JPH11144188A - 車載ビーコン受信機 - Google Patents
車載ビーコン受信機Info
- Publication number
- JPH11144188A JPH11144188A JP9302485A JP30248597A JPH11144188A JP H11144188 A JPH11144188 A JP H11144188A JP 9302485 A JP9302485 A JP 9302485A JP 30248597 A JP30248597 A JP 30248597A JP H11144188 A JPH11144188 A JP H11144188A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- regular
- light
- vehicle
- lane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Traffic Control Systems (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】正規車線の光ビーコン送信機の信号と反対車線
の光ビーコンの信号が同時に受信される可能性がある。
この場合、受信された信号は、混信し正規のデータを復
調できない可能性がある。 【解決手段】正規車線に設置された光ビーコン送信機以
外の信号を判別し、正規信号でなければ受信動作を停止
するか、選択的に正規信号のみを受信処理することにあ
る。
の光ビーコンの信号が同時に受信される可能性がある。
この場合、受信された信号は、混信し正規のデータを復
調できない可能性がある。 【解決手段】正規車線に設置された光ビーコン送信機以
外の信号を判別し、正規信号でなければ受信動作を停止
するか、選択的に正規信号のみを受信処理することにあ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、路側に設置された
路側ビーコンから発信される交通情報信号等を受信して
これを車載の表示装置に表示する光ビーコン受信機に係
わり、特に、確実な受信データを得るために最適な車載
ビーコン受信機に関する。
路側ビーコンから発信される交通情報信号等を受信して
これを車載の表示装置に表示する光ビーコン受信機に係
わり、特に、確実な受信データを得るために最適な車載
ビーコン受信機に関する。
【０００２】
【従来の技術】交通情報を提供する路車間情報通信シス
テムにおいて、その通信手段の一部としては、電波ビー
コンと光ビーコンがある。光ビーコンは赤外線の光を利
用しており、路側に設置された光ビーコン送信機より送
信された光を、車両に取り付けられた車載ビーコン受信
機にて受信する。光ビーコンは赤外線を利用しており、
路側，車載側それぞれに取り付けられた投光部，受光部
を通して情報提供する。車載側の受光部は、光の直進性
を考慮すると、必然的に車両の前部で見通しの良いダッ
シュボード等に取り付けることになる。光ビーコン受信
機は、太陽光等での誤検出を防止するため、赤外線フィ
ルタを装備している。
テムにおいて、その通信手段の一部としては、電波ビー
コンと光ビーコンがある。光ビーコンは赤外線の光を利
用しており、路側に設置された光ビーコン送信機より送
信された光を、車両に取り付けられた車載ビーコン受信
機にて受信する。光ビーコンは赤外線を利用しており、
路側，車載側それぞれに取り付けられた投光部，受光部
を通して情報提供する。車載側の受光部は、光の直進性
を考慮すると、必然的に車両の前部で見通しの良いダッ
シュボード等に取り付けることになる。光ビーコン受信
機は、太陽光等での誤検出を防止するため、赤外線フィ
ルタを装備している。
【０００３】しかし、光の入射方向に対する考慮がなさ
れておらず、正規車線以外の光信号が入力されても動作
していた。一方、赤外線の入射方向を検出するには、特
開昭63−134983号公報（参照）のように複雑で大型の光
学系が必要だった。
れておらず、正規車線以外の光信号が入力されても動作
していた。一方、赤外線の入射方向を検出するには、特
開昭63−134983号公報（参照）のように複雑で大型の光
学系が必要だった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】正規車線側に設置され
た光ビーコン送信機は、有効エリア（前後約７ｍ）内で
は設定された光強度以上の光信号を送信している。この
信号を車載ビーコン受信機は、受信し信号処理を行い有
効なデータをユーザーに提供する。このため、反対車線
の光ビーコン送信機の光信号も、角度・距離によって
は、車載ビーコン受信機に受信されてしまう。この信号
は、反対車線のデータであるため、ユーザーにとって
は、不要なデータとなる。この誤データをユーザーが正
規信号と誤判定する可能性がある。
た光ビーコン送信機は、有効エリア（前後約７ｍ）内で
は設定された光強度以上の光信号を送信している。この
信号を車載ビーコン受信機は、受信し信号処理を行い有
効なデータをユーザーに提供する。このため、反対車線
の光ビーコン送信機の光信号も、角度・距離によって
は、車載ビーコン受信機に受信されてしまう。この信号
は、反対車線のデータであるため、ユーザーにとって
