段20が見なしたときに、重量が算出される構成とな
っている。これに対して、本第3実施形態の物品重量計
測装置は、前記指令信号送出手段60が重量算出を指令
する電波を発射すると、重量算出手段20が直ちにごみ
2の重量を算出する構成とされる。これにより、作業者
3がごみ2を持ち上げている状態のときにごみ2の重量
を算出して集計することができるから、作業者3がごみ
2を持ち上げる際にごみ2に作用する加速度の影響を排
除して、より正確にごみ2の重量を計測することができ
る。
【0031】なお、例えばごみ2を持った作業者3が赤
外線ビームを横切ると、指令信号送出手段60が重量算
出を指令する電波を発射するように構成すれば、作業者
3がごみ2を運搬する途中でごみ2の重量を計測できる
ことになり、本第3実施形態の物品重量計測装置の適用
範囲をさらに広げることができる。
【0032】第4実施形態 本第4実施形態の物品重量計測装置は、ごみ2を回収す
る作業者3自身がスイッチを操作することにより、重量
算出手段20に対して重量算出の指令を与える構成とさ
れる。これにより、ごみ2の重量を最適なタイミングで
測定することができるから、重量測定の精度をさらに向
上させることができる。
【0033】なお、作業者3が操作するスイッチを、例
えば作業者3の両脇部に設ければ、作業者3がごみ2を
手に持った状態で脇を締めたり緩めたりすることによ
り、スイッチをON/OFF操作することができる。ま
た、作業者3が履く靴の内部に設けたスイッチを、足の
指でON/OFF操作することもできる。また、作業者
3が履く靴の内部に設けたロードセル11に足の指を用
いて荷重を負荷することにより、スイッチ操作とするこ
ともできる。また、重量算出手段20に音声認識装置を
追加し、作業者3の音声によって動作を制御する音声ス
イッチとすることもできる。さらには、ごみ回収車1の
ごみ投入口に設けた光電スイッチや、近接スイッチある
いは接触スイッチ等により、ごみ2の投入と同時にスイ
ッチをオン操作することもできる。
【0034】第5実施形態 上述した第1乃至第4実施形態の物品重量計測装置は、
文字通りごみ2の重量を算出して集計するものであっ
た。これに対して、本第5実施形態の物品重量計測装置
は、作業者3がごみ回収車1に移載したごみ2の個数を
カウントするカウント機能を、第1乃至第4実施形態の
物品重量計測装置にさらに付加したものである。すなわ
ち、地方自治体のなかには、所定の容量のごみ袋に詰め
込んだごみを何個出したかによって料金を請求する方式
を採用しているところがある。この場合、作業者3がご
み2の個数を数えれば良いのであるが、大量のごみを複
数の作業者3が正確に個数を数えながら回収することは
なかなか困難である。
【0035】そこで、本第5実施形態の物品重量計測装
置は、ロードセル11,12,13によって測定された
荷重値の単位時間あたりの減少量が所定の値を超えたこ
とを重量算出手段20が確認すると、作業者3が持ち上
げたごみ2から手を離したものとみなし、記憶部23に
記憶したごみの個数のカウント値を一つ増加させる。こ
れにより、本第5実施形態の物品重量計測装置によれ
ば、作業者3が回収したごみ2の個数を正確に記録する
ことができる。
【0036】なお、本第5実施形態の物品重量計測装置
についても、前述したように指令信号送出手段60から
送信された指令信号の受信によって、若しくは作業者3
によるスイッチ操作等によってごみの個数をカウントす
るようにできることは言うまでもない。
【0037】第6実施形態 上述した第1乃至第5実施形態の物品重量計測装置は、
いずれも重量算出手段20を作業者3の身体に取り付け
ていた。これに対して、本第6実施形態の物品重量計測
装置200は、図6に示したように、重量算出手段20
はごみ回収車1側に取り付ける。そして、重量測定手段
10によって測定された荷重値は、無線信号送信手段7
0によって無線送信されるとともに、ごみ回収車1に取
り付けた無線信号受信手段80によって受信され、重量
算出手段20に送出される構成とされる。
【0038】これにより、作業者3の身体には、重量測
定手段10と無線信号送信手段70とから構成されるよ
り小型軽量な装置を取り付けるだけで良いから、作業者
3の身体的負担をより一層軽減することができる。ま
た、前記無線信号送信手段から発射される電波の周波数
を複数チャンネル設けることにより、複数の作業者3の
重量測定手段10から無線送信された荷重値データを一
台の重量算出手段20によって処理することができる。
さらに、無線信号受信手段80や重量算出手段20、集
計手段30、外部電算機40等を一体化し、より高性能
なCPUを用いた装置に構成してごみ回収車1に搭載す
ることもできる。
【0039】なお、無線信号送信手段70と無線信号送
信手段80との間で送受信される無線信号としては、微
弱電波の他に、赤外線パルス信号や超音波信号等を用い
ることができる。
【0040】第7実施形態 本第7実施形態の物品重量計測装置は、重量算出手段2
0によって算出された個々のごみ2の重量や、回収した
ごみ2の重量の集計値等を刻々とデジタル表示する表示
手段90を、図1示したようにごみ回収車1の後部に取
り付けたものである。これにより、作業者3は、ごみ2
の重量の測定や算出、集計等が異常なく行われているこ
とを確認しながら作業することができる。また、回収し
たごみ2の重量を第3者も視認できるから、ごみ2の重
量計測が正確に行われていることを確認することがで
き、ごみ回収業者とごみ回収を依頼した顧客との間の信
頼関係をより一層高めることができる。
【0041】以上、本発明に係る物品重量計測装置の各
実施形態ついて詳しく説明したが、本発明は上述した実
施形態によって限定されるものではなく、種々の変更が
可能であることは言うまでもない。例えば、上述した各
実施形態は、いずれもごみ回収車1にごみ2を移載する
場合を例にとって説明しているが、ごみ2に限らず、重
量あたりの単価が定められる種々の物品の重量測定に
も、本発明の物品重量計測装置を用いることができるこ
とは言うまでもない。また、上述の説明においては、作
業者3は地表面G上に立つとしているが、地表面Gと
は、例えばごみ回収作業が道路上で行われるときには路
面を、歩道上で行われる場合には歩道を、倉庫内で行わ
れる場合には倉庫の床面を、階段上で行われる場合には
階段を指すのであって、その場所や位置等を制限するも
のではない。
【0042】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の物品重量計測装置は、作業者の足から地表面に負荷さ
れる荷重値を荷重測定手段によって測定するとともに、
作業者が物品を持ち上げたときに前記荷重測定手段によ
って測定された荷重値から作業者の体重を減じることに
より、作業者が持ち上げた物品の重量を算出するもので
ある。これにより、本発明によれば、例えばごみ回収車
に荷重測定手段を取り付ける必要がないから、ごみ回収
車が積載可能なごみの重量を減少させることはない。ま
た、荷重測定手段を取り付けるためにごみ回収車を改造
する必要がないから、ごみ回収車の改造費用を大幅に削
減できるばかりでなく、どのような型式のごみ回収車に
も容易に対応することができる。また、本発明によれ
ば、ごみの重量測定に用いる台秤を用意する必要がない
ばかりでなく、台秤にごみを載せて重量を測定した後
に、台秤上から再びごみを持ち上げるといった2度手間
作業を行う必要がないから、ごみ回収作業を極めて効率
よく行うことができる。また、本発明によれば、ごみ回
収の作業者は任意の位置からごみ回収車の荷箱にごみを
投入することができるから、作業者の身体的負担をより
一層軽減することができる。また、従来、回収するごみ
の重量を効率よく計測できないがために、やむを得ず所
定の容量のごみ袋に詰めたごみの個数によってごみ回収
料金を定める方式を採用している地方自治体において
も、本発明の物品重量計測装置を採用することにより、
出したごみの重量に応じて正確にごみ料金を徴収するシ
ステムを構築することが可能となる。そして、本発明に
よれば、多数の会社や事業所等からごみを回収する際
に、どこの会社若しくは事業所からどれだけの重量のご
みを回収したかを正確に把握することができるから、個
々の会社や事業所に対するごみ回収料金の請求額を正確
なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態の物品重量計測装置を
作業者が装着した状態を模式的に示す側面図。
【図2】図1に示した本発明の物品重量計測装置の全体
構造を示すブロック図。
【図3】作業者が履く靴の内部に取り付けた荷重測定手
段の配置を示す平面図。
【図4】図2に示した重量算出手段の構成を示すブロッ
ク図。
【図5】荷重測定手段から送出される信号の波形と、重
量算出手段が物品の重量を算出する方法を説明するグラ
フ図。
【図6】本発明に係る他の実施形態の物品重量計測装置
の全体構造を示すブロック図。
【符号の説明】
1 ごみ回収車 2 回収されるごみ 3 作業者 4 作業者が履く靴 10 荷重測定手段 11,12,13 ロードセル 14,15 信号ケーブル 20 重量算出手段 21 第1インタフェース部 22 中央演算部 23 記憶部 24 表示部 25 制御部 26 第2インタフェース部 27 電源部 30 集計手段 40 外部電算機 50 接近検出手段 60 指令信号送出手段 70 無線信号送信手段 80 無線信号受信手段 90 表示手段 100 本発明に係る一実施形態の物品重量計測装置 200 本発明に係る他の実施形態の物品重量計測装置

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物品を移載する作業者の足から地表面に負
    荷される荷重を測定する、作業者の足に取り付けられた
    荷重測定手段と、 この荷重測定手段から送出された信号を処理して前記作
    業者が持ち上げた物品の重量を算出する重量算出手段と
    を備え、 前記重量算出手段は、前記作業者が物品を持ち上げたと
    きに前記荷重測定手段によって測定された荷重値から前
    記作業者の体重値を減じることにより、前記作業者が持
    ち上げた物品の重量を算出することを特徴とする物品重
    量計測装置。
  2. 【請求項2】前記重量算出手段は、前記作業者の体重値
    および前記荷重測定手段によって測定された荷重値を記
    憶する記憶部をさらに有し、かつ前記記憶部に記憶され
    た前記荷重値と前記作業者の体重値との差から前記物品
    の重量を算出することを特徴とする請求項1に記載の物
    品重量計測装置。
  3. 【請求項3】前記重量算出手段は、前記荷重測定手段に
    よって測定された荷重値の単位時間あたりの減少量が所