は、不要なデータとなる。この誤データをユーザーが正
規信号と誤判定する可能性がある。
【０００５】正規車線の光ビーコン送信機の信号と反対
車線の光ビーコンの信号が同時に受信される可能性があ
る。この場合、受信された信号は、混信し正規のデータ
を復調できない可能性がある。
車線の光ビーコンの信号が同時に受信される可能性があ
る。この場合、受信された信号は、混信し正規のデータ
を復調できない可能性がある。
【０００６】本発明の目的は、受信データの精度を向上
させる車載ビーコン受信機を提供することにある。
させる車載ビーコン受信機を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めの手段は、車載ビーコン受信機において、正規車線に
設置された光ビーコン送信機以外の信号を判別し、正規
信号でなければ受信動作を停止するか、選択的に正規信
号のみを受信処理することにより達成される。即ち、正
規車線に設置され光ビーコン送信機における車載ビーコ
ン受信機の受信データの精度を向上することができる。
めの手段は、車載ビーコン受信機において、正規車線に
設置された光ビーコン送信機以外の信号を判別し、正規
信号でなければ受信動作を停止するか、選択的に正規信
号のみを受信処理することにより達成される。即ち、正
規車線に設置され光ビーコン送信機における車載ビーコ
ン受信機の受信データの精度を向上することができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、実施例に従い本発明を詳細
に説明する。
に説明する。
【０００９】図１は本発明の一実施例に係わる光ビーコ
ンのシステム概要である。図２は本発明のシステム構成
図である。
ンのシステム概要である。図２は本発明のシステム構成
図である。
【００１０】図２より、路側の光ビーコン送信機１は、
赤外線の光信号を送信する。車載ビーコンの光受信機
は、フォトダイオード２でその信号を受光し、電気信号
に変換する。変換された電気信号は、増幅器３で増幅さ
れ論理変換部４で渋滞情報・交通情報・位置情報に変換
されユーザーに提供される。
赤外線の光信号を送信する。車載ビーコンの光受信機
は、フォトダイオード２でその信号を受光し、電気信号
に変換する。変換された電気信号は、増幅器３で増幅さ
れ論理変換部４で渋滞情報・交通情報・位置情報に変換
されユーザーに提供される。
【００１１】図２のように、従来の車載ビーコンでは正
規車線外の光ビーコン情報が入力されても、そのまま受
信し、正規信号として復調しユーザーに正規データとし
て提供してしまう。
規車線外の光ビーコン情報が入力されても、そのまま受
信し、正規信号として復調しユーザーに正規データとし
て提供してしまう。
【００１２】図３，図４に本実施例のフォトダイオード
５の構成を示す。本実施例では、受光用のフォトダイオ
ード５を図３のように短冊状に配置する。このフォトダ
イオードの両はじのフォトダイオード７とフォトダイオ
ード１４の光出力のレベルを比較する。
５の構成を示す。本実施例では、受光用のフォトダイオ
ード５を図３のように短冊状に配置する。このフォトダ
イオードの両はじのフォトダイオード７とフォトダイオ
ード１４の光出力のレベルを比較する。
【００１３】もし、正規の車線からの信号であれば、光
はほぼ正面から入力されるためフォトダイオード７とフ
ォトダイオード１４出力レベル差はない。しかし、正規
車線外から光信号が入力されると遮蔽板６によりフォト
ダイオードに当たる光が一様でなくなり、フォトダイオ
ード７とフォトダイオード１４の出力にレベル差が生じ
る。
はほぼ正面から入力されるためフォトダイオード７とフ
ォトダイオード１４出力レベル差はない。しかし、正規
車線外から光信号が入力されると遮蔽板６によりフォト
ダイオードに当たる光が一様でなくなり、フォトダイオ
ード７とフォトダイオード１４の出力にレベル差が生じ
る。
【００１４】図５は、そのときの光出力のレベルを示
す。もし、図４の様な角度で光信号が入力されていると
フォトダイオード７とフォトダイオード１４の出力レベ
ル差が発生する。そのレベル差が、設定された値ΔＶ以
上であった場合は、その信号は正規の方向よりずれて入
力された光信号とみなせる。
す。もし、図４の様な角度で光信号が入力されていると
フォトダイオード７とフォトダイオード１４の出力レベ
ル差が発生する。そのレベル差が、設定された値ΔＶ以
上であった場合は、その信号は正規の方向よりずれて入
力された光信号とみなせる。
【００１５】図６は、本実施例の回路構成図である。フ
ォトダイオード１５を図４のフォトダイオード７とみな
し、フォトダイオード２２を図４のフォトダイオード１
４とみなす。このとき、フォトダイオード１５のレベル
とフォトダイオード２２のレベルを比較する。
ォトダイオード１５を図４のフォトダイオード７とみな
し、フォトダイオード２２を図４のフォトダイオード１
４とみなす。このとき、フォトダイオード１５のレベル
とフォトダイオード２２のレベルを比較する。
【００１６】図５のようなレベルであれば、コンパレー
タ２３は、スイッチ３０をオフし、フォトダイオード１
５の信号を排除する。
タ２３は、スイッチ３０をオフし、フォトダイオード１
５の信号を排除する。
【００１７】つぎに、フォトダイオード１６とフォトダ
イオード２２のレベルを比較する。これも、同じくコン