    定の値を超えたときに前記作業者が持ち上げた物品から
    手を離したと判定し、前記物品の重量を算出することを
    特徴とする請求項1または2に記載の物品重量計測装
    置。
  4. 【請求項4】前記重量算出手段は、前記荷重測定手段に
    よって測定された荷重値の単位時間あたりの減少量が所
    定の値を超えたときに前記作業者が持ち上げた物品から
    手を離したと判定し、前記作業者が搬送した物品の個数
    のカウント値を一つ増すカウント機能をさらに有するこ
    とを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の物品
    重量計測装置。
  5. 【請求項5】前記重量算出手段は、前記作業者が物品を
    持ち上げたときに前記荷重測定手段によって測定された
    荷重値から、前記作業者の体重値および前記物品を収納
    した容器の重量値を減じることにより、前記作業者が持
    ち上げた物品の重量を算出することを特徴とする請求項
    1乃至4のいずれかに記載の物品重量計測装置。
  6. 【請求項6】前記重量算出手段に向けて重量算出を指令
    する指令信号送出手段をさらに備えるとともに、前記重
    量算出手段は、前記指令信号送出手段から送信された指
    令信号を受信すると前記物品の重量を算出することを特
    徴とする請求項1,2,3,5のいずれかに記載の物品
    重量計測装置。
  7. 【請求項7】前記作業者が移載した前記物品の個数のカ
    ウントを前記重量算出手段に向けて指令する指令信号送
    出手段をさらに備えるとともに、前記重量算出手段は、
    前記指令信号送出手段から送信された指令信号を受信す
    ると、前記作業者が搬送した物品の個数のカウント値を
    一つ増すことを特徴とする請求項1,2,4,5のいず
    れかに記載の物品重量計測装置。
  8. 【請求項8】前記指令信号送出手段は、前記作業者が特
    定の場所に対して所定の距離以内に接近したことを検出
    すると前記指令信号を送信することを特徴とする請求項
    6または7に記載の物品重量計測装置。
  9. 【請求項9】前記指令信号送出手段は、前記作業者が特
    定の位置を通過したことを検出すると前記指令信号を送
    信することを特徴とする請求項6または7に記載の物品
    重量計測装置。
  10. 【請求項10】前記重量算出手段は、スイッチ操作によ
    る指令信号を受信すると前記物品の重量を算出し、およ
    び/または前記作業者が搬送した物品の個数のカウント
    値を一つ増すことを特徴とする請求項1,2,5,6の
    いずれかに記載の物品重量計測装置。
  11. 【請求項11】前記スイッチは、前記作業者側に取り付
    けられることを特徴とする請求項10に記載の物品重量
    計測装置。
  12. 【請求項12】前記スイッチは、前記作業者が前記物品
    を移載する相手側に取り付けられることを特徴とする請
    求項10に記載の物品重量計測装置。
  13. 【請求項13】前記重量算出手段は、前記作業者の身体
    のいずれかの部分に保持されるとともに、信号線を介し
    て前記荷重測定手段に接続されることを特徴とする請求
    項1乃至11のいずれかに記載の物品重量計測装置。
  14. 【請求項14】前記重量算出手段は、前記作業者が履く
    靴の内部に収納されることを特徴とする請求項1乃至1
    1のいずれかに記載の物品重量計測装置。
  15. 【請求項15】前記重量算出手段は、前記荷重測定手段
    から送信される無線信号を受信することにより前記荷重
    測定手段によって測定された荷重値を得ることを特徴と
    する請求項1乃至11のいずれかに記載の物品重量計測
    装置。
  16. 【請求項16】前記荷重測定手段は、前記作業者の足の
    爪先部分から踵部分にかけて複数配置されることを特徴
    とする請求項1乃至14のいずれかに記載の物品重量計
    測装置。
  17. 【請求項17】前記荷重測定手段は、前記作業者が履く
    靴に設けられることを特徴とする請求項1乃至15のい
    ずれかに記載の物品重量計測装置。
  18. 【請求項18】前記荷重測定手段は、前記作業者が履く
    靴の内部に挿入される中敷きに設けられることを特徴と
    する請求項1乃至15のいずれかに記載の物品重量計測
    装置。
  19. 【請求項19】前記荷重測定手段は、前記作業者が履く
    靴下に設けられることを特徴とする請求項1乃至15の
    いずれかに記載の物品重量計測装置。
  20. 【請求項20】前記荷重測定手段は、前記作業者の足の
    裏に密着させて配置されることを特徴とする請求項1乃
    至15のいずれかに記載の物品重量計測装置。
  21. 【請求項21】前記重量算出手段の作動状態および/ま
    たは前記重量算出手段による重量算出結果を表示する表
    示手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至2
    0のいずれかに記載の物品重量計測装置。
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