パレータ２４がスイッチ３１をオフし、フォトダイオー
ド１６の信号を排除する。
イオード２２のレベルを比較する。これも、同じくコン
パレータ２４がスイッチ３１をオフし、フォトダイオー
ド１６の信号を排除する。
【００１８】フォトダイオード１７以降のレベルは、フ
ォトダイオード２２とΔＶのレベル差がないため、その
まま信号を通過させ増幅器３８で増幅される。
ォトダイオード２２とΔＶのレベル差がないため、その
まま信号を通過させ増幅器３８で増幅される。
【００１９】このように、正規方向から入った信号のみ
を増幅し、次段に信号を送出する。また、誤信号を復調
することなく正規信号のみを使用することによりユーザ
ーにより精度の高い情報を提供できる。
を増幅し、次段に信号を送出する。また、誤信号を復調
することなく正規信号のみを使用することによりユーザ
ーにより精度の高い情報を提供できる。
【００２０】
【発明の効果】本発明によれば、正規車線の光ビーコン
信号以外を排除することが出来るため、受信データの高
精度化が可能になるという効果がある。
信号以外を排除することが出来るため、受信データの高
精度化が可能になるという効果がある。
【図１】本発明の第一実施例に係わる光ビーコンのシス
テム構成図である。
テム構成図である。
【図２】光信号検出回路の構成図である。
【図３】光信号のセンサーの説明図である。
【図４】光信号の指向性の説明図である。
【図５】光信号のレベルの説明図である。
【図６】光信号処理回路の構成図である。
１…路側送信機、２…フォトダイオード、３…増幅部、
４…論理変換部、５…フォトダイオード、６…遮光板、
７〜１４…フォトダイオード、１５〜２２…フォトダイ
オード、２３〜２９…コンパレータ、３０〜３７…スイ
ッチ、３８…増幅器。
４…論理変換部、５…フォトダイオード、６…遮光板、
７〜１４…フォトダイオード、１５〜２２…フォトダイ
オード、２３〜２９…コンパレータ、３０〜３７…スイ
ッチ、３８…増幅器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 光秀 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器事業部内
Claims (3)
- 【請求項１】路側に設置された光ビーコン送信機から発
信される信号を受信し、前記信号中に含まれる情報を車
載の表示装置に表示する車載ビーコン受信機において、
前記路側に設置された正規車線側の光ビーコン送信機の
信号以外であれば受信処理を行わないことを特徴とする
車載ビーコン受信機。 - 【請求項２】路側に設置された光ビーコン送信機から発
信される信号を受信し、前記信号中に含まれる情報を車
載の表示装置に表示する車載ビーコン受信機において、
前記路側に設置された正規車線側の光ビーコン送信機の
信号と他車線の信号を選択的に取り出し正規車線の信号
のみを処理することを特徴とする車載ビーコン受信機。 - 【請求項３】路側に設置された光ビーコン送信機から発
信される信号を受信し、前記信号中に含まれる情報を車
載の表示装置に表示する車載ビーコン受信機において、
前記路側に設置された正規車線側の光ビーコン送信機の
信号と他車線の信号を選択的に取り出すことの出来るフ
ォトダイオード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9302485A JPH11144188A (ja) | 1997-11-05 | 1997-11-05 | 車載ビーコン受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9302485A JPH11144188A (ja) | 1997-11-05 | 1997-11-05 | 車載ビーコン受信機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11144188A true JPH11144188A (ja) | 1999-05-28 |
Family
ID=17909531
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9302485A Pending JPH11144188A (ja) | 1997-11-05 | 1997-11-05 | 車載ビーコン受信機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11144188A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020035174A (ja) * | 2018-08-30 | 2020-03-05 | 先進モビリティ株式会社 | 目標軌跡の生成方法 |
-
1997
- 1997-11-05 JP JP9302485A patent/JPH11144188A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020035174A (ja) * | 2018-08-30 | 2020-03-05 | 先進モビリティ株式会社 | 目標軌跡の生成方法 |
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